JP3130930U - 農業用ハウスの屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】合掌構造の屋根を備えた大型の農業用ハウス屋根において、シート着脱やメンテナンスが容易で保温性に優れた二重張り構造とする。
【解決手段】鉄骨製フレーム11上面に窓受母屋13及び母屋14及び垂木15を取り付けた三角屋根を備え、垂木15の上端(窓開口縁)及び下端(軒先)の上面に、ハウスの長手方向に伸びる様に、溝付きレール17,18が溝を上に向けて固定した「外張り取付枠」を備える。ハウス内には、鉄骨製フレーム11の長手方向配置間隔を長さとし、側壁から窓開口縁までを幅とする矩形の各区画について、窓受母屋13の下面及び軒側に鉄骨製フレーム11間に掛け渡す様に区画内長手方向レール31,32を下向き開口となる様に固定し、さらに、鉄骨製フレーム11を構成するH形鋼の上面の板の縁に嵌合させた下向き開口の傾斜方向レールを固定した「内張り取付枠」を備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、各種の農作物や園芸植物等の栽培に使用する温室の改良に係り、特に、合掌構造の屋根を備えて壁面及び屋根に農業用フィルムを張設した農業用ハウスの屋根構造に関する。
従来、透明フィルムで壁面や屋根を構成した農業用ハウスにおいて、保温性能を高めるために、透明フィルムを二重構造としたものが知られている(例えば、特許文献1〜3)。
特許文献1記載の考案は、図5(A)に示す様に、特殊な形状のフィルム固定具を用いて、フレームの外側に内壁フィルムと外壁フィルムを二重に張設し、フィルム間に断熱空間を設けていた。
特許文献2記載の考案は、図5(B)に示す様に、橋架パイプに嵌着させる止め具とア−チ状パイプに係止させるフックとにより、ビニ−ルシ−トを二重に張設する構造を採用していた。
特許文献3記載の考案は、図5(C)に示す様に、複数の保温シートと間隔シートとからなる多数の区画室を備えた重層シートの上面に吊シートを固着し、吊り具でアーチ形のフレームに係合させたものであった。
実開平6−17462号公報(要約,図面) 特開平10−337123号公報(要約,図面) 特開2003−289726号公報(要約,図面)
特許文献1の考案は、内側のシートを着脱する際には、必ず外側のシートも着脱しなければならないため、メンテナンス性が悪いという問題がある。
特許文献2の考案は、アーチフレームを有する小型のハウスには適用できるものの屋根を合掌構造とした大型の農業用ハウスには適用が困難であると共に、シートの着脱に手間が掛かるという問題がある。
特許文献3の考案も、屋根を合掌構造とした大型の農業用ハウスには適用が困難で、シートの着脱に手間が掛かると共に、フィルムとして特殊なものを用いなければならないという問題もある。
そこで、本考案は、合掌構造の屋根を備えた大型の農業用ハウスにおいて、屋根を二重張りとするに当たり、シートの着脱やメンテナンスが容易で保温性に優れた屋根構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた第1の考案の農業用ハウスの屋根構造は、鉄骨製フレームと、該鉄骨製フレームの上面に取り付けられる母屋と、該母屋の上面に取り付けられる垂木とを備え、溝付きレールに透明フィルムを嵌め込んで押さえバネで固定することによって屋根シートを張設するタイプの農業用ハウスの屋根構造であって、該透明フィルムを張設するための取付枠として以下の構成を採用したことを特徴とする。
(1−1)前記溝付きレールを、前記垂木の上面側に屋根全体を構成する1以上の矩形枠を形成する様に、溝を上に向けて固定してなる外張り取付枠を備えさせたこと。
(1−2)前記外張り取付枠の溝に上方から透明フィルムを嵌め込んで押さえバネで固定することによって形成された外張り屋根を備えていること。
(1−3)前記溝付きフレームを、前記母屋の下面側に前記鉄骨製フレーム間に形成される各区画毎に鉄骨製フレーム間を埋める矩形枠を形成する様に、溝を下に向けて固定してなる内張り取付枠を備えさせたこと。
