JP3131134U - ロープ案内装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前ロープガイド17および後ろロープガイド18が設けられて挿通孔16を通るロープ20aを両側から弾性的に挟持する送りローラ28、29の開閉駆動機構が、架台15に固定され、挿通孔16を中心にして左右に対称に設けられた垂直ガイド軸21、22と、垂直ガイド軸21、22に回動自在に取付けられた左右の回動フレーム24、25と、回動フレーム24、25にその上下部が取付けられた回転駆動可能な送りローラ28、29の開閉を行う左右の油圧シリンダ30、31とを有し、左右の垂直ガイド軸21、22に対する左右の回動フレーム24、25の回転半径より、左右の垂直ガイド軸21、22に対する左右の油圧シリンダ30、31による駆動半径の方を小さくした。
【選択図】図1
Description
また、特許文献1の第2実施例においては、左右の駆動ローラを油圧シリンダによって直接駆動するので、油圧シリンダが支柱から外側に突出するという問題があった。
更には、ロープがウインチに巻き込まれ喰い込んだ場合、ロープの途中位置を保持して、ウインチを逆転すれば喰い込んだロープは解けるのであるが、左右の駆動ローラの挟持力や回転力では不足し、このロープ案内装置では挿通するロープを保持できないという問題があった。
前記開閉駆動機構は、前記架台に直接または支持部材を介して上下が固定され、前記挿通孔を中心にして左右に対称に設けられた垂直ガイド軸と、該左右の垂直ガイド軸にその端部が回動自在に取付けられた左右の回動フレームと、該左右の回動フレームにその一端部がそれぞれ取付けられて、該左右の回動フレームにその上下部が回転自由に取付けられてそれぞれ油圧モータによって回転駆動可能な左右の前記送りローラを、前記左右の垂直ガイド軸を中心にしてそれぞれ回動して、前記左右の送りローラの前記挿通孔に対する開閉を行う左右の油圧シリンダとを有し、
しかも、左右の前記垂直ガイド軸に対する左右の前記送りローラの回転半径より、左右の前記垂直ガイド軸に対する左右の前記油圧シリンダによる駆動半径の方が小さくなっている。
そして、左右の垂直ガイド軸に対する左右の送りローラの回転半径より、左右の垂直ガイド軸に対する左右の油圧シリンダによる駆動半径の方が小さいので、小さいストロークの油圧シリンダで、左右の送りローラを大きく回動移動させることができ、結果としてストロークの短い油圧シリンダを使用できる。従って、油圧シリンダを架台から左右に突出させないようにすることができる。
ここで、図1は本考案の第1の実施の形態に係るロープ案内装置の一部省略正断面図、図2(A)、(B)はそれぞれ同平断面図、図3は本考案の第2の実施の形態に係るロープ案内装置の一部省略正断面図、図4は同平断面図、図5(A)、(B)および図6(A)〜(C)は同ロープ案内装置の動作を説明するための平断面図、図7(A)〜(G)は同ロープ案内装置の動作説明図である。
前ロープガイド17の上下の後端と後ろロープガイド18の上下の前端とはそれぞれ上板部材19、下板部材20によって連結されている。なお、ガイド材の一例である下板部材20は挿通孔16を通過するロープ20a(図5参照)が架台15内に落ち込まない働きを有する。
この左右の垂直ガイド軸21、22にはそれぞれ左右の回動フレーム24、25の片側端部が回動自在に取付けられている。この回動フレーム24、25は上下にそれぞれ軸受26、27を有し、この左右の軸受26、27にはそれぞれ送りローラ28、29の回転軸体が回転自在に取付けられている。
なお、左右の垂直ガイド軸21、22、左右の回動フレーム24、25、および送りローラ28、29を挿入孔16の軸心に対して水平方向から開閉する油圧シリンダ30、31を有して、送りローラ28、29をロープ20aを押圧および押圧を解く状態に開閉する開閉駆動機構が構成されている。
34について説明する。
このロープ案内装置34は、第1の考案に係るロープ案内装置10に更にロープクランプ機構35を設けたものであるので、このロープクランプ機構35について詳しく説明し、送りローラ28、29の開閉機構については、第1の考案に係るロープ案内装置10で用いた符号をそのまま使用し、詳しい説明を省略する。
まず、図7(A)に示す状態が、「スタンバイ」(非運転状態)の状態で、油圧モータ28b、29bは停止して送りローラ28、29は非回転となって、油圧シリンダ30、31および第2の油圧シリンダ52、53が伸びて、送りローラ28、29およびロープクランプ部46、47が閉じている状態となる(図4参照)。
この状態で、ロープ20aがウインチドラム58に食い込んでいる場合には、図7(D)に示すように、送りローラ28、29を所定方向に回転させても、ロープ20aが解けないことになる。
Claims (6)
- 左右両側に設けられた支柱、該支柱の前後を連結する前側材および後ろ側材を備え、中央部には前後を貫通しロープを案内する挿通孔が設けられた架台と、前記架台の挿通孔の前後にそれぞれ固定され、外側に広がる前ロープガイドおよび後ろロープガイドと、前記架台の内部に設けられ、左右から前記ロープを弾性的に挟持し、それぞれ回転駆動される送りローラと、左右の前記送りローラを前記ロープを押圧および押圧を解く状態に開閉する開閉駆動機構とを有するロープ案内装置において、
