JP3131456B2 - プリント板搭載電子機器の品質情報管理システム - Google Patents

プリント板搭載電子機器の品質情報管理システム

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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント板搭載電子機器
の品質情報管理システムに関し,特にプリント板を主と
して使用する電子機器のプリント板搭載履歴と納入先で
の運用において発生した障害情報(これをフィールド障
害情報という)を活用した品質情報管理システムに関す
る。
【0002】通信装置や情報処理装置等のプリント板を
組立てた装置(ユニット)をシェルフに搭載してフレー
ムが構成される場合,機器の設計条件が顧客のオーダ
(要求)や種々のオプションの存在により機能や規模等
がそれぞれ異なったものとなり,更に回路の設計変更等
が頻繁にあった。これらの種々の電子機器にどのような
プリント板(種別,版数等)がどこにどれだけ使用され
ているかについての出荷履歴がデータ化されてないため
品質管理のためにプリント板についての故障率を調べた
り,不良部品が発見された時に製造中または出荷された
製品に使用されている不良部品の交換を行う場合に各部
品がどの装置のどの位置にあるのかを追跡調査するのに
膨大な作業を要している。
【0003】
【従来の技術】図11は従来例の説明図である。この例
は集積回路(IC)の場合について従来の製造工程と情
報の取り扱いを示す。最初にICが納入されると,入荷
・検収90の工程で受入検査が行われる。このとき,各
ICについてIC名,ロッドコードのデータ90bが入
力それ,その他の入荷日,数量等と共に履歴情報ファイ
ル90aとして保持される。次に各ICは生産部門の部
品倉庫91に移される。この時,先入れ先だしの形式で
部品を管理する履歴情報ファイル91aが作成される。
このファイル91aには,各品種のIC毎に日付,入庫
数,出庫数,在庫数等が各日付に対応して記録され,紙
の形式91bで出力することができる。
【0004】次に製作部門におけるプリント板(PCB
で表示:Print Circuit Board)組立試験の工程92に移
行し,部品倉庫91からICが出庫されて各種のICが
布線されたプリント板に搭載されて,試験が行われる。
この時この製作部門における履歴情報ファイル92aが
作成される。次にこの部品が搭載されたプリント板(こ
れをPWCB−Print Wired Circuit Board −と称する
場合もあるが,以下,これもPCBという)を生産製作
部門のPCB倉庫93に格納する。この時引当情報とし
て先入れ先出しのファイル(または紙の台帳)93aが
造られる(この内容は各PCBについて組立製造番号を
格納する)。
【0005】次に,PCB倉庫93からPCBを出庫し
て装置組立試験94の工程において装置の組立と試験が
行われる。ここでは,PCBをシェルフに搭載してユニ
ットを製作し,それをフレームに搭載する等の組立てが
行われると共に試験を実行する。この場合,各顧客から
要求された機能を持つよう指示が与えられ,それに従っ
て対応するPCBが所定の位置に搭載されて指示された
仕様の装置が組立てられ,試験が行われる。この時に各
顧客毎に装置の内容を表示する伝票94aが作成される
と共に,納期一覧表94bが作成される。これらの伝票
や書類は,顧客へ装置を納入する時に一緒に引き渡され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように,従来
のシステムではプリント板の出荷履歴がデータ化されて
なく,部品の品質管理のためにフィールドでの機種別や
顧客別の実績故障率(運用状態における故障率)を求め
ようとすると,現地(装置の納入先)に行って納入機器
を調査し,それぞれの機器で使用されている部品を展開
(分解すること)し,部品数を求める必要がある。この
数量と稼働時間およびフィールドでの障害数から故障率
を求める。しかし,現実的にはフィールドの納入品調査
及びそれに使われている部品への展開は膨大な数である
ため人手では不可能であり,個々の部品や装置単位の故
障率の把握ができないという問題があった。
【0007】一方部品ロットの不良(部品の製造ロット
における不良)や製造ロット不良(プリント板の組立時
の不良)が発生したことが後で分かり,フィールドに対
して部品交換等のアクションを取る場合,プリント板の
