JP3131869U - 手摺り棒取り付け器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】握力の弱い老人や子供、病人などが手摺り棒等を握った際に手が滑りにくく、掴みやすい手摺り棒取り付け器具を提供する。
【解決手段】この手摺り棒取付け器具は、手摺り棒を握り易くするために手摺り棒の取り付けたい場所に取り付けたい間隔で取り付けることができ、手のひらとの摩擦抵抗が増して滑りにくくなるように、手摺り棒と直交する断面での外形が円形で、これと直交する断面での外形がラグビーボール状である形状に構成されている。この手摺り棒取り付け器具は、伸縮性のあるゴム系素材で構成し、分割できない構造として手摺り棒に差し込んで固定するものとしてもよい。
【選択図】図2
【解決手段】この手摺り棒取付け器具は、手摺り棒を握り易くするために手摺り棒の取り付けたい場所に取り付けたい間隔で取り付けることができ、手のひらとの摩擦抵抗が増して滑りにくくなるように、手摺り棒と直交する断面での外形が円形で、これと直交する断面での外形がラグビーボール状である形状に構成されている。この手摺り棒取り付け器具は、伸縮性のあるゴム系素材で構成し、分割できない構造として手摺り棒に差し込んで固定するものとしてもよい。
【選択図】図2
Description
この考案は手摺りの棒等をより握り易くする形状を有する棒等及び取り付け器具等に関するものである。
従来の手摺りの棒は直線及び曲線で同じ太さ、つまり途中で太くなったり、細くなったりはしない物であり、取り付けブラケット等も受け座を小さく薄く又角を丸める等なるべく、おうとつの無いように工夫されてきた。極端に言うと手摺り棒のみが空中に浮かんで固定されている状態を目指して工夫されてきた。その為、手摺り棒の何処でも同じ様に握れる、と言う事は逆に言うと、何処にも特に滑り難くなっている箇所がなかった。
その為、握力の弱い老人や子供、病人などは、手摺りを握っていても手が滑ったりする恐れがあり危険であった。
又、通常、手摺りを設置する高さは健康な大人の使い勝手にあわせて設置するため、腰の曲がった老人や背の小さな子供等には高すぎる場合が多くみられる。
又、他商品の中には手摺り棒を波状に細かく曲げた物も有るが、従来有る手摺り棒自体と取り替えなけれなならず個人では取り替え作業は難しく、商品代だけでなく取り付け費用も加算され非常に高価な物であった。
従来の手摺りには身体の状態によっては掴み難く、滑りやすい物であった。
また、手摺りが高く感じている人に対応する場合は、低い位置で平行に追加設置していたが、手摺りの間に物等が挟まり危険な状態になったり、また経済的にも費用が掛かったと言う問題点があった。
請求項1に記載された手摺り棒取り付け器具は、手摺り棒を握り易くするために手摺り棒の取り付けたい場所に取り付けたい間隔で取り付ける手摺り棒取付け器具において、
手のひらとの摩擦抵抗が増して滑りにくくなるように、手摺り棒と直交する断面での外形が円形で、これと直交する断面での外形がラグビーボール状である形状に構成されたことを特徴とする。
手のひらとの摩擦抵抗が増して滑りにくくなるように、手摺り棒と直交する断面での外形が円形で、これと直交する断面での外形がラグビーボール状である形状に構成されたことを特徴とする。
請求項2に記載された手摺り棒取り付け器具は、請求項1記載の手摺り棒取り付け器具において、伸縮性のあるゴム系素材からなり、分割できない構造であって前記手摺り棒に差し込むことにより前記手摺り棒に固定することを特徴とする。
請求項3に記載された手摺り棒取り付け器具は、手摺り棒を握り易くするために手摺り棒の取り付けたい場所に取り付けたい間隔で取り付ける手摺り棒取付け器具において、
手に触れる部分への到達点が低くなるように前記手摺り棒の下側に取り付け固定する場合と、前記手摺り棒の上側に取り付け固定する場合とを選択して前記手摺り棒に取り付けられ、前記手摺り棒に対して2箇所で取り付けられるアーチ状であることを特徴とする。
手に触れる部分への到達点が低くなるように前記手摺り棒の下側に取り付け固定する場合と、前記手摺り棒の上側に取り付け固定する場合とを選択して前記手摺り棒に取り付けられ、前記手摺り棒に対して2箇所で取り付けられるアーチ状であることを特徴とする。
なお、上記ラグビーボール状及びアーチ状の手摺り棒取り付け器具と手摺り棒を取り付ける面に取り付けるためのブラケットを、手摺り棒取り付け器具と一体に構成しても良い。
以上の器具を手摺り棒上に取り付ける(作る)事により、手摺り棒等に取り付けた器具と手のひらとの摩擦抵抗が増し、滑りにくくなり、また人間工学の点からも、人間が物を掴む時に重要となる手のひらの大きさ、手首の角度等考慮される要点の最良の状態をつくる事ができ、より滑り難く掴み易い状態を作る事ができ、各自で取り付けられるので費用も廉価にでき上記課題を解決したものである。
手摺り棒の適宜の場所に楕円・ラグビーボール状等の瘤状のふくらみを作ることにより、人間が物を掴む時に重要となる手のひらの大きさ、手首の角度等が最適な状態になることにより手摺り棒を掴み易く、手摺り棒等に作った瘤状のふくらみと手のひらとの接触面が増え摩擦抵抗が増し滑り難くなる。
上記の手摺り棒と瘤が一体の手摺り棒だけでなく、瘤状部分のみの部分も有効に手摺り棒を掴み易くする効果を持つため、瘤状部分のみの取り付け器具は手摺り棒と瘤が一体の物と比べ、取り付けたい場所に、付けたい間隔で自由に取り付け固定する事が可能となる。
アーチ状の取り付け器具(図15・図18・図20等)を手摺り棒の下側に取り付け固定した場合、手に触れる部分への到達点が低くなり、腰の曲がった老人や背の小さな子供等が握り易くなる。
アーチ状の取り付け器具(図15・図18・図20等)を手摺り棒の上側に取り付け固定した場合は上記、瘤状の取り付け器具と同等以上の握り易さ、滑りにくさを提供できる。
