JP3130806U - ペットボトルの被覆構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペットボトル表面に小ロットで写真やラベル等を容易に付着させると共に、ペットボトルの使用後にそれらを容易に剥離することができるペットボトルの被覆構造の提供。
【解決手段】写真やラベル等の表示紙1の裏面に低粘着性の粘着剤2を付着し、それをペットボトル3表面に着脱自在に仮貼着する。そして、表示紙1の上から熱収縮性の筒状の透明なフィルム4を被覆する。
【選択図】図1
【解決手段】写真やラベル等の表示紙1の裏面に低粘着性の粘着剤2を付着し、それをペットボトル3表面に着脱自在に仮貼着する。そして、表示紙1の上から熱収縮性の筒状の透明なフィルム4を被覆する。
【選択図】図1
Description
本考案は、小ロットの写真や印刷物を、飲料用ペットボトル表面に着脱自在に被覆できる被覆構造に関する。
ペットボトル表面には、熱収縮性の筒状の透明フィルム(シュリンクフィルム)が被覆されている。このフィルムの表面には、予め印刷がされている。
一般にこのような印刷されたシュリンクフィルムは量産性に適するが、小ロットの需要には適さない。単位当たりのフィルムの印刷コストが高価になるからである。
小ロットの需要は、一例として結婚式における写真や、各種イベントの宣伝用ラベル等であって、それらをペットボトル表面に付着させ、その参加者のみに配ることが好まれる。しかしながら、従来のペットボトルの被覆構造はこのような需要に適さない。
一般にこのような印刷されたシュリンクフィルムは量産性に適するが、小ロットの需要には適さない。単位当たりのフィルムの印刷コストが高価になるからである。
小ロットの需要は、一例として結婚式における写真や、各種イベントの宣伝用ラベル等であって、それらをペットボトル表面に付着させ、その参加者のみに配ることが好まれる。しかしながら、従来のペットボトルの被覆構造はこのような需要に適さない。
そこで本考案は係る課題を解決すると共に、使用後のペットボトルのリサイクルを向上させる共に、付着された写真やラベル等を容易に剥離して、それらを保管することができるものを提供することを課題とする。
請求項1に記載の本考案は、写真やラベル等の表示紙(1) の裏面が、低粘着性の粘着剤(2)を介して、ペットボトル(3)表面に着脱自在に仮貼着され、その表示紙(1)の上から熱収縮性の筒状の透明なフィルム(4)が、そのペットボトル(3)に密着して被覆されてなるペットボトルの被覆構造である。
請求項2に記載の本考案は、請求項1において、
裏面に水溶性の粘着剤(2)を付着した前記表示紙(1)が、ペットボトル(3)表面に仮貼着されてなるペットボトルの被覆構造である。
裏面に水溶性の粘着剤(2)を付着した前記表示紙(1)が、ペットボトル(3)表面に仮貼着されてなるペットボトルの被覆構造である。
本考案のペットボトルの被覆構造は、表示紙1の裏面が、低粘着性の粘着剤2を介してペットボトル3表面に着脱自在に仮貼着され、その表示紙1の上から熱収縮性の筒状の透明なフィルム4が密着して被覆されたものであるから、そのフィルム4を取り外すことにより、写真等の表示紙1をペットボトル3表面から容易に外すことができる。それにより、写真その他をアルバム等に保管することができる。
また、フィルム4および表示紙1をペットボトル3から取り外すことにより、ペットボトル3のリサイクルを円滑に行うことができる。
また、フィルム4および表示紙1をペットボトル3から取り外すことにより、ペットボトル3のリサイクルを円滑に行うことができる。
上記構成において、粘着剤2として水溶性のものを用い、それを表示紙1の裏面に付着させて表示紙1をペットボトル3表面に仮貼着することができる。この場合には、より完全に写真等の表示紙1をペットボトル3表面から剥離させることができる。
次に、図面に基づいて本考案の実施の形態につき説明する。
図1は、本考案のペットボトルの被覆構造の分解斜視説明図である。また、図2はその被覆構造の斜視図および要部断面拡大図である。さらに図3は、使用後のペットボトルの透明フィルムを取り除いた状態を示す説明図である。
本考案のペットボトルの被覆構造は、飲料用ペットボトル(ポリエチレンテレフタレート製容器)の胴部5の表面に写真や広告ラベルからなる表示紙1(紙またはフィルムのもの)を仮貼着するものである。その一例として、表示紙1の裏面側の好ましくはその四隅に、低粘着性の粘着剤2を付着させる。
図1は、本考案のペットボトルの被覆構造の分解斜視説明図である。また、図2はその被覆構造の斜視図および要部断面拡大図である。さらに図3は、使用後のペットボトルの透明フィルムを取り除いた状態を示す説明図である。
本考案のペットボトルの被覆構造は、飲料用ペットボトル(ポリエチレンテレフタレート製容器)の胴部5の表面に写真や広告ラベルからなる表示紙1(紙またはフィルムのもの)を仮貼着するものである。その一例として、表示紙1の裏面側の好ましくはその四隅に、低粘着性の粘着剤2を付着させる。