出荷履歴がデータ化されていない(伝票等の紙形式)た
め精度が悪く,部品受け入れ日やプリント板組立日から
納入先を推定し,点検及び交換を行っていた。このた
め,不良部品の回収率を100%にすることが困難であ
るという問題があった。本発明はプリント板を主として
使用する電子機器の部品やプリント板単位の故障率や,
部品等の不良発生時に製品への波及範囲を簡単に把握す
ることができるプリント板搭載電子機器の品質情報管理
システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の全体の原
理構成図である。図1において,1は工場(または工場
と離れた位置)に設けられたフロアコントロールシステ
ムであり,10は品質情報管理を行うトラッキング処理
部であり,11は故障率算出部,12は部品受入及び入
出庫ファイル,13はPCB製造及び部品実装ファイ
ル,14はオーダ及びPCB搭載位置ファイル,15は
PCB搭載結果ファイル,16はフィールド障害ファイ
ルである。
【0009】2〜4は製造工場側の各部門でありフロア
コントロールシステムとはオンラインでデータが送受信
され,2は部品の受入・入出庫部,3はプリント板組立
試験部,4はプリント板搭載・装置試験部である。5は
製品が納入される顧客設備である。6は生産管理システ
ム,7は部品,プリント板及び装置機器の実装等の設計
を行うCADシステム,8はネットワークで接続された
各製造拠点である。
【0010】本発明はプリント板(PCB)の搭載履歴
及びプリント板の構成品表を設けることによりフィール
ド障害データが得られるとそれらの情報を用いて機種別
や部品別の故障率を把握することができる。また,ロッ
ト障害発生時は製造工程での履歴及びプリント板の出荷
履歴を一元管理しておくことにより波及範囲を知ること
ができる。
【0011】
【作用】フロアコントロールシステム1には生産管理シ
ステム6からオーダや発注データが入力され,CADシ
ステム7からは部品,PCB部品実装,装置供給実装の
設計データがフロアコントロールシステム1に供給され
る。これによりオーダ及びPCB搭載位置ファイル14
が作成され,これらの情報は工場内の各部門に指示情報
として供給される。工場の受入・入出庫部2では発注に
対応した部品が受け入れられると検査を経て部品倉庫に
入庫して,ここから次のPCB組立試験部3へ出庫され
る。この受入・入出庫部2からは入荷検収結果及び入出
庫結果のデータがフロアコントロールシステム1に出力
されると部品受入及び入出庫ファイル12に格納され
る。
【0012】PCB組立試験部3は出庫した部品をPC
Bに実装して組立た後試験されて,PCB倉庫に入庫さ
れる。この時の製造経過のデータが,PCB製造及び部
品実装ファイル13に格納される。次にPCB搭載・装
置試験部4においてPCBをシェルフに搭載する工程が
実行され,搭載後の装置試験を行う。この時,不良品が
検出されたり,PCBの搭載位置が異なったり,指定さ
れたPCBと種類が違っていることが分かると,正しい
PCBと入替えが行われる。このPCB搭載・装置試験
部4からはPCB搭載結果及び入替結果のデータがフロ
アコントロールシステム1に送られPCB搭載結果ファ
イル15に格納される。
【0013】顧客設備5では製品を運用して故障等が発
生すると,フィールド障害情報としてフロアコントロー
ルシステム1に出力する。これはフィールド障害ファイ
ル16として格納される。フロアコントロールシステム
1内のトラッキング処理部10は,各ファイルすなわ
ち,部品受入及び入出庫ファイル12,PCB製造及び
部品実装ファイル13,PCB搭載結果ファイル15,
フィールド障害ファイル16の各ファイルを再構築して
必要なデータを検索することができる。
【0014】すなわち,部品ロット障害や製造不良の障
害が発生した時は,トラッキング処理部10によりその
波及範囲調査が行われ,上記ファイル12,13,15
を用いて追跡することによりどの装置のどの位置にどれ
だけ使用されているか検索して出力することができる。
また,フィールド障害ファイル16に格納されたフィー
ルドでの障害状況をもとに,故障率算出部11において
各ファイル12〜15のデータについて製品機種別の実
績故障率やプリント板単位の故障率を求めることができ
る。
【0015】
【実施例】図2は本発明が実施されるフロアコントロー
ルシステムの構成図,図3はトラッキング処理における
情報の一元管理と検索機構の実施例の構成図である。図
