JP3128937B2 - 特殊効果装置 - Google Patents

特殊効果装置

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JP3128937B2
JP3128937B2 JP04091205A JP9120592A JP3128937B2 JP 3128937 B2 JP3128937 B2 JP 3128937B2 JP 04091205 A JP04091205 A JP 04091205A JP 9120592 A JP9120592 A JP 9120592A JP 3128937 B2 JP3128937 B2 JP 3128937B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • HELECTRICITY
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    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/02Arrangements for generating broadcast information; Arrangements for generating broadcast-related information with a direct linking to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for simultaneous generation of broadcast information and broadcast-related information
    • H04H60/04Studio equipment; Interconnection of studios
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    • H04H60/78Arrangements characterised by transmission systems other than for broadcast, e.g. the Internet characterised by source locations or destination locations
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  • Studio Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディジタル・マ
ルチ・エフェクタ等を用いた特殊効果装置に適用して好
適な特殊効果装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン放送番組やビデオソ
フト等を作成する際において、複数の画像を合成して1
つの画像を形成するような特殊効果が必要とされること
がある。
【0003】例えばこの画像合成の特殊効果の一つとし
ては、奥行き情報を例えば各画素毎に付加しておき、合
成しようとする複数の画像の対応する画素について奥行
き情報(の値)を比較して、手前側の画素のみを表示
し、奥側の画素を隠す隠面処理を行うことによってモニ
タの管面上に立体的な画像を映出する特殊効果等が知ら
れている。
【0004】この画像に対して特殊効果を施す特殊効果
装置としては図5に示すようなものが提案されている。
【0005】この図5に示す特殊効果装置は、コントロ
ーラ1にモニタ2を接続し、このコントローラ1に、画
像データに特殊効果処理を施すディジタル・マルチ・エ
フェクタ3を接続し、更にこのディジタルマルチ・エフ
ェクタ3にディジタル・マルチ・エフェクタ4を接続
し、これらディジタルマルチエフェクタ3及び4の出力
端を夫々画像データの切り換えを行うスイッチャ5の入
力端に接続し、このスイッチャ5の出力端を複数の入力
画像データを1つの画像データにして出力するコンバイ
ナ6の入力端に接続し、このコンバイナ6の一方の出力
端をモニタ7に接続し、このコンバイナ6の他方の出力
端をコントローラ1に接続して構成される。
【0006】この特殊効果装置の動作を説明すると次の
ようになる。即ち、オペレータが図示しない入力装置
(キーボード、マウス、トラックボール等)を操作して
コントローラ1に指令を伝達すると、コントローラ1は
その操作に基いて例えば奥行きデータ(zデータ)、キ
ーデータ(kデータ)及び入力された画像データ等をデ
