JP3129539B2 - 光ファイバアレイ - Google Patents

光ファイバアレイ

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JP3129539B2 JP04268674A JP26867492A JP3129539B2 JP 3129539 B2 JP3129539 B2 JP 3129539B2 JP 04268674 A JP04268674 A JP 04268674A JP 26867492 A JP26867492 A JP 26867492A JP 3129539 B2 JP3129539 B2 JP 3129539B2
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隆 太田
暢嗣 福山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバを光学素子
と接続する場合等に、光ファイバを整列固定する目的で
使用する光ファイバアレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバと光学素子との接続に使用さ
れる従来の光ファイバアレイは、図3に示されるように
V溝基板50と上基板51とから構成されたもので、V溝基
板50には光ファイバを収納するための光ファイバ収納溝
52と、光ファイバの被覆部を収納するための座ぐり部53
とが形成され、また上基板51の下面にも光ファイバの被
覆部を収納するための座ぐり部54を形成したものであっ
た。
【0003】しかしこのような従来の光ファイバアレイ
は、セラミックス等に座ぐり部53、54を超音波加工する
必要があるために加工の手数とコストがかかること、座
ぐり部53、54を大きめに作るので光ファイバの先端が光
ファイバ収納溝52に正しく乗らないおそれがあること、
V溝基板50と上基板51との間で位置ずれが生じるおそれ
があること等の問題があった。
【0004】このような問題点を解決するために、本発
明者は図4に示されるような構造の光ファイバアレイを
先に発明し、特願平4-142682号として出願中である。こ
れは、上部平面4に光ファイバ収納溝7を形成するとと
もに、これに段差5を介して下部平面6を設けたV溝基
板1と、上部平面4の上に載せられて光ファイバを固定
するファイバ固定基板2と、下部平面6の上に載せられ
て光ファイバの被覆部を固定する凹部11を備えた上基板
3とから構成されたもので、図3のものに比較して加工
が容易であるうえに段差5を利用してV溝基板1に対す
る上基板3の位置決めを容易に行えるようにしたもので
ある。
【0005】ところがこの光ファイバアレイは、製造工
程においてV溝基板1の原板となるウエハーを切断する
必要があるような場合には、図5に示すようにウエハー
をガラス板12の表面に貼り付けるため、接着層により±
30μm 程度の寸法誤差が生ずることが避けられない。ま
たガラスを介さずに直接V溝基板1を治具に貼り付ける
場合にも接着層の厚みによって寸法誤差が生ずる。特に
ガラス板12に貼り付ける場合には接着層が二重になるた
めにこの誤差が大きくなる。このために図4に示すA寸
法に±30μm 程度の誤差が生じ、製造された光ファイバ
アレイを利用して相手側の光学素子との芯合わせを行う
際に高さ方向の微調整が必要となり、多くの時間がかか
るという問題があった。なお、この場合でもファイバ固
定基板2の上面とV溝基板1の上部平面4との距離は±
2μm 程度の精度を持っているので、ファイバ固定基板
2の上面を基準面とすることも考えられるのであるが、
実際にはファイバ固定基板2は面積が小さいためにこれ
を基準面として相手側の光学素子との芯合わせを行うこ
とは容易ではなかった。
【0006】また、図5に示すようにV溝基板1への光
ファイバ収納溝7の加工は、1枚のウエハーから多数個
が取れるように同時に加工することが好ましいのである
が、光ファイバ収納溝7のない下部平面6に相当する部
分でも砥石を動かす必要があるため、加工時間に無駄が
生じるという製造工程上の問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した先願
の光ファイバアレイの問題点を解消し、相手側の光学素
子との芯合わせが容易であり、また製造工程上の無駄を
なくした光ファイバアレイを提供するためになされたも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、少なくとも底部平面に対して平
行な上部平面およびこれに段差を介した下部平面を有す
る光ファイバ固定基板の上部平面上に、下面に光ファイ
バ収納溝が形成されたV溝基板が接着され、前記下部平
面上には、下面に光ファイバ被覆部を収納する凹部を備
えた被覆部収納用基板が接着されて、前記凹部と光ファ
イバ収納溝により光ファイバを固定したことを特徴とす
るものである。
【0009】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に沿って更に詳
細に説明する。図1は本発明の実施例を示す図であり、
図2はその上下を反転させて示した図である。これらの
図において、21は光ファイバ固定基板であり、上部平面
22とこれに段差23を介して接続された下部平面24とから
