JP3128162U - 測定機誤差補正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補正量を設定する作業者における補正量の算出作業の負荷を軽減することができ、簡単な作業で補正量の算出作業を行うことができる測定機誤差補正装置を提供する。
【解決手段】原器となる基準スケールを測定し、その基準スケールの測定値と、その基準スケールの測定値を四捨五入して得た推定ノミナル値とを用いて補正量を算出し、算出した補正量をその後のスケールの測定において使用する。よって、補正量を設定する作業者による手計算を必要とすることなく、基準スケールを測定するだけで自動的に補正量を得ることができ、その後の測定において使用される測定機の補正量を自動的に設定可能となる。
【選択図】図2

Description

本考案は、測定機により測定した基準スケールの測定値と基準スケールのノミナル値と推定した推定ノミナル値との誤差に応じて測定機の誤差を補正するための補正量を算出し、算出した補正量に応じて測定機が測定した測定値を補正する測定機誤差補正装置に関する。
測定投影機、測定顕微鏡、リニヤハイト、三次元測定機、リニヤスケール用カウンタ等のスケールを測定するための測定機においては、その測定機による測定動作の際に指示誤差が発生する。測定機においてより精度良く測定を行うためには、測定機に組み込まれているリニヤスケールに対して補正を行う必要がある。
特開平2−136706号公報
上述した従来の測定投影機や測定顕微鏡等の測定装置においては、フロントパネルに多くの操作スイッチを配置することができない。このため、補正作業を行う場合、測定投影機や測定顕微鏡においては、原器となる基準スケールの測定を10mmピッチ等の間隔で連続して行い、グラフを作成してグラフが規定の範囲内に収まるように補正量を手計算し、測定機にあらかじめ登録されている補正量から最も近い値を選択して使用するようにしていた。このように、作業者の補正量算出の手間がかかるとともに、ベストな補正量ではなく、ベストな補正量に近い補正値しか選択できないという問題があった。
本考案は、このような問題を鑑みてなされたものであって、補正量を設定する作業者における補正量の算出作業の負荷を軽減することができ、簡単な作業で補正量の算出作業を行うことができる測定機誤差補正装置を提供することを目的とする。
本考案に係る第1の測定機誤差補正装置は、原器となる基準スケールを測定する測定機と、前記測定機が測定した前記基準スケールの測定値の所定の位を四捨五入することで、前記基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値を算出する推定ノミナル値算出部と、前記測定機が測定した前記基準スケールの測定値と、前記推定ノミナル値算出部が算出した前記推定ノミナル値との誤差に応じて、前記測定機の誤差を補正するための補正量を算出する補正量算出部と、該補正量算出部が算出した前記補正量に応じて、前記測定機が測定した測定値を補正する測定値補正部とを備えることを特徴とする。
本考案に係る第2の測定機誤差補正装置は、原器となる複数種類の基準スケールそれぞれのノミナル値をあらかじめ記憶するノミナル値記憶部と、前記複数種類の基準スケールのいずれかを測定する測定機と、前記ノミナル値記憶部に記憶されている複数種類のノミナル値のうち前記測定機が測定した基準スケールの測定値に最も近いノミナル値を、測定した基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値に決定する推定ノミナル値決定部と、前記測定機が測定した前記基準スケールの測定値と、前記推定ノミナル値決定部が決定した前記推定ノミナル値との誤差に応じて、前記測定機の誤差を補正するための補正量を算出する補正量算出部と、該補正量算出部が算出した前記補正量に応じて、前記測定機が測定した測定値を補正する測定値補正部とを備えることを特徴とする。
本考案に係る第3の測定機誤差補正装置は、原器となる複数種類の基準スケールそれぞれのノミナル値と、各ノミナル値毎あるいは共通に定められたノミナル値の有効範囲とをあらかじめ記憶するノミナル値記憶部と、前記複数種類の基準スケールのいずれかを測定する測定機と、前記ノミナル値記憶部に記憶されている複数種類のノミナル値のうち前記測定機が測定した基準スケールの測定値に最も近いノミナル値を、当該測定値が当該ノミナル値の有効範囲内であることを条件に、測定した基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値に決定する推定ノミナル値決定部と、前記測定機が測定した前記基準スケールの測定値と、前記推定ノミナル値決定部が決定した前記推定ノミナル値との誤差に応じて、前記測定機の誤差を補正するための補正量を算出する補正量算出部と、該補正量算出部が算出した前記補正量に応じて、前記測定機が測定した測定値を補正する測定値補正部とを備えることを特徴とする。
