JPH08110508A - 液晶駆動方法 - Google Patents
液晶駆動方法Info
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- JPH08110508A JPH08110508A JP27302894A JP27302894A JPH08110508A JP H08110508 A JPH08110508 A JP H08110508A JP 27302894 A JP27302894 A JP 27302894A JP 27302894 A JP27302894 A JP 27302894A JP H08110508 A JPH08110508 A JP H08110508A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 垂直方向のエンハンサ処理を行って画質を向
上させる液晶駆動方法を提供することを目的とする。 【構成】 走査側駆動回路12は、そのシフトレジスタ
20により、液晶表示パネルの走査電極X1〜Xnへの
走査駆動信号の供給を開始させる走査開始信号SPをシ
フトクロックCKに基づいて順次シフトさせ、このシフ
ト出力信号をレベルシフタ21でレベル調整する。レベ
ルシフタ21の相隣接する出力端子にはノア回路NOR
1〜NORnが接続されており、ノア回路NOR1〜N
ORnの各出力は各走査電極X1〜Xnに接続されると
ともに、表示時の表示駆動信号V1、V3の入力される
アナログスイッチASW6、ASW9,〜、ASWk-1
に出力されている。各アナログスイッチASW6、AS
W9,〜、ASWk-1は当該接続された走査電極X1〜
Xnの1選択期間の次の非選択期間のみオンし、表示駆
動信号V1、V3を当該走査電極X1〜Xnに供給す
る。
上させる液晶駆動方法を提供することを目的とする。 【構成】 走査側駆動回路12は、そのシフトレジスタ
20により、液晶表示パネルの走査電極X1〜Xnへの
走査駆動信号の供給を開始させる走査開始信号SPをシ
フトクロックCKに基づいて順次シフトさせ、このシフ
ト出力信号をレベルシフタ21でレベル調整する。レベ
ルシフタ21の相隣接する出力端子にはノア回路NOR
1〜NORnが接続されており、ノア回路NOR1〜N
ORnの各出力は各走査電極X1〜Xnに接続されると
ともに、表示時の表示駆動信号V1、V3の入力される
アナログスイッチASW6、ASW9,〜、ASWk-1
に出力されている。各アナログスイッチASW6、AS
W9,〜、ASWk-1は当該接続された走査電極X1〜
Xnの1選択期間の次の非選択期間のみオンし、表示駆
動信号V1、V3を当該走査電極X1〜Xnに供給す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶駆動方法に関し、
詳細には、マトリクス型の液晶表示パネルを鮮明に表示
駆動する液晶駆動方法に関する。
詳細には、マトリクス型の液晶表示パネルを鮮明に表示
駆動する液晶駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置においては、表示画
像をメリハリのある鮮明な画像とするために、水平方向
のエンハンサを行っている。例えば、図4に示すよう
に、時分割駆動方法を用いた従来の液晶テレビ装置1に
おいては、水平方向のエンハンサを行うビデオエンハン
サ2を備えており、このビデオエンハンサ2により、入
力される複合映像信号のエッジにピークを持たせて画像
を増進させるエンハンサ処理を行って、液晶制御回路3
に出力する。このビデオエンハンサ2は、水平方向のエ
ンハンサ処理のみを行い、垂直方向のエンハンサ処理を
行わない。
像をメリハリのある鮮明な画像とするために、水平方向
のエンハンサを行っている。例えば、図4に示すよう
に、時分割駆動方法を用いた従来の液晶テレビ装置1に
おいては、水平方向のエンハンサを行うビデオエンハン
サ2を備えており、このビデオエンハンサ2により、入
力される複合映像信号のエッジにピークを持たせて画像
を増進させるエンハンサ処理を行って、液晶制御回路3
に出力する。このビデオエンハンサ2は、水平方向のエ
ンハンサ処理のみを行い、垂直方向のエンハンサ処理を
行わない。
【0003】液晶制御回路3は、ビデオエンハンサ2か
ら入力される映像信号を同期分離回路4で複合映像信号
から分離した同期信号に基づいて表示信号を生成して、
信号側駆動回路5に出力するとともに、駆動制御信号を
生成して、信号側駆動回路5及び走査側駆動回路6に出
力する。
ら入力される映像信号を同期分離回路4で複合映像信号
から分離した同期信号に基づいて表示信号を生成して、
信号側駆動回路5に出力するとともに、駆動制御信号を
生成して、信号側駆動回路5及び走査側駆動回路6に出
力する。
【0004】信号側駆動回路5は、液晶制御回路3から
入力される表示信号と駆動制御信号に基づいて電源回路
7から入力される複数種類の駆動電圧の一つを選択し
て、表示駆動信号として液晶表示パネル8に出力する。
入力される表示信号と駆動制御信号に基づいて電源回路
7から入力される複数種類の駆動電圧の一つを選択し
て、表示駆動信号として液晶表示パネル8に出力する。
【0005】走査側駆動回路6は、液晶制御回路3から
入力される走査駆動信号に基づいて電源回路7から入力
される複数種類の駆動電圧の一つを選択して、走査駆動
信号として液晶表示パネル8に出力する。
入力される走査駆動信号に基づいて電源回路7から入力
される複数種類の駆動電圧の一つを選択して、走査駆動
信号として液晶表示パネル8に出力する。
【0006】液晶表示パネル8は、複数の走査電極と複
数の信号電極とが液晶層を挟んで対向配置されて、マト
リクス状に配列されており、その信号電極には、信号側
駆動回路5が、その走査電極には、走査側駆動回路6が
接続されている。
数の信号電極とが液晶層を挟んで対向配置されて、マト
リクス状に配列されており、その信号電極には、信号側
駆動回路5が、その走査電極には、走査側駆動回路6が
接続されている。
【0007】信号側駆動回路5は、上記表示駆動信号を
液晶表示パネル8の信号電極に出力し、走査側駆動回路
6は、上記走査駆動信号を液晶表示パネル8の走査電極
に出力して、走査駆動信号により走査されている走査電
極と信号電極との交点の画素を表示駆動する。
液晶表示パネル8の信号電極に出力し、走査側駆動回路
6は、上記走査駆動信号を液晶表示パネル8の走査電極
に出力して、走査駆動信号により走査されている走査電
極と信号電極との交点の画素を表示駆動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液晶駆動方法にあっては、ビデオエンハンサ
を有し、映像信号のエンハンサ処理を行っているが、従
来のビデオエンハンサは、水平方向についてのみエンハ
ンサ処理を行い、垂直方向については、エンハンサ処理
を行っていなかったため、垂直方向の画像については、
メリハリが無く、表示品位としてものたりないものにな
るという問題があった。
うな従来の液晶駆動方法にあっては、ビデオエンハンサ
を有し、映像信号のエンハンサ処理を行っているが、従
来のビデオエンハンサは、水平方向についてのみエンハ
ンサ処理を行い、垂直方向については、エンハンサ処理
を行っていなかったため、垂直方向の画像については、
メリハリが無く、表示品位としてものたりないものにな
るという問題があった。
【0009】特に、走査電極を複数本同時に走査駆動す
る液晶駆動方法にあっては、垂直方向に画像がぼやけた
状態となり、例えば、文字等のエッジににじみが発生す
るという問題があった。
る液晶駆動方法にあっては、垂直方向に画像がぼやけた
状態となり、例えば、文字等のエッジににじみが発生す
るという問題があった。
【0010】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであって、各走査電極にその走査電極の1選
択期間の直後の非選択期間に信号電極電位を印加するこ
とにより、垂直方向についてもエンハンサ処理を行える
ようにして、画質を向上させる液晶駆動方法を提供する
ことを目的としている。
されたものであって、各走査電極にその走査電極の1選
