JP3128632B2 - 熱光電式火災感知器 - Google Patents
熱光電式火災感知器Info
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- JP3128632B2 JP3128632B2 JP04131537A JP13153792A JP3128632B2 JP 3128632 B2 JP3128632 B2 JP 3128632B2 JP 04131537 A JP04131537 A JP 04131537A JP 13153792 A JP13153792 A JP 13153792A JP 3128632 B2 JP3128632 B2 JP 3128632B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱式及び光電式の感
知機能を備えた熱光電式火災感知器に関するものであ
る。
知機能を備えた熱光電式火災感知器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の熱光電式火災感知器は、ボディと
カバーの嵌合により筐体を形成し、このボディの底面部
にプリント基板を配設するとともに、前記筐体の上面に
開口部を形成し、この開口部内に光学室台を配置して、
該光学台上に投光素子や受光素子を光軸が光学室台と略
平行になるように配設し、ラビリンス付上面板を筐体の
上面開口部を通して前記光学室台を覆うように被せ、こ
のラビリンス付上面板の外周を防虫網で覆っている。そ
して、前記上面板に感熱素子のリード線を接着テープで
固定するとともに前記カバーの貫通孔から該感熱素子を
突出させている。
カバーの嵌合により筐体を形成し、このボディの底面部
にプリント基板を配設するとともに、前記筐体の上面に
開口部を形成し、この開口部内に光学室台を配置して、
該光学台上に投光素子や受光素子を光軸が光学室台と略
平行になるように配設し、ラビリンス付上面板を筐体の
上面開口部を通して前記光学室台を覆うように被せ、こ
のラビリンス付上面板の外周を防虫網で覆っている。そ
して、前記上面板に感熱素子のリード線を接着テープで
固定するとともに前記カバーの貫通孔から該感熱素子を
突出させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の熱光電式火災
感知器は、固定手段として多くのねじを用いているの
で、組み立てや分解が極めて面倒で時間がかかる。又、
筐体の開口部内の光学室台は、プリント基板上の電気回
路部品を保護するため、L字状折曲脚を介して該プリン
ト基板から離間されているので、L宇状折曲脚の長さ分
だけ筐体の高さが高くなる。そこで、感知器を薄くする
場合には、暗室の高さを低くすることが考えられるが、
このようにすると、感知器の性能の低下を招くので好ま
しくない。そこで、やむをえず、暗箱の高さを通常の高
さにしている。そのため、感知器自体が厚くなってしま
う。また、位置合わせしながら感熱素子を所定位置に固
定するのが面倒であるとともに、折角所定位置に接着テ
ープで固定してもリード線が引っ張られると感熱素子が
動き位置ずれが生じる。そのため、正確な火災監視が困
難になる。
感知器は、固定手段として多くのねじを用いているの
で、組み立てや分解が極めて面倒で時間がかかる。又、
筐体の開口部内の光学室台は、プリント基板上の電気回
路部品を保護するため、L字状折曲脚を介して該プリン
ト基板から離間されているので、L宇状折曲脚の長さ分
だけ筐体の高さが高くなる。そこで、感知器を薄くする
場合には、暗室の高さを低くすることが考えられるが、
このようにすると、感知器の性能の低下を招くので好ま
しくない。そこで、やむをえず、暗箱の高さを通常の高
さにしている。そのため、感知器自体が厚くなってしま
う。また、位置合わせしながら感熱素子を所定位置に固
定するのが面倒であるとともに、折角所定位置に接着テ
ープで固定してもリード線が引っ張られると感熱素子が
動き位置ずれが生じる。そのため、正確な火災監視が困
難になる。
【0004】この発明は上記事情に鑑み、組み立てや分
解を容易にするとともに、感知器自体を薄くしても暗室
の高さが十分である様にすることを目的とする。他の目
的は、感熱素子を簡単に所定位置に設定し、かつ、その
位置を維持することである。