本考案によれば、補正量を設定する作業者による手計算を必要とすることなく、基準スケールを測定するだけで自動的に補正量を得ることができ、その後の測定において使用される測定機の補正量を自動的に設定可能となる。
したがって、補正量を設定する作業者における補正量の算出作業の負荷を軽減することができ、簡単な作業で補正量の算出作業を行うことができる測定機誤差補正装置を提供することが可能となる。
次に、添付図面に基づいて、本考案の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本考案の第1実施形態に係る測定機誤差補正装置100の構成例を示すブロック図である。この測定機誤差補正装置100は、必要なデータ処理を実行する制御部10と、作業者による操作入力を行うための入力部20と、スケールの寸法を測定する測定機30と、測定結果などを表示する表示部40とにより構成されている。
測定機30は、測定投影機、測定顕微鏡、リニヤハイト、三次元測定機、リニヤスケール用カウンタ等、スケールの寸法を測定するための装置である。本例では、測定機30は、載物台に載置されたスケールのX軸寸法とY軸寸法とを測定する二次元測定機であるものとする。
制御部10は、原器となる基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値を算出する推定ノミナル値算出部11と、測定機30の誤差を補正するための補正量を算出する補正量算出部12と、補正量算出部12が算出した補正量に応じて測定機30が測定した測定値を補正する測定値補正部13とを含む。
次に、図2のフローチャート、適宜図3〜図7を参照し、このように構成された本実施形態に係る測定機誤差補正装置100の測定処理について説明する。図2は、第1実施形態に係る測定処理の例を示すフローチャートである。図3〜図7は、表示部40が備える表示パネル41の表示状態の例を示す説明図である。図3〜図7に示すように、表示パネル41には、X軸Y軸表示領域42と、X−ZEROボタン43と、Y−ZEROボタン44と、A−ZEROボタン45と、MODEボタン46と、ABS/INCボタン47と、A軸表示領域48とが設けられている。表示パネル41に設けられている各ボタン43,44,45,46,47によって、入力部20が構成される。
まず、作業者によるMODEボタン46の操作によって、パラメータ設定表示モードに設定されると、制御部10の制御によって、図3に示すように、X軸Y軸表示領域42に現在のX軸の補正量「150.0[μm/m]」と現在のY軸の補正量「80.0[μm/m]」とが表示される。なお、このとき、A軸表示領域48には、「F53」なるパラメータが表示される。
次に、X−ZEROボタン43とY−ZEROボタン44のうち補正量の再設定を行う軸のボタンが作業者によって例えば長押し(例えば2秒間以上押下状態が維持)されると、長押しされた軸の表示が補正量の表示から通常カウンタ表示に変更させる。具体的には、例えばX−ZEROボタン43が長押しされると、図4に示すように、X軸の表示が「0.0000[mm]」なるカウンタ表示に変わる。
次に、作業者は、載物台に基準スケールを載置し、その載物台を移動させて基準スケールの測定端面まで移動する。そして、載物台に設置された基準スケールを測定機30により測定する(ステップS101)。ここでは、X軸が100[mm]の基準スケールを測定し、その測定値が「100.0110[mm]」であったものとする。ここでの測定値は、図5に示すように、X軸Y軸表示領域42におけるX軸表示領域に表示される。
基準スケールを測定すると、作業者は、作業対象軸となっているX軸に係るX−ZEROボタン43を例えば再度長押しする。すると、推定ノミナル値算出部12は、測定機30が測定した基準スケールの測定値「100.0110[mm]」の所定の位を四捨五入することで、基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値を算出する(ステップS102)。ここでは、測定値の1の位を四捨五入することとする。よって、ステップS102にて推定ノミナル値「100.0000[mm]」が算出されたものとし、制御部10の制御によって、X軸Y軸表示領域42におけるX軸表示領域に、図6に示すように演算結果である推定ノミナル値「100.0000[mm]」が表示される。
基準スケールの測定値と推定ノミナル値とを得ると、補正量算出部12は、基準スケールの測定値「100.0110[mm]」から推定ノミナル値「100.0000[mm]」を減算することで、補正量「110.0[μm/m]」を算出する(ステップS103)。このとき、制御部10の制御によって、X軸Y軸表示領域42におけるX軸表示領域に、図7に示すように補正量「110.0[μm/m]」が表示される。
すなわち、基準スケールを測定したあと、作業者が作業対象軸となっているX軸に係るX−ZEROボタン43を例えば再度長押しすると、X軸Y軸表示領域42におけるX軸表示領域に推定ノミナル値「100.0000[mm]」が表示され、その所定時間(例えば2秒)後にX軸表示領域の表示内容が補正量「110.0[μm/m]」に切り替わることとなる。