択期間の直後の非選択期間に信号電極電位を印加するこ
とにより、垂直方向についてもエンハンサ処理を行える
ようにして、画質を向上させる液晶駆動方法を提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の液
晶駆動方法は、一対の透明ガラス基板間に液晶が封入さ
れ、前記一方の透明ガラス基板に形成された複数の走査
電極と前記他方の透明ガラス基板に形成された複数の信
号電極とがマトリクス状に配列された液晶表示パネルの
前記走査電極に選択時と非選択時とで異なる電圧値の走
査駆動信号を供給し、前記信号電極に表示時と非表示時
で異なる電圧値の表示駆動信号を供給することにより前
記液晶表示パネルを表示駆動する液晶駆動方法におい
て、前記各走査電極の1選択期間の次の非選択期間に、
前記表示時の表示駆動信号の電圧値を走査駆動信号とし
て当該走査電極に供給することにより、上記目的を達成
している。
晶駆動方法は、一対の透明ガラス基板間に液晶が封入さ
れ、前記一方の透明ガラス基板に形成された複数の走査
電極と前記他方の透明ガラス基板に形成された複数の信
号電極とがマトリクス状に配列された液晶表示パネルの
前記走査電極に選択時と非選択時とで異なる電圧値の走
査駆動信号を供給し、前記信号電極に表示時と非表示時
で異なる電圧値の表示駆動信号を供給することにより前
記液晶表示パネルを表示駆動する液晶駆動方法におい
て、前記各走査電極の1選択期間の次の非選択期間に、
前記表示時の表示駆動信号の電圧値を走査駆動信号とし
て当該走査電極に供給することにより、上記目的を達成
している。
【0012】請求項2記載の発明の液晶駆動方法は、一
対の透明ガラス基板間に液晶が封入され、前記一方の透
明ガラス基板に形成された複数の走査電極と前記他方の
透明ガラス基板に形成された複数の信号電極とがマトリ
クス状に配列された液晶表示パネルの前記走査電極に選
択時と非選択時とで異なる電圧値の走査駆動信号を供給
し、前記信号電極に表示時と非表示時で異なる電圧値の
表示駆動信号を供給することにより前記液晶表示パネル
を表示駆動する液晶駆動方法において、前記走査電極へ
の走査駆動信号の供給を開始させる走査開始信号をシフ
トクロックに基づいて順次シフトさせるシフトレジスタ
と、前記シフトレジスタのシフト出力信号のレベル調整
を行うレベルシフタと、前記レベルシフタの相隣接する
出力信号が入力されるノア回路と、前記各走査電極に接
続されるとともに、前記表示時の表示駆動信号が入力さ
れ、前記ノア回路の出力に基づいて、当該走査電極の1
選択期間の次の非選択期間のみオンして、前記表示時の
表示駆動信号を当該走査電極へ供給させるスイッチ手段
と、を備え、前記各走査電極の1選択期間の次の非選択
期間に、前記表示時の表示駆動信号の電圧値を走査駆動
信号として当該走査電極に供給することにより、上記目
的を達成している。
対の透明ガラス基板間に液晶が封入され、前記一方の透
明ガラス基板に形成された複数の走査電極と前記他方の
透明ガラス基板に形成された複数の信号電極とがマトリ
クス状に配列された液晶表示パネルの前記走査電極に選
択時と非選択時とで異なる電圧値の走査駆動信号を供給
し、前記信号電極に表示時と非表示時で異なる電圧値の
表示駆動信号を供給することにより前記液晶表示パネル
を表示駆動する液晶駆動方法において、前記走査電極へ
の走査駆動信号の供給を開始させる走査開始信号をシフ
トクロックに基づいて順次シフトさせるシフトレジスタ
と、前記シフトレジスタのシフト出力信号のレベル調整
を行うレベルシフタと、前記レベルシフタの相隣接する
出力信号が入力されるノア回路と、前記各走査電極に接
続されるとともに、前記表示時の表示駆動信号が入力さ
れ、前記ノア回路の出力に基づいて、当該走査電極の1
選択期間の次の非選択期間のみオンして、前記表示時の
表示駆動信号を当該走査電極へ供給させるスイッチ手段
と、を備え、前記各走査電極の1選択期間の次の非選択
期間に、前記表示時の表示駆動信号の電圧値を走査駆動
信号として当該走査電極に供給することにより、上記目
的を達成している。
【0013】
【作用】請求項1記載の液晶駆動方法によれば、相対向
する透明ガラス基板の一方に複数形成された走査電極と
他方の透明ガラス基板に複数形成された信号電極とがマ
トリクス状に配列された液晶表示パネルの走査電極に選
択時と非選択時とで異なる電圧値の走査駆動信号を供給
し、信号電極に表示時と非表示時で異なる電圧値の表示
駆動信号を供給することにより液晶表示パネルを表示駆
動するに際して、各走査電極の1選択期間の次の非選択
期間に、表示時の表示駆動信号の電圧値を走査駆動信号
として供給する。
する透明ガラス基板の一方に複数形成された走査電極と
他方の透明ガラス基板に複数形成された信号電極とがマ
トリクス状に配列された液晶表示パネルの走査電極に選
択時と非選択時とで異なる電圧値の走査駆動信号を供給
し、信号電極に表示時と非表示時で異なる電圧値の表示
駆動信号を供給することにより液晶表示パネルを表示駆
動するに際して、各走査電極の1選択期間の次の非選択
期間に、表示時の表示駆動信号の電圧値を走査駆動信号
として供給する。
【0014】したがって、垂直方向、すなわち、信号方
向のエンハンサ処理を行うことができ、垂直方向の画像
にメリハリを持たせて、表示品質を向上させることがで
きる。
向のエンハンサ処理を行うことができ、垂直方向の画像
にメリハリを持たせて、表示品質を向上させることがで
きる。
【0015】請求項2記載の発明の液晶駆動方法によれ
ば、液晶表示パネルの走査電極への走査駆動信号の供給
を開始させる走査開始信号をシフトクロックに基づいて
シフトレジスタにより順次シフトさせ、このシフトレジ
スタのシフト出力信号のレベル調整をレベルシフタで行
う。このレベルシフタの相隣接する出力信号をノア回路
に入力し、このノア回路の出力に基づいて、各走査電極
に接続されるとともに、表示時の表示駆動信号の入力さ
れるスイッチ手段を、当該ノア回路の接続された走査電
極の1選択期間の次の非選択期間のみオンして、表示時
の表示駆動信号を当該走査電極へ供給させる。
ば、液晶表示パネルの走査電極への走査駆動信号の供給
を開始させる走査開始信号をシフトクロックに基づいて
シフトレジスタにより順次シフトさせ、このシフトレジ
スタのシフト出力信号のレベル調整をレベルシフタで行
う。このレベルシフタの相隣接する出力信号をノア回路
に入力し、このノア回路の出力に基づいて、各走査電極
に接続されるとともに、表示時の表示駆動信号の入力さ
れるスイッチ手段を、当該ノア回路の接続された走査電
極の1選択期間の次の非選択期間のみオンして、表示時
の表示駆動信号を当該走査電極へ供給させる。
【0016】したがって、簡単な回路構成で、各走査電
極の1選択期間の次の非選択期間に、表示時の表示駆動
信号の電圧値を走査駆動信号として供給することがで
き、垂直方向、すなわち、信号方向のエンハンサ処理を
行うことができる。その結果、安価な回路構成で、垂直
方向の画像にメリハリを持たせて、表示品質を向上させ
ることができる。
極の1選択期間の次の非選択期間に、表示時の表示駆動
信号の電圧値を走査駆動信号として供給することがで
き、垂直方向、すなわち、信号方向のエンハンサ処理を
行うことができる。その結果、安価な回路構成で、垂直
方向の画像にメリハリを持たせて、表示品質を向上させ
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の液晶駆動方法を実施例に基づ
いて説明する。図1〜図2は、本発明の液晶駆動方法の
一実施例を示す図であり、本実施例は、本発明の液晶駆
動方法を液晶テレビ装置に適用したものである。まず、
構成を説明する。図1は、本発明の液晶駆動方法を適用
した液晶表示装置としての液晶テレビ装置10、特に、
液晶表示パネル11とその周辺回路の構成を示す図であ
る。図1において、液晶テレビ装置10は、液晶表示パ
ネル11、走査側駆動回路12、信号側駆動回路13、
電源回路14及び液晶制御回路15等を備えている。
いて説明する。図1〜図2は、本発明の液晶駆動方法の
一実施例を示す図であり、本実施例は、本発明の液晶駆
動方法を液晶テレビ装置に適用したものである。まず、
構成を説明する。図1は、本発明の液晶駆動方法を適用
