JP3128583U - 感染予防マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】陽光の当たる日中でも、陽光の射さない雨天・曇天の空模様や夜間でも、除菌・防臭効果を発揮することができて感染予防用として好適となる感染予防マスクを提供する。
【解決手段】覆い部2の内面側では、呼気や大気中の水分により銀錯体化合物Ngを湿らせて銀イオンを発生させる。銀イオンの酸化力で生じるハイパーオキサイドにより、防臭効果ならびにサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌などの感染性病原体の分解死滅を促進する。覆い部2の外面側では、陽光からの日射しのもとで、光触媒作用で二酸化チタンNtから発生するハイパーオキサイドにより、防臭効果および感染性病原体の分解死滅を図る。覆い部2の内面側および外面側で、銀イオンと二酸化チタンNtとがハイパーオキサイドを二段階的に重ねて作用させるので、除菌・防臭効果が十全に確保される。
【選択図】図1

Description

本考案は、個人的使用は勿論、塵埃や細菌などの異物の混入を排除する衛生現場などで、関係者の口元を覆うために用いる不織布製の感染予防マスクに関する。
不織布製の衛生マスクは、流行性感冒などの予防として個々人が用いることが多い。病院では医師、歯科医師や看護師などが着用し、飲食店などの調理現場では料理人が使用し、食品製造工場などでは従業者が装着している。この種の衛生マスクは使い捨てマスクとして、スパンボンド/メルトブロー複合不織布を用い、あるいは伸縮性ウレタンシートや不織布を打ち抜いて口元や鼻孔部を覆う覆い部が形成されている(例えば特許文献1、2、3、4参照)。
特開2005−124777号公報 特開平9−149945号公報 特開平9−149946号公報 特開2003−93527号公報
特許文献1では、蛋白質を特異的に吸着するヒドロキシアパタイトの生体親和性に着目して二酸化チタンアパタイトを光触媒としてマスクの表層に添着している。すなわち、紫外線による光触媒反応を起こし、二酸化チタンアパタイトが発生する強力な酸化力で、鳥インフルエンザのコロナウイルス(SARS:Severe Acute Respiratory Syndrome)、麻疹、水疱瘡、結核などの感染性病原体を分解死滅させるようにしている。この際、光触媒をマスクの表層に添着し、痰、咳やくしゃみなどにより患者から放出される飛沫を捕捉・吸着し易くする工夫を施している。
しかしながら、特許文献1のマスクは、快晴の戸外では、除菌・防臭作用を効果的に働かせるが、陽光からの紫外線が届かない夜間をはじめ雨天や曇天の空模様では、除菌・防臭作用を十分発揮させることができない不都合がある。
特許文献2では、マスクの横方向の伸縮性を耳掛け部の伸縮性よりも低く設定し、耳掛け部が緊張状態になっても、マスクの覆い部が口元に密着しないようにしている。これにより、マスクの着用時に覆い部が左右に引っ張られても、息苦しさを感じないようになり、着用時の違和感が軽減されている。
特許文献3では、覆い部と耳掛け部とを別々に形成し、耳掛け部が垂れ下がり難くするとともに、生産後に重ね合わせたマスク同士が密着しないようにしている。
特許文献4では、使用時に二重マスクの内側カバーを外側カバーに取り付ける操作を不要にし、通常の一重マスクと同様に極めて着用し易い二重マスクを実現している。
ところが、特許文献2、3、4のいずれのマスクも、覆い部と耳掛け部との接合関係や覆い部と顔面との接触関係などについては配慮が行き届いておらず、マスクの着用性や機能性において改善の余地が残されていた。
本考案は上記の事情を考慮してなされ、その第1の目的は、陽光の当たる日中は勿論、陽光の射さない雨天・曇天の空模様や夜間でも、除菌・防臭効果を発揮することができて感染予防用として好適となる感染予防マスクを提供することにある。