解を容易にするとともに、感知器自体を薄くしても暗室
の高さが十分である様にすることを目的とする。他の目
的は、感熱素子を簡単に所定位置に設定し、かつ、その
位置を維持することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、下面に設け
られた導電性接続金具と上面に設けられたプリント基板
とを端子ねじにより固定した本体と;該プリント基板に
係合手段を介して直接固定された光学台と;前記光学台
に設けられた一対の発光素子と受光素子と;該光学台に
配設された環状のラビリンスと;該ラビリンスの外周に
設けられた防虫網と;前記光学台の上面を覆う光学台カ
バーと;該光学台カバーの上面に設けられた感熱素子の
ホルダ及びそれに連通するリード線案内溝と;前記プリ
ント基板、光学台、防虫網及び光学台カバーを覆い、前
記本体と係合する保護カバーと;前記ホルダに嵌着さ
れ、前記光学台カバーと保護カバーとにより挟持され、
該保護カバーの挿通孔から感熱素子を直立状に突出せし
める支持体と;前記リード線案内溝に嵌着され、該感熱
素子と前記プリント基板とを接続するリード線と;を備
えること、により前記目的を達成しようとするものであ
る。
られた導電性接続金具と上面に設けられたプリント基板
とを端子ねじにより固定した本体と;該プリント基板に
係合手段を介して直接固定された光学台と;前記光学台
に設けられた一対の発光素子と受光素子と;該光学台に
配設された環状のラビリンスと;該ラビリンスの外周に
設けられた防虫網と;前記光学台の上面を覆う光学台カ
バーと;該光学台カバーの上面に設けられた感熱素子の
ホルダ及びそれに連通するリード線案内溝と;前記プリ
ント基板、光学台、防虫網及び光学台カバーを覆い、前
記本体と係合する保護カバーと;前記ホルダに嵌着さ
れ、前記光学台カバーと保護カバーとにより挟持され、
該保護カバーの挿通孔から感熱素子を直立状に突出せし
める支持体と;前記リード線案内溝に嵌着され、該感熱
素子と前記プリント基板とを接続するリード線と;を備
えること、により前記目的を達成しようとするものであ
る。
【0006】
【作用】発光素子と受光素子とラビリンスとを備えた受
光台をプリント基板に直接載置し、両者を係止させて固
定する。該ラビリンスの外周に防虫網を設けるととも
に、光学台の上面に光学台カバーを被せる。該光学台カ
バーの感熱素子のホルダに感熱素子の支持体を嵌着し、
リード線をリード線案内溝に嵌着する。そして、本体の
下面に刃金具をねじ止めし、その上面にプリント基板を
ねじ止めする。その後、該支持体を天板の挿通孔に嵌着
し、前記光学台カバーに保護カバーを被せて該支持体と
光学台カバーとを圧しながら保護カバーを本体に係合さ
せて固定する。
光台をプリント基板に直接載置し、両者を係止させて固
定する。該ラビリンスの外周に防虫網を設けるととも
に、光学台の上面に光学台カバーを被せる。該光学台カ
バーの感熱素子のホルダに感熱素子の支持体を嵌着し、
リード線をリード線案内溝に嵌着する。そして、本体の
下面に刃金具をねじ止めし、その上面にプリント基板を
ねじ止めする。その後、該支持体を天板の挿通孔に嵌着
し、前記光学台カバーに保護カバーを被せて該支持体と
光学台カバーとを圧しながら保護カバーを本体に係合さ
せて固定する。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を添付図面により説明す
る。本体1は図11に示す様に構成されている。該本体
1の上面1aには、挿通孔2の付いた支持柱3とプリン
ト基板10の位置決め用の突柱9とが突設され、又、該
本体1の外周部には係止部4が設けられている。この本
体1の下面1bには、図2に示すような排水用の環状溝
1Rが形成されているが、この環状溝1Rは本体1の外
周縁部に形成した排水穴1Hと連通している。この本体
1の下面1bには、図12に示す導電性接続金具として
の刃金具5が固定される。該刃金具5は、固定部5aと
刃部5bとから構成されている。この固定部5aには、
図9に示す端子ねじ6と螺合するねじ穴7が設けられて
いる。また、刃部5bは図示しないベースの導電性接続
金具としての刃受金具と係合される。
る。本体1は図11に示す様に構成されている。該本体
1の上面1aには、挿通孔2の付いた支持柱3とプリン
ト基板10の位置決め用の突柱9とが突設され、又、該