した液晶表示装置としての液晶テレビ装置10、特に、
液晶表示パネル11とその周辺回路の構成を示す図であ
る。図1において、液晶テレビ装置10は、液晶表示パ
ネル11、走査側駆動回路12、信号側駆動回路13、
電源回路14及び液晶制御回路15等を備えている。
【0018】液晶制御回路15には、複合映像信号と同
期信号が入力され、液晶制御回路15は、これらの複合
映像信号と同期信号に基づいて表示データを生成して、
信号側駆動回路13に出力するとともに、信号電極駆動
制御信号を生成して、信号側駆動回路13に出力し、ま
た、走査電極駆動制御信号を生成して、走査側駆動回路
12に出力する。
期信号が入力され、液晶制御回路15は、これらの複合
映像信号と同期信号に基づいて表示データを生成して、
信号側駆動回路13に出力するとともに、信号電極駆動
制御信号を生成して、信号側駆動回路13に出力し、ま
た、走査電極駆動制御信号を生成して、走査側駆動回路
12に出力する。
【0019】上記電源回路14は、複数の走査駆動電圧
と信号駆動電圧を生成し、走査駆動電圧を走査側駆動回
路12に、信号駆動電圧を信号側駆動回路13に出力す
るとともに、信号駆動電圧の一部を走査側駆動回路12
に出力する。
と信号駆動電圧を生成し、走査駆動電圧を走査側駆動回
路12に、信号駆動電圧を信号側駆動回路13に出力す
るとともに、信号駆動電圧の一部を走査側駆動回路12
に出力する。
【0020】電源回路14は、図2(a)、(b)に示
すように、5種類の液晶駆動電圧V0〜V4を生成し、
このうち3種類の液晶駆動電圧V1、V2、V3を、図
2(a)に示すように、信号駆動電圧V1、V2、V3
として信号側駆動回路13に、また、3種類の液晶駆動
電圧V0、V2、V4、全てを走査駆動電圧V0、V
2、V4として走査側駆動回路12に出力する。そし
て、電源回路14は、信号駆動電圧V1、V2、V3の
うち、信号駆動電圧V1、V3を走査側駆動回路12に
出力する。
すように、5種類の液晶駆動電圧V0〜V4を生成し、
このうち3種類の液晶駆動電圧V1、V2、V3を、図
2(a)に示すように、信号駆動電圧V1、V2、V3
として信号側駆動回路13に、また、3種類の液晶駆動
電圧V0、V2、V4、全てを走査駆動電圧V0、V
2、V4として走査側駆動回路12に出力する。そし
て、電源回路14は、信号駆動電圧V1、V2、V3の
うち、信号駆動電圧V1、V3を走査側駆動回路12に
出力する。
【0021】液晶表示パネル11は、一対の透明ガラス
基板の間に液晶が封入され、当該透明ガラス基板の一方
の透明ガラス基板の内面に、複数の走査電極が、他方の
透明ガラス基板の内面に、複数の信号電極が形成されて
いる。これら複数の走査電極と複数の信号電極は、マト
リックス状に配列されており、これら複数の走査電極と
信号電極との各交点に画素が形成されている。
基板の間に液晶が封入され、当該透明ガラス基板の一方
の透明ガラス基板の内面に、複数の走査電極が、他方の
透明ガラス基板の内面に、複数の信号電極が形成されて
いる。これら複数の走査電極と複数の信号電極は、マト
リックス状に配列されており、これら複数の走査電極と
信号電極との各交点に画素が形成されている。
【0022】液晶表示パネル11の各走査電極は、図1
中液晶表示パネル11の横側に配設された走査側駆動回
路12に接続されており、液晶表示パネル11の各信号
電極は、図1中液晶表示パネル11の上側に配設された
信号側駆動回路13に接続されている。
中液晶表示パネル11の横側に配設された走査側駆動回
路12に接続されており、液晶表示パネル11の各信号
電極は、図1中液晶表示パネル11の上側に配設された
信号側駆動回路13に接続されている。
【0023】走査側駆動回路12には、液晶制御回路1
5から走査電極駆動制御信号が入力され、また、電源回
路14から複数の走査駆動電圧が供給されるとともに、
複数の信号駆動電圧が供給されている。
5から走査電極駆動制御信号が入力され、また、電源回
路14から複数の走査駆動電圧が供給されるとともに、
複数の信号駆動電圧が供給されている。
【0024】走査側駆動回路12は、液晶制御回路15
から入力される走査電極駆動制御信号に基づいて、上述
のように、電源回路から入力される複数の走査駆動電圧
と複数の信号駆動電圧の一つを選択して、走査駆動信号
として液晶表示パネル11の走査電極に出力し、液晶表
示パネル11の走査電極を走査駆動する。
から入力される走査電極駆動制御信号に基づいて、上述
のように、電源回路から入力される複数の走査駆動電圧
と複数の信号駆動電圧の一つを選択して、走査駆動信号
として液晶表示パネル11の走査電極に出力し、液晶表
示パネル11の走査電極を走査駆動する。
【0025】信号側駆動回路13には、液晶制御回路1
5から表示データと信号電極駆動制御信号が入力され、
また、電源回路14から複数の信号駆動電圧が供給され
る。信号側駆動回路13は、液晶制御回路15から供給
される表示データと信号電極駆動制御信号に基づいて電
源回路14から供給される信号駆動電圧の一つを選択し
て表示駆動信号として液晶表示パネル11の各信号電極
に出力し、このとき選択走査されている走査電極との交
点にある画素を表示駆動する。
5から表示データと信号電極駆動制御信号が入力され、
また、電源回路14から複数の信号駆動電圧が供給され
る。信号側駆動回路13は、液晶制御回路15から供給
される表示データと信号電極駆動制御信号に基づいて電
源回路14から供給される信号駆動電圧の一つを選択し
て表示駆動信号として液晶表示パネル11の各信号電極
に出力し、このとき選択走査されている走査電極との交
点にある画素を表示駆動する。
【0026】上記走査側駆動回路12は、図3に示すよ
うに、複数のアナログスイッチASW1〜ASWk、イ
ンバータIN、走査電極X1〜Xnの数だけのノア回路
NOR1〜NORn、シフトレジスタ20及びレベルシ
フタ21等を備えており、液晶制御回路15から交流化
信号M、走査開始信号SP及びシフトクロックCKが走
査電極駆動制御信号として入力されている。
うに、複数のアナログスイッチASW1〜ASWk、イ
ンバータIN、走査電極X1〜Xnの数だけのノア回路
NOR1〜NORn、シフトレジスタ20及びレベルシ
フタ21等を備えており、液晶制御回路15から交流化
信号M、走査開始信号SP及びシフトクロックCKが走
査電極駆動制御信号として入力されている。
【0027】各走査電極X1〜Xnには、それぞれ3個
のアナログスイッチASW5〜ASW7、ASW8〜A
SW10、〜、ASWk-2、ASWk-1、ASWkが接
続されており、これら3個のアナログスイッチASW5
〜ASW7、ASW8〜ASW10、〜、ASWk-2、
ASWk-1、ASWkを介して電源回路14から入力さ
れる走査駆動電圧V0、V4、V2と信号駆動電圧V
1、V3が選択されて各走査電極X1〜Xnに走査駆動
信号として出力される。
のアナログスイッチASW5〜ASW7、ASW8〜A
SW10、〜、ASWk-2、ASWk-1、ASWkが接
続されており、これら3個のアナログスイッチASW5
〜ASW7、ASW8〜ASW10、〜、ASWk-2、
ASWk-1、ASWkを介して電源回路14から入力さ
れる走査駆動電圧V0、V4、V2と信号駆動電圧V
1、V3が選択されて各走査電極X1〜Xnに走査駆動
信号として出力される。
【0028】なお、走査駆動電圧V0、V4は、選択時
の走査駆動電圧、すなわち、選択走査駆動電圧であり、
走査電圧V2は、非選択時の走査駆動電圧、すなわち、
非選択走査駆動電圧である。
の走査駆動電圧、すなわち、選択走査駆動電圧であり、
走査電圧V2は、非選択時の走査駆動電圧、すなわち、
非選択走査駆動電圧である。
【0029】各走査電極X1〜Xnに接続されたアナロ
グスイッチASW5、ASW8、〜、ASWk-2には、
アナログスイッチASW1とアナログスイッチASW2
を介して選択走査駆動電圧V0と選択走査駆動電圧V4
が択一的に入力されており、アナログスイッチASW
5、ASW8、〜、ASWk-2は、レベルシフタ21か
ら「1」の出力信号が入力されると、オンして、そのと
きアナログスイッチASW1あるいはアナログスイッチ
ASW2を介して入力されている選択走査駆動電圧V0