本考案の第2の目的は、覆い部に対する着用ゴム紐の接合関係などを改善して着用性や機能性を一段と向上させ、しかも製造コストが低下し安価で量産性に優れた感染予防マスクを提供することにある。
(請求項1について)
感染予防マスクは、熱可塑性プラスチックであるポリプロピレン繊維の集合体を熱融着で形成した不織布により設けた平坦状あるいはカップ状の覆い部と、覆い部の左右両外側部に超音波溶着により接合されて、耳部あるいは後頭部に掛ける着用ゴム紐とを備えている。最大でも0.10μg/リットルを上回らない銀イオン濃度の銀錯体化合物を覆い部の内面側に担持させ、二酸化チタンを覆い部の外面側に光触媒として担持させている。
覆い部に対する着用ゴム紐の接合は超音波溶着により行われているため、溶着作業が短時間で済むとともに、接合強度が高く汚れがなく衛生的である。
覆い部の内面側では、呼気や大気中の水分により銀錯体化合物を湿らせて銀イオンを発生させる。銀イオンの酸化力で生じるハイパーオキサイドにより、防臭効果の発揮をはじめサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、大腸菌、O157ベロ毒素、ならびにインフルエンザウイルスなどの感染性病原体を分解死滅させるようにしている。
覆い部の外面側では、陽光からの日射しのもとで、光触媒作用で二酸化チタンから発生するハイパーオキサイドにより、防臭効果の発揮をはじめ前述の感染性病原体を分解死滅させる。
このため、覆い部の内面側および外面側で、銀イオンと二酸化チタンとがハイパーオキサイドを二段階的に重ねて作用させるので、除菌・防臭効果を過不足なく十全に発揮させることができる。
この際、日射しのない夜間、雨天や曇天時にあっては、銀錯体化合物から電離した銀イオンが酸化によりハイパーオキサイドを発生させるので、雨天・曇天などの空模様や昼夜の如何を問わず、除菌・防臭効果が途切れることなく持続する。これが大きな利点となり、適用範囲が広がるとともに、他製品との差別化が図られて市場を開拓する上で有利となる。
(請求項2について)
感染予防マスクは、熱可塑性プラスチックであるポリプロピレン繊維の集合体を熱融着で形成した不織布により設けた平坦状あるいはカップ状の覆い部と、覆い部の左右両外側部に超音波溶着により接合されて、耳部あるいは後頭部に掛ける着用ゴム紐とを備えている。覆い部の内外両面側に、最大でも0.10μg/リットルを上回らない銀イオン濃度の銀錯体化合物と光触媒としての二酸化チタンとを分散して担持させている。
このため、夜間、雨天や曇天時にあっては、呼気や大気中の水分により銀錯体化合物を湿らせて銀イオンを発生させて防臭・除菌効果を発揮させることができる。陽光からの日射しのもとでは、光触媒作用で二酸化チタンが発生するハイパーオキサイドにより、防臭効果の発揮をはじめ前述の感染性病原体を分解死滅させる。このため、雨天・曇天などの空模様や昼夜の如何を問わず、除菌・防臭効果が途切れることなく持続し、請求項1と同様な効果が得られる。
(請求項3について)
覆い部の内面側では、その中央部にゆくにつれて銀錯体化合物の濃度が漸増するように設定し、覆い部の外面側では、その中央部にゆくにつれて二酸化チタンの濃度が漸増するように設定している。
一般に、覆い部の中央部には、使用者の呼気・吸気が通過する頻度が高く、種々の細菌が集まり易いが、その中央部ほど銀錯体化合物および二酸化チタンの各濃度が高くなっているので、除菌・防臭効果を発揮させる上で有利となる。
(請求項4について)
覆い部の内外両面側に、銀錯体化合物と二酸化チタンとの各濃度が中央部にゆくにつれて漸増するように設定されている。この場合、種々の細菌が集まり易い覆い部の中央部ほど各濃度が高くなっているので、請求項3と同様な効果が得られる。