2のフロアコントロールシステム(図1の1)におい
て,20は中央処理装置(CPU),21は外部のコン
ピュータ等との通信を行うためのインタフェース(I/
F),22はメモリ(プログラム等を格納),23はデ
ィスプレイを備えた端末装置,24は検索データや,調
査結果を印字するプリンタ,25は部品受入データファ
イル,26は部品入出庫データファイル,27はプリン
ト板(PCB)製造工程データファイル,28はプリン
ト板搭載履歴データファイル,29はフィールド障害デ
ータファイル,30はトラッキングデータファイル,3
1は実績故障率データファイル,32はPCB完成品自
動倉庫33(その制御部)と通信するためのインタフェ
ース(I/F),34は試験機35のCPUと通信する
ためのインタフェース(I/F)である。
【0016】上記のフロアコントロールシステム1には
プリント板搭載電子機器の品質情報管理方式を実現する
トラッキング処理部が設けられ,このトラッキング処理
における情報の一元管理と検索機構の実施例の構成を図
3を用いて説明する。図3において,部品の受入検査
(図1の受入・入出庫部2内で実行)により発生した部
品名,ロッドコード,数量等工場の受入検査位置からフ
ロアコントロールシステムに入力され,受入処理36に
より部品受入データファイル25(図2)に格納され
る。部品倉庫(受入・入出庫部2内に設置されている)
において,部品の入出庫が行われると,フロアコントロ
ールシステム1に入出庫のデータが入力され倉庫処理3
7が実行されて部品入出庫データファイル26にこのデ
ータが格納される。
【0017】さらにPCB組立(図1のPCB組立試験
3で実行)においてPCBの組立(部品の実装)が行わ
れると,発生した組立データがフロアコントロールシス
テム1に入力されPCB加工処理38が実行されてプリ
ント板(PCB)製造工程データファイル27に格納さ
れる。次に,PCBのPCB倉庫(図1の3に設置され
ている)への入出庫によりPCBの入出庫データが発生
する。
【0018】また,装置搭載(図1のPCB搭載・装置
試験部4において実行)において搭載結果データが発生
し,装置試験(同じくPCB搭載・装置試験部4)にお
いてPCBの入替えが実行されると入替えに伴う入替え
データ(抜き取られたPCBと新たに挿入されたPCB
の情報)が発生する。これらのうち入出庫データを除い
て(このデータはPCB倉庫管理に使用する),搭載結
果データ及び入替えデータは装置処理39において処理
され,PCB搭載履歴データファイル28に格納され
る。
【0019】図3のトラッキング処理部10には端末装
置23から要求された処理に応じて各データファイル2
5,26,27,28を用いて必要な関連情報を検索し
て必要なデータを出力する。すなわち,図3のに示す
ように端末装置23から,部品不良Aが発生して部品名
とロットコードが入力されると,関連するデータファイ
ルにより,当該部品を使用したPCB名及びこの部品を
搭載した装置の納入先(納入局)を検索して端末装置2
3のディスプレイに表示(またはプリンタ24へ出力)
する。
【0020】この場合,トラッキング処理部10におい
て,関係データファイルから当該名称の部品で,該当ロ
ットコードを持つ部品の数量,入庫日,出庫数,出庫
日,組立製番,等を抽出し,PCB製造工程データファ
イル27,PCB搭載履歴データファイル28から該当
部品を搭載したPCBの製造番号,版数,製造日,組立
製番,装置名,納入先(局名),搭載位置等を各PCB
について1枚ずつ調べて,不良部品を搭載したPCBの
名称やそのPCBを使用した装置の納入局が出力され
る。
【0021】同様に図3のに示すように端末装置23
から製造不良のPCB名と製造日を入力した場合には,
該当PCBを使用した装置の納入先及び搭載位置を検索
して出力する。さらにに示すように端末装置23から
局状問い合わせがあると(ある局に納入した装置に使用
している各PCBの版数を知りたい時),今度は局名に
基づいて関係データファイルを検索して,該当する局に
納入された全てのPCBについてそれぞれの版数を検索
結果として出力する。
【0022】次に図4はロット障害波及範囲の調査の処
理フロー,図5はその調査結果のデータ表示例,図6は
その処理に使用する入力データの構成例を示す。図4に
おいて,具体例として部品コードIC11でロットコードが
901A00の部品に, 部品ロット不良が発生した場合(図4
の40),まず部品受入データから該当部品の購入製番