あるいは選択走査駆動電圧V4を走査電極X1〜Xnに
出力する。
グスイッチASW5、ASW8、〜、ASWk-2には、
アナログスイッチASW1とアナログスイッチASW2
を介して選択走査駆動電圧V0と選択走査駆動電圧V4
が択一的に入力されており、アナログスイッチASW
5、ASW8、〜、ASWk-2は、レベルシフタ21か
ら「1」の出力信号が入力されると、オンして、そのと
きアナログスイッチASW1あるいはアナログスイッチ
ASW2を介して入力されている選択走査駆動電圧V0
あるいは選択走査駆動電圧V4を走査電極X1〜Xnに
出力する。
【0030】また、各走査電極X1〜Xnに接続された
アナログスイッチASW6、ASW9、〜、ASWk-1
には、アナログスイッチASW3とアナログスイッチA
SW4を介して信号駆動電圧V1と信号駆動電圧V3が
択一的に入力されており、アナログスイッチASW6、
ASW9、〜、ASWk-1は、ノア回路NOR1〜NO
Rnの出力が「1」のとき、オンして、そのときアナロ
グスイッチASW3あるいはアナログスイッチASW4
を介して入力されている信号駆動電圧V1あるいは信号
駆動電圧V3を走査電極X1〜Xnに出力する。
アナログスイッチASW6、ASW9、〜、ASWk-1
には、アナログスイッチASW3とアナログスイッチA
SW4を介して信号駆動電圧V1と信号駆動電圧V3が
択一的に入力されており、アナログスイッチASW6、
ASW9、〜、ASWk-1は、ノア回路NOR1〜NO
Rnの出力が「1」のとき、オンして、そのときアナロ
グスイッチASW3あるいはアナログスイッチASW4
を介して入力されている信号駆動電圧V1あるいは信号
駆動電圧V3を走査電極X1〜Xnに出力する。
【0031】このノア回路NOR1〜NORnには、当
該ノア回路NOR1〜NORnの接続された走査電極X
1〜Xnに対応するレベルシフタ21の出力端子と次の
出力端子とから出力される出力信号が入力されており、
この両出力端子から出力される出力信号がともに「0」
のとき、「1」をアナログスイッチASW6、ASW
9、〜、ASWk-1に出力する。
該ノア回路NOR1〜NORnの接続された走査電極X
1〜Xnに対応するレベルシフタ21の出力端子と次の
出力端子とから出力される出力信号が入力されており、
この両出力端子から出力される出力信号がともに「0」
のとき、「1」をアナログスイッチASW6、ASW
9、〜、ASWk-1に出力する。
【0032】さらに、各走査電極X1〜Xnに接続され
たアナログスイッチASW7、ASW10、〜、ASW
kには、非選択走査駆動電圧V2が入力されており、ア
ナログスイッチASW7、ASW10、〜、ASWk
は、レベルシフタ21から「1」の出力信号が入力され
ると、オンして、非選択走査駆動電圧V2を走査電極X
1〜Xnに出力する。
たアナログスイッチASW7、ASW10、〜、ASW
kには、非選択走査駆動電圧V2が入力されており、ア
ナログスイッチASW7、ASW10、〜、ASWk
は、レベルシフタ21から「1」の出力信号が入力され
ると、オンして、非選択走査駆動電圧V2を走査電極X
1〜Xnに出力する。
【0033】レベルシフタ21には、シフトレジスタ2
0の出力するシフト出力信号が入力されており、シフト
レジスタ20には、走査開始信号SPとシフトクロック
CKが図1に示した液晶制御回路15から入力されてい
る。
0の出力するシフト出力信号が入力されており、シフト
レジスタ20には、走査開始信号SPとシフトクロック
CKが図1に示した液晶制御回路15から入力されてい
る。
【0034】シフトレジスタ20は、走査開始信号SP
が入力されると、この走査開始信号SPをシフトクロッ
クCKに同期して順次シフトして、シフト出力信号をレ
ベルシフタ21に出力する。
が入力されると、この走査開始信号SPをシフトクロッ
クCKに同期して順次シフトして、シフト出力信号をレ
ベルシフタ21に出力する。
【0035】レベルシフタ21は、シフトレジスタ20
から順次入力されるシフト出力信号をそのレベルを増幅
して、出力信号として各走査電極X1〜Xnに接続され
たアナログスイッチASW5、ASW8、〜、ASWk
-2及び各出力端子間に接続されたノア回路NOR1〜N
ORnに出力する。
から順次入力されるシフト出力信号をそのレベルを増幅
して、出力信号として各走査電極X1〜Xnに接続され
たアナログスイッチASW5、ASW8、〜、ASWk
-2及び各出力端子間に接続されたノア回路NOR1〜N
ORnに出力する。
【0036】また、上記アナログスイッチASW5、A
SW8、〜、ASWk-2に接続されたアナログスイッチ
ASW1とアナログスイッチASW2には、それぞれ選
択走査駆動電圧V4と選択走査駆動電圧V0が入力され
ており、アナログスイッチASW1には、インバータI
Nを介して、アナログスイッチASW2には、直接、交
流化信号Mが制御信号として入力される。
SW8、〜、ASWk-2に接続されたアナログスイッチ
ASW1とアナログスイッチASW2には、それぞれ選
択走査駆動電圧V4と選択走査駆動電圧V0が入力され
ており、アナログスイッチASW1には、インバータI
Nを介して、アナログスイッチASW2には、直接、交
流化信号Mが制御信号として入力される。
【0037】アナログスイッチASW1及びアナログス
イッチASW2は、「1」に交流化信号Mが入力される
と、オンし、選択走査駆動電圧V4及び選択走査駆動電
圧V0を上記アナログスイッチASW5、ASW8、
〜、ASWk-2に出力する。
イッチASW2は、「1」に交流化信号Mが入力される
と、オンし、選択走査駆動電圧V4及び選択走査駆動電
圧V0を上記アナログスイッチASW5、ASW8、
〜、ASWk-2に出力する。
【0038】また、上記アナログスイッチASW6、A
SW9、〜、ASWk-1に接続されたアナログスイッチ
ASW3とアナログスイッチASW4には、それぞれ信
号駆動電圧V1と信号駆動電圧V3が入力されており、
アナログスイッチASW3には、上記アナログスイッチ
ASW1を介して上記インバータINで反転された交流
化信号Mが、また、アナログスイッチASW4には、上
記アナログスイッチASW2を介して交流化信号Mがそ
のまま入力される。
SW9、〜、ASWk-1に接続されたアナログスイッチ
ASW3とアナログスイッチASW4には、それぞれ信
号駆動電圧V1と信号駆動電圧V3が入力されており、
アナログスイッチASW3には、上記アナログスイッチ
ASW1を介して上記インバータINで反転された交流
化信号Mが、また、アナログスイッチASW4には、上
記アナログスイッチASW2を介して交流化信号Mがそ
のまま入力される。
【0039】アナログスイッチASW3及びアナログス
イッチASW4は、「1」の交流化信号Mが入力される
と、オンし、信号駆動電圧V1及び信号駆動電圧V3を
上記アナログスイッチASW6、ASW9、〜、ASW
k-1に出力する。
イッチASW4は、「1」の交流化信号Mが入力される
と、オンし、信号駆動電圧V1及び信号駆動電圧V3を
上記アナログスイッチASW6、ASW9、〜、ASW
k-1に出力する。
【0040】したがって、走査側駆動回路12は、シフ
トクロックCKに基づいてシフトレジスタ20で走査開
始信号SPを順次シフトさせることにより、アナログス
イッチASW5、ASW8、〜、ASWk-2とアナログ
スイッチASW7、ASW10、〜、ASWkを切り換
えてオン/オフし、選択走査駆動電圧V0、V4と非選
択走査駆動電圧V2を切り換えて各走査電極X1〜Xn
に走査駆動信号として出力して、走査電極X1〜Xnを
順次走査駆動するとともに、交流化信号Mに基づいて選
択走査駆動電圧V0と選択走査駆動電圧V4とを切り換
えて選択時の走査駆動信号とすることにより、液晶表示
パネル11を交流選択駆動する。
トクロックCKに基づいてシフトレジスタ20で走査開
始信号SPを順次シフトさせることにより、アナログス
イッチASW5、ASW8、〜、ASWk-2とアナログ
スイッチASW7、ASW10、〜、ASWkを切り換
えてオン/オフし、選択走査駆動電圧V0、V4と非選
択走査駆動電圧V2を切り換えて各走査電極X1〜Xn
に走査駆動信号として出力して、走査電極X1〜Xnを