本体1の外周部には係止部4が設けられている。この本
体1の下面1bには、図2に示すような排水用の環状溝
1Rが形成されているが、この環状溝1Rは本体1の外
周縁部に形成した排水穴1Hと連通している。この本体
1の下面1bには、図12に示す導電性接続金具として
の刃金具5が固定される。該刃金具5は、固定部5aと
刃部5bとから構成されている。この固定部5aには、
図9に示す端子ねじ6と螺合するねじ穴7が設けられて
いる。また、刃部5bは図示しないベースの導電性接続
金具としての刃受金具と係合される。
【0008】プリント基板10は、図10に示す様に構
成されている。該プリント基板10の上面10aには、
十字状の広い面積のシールド部11とチェック端子12
とシールド部11上に形成される光学台載置部13と表
示灯14とが設けられている。該プリント基板10の下
面10bには表面実装タイプの電気回路部品10eが設
けられている。又、該プリント基板10には、光学台4
0のフック48を通す挿通孔17が設けられ、下面10
b側の挿通孔17の周縁には前記フック48の係止部1
7aが設けられている。
成されている。該プリント基板10の上面10aには、
十字状の広い面積のシールド部11とチェック端子12
とシールド部11上に形成される光学台載置部13と表
示灯14とが設けられている。該プリント基板10の下
面10bには表面実装タイプの電気回路部品10eが設
けられている。又、該プリント基板10には、光学台4
0のフック48を通す挿通孔17が設けられ、下面10
b側の挿通孔17の周縁には前記フック48の係止部1
7aが設けられている。
【0009】光学台ホルダ20は図8、図16に示す様
に構成されている。該光学台ホルダ20は、L字状に形
成され、その一端部には該ホルダ20の中心に向かい順
次、発光素子収納部22とレンズ収納部23と発光窓部
24とが形成されており、又、他端部には、該ホルダ2
0の中心に向かい順次、受光素子収納部25とシールド
ケース収納部28と受光窓を備えた下部遮光壁29とが
形成されている。前記発光素子収納部22及び受光素子
収納部25の下部には、前記収納部22、25と連続す
る垂直状の挿通孔22a、25aが形成されている。該
ホルダ20の底面20aは、水平状であり、又、前記収
納部22、25の上面は開放されていて上側から発光素
子30、受光素子35が差し込めるようになっている。
に構成されている。該光学台ホルダ20は、L字状に形
成され、その一端部には該ホルダ20の中心に向かい順
次、発光素子収納部22とレンズ収納部23と発光窓部
24とが形成されており、又、他端部には、該ホルダ2
0の中心に向かい順次、受光素子収納部25とシールド
ケース収納部28と受光窓を備えた下部遮光壁29とが
形成されている。前記発光素子収納部22及び受光素子
収納部25の下部には、前記収納部22、25と連続す
る垂直状の挿通孔22a、25aが形成されている。該
ホルダ20の底面20aは、水平状であり、又、前記収
納部22、25の上面は開放されていて上側から発光素
子30、受光素子35が差し込めるようになっている。
【0010】図8、図15に示す様に、発光素子、例え
ば、LED30は光軸が軸心に対して直角方向に形成さ
れている所謂サイド発光式発光素子であり、その下部に
は垂直状のリード端子31が設けられている。レンズ3
2の上部及び下部には、それぞれ支持部33、34が設
けられている。受光素子、例えば、PD35は光軸が軸
心と直角方向であり、その下部には垂直状のリード端子
36が設けられている。シールドケース37は無塗装で
あり、その前面には受光窓38が形成されている。前記
発光素子30、レンズの支持部33、及びシールドケー
ス37のそれぞれ上面には、光学台40に圧接される当
接部30a、33a、37aが形成されている。
ば、LED30は光軸が軸心に対して直角方向に形成さ
れている所謂サイド発光式発光素子であり、その下部に
は垂直状のリード端子31が設けられている。レンズ3
2の上部及び下部には、それぞれ支持部33、34が設
けられている。受光素子、例えば、PD35は光軸が軸
心と直角方向であり、その下部には垂直状のリード端子
36が設けられている。シールドケース37は無塗装で
あり、その前面には受光窓38が形成されている。前記
