JP3130306U - 炊飯兼用一膳茶碗 - Google Patents

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Abstract

【課題】内蓋を必要とすることなく、電子レンジによる加熱時に吹きこぼれが発生して電子レンジ内を汚したり、蒸気圧で蓋が傾いて開口してしまうこともなく、おいしく炊飯でき、そのまま茶碗として炊き立て御飯を食することができる、より簡素な構造の炊飯兼用一膳茶碗を提供する。
【解決手段】本考案の炊飯兼用一膳茶碗1は、蓋体2と、蓋体載置部3を内面に有した本体部4とからなり、蓋体2には、複数の蒸気吹出孔5が、平面視で周角(360゜)を当該蒸気吹出孔5の数で除した略等角度にて離間して設けられている。本体部4が内面に蓋体載置部3を備え、さらに複数の蒸気吹出孔5が平面視にて周角(360゜)を当該蒸気吹出孔の数で除した略等角度で離間して設けられているため、蒸気圧で蓋体が持ち上がる場合でも水平に持ち上がり、蓋体が傾いて開口してしまうことがなく、吹きこぼれて電子レンジ内を汚したりすることもない。
【選択図】図1

Description

本考案は、電子レンジを利用して炊飯できると共に、そのまま茶碗として使用できる炊飯兼用一膳茶碗に関するものである。
従来より、洗米した米と水を本体容器内に配して電子レンジで加熱することにより、炊き上がり後は、そのまま一膳の茶碗として炊き立て御飯を食することができる炊飯兼用一膳茶碗が提案されている。
例えば、そのようなものとして、図4に示すように、陶磁器製茶碗31と、陶磁器製茶碗31の上面開口周縁の内側に嵌合係止される陶磁器製中蓋32と、陶磁器製中蓋32の上方の陶磁器製茶碗31の上面開口周縁に嵌合係止される陶磁器製外蓋33とから構成し、陶磁器製茶碗31の甲台34の環状の側周面に複数の通気部35を形成し、陶磁器製中蓋32の内面側に中央山部36、谷部37、周辺山部38を形成し、陶磁器製中蓋32及び陶磁器製外蓋33にそれぞれ通気孔39、40を形成した電子レンジ用炊飯茶碗30がある。
ところで、この種の電子レンジ用炊飯茶碗では、電子レンジによる加熱時に吹きこぼれが発生して電子レンジ内を汚したり、蒸気圧で蓋が傾いて開口してしまうなどの問題がある。そして、そのような問題を解決するためには、電子レンジ用炊飯茶碗30のように、外蓋と共に内蓋が必要と考えられていた。また、内蓋の構造などにも様々な工夫がなされていた。
実用新案登録第3117163号公報
本願考案者は、上記従来の電子レンジ用炊飯茶碗の問題点をより簡素な構造で解決すべく鋭意研究した結果、本考案を想起完成するに至った。すなわち、本考案の課題は、内蓋を必要とすることなく、電子レンジによる加熱時に吹きこぼれが発生して電子レンジ内を汚したり、蒸気圧で蓋が傾いて開口してしまうこともなく、おいしく炊飯でき、そのまま茶碗として炊き立て御飯を食することができる、より簡素な構造の炊飯兼用一膳茶碗を提供することにある。
上記課題を解決するものは、電子レンジを利用して炊飯可能な炊飯兼用一膳茶碗であって、蓋体と、該蓋体を載置するための蓋体載置部を内面に有した本体部とからなり、前記蓋体には、複数の蒸気吹出孔が、平面視にて、周角(360゜)を当該蒸気吹出孔の数で除した略等角度で離間して設けられていることを特徴とする炊飯兼用一膳茶碗である。
前記複数の蒸気吹出孔は、略同一水平レベルに設けられていることが好ましい。前記蓋体載置部は、環状凸部であることが好ましい。前記蒸気吹出孔は、前記本体部の蓋体載置部に前記蓋体が載置された状態で、前記本体部の上端より上方に位置するように形成されていることが好ましい。前記蓋体は、前記本体部の蓋体載置部に載置された状態で山型を呈して配されると共に頂部には把持部が設けられ、さらに、前記蒸気吹出孔は、前記蓋体の下端より上端側に形成されていることが好ましい。前記複数の蒸気吹出孔は、平面視で略90゜間隔で4つ形成されていることが好ましい。前記本体部の内面には、米量目盛環状線および水量目盛環状線が設けられていることが好ましい。
請求項1に記載の考案によれば、内蓋を必要とすることなく、電子レンジによる加熱時に吹きこぼれが発生して電子レンジ内を汚したり、蒸気圧で蓋が傾いて開口してしまうこともなく、おいしく炊飯でき、そのまま茶碗として炊き立て御飯を食することができる。特に、本体部が内面に蓋体載置部を備え、さらに複数の蒸気吹出孔が、平面視にて周角(360゜)を当該蒸気吹出孔の数で除した略等角度で離間して設けられているため、蒸気圧で蓋体が持ち上がる場合でも水平状態を保持したまま上方に持ち上がり、蓋体が傾向いて開口してしまうことがなく、水蒸気が吹きこぼれて電子レンジ内を汚したりすることもない。
請求項2によれば、水平バランスがより良好な蓋体となる。
請求項3によれば、上記請求項1または2の効果に加え、環状凸部に形成された蓋体載置部にて、より安定して蓋体を保持できる。
請求項4によれば、上記請求項1ないし3の効果に加え、蒸気吹出孔から噴出する水蒸気が、本体部の内面に当たって蓋体が傾き開口することをより防止できる。
請求項5によれば、上記請求項1ないし4の効果に加え、蓋体の頂部に設けられた把持部の重量でより安定して蓋体が載置されると共に、蒸気吹出孔が上端側に設けられることで、蒸気が側方ではなく上方に流れるため、蓋体が傾いて開口してしまうことをより防止できる。
請求項6によれば、蓋体の載置状態が最も安定したものとなる。
請求項7によれば、米量目盛環状線および水量目盛環状線が設けられていることにより、適切な米量および水量を本体部内に配することができ、安定しておいしい御飯を炊き上げることができる。
電子レンジの加熱に際し、内蓋を設けることなく、蓋体を本体部に安定して載置させることで、吹きこぼれが生じることがなく、おいしく御飯を炊き上げ可能な炊飯兼用一膳茶碗を実現した。
