JP3130071B2 - 車両のバンパー構造体 - Google Patents
車両のバンパー構造体Info
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のバンパー構造体
に係り、特に内部に補強フレームを有してブロー成形に
より一体に形成される中空状の車両のバンパー構造体に
関する。
に係り、特に内部に補強フレームを有してブロー成形に
より一体に形成される中空状の車両のバンパー構造体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両に設けられるバン
パーは、金属製のものが広く採用されていたが、近年は
主として軽量化等の要請から合成樹脂材のブロー成形方
法によって形成されるようになった。合成樹脂製のバン
パーでは、充分な剛性が得られるように、金属製のレイ
ンフォースメントで補強されることが多い。例えば実開
昭58−194941号公報には、板金製のレインフォ
ースメントを中空状の剛性樹脂よりなるバンパー本体の
背面に一体成形したバンパーの一例が記載されている。
この場合、そのレインフォースメントを、バンパー本体
背面の略全幅にわたって密接対応させ、そのレインフォ
ースメントの上下部位に前方に突出させた抜け止め用の
ピンをインサート成形方によりバンパー本体と一体化さ
せている。このように、長尺のレインフォースメントを
バンパー本体と一体化させた構造では、両者の熱膨張差
による剥離やガタつきが発生する場合があり問題であ
る。
パーは、金属製のものが広く採用されていたが、近年は
主として軽量化等の要請から合成樹脂材のブロー成形方
法によって形成されるようになった。合成樹脂製のバン
パーでは、充分な剛性が得られるように、金属製のレイ
ンフォースメントで補強されることが多い。例えば実開
昭58−194941号公報には、板金製のレインフォ
ースメントを中空状の剛性樹脂よりなるバンパー本体の
背面に一体成形したバンパーの一例が記載されている。
この場合、そのレインフォースメントを、バンパー本体
背面の略全幅にわたって密接対応させ、そのレインフォ
ースメントの上下部位に前方に突出させた抜け止め用の
ピンをインサート成形方によりバンパー本体と一体化さ
せている。このように、長尺のレインフォースメントを
バンパー本体と一体化させた構造では、両者の熱膨張差
による剥離やガタつきが発生する場合があり問題であ
る。
【0003】このような問題点は、例えば実開昭62−
78543号公報に記載されているように、板金製のレ
インフォースメントを、別途成形された合成樹脂製のバ
ンパー本体にボルト・ナットの締結により相対移動可能
に一体化した場合には解消されている。
78543号公報に記載されているように、板金製のレ
インフォースメントを、別途成形された合成樹脂製のバ
ンパー本体にボルト・ナットの締結により相対移動可能
に一体化した場合には解消されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、衝突時に乗
員および車体を充分に保護するためにはバンパーが充分
な初期剛性とつぶれ耐力を有していなければならない。
つまり、限度以上の衝突があった場合には、乗員を保護
するシートベルトやエアバッグをタイミングよく作動さ
せるために、つぶれに対する俊敏な耐力の立上りがバン
パーに要求されること、および、そのバンパー自体のつ
ぶれ耐力によって車体を破損させないようにすることが
望まれるからである。
員および車体を充分に保護するためにはバンパーが充分
な初期剛性とつぶれ耐力を有していなければならない。
つまり、限度以上の衝突があった場合には、乗員を保護
するシートベルトやエアバッグをタイミングよく作動さ
せるために、つぶれに対する俊敏な耐力の立上りがバン
パーに要求されること、および、そのバンパー自体のつ
ぶれ耐力によって車体を破損させないようにすることが
望まれるからである。
【0005】充分な初期剛性を得るためには、バンパー
本体とレインフォースメントが強固に一体化されている
必要があるが、たとえブロー成形法によりこれらを一体
に成形した場合でも、前述したように、熱膨張差による
剥離やガタつきの発生があると初期剛性が低下するのみ
ならず、そのバンパー自体のつぶれ耐力も低下する。ま
た、前記従来例における前者のように、中空状のバンパ
ー本体の背面に板金製のレインフォースメントを一体化
させた場合には、ステーと称される連結部材を介してレ
インフォースメントを車体に固定するため、車両の全長
が長くなるというレイアウト上の問題もある。一方、後
者のように、バンパー本体にレインフォースメントを相
対移動可能に取り付ける場合には、充分な初期剛性を得