発光素子30、レンズの支持部33、及びシールドケー
ス37のそれぞれ上面には、光学台40に圧接される当
接部30a、33a、37aが形成されている。
【0011】光学台40は図7、図14、図17、図1
8、に示す様に構成されている。光学台40の底面40
aには、下面が開放されている発光部収納部41と受光
部収納部42と遮光柱43とが設けられている。両収納
部41、42は前記光学台ホルダ20に対応して形成さ
れ、発光部収納部41の内面には、発光素子30に圧接
する当接部41aと、レンズ32を収納し該レンズ32
に圧接する溝部45が設けられている。受光部収納部4
2の内面には、下部遮光壁29と当接する上部遮光壁4
4と、シールドケース37に圧接する当接部42aとが
形成されている。光学台の底面40aには、前記発光部
収納部41と受光部収納部42とを挟む様にしてラビリ
ンス47が環状に配設されている。該ラビリンス47の
外周には、図6に示す防虫網46が設けられているが、
この防虫網46は環状壁49により支持されている。こ
の環状壁49は光学台40の側部に設けられ、かつ、そ
の先端49aはラビリンス47の下部側に位置してい
る。光学台40の側部には、円周方向に間隔をおいて3
本のフック48が設けられている。
8、に示す様に構成されている。光学台40の底面40
aには、下面が開放されている発光部収納部41と受光
部収納部42と遮光柱43とが設けられている。両収納
部41、42は前記光学台ホルダ20に対応して形成さ
れ、発光部収納部41の内面には、発光素子30に圧接
する当接部41aと、レンズ32を収納し該レンズ32
に圧接する溝部45が設けられている。受光部収納部4
2の内面には、下部遮光壁29と当接する上部遮光壁4
4と、シールドケース37に圧接する当接部42aとが
形成されている。光学台の底面40aには、前記発光部
収納部41と受光部収納部42とを挟む様にしてラビリ
ンス47が環状に配設されている。該ラビリンス47の
外周には、図6に示す防虫網46が設けられているが、
この防虫網46は環状壁49により支持されている。こ
の環状壁49は光学台40の側部に設けられ、かつ、そ
の先端49aはラビリンス47の下部側に位置してい
る。光学台40の側部には、円周方向に間隔をおいて3
本のフック48が設けられている。
【0012】光学台カバー50は図5、図13、図1
9、図20に示す様に構成されている。光学台カバー5
0の上面には感熱素子70のホルダ51とリード線案内
溝55と円筒状部52が設けられている。このホルダ5
1は円筒状で、円周方向に等間隔をおいて3つの位置決
め溝51aが設けられている。該円筒状部52は光学台
カバー50の外周縁に設けられ、その高さは前記ホルダ
51と同一である。該カバー50の下面には複数の突起
部54が形成されているが、この突起部54はラビリン
ス47、発光部収納部41、受光部収納部42のそれぞ
れの上面に形成されている嵌着孔47b、41b、42
bに嵌着される。感熱素子70は支持体71により保持
されており、その一端はリード線72に接続されてい
る。支持体71の中央部にはリード線72または感熱素
子70を通す挿通孔71aが設けられ、又、その外周に
は前記ホルダ51の位置決め溝51aに嵌着される突起
部71bが形成されている。
9、図20に示す様に構成されている。光学台カバー5
0の上面には感熱素子70のホルダ51とリード線案内
溝55と円筒状部52が設けられている。このホルダ5
1は円筒状で、円周方向に等間隔をおいて3つの位置決
め溝51aが設けられている。該円筒状部52は光学台
カバー50の外周縁に設けられ、その高さは前記ホルダ
51と同一である。該カバー50の下面には複数の突起
部54が形成されているが、この突起部54はラビリン
ス47、発光部収納部41、受光部収納部42のそれぞ
れの上面に形成されている嵌着孔47b、41b、42
bに嵌着される。感熱素子70は支持体71により保持
されており、その一端はリード線72に接続されてい
る。支持体71の中央部にはリード線72または感熱素
子70を通す挿通孔71aが設けられ、又、その外周に
は前記ホルダ51の位置決め溝51aに嵌着される突起
部71bが形成されている。
【0013】保護カバー60は図1、図3、図4に示す
様に構成されている。この保護カバー60は鍔部61に
連結柱62を介して天板63に接続されている。この天
