JP3132050U - 支柱建て込み孔保護用袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】この考案は、支柱建て込みのために形成した円孔を簡単に土留めすることができ、支柱建て込み作業を容易にすることができる支柱建て込み孔保護用袋を提供することを目的とする。
【解決手段】上述の課題を解決するため、この考案の支柱建て込み孔保護用袋1は、円柱状で高伸縮性の素材よりなる内袋2と、内袋2の外側に設けられ、円筒状で内袋2より低伸縮の素材よりなる外袋3と、内袋2に流体を導入する注入口4と、注入口4に設けられた逆止弁5と、注入口4に着脱可能に設けられた蓋取付け部材6を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この考案は、電柱などの支柱を建て込むために地中に掘削された孔を保護するための物品の形状および構造に関するものである。
側溝や水道管などを設置するために地中に溝を形成する場合、鋼矢板や簡易矢板などの土留め部材によって溝の側面を支持しながら作業を進める。また、鋼矢板や簡易矢板以外にも、エアバッグにより側溝を土留めすることが、特許文献1から特許文献3などに記載されている。
一方、電柱などの支柱を建て込む場合には地中に円孔を掘削するが、鋼矢板など平面状のされた土留め部材では、円柱状の孔の土留めを行うことができない。したがって、一旦、円孔の掘削を開始したら、支柱の設置が完了するまで作業を中断することができない。
特開平10−280413号 特開2002−275897号 特開2002−275898号
電柱などの支柱の設置において、施工現場の土質などによっては作業が長引いて、その日の内に完了することが困難な場合があるが、作業を再開するまでの間、地中に形成された円孔を保護する有効な手段はない。また、孔の形成に要する時間は正確に予想しがたいため、設置する電柱等を予め現場に搬送し、建て込みを開始するまでその現場で保持される。しかし、市街地など作業空間が狭く人通りの多い作業現場において、電柱のような長い部材を長時間にわたって置くことは不便である。
特許文献1から特許文献3に記載されたエアバッグはいずれも溝の保護用のものであり、円柱状の孔の土留めに適用できない。
この考案は、支柱建て込みのために形成した円孔を簡単に土留めすることができ、支柱建て込み作業を容易にすることができる支柱建て込み孔保護用袋を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、この考案の支柱建て込み孔保護用袋は、
円柱状で高伸縮性の素材よりなる内袋と、
内袋の外側に設けられ、円筒状で内袋より低伸縮の素材よりなる外袋と、
内袋に流体を導入する注入口と、
注入口に設けられた逆止弁と、
注入口に着脱可能に設けられた蓋取付け部材を有することを特徴とする。
この考案の支柱建て込み孔保護用袋は、地中に形成された円柱状の孔の側壁を効果的に支持し、孔を保護できるという効果を有する。設置および撤去が容易であり、使用しやすいという効果を有する。このため、円孔の形成後に作業中断することもでき、支柱建て込み工事を容易で柔軟性のあるものにすることができる。
この考案を実施するための最良の形態について説明する。図1は支柱建て込み孔保護用袋を示す断面図である。この支柱建て込み孔保護用袋1は、円柱状で高伸縮性の素材よりなる内袋2と、内袋2の外側に設けられ、円筒状で内袋2より低伸縮の素材よりなる外袋3と、内袋2に流体を導入する注入口4と、注入口4に設けられた逆止弁5と、注入口4に着脱可能に設けられた蓋取付け部材6を有する。
内袋2と外袋3は概ね円筒状であり、流体を注入して膨らませたときに、対象となる孔を塞ぐことができる程度の大きさである。たとえば、電柱を建て込むための孔に適用する場合には、直径450mm、長さ2500mm程度とすることができる。
内袋2は気密性と高伸縮性を備えた素材により形成される。たとえば、ゴムや伸縮性の合成樹脂などが使用できる。