ステップS103にて算出した補正量は、制御部10が備える図示しない記憶部に記憶される。
その後、測定機30によってあるスケールが測定されると(ステップS104)、測定値補正部13は、測定対象とされているスケールの測定値を、記憶部に保存されている補正量「110.0[μm/m]」に応じて補正する(ステップS105)。具体的には、例えば測定機30による実測値から補正量「110.0[μm/m]」が示す値を減算することで、測定対象とされているスケールの測定値を補正する。そして、ステップS105にて補正された値が、測定対象とされているスケールの測定値としてX軸Y軸表示領域42に表示される。
このように、本実施形態では、補正量を設定する作業者による手計算を必要とすることなく、基準スケールを測定するだけで、その測定値と四捨五入により得た推定ノミナル値とを用いて自動的に補正量を得ることができ、その後の測定において使用される測定機の補正量を自動的に設定可能となる。したがって、補正量を設定する作業者における補正量の算出作業の負荷を軽減することができ、簡単な作業で補正量の算出作業を行うことができる。
[第2実施形態]
図8は、本考案の第2実施形態に係る測定機誤差補正装置110の構成例を示すブロック図である。この測定機誤差補正装置110は、必要なデータ処理を実行する制御部10aと、入力部20と、測定機30と、表示部40とにより構成されている。なお、第2実施形態において、上述した第1実施形態に係る測定機誤差補正装置110と同様に構成されるものについては、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
制御部10aは、原器となる基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値を決定する推定ノミナル値決定部15と、測定機30の誤差を補正するための補正量を算出する補正量算出部12aと、補正量算出部12aが算出した補正量に応じて測定機30が測定した測定値を補正する測定値補正部13と、ノミナル値をあらかじめ記憶するノミナル値記憶部14とを含む。ノミナル値記憶部14は、使用され得る複数種類の基準スケールそれぞれの寸法を示す複数種類のノミナル値をあらかじめ記憶する記憶媒体である。
次に、図9のフローチャートを参照し、このように構成された本実施形態に係る測定機誤差補正装置110の測定処理について説明する。図9は、第2実施形態に係る測定処理の例を示すフローチャートである。
ステップS101にて基準スケールを測定したあと、作業者によって作業対象軸となっている例えばX軸に係るX−ZEROボタン43を例えば再度長押しされると、推定ノミナル値決定部15は、測定機30が測定した基準スケールの測定値「100.0110[mm]」と、ノミナル値記憶部14に記憶されている複数種類のノミナル値とを比較し、基準スケールの測定値に最も近いノミナル値を選択することで、基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値を決定する(ステップS201)。ここでは、ノミナル値記憶部14に、80[mm]、90[mm]、100[mm]、110[mm]、120[mm]の5種類のノミナル値が記憶されていたものとする。よって、ステップS201にて推定ノミナル値「100.0000[mm]」に決定されたものとする。
基準スケールの測定値と推定ノミナル値とを得ると、補正量算出部12aは、基準スケールの測定値「100.0110[mm]」から決定された推定ノミナル値「100.0000[mm]」を減算することで、補正量「110.0[μm/m]」を算出する(ステップS202)。
この例においても、基準スケールを測定したあと、作業者が作業対象軸となっているX軸に係るX−ZEROボタン43を例えば再度長押しすると、X軸Y軸表示領域42におけるX軸表示領域に推定ノミナル値「100.0000[mm]」が表示され、その所定時間(例えば2秒)後にX軸表示領域の表示内容が補正量「110.0[μm/m]」に切り替わることとなる。
ステップS202にて算出した補正量は、制御部10aが備える図示しない記憶部に記憶される。その後、ステップS104〜ステップS105が実行される。
このように、本実施形態では、補正量を設定する作業者による手計算を必要とすることなく、基準スケールを測定するだけで、その測定値と、その測定値に最も近いノミナル値であるとして決定された推定ノミナル値とを用いて自動的に補正量を得ることができ、その後の測定において使用される測定機の補正量を自動的に設定可能となる。したがって、補正量を設定する作業者における補正量の算出作業の負荷を軽減することができ、簡単な作業で補正量の算出作業を行うことができる。
[第3実施形態]