板63の中央に感熱素子70の挿通孔63aが設けら
れ、その下面には圧着部63bが設けられている。該鍔
部61にはチェック棒挿通孔64及び表示灯穴66が設
けられ、又、該鍔部61と天板63との間には煙流入口
65が設けられている。該鍔部61の外周縁には本体1
の係合部4に係止するフックが設けられている。前記天
板63には支柱68を介して感熱素子保護リング69が
設けられている。この保護リング69の下面には、互い
に隣合う支柱68の間から指などが入り込まないように
突起69aが設けられている。
様に構成されている。この保護カバー60は鍔部61に
連結柱62を介して天板63に接続されている。この天
板63の中央に感熱素子70の挿通孔63aが設けら
れ、その下面には圧着部63bが設けられている。該鍔
部61にはチェック棒挿通孔64及び表示灯穴66が設
けられ、又、該鍔部61と天板63との間には煙流入口
65が設けられている。該鍔部61の外周縁には本体1
の係合部4に係止するフックが設けられている。前記天
板63には支柱68を介して感熱素子保護リング69が
設けられている。この保護リング69の下面には、互い
に隣合う支柱68の間から指などが入り込まないように
突起69aが設けられている。
【0014】次に本実施例の作動について説明する。光
学台ホルダ20の挿通孔22aにリード端子31を挿入
して発光素子収納部22にサイド発光式発光素子30を
収納した後、レンズ32の支持部34をレンズ収納部2
3に収納する。この時、発光素子30とリード端子36
とは垂直状に保持される。挿通孔25aにリード端子3
6を挿入して受光素子収納部25に受光素子35を収納
する。この時、受光素子35とリード端子31とは垂直
状に保持される。又、シールドケース収納部28にシー
ルドケース37を嵌着し、受光素子35に被せ、シール
ドする。
学台ホルダ20の挿通孔22aにリード端子31を挿入
して発光素子収納部22にサイド発光式発光素子30を
収納した後、レンズ32の支持部34をレンズ収納部2
3に収納する。この時、発光素子30とリード端子36
とは垂直状に保持される。挿通孔25aにリード端子3
6を挿入して受光素子収納部25に受光素子35を収納
する。この時、受光素子35とリード端子31とは垂直
状に保持される。又、シールドケース収納部28にシー
ルドケース37を嵌着し、受光素子35に被せ、シール
ドする。
【0015】光学台ホルダ20を光学台40の底面40
aに差し込み、発光部収納部41に発光素子30を収納
し、受光部収納部42に受光素子35を収納する。
aに差し込み、発光部収納部41に発光素子30を収納
し、受光部収納部42に受光素子35を収納する。
【0016】この光学台40のフック48をプリント基
板10の挿通孔17に挿入し、該フック48を係止部1
7aに係合する。そうすると、光学台40は3本のフッ
ク48によりセンタリングされながら、その底面40a
が直接プリント基板10上に当接される。この状態にお
いて光学台40は、正確に光学台載置部13に位置せし
められ、又、光学台ホルダ20は光学台40とプリント
基板10により挟持される。
板10の挿通孔17に挿入し、該フック48を係止部1
7aに係合する。そうすると、光学台40は3本のフッ
ク48によりセンタリングされながら、その底面40a
が直接プリント基板10上に当接される。この状態にお
いて光学台40は、正確に光学台載置部13に位置せし
められ、又、光学台ホルダ20は光学台40とプリント
基板10により挟持される。
【0017】この時、光学台ホルダ20の発光素子30
の当接部30a、レンズ32の支持部33の当接部33
a、シールドケース37の当接部37aはそれぞれ光学
台内面の当接部41a、溝部45、当接部42aにより
押圧されるので、それらは正確に所定位置に配設され、
振動などがあってもその位置が狂うことはない。従っ
て、発光素子30と受光素子35の光軸Lは光学台40
の底面40aに平行な状態を常に維持することができ
る。この光軸Lは環状壁49の先端49aとほぼ同じ高
さに位置する。
の当接部30a、レンズ32の支持部33の当接部33
a、シールドケース37の当接部37aはそれぞれ光学
台内面の当接部41a、溝部45、当接部42aにより
押圧されるので、それらは正確に所定位置に配設され、