ィジタル・マルチ・エフェクタ(以下DMEと記述す
る)3に供給する。
【0007】このDME3はコントローラ1から供給さ
れたzデータやkデータ及び画像データや制御データに
基いて例えば画像データを加工して指定された図形にし
たり等、様々な特殊効果処理を行う。またこのDME3
に供給されたzデータ、kデータ及び画像データはいわ
ゆるスルーで出力されてDME4にも供給される。
【0008】このDME4も同様にコントローラ1から
供給されたzデータやkデータ及び画像データや制御デ
ータに基いて例えば画像データを加工して指定された図
形にしたり等、様々な特殊効果処理を行う。ここで、コ
ントローラ1が出力する信号は、予めオペレータの指定
に基いて、ある制御信号による処理をどのDME3また
は4が行うかを判別できるようになされた信号となって
いる。これを一般に論理的チャンネル等と称している。
【0009】従って、コントローラ1に対するオペレー
タの設定条件によっては、オペレータがコントローラ1
の図示しない入力装置で画像データを或図形に加工する
操作を行った場合に、DME3及び4が何れも動作する
ようにしたり、また指定したDME3または4だけが動
作をするようにしたりすることができる。
【0010】さて、これらDME3及び4の出力、即
ち、zデータ、kデータ及び画像データはスイッチャ5
に供給される。このスイッチャ5はいわゆるルーティン
グスイッチャで、複数の入力端子及び出力端子を有し、
DME3及び4から供給されたデータを夫々どの出力端
子から出力するかを決定するものである。
【0011】このスイッチャ5の出力、即ち、zデー
タ、kデータ及び画像信号はコンバイナ6に夫々供給さ
れる。このコンバイナ6はスイッチャ5からの出力、即
ち、DME3及び4からの画像データを同様にこれらか
ら供給されるzデータ及びkデータに基いて例えば混合
したりする。
【0012】そしてこのコンバイナ6でミックスされた
画像データはモニタ7に供給され、その管面に特殊加工
処理が施された映像として映出される。
【0013】尚、本出願人は先にデジタル信号が伝送さ
れるシリアル伝送線路と同じ規格のシリアル伝送線路を
用いて奥行き情報を伝送するようにした特殊効果装置
(特願平2−329623)を提案している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、放送局にお
いては、図5に示した機器全部が1つの部屋にあるとは
限らず、また、図5に示した機器全部を1つの作業で使
用するよりはむしろ複数のオペレータが夫々別々の作業
を行うために使用する場合が多い。
【0015】また、特に放送局においては上述の接続を
スイッチャにより日によって変える場合があるので、例
えばコンバイナ側では入力された画像データがどの経路
を通った画像データなのかということが分からない。即
ち、機器の接続状態を知るためには、図5に示した機器
全ての接続状態を手作業でチェックしなければならなく
なる不都合があった。
【0016】また、特に図5に示したルーティングスイ
ッチャを使用している場合、このルーティングスイッチ
ャはある入力端子に供給された信号を指定された出力端
子から出力するようにしているので、スイッチャから出
力された信号がどの機器から出力されたものかを調べる
ために多くの作業時間を費やさなければならないという
不都合があった。
【0017】また、図5においては、DMEを2つ、ス
イッチャ等を1つ使用している例について説明したが、
実際にはもっと多くの機器を接続しているのが現状であ
り、その場合は機器の故障のチェック、接続チェック等
の煩わしい作業に費やされる時間が長くなるだけでな
く、そのチェック項目の多さからチェックミスが発生
し、これによって接続ミスや放送事故等を引き起こす可
能性が高くなる。
【0018】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、機器の接続状態を簡単な構成で確認することができ
ると共に、信号の経路や状態を確認することのできる特
殊効果装置を提案しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明特殊効果装置は例
えば図1〜図4に示す如く、入力された画像データに特
殊効果処理を行うエフェクタ11,15を含む画像デー
タの処理又は選択を行う複数の機器が接続されて構成さ
れる特殊効果装置において、この複数の機器は、入力画
像データに付加された他の機器に係る識別情報を検出す
る検出手段24と、当該機器に係る識別情報を発生する