(1−4)前記各区画毎に、前記内張り取付枠の溝に下方から透明フィルムを嵌め込んで押さえバネで固定することによって形成された区画単位内張り屋根を備えていること。
同じく上記目的を達成するためになされた第2の考案の農業用ハウスの屋根構造は、第1の考案の構成に加えて、さらに、以下の構成を備えていることを特徴とする。
(2−1)前記内張り取付枠は、前記鉄骨製フレーム間に形成される各区画において、該区画を構成する鉄骨製フレーム間に掛け渡す様に少なくとも窓受母屋の下面に固定された窓受下長手方向溝付きレールと、該窓受下長手方向溝付きレール間に掛け渡す様に該区画を構成する鉄骨製フレームの上面縁に固定された傾斜方向溝付きレールと、鉄骨製フレームの軒先側に固定された丸パイプとによって構成されていること。
同じく上記目的を達成するためになされた第3の考案の農業用ハウスの屋根構造は、第1又は第2の考案の構成に加えて、さらに、以下の構成を備えていることを特徴とする。
(3−1)前記内張り取付枠は、前記鉄骨製フレーム間に形成される各区画において、該区画を構成する鉄骨製フレーム間に掛け渡す様に少なくとも窓受母屋の下面に固定された窓受下長手方向溝付きレールと、該窓受下長手方向溝付きレール間に掛け渡す様に該区画を構成する鉄骨製フレームの上面縁に固定された傾斜方向溝付きレールと、鉄骨製フレームの谷樋側に固定された谷樋側長手方向溝付きレールとによって構成されていること。
同じく上記目的を達成するためになされた第4の考案の農業用ハウスの屋根構造は、第2又は第3の考案の構成に加えて、さらに、以下の構成を備えていることを特徴とする。
(4−1)前記鉄骨製フレームはH字形断面を有する形鋼または鋼板組立体によって構成されていること。
(4−2)前記傾斜方向溝付きレールが以下の構成を備えていること。
(4−2−1)前記溝の開口の一方の縁から該溝の背面に回り込む様に伸びる背面回り込み部を全長に渡って備えていること。
(4−2−2)前記背面回り込み部の下面と前記溝の背面との間に、前記鉄骨製フレームの上面を構成する板状部の縁を挿入することのできる間隔を備えさせたこと。
(4−2−3)前記背面回り込み部の先端を上方へ若干開かせたこと。
(4−2−4)前記溝及び前記背面回り込み部を一体に備えるアルミ合金製型材で構成したこと。
これら第1〜第4の考案の農業用ハウスの屋根構造によれば、外張り取付枠を構成する溝付きレールの上開きの溝に透明フィルムを嵌め込むと共に押さえバネを嵌合させることにより、垂木の上面側に外張りとしての屋根が張設されている。この作業は屋根の上での作業であり、幅広のロールから透明フィルムを繰り出しながらの作業によって隙間なく外張りの張設を実行することができる。一方、内張り屋根は、鉄骨製フレーム間の長さに切断された透明フィルムを内張り取付枠を構成する溝付きレールの下開きの溝に嵌め込むと共に押さえバネを嵌合させる作業又は丸パイプに巻き付けて切れ目付き円筒状の留め具を嵌め込むことにより、ハウス内からの作業によって鉄骨フレーム間の区画毎に張設されている。従って、内張りの張り替え等を実行するときに外張りを外す必要がなく、メンテナンスが容易である。また、ハウス内での作業は大きなロールではなく単位大きさにしたシートを用いて実行することができるので、脚立等の上で実行することになる内張りの張設作業は、それ自体が容易である。
こうして第1〜第4の考案の農業用ハウスの屋根構造によれば、二枚のシート間に空気層を有する屋根を形成することができる。この空気層の厚さは、(母屋の高さ)+(垂木の高さ)程度となるから、内部の空気に対流が生じ難く、内部において空気が停滞し易いものとなり、断熱による保温効果が高いものとなる。
また、第4の考案によれば、内張り取付枠を構成する傾斜方向溝付きレールは、H形鋼あるいはH形鋼構造体として構成された鉄骨製フレームの上面の板状部の側縁を背面回り込み部で挟み付ける様に取り付けることができる。よって、内張り取付枠の設置工事が容易となる。従って、既存の農業用ハウスに対して屋根を二重構造化する改造を容易に実行することができる。