又、瘤状及びアーチ状取り付け器具と手摺り棒取り付けブラケット等を一体化した取り付け器具付きブラケットやエンドキャップも含まれる。(代表例として図22・図23)
但し、耐久性の向上を意図して瘤状にしたエンドブラケットは除く。
本考案意図である、手摺り棒等を握りやすく、滑り難くするための瘤及びアーチの形状は上記形状以外にも考えられるため、形状は特に限定しない。
瘤状部分の取り付け部品及びアーチ状取り付け器具の手摺り棒に固定する部分の取り付け固定方法は、取り付け器具自体及び固定する部分を分割出来る構造を有しているため、分割し、手摺り棒等を挟んで元の形に成るよう組み立て、ネジやビス、両面テープ、接着剤、溶接、圧着、熱着等で固定する。
また、分割できない構造の場合は、瘤状部分の取り付け器具自体及びアーチ状取り付け器具の手摺り棒に固定(接する)する部分を手摺り棒等に差し込み、ネジやビス、両面テープ、接着剤、溶接、圧着、熱着等で固定する。但し、瘤状部分の取り付け器具及びアーチ状取り付け器具の手摺り棒に固定する部分の素材(伸縮性のあるゴム系の素材等の場合)によっては固定する材料を使用しない場合がある。
瘤状部分の取り付け器具及びアーチ状取り付け器具の手摺り棒等に固定する部分は手摺り棒等の形状(3の形状)に合わせて変更する場合がある。
以上のように、本考案の手摺り棒取り付け器具により、手摺り棒等に取り付けた器具と手のひらとの摩擦抵抗が増し、滑りにくくなり、また人間工学の点からも、人間が物を掴む時に重要となる手のひらの大きさ、手首の角度等考慮される要点の最良の状態をつくる事ができ、より滑り難く掴み易い状態を作る事ができ、また、手に触れる部分への到達点が低くなることにより、腰の曲がった老人や背の小さな子供等が手摺り等を握り易く滑り難くなり安全性と確実性を更に高め、取り付け費用の縮小ができる。
1…手摺り棒と一体の瘤状のふくらみ部分
2…瘤状のふくらみと一体の手摺り棒
3…手摺り棒
4…瘤状の取り付け器具(球形)
5…瘤状の取り付け器具(楕円形・ラグビーボール形)
6…瘤状の取り付け器具(角形)
7…瘤状の取り付け器具(瓢箪形)
8…瘤状の取り付け器具(縦型楕円形)
9…瘤状の取り付け器具(半楕円形)
10…アーチ状取り付け器具(円形)
11…アーチ状取り付け器具(角形)
12…アーチ状取り付け器具(波形)
13…手摺り棒取り付けブラケット
2…瘤状のふくらみと一体の手摺り棒
3…手摺り棒
4…瘤状の取り付け器具(球形)
5…瘤状の取り付け器具(楕円形・ラグビーボール形)
6…瘤状の取り付け器具(角形)
7…瘤状の取り付け器具(瓢箪形)
8…瘤状の取り付け器具(縦型楕円形)
9…瘤状の取り付け器具(半楕円形)
10…アーチ状取り付け器具(円形)
11…アーチ状取り付け器具(角形)
12…アーチ状取り付け器具(波形)
13…手摺り棒取り付けブラケット
Claims (3)
- 手摺り棒を握り易くするために手摺り棒の取り付けたい場所に取り付けたい間隔で取り付ける手摺り棒取付け器具において、
手のひらとの摩擦抵抗が増して滑りにくくなるように、手摺り棒と直交する断面での外形が円形で、これと直交する断面での外形がラグビーボール状である形状に構成されたことを特徴とする手摺り棒取り付け器具。 - 伸縮性のあるゴム系素材からなり、分割できない構造であって前記手摺り棒に差し込むことにより前記手摺り棒に固定することを特徴とする請求項1記載の手摺り棒取り付け器具。
- 手摺り棒を握り易くするために手摺り棒の取り付けたい場所に取り付けたい間隔で取り付ける手摺り棒取付け器具において、
手に触れる部分への到達点が低くなるように前記手摺り棒の下側に取り付け固定する場合と、前記手摺り棒の上側に取り付け固定する場合とを選択して前記手摺り棒に取り付けられ、前記手摺り棒に対して2箇所で取り付けられるアーチ状であることを特徴とする手摺り棒取り付け器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001430U JP3131869U (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 手摺り棒取り付け器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001430U JP3131869U (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 手摺り棒取り付け器具 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003250A Continuation JP2003206607A (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 手摺り玉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3131869U true JP3131869U (ja) | 2007-05-24 |
Family
ID=43282633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007001430U Expired - Lifetime JP3131869U (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 手摺り棒取り付け器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131869U (ja) |
-
2007
- 2007-03-06 JP JP2007001430U patent/JP3131869U/ja not_active Expired - Lifetime
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