ることは難しい。とりわけ、バンパーが大きなキャンバ
を有していると、衝突時におけるバンパーの左右方向へ
の伸び変形が大きくなるため、初期剛性の低下が著し
い。
本体とレインフォースメントが強固に一体化されている
必要があるが、たとえブロー成形法によりこれらを一体
に成形した場合でも、前述したように、熱膨張差による
剥離やガタつきの発生があると初期剛性が低下するのみ
ならず、そのバンパー自体のつぶれ耐力も低下する。ま
た、前記従来例における前者のように、中空状のバンパ
ー本体の背面に板金製のレインフォースメントを一体化
させた場合には、ステーと称される連結部材を介してレ
インフォースメントを車体に固定するため、車両の全長
が長くなるというレイアウト上の問題もある。一方、後
者のように、バンパー本体にレインフォースメントを相
対移動可能に取り付ける場合には、充分な初期剛性を得
ることは難しい。とりわけ、バンパーが大きなキャンバ
を有していると、衝突時におけるバンパーの左右方向へ
の伸び変形が大きくなるため、初期剛性の低下が著し
い。
【0006】そこで本発明は、上記の従来技術の欠点を
解決するためになされたもので、衝突時における初期剛
性とつぶれ耐力を向上させた車両のバンパー構造体を提
供することを目的としている。
解決するためになされたもので、衝突時における初期剛
性とつぶれ耐力を向上させた車両のバンパー構造体を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の車両のバンパー構造体は、ブロー成形に
より一体に形成されその内部に中空部が形成されたバン
パー本体であって、このバンパー本体はその両側に一対
の車体フレーム取付部を有するバンパー本体と、バンパ
ー本体の各車体フレーム取付部と一体的に成形固着され
バンパー本体の中空部に向って前方に突出する補強フレ
ームであって、この補強フレームの外面はバンパー本体
と一体の合成樹脂材により覆われた補強フレームと、補
強フレームを支持する複数のリブであって、これらのリ
ブが補強フレームの両側部の中央部に略水平方向にバン
パー本体と一体的に形成されたリブと、を有することを
特徴としている。
めに、本発明の車両のバンパー構造体は、ブロー成形に
より一体に形成されその内部に中空部が形成されたバン
パー本体であって、このバンパー本体はその両側に一対
の車体フレーム取付部を有するバンパー本体と、バンパ
ー本体の各車体フレーム取付部と一体的に成形固着され
バンパー本体の中空部に向って前方に突出する補強フレ
ームであって、この補強フレームの外面はバンパー本体
と一体の合成樹脂材により覆われた補強フレームと、補
強フレームを支持する複数のリブであって、これらのリ
ブが補強フレームの両側部の中央部に略水平方向にバン
パー本体と一体的に形成されたリブと、を有することを
特徴としている。
【0008】また、本発明において、補強フレームの車
体フレーム取付側は板部材で閉塞され、その補強フレー
ムに閉断面が形成されていることが好ましい。さらに、
本発明において、補強フレームの内側に少なくとも2つ
の横壁が形成されていることが好ましい。
体フレーム取付側は板部材で閉塞され、その補強フレー
ムに閉断面が形成されていることが好ましい。さらに、
本発明において、補強フレームの内側に少なくとも2つ
の横壁が形成されていることが好ましい。
【0009】
【作用】上記のように構成された本発明において、バン
パー本体の車体フレーム取付部と一体的に形成固着され
ると共にバンパー本体と一体に合成樹脂材により覆われ
た補強フレームが設けられているため、衝突時に、高い
初期剛性が得られる。さらに、衝突時にバンパー構造体
が変形しても、補強フレームがバンパー本体と一体に合
成樹脂材により覆われているため、バンパー本体と補強
フレームの間にスキが発生することなく、相互に補強し
合うため、補強フレームがたおれ変形し難くなり、安定
した高い剛性を得ることができる。さらに、本発明にお
いては、補強フレームの両側部の中央部に略水平方向に
バンパー本体と一体的に形成された複数のリブにより補
強フレームを支持するようにしているため、バンパー本
体への補強グレームの取付部が高剛性となり、補強フレ
ームの倒れが防止され、斜めからの荷重に対しても変形
し難くなる。
パー本体の車体フレーム取付部と一体的に形成固着され
ると共にバンパー本体と一体に合成樹脂材により覆われ
た補強フレームが設けられているため、衝突時に、高い
初期剛性が得られる。さらに、衝突時にバンパー構造体
が変形しても、補強フレームがバンパー本体と一体に合
成樹脂材により覆われているため、バンパー本体と補強
フレームの間にスキが発生することなく、相互に補強し
合うため、補強フレームがたおれ変形し難くなり、安定