振動などがあってもその位置が狂うことはない。従っ
て、発光素子30と受光素子35の光軸Lは光学台40
の底面40aに平行な状態を常に維持することができ
る。この光軸Lは環状壁49の先端49aとほぼ同じ高
さに位置する。
【0018】ラビリンス47の外周に防虫網46を設
け、該防虫網46を環状壁49により支持する。その
後、光学台カバー50の突起部54をラビリンス47の
嵌着孔47b、発光部収納部41の嵌着孔41b、受光
部収納部42bに嵌着する。これにより、光学台40の
内部は暗くなり、所謂、暗箱が形成される。この時、シ
ールドケース37は光学台40の受光部収納部42と上
部遮光壁44及び光学台ホルダ20の下部遮光壁29と
により囲まれているので、煙監視空間Sに露出すること
はない。そのため、シールドケース37を無塗装にして
も、暗箱内の散乱光は該シールドケースにより反射され
ることはない。
け、該防虫網46を環状壁49により支持する。その
後、光学台カバー50の突起部54をラビリンス47の
嵌着孔47b、発光部収納部41の嵌着孔41b、受光
部収納部42bに嵌着する。これにより、光学台40の
内部は暗くなり、所謂、暗箱が形成される。この時、シ
ールドケース37は光学台40の受光部収納部42と上
部遮光壁44及び光学台ホルダ20の下部遮光壁29と
により囲まれているので、煙監視空間Sに露出すること
はない。そのため、シールドケース37を無塗装にして
も、暗箱内の散乱光は該シールドケースにより反射され
ることはない。
【0019】支持体71の挿通孔71aにリード線72
を挿通し、感熱素子70を垂直状にするとともにリード
線72をL字状に曲げる。そして、該支持体71を光学
台カバー50のホルダ51に向かって移動させ、突起部
71bを位置決め溝51aに嵌着し、リード線72をリ
ード線案内溝55に嵌着し固定する。この時、支持体7
1は突起部71bと位置決め溝51aとにより光学台カ
バー50の中央部に正確に保持される。なお、リード線
72は、プリント基板10に接続される。本体1の支持
柱3にプリント基板10を載置するとともに突柱9の先
端をプリント基板10の孔に挿入し、挿通孔2、18に
端子ねじ6を挿入する。その後、該本体1の下面1bに
刃金具5の固定部5aを当接し、前記端子ねじ6を回転
させてねじ穴7に装着して固定する。保護カバー60を
光学台カバー50に向かって移動し、支持体71を天板
63の挿通孔63aに挿通嵌着し、該支持体71と光学
台カバー50とを天板63の圧着部63bで押さえると
ともにフック67を本体1の係止部4に係合せしめて固
定する。この状態において支持体71は確実に固定さ
れ、感熱素子70は天板63の中央部から直立して所定
位置に設定される。また、リード線72は保護カバー6
0の連結柱62の内側に隠され、外部に露出しない。
を挿通し、感熱素子70を垂直状にするとともにリード
線72をL字状に曲げる。そして、該支持体71を光学
台カバー50のホルダ51に向かって移動させ、突起部
71bを位置決め溝51aに嵌着し、リード線72をリ
ード線案内溝55に嵌着し固定する。この時、支持体7
1は突起部71bと位置決め溝51aとにより光学台カ
バー50の中央部に正確に保持される。なお、リード線
72は、プリント基板10に接続される。本体1の支持
柱3にプリント基板10を載置するとともに突柱9の先
端をプリント基板10の孔に挿入し、挿通孔2、18に
端子ねじ6を挿入する。その後、該本体1の下面1bに
刃金具5の固定部5aを当接し、前記端子ねじ6を回転
させてねじ穴7に装着して固定する。保護カバー60を
光学台カバー50に向かって移動し、支持体71を天板
63の挿通孔63aに挿通嵌着し、該支持体71と光学
台カバー50とを天板63の圧着部63bで押さえると
ともにフック67を本体1の係止部4に係合せしめて固
定する。この状態において支持体71は確実に固定さ
れ、感熱素子70は天板63の中央部から直立して所定
位置に設定される。また、リード線72は保護カバー6
0の連結柱62の内側に隠され、外部に露出しない。
【0020】この発明の実施例は上記に限定されるもの
ではなく、例えば、光学台40の下面40aを直接プリ
ント基板10に固定する代わりに、下面に環状リングを
設け該リングをプリント基板10に当接させるようにし
てもよい。又、環状リングの代わりに複数、例えば、3