なるものである。これらの上部平面22と下部平面24のう
ち、少なくとも上部平面22は光ファイバ固定基板21の底
部平面20に対して平行とされている。段差23の高さは光
ファイバの被覆部の厚みに対応させて決められる。
【0010】25は光ファイバ固定基板21の上部平面22上
に接着されたV溝基板である。図3や図4に示すよう
に、従来はV溝基板の上面に光ファイバ収納溝が形成さ
れていたのであるが、本発明ではV溝基板25の下面に光
ファイバ収納溝26が形成されている。このため、上下を
反転させた図2の状態とすると従来のV溝基板と同様の
状態となる。光ファイバ収納溝26はこの実施例では4芯
の光ファイバに対応させて4列となっているが、勿論1
列であっても差支えない。
【0011】27は光ファイバ固定基板21の下部平面24上
に接着された被覆部収納用基板である。図2から分かる
ように、この被覆部収納用基板27は光ファイバの被覆部
を収納する凹部28が形成されたもので、図1の状態では
その断面が逆U字状又は門型となっている。そしてこの
凹部28に光ファイバの被覆部を収納し、また前記した光
ファイバ収納溝26に光ファイバの裸ファイバを収納する
ことによって、(図1の状態では)光ファイバが光ファ
イバ固定基板21の上面に固定されている。
【0012】
【作用】このように構成された光ファイバアレイは、図
1に示すように光ファイバの先端を固定し、例えば導波
路基板30のような他の光学素子に光ファイバを接続する
ために使用されることは従来のものと同様である。しか
し本発明の光ファイバアレイは、従来のものとは異なり
光ファイバ固定基板21の表面に光ファイバ収納溝26を加
工する必要がないため、図1に示す光ファイバ固定基板
21の底部平面20と上部平面22との間のA寸法の精度を、
ウエハー自体の厚さ精度である±2μm 程度とすること
ができる。しかもこの光ファイバ固定基板21の底部平面
20は広い面積を持っているため、他の光学素子と接続す
る際の基準面とすることができる。この結果、本発明の
光ファイバアレイを使用すれば光ファイバを他の光学素
子と接続する際に高さ方向の調節はほとんど不要とな
り、左右方向の調節だけで芯合わせをすることができる
ので、作業能率を大幅に向上させることが可能となる。
【0013】また本発明の光ファイバアレイにおいて
は、V溝基板25に加工された光ファイバ収納溝26は製品
に全て有効に活用されるので、図5に示す従来のように
使用されない部分についても砥石を動かすといった無駄
がなく、溝加工のための加工時間を短縮できる利点があ
る。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の光ファ
イバアレイは相手側の光学素子との芯合わせが容易であ
り、また製造工程上の無駄をなくしたものであるから、
従来の問題点を解決した光ファイバアレイとして、業界
に寄与するところは極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の光ファイバアレイを示す斜視図であ
る。
【図2】実施例の光ファイバアレイを上下反転させた状
態で示す斜視図である。
【図3】従来の光ファイバアレイを示す斜視図である。
【図4】先願の光ファイバアレイを示す斜視図である。
【図5】先願の光ファイバアレイの製造工程中の、V溝
基板への光ファイバ収納溝の加工状況を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 底部平面 21 光ファイバ固定基板 22 上部平面 23 段差 24 下部平面 25 V溝基板 26 光ファイバ収納溝 27 被覆部収納用基板 28 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/24 - 6/255 G02B 6/36 - 6/40 G02B 6/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも底部平面に対して平行な上部
    平面およびこれに段差を介した下部平面を有する光ファ
    イバ固定基板の上部平面上に、下面に光ファイバ収納溝
    が形成されたV溝基板が接着され、前記下部平面上に
    は、下面に光ファイバ被覆部を収納する凹部を備えた被
    覆部収納用基板が接着されて、前記凹部と光ファイバ収
    納溝により光ファイバを固定したことを特徴とする光フ
    ァイバアレイ。
JP04268674A 1992-06-03 1992-10-07 光ファイバアレイ Expired - Lifetime JP3129539B2 (ja)

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US08/070,619 US5379360A (en) 1992-06-03 1993-06-02 Optical fiber connector and method of manufacturing the same
EP93304295A EP0573288B1 (en) 1992-06-03 1993-06-03 Optical fiber connector and method of manufacturing the same
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