した高い剛性を得ることができる。さらに、本発明にお
いては、補強フレームの両側部の中央部に略水平方向に
バンパー本体と一体的に形成された複数のリブにより補
強フレームを支持するようにしているため、バンパー本
体への補強グレームの取付部が高剛性となり、補強フレ
ームの倒れが防止され、斜めからの荷重に対しても変形
し難くなる。
【0010】また、補強フレームは、バンパー本体の中
空部に向って前方に突出するように設けられているた
め、幅広に設けた従来例の場合のように、両者の熱膨張
差による剥離やガタつきが発生することがない。また、
補強フレームの車体フレーム取付側を板部材で閉塞し、
閉断面を形成した場合には、その補強フレームの剛性が
さらに高くなるとともに、たおれ変形しにくくなるの
で、衝突時の初期剛性およびつぶれ耐力もより一層向上
する。
空部に向って前方に突出するように設けられているた
め、幅広に設けた従来例の場合のように、両者の熱膨張
差による剥離やガタつきが発生することがない。また、
補強フレームの車体フレーム取付側を板部材で閉塞し、
閉断面を形成した場合には、その補強フレームの剛性が
さらに高くなるとともに、たおれ変形しにくくなるの
で、衝突時の初期剛性およびつぶれ耐力もより一層向上
する。
【0011】さらに、補強フレームの内側に少なくとも
2つの横壁を形成した場合には、その補強フレームの剛
性がさらに高くなるとともに、たおれ変形しにくくなる
ので、衝突時の初期剛性およびつぶれ耐力もより一層向
上する。
2つの横壁を形成した場合には、その補強フレームの剛
性がさらに高くなるとともに、たおれ変形しにくくなる
ので、衝突時の初期剛性およびつぶれ耐力もより一層向
上する。
【0012】
【発明の効果】本発明の車両のバンパー構造体によれ
ば、衝突時の初期剛性とつぶれ耐力の向上を図ることが
できる。
ば、衝突時の初期剛性とつぶれ耐力の向上を図ることが
できる。
【0013】また、補強フレームの車体フレーム取付側
を板部材で閉塞し、その補強フレームに閉断面を形成す
ることにより、補強フレームの剛性がさらに向上し、そ
のため衝突時の初期剛性とつぶれ耐力がより一層向上す
る。さらに、補強フレームの内側に少なくとも2つの横
壁を形成した場合には、その補強フレームの剛性がさら
に高くなるとともに、たおれ変形しにくくなるので、衝
突時の初期剛性およびつぶれ耐力もより一層向上する。
を板部材で閉塞し、その補強フレームに閉断面を形成す
ることにより、補強フレームの剛性がさらに向上し、そ
のため衝突時の初期剛性とつぶれ耐力がより一層向上す
る。さらに、補強フレームの内側に少なくとも2つの横
壁を形成した場合には、その補強フレームの剛性がさら
に高くなるとともに、たおれ変形しにくくなるので、衝
突時の初期剛性およびつぶれ耐力もより一層向上する。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。先ず本発明の第1実施例について図1乃至
図4を参照して説明する。図1に示すように、1は車幅
方向に延びる中空状のバンパー構造体であり、このバン
パー構造体1の両側部(図面は左側部分のみ示す)の内
側には車体フレーム取付部2が形成されている。この車
体フレーム取付部2には取付ボルト5が植設固定され、
この取付ボルト5を介してバンパー構造体1が、車両
(図示せず)の前後方向に配置される車体フレーム6の
前端に固定されている。
て説明する。先ず本発明の第1実施例について図1乃至
図4を参照して説明する。図1に示すように、1は車幅
方向に延びる中空状のバンパー構造体であり、このバン
パー構造体1の両側部(図面は左側部分のみ示す)の内
側には車体フレーム取付部2が形成されている。この車
体フレーム取付部2には取付ボルト5が植設固定され、
この取付ボルト5を介してバンパー構造体1が、車両
(図示せず)の前後方向に配置される車体フレーム6の
前端に固定されている。
【0015】その車体フレーム取付部2の内側には断面
がハット状の板金製の補強フレーム3(図3参照)が前
方に向けて一体に突設固定されて、バンパー構造体1が
その内部で強力に補強された構造となっている。すなわ
ち、その補強フレーム3の外面はバンパー本体11と一
体の合成樹脂材によって覆われ、その前面部7はバンパ
ー本体11の前部内面にやや間隔をおいて対向し、その
両側部8,8には、バンパー本体11と一体に略水平に
形成される折れじわリブ12、13が略面直状に対応
し、その補強フレーム3を両側から支持するとともに、
その折れじわリブ12から少し左右にずれた位置におけ
る補強フレーム3の内側に2つの横壁9,9(図2参
照)を形成している。
がハット状の板金製の補強フレーム3(図3参照)が前
方に向けて一体に突設固定されて、バンパー構造体1が
