JP3128826B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP3128826B2
JP3128826B2 JP02405751A JP40575190A JP3128826B2 JP 3128826 B2 JP3128826 B2 JP 3128826B2 JP 02405751 A JP02405751 A JP 02405751A JP 40575190 A JP40575190 A JP 40575190A JP 3128826 B2 JP3128826 B2 JP 3128826B2
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孝之 鶴来
克己 足達
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン、あるいは
コンピュータ等の画像表示装置に関するものであり、特
にその表示する画像信号が高精細であるが故に画像表示
部を分割して並列処理を行うマトリクス型の画像表示部
を持った画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(図7)はこの従来の画像表示装置のブ
ロック図を示すものであり、11は画像を表示するマト
リクス構成の画像表示部、12は画像表示部11を駆動
する駆動回路、13は画像信号を処理する信号処理回路
である。
【0003】以上のように構成された従来の画像表示装
置においては、まず入力された画像信号は信号処理回路
13により、γ処理や、画像表示部11を発光させ得る
信号レベルにレベル変換するなどの処理が行われ、駆動
信号が生成される。その後、駆動回路12では、駆動信
号により画像表示部11を駆動するのであるが、駆動方
法の1例として、画像表示部1の水平ライン毎に表示す
る画像データを一斉に書きかえるものとして説明する。
この時の駆動回路の構成としてはサンプル・ホールド
(以下S/Hと略する)が各垂直方向のライン毎に設け
られたものとなる。信号処理回路13からの信号は駆動
回路郡の一方の端から入力され、順次シフトレジストさ
れると同時に、駆動回路13は各々が受け持つ画素のデ
ータを所定の周波数でサンプルし、1水平期間保持す
る。この保持された画素データは次の水平期間で各水平
ラインごとに一斉に出力され、画像が書き換えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、画像信号が高精細度のものになるとS/
Hの動作周波数がそれに伴い上昇し、駆動回路を実現す
ることが非常に困難となる。また、(図8)に示すよう
に動作周波数を下げるために、画像表示を例えば左右に
2分割し、画像信号に対しても時間軸変換回路15によ
って時間軸変換処理を予め施し、信号処理回路を2組設
け各々駆動回路も並列に動作させることにより動作周波
数を低減する方法もよく用いられる。しかしながら2つ
の信号処理回路の特性を完全に一致させることは非常に
困難であり、また、この2つの信号処理回路の特性の違
いが画像表示部で輝度の差として現われてしまい、つな
ぎ目として認識されてしまうという問題点を有してい
た。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、高精細度の画像
を表示する際にも、駆動回路の動作周波数が低く、画像
表示部のつなぎ目が目立たない画像表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の信号処
理回路と、複数の駆動回路を備え、両者の結合を任意の
組合せで切り換えることのできる切り換え回路を備えた
画像表示装置である。
【0007】
【作用】本発明は前記した構成により、特性の異なる信
号処理回路で処理された駆動信号で駆動される画像表示
部の画素を、空間的、時間的に分散させることにより、
分割表示する際の信号処理回路の特性の差によって生じ
る画像表示部でのつなぎ目が目立たなくなる。
【0008】
【実施例】(図1)は本発明の第1の実施例における画
像表示装置のブロック図を示すものである。
【0009】同図において、11は画像を表示する画像
表示部、12は画像表示部11を実際に駆動する駆動回
路、13は入力される画像信号に対して信号処理を施
し、駆動回路12画素データを供給する信号処理回路、
14は駆動回路12と信号処理回路13を結ぶ切り替え
回路である。15は入力される画像信号に対し時間軸変
換処理を行い、それを並列化する時間軸変換回路であ