(請求項5について)
覆い部に対する着用ゴム紐の接合領域は、着用ゴム紐を直径とする円形領域よりも放射方向に10〜30%だけ広い略円状のスポット部を形成している。覆い部から着用ゴム紐が延びる延出方向を、着用ゴム紐が耳部あるいは後頭部の引っ掛け部に結ばれる引出し方向の線上に合致させている。覆い部のうち着用ゴム紐で囲まれた周縁部分は凸状に広がる出張部を形成している。
覆い部に対する着用ゴム紐の接合領域は、着用ゴム紐を直径とする円形領域よりも10〜30%だけ広いスポット部を形成しているため、接合強度が高く着用時に着用ゴム紐が繰り返し引っ張られても初期の良好な接合状態が保たれて安定する。また、スポット部が覆い部の外側部にあるため、着用時に溶着固化したスポット部が顔面の頬部などを擦る虞がなくなる。
覆い部から着用ゴム紐が延びる延出方向を、着用ゴム紐が耳部あるいは後頭部の引っ掛け部に結ばれる引出し方向の線上に合致させているため、感染予防マスクの着用時に着用ゴム紐が無理な方向に引っ張られることがなくなり、良好な接合状態が長期にわたって保たれる。
覆い部のうち着用ゴム紐で囲まれた周縁部分は凸状に広がる出張部を形成していることから、頬部からこめかみ部にかけて覆い部の密着部分が増加し、覆い部による被覆性が向上する。これらの利点が協働して感染予防マスクの着用性や機能性を一段と向上させることができる。しかも、何ら新たな部材を付加せずに済み、製造コストが低下し安価で量産性に優れる。
(請求項6について)
ポリプロピレンの極細繊維の集合体を熱融着により形成し、メルトブローン(MELT−BLOWN)型不織布を不織布の外側に重ね合わせて細菌濾過性および粒子濾過性を付与している。このため、感染予防マスクが、細菌濾過性および粒子濾過性を有する二層の形態となり、耐汚染性が向上して一層衛生的となる。
(請求項7について)
メルトブローン(MELT−BLOWN)型不織布の外側に、ポリプロピレンの短繊維の集合体からなる最外側不織布をさらに重ね合わせて防水性および撥水性を付与している。このため、感染予防マスクが、防水性および撥水性を有する三層の形態となり、耐汚染性がさらに向上して格段に衛生的となる。
(請求項8について)
覆い部に対する着用ゴム紐の接合領域が着用ゴム紐の軸方向あるいは軸直角方向に長径を有する楕円領域になっている。このため、楕円領域の長径が接合領域における着用ゴム紐の軸方向に沿う場合、接合領域の長さ方向に断面積が増し、引出し方向に対する接合強度が増加する。楕円領域の長径が接合領域における着用ゴム紐の軸直角方向に沿う場合、その方向の断面積が増し引出し方向に対する接合強度が増加する。
(請求項9について)
覆い部の先端条部は、上直線部、中間輪郭形成部および下直線部から構成されて、上直線部と中間輪郭形成部とがなす角度、ならびに中間輪郭形成部と下直線部とがなす角度がそれぞれ100度から155度の範囲となるように設定している。覆い部の左右の後側部で、着用ゴム紐が接合された接合部の間から覆い部の前側部に向けて切欠部を形成している。
覆い部の先端条部には、上直線部と中間輪郭形成部とがなす角度、ならびに中間輪郭形成部と下直線部がなす角度がそれぞれ100度から155度の範囲となるように設定しているので、覆い部の顔面に対する良好な装着性を保持しながらも、覆い部と鼻孔部との間に息苦しくない快適な空間を確保することができる。覆い部は上下対称の形状となるので、上下の区別がなく正逆いずれからも覆い部を装着できる便利さがある。
覆い部の左右の後側部に切欠部を形成しているので、装着時に覆い部の後側部に皺などが寄らなくなり、顔面に対する覆い部の装着機能性が向上する。しかも、何ら新たな部材を付加せずに済み、製造コストが低下し安価で量産性に優れる。
(請求項10について)