個の突起を円周方向に間隔をおいて配設してもよい。ま
た、チェック端子12はプリント基板10上にプリント
パターンで形成してもよい。保護カバー60のチェック
棒挿通孔64は省略してもよい。また、導電性接続金具
として刃受金具などを用いてもよい。
ではなく、例えば、光学台40の下面40aを直接プリ
ント基板10に固定する代わりに、下面に環状リングを
設け該リングをプリント基板10に当接させるようにし
てもよい。又、環状リングの代わりに複数、例えば、3
個の突起を円周方向に間隔をおいて配設してもよい。ま
た、チェック端子12はプリント基板10上にプリント
パターンで形成してもよい。保護カバー60のチェック
棒挿通孔64は省略してもよい。また、導電性接続金具
として刃受金具などを用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上の様に構成したので、従
来例に比べねじ止め箇所が少ないので、感知器の組み立
てや分解が容易となる。又、プリント基板に係合手段を
介して受光台を直接固定するので、従来例と異なり感知
器を薄くしても暗箱の高さを十分維持することができ
る。従って、性能を低下させることなく感知器を薄型に
することができる。又、光学台カバーにホルダとリード
線案内溝とを設け、該ホルダに感熱素子の支持体を嵌着
し、リード線案内溝にリード線を嵌着し、支持体を保護
カバーの天板内面で圧接したので、感熱素子は常に設計
位置に配設され、その位置が維持される。
来例に比べねじ止め箇所が少ないので、感知器の組み立
てや分解が容易となる。又、プリント基板に係合手段を
介して受光台を直接固定するので、従来例と異なり感知
器を薄くしても暗箱の高さを十分維持することができ
る。従って、性能を低下させることなく感知器を薄型に
することができる。又、光学台カバーにホルダとリード
線案内溝とを設け、該ホルダに感熱素子の支持体を嵌着
し、リード線案内溝にリード線を嵌着し、支持体を保護
カバーの天板内面で圧接したので、感熱素子は常に設計
位置に配設され、その位置が維持される。
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例を示す底面図である。
【図3】図1のA−A線断面拡大図である。
【図4】本発明の保護カバーを示す斜視図である。
【図5】本発明の光学台カバー等を示す斜視図である。
【図6】本発明の防虫網を示す斜視図である。
【図7】本発明の光学台を示す斜視図である。
【図8】本発明の光学台ホルダ等を示す斜視図である。
【図9】本発明の端子ねじを示す斜視図である。
【図10】本発明のプリント基板を示す斜視図である。
【図11】本発明の本体を示す斜視図である。
【図12】本発明の刃金具を示す斜視図である。
【図13】本発明の図1のA−A線断面における光学台
カバーを示す断面図である。
カバーを示す断面図である。
【図14】本発明の図1のA−A線断面における光学台
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図15】本発明の図1のA−A線断面におけるシ−ル
ドケース、レンズ、発光素子、受光素子を示す断面図で
ある。
ドケース、レンズ、発光素子、受光素子を示す断面図で
ある。
【図16】本発明の図1のA−A線断面における光学台
ホルダを示す断面図である。
ホルダを示す断面図である。
【図17】本発明の光学台の平面図である。
【図18】本発明の光学台の底面図である。
【図19】図5の拡大図である。
【図20】図19のB−B線断面図である。
1 本体 5 刃金具(導電性接続金具) 10 プリント基板 20 光学台ホルダ 30 発光素子 35 受光素子 37 シールドケース 40 光学台 46 防虫網 47 ラビリンス 50 光学台カバー 51 ホルダ 60 保護カバー 63 天板 63a挿通孔 67 フック 70 感熱素子 71 支持体 72 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/02 - 17/12
Claims (3)
- 【請求項1】下面に設けられた導電性接続金具と上面に
設けられたプリント基板とを端子ねじにより固定した本
体と;該プリント基板に係合手段を介して直接固定され
た光学台と;前記光学台に設けられた一対の発光素子と