図1は本考案の炊飯兼用一膳茶碗の一実施例の平面図であり、図2は図1に示した炊飯兼用一膳茶碗の正面図であり、図3は図1のA−A線断面図である。また、2は蓋体、3は蓋体載置部、4は本体部、5は蒸気吹出孔、6は把持部、7は甲台、8は米量目盛環状線、9は水量目盛環状線である。
この実施例の炊飯兼用一膳茶碗1は、図1に示すよう、電子レンジを利用して炊飯可能な炊飯兼用一膳茶碗であって、蓋体2と、蓋体2を載置するための蓋体載置部3を内面に有した本体部4とからなり、蓋体2には、複数の蒸気吹出孔5が、平面視にて、周角(360゜)を当該蒸気吹出孔5の数(4)で除した略等角度(90゜)で離間して設けられていることを特徴とする炊飯兼用一膳茶碗である。以下、各構成について順次詳述する。
炊飯兼用一膳茶碗1は、電子レンジを利用して炊飯可能な炊飯兼用一膳茶碗であり、内部に洗米と所要量の水を配して電子レンジにて加熱することにより、一膳程度の御飯を短時間で炊き上げることができる。
この炊飯兼用一膳茶碗1は、陶磁器製の蓋体2と陶磁器製の本体部4のみからなり、従来、吹きこぼれ防止のために必須と考えられていた内蓋を要しない。
蓋体2は、図2または図3に示すように、後述する本体部4に載置された状態で山型を呈して配され、頂部には把持部6が設けられている。
蓋体2には、図1に示すように、複数の蒸気吹出孔5が、平面視にて周角(360゜)を当該蒸気吹出孔5の数で除した略等角度で離間して設けられている。このため、蒸気圧で蓋体が持ち上がる場合でも水平状態を保持したまま上方に持ち上がり、蓋体が傾向いて開口してしまうことがなく、水蒸気が吹きこぼれて電子レンジ内を汚したりすることもない。
具体的には、この実施例の蓋体2の蒸気吹出孔5は、平面視で略90゜間隔で4つ形成されている。これが最も安定した載置状態を保持できる。ただし、本考案の炊飯兼用一膳茶碗はこれに限定されるものでなく、蒸気吹出孔が、平面視にて、周角(360゜)を当該蒸気吹出孔の数で除した略等角度で離間して設けられているものを広く包含し、例えば、180゜間隔で2個設けられたもの、120゜間隔で3個設けられたもの、72゜間隔で5個設けられたもの、60゜間隔で6個設けられたものなども本考案の範疇に包含される。
また、複数の蒸気吹出孔5は、図1または図2に示すように、略同一水平レベルに設けられており、これによって、水平バランスがより良好な蓋体となり、蒸気圧で蓋体が持ち上がる場合でも水平状態を保持したまま持ち上がり、蓋体が傾いて開口してしまうことがなく、水蒸気が吹きこぼれて電子レンジ内を汚したりすることもない。
さらに、複数の蒸気吹出孔5は、図2または図3に示すように、本体部4の蓋体載置部3に蓋体2が載置された状態で、本体部4の上端4aより上方に位置するように形成されている。これにより、蒸気吹出孔5から噴出する水蒸気が、本体部4の内面に当たって蓋体2が傾き開口することを防止できる。
また、蓋体2は、図3に示すように、本体部4の蓋体載置部3に載置された状態で山型を呈して配されると共に頂部には把持部6が設けられ、さらに、複数の蒸気吹出孔5は、蓋体2の下端2bより上端2a側に形成されている。これにより、蓋体の頂部に設けられた把持部の重量でより安定して蓋体が載置されると共に、蒸気吹出孔が上端側に設けられることで、蒸気が側方(下方麓部)ではなく上方に向かって流れるため、蓋体が傾いて開口してしまうことをより防止できる。
本体部4は、内部に洗米と水を配して御飯を炊上げる部位であると共に、炊き上がり後は、そのまま茶碗として使用する部位である。この本体部4の内面には、蓋体2を載置するための蓋体載置部3が設けられている。より具体的には、この実施例の本体部4は、蓋体載置部3が環状凸部にて形成されている。このように、蓋体載置部3を環状凸部にて形成することで、より安定して蓋体2を本体部4の内面にて保持できる。ただし、本考案の蓋体載置部は、本体部の内面にて蓋体を載置可能なものであればどのようなものでもよく、例えば、間欠的に配された蓋体載置部を有するものなども、広く本考案の範疇に包含される。
また、本体部4の内面には、図3に示すように、米量目盛環状線8および水量目盛環状線9が設けられている。これにより、適切な米量および水量を本体部内に配することができ、安定してよりおいしい御飯を炊き上げることができる。さらに、この実施例の本体部4の下部には甲台7が設けられている。
つぎに、本考案の炊飯兼用一膳茶碗1の使用方法について説明する。
炊飯兼用一膳茶碗1にて一膳の御飯を炊き上げる場合、まず、本体部4内に90cc(約半合)の米を入れて洗米する。この時の米量は米量目盛環状線8まで米を投入することで計量することなく配することができる。つぎに、洗米を配した本体部4内に130ccの水を入れて約15分以上浸した状態とする。この時の水量は水量目盛環状線9まで水を投入することで、計量することなく配することができる。そして、約15分以上、洗米を水に浸したら、蓋体2を本体部4の蓋体載置部3に載置して電子レンジで15分、170W〜200Wで加熱し炊き上げる。炊き上がったら、本体部4より蓋体2を取り外して、本体部4をそのまま茶碗として使用し食することできる。なお、本考案の炊飯兼用一膳茶碗1では、電子レンジによる加熱に際して、内蓋がなくても、吹きこぼれが発生して電子レンジ内を汚したり、蒸気圧で蓋が傾いて開口してしまうこともなく、おいしく炊飯できる。
図1は本考案の炊飯兼用一膳茶碗の一実施例の平面図である。 図1に示した炊飯兼用一膳茶碗の正面図である。 図3は図1のA−A線断面図である。 図4は従来の電子レンジ用炊飯茶碗の縦断面図である。
符号の説明
1 炊飯兼用一膳茶碗
2 蓋体
3 蓋体載置部
4 本体部
5 蒸気吹出孔
6 把持部
7 甲台
8 米量目盛環状線
9 水量目盛環状線