順次走査駆動するとともに、交流化信号Mに基づいて選
択走査駆動電圧V0と選択走査駆動電圧V4とを切り換
えて選択時の走査駆動信号とすることにより、液晶表示
パネル11を交流選択駆動する。
【0041】また、走査側駆動回路12は、レベルシフ
タ21の相隣接する出力端子間に接続されたノア回路N
OR1〜NORnにより選択期間の次の非選択期間に各
走査電極X1〜Xnに接続されたアナログスイッチAS
W6、ASW9、〜、ASWk-1をオンして、これらの
アナログスイッチASW6、ASW9、〜、ASWk-1
にアナログスイッチASW3、ASW4を介して入力さ
れる信号駆動電圧V1、V3を各走査電極X1〜Xnに
供給する。
タ21の相隣接する出力端子間に接続されたノア回路N
OR1〜NORnにより選択期間の次の非選択期間に各
走査電極X1〜Xnに接続されたアナログスイッチAS
W6、ASW9、〜、ASWk-1をオンして、これらの
アナログスイッチASW6、ASW9、〜、ASWk-1
にアナログスイッチASW3、ASW4を介して入力さ
れる信号駆動電圧V1、V3を各走査電極X1〜Xnに
供給する。
【0042】すなわち、走査側駆動回路12は、シフト
レジスタ20に走査開始信号SPが入力されると、シフ
トクロックCKにより順次シフトすることにより、レベ
ルシフタ21を介してアナログスイッチASW5、AS
W8、〜、ASWk-2あるいはアナログスイッチASW
7、ASW10、〜、ASWkをオンして、選択走査駆
動電圧V0あるいは選択走査駆動電圧V4を走査電極X
1〜Xnに供給して、交流選択駆動するとともに、選択
期間の次の非選択期間にアナログスイッチASW6、A
SW9、〜、ASWk-1をオンして、信号駆動電圧V1
あるいは信号駆動電圧V3を非選択走査駆動電圧として
走査電極X1〜Xnに供給する。
レジスタ20に走査開始信号SPが入力されると、シフ
トクロックCKにより順次シフトすることにより、レベ
ルシフタ21を介してアナログスイッチASW5、AS
W8、〜、ASWk-2あるいはアナログスイッチASW
7、ASW10、〜、ASWkをオンして、選択走査駆
動電圧V0あるいは選択走査駆動電圧V4を走査電極X
1〜Xnに供給して、交流選択駆動するとともに、選択
期間の次の非選択期間にアナログスイッチASW6、A
SW9、〜、ASWk-1をオンして、信号駆動電圧V1
あるいは信号駆動電圧V3を非選択走査駆動電圧として
走査電極X1〜Xnに供給する。
【0043】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例の液晶テレビ装置10は、各走査電極X1〜Xnの一
選択期間の次の非選択期間に信号電極電位に設定するこ
とにより、垂直方向、すなわち、信号電極方向のエンハ
ンサ処理を行って、画質を向上させている。
例の液晶テレビ装置10は、各走査電極X1〜Xnの一
選択期間の次の非選択期間に信号電極電位に設定するこ
とにより、垂直方向、すなわち、信号電極方向のエンハ
ンサ処理を行って、画質を向上させている。
【0044】すなわち、液晶テレビ装置10は、その液
晶制御回路15が、入力される複合映像信号と同期信号
から走査電極駆動制御信号と信号電極駆動制御信号及び
表示データを生成し、走査電極駆動制御信号を走査側駆
動回路12に、信号電極駆動制御信号と表示データを信
号側駆動回路13に出力する。
晶制御回路15が、入力される複合映像信号と同期信号
から走査電極駆動制御信号と信号電極駆動制御信号及び
表示データを生成し、走査電極駆動制御信号を走査側駆
動回路12に、信号電極駆動制御信号と表示データを信
号側駆動回路13に出力する。
【0045】信号側駆動回路13は、液晶制御回路15
から供給される表示データと信号電極駆動制御信号に基
づいて、図2(a)に示す電源回路14から供給される
信号駆動電圧V1、V2、V3のうちの一つを選択し
て、表示駆動信号として液晶表示パネル11の各信号電
極に出力し、特に、液晶制御回路15から入力される交
流化信号Mに基づいて、奇数フィールドと偶数フィール
ドで、選択する信号駆動電圧V1と信号駆動電圧V3を
切り換えることにより、液晶表示パネル11を交流駆動
する。
から供給される表示データと信号電極駆動制御信号に基
づいて、図2(a)に示す電源回路14から供給される
信号駆動電圧V1、V2、V3のうちの一つを選択し
て、表示駆動信号として液晶表示パネル11の各信号電
極に出力し、特に、液晶制御回路15から入力される交
流化信号Mに基づいて、奇数フィールドと偶数フィール
ドで、選択する信号駆動電圧V1と信号駆動電圧V3を
切り換えることにより、液晶表示パネル11を交流駆動
する。
【0046】走査側駆動回路12は、液晶制御回路15
から供給される走査電極駆動制御信号に基づいて、図2
(b)に示す電源回路14から供給される走査駆動電圧
V0、V4、V2を選択して、走査駆動信号として走査
電極X1〜Xnに順次出力することにより、走査電極X
1〜Xnを順次走査駆動するとともに、交流化信号Mに
基づいて、奇数フィールドと偶数フィールドで選択する
選択走査駆動電圧V0と選択走査駆動電圧V4を切り換
えることにより、液晶表示パネル11を交流駆動する。
また、走査側駆動回路12は、走査駆動電圧V0、V
4、V2と電源回路14から走査側駆動回路12に供給
される信号駆動電圧V1、V3とを切り換えて走査電極
X1〜Xnに出力することにより、信号電極方向のエン
ハンサ処理を行っている。
から供給される走査電極駆動制御信号に基づいて、図2
(b)に示す電源回路14から供給される走査駆動電圧
V0、V4、V2を選択して、走査駆動信号として走査
電極X1〜Xnに順次出力することにより、走査電極X
1〜Xnを順次走査駆動するとともに、交流化信号Mに
基づいて、奇数フィールドと偶数フィールドで選択する
選択走査駆動電圧V0と選択走査駆動電圧V4を切り換
えることにより、液晶表示パネル11を交流駆動する。
また、走査側駆動回路12は、走査駆動電圧V0、V
4、V2と電源回路14から走査側駆動回路12に供給
される信号駆動電圧V1、V3とを切り換えて走査電極
X1〜Xnに出力することにより、信号電極方向のエン
ハンサ処理を行っている。
【0047】すなわち、走査側駆動回路12は、そのシ
フトレジスタ20に走査開始信号SPが入力されると、
この走査開始信号SPをシフトロックCKに同期にして
順次シフトして、レベルシフタ21にシフト出力信号と
して出力し、レベルシフタ21は、入力されるシフト出
力信号をそのレベルを調整して、各走査電極X1〜Xn
に対応する出力端子から、各走査電極X1〜Xnに接続
されたアナログスイッチASW5、ASW8、〜、AS
Wk-2に出力するとともに、前段の走査電極X1〜Xn
に接続されたアナログスイッチASW7、ASW10、
〜、ASWkに出力する。
フトレジスタ20に走査開始信号SPが入力されると、
この走査開始信号SPをシフトロックCKに同期にして
順次シフトして、レベルシフタ21にシフト出力信号と
して出力し、レベルシフタ21は、入力されるシフト出
力信号をそのレベルを調整して、各走査電極X1〜Xn
に対応する出力端子から、各走査電極X1〜Xnに接続
されたアナログスイッチASW5、ASW8、〜、AS
Wk-2に出力するとともに、前段の走査電極X1〜Xn
に接続されたアナログスイッチASW7、ASW10、
〜、ASWkに出力する。
【0048】そして、アナログスイッチASW5、AS
W8、〜、ASWk-2には、交流化信号Mにより択一的
にオン/オフするアナログスイッチASW1とアナログ
スイッチASW2を介して選択走査駆動電圧V4と選択
走査駆動電圧V0の一方が入力され、アナログスイッチ
ASW7、ASW10、〜、ASWkには、非選択走査
駆動電圧V2が入力されている。
W8、〜、ASWk-2には、交流化信号Mにより択一的
にオン/オフするアナログスイッチASW1とアナログ
スイッチASW2を介して選択走査駆動電圧V4と選択
走査駆動電圧V0の一方が入力され、アナログスイッチ
ASW7、ASW10、〜、ASWkには、非選択走査
駆動電圧V2が入力されている。
【0049】したがって、走査側駆動回路12は、図2
(b)に示すように、選択時には、アナログスイッチA
SW5、ASW8、〜、ASWk-2がオンして、交流化