を見つける(同41)。この部品受入データ(図2の2
5参照)の例は図6の(a) に示されており,部品名,受
入日,受入数量,購入製番,ロットコード等の項目に分
かれてそれぞれのデータが格納されており, この例では
部品の購入製番が「PA01」であることが分かる。
【0023】次に部品入出庫データ(図2の26参照)
より該当部品の購入製番がどの組立製番で出庫されてい
るかを見つける(同42)。図6の (b)に部品入出庫デ
ータの例に示すように,部品名,入出庫日,入出庫数,
等とともに購入製番や組立製番が含まれており,前記
「PA01」の購入製番を持つ部品の組立製番が「NG00001N
A 」であることが分かる。次に,PCB製造工程データ
(図2の27参照)より該当組立製番のPCB図番,製
造年月,製造号機(同じ型の何番目の装置か)を見つけ
る(同43)。図6の(d) にPCB製造工程データの例
が示され, この中に前記の組立製番「NG00001NA 」が含
まれており, この中からPCB図番(E20B-4514-R000)
,製造年月(9012),製造号機(0001)を見つけることが
できる。
【0024】次いで搭載履歴データ(図2の28参照)
より該当PCBの搭載シェルフ及び納入先を見つける
(同44)。図6の(c) に搭載履歴データの例が示さ
れ,この例では前記ステップ43で見つけたPCB図
番,製造年月,製造号機を持つPCBの搭載シェルフの
情報及び納入先(××電話局)を見つけることができ
る。このようにして検索処理の結果はトラッキングデー
タファイル(図2の30)に格納されると共に端末装置
(図2の23)のディスプレイに図5に示すように表示
される。このように,ロット障害が発生したときの波及
範囲の調査が,オンラインで即時検索(部品ロット不良
の時はその部品名とロットコード,製造不良の時はPC
B名と製造日)ができる。
【0025】図7,図8は実績故障率算出の処理フロ
ー,図9は算出結果の表示例,図10は算出に使用する
各入力データの例である。実績故障率の算出は図7の2
つのA.B.として示す2つの処理フロー及び図8に示
す1つの処理フローのの3つにより構成される。
【0026】図7のA.は部品障害数集計の処理フロー
であり,スタートするとフィールド障害データ(図2の
29参照)から部品毎の障害数を合計し(図7の7
0),終了する。図10の(a) にフィールド障害データ
の具体例を示す。このフィールド障害データは納入先に
おいて発生して判明した障害データであり, 障害発生の
PCB名,図番,版数等と共に納入先,シェルフ情報,
部品名等で構成されている。この例では障害の部品名が
「IC11」である場合で,各フィールド障害データから当
該部品の障害数を合計してこの場合障害数(Mとする)
の合計51が得られている。
【0027】次に,図7のB.に示す部品の稼働時間集
計の処理フローを説明する。最初に,搭載履歴データ
(図2の28参照)のPCB図番,版数と構成品データ
をマッチングさせる(B.の71)。図10の(b) に搭
載履歴データの例,同(c) に構成品表(図2には備えら
れてなく別にキー入力等により作成する)の例が示され
ている。このステップ71では,特定の部品(この例で
は,部品名IC11)を含むPCB図番とPCB版数を構成
品表から見つけ出し,これと一致するPCBを搭載履歴
データから検出する。
【0028】次にこの部品の使用数を集計すると共に,
当日(現在)から納期の日付を減算することにより稼働
時間を求める(同72)。この部品の使用数は図10の
(c)の構成品表と(b) 搭載履歴データにより求められ,
納期は搭載履歴データに格納されており計算を行うこと
ができる。更に各部品毎の稼働時間( コンポーネントア
ワー) を集計する(同73)。この例では,部品名「IC
11」の稼働時間(Hとする)として9999が求められる。
【0029】図8に示す実績故障率算出の処理フローを
説明すると,上記図7のA.により得られた部品毎の障
害数Mを,図7のB.により算出した稼働時間Hで割る
ことにより故障率Eが得られる(図8の74)。この計
算を各部品毎に繰り返す(同75)。この計算の結果を
ディスプレイ表示した例を図9に示す。このようにフィ
ールドの障害発生状況をもとに製品機種別の実績故障率
やプリント板単位の故障率を求めることができ,部品の
実績故障率もプリント板の構成品表をもとに求めること
ができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば部品や装置の実績故障率
