JP3130862B2 - 弁装置における弁駆動軸の熱遮断構造 - Google Patents

弁装置における弁駆動軸の熱遮断構造

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JP3130862B2 JP10106265A JP10626598A JP3130862B2 JP 3130862 B2 JP3130862 B2 JP 3130862B2 JP 10106265 A JP10106265 A JP 10106265A JP 10626598 A JP10626598 A JP 10626598A JP 3130862 B2 JP3130862 B2 JP 3130862B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
    • F16L59/16Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、弁装置における
弁駆動軸およびその周りの熱遮断構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】流体管路に設けられる弁装置には、操作
機に弁駆動軸が接続され、この弁駆動軸の先端を弁体に
連結したタイプのものが多い。このタイプの弁装置は、
操作機のハンドル等の操作で弁駆動軸を作動させて、弁
箱内の弁体を回転させたり、スライドさせたりして弁を
開閉している。これらの弁装置では、操作機がスタンド
部材で弁箱に取り付けられる場合が多いが、操作機が別
体の床面等に設置され、弁駆動軸のみが弁体に連結され
たものもある。
【0003】上述したタイプの弁装置では、管路に高温
や低温の流体が流れると、前記弁駆動軸やスタンド部材
を通して操作機に熱が伝わる。高温流体の場合は、この
伝導熱で操作機が温度上昇し、シール部材や軸受等の潤
滑剤が劣化したりする問題がある。また、低温流体の場
合は、操作機のカバーや部品等が冷却され、これらの表
面に結露が生じることがある。この結露は、部品等に錆
を発生し易くするうえに、結露による水滴が床面を濡ら
す問題もある。
【0004】上記の問題に対処するため、特開平8−1
84379号公報や、本出願人が出願した特願平9−3
31842号には、前記弁駆動軸やスタンド部材の連結
部に断熱材を介在させる手段が記載されている。
【0005】図4は、後者の実施例である。この弁装置
は、操作機23の下側に取り出された弁駆動軸としての
トルク伝達軸24の先端にソケット25が設けられ、こ
のソケット25に弁棒26が連結されている。また、弁
箱27の上部に設けられたフランジ28には、底部にソ
ケット29を有し、トルク伝達軸24をカバーするスタ
ンド部材30が連結され、このスタンド部材30の上端
に操作機23が取り付けられている。この操作機23
は、ハンドル31を回すことにより、減速機構32を介
してトルク伝達軸24を回転させ、弁箱27内の弁を開
閉させるようになっている。
【0006】図5に示すように、前記トルク伝達軸24
とスタンド部材30の各ソケット25、29には断熱材
33、34が組み込まれ、前記弁棒26と弁箱27のフ
ランジ28は、それぞれ断熱材33、34を介して各ソ
ケット25、29に連結されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した弁駆動軸やス
タンド部材を断熱材を介して連結した弁装置は、構造は
簡単であるが、より高温や低温の流体用の管路に使用す
る場合には、熱遮断能力が不足する問題がある。
【0008】そこで、この発明の課題は、熱遮断能力が
非常に優れた弁駆動軸の熱遮断構造を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の弁駆動軸の熱遮断構造は、操作機に接
続された弁駆動軸が連結部材を介して弁箱内の弁体に連
結され、前記操作機で弁駆動軸を作動させて弁を開閉す
る弁装置において、前記連結部材を迂回経路で軸方向に
連なる構造体とした構成を採用したのである。
【0010】また、操作機に接続された弁駆動軸が連結
部材を介して弁箱内の弁体に連結され、前記操作機が弁
箱に前記弁駆動軸を囲むスタンド部材で取り付けられ、
前記操作機で弁駆動軸を作動させて弁を開閉する弁装置
においては、前記連結部材およびスタンド部材の少なく
ともいずれか一方を迂回経路で軸方向に連なる構造体と
した構成を採用することができる。
【0011】すなわち、前記連結部材やスタンド部材
を、迂回経路で軸方向に連なる構造体とすることによ
り、これらの部材の伝熱距離を長くし、操作機に伝わる
熱量を著しく低減することができる。
【0012】前記迂回経路で軸方向に連なる構造体を、
軸方向両端に連結される部材との接続部を有するものと
し、これらの両接続部の間に、複数のリング板を軸方向
に隙間間隔を設けて互いに平行に配置し、これらのリン
グ板をそれぞれ隣接するリング板と複数の連結棒で連結
し、これらの連結棒を前記隣の隙間の連結棒と周方向位
置をずらせて取り付けることにより、前記伝熱距離を小
さな空間で効率よく長くすることができる。また、前記
連結棒の部分では伝熱断面を小さくして伝熱抵抗を大き
くすることができるとともに、前記リング板の部分では
放熱面積を大きくして熱を放散させることができる。
【0013】さらに、前記リング板を樹脂製断熱材で形
成することにより、熱遮断能力をより一層向上させるこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。この弁装置は、図1に示
すように、操作機1の下側に取り出されたトルク伝達軸
2の先端に連結部材3を介して、弁体の弁棒4が連結さ
れるとともに、弁箱5の上部に設けられたフランジ6に
スタンド部材7が連結され、このスタンド部材7の上端
に操作機1が取り付けられている。この操作機1は、図
4に示した弁装置と同様に、ハンドル8を回すことによ
り、減速機構9を介してトルク伝達軸2を回転させ、弁
箱5内のバタフライ弁を開閉させるようになっている。
【0015】前記連結部材3は、図2に示すように、上
下端に鋼製の円板10、11を有し、上端の円板10は