信号Mに基づいて、選択走査駆動電圧V0と選択走査駆
動電圧V4のいずれか、例えば、第1フィールドでは、
選択走査駆動電圧V0を、第2フィールドでは、選択走
査駆動電圧V4を走査電極X1〜Xnに供給し、非選択
時には、アナログスイッチASW7、ASW10、〜、
ASWkがオンして、非選択走査駆動電圧V2を走査電
極X1〜Xnに供給する。
(b)に示すように、選択時には、アナログスイッチA
SW5、ASW8、〜、ASWk-2がオンして、交流化
信号Mに基づいて、選択走査駆動電圧V0と選択走査駆
動電圧V4のいずれか、例えば、第1フィールドでは、
選択走査駆動電圧V0を、第2フィールドでは、選択走
査駆動電圧V4を走査電極X1〜Xnに供給し、非選択
時には、アナログスイッチASW7、ASW10、〜、
ASWkがオンして、非選択走査駆動電圧V2を走査電
極X1〜Xnに供給する。
【0050】また、走査側駆動回路12は、各走査電極
X1〜XnにアナログスイッチASW6、ASW9、
〜、ASWk-1が接続されており、このアナログスイッ
チASW6、ASW9、〜、ASWk-1に交流化信号M
により択一的にオン/オフするアナログスイッチASW
3及びアナログスイッチASW4を介して図2(a)に
示す信号駆動電圧V1及び信号駆動電圧V3が入力され
ている。
X1〜XnにアナログスイッチASW6、ASW9、
〜、ASWk-1が接続されており、このアナログスイッ
チASW6、ASW9、〜、ASWk-1に交流化信号M
により択一的にオン/オフするアナログスイッチASW
3及びアナログスイッチASW4を介して図2(a)に
示す信号駆動電圧V1及び信号駆動電圧V3が入力され
ている。
【0051】そして、このアナログスイッチASW6、
ASW9、〜、ASWk-1には、ノア回路NOR1〜N
ORnの出力が入力されており、ノア回路NOR1〜N
ORnには、レベルシフタ21の相隣接する出力端子か
ら出力されるレベルシルタ21の出力が入力されてい
る。
ASW9、〜、ASWk-1には、ノア回路NOR1〜N
ORnの出力が入力されており、ノア回路NOR1〜N
ORnには、レベルシフタ21の相隣接する出力端子か
ら出力されるレベルシルタ21の出力が入力されてい
る。
【0052】ノア回路NOR1〜NORnは、当該ノア
回路NOR1〜NORnの接続されている走査電極X1
〜Xnの選択期間の直後の非選択期間においてハイ
(「1」)の出力をアナログスイッチASW6、ASW
9、〜、ASWk-1に出力し、アナログスイッチASW
6、ASW9、〜、ASWk-1は、「1」が入力される
と、オンして、そのとき、アナログスイッチASW3あ
るいはアナログスイッチASW4を介して入力されてい
る信号駆動電圧V1または信号駆動電圧V3を走査駆動
信号として走査電極X1〜Xnに供給する。
回路NOR1〜NORnの接続されている走査電極X1
〜Xnの選択期間の直後の非選択期間においてハイ
(「1」)の出力をアナログスイッチASW6、ASW
9、〜、ASWk-1に出力し、アナログスイッチASW
6、ASW9、〜、ASWk-1は、「1」が入力される
と、オンして、そのとき、アナログスイッチASW3あ
るいはアナログスイッチASW4を介して入力されてい
る信号駆動電圧V1または信号駆動電圧V3を走査駆動
信号として走査電極X1〜Xnに供給する。
【0053】したがって、走査側駆動回路12は、図2
(b)に示すように、選択期間に、交流化信号Mに基づ
いて選択走査駆動回路V0と選択走査駆動電圧V4のい
ずれが一方を選択して、走査電極X1〜Xnに供給し、
当該選択期間の直後の走査期間に信号駆動電圧V3と信
号駆動電圧V4の一方を交流化信号Mに基づいて選択し
て、走査電極X1〜Xnに供給する。
(b)に示すように、選択期間に、交流化信号Mに基づ
いて選択走査駆動回路V0と選択走査駆動電圧V4のい
ずれが一方を選択して、走査電極X1〜Xnに供給し、
当該選択期間の直後の走査期間に信号駆動電圧V3と信
号駆動電圧V4の一方を交流化信号Mに基づいて選択し
て、走査電極X1〜Xnに供給する。
【0054】その結果、各走査電極X1〜Xnと各信号
電極との交点に形成されている画素液晶には、図2
(c)に示すように、選択期間には、選択走査駆動電圧
V0と信号駆動電圧V3との差の実効電圧V3−V0
(図2(c)の第1フィールド参照)あるいは選択走査
駆動電圧V4と信号駆動電圧V1との差の実効電圧V1
−V4(図2(c)の第2フィールド参照)が印加さ
れ、この選択期間の直後の非選択期間には、上記信号駆
動電圧V3である走査駆動電圧V3と信号駆動電圧V1
との差の実効電圧V1−V3(図2(c)の第1フィー
ルド参照)あるいは信号駆動電圧V1である走査駆動電
圧V1と信号駆動電圧V3との差の実効電圧V3−V1
(図2(c)の第2フィールド参照)が印加される。
電極との交点に形成されている画素液晶には、図2
(c)に示すように、選択期間には、選択走査駆動電圧
V0と信号駆動電圧V3との差の実効電圧V3−V0
(図2(c)の第1フィールド参照)あるいは選択走査
駆動電圧V4と信号駆動電圧V1との差の実効電圧V1
−V4(図2(c)の第2フィールド参照)が印加さ
れ、この選択期間の直後の非選択期間には、上記信号駆
動電圧V3である走査駆動電圧V3と信号駆動電圧V1
との差の実効電圧V1−V3(図2(c)の第1フィー
ルド参照)あるいは信号駆動電圧V1である走査駆動電
圧V1と信号駆動電圧V3との差の実効電圧V3−V1
(図2(c)の第2フィールド参照)が印加される。
【0055】また、その他の非選択期間には、図2
(c)に示すように、非選択走査駆動電圧V2と信号駆
動電圧V1との差の実効電圧V1−V2あるいは信号駆
動電圧V3との差の実効電圧V3−V2が各画素液晶に
供給される。
(c)に示すように、非選択走査駆動電圧V2と信号駆
動電圧V1との差の実効電圧V1−V2あるいは信号駆
動電圧V3との差の実効電圧V3−V2が各画素液晶に
供給される。
【0056】そして、いま、各画素のオン(ON)時を
白、オフ(OFF)時を黒とし、1/Nデューティ、1
/aバイアスとしたとき、液晶表示パネル11上のある
信号電極、例えば、信号電極Y1と走査電極X1〜Xn
との交点の画素液晶の実効電圧は、以下のようになる。
白、オフ(OFF)時を黒とし、1/Nデューティ、1
/aバイアスとしたとき、液晶表示パネル11上のある
信号電極、例えば、信号電極Y1と走査電極X1〜Xn
との交点の画素液晶の実効電圧は、以下のようになる。
【0057】 X1−Y1点のオフ時の実効電圧VOFF VOFF = {[(V0−V1)2+V12(N−2)]/N}1/2 ここで、V1=(1/a)V0であるので、 VOFF = {[(1−1/a)2)V02+(V0・1/a)2(N−2)]/N }1/2 =V/a{(a2−2a+N−1)/N}1/2・・・(1) 以下、同様に、 X2−Y1点のオン時の実効電圧VON VON = V0/a{(a2+2a+N+3)/N}1/2・・・(2) X3−Y1点のオン時の実効電圧VOFF VOFF = V0/a{(a2−2a+N+3)/N}1/2・・・(3) X4−Y1点のオン時の実効電圧VON VON = V0/a{(a2+2a+N+3)/N}1/2・・・(4) X5−Y1点のオン時の実効電圧VOFF VOFF = V0/a{(a2−2a+N−1)/N}1/2・・・(5) X6−Y1点のオン時の実効電圧VON VON = V0/a{(a2+2a+N−1)/N}1/2・・・(6) そして、全オン/オフのときは、それぞれ以下のような
全オン実効電圧(全VON)及び全オフ実効電圧(全VOF
F)となる。
全オン実効電圧(全VON)及び全オフ実効電圧(全VOF
F)となる。
【0058】 全VON = V0/a{(a2+2a+N−1)/N}1/2・・・(7) 全VOFF = V0/a{(a2−2a+N+3)/N}1/2・・・(8) ここで、全オン実効電圧(全VON)と全オフ実効電圧
(全VOFF)との比の最大値を求めると、a=1+(N
+2)1/2のときには、以下のようになる。
(全VOFF)との比の最大値を求めると、a=1+(N
+2)1/2のときには、以下のようになる。