この粘着剤2としては、水溶性のもの(通常の糊剤)を付着させ、その表示紙1をペットボトル3の胴部5に仮貼着させる。
次いで、筒状に形成した熱収縮性の透明なフィルム4を表示紙1の上から被嵌し、それを熱収縮させる。即ち、フィルム4に温風や蒸気を吹き付けて収縮させるものである。このフィルム4は、スチレン系樹脂,ポリエステル系樹脂,ポリ塩化ビニール等からなり、厚さ10〜100μm程度の公知のものである。そして熱収縮率は、70℃〜100℃の状況で20%〜80%程度である。
次いで、筒状に形成した熱収縮性の透明なフィルム4を表示紙1の上から被嵌し、それを熱収縮させる。即ち、フィルム4に温風や蒸気を吹き付けて収縮させるものである。このフィルム4は、スチレン系樹脂,ポリエステル系樹脂,ポリ塩化ビニール等からなり、厚さ10〜100μm程度の公知のものである。そして熱収縮率は、70℃〜100℃の状況で20%〜80%程度である。
このようにして熱収縮したフィルム4は、図2の如く、表示紙1を含みペットボトル3の胴部5に密着する。
なお、フィルム4には予め切断用ミシン目7が形成されている。
また、水溶性の粘着剤2を用いた場合には、フィルム4の熱収縮の際の温度環境でその粘着剤が完全に乾燥し、表示紙1とペットボトル3との粘着力が低下する。
なお、フィルム4には予め切断用ミシン目7が形成されている。
また、水溶性の粘着剤2を用いた場合には、フィルム4の熱収縮の際の温度環境でその粘着剤が完全に乾燥し、表示紙1とペットボトル3との粘着力が低下する。
次いで、このペットボトル3の使用後には、フィルム4を切断用ミシン目7から切り取って取り除く。するとそのペットボトル3の表面の表示紙1は、容易に剥離する。場合によっては、フィルム4の剥離と共に、自然に表示紙1も剥離する。表示紙1が写真の場合には、それをアルバムに貼り付けて保管することが可能となる。同様にラベルも保管が可能である。
また、ペットボトル3の表面には何ら付着物が存在しないため、そのリサイクルが容易となる。
また、ペットボトル3の表面には何ら付着物が存在しないため、そのリサイクルが容易となる。
1 表示紙
2 粘着剤
3 ペットボトル
4 フィルム
5 胴部
6 口部
7 切断用ミシン目
2 粘着剤
3 ペットボトル
4 フィルム
5 胴部
6 口部
7 切断用ミシン目
Claims (2)
- 写真やラベル等の表示紙(1) の裏面が、低粘着性の粘着剤(2)を介して、ペットボトル(3)表面に着脱自在に仮貼着され、その表示紙(1)の上から熱収縮性の筒状の透明なフィルム(4)が、そのペットボトル(3)に密着して被覆されてなるペットボトルの被覆構造。
- 請求項1において、
裏面に水溶性の粘着剤(2)を付着した前記表示紙(1)が、ペットボトル(3)表面に仮貼着されてなるペットボトルの被覆構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000392U JP3130806U (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | ペットボトルの被覆構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007000392U JP3130806U (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | ペットボトルの被覆構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3130806U true JP3130806U (ja) | 2007-04-12 |
Family
ID=43281642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007000392U Expired - Fee Related JP3130806U (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | ペットボトルの被覆構造 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3130806U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016093961A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 包装シート、ならびにこれを用いた包装容器および包装方法 |
-
2007
- 2007-01-29 JP JP2007000392U patent/JP3130806U/ja not_active Expired - Fee Related
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