JP3132042U - なす環吊り下げ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者がなす環に物を吊り下げて、歩いたり走ったりしても、なす環が回動または揺動せず、耳障りな雑音が発生することなく、さらになす環から吊り下げた物を取り外すとき、またなす環を取り替えるときは、なす環が回動または揺動可能として、吊り下げた物を取り外したり、なす環を取り替える作業を容易に行えるなす環吊り下げ具を提供する。
【解決手段】鞄Bへの固着部1と、なす環2の鞄Bへの接触を防ぐための当接板3と、前記なす環2の上部を回動自在に保持する保持部4とを有し、前記当接板3の下部に前記なす環2の下部を係脱自在に係止する係止部12を設けたものとしている。
【選択図】図2

Description

この考案は、ランドセルなどの鞄において、その鞄のマチ部などに取り付けるなす環の吊り下げ具に関するものである。
従来、この種のなす環吊り下げ具としては、例えば図5に示したように、当て板21の表面に反射シート22を貼着し、その当て板21に、なす環23を枢支重合してなるものとしている。
前記当て板21は、主板24に取付け片25を延出すると共に、その取付け片25の基端部分を裏面に開口する膨出部26としている。前記なす環23は、主枠23aに副枠23bを連繋部23cを介して連設し、その連繋部23cに基端を回動自在に取り付けたばね材28の遊端を、主枠23aに設けた鉤部29の先端内面に圧接させ、副枠23bを前記膨出部26に回動自在に嵌合するようにしている(特許文献1)。
このように構成された従来のなす環吊り下げ具は、なす環23が回動または揺動したとしても、鞄の外側板30の表面は、当て板21で保護されているから、擦り傷等が付くことがないとしている。さらに、なす環23が回動または揺動するたびに、当て板21に貼着してある反射シート22が見え隠れし、その反射具合を微妙に変えることになる。したがって、ドライバー等は鞄を背負っている児童等に気付き易く、交通事故から守ることができるとしている。
さらに、この種のなす環吊り下げ具としては、例えば図6に示したように、鞄に対するなす環31の接触を防ぐための当接板32と、なす環31を保持するための掛止部33と、から構成している。
前記掛止部33は、当接板32の一面側の中間位置に設けている。この当接板32の上部には、マチベルト34用の開放された設置スペース35を形成している。さらに、この設置スペース35には、前記マチベルト34を固定するための当接板32とは分割された保持手段36を備えたものとしている(特許文献2)。
このように構成された従来のなす環吊り下げ具は、マチベルト34の保持手段36を当接板32と分割して備えているので、マチベルト34の鞄への取り付け作業が従来に比べ格段に効率よく行えるとしている。
登録実用新案第3017531号公報(図1) 特開2002−34628号公報(図1)
ところで、この種のなす環吊り下げ具は、生産性やコスト性などの点から通常、合成樹脂の成形品としている。また、なす環は、強度性などの点から通常、金属ダイカスト品としている。
そのため、図5に示した従来のなす環吊り下げ具では、上記したようになす環23が回動または揺動したときに、なす環23が当て板21に当たって、「カチカチ」、「コトコト」など、学童等の使用者に耳障りな雑音が発生するという問題点を有していた。
さらに、図6に示した従来のなす環吊り下げ具でも、なす環31が回動または揺動したときに、なす環31が当接板32に当たって、図5に示したものと同様に、学童等の使用者に耳障りな雑音が発生するという問題点を有していた。
そこで、この考案は、上記従来の問題点を解決するものであり、学童等の使用者がなす環に物を吊り下げて、歩いたり走ったりしても、なす環が回動または揺動せず、耳障りな雑音が発生することなく、さらになす環から吊り下げた物を取り外すとき、またなす環を取り替えるときは、なす環が回動または揺動可能として、吊り下げた物を取り外したり、なす環を取り替える作業を容易に行えるなす環吊り下げ具を提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この考案のなす環吊り下げ具は、鞄Bへの固着部1と、なす環2の鞄Bへの接触を防ぐための当接板3と、前記なす環2の上部を回動自在に保持する保持部4とを有し、前記当接板3の下部に前記なす環2の下部を係脱自在に係止する係止部12を設けたものとしている。
