JP3131900U - 網戸の網張り具 - Google Patents

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Abstract

【目的】ビードに使用される塩化ビニル材製の紐は硬い方が伸縮がしにくく弛みも出にくいので作業がしやすくて都合が良いが、巻いた状態で店頭に並べると日数が経つにつれて折れや切れを生じてしまうことがある。このような理由から比較的軟質のビードが売られることが多い。ところが、ビードの硬軟にかかわらず、ローラーによる圧入作業はビードを押し進めていく過程でどうしてもビードを伸ばしてしまう。そこで、本考案ではローラーせずにビードの圧入を行って網やビードが伸びたり撓んだりせずに網を均一に張ることができ、仕上がり状態が良好な網戸の網張り具を提供することを目的とする。
【構成】合成樹脂材製等からなる片手で把持できるへらであって把持部の両端部を大小二つの径を有する円弧状に形成すると共に、当該円弧の端部を尖らせてフレームのコーナー等の細かい作業を行えるように構成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、網戸フレームに網戸を張り替えために利用される道具に関するものである。より詳しくは網戸フレームに設けた網受け溝に防虫網と共に網押えロープを連続的に圧入することができる網張り道具に関するものである。
網戸はアルミニウム合金等を素材とするフレームに、合成樹脂材製等の防虫網を張ったものであって、網戸フレームへの防虫網の取り付け作業はまず、網戸フレームに防虫網を被せ、フレームの内周部に沿って形成された網受け溝にゴム製の網押えロープ(ビード)を防虫網と共に押し込むと言った手順で行われている。
従来このような網戸の網張り作業を自動で行う場合には網戸用防虫網の張設装置が使用されている。(特開平10−217206)
この装置は圧入ローラーでビードを網と共に網受け溝内に圧入する圧入ローラーとカッターとロープ巻回アームを備えており、フレームの網受け溝への網押えロープの圧入開始からロープを切断、巻きつけて次の網押えロープ圧入の準備に至る一連の作業をすべて人出をかけることなく連続的に行うものである。
一方、手作業で網張り作業を行う場合にも網張りローラーが使用されている。
特開2006−194056号公報に記載された発明は網を枠辺に押し付けていく機能を有する特殊具を取り付けた網張りローラーであって張りむらをなくして網の膨れや皺を軽減することを目的とするものである。
又、同様に手作業で網戸の網張り作業を行う際に使用される道具として図1に示すような網張りローラーが市販されている。
網張りローラー1は大小二つの直径を有する車2、3を把持部4の各端部に転動可能に取り付けており、細い幅のビードを圧入するときは小さい径のローラーを使用し、網戸枠の四隅等細かい作業が必要なときには把持部に設けられた、角専用の尖った押し込み部4aを使用する。
特開平10−217206号公報 特開2006−194056号公報
網戸の網張り作業を自動化した装置も、手作業で行う場合に使用される道具のいずれにおいても網及びビードの圧入にはローラーが使用されている。
ローラーによる圧入作業では、ビードを前方へ押圧しながら圧入するためにビードや網が伸びやすく弛みも生じやすい。
ビードに使用される塩化ビニル材製の紐は硬い方が伸縮がしにくく弛みも出にくいので作業がしやすくて都合が良いが、巻いた状態で店頭に並べると日数が経つにつれて折れや切れを生じてしまうことがある。また、メーカーや種類によって網戸フレームの網受け溝の大きさが異なる場合であっても柔らかいビードは押し込むことで溝へ適応させることができる。このような理由からホームセンター等の量販店の店頭には比較的軟質のビードが売られることが多い。
ところが、ビードの硬軟にかかわらず、ローラーによる圧入作業はビードを押し進めていく過程でどうしてもビードを伸ばしてしまう。
ビードが柔らかい場合は尚更この伸びが大きくなってしまう。
例えば全周4mを有する網戸フレームに網を張ると10cm程度のビードの伸びが生じるのである。
また、ローラーを回転させながらのビード圧入作業では手元を誤るとローラーがはずれてその勢いで防虫網を破ってしまうおそれがある。
