JP3132682B2 - 電気掃除機およびそのホース - Google Patents

電気掃除機およびそのホース

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JP3132682B2 JP03263920A JP26392091A JP3132682B2 JP 3132682 B2 JP3132682 B2 JP 3132682B2 JP 03263920 A JP03263920 A JP 03263920A JP 26392091 A JP26392091 A JP 26392091A JP 3132682 B2 JP3132682 B2 JP 3132682B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機本体と手許
操作部とをホース体内に配設された電線にて電気的に接
続した電気掃除機のホースおよびこのホースを備えた電
気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機本体と手許操
作部とをホース体内に配設された電線にて電気的に接続
するものとしては、えば図8および図9に示す構成の
ものが知られている。
【0003】この図8および図9に示すホース体1は、
軟質塩化ビニールなどの筒状のホース表皮2の内面に電
源信号線3が当接接続されているもので、電源信号線3
が位置する部分のホース表皮2の部分は突出され、ホー
ス表皮2の表面は蛇腹状になっている。
【0004】また、電源信号線3は、被膜4を有する導
線5と被膜を有さない硬鋼線6との周囲に略均一の肉厚
のポリプロピレンなどの被覆7が形成されている。
【0005】しかしながら、この図8および図9に示す
従来例の場合、図8に示すようにホース表皮2側は、ホ
ース表皮2および被膜4の二重構造のため、必要以上に
肉厚が厚くなりホース体1としての総重量が重くなると
ともに、コストが上昇する。
【0006】反対に、被膜4の肉厚を薄くするとホース
表皮2に接していないホース体1の中心軸側の肉厚が非
常に薄くなり、ホース体1内に鋭利なものが吸引された
際、被覆7および被膜4に傷がつき導線5あるいは硬鋼
線6が露出してしまう問題を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばホー
ス体の先端に回転体を回転駆動させる電動機を備えた吸
込口体を接続し、この吸込口体の電動機を駆動させて掃
除する構成では、吸込口体の電動機に給電するための電
源線と、手許操作部に配設され電動送風機の駆動状態を
設定操作するスイッチを備えた操作手段を電気的に接続
する信号線との2線をホース体に配設する必要がある。
そして、2線を独立した状態でホース体に組み付ける
と、ホース体の製造が煩雑となることから、図8および
図9に示すような2線を一体に被覆した電源信号線を用
いて形成する必要がある。
【0008】しかしながら、導線の重量が被覆部材に比
して重いので、さらなる軽量化を図る必要がある。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、安全性を低下させることなく軽量化およびコストダ
ウンを図った電気掃除機のホースおよびこのホースを備
えた 電気掃除機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項記載の電気掃除
のホースは、基端が電気掃除機本体に形成された吸
口に着脱自在に接続され先端に手許で操作する手許操作
部が設けられ、前記電気掃除機本体と前記手許操作部と
を電気的に接続する電線が内面に螺旋状に配設される筒
状のホース表皮を備えた電気掃除機のホースであって、
前記電線は互いに絶縁されて複数本毎に被覆され、この
被覆は前記電線の少なくともいずれか1本以上の周囲の
前記ホース表皮に接触する部分肉厚が他の部分に比べ
て薄い薄肉部を有し、この薄肉部の前記電線間に溝部が
形成されたものである。
【0011】請求項2記載の電気掃除機は、電気掃除機
本体と、この電気掃除機本体に接続される請求項1記載
の電気掃除機のホースとを具備したものである。
【0012】
【作用】請求項記載の電気掃除機のホースは、複数本
電線の周囲に互いに絶縁して形成た被覆筒状の
ホース表皮に接触する部分に他の部分に比べて肉薄の薄
肉部を形成し、この薄肉部に溝部を形成したため、ホー