識別情報発生手段28と、出力する画像データに、この
他の機器に係る識別情報及びこの当該機器に係る識別情
報に基づく新たな識別情報を付加する付加手段27とを
備えたものである。
【0020】また本発明特殊効果装置は例えば図1〜図
4に示す如く、機器11、15、17、19の識別情報
を発生する識別情報発生手段28と、識別情報の機器1
1、15、、17、19における入出力情報を付加する
付加手段27とを設け、少なくとも入力情報に識別情報
及び入出力情報を付加するようにしたものである。
【0021】
【作用】上述せる本発明によれば、自己の情報を外部に
出力する際には識別信号発生手段28からの識別情報を
自己の情報に付加するようにしたので、機器の接続状態
を簡単な構成で確認することができる。
【0022】また上述せる本発明によれば、少なくとも
入力情報に識別情報及び入出力情報を付加するようにし
たので、機器の接続状態を簡単な構成で確認できると共
に、信号の経路を確認することができる。
【0023】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明特殊効果装置
の一実施例について詳細に説明する。
【0024】この図1において、10はコントローラ
で、このコントローラ10は図示しない入力装置(トラ
ックボール、マウス、キーボード等)からの入力情報に
基いて入力された画像データと共に奥行きを示すzデー
タ、切り換え情報としてのkデータ(キー信号)等をD
ME(ディジタル・マルチ・エフェクタ)11に供給す
る。尚、画像データは図示しない機器(例えばD1やD
2フォーマットのVTRやアナログ映像信号をディジタ
ル信号にする変換装置等)から一旦コントローラ10に
供給するようにしても、また直接DME11に供給する
ようにしても良い。
【0025】このDME11は、入力部12、DME本
体部13及び出力部14で構成され、入力部12は入力
された例えば画像データをブランキングすると共に画像
データのID(識別)データを検出し、DME本体部1
3はコントローラ10からのzデータ、kデータに基い
て画像データに特殊効果処理を施す。この特殊効果の内
zデータを用いる特殊効果処理としては、例えば画像デ
ータを所望の立体図形に貼り付けたような映像を作る処
理等がよく知られている。また出力部14はDME本体
部13からの画像データのブランキング期間にIDデー
タを付加して出力する。
【0026】一方、DME11に供給された各種データ
はこのDME11の例えばスルー端子(入力情報をその
まま出力する端子)を介してDME15にも供給され
る。このDME15もDME11と同様に入力部12、
DME本体部16及び出力部14で構成され、入力部1
2は入力された例えば画像データをブランキングすると
共に画像データのID(識別)データを検出し、DME
本体部16はコントローラ10からのzデータ、kデー
タに基いて画像データに特殊効果処理を施す。また出力
部14はDME本体部16からの画像データのブランキ
ング期間にIDデータを付加して出力する。
【0027】ここでIDデータは例えばその機器を示す
機器特有のコードや、入力された信号の通過する入力端
子や出力端子を示すコードや内部の状態、機器の状態
(例えば故障やエラー状態等)、信号の状態等を示すコ
ード等から構成される。
【0028】ここでこれらDME11及び15は何れも
コントローラ10において論理チャンネルを割り当てる
ことができるようになっている。即ち、予めコントロー
ラ10の入力装置を用いて論理チャンネルをDME11
や15に夫々割り当てれば良い。例えば第1のチャンネ
ルに円錐図形に画像データを貼り付けるような特殊効果
を行うための情報及びDME11を割り当て、第2のチ
ャンネルに円柱図形に画像データを貼り付けるような特
殊効果処理を行うための情報及びDME15を割り当て
た場合は、コントローラ10の1つの入力装置を操作す
るだけで第1のチャンネルに割り当てられたDME11
においては画像データを円錐図形に貼り付けたような特
殊効果処理が行われ、第2のチャンネルに割り当てられ
たDME15においては画像データを円柱図形に貼り付
けたような特殊効果処理が行われる。
【0029】これらDME11及び15からの出力、即
ち、特殊効果処理が施された画像データ、zデータやk
データ等はスイッチャ17に夫々供給される。
【0030】このスイッチャ(例えばルーティングスイ
ッチャ)17はこの図1に示すように、DME11や1
5の入力部12と同様の構成及び機能を有する2つの入
力部12、スイッチャ本体部18及びDME11や15