感染予防マスクは、折り畳み型の立体マスク、フラット型の平面マスクおよびカップ型の防塵マスクを含むため、高機能かつ多用途な汎用マスクとして各種の方面に適用することができる。
感染予防マスクにおいて、二酸化チタンの光触媒と銀錯体化合物とを組合わせて覆い部に塗布することにより、陽光の当たる日中は勿論、陽光の射さない雨天・曇天の空模様や夜間でも、除菌・防臭効果を発揮することができて感染予防用として好適となる。
本考案の実施例1を図1および図2に基づいて説明する。
図1の(イ)、(ロ)に示す使い捨て感染予防マスク1において、カップ状の覆い部2は、熱可塑性プラスチックであるポリプロピレン繊維の集合体を熱融着で形成した不織布2aにより構成されている。覆い部2の先端部は、上下方向に指向する熱融着部2bを形成し、使い捨て感染予防マスク1の着用時に口元や鼻孔部に対して非接触空間を設けて使用者に息苦しさを感じさせないようにしている。この覆い部2はカップ状に限らず、平坦状であってもよい。
覆い部2の内面側には、全表面に銀錯体化合物Ngをスプレーや浸漬などの塗布手段により所定量を担持させている。銀錯体化合物Ngは、無機塩(硝酸銀、過塩素酸銀、酸化銀など)を有機溶媒と一緒に有機酸(クエン酸など)に溶かして調製したものである。
覆い部2の外面側には、全表面に二酸化チタンNtを光触媒としてスプレーや浸漬などの塗布手段により所定量だけ担持させている。二酸化チタンNtは、樹脂、有機溶媒あるいは無機溶媒で溶かして液状に調製して塗布したものである。
銀錯体化合物Ngおよび二酸化チタンNtは、前述のように覆い部2に塗布や浸漬などで担持させたものであるが、図1の(ハ)では便宜上、厚みのある断面形状で示している。
この場合、銀錯体化合物Ng中の銀イオンの濃度は、Lを単位リットルとすると、例えば最大でも0.10μg/Lを上回らないように調製されている。人体への影響への配慮から、銀イオンを低濃度にして安全性の確保を図っている。例えば下記の報告書の25頁の第3段落参照
IPCS
UNEP//ILO//WHO
国際簡潔評価文書
No.44 銀および銀化合物
世界保健機関 国際化学物質安全性計画
国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 2006
着用ゴム紐3は、覆い部2の左右両外側部に超音波溶着により接合されている。超音波溶着は、図示しない溶接ロッドを着用ゴム紐3の両端部3aに押し当てて行う。覆い部2に対する着用ゴム紐3の接合領域は、図2に示すように着用ゴム紐3を直径Dとする円形領域よりも放射方向に10〜30%だけ広い略円状のスポット部Spを形成している。
この場合、平均的な体格および背格好の顔面サイズを想定し、感染予防マスク1の着用時、着用ゴム紐3が口元および鼻孔部から耳部4の引っ掛け部5に向く方向を引出し方向Aとしている{図1の(イ)参照}。この条件のもとで、覆い部2から着用ゴム紐3が延びる延出方向Bを、着用ゴム紐3が耳部4の引っ掛け部5に結ばれる引出し方向Aの線上に合致させるようにしている。この状態で、着用ゴム紐3の両端部3aが超音波溶着により覆い部2に接合される。また、覆い部2のうち着用ゴム紐3で囲まれた周縁部分は凸状に広がる出張部6を形成している。
着用ゴム紐3は、耳部4の引っ掛け部5に限らず、図1の(ロ)に示すように、着用ゴム紐3を後頭部の引っ掛け部(図示せず)に回して掛けることもできる。この場合には、着用ゴム紐3の延出方向Bを、着用ゴム紐3が後頭部の引っ掛け部(図示せず)に結ばれる引出し方向Aの線上に合致させる。
上記構成では、覆い部2に対する着用ゴム紐3の接合は超音波溶着により行われているため、溶着作業が短時間で済むとともに、接合強度が高く汚れがなく衛生的である。