【0059】 全VON/全VOFF ={[2+(N+2)1/2]/(N+2)1/2}1/2・(9) いま、X1−Y1点からX2−Y1点に変化する点をみ
てみると、オフからオンに変化するので、式(2)/式
(1)を求めると、 式(2)/式(1)={[2(N+2)1/2+N+4]/N}1/2・・(10) また、X2−Y1点からX3−Y1点に変化する点は、
オンからオフに変化するので、同様に、式(2)/式
(3)を求めると、 式(2)/式(3) ={[2(N+2)1/2+N+4]/N+2}1/2・・・(11) なお、上記の各値は、オフ画面中に1走査電極X1〜X
nのみオンした状態のときの変化を示している。
てみると、オフからオンに変化するので、式(2)/式
(1)を求めると、 式(2)/式(1)={[2(N+2)1/2+N+4]/N}1/2・・(10) また、X2−Y1点からX3−Y1点に変化する点は、
オンからオフに変化するので、同様に、式(2)/式
(3)を求めると、 式(2)/式(3) ={[2(N+2)1/2+N+4]/N+2}1/2・・・(11) なお、上記の各値は、オフ画面中に1走査電極X1〜X
nのみオンした状態のときの変化を示している。
【0060】次に、X4−Y1点からX5−Y1点に変
化する点をみてみると、オンからオフに変化するので、
式(4)/式(5)を求めると、上記式(10)の場合
と同様の結果が得られる。
化する点をみてみると、オンからオフに変化するので、
式(4)/式(5)を求めると、上記式(10)の場合
と同様の結果が得られる。
【0061】また、X5−Y1点からX6−Y1点に変
化する点をみてみると、オフからオンに変化するので、
上記式(6)/式(5)を求めると、 式(6)/式(5) ={[2(N+2)1/2+N+2]/N}1/2・・・(12) なお、上記(12)式は、オン画面中に1走査電極X1
〜Xnのみオフした状態のときの変化を示している。
化する点をみてみると、オフからオンに変化するので、
上記式(6)/式(5)を求めると、 式(6)/式(5) ={[2(N+2)1/2+N+2]/N}1/2・・・(12) なお、上記(12)式は、オン画面中に1走査電極X1
〜Xnのみオフした状態のときの変化を示している。
【0062】上記オフからオンおよびオンからオフの変
化点の実効電圧の比を示す上記(10)式、(11)式
及び(12)式は、全オン実効電圧(全VON)と全オフ
実効電圧(全VOFF)との比の最大値を示す(9)式よ
りも大きな値となる。
化点の実効電圧の比を示す上記(10)式、(11)式
及び(12)式は、全オン実効電圧(全VON)と全オフ
実効電圧(全VOFF)との比の最大値を示す(9)式よ
りも大きな値となる。
【0063】具体的には、デューティ比を1/100デ
ューティとすると、上記(9)式に示す全VON/全VOF
Fの値は、1.0945となり、これに対して、上記
(10)式の値は、オン走査電極X1〜Xn時において
オフからオンになる場合に、1.1144となる。
ューティとすると、上記(9)式に示す全VON/全VOF
Fの値は、1.0945となり、これに対して、上記
(10)式の値は、オン走査電極X1〜Xn時において
オフからオンになる場合に、1.1144となる。
【0064】また、上記(11)式の値は、走行電極X
1〜Xnがオン時においてオンからオフになる場合に、
1.1035、走査電極X1〜Xnがオフ時においてオ
ンからオフになる場合に、1.1144となり、上記
(12)式の値は、オフ走査電極X1〜Xn時において
オフからオンになる場合に、1.1054となる。
1〜Xnがオン時においてオンからオフになる場合に、
1.1035、走査電極X1〜Xnがオフ時においてオ
ンからオフになる場合に、1.1144となり、上記
(12)式の値は、オフ走査電極X1〜Xn時において
オフからオンになる場合に、1.1054となる。
【0065】このように、本実施例によれば、相対向す
る透明ガラス基板の一方に複数形成された走査電極X1
〜Xnと他方の透明ガラス基板に複数形成された信号電
極とがマトリクス状に配列された液晶表示パネル11の
走査電極X1〜Xnに選択時と非選択時とで異なる電圧
値の走査駆動信号を供給し、信号電極に表示時と非表示
時で異なる電圧値の表示駆動信号を供給することにより
液晶表示パネル11を表示駆動するに際して、各走査電
極X1〜Xnの1選択期間の次の非選択期間に、表示時
の電圧値の表示駆動信号、すなわち、信号駆動電圧V
1、V3を走査駆動信号として供給する。
る透明ガラス基板の一方に複数形成された走査電極X1
〜Xnと他方の透明ガラス基板に複数形成された信号電
極とがマトリクス状に配列された液晶表示パネル11の
走査電極X1〜Xnに選択時と非選択時とで異なる電圧
値の走査駆動信号を供給し、信号電極に表示時と非表示
時で異なる電圧値の表示駆動信号を供給することにより
液晶表示パネル11を表示駆動するに際して、各走査電
極X1〜Xnの1選択期間の次の非選択期間に、表示時
の電圧値の表示駆動信号、すなわち、信号駆動電圧V
1、V3を走査駆動信号として供給する。
【0066】したがって、垂直方向、すなわち、信号方
向のエンハンサ処理を行うことができ、垂直方向の画像
にメリハリを持たせて、表示品質を向上させることがで
きる。また、本実施例によれば、走査開始信号SPをシ
フトクロックCKに基づいてシフトレジスタ20により
順次シフトさせ、このシフトレジスタ20のシフト出力
信号のレベル調整をレベルシフタ21で行う。このレベ
ルシフタ21の相隣接する出力信号をノア回路NOR1
〜NORnに入力し、このノア回路NOR1〜NORn
の出力に基づいて、各走査電極X1〜Xnに接続される
とともに、表示時の表示駆動信号の入力されるアナログ
スイッチASW6、ASW9,〜、ASWk-1を、当該
ノア回路NOR1〜NORnの接続された走査電極X1
〜Xnの1選択期間の次の非選択期間のみオンして、信
号駆動電圧V1、V3を当該走査電極X1〜Xnへ供給
させる。
向のエンハンサ処理を行うことができ、垂直方向の画像
にメリハリを持たせて、表示品質を向上させることがで
きる。また、本実施例によれば、走査開始信号SPをシ
フトクロックCKに基づいてシフトレジスタ20により
順次シフトさせ、このシフトレジスタ20のシフト出力
信号のレベル調整をレベルシフタ21で行う。このレベ
ルシフタ21の相隣接する出力信号をノア回路NOR1
〜NORnに入力し、このノア回路NOR1〜NORn
の出力に基づいて、各走査電極X1〜Xnに接続される
とともに、表示時の表示駆動信号の入力されるアナログ
スイッチASW6、ASW9,〜、ASWk-1を、当該
ノア回路NOR1〜NORnの接続された走査電極X1
〜Xnの1選択期間の次の非選択期間のみオンして、信
号駆動電圧V1、V3を当該走査電極X1〜Xnへ供給
させる。
【0067】したがって、簡単な回路構成で、各走査電
極X1〜Xnの1選択期間の次の非選択期間に、表示時
の電圧値の表示駆動信号を走査駆動信号として供給する
ことができ、垂直方向、すなわち、信号方向のエンハン
サ処理を行うことができる。
極X1〜Xnの1選択期間の次の非選択期間に、表示時
の電圧値の表示駆動信号を走査駆動信号として供給する
ことができ、垂直方向、すなわち、信号方向のエンハン
サ処理を行うことができる。
【0068】その結果、安価な回路構成で、垂直方向の
画像にメリハリを持たせて、表示品質を向上させること
ができる。
画像にメリハリを持たせて、表示品質を向上させること
ができる。
【0069】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明の液晶駆動方法によ
れば、相対向する透明ガラス基板の一方に複数形成され
た走査電極と他方の透明ガラス基板に複数形成された信
号電極とがマトリクス状に配列された液晶表示パネルの
走査電極に選択時と非選択時とで異なる電圧値の走査駆
動信号を供給し、信号電極に表示時と非表示時で異なる
電圧値の表示駆動信号を供給することにより液晶表示パ
ネルを表示駆動するに際して、各走査電極の1選択期間
の次の非選択期間に、表示時の表示駆動信号の電圧値を
走査駆動信号として供給する。
れば、相対向する透明ガラス基板の一方に複数形成され
た走査電極と他方の透明ガラス基板に複数形成された信