その内部で強力に補強された構造となっている。すなわ
ち、その補強フレーム3の外面はバンパー本体11と一
体の合成樹脂材によって覆われ、その前面部7はバンパ
ー本体11の前部内面にやや間隔をおいて対向し、その
両側部8,8には、バンパー本体11と一体に略水平に
形成される折れじわリブ12、13が略面直状に対応
し、その補強フレーム3を両側から支持するとともに、
その折れじわリブ12から少し左右にずれた位置におけ
る補強フレーム3の内側に2つの横壁9,9(図2参
照)を形成している。
【0016】このような構成することにより、バンパー
構造体1の車体フレーム取付部2が一体的に高剛性にな
るとともに、その内部に形成された補強フレーム3自体
の剛性も向上され、かつ前方のみならず斜めからの荷重
に対しても補強フレーム3がたおれ変形し難くなってい
る。また、車体フレーム6への取付用の取付ボルト5
は、その補強フレーム3のフランジ部10(図2参照)
に予め挿通された状態でバンパー本体11と一体化させ
ているため、車体フランジ6への取付剛性が向上してい
る。
構造体1の車体フレーム取付部2が一体的に高剛性にな
るとともに、その内部に形成された補強フレーム3自体
の剛性も向上され、かつ前方のみならず斜めからの荷重
に対しても補強フレーム3がたおれ変形し難くなってい
る。また、車体フレーム6への取付用の取付ボルト5
は、その補強フレーム3のフランジ部10(図2参照)
に予め挿通された状態でバンパー本体11と一体化させ
ているため、車体フランジ6への取付剛性が向上してい
る。
【0017】このように全体が一体化された中空状のバ
ンパー構造体1では、図4において実線で示すように、
衝突時におけるつぶれ量に対するつぶれ耐力(耐荷重)
の立上りが大きく初期剛性が著しく向上されている。一
方、従来のように、別体に形成した補強フレームをボル
ト・ナットの締結によってバンパー本体と一体化させた
場合には、衝突の時の車体フレームに対するバンパー本
体の逃げが大きく、また補強フレームとバンパー本体間
での逃げもあり、破線で示すように、つぶれ耐力(耐荷
重)の立上りが遅くなっている。また、補強フレーム自
体の支持剛性も充分でないので、たおれ変形しやすいた
め、座屈しやすく、安定したつぶれ耐力が得難い。
ンパー構造体1では、図4において実線で示すように、
衝突時におけるつぶれ量に対するつぶれ耐力(耐荷重)
の立上りが大きく初期剛性が著しく向上されている。一
方、従来のように、別体に形成した補強フレームをボル
ト・ナットの締結によってバンパー本体と一体化させた
場合には、衝突の時の車体フレームに対するバンパー本
体の逃げが大きく、また補強フレームとバンパー本体間
での逃げもあり、破線で示すように、つぶれ耐力(耐荷
重)の立上りが遅くなっている。また、補強フレーム自
体の支持剛性も充分でないので、たおれ変形しやすいた
め、座屈しやすく、安定したつぶれ耐力が得難い。
【0018】しかるに、本発明の第1実施例において
は、前述したように、補強フレーム3自体がたおれ変形
し難い構造で、かつバンパー本体11と一体化されてい
るため、つぶれ耐力が安定に向上している。これによ
り、バンパー構造体1のキャンバが大きくなった場合で
も、衝突時の横方向への伸び変形が少なく、また、荷重
が斜め方向から作用するようなことがあっても補強フレ
ーム3が横たおれして座屈するのが防止され、安定した
つぶれ耐力が発揮される。
は、前述したように、補強フレーム3自体がたおれ変形
し難い構造で、かつバンパー本体11と一体化されてい
るため、つぶれ耐力が安定に向上している。これによ
り、バンパー構造体1のキャンバが大きくなった場合で
も、衝突時の横方向への伸び変形が少なく、また、荷重
が斜め方向から作用するようなことがあっても補強フレ
ーム3が横たおれして座屈するのが防止され、安定した
つぶれ耐力が発揮される。
【0019】このように、本発明の第1実施例において
は、まず、初期剛性が向上されることにより、限度以上
の衝突時には、シートベルトじゃエアバッグを良好なタ
イミングで作動させることができ、乗員の安全性が向上
する。そして、上述したように、つぶれ耐力の安定向上
により車体の破損を極減させることができる。このバン
パー構造体1は、予め金型のキャビティ内に補強フレー
ム3および取付ボルト5をセットして、合成樹脂材をブ
ロー成形することにより容易に形成することができる。
成形時には、補強フレーム3を取付ボルト5の頭部とと
もに鋳ぐるむようにバンパー本体11と一体に成形固着
させるが、その補強フレーム3は長尺ではなく、バンパ
ー本体11の両側の車体フレーム取付部2にもに一体化
されるものであり、とくに熱膨張差による剥離等の問題
を引き起こすことはない。
は、まず、初期剛性が向上されることにより、限度以上