覆い部2の内面側では、呼気や大気中の水分により銀錯体化合物Hgを湿らせて銀イオンを発生させる。銀イオンの酸化力で生じるハイパーオキサイドにより、防臭効果の発揮をはじめサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、大腸菌、O157ベロ毒素、ならびにインフルエンザウイルスなどの感染性病原体を分解死滅させるようにしている。
覆い部2の外面側では、陽光からの日射しのもとで、光触媒作用で二酸化チタンNtから発生するハイパーオキサイドにより、防臭効果の発揮をはじめ前述の感染性病原体を分解死滅させる。
このため、覆い部2の内面側および外面側で、銀イオンと二酸化チタンNtとがハイパーオキサイドを二段階的に重ねて作用させるので、除菌・防臭効果を過不足なく発揮させることができる。
この際、日射しのない夜間、雨天や曇天時にあっては、銀錯体化合物Hgから電離した銀イオンが酸化によりハイパーオキサイドを発生させるので、雨天・曇天などの空模様や昼夜の如何を問わず、除菌・防臭効果が途切れることなく持続する。これが大きな利点となり、適用範囲が広がるとともに、他製品との差別化が図られて市場を開拓する上で有利となる。
また、覆い部2に対する着用ゴム紐3の接合領域は、着用ゴム紐3を直径Dとする円形領域よりも放射方向に10〜30%だけ広いスポット部Spを形成しているため、接合強度が高く着用ゴム紐3が繰り返し引っ張られても初期の良好な接合状態が保たれて安定する。
また、覆い部2から着用ゴム紐3が延びる延出方向Bを、着用ゴム紐3が耳部4の引っ掛け部5や後頭部の引っ掛け部(図示せず)に結ばれる引出し方向Aの線上に合致させるようにしている。このため、感染予防マスク1の着用時、着用ゴム紐3が無理な方向に引っ張られることがなくなり、良好な接合状態が長期にわたって保たれる。
さらに、覆い部2のうち着用ゴム紐3で囲まれた部分は凸状に広がる出張部6を形成していることから、頬部からこめかみ部にかけて覆い部2の密着部分が増加し、覆い部2による被覆性が向上する。これらの利点が協働して感染予防マスク1の着用性や機能性を一段と向上させることができる。しかも、何ら新たな部材を付加せずに済み、製造コストが低下し安価で量産性に優れる。
本考案の実施例2としては、図示はしないが、実施例1における覆い部2の内外両面側に、銀錯体化合物Ngと光触媒としての二酸化チタンNtとを所定の割合で分散して担持させている。
このため、夜間、雨天や曇天時にあっては、呼気や大気中の水分により銀錯体化合物Ngを湿らせて銀イオンを発生させて防臭・除菌効果を発揮させることができる。陽光からの日射しのもとでは、光触媒作用で二酸化チタンNtが発生するハイパーオキサイドにより、防臭効果の発揮をはじめ感染性病原体を分解死滅させる。このため、雨天・曇天などの空模様や昼夜の如何を問わず、除菌・防臭効果が途切れることなく持続し、実施例1と同様な効果が得られる。
本考案の実施例3としては、図示はしないが、実施例1における覆い部2の内面側では、その中央部にゆくにつれて銀錯体化合物Ngの濃度が漸増するように設定し、覆い部2の外面側では、その中央部にゆくにつれて二酸化チタンNtの濃度が漸増するように設定している。
一般に、覆い部2の中央部には、使用者の呼気・吸気が通過する頻度が高く、種々の細菌が集まり易いが、その中央部ほど銀錯体化合物Ngおよび二酸化チタンNtの各濃度が高くなっているので、除菌・防臭効果を発揮させる上で有利となる。
本考案の実施例4としては、図示はしないが、実施例2における覆い部2の内外両面側に、銀錯体化合物Ngと二酸化チタンNtとの各濃度が中央部にゆくにつれて漸増するように設定されている。この場合、種々の細菌が集まり易い覆い部2の中央部ほど各濃度が高くなっているので、実施例3と同様な効果が得られる。