本考案によれば、合掌構造の屋根を備えた大型の農業用ハウスにおいて、屋根を二重張りとするに当たり、シートの着脱やメンテナンスが容易である。また、対流による熱の発散を生じ難いので保温性に優れている。
次に、本考案の実施の形態について説明する。実施形態としての農業用ハウス1は、図1,図2に示す様に、屋根の合掌構造を構成する鉄骨製フレーム11と、鉄骨製フレーム11の上面に取り付けられる窓受母屋13及び母屋14と、窓受母屋13及び母屋14の上面に取り付けられる垂木15とを備えた三角屋根10を備えたものである。
鉄骨製フレーム11にはH形鋼(寸法:150×75×3.2×4.5)を、窓受母屋14にはC形鋼(寸法:75×45×15×1.6)を、母屋13にはC形鋼(寸法:60×30×10×1.6)を採用している。そして、母屋13は、アングル16を介して鉄骨製フレーム11の上面に固定され、鉄骨製フレーム11の上面と垂木15の下面の間隔が窓受母屋14の高さ=75mmとなる様に構成されている。
また、垂木15の上端(窓開口縁)及び下端(軒先)の上面に、ハウスの長手方向に伸びる様に、溝付きレール17,18が溝を上に向けて固定されている。垂木15及び溝付きレール17,18としては同じアルミ合金製型材を用いている。このアルミ合金製型材20は、図3(A)に示す様に、本体21の両端が斜め内側に向いて伸び、奧底部22よりも開口部23の方が狭くなる様な形状のチャンネル状溝24を備えている。このチャンネル状溝24には、図3(B)に示す様に、硬質透明フィルム25を嵌め込むと共に押さえバネ26を嵌合させることができる。
従って、本実施形態では、垂木15及び長手方向レール16,17によって、三角屋根10の窓開口から軒先の範囲に硬質透明フィルムを上方から固定するための「外張り取付枠」が備えられているのである。そして、この外張り取付枠の上開きの溝に上方から硬質透明フィルムを嵌め込んで押さえバネで固定することによって形成された外張り屋根3が備えられているのである。
ここで、ハウス内には、鉄骨製フレーム11の長手方向配置間隔を長さとし、側壁から窓開口縁までを幅とする矩形の区画が形成される。本実施形態では、この各区画について、窓受母屋13の下面に、鉄骨製フレーム11間に掛け渡す様に区画内長手方向レール31が固定されている。この区画内長手方向レール31も、垂木15と同様のアルミ合金製型材20で構成され、溝24を下向き開口とする様に固定されている。鉄骨製フレーム11の軒先側は丸パイプ32が取り付けられている。なお、谷樋の部分は丸パイプ32ではなく、窓受母屋13の下面に取り付けたのと同様のアルミ合金製型材20をチャンネル状溝24が下向き開口となる様に固定された区画内長手方向レール33が鉄骨製フレーム11間に掛け渡す様に取り付けられている。そして、各区画毎に、鉄骨製フレーム11を構成するH形鋼の上面の板の縁に嵌合させた傾斜方向レール34が固定されている。
この傾斜方向レール34としては、図4に示す様に、アルミ合金製型材20と同様にチャンネル状溝41を備えたアルミ合金製型材40を用いている。このチャンネル状溝41は、開口42の幅B1の方が溝底43の幅B2よりも大きなほぼ台形断面の溝となっている。また、この開口42の一方の縁42aから、上方に伸びると共に背面側に回り込む様に湾曲してチャンネル状溝41の背面41aより後ろまで回り込む様に屈曲形成された背面回り込み部44を備えている。
この背面回り込み部44は、アルミ合金製型材40の全長に渡って形成されており、開口42の一方の縁42aから溝底と平行に伸びる第1プレート部44aと、第1プレート部44aから溝底方向へと湾曲する1/4円弧状の湾曲部44bと、この湾曲部44aから溝底方向へ伸びる第2プレート部44cと、この第2プレート部44cから溝底に平行に伸びる第3プレート部44dと、この第3プレート部44dの先端において溝底に近づく方向に若干屈曲して伸びる第1傾斜部44eと、この第1傾斜部44eの先で溝底から離れる方向に屈曲して伸びる第2傾斜部44fとが一体に形成されたものとなっている。