の衝突時には、シートベルトじゃエアバッグを良好なタ
イミングで作動させることができ、乗員の安全性が向上
する。そして、上述したように、つぶれ耐力の安定向上
により車体の破損を極減させることができる。このバン
パー構造体1は、予め金型のキャビティ内に補強フレー
ム3および取付ボルト5をセットして、合成樹脂材をブ
ロー成形することにより容易に形成することができる。
成形時には、補強フレーム3を取付ボルト5の頭部とと
もに鋳ぐるむようにバンパー本体11と一体に成形固着
させるが、その補強フレーム3は長尺ではなく、バンパ
ー本体11の両側の車体フレーム取付部2にもに一体化
されるものであり、とくに熱膨張差による剥離等の問題
を引き起こすことはない。
【0020】次に本発明の第2実施例について図5を参
照して説明する。この第2実施例においては、補強フレ
ーム3の車体フレーム取付側4を、両フランジ部10,
10に固着した板部材14で閉塞し、その補強フランジ
3に上下方向の閉断面15を形成している。この場合、
バンパー構造体1の車体フレーム取付部2の剛性がより
一層向上し、車体フレーム6に対する取付剛性が向上す
るとともに、補強フレーム3のフランジ部10,10が
安定するため、補強フレーム3がより一層たおれ変形し
難くなる。そして、前方からの荷重に対するつぶれ耐力
も向上する。なお、板部材14は成形前に両フランジ部
10,10にスポット溶接(16,16参照)により固
定しておけばよい。
照して説明する。この第2実施例においては、補強フレ
ーム3の車体フレーム取付側4を、両フランジ部10,
10に固着した板部材14で閉塞し、その補強フランジ
3に上下方向の閉断面15を形成している。この場合、
バンパー構造体1の車体フレーム取付部2の剛性がより
一層向上し、車体フレーム6に対する取付剛性が向上す
るとともに、補強フレーム3のフランジ部10,10が
安定するため、補強フレーム3がより一層たおれ変形し
難くなる。そして、前方からの荷重に対するつぶれ耐力
も向上する。なお、板部材14は成形前に両フランジ部
10,10にスポット溶接(16,16参照)により固
定しておけばよい。
【0021】次に本発明の第3実施例について図6及び
図7を参照して説明する。この第3実施例においては、
補強フレーム13を、フランジ部17,17から屈曲し
て立上る両側部18,18の上下両端をそれぞれ内方に
屈曲させて上下でラップさせてスポット溶接(21,2
2参照)によって固着している。これにより補強フレー
ム13は、天井部23、底部24および両側部18,1
8によって前後方向に閉断面25を形成している。そし
て、補強フレーム13の前部は、両側部18,18を内
側に屈曲させたフランジ状の側縁部26,26を間隔を
置いて対向させ、その両側縁部26,26間をバンパー
本体11と一体の合成樹脂材で架橋一体化するととも
に、天井部23と底部24を含めて、両側部18,18
および両フランジ部17,17の外面をバンパー本体1
1と一体化させている。この第3実施例においては、閉
断面25を前後方向に形成しているため、補強フレーム
13がより一層たおれ変形し難くなる。
図7を参照して説明する。この第3実施例においては、
補強フレーム13を、フランジ部17,17から屈曲し
て立上る両側部18,18の上下両端をそれぞれ内方に
屈曲させて上下でラップさせてスポット溶接(21,2
2参照)によって固着している。これにより補強フレー
ム13は、天井部23、底部24および両側部18,1
8によって前後方向に閉断面25を形成している。そし
て、補強フレーム13の前部は、両側部18,18を内
側に屈曲させたフランジ状の側縁部26,26を間隔を
置いて対向させ、その両側縁部26,26間をバンパー
本体11と一体の合成樹脂材で架橋一体化するととも
に、天井部23と底部24を含めて、両側部18,18
および両フランジ部17,17の外面をバンパー本体1
1と一体化させている。この第3実施例においては、閉
断面25を前後方向に形成しているため、補強フレーム
13がより一層たおれ変形し難くなる。
【0022】次に本発明の第4実施例について図8及び
図9を参照して説明する。この第4実施例においては、
略ハット状の断面を有する補強フレーム31の両側部3
2,32の上下両端を第3実施例と同様に、内方に屈曲
させて上下でラップさせ、これらをスポット溶接(3
3,34参照)によって固着し、天井部35、底部36
と、両側部32,32および前面部37とで囲まれる略
匡体袋状の補強フレーム31を形成している。この第3
実施例においては、補強フレーム31自体がとくに高剛
性になるため、そのフランジ部38,38においてのみ
バンパー本体11と一体化させ、その匡体部分のまわり