表皮に接触していない部分では、傷などから従来通り
安全性を保つことができ、ホース表皮に接触する部分で
は肉厚が薄くてもホース表皮に接触しているので傷など
から安全性を保つことができ、また、薄肉部および溝部
を形成することにより軽量化およびコストダウンを図
れ、さらに、溝部により電線の端末の接続などの処理
ための加工も容易になる。
【0013】請求項2記載の電気掃除機は、軽量化およ
びコストダウンが図れ傷などから安全性を保て加工が容
易な電線を備えた電気掃除機のホースを用いることによ
り、軽量化により掃除作業が容易となるとともに、傷な
どにより短絡などで誤作動を生じることなく掃除でき
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の電気掃除機を説明するための
前提となる技術の構成を図1ないし図3を参照して説明
する。
【0015】なお、図8および図9に示す従来例に対応
する部分には、同一符号を付して説明する。
【0016】図3において、11は電気掃除機本体で、こ
の電気掃除機本体11には吸込口12が形成され、この吸込
口12は電気掃除機本体11内に内蔵された図示しない電動
送風機により吸気し、この吸気風中の塵埃を集塵フィル
タで集塵した後、排気口から排気する。また、この吸込
口12には、ホース体1の基端が着脱自在に接続され、こ
のホース体1の先端には後方に向けて分岐された形状
手許で操作する手許操作部13が設けられている。また、
この手許操作部13の先端には、伸縮自在の延長管14を介
して吸込口体15が取り付けられている。
【0017】また、ホース体1は、図1および図2に示
すように、軟質塩化ビニールなどの筒状のホース表皮2
の内面に電源信号線3が螺旋状に当接接続されているも
ので、電源信号線3が位置する部分のホース表皮2の部
分は突出され、ホース表皮2の表面は蛇腹状になってい
る。
【0018】さらに、電源信号線3は、高圧側の被膜4
を有する電線としての導線5と、骨格および低圧側の被
膜を有さない電線としての硬鋼線6との周囲にポリプロ
ピレンなどの被覆7が被覆されている。なお、高圧側の
導線5は吸込口体15の回転ブラシを駆動する電動機に給
電し、低圧側の硬鋼線6は電気掃除機本体11の電動送風
機からの制御信号を送信する。
【0019】そして、この被覆7には、図1に示すよう
に、ホース表皮2に接触した肉厚aがホース体1の中心
軸側の肉厚bより薄い薄肉部7aが形成されている。
【0020】このように、被膜4を有する導線5と硬鋼
線6の周囲に形成された被覆7は、ホース表皮2に接触
する薄肉部7aの肉厚aは、ホース体1の中心軸側の肉厚
bに比べて薄くなっているため、ホース表皮2に接触し
ていない部分では、図8に示す肉厚bと同一厚であるの
で、ホース体1内に吸引された鋭利なごみなどにより、
従来通り傷などから安全性を保つことができる。
【0021】また、ホース表皮2に接触する薄肉部7aで
は肉厚aが肉厚bに対して薄くても、ホース表皮2に接
触しているので、被覆7およびホース表皮2の二重の厚
さで規格以上の肉厚とし、傷などから安全性を保つこと
ができ、また、肉厚を薄くすることによりホース体1の
軽量化およびコストダウンを図れる。
【0022】次に、本発明実施例を図4ないし図6
を参照して説明する。
【0023】この図4ないし図6に示す実施例は、図
1ないし図3に示す前提となる技術の構成において、導
線5は周囲に被膜4を有さないものである。
【0024】そして、高圧側になる導線5の周囲では、
ホース表皮2側に接触する被覆7の薄肉部7a肉厚aを、
ホース表皮2側に接触しない部分の被覆7の肉厚bより
薄くし、低圧側になる硬鋼線6の周囲では、ホース表皮
2側に接触する部分の被覆7の肉厚およびホース表皮2
側に接触しない部分の被覆7の肉厚と略同一にしてい
る。なお、ホース表皮2に接触しない側の被覆7の肉厚
bも、ホース表皮2に接触する側の被覆7の肉厚aにホ
ース表皮2の肉厚を加えた肉厚も、いずれも規定の肉厚
以上になるように設定されている。
【0025】さらに、薄肉部7a側の導線5と硬鋼線6と
の間には、導線5および硬鋼線6の長手方向に沿って、
断面略V字状の溝部7bが形成され、この溝部7bの反対面
には、この溝部7bより深さが浅いU字状の凹部7cが形成
されている。
【0026】このように、被膜4を有する導線5と硬鋼
線6の周囲に形成された被覆7は、 ホース表皮2に接触
する薄肉部7aの肉厚aがホース体1の中心軸側の肉厚b