る。画像表示部11上の一点鎖線は、分割表示を行う際
の境界を示す。
【0010】(図2)は本実施例における各部の動作を
示す波形図であり、21は入力される画像信号、22、
23は時間軸変換回路15からの2つの出力である。
【0011】(図3)は、画面全体の輝度が一様である
ような信号が入力されたときの時の、画像表示部11上
のあるラインにおける輝度を示すグラフである。
【0012】(図4)は、画面全体の輝度が一様である
ような信号が入力された時の、本実施例の画像表示部の
各ラインにおける輝度の分布図である。
【0013】以上のように構成されたこの実施例の画像
表示装置において、以下その動作を説明する。
【0014】画像信号が高精細度になってくると、信号
を扱う処理系の駆動周波数も大きくなるのであるが、そ
の周波数を下げる方法として信号を並列に扱うといった
手法は広く知られている。本実施例においては、並列に
扱う個数を2つとして説明していく。
【0015】入力された画像信号に対して、まず、(図
2)21に示すように1水平期間(以下1Hと略す
る。)の画像信号が、前半、後半の2つに分けられ、そ
れぞれが1水平期間の画像信号として、入力される21
のような信号から同図22、23に示すような信号が生
成され、並列に出力される。こうすることにより、画像
信号の持つ周波数成分をほぼ半分の帯域に減らすことが
できる。
【0016】時間軸変換された画像信号は画像表示部の
左右のブロックそれぞれに対し、独立して信号処理回路
13によって画像表示部の特性に合わせた前処理が施さ
れ、その処理済みの信号を用いて駆動回路12は画像表
示部11を駆動し、画像を表示する。
【0017】この時、それぞれのブロックに対する信号
処理回路13の特性が一致していないことにより、(図
3)に示すようにブロックの境界において輝度の段差が
生じてしまう。人間の視覚特性によれば、この輝度段差
が1%程度生じていれば、それが段差としてはっきり認
識されてしまうことは一般に良く知られている。また、
この段差は前述のように信号処理回路13の特性の不一
致に依るものであるが、この特性の差を全ダイナミック
レンジにおいて1%以内に納めることは非常に困難であ
る。
【0018】そこで、切り替え回路14が、信号処理回
路12と駆動回路13の組合せを1H毎に切り替える。
すると、画像表示部に現われる信号は(図4)に示すよ
うに1ライン毎に明暗のラインが現れることになるが、
通常の使用状態においては、各ラインが分離して見える
ような近距離では使用されず、2本が混合されて見え
る。つまり、使用者からみると画像表示部11に現われ
る信号としては、全体的に2本のライン、つまりは、2
つの信号処理回路の駆動信号の平均輝度の情報が見える
ことになり、分割された境界でのつなぎ目は認識されな
いことになる。
【0019】以上のようにこの実施例によれば、分割さ
れた画像表示部11に対し、それに対する信号処理回路
を1H毎に切り替えるように、切り替え回路14を信号
処理回路13と駆動回路12の間に設けることにより、
画像信号が高精細のものになったときに用いられる、並
列、分割処理を行っても画像表示部のつなぎ目が見えな
い画像表示装置を実現することができる。
【0020】なお、切り替え回路14の切り替え周期を
1Hとしていたが、これを1垂直期間毎に行っても良
く、この時には空間的ではなく、時間的に積分される形
になるだけであり、その効果は変わらないことは明らか
である。
【0021】(図5)は本発明の第2の実施例における
画像表示装置のブロック図を示すものである。同図にお
いて、11は画像表示部、12は駆動回路、14は切り
替え回路である。画像表示部11上の一点鎖線は、分割
表示を行う際の境界を示す。53はある電圧レベルを境
にして、正方向の信号を出力する信号処理回路a、およ
び、負方向の信号を出力する信号処理回路bである。5
5は、2つの出力端子を持ち、切り替え替え回路14に
同期して画像信号の前半を出力する端子と、後半を出力
する端子を切り替えられる時間軸変換回路である。
【0022】(図6)は同実施例の動作を示す波形図で
ある。同図において、61はある1つの画素に対する画
像信号、62は同駆動波形である。
【0023】以上のように構成された本実施例における
画像表示装置のについて以下その動作を説明する。
【0024】液晶ディスプレイのようなある種の画像表
示装置においては、(図6)62に示すように、その画
像表示部を交流的に駆動してやる必要がある。一例とし
て、この交流の周期としては、1回駆動信号が加わる
度、つまり垂直期間毎に反転するようなものとして説明