の出力部と同様の構成及び機能を有する2つの出力部1
4で構成される。従って、このスイッチャ17の入力部
12及び出力部14の詳細説明を省略する。
【0031】このスイッチャ本体部18は図示せずも複
数の入力端子及び出力端子を有し、例えばスイッチ操作
等によって指定した入力端子に供給された信号を指定し
た出力端子から出力するようにしている。そしてこのス
イッチャ本体部18は、DME11及び15から入力部
12を介して夫々供給される画像データ、zデータ及び
kデータ等の各種データを夫々出力部14及び図示しな
い指定された出力端子を介してコンバイナ19に供給す
る。
【0032】このコンバイナ19はこの図に示すよう
に、DME11及び15やスイッチャ17で使用されて
いる入力部12と同様の構成及び機能を有する2つの入
力部12、コンバイナ本体部20及びDME11及び1
5やスイッチャ17で使用されている出力部14と同様
の構成及び機能を有する出力部14で構成される。従っ
て、このコンバイナ19の入力部12及び出力部14の
詳細説明を省略する。
【0033】このコンバイナ本体部20はスイッチャ1
7から入力部12を介して供給される2つの画像データ
を同様に供給されるzデータ及びkデータ等に基いて例
えば混合し、この混合によって得た画像データを出力部
7を介してモニタ7に供給し、混合によって得た画像デ
ータをモニタ7の管面に画像として映出させると共に、
例えばこの画像データをコントローラ10に供給する。
ここで、コントローラ10はコンバイナ19からの画像
データ、即ち、ブランキング期間にDME11及び1
5、スイッチャ17、コンバイナ19のIDデータが付
加されている画像データによって接続状態を検出し、こ
の情報をモニタ2上に画像として出力し、現在の接続状
態を示すことができる。
【0034】ここで、図2及び図4を参照して図1の各
機器に夫々搭載した入力部12について説明する。
【0035】この図2に示すように、入力部12は、入
力端子21を介して供給される信号にブランキング期間
を形成するブランキング回路22と、入力された信号か
らIDデータを検出するID検出回路24で構成され
る。
【0036】この入力部12の動作を説明すると、入力
端子21を介して外部機器から供給される例えば画像デ
ータにブランキング回路22でブランキング期間を形成
し、これを出力端子23を介してこの入力部12が搭載
される機器本体部に供給すると共に、外部機器から入力
端子21を介して供給される画像データのブランキング
期間に付加されているIDデータをID検出回路24で
検出し、その検出結果を例えばこの入力部12が搭載さ
れている機器本体に供給する。
【0037】即ち、図4Fに示すように、この入力部1
2はブランキング回路22でビデオデータviからなる
画像データにブランキングデータbdを形成すると共
に、図4Eに示すように、入力端子21を介して外部機
器から供給される画像データに付加されたIDデータを
検出し、旧IDデータid1及び新IDデータid2を
得る。
【0038】次に、図1の各機器に搭載した出力部14
の内部構成を図3を参照して説明する。
【0039】この図3に示すように、出力部14は入力
端子31を介して搭載された機器本体からの設定データ
に基いてIDデータを発生するIDデータ発生回路2
8、このIDデータ発生回路28からのIDデータ及び
入力端子26を介して供給される画像データを機器本体
部から入力端子29を介して供給されるスイッチング信
号に基いて切り換え出力するスイッチ27で構成され
る。
【0040】この出力部14の動作を説明すると、この
出力部14は、IDデータ発生回路28でこの出力部1
4が搭載される機器の機器本体部から入力端子31を介
して供給される設定データに基いたIDデータを発生
し、このIDデータをスイッチ27の固定接点27bに
供給すると共に、この出力部14が搭載されている機器
の機器本体から入力端子26を介して供給される画像デ
ータをスイッチ27の固定接点27aに供給し、スイッ
チ27の可動接点27cをこの出力部14が搭載されて
いる機器の機器本体から入力端子29を介して供給され
るスイッチング信号に応じて固定接点27aまたは27
bに接続することで、例えば入力部12で形成したブラ
ンキング期間にIDデータを付加し、このIDデータを
付加した画像データを出力端子30を介して外部機器に
供給する。
【0041】即ち、図4Aに示すように、この出力部1
4が搭載されている機器の機器本体部からの画像データ
(ビデオデータvi及びブランキングデータbdで構成