そして、この考案のなす環吊り下げ具は、前記固着部1を、鞄Bのマチ部5に設けたマチベルト5aに固着するようにしたものとしている。
さらに、この考案のなす環吊り下げ具は、前記なす環2を、上リング体2aと下リング体2bとを連結したものとし、この下リング体2bに、この下リング体2bを左右に二等分するように補強枠11を設け、この補強枠11を前記係止部12に係止したものとしている。
また、この考案のなす環吊り下げ具は、前記係止部12を、前記補強枠11の側方に位置させたものとしている。
この考案は、以上に述べたように構成されているので、学童等の使用者がなす環に物を吊り下げて、歩いたり走ったりしても、なす環が回動または揺動せず、耳障りな雑音が発生することがなくなった。さらに、なす環から吊り下げた物を取り外すとき、またなす環を取り替えるときは、なす環が回動または揺動可能として、吊り下げた物を取り外したり、なす環を取り替える作業を容易に行えるものとなった。
以下、この考案の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、この考案のなす環吊り下げ具は、合成樹脂の成形品よりなり、ランドセルなどの鞄Bへの固着部1と、なす環2の鞄Bへの接触を防ぐための当接板3と、なす環2の上部を回動自在に保持する保持部4とを有している。
固着部1は、断面形状を略コ字状とした表当板1aと、前記当接板3の上部に突設した裏当板1bで囲まれた部分に空間Sを形成している。そして、この空間Sにランドセルなどの鞄Bのマチ部5に設けたマチベルト5aを挿入し、表当板1aに設けたリベット孔6から裏当板1bに設けたリベット孔7にリベットRを貫通させて、このマチベルト5aをリベット止めして、固着するようにしている。
なす環2は、金属ダイカスト品としており、横長の丸形状とした上リング体2aと縦長の丸形状とした下リング体2bとを連結したものとし、その連結部に突起8を設け、この突起8と対向する位置の下リング体2bの下部に鉤部9を設けている。そして、前記突起8に、縦長の長方形状としたばね材10の基端を回動自在に取り付け、このばね材10の先端を前記鉤部9の先端内面に圧接するようにしている。さらに、前記下リング体2bには、この下リング体2bを左右に二等分するように補強枠11を設けたものとしている。
当接板3は、下端が丸みを帯びた縦長の長方形状とし、前記なす環2の外形より大きく形成している。この当接板3の下部には、前記なす環2の下部を係脱自在に係止する係止部12を設けたものとしている。この係止部12は、前記補強枠11の下部の側方に位置させたものとしている。すなわち、この係止部12は、当接板3に設けた突起としており、その突起の中央に前記なす環2の補強枠11の下部を無理嵌めするようにした縦溝12aが形成されている。そして、この縦溝12aに前記補強枠11の下部を無理嵌めし、補強枠11の下部を両側方から挟み込むようにして、この補強枠11の下部を係止部12に係止したものとしている。なお、前記補強枠11の下部を係止部12の縦溝12aに無理嵌めするようにするには、例えば図示したように、係止部12の縦溝12aの開口端に沿って僅かな出っ張り14を設け、補強枠11の下部をその縦溝12aに押し込んだときに、この補強枠11の下部が前記出っ張り14を乗り越えるようにすればよい。
保持部4は、鉤状に曲げ加工して弾性を有するものとしており、取付空間4aを設けると共に、当接板3側に開口4bを設け、当接板3との間には、なす環2の上リング体2aを通すための隙間13を形成している。この隙間13は、上リング体2aの厚さより狭くしたものとしている。
このように構成されたこの考案のなす環吊り下げ具は、ランドセルなどの鞄Bのマチ部5に取り付けられ、次のようにして使用される。
この考案のなす環吊り下げ具をランドセルなどの鞄Bのマチ部5に取り付けるには、図2〜4に示すように、固着部1の空間Sに、前記鞄Bのマチ部5に取り付けられているマチベルト5を挿入し、前記したように表当板1aに設けたリベット孔6から裏当板1bに設けたリベット孔7にリベットRを貫通させて、このマチベルト5をリベット止めして固着する。