このようなビードの伸びは網張り作業が自動であっても手動であってもローラーを有する装置や道具を使用することに起因するものである。
そこで、本考案ではローラーせずにビードの圧入を行って網やビードが伸びたり撓んだりせずに網を均一に張ることができ、仕上がり状態が良好な網戸の網張り具を提供することを目的とする。
本考案に係る網戸の網張り具は合成樹脂材製等からなる片手で把持できるへらであって把持部の両端部を大小二つの径を有する円弧状に形成すると共に、当該円弧の端部を尖らせてフレームのコーナー等の細かい作業を行えるように構成するのである。
1、ビードや網が伸びたり弛んで皺が寄ったりせずに均一に網戸を張ることができ、良好な仕上がり状態を得ることができる。
2、大小二つの厚みを有する円弧を端部に形成したのでビードの幅に合わせて使い分けることができる。又、へらの尖った先端部で網戸フレームのコーナーなどの細かい作業がしやすい。
3、てこの原理を利用して前後にへらを動かしてビードを圧入するため軽い力で作業を進めることができる。
4、ローラーのように手元が誤って勢いづいて網戸を破ることがない。
次に本考案の最適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
図2が本考案に係る網戸の網張り具5の斜視図である。網張り具5は把持部6の端部7、8を大小の径を有する円弧状に形成したへらであって、大径の円弧状に形成された端部7は厚みが3.3mmあり幅の太いビードを張る際に使用され、小径の円弧状の端部8は厚みが2.2mmあり幅の狭いビードを張る際に使用すると、ビードの幅に合わせて使い分けができて便利である。
網張り具5の大きさは片手で把持し、作業がしやすい大きさであることが好ましいが、把持部の長さや各円弧の径の大きさ更に厚みなどは限定されるものではなく、網戸フレームの網受け溝の幅やビードの幅に合わせて適宜変更可能である。
素材はAPS樹脂が適しているがその他の合成樹脂材或いは木製であっても良く、限定されるものではない。
大小二つのへらは専ら直線状にビードを張る際に使用するが網戸フレームの四隅等細かい作業にはへらの尖った端部7a、8aを使用すると仕上がりが美しい。
次に実際にこのへら5を使用して網戸を張る手順について説明する。
まず、網戸9を網戸枠10と平行になるように置く。次にビード12の端をコーナーの溝11にL型に入れ、網9を止める。そのビードを溝11の上にまっすぐに置き、網目と平行になるように注意しながらへら5を矢印に示すように、てこの要領で前後に動かしながらビード12を溝11に押さえ込んでいくのである。コーナー部ではへらの尖った端部7aや8aを使用して網やビードを圧入すると美しく仕上がる。
フレームの最初の二辺は溝11に網目が平行にあるようにビードを入れるのがポイントであるが、残りの二辺にビード12を圧入する際には手のひらで枠10の内側の網9のたるみを引っ張り加減にしてへら5で押さえ込んでいくのである。
網9の張り終わりに弛みがないことを確認した後、ビード12と余分な網をカッターナイフで切り落として網張り作業が完了するのである。
従来の網張りローラーの正面図。 本考案の網張り具の斜視図。 網張り作業を示す説明図。
符号の説明
5、網張りへら 6、把持部 7、8、円弧状端部
9、網 10、網戸フレーム 11、網受け溝
12、ビード

Claims (1)

  1. 片手で把持可能な把持部の両端部を大小二つの径を有する円弧状に形成したへらであって、各円弧の一又は二の端部を尖らせて形成したことを特徴とする網戸の網張り具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015117548A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 学 荷川取 アルミニウム製網戸枠のネット張り用四隅溝と四辺溝の留め具
JP2016044388A (ja) * 2014-08-19 2016-04-04 株式会社コンテック 網戸用ネット仮止め具

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