に発泡材39で被着させてその外面をバンパー本体11
と一体の合成樹脂材で被い、前突部11aを形成してい
る。これにより、衝突時には、その前突部分11aによ
る緩衝機能で、適度に衝撃を緩和しつつ、限度以上の衝
撃に対して上記各実施例と同様に良好な初期剛性を確保
することができる。
図9を参照して説明する。この第4実施例においては、
略ハット状の断面を有する補強フレーム31の両側部3
2,32の上下両端を第3実施例と同様に、内方に屈曲
させて上下でラップさせ、これらをスポット溶接(3
3,34参照)によって固着し、天井部35、底部36
と、両側部32,32および前面部37とで囲まれる略
匡体袋状の補強フレーム31を形成している。この第3
実施例においては、補強フレーム31自体がとくに高剛
性になるため、そのフランジ部38,38においてのみ
バンパー本体11と一体化させ、その匡体部分のまわり
に発泡材39で被着させてその外面をバンパー本体11
と一体の合成樹脂材で被い、前突部11aを形成してい
る。これにより、衝突時には、その前突部分11aによ
る緩衝機能で、適度に衝撃を緩和しつつ、限度以上の衝
撃に対して上記各実施例と同様に良好な初期剛性を確保
することができる。
【0023】次に本発明の第5実施例について図10及
び図11を参照して説明する。この第5実施例において
は、補強フレーム41は、略ハット状の断面を有し、フ
ランジ部42,42と、これらのフランジ部42,42
から屈曲して立上る両側部43,43、前面部44及び
これらの両側部43,43と前面部44の上下両端部に
一体的に取り付けられた補強リブ45、45とにより構
成されている。このように構成された第5実施例におい
ては、補強リブ45、45を取り付けたことにより、補
強フレーム41自体がさらに高剛性となり、そのためよ
り一層たおれ変形し難くなる。
び図11を参照して説明する。この第5実施例において
は、補強フレーム41は、略ハット状の断面を有し、フ
ランジ部42,42と、これらのフランジ部42,42
から屈曲して立上る両側部43,43、前面部44及び
これらの両側部43,43と前面部44の上下両端部に
一体的に取り付けられた補強リブ45、45とにより構
成されている。このように構成された第5実施例におい
ては、補強リブ45、45を取り付けたことにより、補
強フレーム41自体がさらに高剛性となり、そのためよ
り一層たおれ変形し難くなる。
【0024】以上のようなバンパー構造体は、前述した
ように、予め、補強フランジと取付ボルトをキャビティ
内にセットしてブロー成形をおこなうことにより、それ
ぞれ容易に形成することができる。なお、図5に示した
板部材14は、図7、図9および図11に示される補強
フレームにも適用することができ、設計条件等により適
宜転用して良好な補強効果を得ることができる。
ように、予め、補強フランジと取付ボルトをキャビティ
内にセットしてブロー成形をおこなうことにより、それ
ぞれ容易に形成することができる。なお、図5に示した
板部材14は、図7、図9および図11に示される補強
フレームにも適用することができ、設計条件等により適
宜転用して良好な補強効果を得ることができる。
【図1】本発明の車両のバンパー構造体の第1実施例を
示す要部横断平面図
示す要部横断平面図
【図2】本発明の第1実施例を示す部分破断斜視図
【図3】本発明の第1実施例に用いられる補強フレーム
を示す斜視図
を示す斜視図
【図4】バンパー構造体のつぶれ特性を示すグラフ
【図5】本発明の第2実施例に用いられる補強フレーム
を示す斜視図
を示す斜視図
【図6】本発明の第3実施例を示す要部横断面図
【図7】本発明の第3実施例に用いられる補強フレーム
を示す斜視図
を示す斜視図
【図8】本発明の第4実施例を示す要部横断面図
【図9】本発明の第4実施例に用いられる補強フレーム
を示す斜視図
を示す斜視図
【図10】本発明の第5実施例を示す要部横断面図
【図11】本発明の第5実施例に用いられる補強フレー
ムを示す斜視図
ムを示す斜視図
1 バンパー構造体 2 車体フレーム取付部 3、13、31、41 補強フレーム 4 車体フレーム取付側 14 板部材 15 閉断面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出 朋之 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 福原 直成 兵庫県西宮市浜甲子園1丁目16番18号 みのる化成株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−110529(JP,A) 特開 昭63−8046(JP,A) 実開 昭63−112950(JP,U) 実開 昭58−194941(JP,U) 実開 昭62−87543(JP,U) 実開 昭61−97056(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 19/24