トルク伝達軸2の先端に溶接され、下端の円板11の中
央にはボス12が溶接され、このボス12に弁棒4の先
端がキー13で連結固定されている。
【0016】前記上下端の円板10、11の間には、4
枚の樹脂製のリング板14が隙間間隔を設けて互いに平
行に配置され、図3に示すように、これらのリング板1
4が隣接するリング板14または上下端の円板10、1
1に、それぞれ4本の連結棒15で連結されている。こ
れらの連結棒15は、90°ピッチで取り付けられ、そ
の取り付け位置は、隣の隙間の連結棒15と45°づつ
ずれている。
【0017】前記スタンド部材7は、図2に示すよう
に、上下端に鋼製の取り付け板16、17が設けられ、
各取り付け板16、17が、それぞれ操作機1の底面と
弁箱5のフランジ6にボルト18、19で取り付けられ
ている。
【0018】前記上下端の取り付け板16、17の間に
は、4枚の樹脂製のリング板20が隙間間隔を設けて互
いに平行に配置され、これらのリング板20が隣接する
リング板20または上下端の取り付け板16、17に4
本づつの連結棒21で連結されている。これらの連結棒
21は、前記連結部材3と同様に、90°ピッチで取り
付けられ、その取り付け位置は、隣の隙間の連結棒21
と45°づつずれている。
【0019】上述した実施形態では、連結部材3とスタ
ンド部材7の両方に本発明の熱遮断構造を採用したが、
設計上の理由等で片方のみにこの熱遮断構造を採用する
こともできる。勿論、スタンド部材のない弁装置では、
連結部材のみが熱遮断構造とされる。
【0020】また、上述の実施形態は弁を回転させて開
閉するバタフライ弁の弁装置に関するものであるが、こ
の発明の弁駆動軸の熱遮断構造は、他のタイプの回転開
閉式弁装置やスライド開閉式弁装置にも採用することが
できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明の弁駆動軸の熱
遮断構造は、操作機の弁駆動軸を弁体に連結する連結部
材や、操作機を弁箱に取り付けるスタンド部材を迂回経
路で軸方向に連なる構造体としたので、これらの部材の
伝熱距離を長くし、操作機に伝わる伝熱量を著しく低減
することができる。また、前記構造体を、複数のリング
板を軸方向に隙間間隔を設けて互いに平行に配置し、こ
れらのリング板をそれぞれ隣接するリング板と複数の連
結棒で連結し、これらの連結棒を前記隣の隙間の連結棒
と周方向位置をずらして取り付けることにより、前記伝
熱距離を小さな空間で効率よく長くすることができ、か
つ、前記連結棒の部分では伝熱断面を小さくして伝熱抵
抗を大きくすることができるとともに、前記リング板の
部分では放熱面積を大きくして熱を放散させることがで
きる。さらに、前記リング板を樹脂製断熱材で形成する
ことにより、熱遮断能力をより向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の熱遮断構造を採用した弁装置を示す
一部断面正面図
【図2】図1の要部を拡大して示す断面図
【図3】aは図2のA−A線に沿った断面図、bはB−
B線に沿った断面図
【図4】従来の弁装置を示す一部断面正面図
【図5】図4の要部を拡大して示す断面図
【符号の説明】
1 操作機 2 トルク伝達軸 3 連結部材 4 弁棒 5 弁箱 6 フランジ 7 スタンド部材 8 ハンドル 9 減速機構 10、11 円板 12 ボス 13 キー 14 リング板 15 連結棒 16、17 取り付け板 18、19 ボルト 20 リング板 21 連結棒 23 操作機 24 トルク伝達軸 25 ソケット 26 弁棒 27 弁箱 28 フランジ 29 ソケット 30 スタンド部材 31 ハンドル 32 減速機構 33、34 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−326957(JP,A) 特開 平7−332521(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 51/00 F16K 1/32 F16L 59/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作機に接続された弁駆動軸が連結部材
    を介して弁箱内の弁体に連結され、前記操作機で弁駆動
    軸を作動させて弁を開閉する弁装置において、前記連結
    部材が迂回経路で軸方向に連なる構造体とされたことを
    特徴とする弁駆動軸の熱遮断構造。
  2. 【請求項2】 操作機に接続された弁駆動軸が連結部材
    を介して弁箱内の弁体に連結され、前記操作機が弁箱に
    前記弁駆動軸を囲むスタンド部材で取り付けられ、前記
    操作機で弁駆動軸を作動させて弁を開閉する弁装置にお
    いて、前記連結部材およびスタンド部材の少なくともい
    ずれか一方が迂回経路で軸方向に連なる構造体とされた
    ことを特徴とする弁駆動軸の熱遮断構造。
  3. 【請求項3】 前記迂回経路で軸方向に連なる構造体
    が、軸方向両端に連結される部材との接続部を有し、こ
    れらの両接続部の間に、複数のリング板が軸方向に隙間
    間隔を設けて互いに平行に配置され、これらのリング板
    がそれぞれ隣接するリング板と複数の連結棒で連結さ
    れ、これらの連結棒が前記隣の隙間に取り付けられる連
    結棒と周方向位置をずらせて取り付けられた請求項1ま
    たは2に記載の弁駆動軸の熱遮断構造。
  4. 【請求項4】 前記リング板が樹脂製断熱材で形成され
    た請求項3に記載の弁駆動軸の熱遮断構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101428616B1 (ko) 2013-09-24 2014-08-08 현대자동차주식회사 밸브의 열해방지 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101428616B1 (ko) 2013-09-24 2014-08-08 현대자동차주식회사 밸브의 열해방지 구조

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