Claims (7)

  1. 電子レンジを利用して炊飯可能な炊飯兼用一膳茶碗であって、蓋体と、該蓋体を載置するための蓋体載置部を内面に有した本体部とからなり、前記蓋体には、複数の蒸気吹出孔が、平面視にて、周角(360゜)を当該蒸気吹出孔の数で除した略等角度で離間して設けられていることを特徴とする炊飯兼用一膳茶碗。
  2. 前記複数の蒸気吹出孔は、略同一水平レベルに設けられている請求項1に記載の炊飯兼用一膳茶碗。
  3. 前記蓋体載置部は、環状凸部である請求項1または2に記載の炊飯兼用一膳茶碗。
  4. 前記蒸気吹出孔は、前記本体部の蓋体載置部に前記蓋体が載置された状態で、前記本体部の上端より上方に位置するように形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の炊飯兼用一膳茶碗。
  5. 前記蓋体は、前記本体部の蓋体載置部に載置された状態で山型を呈して配されると共に頂部には把持部が設けられ、さらに、前記蒸気吹出孔は、前記蓋体の下端より上端側に形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載の炊飯兼用一膳茶碗。
  6. 前記複数の蒸気吹出孔は、平面視で略90゜間隔で4つ形成されている請求項1ないし5のいずれかに記載の炊飯兼用一膳茶碗。
  7. 前記本体部の内面には、米量目盛環状線および水量目盛環状線が設けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の炊飯兼用一膳茶碗。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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