される)が図3に示した入力端子26を介してスイッチ
27の固定接点27aに供給され、このとき、図4Bに
示すように、IDデータ発生回路28からのIDデータ
idがスイッチ27の固定接点27bに供給される。
【0042】ここで、このスイッチ27には、この出力
部14が搭載されている機器の機器本体(またはコント
ローラ10からでも良い)からの図4Cに示すようなI
Dインサートタイミングパルス(スイッチング信号)が
供給され、これによって図4Aに示す画像データのブラ
ンキングデータの期間の内、図4Cに示すインサートタ
イミングパルスがハイレベル“1”となっている期間に
図4Bに示すIDデータidが付加され、図4Dに示す
ようにIDデータidが付加された画像データが出力さ
れる。即ち、この例においては、コンバイナ19からの
画像データは、そのブランキング期間にDME11のI
Dデータ、DME15のIDデータ、スイッチャ17の
IDデータ、コンバイナ19のIDデータの順にIDデ
ータが付加されたものとなる。
【0043】尚、この例においては、例えばコンバイナ
19からモニタ7に供給する画像データからIDを除去
し、コントローラ10に供給する画像データから画像デ
ータだけを除去、即ち、IDデータだけを出力するよう
にしても良い。
【0044】さて、このように、本例においては、DM
E11及び15、スイッチャ17、コンバイナ19に夫
々画像データにブランキング期間を形成すると共に、そ
の画像データのブランキング期間のIDデータを検出す
る入力部12と、画像データのブランキング期間にID
データを付加する出力部14を設け、コンバイナ19か
らの出力中のIDデータをコントローラ10で検出して
モニタ2に接続状態を映出するようにしたので、機器の
接続状態を煩わしいチェック作業を行うことなく確認す
ることができる。
【0045】ところで、上述の例ではコントローラ10
を操作しているオペレータが機器の接続状態を確認する
ようにしているが、上述したように、図1に示すような
システムを構成する各機器は同じ部屋に設置されない場
合もある。
【0046】例えばコンバイナ19だけが他の機器と離
れた場所にある場合もある。従ってこのような場合に対
応することができるように、コンバイナ19に接続状態
表示用のモニタ(例えば液晶ディスプレイ等)、または
既に搭載されているモニタに接続状態を映出または表示
するための回路またはプログラムを付加し、画像データ
のブランキング期間に付加されたIDデータに基いてコ
ンバイナ19のモニタ(または液晶ディスプレイ)の管
面に機器の接続状態、例えば接続図を表示してその接続
図の各機器を示すブロックに機器名及び端子番号等の表
示を行ったもの等を映出するようにする。
【0047】この場合、コンバイナ19のオペレータは
モニタに映出された接続状態を見ることで、接続状態や
画像データの経路を明確に把握することができる。
【0048】尚、例えばコンバイナ19だけでなく、D
ME11及び15、スイッチャ17にも同様にモニタを
設け、自機までの接続状態や経路を映出するようにして
も良い。また、上述の例においては、画像データにID
データを付加する場合について説明したが、例えばzデ
ータ、kデータ及び他のデータにIDデータを付加する
ようにしても良く、その場合、何れの場合においても、
画像データにIDデータを付加した場合と同様の効果を
得ることができる。
【0049】また上述の例においてはコントローラ1
0、DME11及び15、スイッチャ17及びコンバイ
ナ19を用いた特殊効果装置について説明したが、これ
はほんの一例であり、実際に放送局においては、特殊効
果装置の構成としてはスイッチャ17に更に多くの機器
が接続され、また画像データのソースを出力するVTR
等の機器も数多く接続される。
【0050】従って、接続チェック等が更に複雑、且
つ、時間のかかるものとなるが、本例のように、機器に
上述した入力部12及び出力部14を設け各機器におい
て夫々自機までの経路や接続状態を示すようにしたり、
また、接続状態のモニタリングが必要とされる機器にお
いて自機までの経路や接続状態を示すようにしているの
で、如何にシステムが複雑、且つ、大がかりとなって
も、簡単、且つ、短時間で機器の接続状態や経路を必要
なところで示すことができる。また、このように接続状
態を機器において示すようにしたことにより、例えば使
用したい機器のどの端子が空いているかや現在どの経路
が空いているかが即座に分かり、機器の使用や管理を円
滑に推進することができる。
【0051】また、上述の例において、例えばIDデー