が把握でき,次期製品設計に活用できる。また製品終息
時の保守部品の在庫数算出基準や受入検査方式変更への
活用が可能となる。さらにロット不良発生時には従来の
ような人手の作業を要しないので波及範囲調査時間を短
縮することができフィールドへの部品の入替え等の作業
開始までの時間が大幅に短縮され装置の信頼性や顧客へ
のサービス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の原理構成図である。
【図2】本発明が実施されるフロアコントロールシステ
ムの構成図である。
【図3】トラッキング処理における情報の一元管理と検
索機構の実施例の構成図である。
【図4】ロット障害波及範囲の調査の処理フローであ
る。
【図5】ロット障害波及範囲の調査結果のデータ表示例
である。
【図6】ロット障害波及範囲の調査の処理に使用する入
力データの構成例である。
【図7】実績故障率算出の処理フローであり,A.は部
品障害数集計の処理フロー,B.は部品の稼働時間集計
の処理フローである。
【図8】実績故障率算出の処理フローである。
【図9】実績故障率の算出結果の表示例である。
【図10】実績故障率の算出に使用する各入力データの
例である。
【図11】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 フロアコントロールシステム 10 トラッキング処理部 11 故障率算出部 12 部品受入及び入出庫ファイル 13 PCB製造及び部品実装ファイル 14 オーダ及びPCB搭載位置ファイル 15 PCB搭載結果ファイル 16 フィールド障害ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 邦文 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 小林 弘二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−316156(JP,A) 特開 平2−288793(JP,A) 特開 昭63−314609(JP,A) 特開 昭64−68845(JP,A) 特開 平3−70069(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 B23Q 41/08 H05K 10/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント板搭載電子機器の品質情報管理
    システムにおいて,設計システムからのプリント板の部
    品・部品実装の設計データ,部品の受入・入出庫部から
    発生する入出庫情報,プリント板組立試験部から発生す
    る製造経過情報及びプリント板を装置に搭載して試験を
    行うプリント板搭載装置試験部から発生するプリント板
    搭載結果及びプリント板入替結果の情報,装置の納入先
    で運用中に発生したフィールド障害情報,のそれぞれを
    オンラインで受け入れて個別に格納するための複数のデ
    ータファイルが設けられたフロアコントロールシステム
    を備え, 該フロアコントロールシステムは,更に品質情報管理を
    行うトラッキング処理部を備え,該トラッキング処理部
    納入先で発生したフィールド障害データ及び,上記各
    製造工程のデータファイルを用いて製品機種,プリント
    板,部品の各実績故障率を算出して出力する手段を備え
    ることを特徴とするプリント板搭載電子機器の品質情報
    管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記複数のデータファイルの中に 装置出荷時に各装置内
    の搭載内容や出荷先を表す搭載履歴データファイルと各
    装置で備える部品を表す構成品表を備えることを特徴と
    するプリント板搭載電子機器の品質情報管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において, 部品 やプリント板のロット障害が発生すると上記各デー
    タファイルを用いて該当部品やプリント板の納入先,装
    置内の使用位置を含む波及範囲を検索して出力する手段
    を備えることを特徴とするプリント板搭載電子機器の品
    質情報管理システム。
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