なお、第1傾斜部44eの傾斜角αと第2傾斜部44fの傾斜角βは、図4(B)に示す様に、α<βの関係となっており、第2傾斜部44fの先端は、第2プレート部44cの先端よりも溝底から離れる方向に位置している。また、第2傾斜部44fの先端は、チャンネル状溝部41の端よりも若干内側で留まり、大きくはみ出さない様にされている。
こうして、ハウス内の鉄骨製フレーム11の長手方向配置間隔を長さとし、側壁から窓開口縁までを幅とする矩形の各区画には、区画内長手方向レール31、丸パイプ32及び傾斜方向レール34又は、区画内長手方向レール31,33及び傾斜方向レール34により、母屋13,14の下面側に鉄骨製フレーム11間に形成される各区画毎に鉄骨製フレーム11間を埋める矩形の「内張り取付枠」が備えられている。図4(C)に示す様に、この内張り取付枠の下開きの溝に下方から透明ビニルフィルム45を嵌め込んで押さえバネ46で固定することによって形成された内張り屋根4が備えられているのである。なお、丸パイプ32にビニルフィルム45を留める際には、図5(B)に示したと同様の円弧状留め具を用いる。
実施形態の農業用ハウス1によれば、外張り屋根3を張設する作業は屋根の上での作業で、幅広のロールから硬質透明フィルムを繰り出しながらの作業によって隙間なく外張りの張設を実行することができる。一方、内張り屋根4は、鉄骨製フレーム11間の長さに切断された透明フィルムを内張り取付枠を構成する溝付きレールの下開きの溝に嵌め込むと共に押さえバネを嵌合させることにより、ハウス内からの作業によって鉄骨フレーム間の区画毎に張設されている。従って、内張り屋根4の張り替え等を実行するときに外張り屋根3を外す必要がなく、メンテナンスが容易である。また、ハウス内での作業は大きなロールではなく単位大きさにしたシートを用いて実行することができるので、脚立等の上で実行することになる内張りの張設作業は、それ自体が容易である。
また、実施形態の農業用ハウス1によれば、二枚のシート間に空気層を有する二重屋根を形成することができる。この空気層の厚さは、(母屋の高さ)+(垂木の高さ)程度≒100mmとなるから、内部の空気に対流が生じ難く、空気は停滞し易いものとなり、断熱による保温効果が高くなる。
さらに、実施形態の農業用ハウス1によれば、内張り取付枠を構成する傾斜方向レール33は、H形鋼で構成された鉄骨製フレーム11の上面の板状部の側縁を背面回り込み部で挟み付ける様に取り付けるので、内張り取付枠の設置工事も容易となる。従って、既存の農業用ハウスに対して屋根を二重構造化する改造を容易に実行することができる。
以上、本考案の一実施の形態について説明したが、本考案はこの実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の形態を採用することができることはもちろんである。
例えば、傾斜方向レール33も垂木15と同様の背面回り込み部を有しないアルミ合金製型材20で構成しても構わない。
実施形態の農業用ハウスの屋根構造を示す側壁部の正面図である。 実施形態の農業用ハウスの屋根構造を示す谷部の正面図である。 実施形態の外張り取付枠等に用いるアルミ型材を示し、(A)は斜視図、(B)は断面図、(C)はフィルム取付方法を説明する斜視図である。 実施形態の内張り取付枠を構成する傾斜方向レールを示し、(A)は斜視図、(B)は断面図、(C)はフィルム取付方法を説明する斜視図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
1・・・農業用ハウス
3・・・外張り屋根
4・・・内張り屋根
10・・・三角屋根
11・・・鉄骨製フレーム
13・・・窓受母屋
14・・・母屋
15・・・垂木
17,18・・・溝付きレール
20・・・アルミ合金製型材
21・・・本体
22・・・奧底部
23・・・開口部
24・・・チャンネル状溝
25・・・硬質透明フィルム
26・・・押さえバネ
31・・・区画内長手方向レール
32・・・丸パイプ
33・・・区画内長手方向レール
34・・・傾斜方向レール
40・・・アルミ合金製型材
41・・・チャンネル状溝
41a・・・溝の背面