号電極とがマトリクス状に配列された液晶表示パネルの
走査電極に選択時と非選択時とで異なる電圧値の走査駆
動信号を供給し、信号電極に表示時と非表示時で異なる
電圧値の表示駆動信号を供給することにより液晶表示パ
ネルを表示駆動するに際して、各走査電極の1選択期間
の次の非選択期間に、表示時の表示駆動信号の電圧値を
走査駆動信号として供給する。
【0071】したがって、垂直方向、すなわち、信号方
向のエンハンサ処理を行うことができ、垂直方向の画像
にメリハリを持たせて、表示品質を向上させることがで
きる。
向のエンハンサ処理を行うことができ、垂直方向の画像
にメリハリを持たせて、表示品質を向上させることがで
きる。
【0072】請求項2記載の発明の液晶駆動方法によれ
ば、液晶表示パネルの走査電極への走査駆動信号の供給
を開始させる走査開始信号をシフトクロックに基づいて
シフトレジスタにより順次シフトさせ、このシフトレジ
スタのシフト出力信号のレベル調整をレベルシフタで行
う。このレベルシフタの相隣接する出力信号をノア回路
に入力し、このノア回路の出力に基づいて、各走査電極
を接続されるとともに、表示時の表示駆動信号の入力さ
れるスイッチ手段を、当該ノア回路の接続された走査電
極の1選択期間の次の非選択期間のみオンして、表示時
の表示駆動信号を当該走査電極へ供給させる。
ば、液晶表示パネルの走査電極への走査駆動信号の供給
を開始させる走査開始信号をシフトクロックに基づいて
シフトレジスタにより順次シフトさせ、このシフトレジ
スタのシフト出力信号のレベル調整をレベルシフタで行
う。このレベルシフタの相隣接する出力信号をノア回路
に入力し、このノア回路の出力に基づいて、各走査電極
を接続されるとともに、表示時の表示駆動信号の入力さ
れるスイッチ手段を、当該ノア回路の接続された走査電
極の1選択期間の次の非選択期間のみオンして、表示時
の表示駆動信号を当該走査電極へ供給させる。
【0073】したがって、簡単な回路構成で、各走査電
極の1選択期間の次の非選択期間に、表示時の表示駆動
信号の電圧値を走査駆動信号として供給することがで
き、垂直方向、すなわち、信号方向のエンハンサ処理を
行うことができる。
極の1選択期間の次の非選択期間に、表示時の表示駆動
信号の電圧値を走査駆動信号として供給することがで
き、垂直方向、すなわち、信号方向のエンハンサ処理を
行うことができる。
【0074】その結果、安価な回路構成で、垂直方向の
画像にメリハリを持たせて、表示品質を向上させること
ができる。
画像にメリハリを持たせて、表示品質を向上させること
ができる。
【図1】本発明の液晶駆動方法の一実施例を適用した液
晶表示装置のブロック図。
晶表示装置のブロック図。
【図2】図1の液晶表示装置における信号駆動電圧
(a)と走査駆動電圧(b)及び実効電圧の関係を示す
図。
(a)と走査駆動電圧(b)及び実効電圧の関係を示す
図。
【図3】図1の走査駆動回路の詳細な回路図。
【図4】従来の液晶表示装置のブロック図。
10 液晶テレビ装置 11 液晶表示パネル 12 走査側駆動回路 13 信号側駆動回路 14 電源回路 15 液晶制御回路 ASW1〜ASWk アナログスイッチ IN インバータ X1〜Xn 走査電極 NOR1〜NORn ノア回路 20 シフトレジスタ 21 レベルシフタ
Claims (2)
- 【請求項1】一対の透明ガラス基板間に液晶が封入さ
れ、前記一方の透明ガラス基板に形成された複数の走査
電極と前記他方の透明ガラス基板に形成された複数の信
号電極とがマトリクス状に配列された液晶表示パネルの
前記走査電極に選択時と非選択時とで異なる電圧値の走
査駆動信号を供給し、前記信号電極に表示時と非表示時
とで異なる電圧値の表示駆動信号を供給することにより
前記液晶表示パネルを表示駆動する液晶駆動方法におい
て、 前記各走査電極の1選択期間の次の非選択期間に、前記
表示時の表示駆動信号の電圧値を走査駆動信号として当
該走査電極に供給することを特徴とする液晶駆動方法。 - 【請求項2】一対の透明ガラス基板間に液晶が封入さ
れ、前記一方の透明ガラス基板に形成された複数の走査
電極と前記他方の透明ガラス基板に形成された複数の信
号電極とがマトリクス状に配列された液晶表示パネルの
前記走査電極に選択時と非選択時とで異なる電圧値の走
査駆動信号を供給し、前記信号電極に表示時と非表示時
とで異なる電圧値の表示駆動信号を供給することにより
前記液晶表示パネルを表示駆動する液晶駆動方法におい
て、 前記走査電極への走査駆動信号の供給を開始させる走査
開始信号をシフトクロックに基づいて順次シフトさせる
シフトレジスタと、 前記シフトレジスタのシフト出力信号のレベル調整を行
うレベルシフタと、 前記レベルシフタの相隣接する出力信号が入力されるノ
ア回路と、 前記各走査電極に接続されるとともに、前記表示時の表
示駆動信号が入力され、前記ノア回路の出力に基づい
て、当該走査電極の1選択期間の次の非選択期間のみオ
ンして、前記表示時の表示駆動信号を当該走査電極へ供
給させるスイッチ手段と、 を備え、 前記各走査電極の1選択期間の次の非選択期間に、前記
表示時の表示駆動信号の電圧値を走査駆動信号として当
該走査電極に供給することを特徴とする液晶駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27302894A JPH08110508A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 液晶駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27302894A JPH08110508A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 液晶駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08110508A true JPH08110508A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17522168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27302894A Abandoned JPH08110508A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 液晶駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08110508A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100377199C (zh) * | 2003-12-30 | 2008-03-26 | 京东方显示器科技公司 | 液晶显示装置的驱动电路 |
WO2018142546A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | 電圧制御回路および表示装置 |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP27302894A patent/JPH08110508A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100377199C (zh) * | 2003-12-30 | 2008-03-26 | 京东方显示器科技公司 | 液晶显示装置的驱动电路 |
WO2018142546A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | 電圧制御回路および表示装置 |
US10885868B2 (en) | 2017-02-02 | 2021-01-05 | Sakai Display Products Corporation | Voltage control circuit and display device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20050405 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |