JP3131596U - 釣り用テグスの結束器 - Google Patents

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稚文 鎌田
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株式会社鎌田スプリング
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Abstract

【課題】針にテグスを簡単に結束できるようにする。
【解決手段】軸方向に長い筒本体2を用いて構成され、テグス先端8aが筒本体先端よりも先方に突出した長い状態としてテグス8が筒本体2に押さえつけられた状態でテグス先端部8aを、一巻き目でクロス8bするようにして基端側に向けて複数回テグス8が巻き付けられるテグス巻部4と、該テグス巻部4に巻き付けたテグス先端部を筒外面から筒内面に通すための長溝3と、該筒内面に通したテグス先端部を筒本体先端から引き出す引き出し路になると共に、針9の基端部を筒本体先端から抜き差し自在に挿入する挿入路にもなる筒内面部5とからなり、テグス巻部4は、前記挿入した被結束部材を筒内面部から引き出す際に、テグス巻部に巻き付けたテグスも共に引き出せるよう平滑面になっている。
【選択図】図1

Description

本考案は、釣り用のテグス(ライン、ハリス)を針に結束したり、テグス同士を結束するために用いられる釣り用テグスの結束器の技術分野に属するものである。
一般に、魚釣りをする場合、針にテグスを結束したものを用いることになるが、このような結束を行う作業は、手の器用さも要求され、しかもその手順は、魚係りした場合にテグスが滑って外れないよう確実な結束にする必要があるため、意図を潜らせたり回したりする必要があって面倒かつ煩雑であるという問題がある。
そこで偏筒状の糸保持部を備えた結束器を用いて結束するようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−215744号公報
ところがこのものは、偏筒部に設けた針係止部に針を係止した状態で該偏筒部にテグスを巻き付けて結束を行うものであるため、結束作業中に針が何かに引っかかったりして外れたりしやすく、円滑な結束作業が損なわれやすい、という問題があり、ここに本考案の解決すべき課題がある。
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の考案は、軸方向に長い筒本体を用いて構成され、該筒本体の先端部筒外面として形成され、テグス先端が筒本体先端よりも先方に突出した長い状態としてテグスが筒本体に押さえつけられ、この押さえつけ状態でテグス先端部を、一巻き目でテグスをクロスするようにして基端側に向けて複数回テグスが巻き付けられるテグス巻部と、該テグス巻部に巻き付けたテグス先端部を筒外面から筒内面に通すためのテグス通し部と、該筒内面に通したテグス先端部を筒本体先端から引き出す引き出し路になると共に、被結束部材の基端部を筒本体先端から抜き差し自在に挿入する挿入路にもなる筒内面部とからなり、テグス巻部は、前記挿入した被結束部材を筒内面部から引き出す際に、テグス巻部に巻き付けたテグスも共に引き出せるよう平滑面になっていることを特徴とする釣り用テグスの結束器である。
請求項1の考案とすることにより、確実なテグスの結束が簡単にできることになるが、針に代表される被結束部材は、テグスの巻き付け作業が全て終了した段階で筒内面部に挿入したものを、テグス巻部に巻き付けたテグスと共に引き抜くことでテグスが巻き付けられた状態に簡単にできることになり、この結果、予め被結束部材を取付けた状態でテグスの巻き掛け作業をするもののように、被結束部材がテグス巻き付け作業の途中で何かに引っかかって抜けてしまうような不具合がなく、迅速かつ確実なテグスの結束ができることになる。
次ぎに、本考案の実施の形態について、図面を用いて説明する。図面において、1は結束器であって、該結束器1は、筒本体2から構成されるが、該筒本体2は本実施の形態では円筒体によって形成されている。円筒体2の先端部は、本考案のテグス通し部になる長溝(貫通孔であっても本考案を実施することができる。)3が切欠かれ、平滑な筒外面がテグス巻部4に、筒内面がテグスおよび被結束体である針基端部を挿通する筒内面部5となっている。因みに、本実施の形態の結束器1は、先端6が傾斜状のカットになっており、また基端部にはリング7が設けられていてピンインリール等の係止具やストラップに取付けることができるようになっている。
次に結束手順について図面を用いて説明する。まず、テグス巻部4において、長溝3から周回り方向に外れた向位置テグス8を軸方向に向けて配するが、この場合、テグス8は、先端が筒本体2の先端6よりも先方に突出した長い状態として長溝3の基端側でテグス8を一方の手の親指でテグス巻部4の基端側に押さえつける(図2(A)参照)。この状態で他方の手で摘まんでいるテグス先端部8aを、テグス巻部4に巻き付ける(図2(B)参照)ことになるが、一巻き目にテグス8をクロス8bさせて基端側に巻き付けた(図2(C)参照)ものを、さらにそのまま基端側に向く状態で複数回(例えば4〜5回程度)巻きつける(図2(D)参照)。しかる後、巻き付けテグス8cよりも基端側にあるテグス先端部8aを長溝3の基端側から筒内面に入れ、筒内面部5を通して筒先端6から引き出す(図2(E)参照)。この状態で、必要ならテグス8を引っ張る等して巻き付けテグス8cを整列させる状態で寄せる(図3(A)参照)。このとき、該巻き付けテグス8cの緩みを防止するため、テグス先端部8aを長溝3から筒外面側に引き出した状態で、左右何れか一方に引っ張ってテグス巻部4と巻き付けテグス8cとのあいだに挟み込ませて挟持するようにしておいてもよい(図3(B)(C)参照。因みに、長溝に換えて孔にした場合にはこの作業はできない。)。次いで針9の基端部9aを筒本体2の先端3から通し部5に挿入し(図3(D)(E)参照)、しかる後、該挿入した針9と共に、前記巻き付けテグス8cを筒本体2から引き抜く(図4(A)参照)と、巻き付けテグス8cが針9に緩く巻き掛けられた状態となり(図4(B)参照)、この状態でテグス8を引いて巻き付けテグス8cの緩みを取り(図4(C)参照)、そして巻き付けテグス8cを針9の基端部9aに形成される係止耳9b位置まで移動させ(図4(D)参照)、さらにテグス8を確りと引っ張った後、余分なテグス8dをカットする(図4(E)参照)ことでテグスの針9への結束が完了する(図4(F)参照)。
叙述のごとく構成された本考案の実施の形態において、テグス8を、テグス巻部4に対し、一巻き目はクロスするようにして基端側に向けて複数回テグスが巻き付けた後、該テグス巻部4に巻き付けたテグス先端部8aを、筒外面から筒内面に通したものを内筒面部5を通して筒本体先端3から引き出し、この状態で針基端部9aを、筒本体先端3から抜き差し自在に挿入してから巻き付けテグス8cと共に引き出すことで、テグス8が結束手順に添って巻き付けられた状態に簡単にできることになり、この結果、予め針9を取付けた状態でテグス8の巻き掛け作業をするもののように、針9がテグス巻き付け作業の途中で何かに引っかかって抜けてしまうような不具合がなく、迅速かつ確実なテグスの結束ができることになる。
尚、本考案は前記実施の形態に限定されないものであることは勿論であって、被結束部材としては針に限定されず、テグス同士の結束にも用いることができる。この場合、両方のテグスについて前記結束作業を繰り返すことになることは言うまでもない。
(A)〜(D)はテグスの結束器の斜視図、部分拡大断面図、正面図、側面図である。 (A)〜(E)は針にテグスを結束する手順の前半の工程を示す説明図である。 (A)〜(E)は針にテグスを結束する手順の中半の工程を示す説明図である。 (A)〜(F)は針にテグスを結束する手順の後半の工程を示す説明図である。
符号の説明
1 結束器
2 筒本体
3 長溝
4 テグス巻部
5 筒内面部
6 先端
8 テグス
9 針

Claims (1)

  1. 軸方向に長い筒本体を用いて構成され、該筒本体の先端部筒外面として形成され、テグス先端が筒本体先端よりも先方に突出した長い状態としてテグスが筒本体に押さえつけられ、この押さえつけ状態でテグス先端部を、一巻き目でテグスをクロスするようにして基端側に向けて複数回テグスが巻き付けられるテグス巻部と、
    該テグス巻部に巻き付けたテグス先端部を筒外面から筒内面に通すためのテグス通し部と、
    該筒内面に通したテグス先端部を筒本体先端から引き出す引き出し路になると共に、被結束部材の基端部を筒本体先端から抜き差し自在に挿入する挿入路にもなる筒内面部とからなり、
    テグス巻部は、前記挿入した被結束部材を筒内面部から引き出す際に、テグス巻部に巻き付けたテグスも共に引き出せるよう平滑面になっていることを特徴とする釣り用テグスの結束器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5753313B1 (ja) * 2014-12-25 2015-07-22 幸生 谷口 糸結び治具

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