外袋3は、内袋2より伸縮性の低い素材より形成される。なるべく伸縮性が低く、しかも石などと接触しても破れにくい丈夫な素材が好ましく、たとえば布や工事用ビニールシート、テント用シートなどの素材が使用できる。
図2は支柱建て込み孔保護用袋の上部を示す拡大詳細図である。注入口4を構成する部材は内袋2および外袋3の上部の中心には、内袋2に流体を導入するための注入口4が設けられている。注入口4を構成する部材は内袋2および外袋3に固定されている。中心部には流体が通過するための孔が貫通しているとともに、この孔の内壁にはネジ溝が形成されている。また、この注入口4の下部には逆止弁5が取り付けられている。ここでは、ゴム等の弾性素材の板を使用している。このゴム等の弾性素材の板の一部を注入口4に固定し、他の部分は接続されていない状態にし、その接続されていない部分は内袋2の内部に向けて折り曲げることができるようになっている。したがって、上部より外力がかかったときは、弾性素材の板の一部が内袋2の内部に向けて折り曲がり、流体が内袋2の内部に流入できる状態になる。一方、上部より、すなわち内袋2の内部より力が加わったときは、弾性素材の板は注入口4を塞ぐように密着する。
注入口4には着脱可能なように、蓋取付け部材6が設けられている。蓋取付け部材6は、中心部が中空となった略円筒状の部材であり、外周部には注入口4に係合するネジが形成されている。
次にこの支柱建て込み孔保護用袋の使用方法について図1に基いて説明する。支柱建て込むために形成された円孔xに支柱建て込み孔保護用袋1を挿入する。このとき、支柱建て込み孔保護用袋1は内部の流体を完全に抜いておくか、あるいは円孔xに容易に挿入できる範囲内である程度流体を注入しておく。また、蓋取付け部材6を注入口4に取り付けておく。
ついで、流体を供給するためのホース7を注入口4に差し込み、流体を内袋2に注入する。ここでは、工事用の汎用のコンプレッサー(図示省略)をホース7に接続し、空気を注入する。流体としては、空気以外に水を使用してもよい。さらに、まず水を少し注入し、そのあとに空気を注入することによって、支柱建て込み孔保護用袋1を地中から浮き上がりにくくすることも可能である。
内袋2が十分膨らんで、外袋3が円孔xの側壁をつよく押す程度になれば、流体の注入を中止し、ホース7を抜く。以上、極めて簡単な作業によって円孔の土留め作業は完了する。蓋取付け部材6に蓋8を取り付けることによって、内部の逆止弁5を保護する。工事を中断する場合には、この円孔xの周りをフェンス等で囲って、通行者が進入しないようにすることが好ましい。
ついで、支柱建て込み孔保護用袋1の撤去について説明する。蓋8を取り外し、注入口4にホースを挿入する。ここで、ホースの先端によって逆止弁5を内部に押し込むようにする。こうして、内袋2の内部の流体を排出する。流体の排出を終えたら、支柱建て込み孔保護用袋1を取り出す。円孔xは支柱建て込み孔保護用袋1によって元の形状を維持しているので、そのまま支柱を建て込むことができる。流体を抜いた支柱建て込み孔保護用袋1は小さくなり、簡単に移動させることができる。
支柱建て込み孔保護用袋を示す断面図である。 支柱建て込み孔保護用袋の上部を示す拡大詳細図である。
符号の説明
1.支柱建て込み孔保護用袋
2.内袋
3.外袋
4.注入口
5.逆止弁
6.蓋取付け部材
7.ホース
8.蓋
x.円孔

Claims (1)

  1. 円柱状で高伸縮性の素材よりなる内袋と、
    内袋の外側に設けられ、円筒状で内袋より低伸縮の素材よりなる外袋と、
    内袋に流体を導入する注入口と、
    注入口に設けられた逆止弁と、
    注入口に着脱可能に設けられた蓋取付け部材を有することを特徴とする支柱建て込み孔保護用袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109056749A (zh) * 2018-09-06 2018-12-21 山东科技大学 一种内嵌钢性蛇皮管骨架的干料成品袋及方法

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