する。画像信号として、(図6)61に示すようなもの
が入力された時、信号処理回路aは同図61の上半分に
しめす出力を、信号処理回路bは同下半分の信号を生成
する。
【0025】入力される画像信号は、まず時間軸変換回
路55により前半、後半、つまり、画像表示部の左半
分、右半分に相当する2つの並列化された信号に変換さ
れる。ある垂直期間では、信号処理回路55から、画像
信号の前半部分を信号処理回路53aに出力し、画像表
示部11の左半分を信号処理回路53aで処理した正方
向の駆動信号で駆動する。また、同時に画像信号の後半
部分を信号処理回路53bに出力し、右半分を負方向の
駆動信号で駆動する。そして、次の垂直表示期間におい
ては、各々の信号の接続を切り替え、画像信号の前半部
分を信号処理回路53bに出力し、左半分を負方向の駆
動信号で駆動し、右半分は同53aで駆動する。
【0026】このようにすることにより、画像表示部1
1の画素にとって、1垂直期間毎に信号処理回路53a
と、信号処理回路53bとで交互に駆動されることにな
る。つまり、画像表示部11全体を1つの信号処理回路
で駆動することと全く等価になり、分割表示を行う際の
妨害が全くなくなる。
【0027】以上のように本実施例によれば、交流駆動
をする際の信号処理回路を、正方向、負方向の駆動信号
を専門に出力するものを独立に設け、その駆動信号を左
右に割り当て、垂直表示期間毎にその割当を交互に切り
替えてやることで、画像信号が高精細のものになったと
きに用いられる、並列、分割処理を行っても画像表示部
のつなぎ目が見えない画像表示装置を実現することがで
きる。
【0028】なお、これら2つの実施例において、分割
数を2としたがより多数でも同様であることは言うまで
もない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高精細度の画像を表示する際にも、駆動回路の動作周波
数を上げることなく高品質の画像を簡単な構成で実現す
ることができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像表示装置の
ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における画像表示装置の
動作を示す波形図である。
【図3】本発明の第1の実施例における画像表示装置の
輝度のグラフである。
【図4】本発明の第1の実施例における画像表示装置の
輝度の分布図である。
【図5】本発明の第2の実施例における画像表示装置の
ブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例における画像表示装置の
動作を示す波形図である。
【図7】従来の画像表示装置の1例のブロック図であ
る。
【図8】従来の画像表示装置の他の例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 画像表示部 12 駆動回路 13 信号処理回路 14 切り替え回路 15 時間軸変換回路 21 入力される画像信号 22 時間軸変換回路の出力 23 時間軸変換回路の出力 53 信号処理回路 55 時間軸変換回路 61 入力される画像信号 62 駆動波形

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの画像信号が入力されその画像信号
    を時間軸変換を行ってn個の並列化された画像信号に変
    換する時間軸変換回路と、マトリクス構造を持ち水平方
    向にn個のブロックに分割された画像表示部と、前記画
    像表示部を駆動するn個のブロックに分割された駆動回
    と、入力されるn個の画像信号を電圧変換等の処理を
    施して駆動信号を作成するn個の信号処理回路と、前記
    n個のブロックに分割された駆動回路と前記n個の信号
    処理回路とをおのおの接続し、かつ、その組合せを所定
    の周期で任意に変化させる切り替え回路を備えたこと
    を特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 組合せの切り替えの周期が1水平期間毎
    である請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 組合せの切り替えの周期が1垂直期間毎
    である請求項1項記載の画像表示装置。
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