タに機器やその機器での信号の状態を示すデータを含ま
せるようにした場合には、例えばコントローラ10のモ
ニタ2の管面上、またはコンバイナ19等の各機器に設
けたモニタの管面上において、全システムを構成する各
機器の動作状態(故障やエラー発生等)をも映出でき
る。
【0052】即ち、システム全体が複雑、且つ、大がか
りとなっている場合において、もし故障やエラー発生等
によりある経路において特殊効果装置の機能を果たせな
くなった場合、何が原因かを全ての機器の接続状態や機
器の状態のチェックを行うことによって調べるのは大変
な労力及び時間を費やすこととなるが、各機器の動作状
態をもモニタするようにできる本例を適用した特殊効果
装置においては、殆ど労力及び時間を費やすことなく不
具合い等を解決することができる。
【0053】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、自己の情報を
外部に出力する際には識別信号発生手段からの識別情報
を自己の情報に付加するようにしたので、機器の接続状
態を簡単な構成で確認することができる利益がある。
【0055】また上述せる本発明によれば、少なくとも
入力情報に識別情報及び入出力情報を付加するようにし
たので、機器の接続状態を簡単な構成で確認できると共
に、信号の経路や状態を確認することができる利益があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明特殊効果装置の一実施例を示す構成図で
ある。
【図2】本発明特殊効果装置の一実施例の要部の構成図
である。
【図3】本発明特殊効果装置の一実施例の要部の構成図
である。
【図4】本発明特殊効果装置の一実施例の説明に供する
タイミングチャートである。
【図5】従来の特殊効果装置の例を示す構成図である。
【符号の説明】
10 コントローラ 11、15 ディジタル・マルチ・エフェクタ 13、16 DME本体部 12 入力部 14 出力部 17 スイッチャ 18 スイッチャ本体部 19 コンバイナ 20 コンバイナ本体部 22 ブランキング回路 24 ID検出回路 27 スイッチ 28 ID発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−234267(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/262 - 5/265 H04N 5/222

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに特殊効果処理を
    行うエフェクタを含む画像データの処理又は選択を行う
    複数の機器が接続されて構成される特殊効果装置におい
    て、 上記複数の機器は、入力画像データに付加された他の機
    器に係る識別情報を検出する検出手段と、 当該機器に係る識別情報を発生する識別情報発生手段
    と、 出力する画像データに、上記他の機器に係る識別情報及
    び上記当該機器に係る識別情報に基づく新たな識別情報
    を付加する付加手段とを備えたことを特徴とする特殊効
    果装置。
  2. 【請求項2】 上記複数の機器の少なくとも1つに表示
    手段を備え、 上記表示手段は、上記画像データに付加された上記識別
    情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の特殊
    効果装置。
  3. 【請求項3】 入力された画像データに特殊効果処理を
    行う複数のエフェクタと、上記複数のエフェクタから出
    力された画像データを合成処理して1つの画像データを
    形成するコンバイナを備えた特殊効果装置において、 上記エフェクタは、当該エフェクタに係る識別情報を発
    生する識別情報発生手段と、 出力する画像データに、上記識別情報発生手段より得ら
    れた上記識別情報を付加する付加手段とを有し、 上記コンバイナは、画像データに付加された上記識別情
    報を検出する検出手段を有すると共に、出力する画像デ
    ータに、上記識別情報及び合成処理に基づく新たな識別
    情報を付加することを特徴とする特殊効果装置。
  4. 【請求項4】 上記コンバイナに表示手段を備え、 上記表示手段は、上記画像データに付加された上記識別
    情報を表示することを特徴とする請求項3に記載の特殊
    効果装置。
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