前記開閉駆動機構は、前記架台に直接または支持部材を介して上下が固定され、前記挿通孔を中心にして左右に対称に設けられた垂直ガイド軸と、該左右の垂直ガイド軸にその端部が回動自在に取付けられた左右の回動フレームと、該左右の回動フレームにその一端部がそれぞれ取付けられて、該左右の回動フレームにその上下部が回転自由に取付けられてそれぞれ油圧モータによって回転駆動可能な左右の前記送りローラを、前記左右の垂直ガイド軸を中心にしてそれぞれ回動して、前記左右の送りローラの前記挿通孔に対する開閉を行う左右の油圧シリンダとを有し、
しかも、左右の前記垂直ガイド軸に対する左右の前記送りローラの回転半径より、左右の前記垂直ガイド軸に対する左右の前記油圧シリンダによる駆動半径の方が小さいことを特徴とするロープ案内装置。 - 請求項1記載のロープ案内装置において、前記左右の垂直ガイド軸にそれぞれ回動自在に取付けられ、先部にはロープクランプ部が設けられた補助回動フレームと、左右の前記補助回動フレームを前記垂直ガイド軸を中心にしてそれぞれ回動する第2の油圧シリンダとを有し、該左右の第2の油圧シリンダを駆動して、前記ロープクランプ部で前記挿通孔を挿通する前記ロープのクランプおよびクランプ解放を行うことを特徴とするロープ案内装置。
- 請求項2記載のロープ案内装置において、左右の前記ロープクランプ部は前記ロープに接する部分がゴムまたはゴム同等性能を有するプラスチックからなっていることを特徴とするロープ案内装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のロープ案内装置において、左右の前記送りローラは、前記回動フレームの上下に設けられた軸受に回転自由に支持された回転軸体と、該回転軸体にその上下両側がシール状態で取付けられたゴム製のタイヤとをそれぞれ有し、しかも前記ゴム製のタイヤ内には圧縮空気が充填されていることを特徴とするロープ案内装置。
- 請求項4記載のロープ案内装置において、前記挿通孔は垂直方向に位置する長径が280〜320mmで、水平方向に位置する短径が180〜220mmで、前記送りローラは中央部が膨出した太鼓形状となって、前記ゴム製のタイヤの最大直径および高さは250〜350mmの範囲にあることを特徴とするロープ案内装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のロープ案内装置において、前記挿通孔は、前記前側材および前記後ろ側材に形成された上下に長い長円孔を有して形成され、しかも前記前側材および前記後ろ側材に形成された長円孔の少なくとも下端は、前記ロープの落下を防止するガイド材によって連結されていることを特徴とするロープ案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000777U JP3131134U (ja) | 2007-02-09 | 2007-02-09 | ロープ案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007000777U JP3131134U (ja) | 2007-02-09 | 2007-02-09 | ロープ案内装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3131134U true JP3131134U (ja) | 2007-04-19 |
Family
ID=43281945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007000777U Expired - Lifetime JP3131134U (ja) | 2007-02-09 | 2007-02-09 | ロープ案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3131134U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011246231A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Marine Hydrotec Co Ltd | ロープガイド装置 |
JP2021130522A (ja) * | 2020-02-18 | 2021-09-09 | オックスジャッキ株式会社 | 移送ワイヤの繰り出し装置および移送ワイヤの繰り出し方法 |
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2007
- 2007-02-09 JP JP2007000777U patent/JP3131134U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011246231A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Marine Hydrotec Co Ltd | ロープガイド装置 |
JP2021130522A (ja) * | 2020-02-18 | 2021-09-09 | オックスジャッキ株式会社 | 移送ワイヤの繰り出し装置および移送ワイヤの繰り出し方法 |
JP7389475B2 (ja) | 2020-02-18 | 2023-11-30 | オックスジャッキ株式会社 | 移送ワイヤの繰り出し装置および移送ワイヤの繰り出し方法 |
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