Claims (3)
- 【請求項1】 ブロー成形により一体に形成されその内
部に中空部が形成されたバンパー本体であって、このバ
ンパー本体はその両側に一対の車体フレーム取付部を有
する上記バンパー本体と、 上記バンパー本体の各車体フレーム取付部と一体的に成
形固着され上記バンパー本体の中空部に向って前方に突
出する補強フレームであって、この補強フレームの外面
は上記バンパー本体と一体の合成樹脂材により覆われた
上記補強フレームと、 上記補強フレームを支持する複数のリブであって、これ
らのリブが上記補強フレームの両側部の中央部に略水平
方向に上記バンパー本体と一体的に形成された上記リブ
と、 を有することを特徴とする車両のバンパー構造体。 - 【請求項2】 上記補強フレームの車体フレーム取付側
は板部材で閉塞され、その補強フレームに閉断面が形成
されている請求項1記載の車両のバンパー構造体。 - 【請求項3】 上記補強フレームの内側に少なくとも2
つの横壁が形成されている請求項1記載の車両のバンパ
ー構造体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12404391A JP3130071B2 (ja) | 1990-09-29 | 1991-05-28 | 車両のバンパー構造体 |
| US08/055,391 US5271650A (en) | 1990-09-29 | 1993-05-03 | Vehicle bumper and method of making same |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-262232 | 1990-09-29 | ||
| JP26223290 | 1990-09-29 | ||
| JP12404391A JP3130071B2 (ja) | 1990-09-29 | 1991-05-28 | 車両のバンパー構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05116572A JPH05116572A (ja) | 1993-05-14 |
| JP3130071B2 true JP3130071B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=26460802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12404391A Expired - Fee Related JP3130071B2 (ja) | 1990-09-29 | 1991-05-28 | 車両のバンパー構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3130071B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210055210A (ko) * | 2019-11-07 | 2021-05-17 | 건영산업 주식회사 | 쇽업소버 마운트의 제조방법 및 쇽업소버 마운트 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7370893B2 (en) | 2003-05-14 | 2008-05-13 | Kyoraku Co., Ltd. | Impact absorbing member for motor vehicle |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP12404391A patent/JP3130071B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210055210A (ko) * | 2019-11-07 | 2021-05-17 | 건영산업 주식회사 | 쇽업소버 마운트의 제조방법 및 쇽업소버 마운트 |
| KR102264730B1 (ko) | 2019-11-07 | 2021-06-15 | 건영산업 주식회사 | 쇽업소버 마운트의 제조방법 및 쇽업소버 마운트 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05116572A (ja) | 1993-05-14 |
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