受光素子と;該光学台に配設された環状のラビリンス
と;該ラビリンスの外周に設けられた防虫網と;前記光
学台の上面を覆う光学台カバーと;該光学台カバーの上
面に設けられた感熱素子のホルダ及びそれに連通するリ
ード線案内溝と;前記プリント基板、光学台、防虫網及
び光学台カバーを覆い、前記本体と係合する保護カバー
と;前記ホルダに嵌着され、前記光学台カバーと保護カ
バーとにより挟持され、該保護カバーの挿通孔から感熱
素子を直立状に突出せしめる保持体と;前記リード線案
内溝に嵌着され、該感熱素子と前記プリント基板とを接
続するリード線と;を備えたことを特徴とする熱光電式
火災感知器。 - 【請求項2】プリント基板にチェック端子が設けられて
いることを特徴とする請求項1記載の熱光電式火災感知
器。 - 【請求項3】保護カバーにチェック棒挿通孔が設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載の熱光電式火災感
知器。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04131537A JP3128632B2 (ja) | 1992-04-25 | 1992-04-25 | 熱光電式火災感知器 |
DE69317147T DE69317147T2 (de) | 1992-04-25 | 1993-04-13 | Feuermelder |
EP93105921A EP0569712B1 (en) | 1992-04-25 | 1993-04-13 | Fire detector |
AU37123/93A AU658996B2 (en) | 1992-04-25 | 1993-04-22 | Fire detector |
CN93104644A CN1049993C (zh) | 1992-04-25 | 1993-04-23 | 火检测器 |
US08/051,689 US5486816A (en) | 1992-04-25 | 1993-04-23 | Fire detector having optic base clamping optic elements to a circuit board |
CA002094736A CA2094736C (en) | 1992-04-25 | 1993-04-23 | Fire detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04131537A JP3128632B2 (ja) | 1992-04-25 | 1992-04-25 | 熱光電式火災感知器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05578193A Division JP3191188B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 熱光電式火災感知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05303694A JPH05303694A (ja) | 1993-11-16 |
JP3128632B2 true JP3128632B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=15060397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04131537A Expired - Fee Related JP3128632B2 (ja) | 1992-04-25 | 1992-04-25 | 熱光電式火災感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3128632B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-25 JP JP04131537A patent/JP3128632B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05303694A (ja) | 1993-11-16 |
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