図3の(イ)、(ロ)は本考案の実施例5を示す。実施例5が実施例1と異なるところは、覆い部2をポリプロピレンの極細繊維の集合体を熱融着により形成したことである。、メルトブローン(MELT−BLOWN)型不織布10を不織布2aの外側に重ね合わせて細菌濾過性および粒子濾過性を付与している。そして、不織布2aの外面側には二酸化チタンNtを担持により付着させ、メルトブローン型不織布10の内面側には、銀錯体化合物Ngを付着している。
このため、感染予防マスク1が、細菌濾過性および粒子濾過性を有する二層の形態となり、銀錯体化合物Ngと二酸化チタンNtとが有する効果に加えて、耐汚染性が向上して一層衛生的となる。この場合、着用ゴム紐3は、超音波溶着によりメルトブローン型不織布10に接合される。
図4の(イ)、(ロ)は本考案の実施例6を示す。実施例6が実施例1と異なるところは、覆い部2において、メルトブローン型不織布10の外側に、ポリプロピレンの短繊維の集合体からなる最外側不織布11をさらに重ね合わせて防水性および撥水性を付与したことである。この一方、覆い部2に対する着用ゴム紐3の接合領域は、着用ゴム紐3の軸直角方向Fに長径を有する楕円領域12になっている。
この場合、不織布2aの外面側には二酸化チタンNtを付着により担持させ、最外側不織布11の内面側には、銀錯体化合物Ngを付着している。
感染予防マスク1が、防水性および撥水性を有する三層の形態となり、耐汚染性がさらに向上して格段に衛生的となる。しかも、覆い部2に対する着用ゴム紐3の接合領域が楕円領域12のため、接合領域における着用ゴム紐3の軸直角方向Fの断面積が増し、引出し方向Aに対する接合強度が増加する。この場合、着用ゴム紐3は、超音波溶着により最外側不織布11に接合される。
楕円領域12の長径が接合領域における着用ゴム紐3の軸方向に沿うように設定してもよく、この場合は、接合領域の長さ方向に断面積が増すため、引出し方向Aに対する接合強度が増加する。
図5は本考案の実施例7を示す。実施例7が実施例1と異なるところは、覆い部2における不織布2aの厚み寸法tを比較的大きくして防塵性を高めたことである。
図6は本考案の実施例8を示す。実施例8が実施例1と異なるところは、覆い部2の左右端部を薄肉の多孔性不織布13により形成している。不織布2aと多孔性不織布13との繋ぎ目14は、折り重ねた重複部13aを熱融着している。薄肉の多孔性不織布13は、顔面の頬部に相当する位置にありながらも、通気性が良く柔らかいため頬部を擦らないし蒸らすこともない。
図7は本考案の実施例9を示す。実施例9では、実施例8の出張部6に代わって、凹状に後退する略コ字状の窪み部15を切欠状に形成している。この場合、頬部からこめかみ部にかけて覆い部2の密着部分が低減するため、呼吸時に空気の流通が良くなって息をし易くなる利点が得られる。この窪み部15は、実施例1における覆い部2に形成してもよく、窪み部15の形状は略コ字状に限らず、U字状、V字状、W字状、S字状あるいは緩やかに湾曲する弓状に形成してもよい。
図8は本考案の実施例10を示す。実施例10が実施例1と異なるところは、覆い部2の寸法を定量的に設定したことである。
すなわち、覆い部2の左右の後側部で、着用ゴム紐3が接合された接合部3sの間から覆い部2の前側部に向けて切欠部25を形成している。切欠部25の開口周縁部25aは、略放物線状をなし超音波溶着により縁取りが施され、切欠部25の開口周縁部25aに形状保持機能を付与し、顔面に対する覆い部2の装着機能性が一段と向上するようにしている。
図8の(イ)、(ロ)に示すように、覆い部2の先端条部を上直線部16、所定の曲率半径Rを有する円弧状の中間輪郭形成部17および下直線部18から構成して上下対称となるようにしている。上直線部16と中間輪郭形成部17とがなす角度(θ)、ならびに中間輪郭形成部17と下直線部18とがなす角度(θ)がそれぞれ100度から155度の範囲となるように設定している。