に比べて薄くなっているため、ホース表皮2に接触して
いない部分では、図6に示す肉厚bと同一厚であるの
で、ホース体1内に吸引された鋭利なごみなどにより、
従来通り傷などから安全性を保つことができる。
【0027】また、ホース表皮2に接触する薄肉部7aで
は肉厚aが肉厚bに対して薄くても、ホース表皮2に接
触しているので、被覆7およびホース表皮2の二重の厚
さで規格以上の肉厚とし、傷などから安全性を保つこと
ができ、また、肉厚を薄くすることによりホース体1の
軽量化およびコストダウンを図れる。
【0028】さらに、ホース表皮2に接触する側の溝部
7bを深いV字型にすることにより、被覆7の肉量を減ら
すことができ、軽量化およびコストダウンを図ることが
できるとともに、電源信号線3の加工などの作業を容易
にすることができ、また、ホース表皮2に接触しない側
の凹部7cを浅いU字状にすることにより、風路内の空気
抵抗を抑えることができる。
【0029】なお上記図4ないし図6に示す実施例に
おいて、例えば図7に示すように、ホース体1の風路側
の凹部7cは形成しなくてもよい。この図7に示す構成に
よれば、ホース体1の風路内の空気抵抗が減少する。
【0030】
【発明の効果】請求項記載の電気掃除機のホースによ
れば、複数本の電線の周囲に互いに絶縁して形成た被
ホース表皮に接触する部分に他の部分に比べて肉薄
形成し薄肉部に溝部を形成したため、ホース表皮
接触していない部分では、傷などから従来通り安全性を
保つことができ、ホース表皮に接触する部分では肉厚が
薄くてもホース表皮に接触しているので傷などから安全
性を保つことができ、また、薄肉部および溝部を形成す
ることにより軽量化およびコストダウンを図れ、さら
に、溝部により電線の端末の接続などの処理のための
工も容易にできる。
【0031】請求項2記載の電気掃除機によれば、軽量
化およびコストダウンが図れ傷などから安全性を保て加
工が容易な電線を備えた電気掃除機のホースを用いるこ
とにより、軽量化により掃除が容易にできるとともに、
傷などにより短絡などで誤作動を生じることなく掃除で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機を説明するための前提とな
る技術の構成のホース体を示す断面図である。
【図2】同上一部を切り欠いた側面図である。
【図3】同上電気掃除機の外観を示す斜視図である。
【図4】本発明の電気掃除機実施例のホース体を示
す断面図である。
【図5】同上一部を切り欠いた側面図である。
【図6】同上一部を切り欠いた斜視図である。
【図7】本発明の他の実施例のホース体を示す断面図で
ある。
【図8】従来例の電気掃除機のホース体を示す断面図で
ある。
【図9】同上一部を切り欠いた側面図である。
【符号の説明】
1 ホース体 5 電線としての導線 6 電線としての硬鋼線 7 被覆 7a 薄肉部 7b 溝部 11 電気掃除機本体 12 吸込口 13 手許操作部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−268717(JP,A) 特開 昭61−50542(JP,A) 特開 平3−295526(JP,A) 特開 平4−28325(JP,A) 特開 平4−44732(JP,A) 実開 昭62−136961(JP,U) 実開 平1−157651(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端が電気掃除機本体に形成された吸
    口に着脱自在に接続され先端に手許で操作する手許操作
    部が設けられ、前記電気掃除機本体と前記手許操作部と
    を電気的に接続する電線が内面に螺旋状に配設される筒
    状のホース表皮を備えた電気掃除機のホースであって、 前記電線は互いに絶縁されて複数本毎に被覆され、 この被覆は前記電線の少なくともいずれか1本以上の周
    囲の前記ホース表皮に接触する部分肉厚が他の部分に
    比べて薄い薄肉部を有し、この薄肉部の前記電線間に溝
    部が形成されたことを特徴とした電気掃除機のホース
  2. 【請求項2】 電気掃除機本体と、 この電気掃除機本体に接続される請求項1記載の電気掃
    除機のホースと を具備したことを特徴とした電気掃除
    機。
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