42・・・開口
42a・・・開口の縁
43・・・溝底
44・・・背面回り込み部
44a・・・第1プレート部
44b・・・湾曲部
44c・・・第2プレート部
44d・・・第3プレート部
44e・・・第1傾斜部
44f・・・第2傾斜部
45・・・透明ビニルフィルム
46・・・押さえバネ

Claims (4)

  1. 鉄骨製フレームと、該鉄骨製フレームの上面に取り付けられる母屋と、該母屋の上面に取り付けられる垂木とを備え、溝付きレールに透明フィルムを嵌め込んで押さえバネで固定することによって屋根シートを張設するタイプの農業用ハウスの屋根構造であって、該透明フィルムを張設するための取付枠として以下の構成を採用したことを特徴とする農業用ハウスの屋根構造。
    (1−1)前記溝付きレールを、前記垂木の上面側に屋根全体を構成する1以上の矩形枠を形成する様に、溝を上に向けて固定してなる外張り取付枠を備えさせたこと。
    (1−2)前記外張り取付枠の溝に上方から透明フィルムを嵌め込んで押さえバネで固定することによって形成された外張り屋根を備えていること。
    (1−3)前記溝付きフレームを、前記母屋の下面側に前記鉄骨製フレーム間に形成される各区画毎に鉄骨製フレーム間を埋める矩形枠を形成する様に、溝を下に向けて固定してなる内張り取付枠を備えさせたこと。
    (1−4)前記各区画毎に、前記内張り取付枠の溝に下方から透明フィルムを嵌め込んで押さえバネで固定することによって形成された区画単位内張り屋根を備えていること。
  2. さらに、以下の構成を備えていることを特徴とする請求項1記載の農業用ハウスの屋根構造。
    (2−1)前記内張り取付枠は、前記鉄骨製フレーム間に形成される各区画において、該区画を構成する鉄骨製フレーム間に掛け渡す様に少なくとも窓受母屋の下面に固定された窓受下長手方向溝付きレールと、該窓受下長手方向溝付きレール間に掛け渡す様に該区画を構成する鉄骨製フレームの上面縁に固定された傾斜方向溝付きレールと、鉄骨製フレームの軒先側に固定された丸パイプとによって構成されていること。
  3. さらに、以下の構成を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の農業用ハウスの屋根構造。
    (3−1)前記内張り取付枠は、前記鉄骨製フレーム間に形成される各区画において、該区画を構成する鉄骨製フレーム間に掛け渡す様に少なくとも窓受母屋の下面に固定された窓受下長手方向溝付きレールと、該窓受下長手方向溝付きレール間に掛け渡す様に該区画を構成する鉄骨製フレームの上面縁に固定された傾斜方向溝付きレールと、鉄骨製フレームの谷樋側に固定された谷樋側長手方向溝付きレールとによって構成されていること。
  4. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項2又は3記載の農業用ハウスの屋根構造。
    (4−1)前記鉄骨製フレームはH字形断面を有する形鋼または鋼板組立体によって構成されていること。
    (4−2)前記傾斜方向溝付きレールが以下の構成を備えていること。
    (4−2−1)前記溝の開口の一方の縁から該溝の背面に回り込む様に伸びる背面回り込み部を全長に渡って備えていること。
    (4−2−2)前記背面回り込み部の下面と前記溝の背面との間に、前記鉄骨製フレームの上面を構成する板状部の縁を挿入することのできる間隔を備えさせたこと。
    (4−2−3)前記背面回り込み部の先端を上方へ若干開かせたこと。
    (4−2−4)前記溝及び前記背面回り込み部を一体に備えるアルミ合金製型材で構成したこと。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06239264A (ja) * 1993-02-15 1994-08-30 Shin Nippon Hoiile Kogyo Kk クラッチ制動機の操作装置

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