この場合、一例として上直線部16および下直線部18の長さ寸法Mを2.5〜3cm、上直線部16と下直線部18との間の最大幅Nを13.5〜14.5cm、切欠部25と中間輪郭形成部17との最小幅Sを7〜8.5cm、二カ所の接合部3s間の距離Pを4〜5cm、接合部3sと覆い部2の後側端2pとの間の距離Qを0.4〜0.8cmとしている。
覆い部2の先端条部において、上直線部16、中間輪郭形成部17、下直線部18との間に、角度(θ)の関係を、それぞれ100度から155度の範囲となるように設定したので、覆い部2の顔面に対する良好な装着性を保持しながらも、覆い部2と鼻孔部との間に息苦しくない快適な空間を確保することができる。覆い部2は上下対称の形状となるので、上下の区別がなくなり、正逆いずれからも感染予防マスク1を装着できる便利さがある。
覆い部2の後側部に切欠部25を形成しているので、装着時に覆い部2の後側部に皺などが寄らなくなり、顔面に対する覆い部2の装着機能性が向上する。しかも、何ら新たな部材を付加せずに済み、製造コストが低下し安価で量産性に優れる。
(変形例)
(a)なお、感染予防マスク1は使用後に廃棄されるものであるが、軽作業の衛生現場や個人的使用などにあっては、感染予防マスク1を繰り返し使用しても差し支えない。また、覆い部2に対する着用ゴム紐3の接合領域を楕円領域12に設定する構成は、着用ゴム紐3を後頭部に回して掛ける場合にも適用可能である。
(b)感染予防マスク1は,折り畳み型の立体マスク、フラット型の平面マスクおよびカップ型の防塵マスクでもよく、要は空気感染を予防する衛生マスクであれば、種類を問わず適用可能である。
(c)実施例5ないし実施例9についても、銀錯体化合物Ngと二酸化チタンNtとを覆い部2の内外両面側に担持させる実施例2の構成、銀錯体化合物Ngおよび二酸化チタンNtの各濃度を漸増させる実施例3の構成、ならびに銀錯体化合物Ngと二酸化チタンNtとの各濃度を漸増させる実施例4の構成を適用してもよい。
二酸化チタンの光触媒作用と銀錯体化合物とを組合わせて覆い部に担持させることにより、陽光の当たる日中でも、陽光の射さない雨天・曇天の空模様や夜間でも、除菌・防臭効果を発揮することができて感染予防用として好適となる。このため、予防衛生の向上による利益に着目した需要の増加が見込まれ、衣料や化学素材の流通を介して化学・機械産業分野に適用することができる。
(イ)は着用状態を示す感染予防マスクの斜視図、(ロ)は着用ゴム紐を後頭部に掛ける場合を示す感染予防マスクの斜視図、(ハ)は(イ)のJ−J線に沿う縦断面図である(実施例1)。 感染予防マスクの斜視図である(実施例1)。 (イ)は着用状態を示す感染予防マスクの斜視図、(ロ)は(イ)のC−C線に沿う縦断面図である(実施例5)。 (イ)は着用状態を示す感染予防マスクの斜視図、(ロ)は(イ)のE−E線に沿う縦断面図である(実施例6)。 感染予防マスクの斜視図である(実施例7)。 感染予防マスクの斜視図である(実施例8)。 感染予防マスクの斜視図である(実施例9)。 (イ)、(ロ)は、形状や寸法関係を示す感染予防マスクの側面図である(実施例10)。
符号の説明
1 感染予防マスク
2 覆い部
2a 不織布
3 着用ゴム紐
4 耳部
5 引っ掛け部
6 出張部
10 メルトブローン(MELT−BLOWN)型不織布
11 最外側不織布
12 楕円領域
15 窪み部
16 上直線部
17 中間輪郭形成部
18 下直線部
25 切欠部
25a 切欠部の開口周縁部
A 引出し方向
B 延出方向
Nt 二酸化チタン
Ng 銀錯体化合物
Sp スポット部

Claims (10)

  1. 熱可塑性プラスチックであるポリプロピレン繊維の集合体を熱融着で形成した不織布により設けた平坦状あるいはカップ状の覆い部と、