さらに、前記なす環吊り下げ具になす環2を取り付けるには、なす環2の上リング体2aを保持部4の隙間13から押し込んで、さらに開口4bに通せば、この保持部4の取付空間4aになす環2の上リング体2aが入り込むことになる。この状態でなす環2の下リング体2bを当接板3に押し当てれば、この下リング体2bに設けた補強枠11の下部が、当接板3に設けた係止部12の縦溝12aに無理嵌めされ、この係止部12に係止される。この場合、前記係止部12は、補強枠11の下部の側方に位置するので、なす環2の外側に突出して邪魔になることがなく、また補強枠11の下部との係止具合も視認し易いものとなる。
したがって、前記なす環吊り下げ具になす環2が取り付けられた状態では、学童等の使用者がなす環2に給食袋などの小物を吊り下げて、歩いたり走ったりしても、なす環2が回動または揺動せず、耳障りな雑音が発生することがない。
さらに、前記なす環2から給食袋などの小物を取り外すときは、給食袋などの下げ紐を手前に引けば、前記係止部12の縦溝12aから前記補強枠11の下部が外れ、なす環2が回動または揺動するので、給食袋などの下げ紐をなす環2から外し易い角度にして、その下げ紐をなす環2から外すことができる。
また、前記なす環2が破損するなどして、そのなす環2を取り替えるときは、なす環2を手前に引けば、前記したのと同様に係止部12の縦溝12aから前記補強枠11の下部が外れるので、なす環2を回動または揺動する状態にして、なす環2の上リング体2aを保持部4の取付空間4aから開口4b側に移動させ、隙間13から引き抜いて、破損するなどしたなす環2をなす環吊り下げ具から取り外す。そして、前記なす環吊り下げ具に新しいなす環2を前記したようにして、再度取り付ければ、なす環2を取り替えることができる。
なお、前記なす環2をなす環吊り下げ具に取り付けたり外したりするときに、なす環2の上リング体2aは、その厚さより狭い隙間13を通ることになる。このとき、なす環2の上リング体2aが、前記隙間13に挟まれるが、保持部4が弾性変形して隙間13が広がることになり、そのままなす環2の上リング体2aを押し込んだり引き抜いたりすれば、このなす環2をなす環吊り下げ具に取り付けたり外したりする作業が容易に行えるものとなる。
この考案のなす環吊り下げ具の一実施形態を示す斜視図である。 この考案のなす環吊り下げ具になす環を吊り下げた状態を示す斜視図である。 この考案のなす環吊り下げ具になす環を吊り下げて、ランドセルに取り付けた状態を示す断面図である。 この考案のなす環吊り下げ具になす環を吊り下げて、ランドセルに取り付けた状態を示す説明図である。 従来のなす環吊り下げ具の一例を示す斜視図である。 従来のなす環吊り下げ具の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 固着部
2 なす環
2a 上リング体
2b 下リング体
3 当接板
4 保持部
5 マチ部
5a マチベルト
11 補強枠
12 係止部
B 鞄

Claims (4)

  1. 鞄(B)への固着部(1)と、なす環(2)の鞄(B)への接触を防ぐための当接板(3)と、前記なす環(2)の上部を回動自在に保持する保持部(4)とを有し、前記当接板(3)の下部に前記なす環(2)の下部を係脱自在に係止する係止部(12)を設けたことを特徴とするなす環吊り下げ具。
  2. 前記固着部(1)が、鞄(B)のマチ部(5)に設けたマチベルト(5a)に固着するようにしたものであることを特徴とする請求項1記載のなす環吊り下げ具。
  3. 前記なす環(2)を、上リング体(2a)と下リング体(2b)とを連結したものとし、この下リング体(2b)に、この下リング体(2b)を左右に二等分するように補強枠(11)を設け、この補強枠(11)を前記係止部(12)に係止したことを特徴とする請求項1記載のなす環吊り下げ具。
  4. 前記係止部(12)を、前記補強枠(11)の側方に位置させたことを特徴とする請求項1記載のなす環吊り下げ具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7483258B2 (ja) 2020-09-04 2024-05-15 株式会社ケントク 鞄用小物吊り下げ具

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