    この覆い部の左右両外側部に超音波溶着により接合されて、耳部あるいは後頭部に掛ける着用ゴム紐とを備えた感染予防マスクにおいて、
    最大でも0.10μg/リットルを上回らない銀イオン濃度で、前記覆い部の内面側に担持させた銀錯体化合物と、
    前記覆い部の外面側に光触媒として担持させた二酸化チタンとを含ませたことを特徴とする感染予防マスク。
  2. 熱可塑性プラスチックであるポリプロピレン繊維の集合体を熱融着で形成した不織布により設けた平坦状あるいはカップ状の覆い部と、
    この覆い部の左右両外側部に超音波溶着により接合されて、耳部あるいは後頭部に掛ける着用ゴム紐とを備えた感染予防マスクにおいて、
    前記覆い部の内外両面側に、最大でも0.10μg/リットルを上回らない銀イオン濃度の銀錯体化合物と光触媒としての二酸化チタンとを分散させて担持させたことを特徴とする感染予防マスク。
  3. 前記覆い部の内面側では、その中央部にゆくにつれて前記銀錯体化合物の濃度が漸増するとともに、前記覆い部の外面側では、その中央部にゆくにつれて前記二酸化チタンの濃度が漸増するように設定したことを特徴とする請求項1に記載の感染予防マスク。
  4. 前記覆い部の内外両面側に、前記銀錯体化合物と前記二酸化チタンとの各濃度が中央部にゆくにつれて漸増するように設定したことを特徴とする請求項2に記載の感染予防マスク。
  5. 前記覆い部に対する前記着用ゴム紐の接合領域は、前記着用ゴム紐の横断面を直径とする円形領域よりも放射方向に10〜30%だけ広い略円状のスポット部を形成し、
    前記覆い部から前記着用ゴム紐が延びる延出方向を、前記着用ゴム紐が前記耳部あるいは前記後頭部の引っ掛け部に結ばれる引出し方向の線上に合致させ、
    前記覆い部のうち前記着用ゴム紐で囲まれた周縁部分は凸状に広がる出張部を形成していることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の感染予防マスク。
  6. ポリプロピレンの極細繊維の集合体を熱融着により形成し、メルトブローン型不織布を前記不織布の外側に重ね合わせて細菌濾過性および粒子濾過性を付与したことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の感染予防マスク。
  7. 前記メルトブローン型不織布の外側に、ポリプロピレンの短繊維の集合体からなる最外側不織布をさらに重ね合わせて防水性および撥水性を付与したことを特徴とする請求項6に記載の感染予防マスク。
  8. 前記覆い部に対する前記着用ゴム紐の接合領域が前記着用ゴム紐の軸方向あるいは軸直角方向に長径を有する楕円領域であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の感染予防マスク。
  9. 前記覆い部の先端条部を上直線部、中間輪郭形成部および下直線部から構成し、前記上直線部と前記中間輪郭形成部とがなす角度、ならびに前記中間輪郭形成部と前記下直線部とがなす角度がそれぞれ100度から155度の範囲となるように設定し、
    前記覆い部の左右の後側部で、前記着用ゴム紐が接合された接合部の間から前記覆い部の前側部に向けて切欠部を形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の感染予防マスク。
  10. 折り畳み型の立体マスク、フラット型の平面マスクおよびカップ型の防塵マスクを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の感染予防マスク。
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