図10は、本考案の第3実施形態に係る測定機誤差補正装置120の構成例を示すブロック図である。この測定機誤差補正装置120は、必要なデータ処理を実行する制御部10bと、入力部20と、測定機30と、表示部40とにより構成されている。なお、第3実施形態において、上述した第1実施形態に係る測定機誤差補正装置110と同様に構成されるものについては、同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
制御部10bは、原器となる基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値を決定する推定ノミナル値決定部15aと、測定機30の誤差を補正するための補正量を算出する補正量算出部12bと、補正量算出部12bが算出した補正量に応じて測定機30が測定した測定値を補正する測定値補正部13と、ノミナル値をあらかじめ記憶するノミナル値記憶部14aとを含む。ノミナル値記憶部14aは、使用され得る複数種類の基準スケールそれぞれの寸法を示す複数種類のノミナル値と、各ノミナル値毎に定められた有効範囲(例えば、・・・、ノミナル値90[mm]は有効範囲±0.09[mm]以内、ノミナル値100[mm]は有効範囲±0.1[mm]以内、ノミナル値110[mm]は有効範囲±0.11[mm]以内、・・・)あるいは共通に定められた有効範囲(例えば、全ノミナル値について有効範囲±0.1[mm]以内)とをあらかじめ記憶する記憶媒体である。
次に、図11のフローチャートを参照し、このように構成された本実施形態に係る測定機誤差補正装置120の測定処理について説明する。図11は、第3実施形態に係る測定処理の例を示すフローチャートである。
ステップS101にて基準スケールを測定したあと、作業者によって作業対象軸となっている例えばX軸に係るX−ZEROボタン43を例えば再度長押しされると、推定ノミナル値決定部15aは、測定機30が測定した基準スケールの測定値「100.0110[mm]」と、ノミナル値記憶部14aに記憶されている複数種類のノミナル値とを比較し、基準スケールの測定値に最も近いノミナル値を選択することで、基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値を決定する(ステップS301)。ここでは、ノミナル値記憶部14aに、80[mm]、90[mm]、100[mm]、110[mm]、120[mm]の5種類のノミナル値が記憶されていたものとする。よって、ステップS301にて推定ノミナル値「100.0000[mm]」に決定されたものとする。
基準スケールの測定値と推定ノミナル値とを得ると、補正量算出部12bは、基準スケールの測定値「100.0110[mm]」から決定された推定ノミナル値「100.0000[mm]」を減算することで、補正量「110.0[μm/m]」を算出する(ステップS302)。
この例においても、基準スケールを測定したあと、作業者が作業対象軸となっているX軸に係るX−ZEROボタン43を例えば再度長押しすると、X軸Y軸表示領域42におけるX軸表示領域に推定ノミナル値「100.0000[mm]」が表示され、その所定時間(例えば2秒)後にX軸表示領域の表示内容が補正量「110.0[μm/m]」に切り替わることとなる。
次に、制御部10bは、ステップS302にて算出した補正量が、ステップS301にて決定したノミナル値に対応付けされている有効範囲内であるか否か判定する。ここでは、ノミナル値「100[mm]」の有効範囲は差が0.1[mm]以内とされているものとする。有効範囲内であれば、ステップS302にて算出した補正量は、制御部10bが備える図示しない記憶部に記憶される。一方、有効範囲外であれば、制御部10bは、表示パネル41上にエラー表示を行う。その後、ステップS104〜ステップS105が実行される。
このように、本実施形態では、補正量を設定する作業者による手計算を必要とすることなく、基準スケールを測定するだけで、その測定値と、その測定値に最も近いノミナル値でありその差が有効範囲内であるとして有効に決定された推定ノミナル値とを用いて自動的に補正量を得ることができ、その後の測定において使用される測定機の補正量を自動的に設定可能となる。したがって、補正量を設定する作業者における補正量の算出作業の負荷を軽減することができ、簡単な作業で補正量の算出作業を行うことができる。
なお、上述した各実施形態では、作業者により補正量を手動補正することができる。具体的には、パラメータ設定表示モードに設定されているときにABS/INCボタン47を押下することによって手動補正可能な状態(この状態では、例えばX軸Y軸表示領域42に表示されている「C」が点滅する。)となり、X−ZEROボタン43の押下によってX軸の補正量が所定値(例えば0.1[μm/m])ずつカウントダウンしていき、Y−ZEROボタン44の押下によってY軸の補正量が所定値(例えば0.1[μm/m])ずつカウントダウンしていき、ABS/INCボタン47を再度押下することによって手動補正モードが終了して補正量が確定する。
本考案の第1実施形態に係る測定機誤差補正装置の構成を示すブロック図である。 同測定機誤差補正装置における測定処理を示すフローチャート図である。 表示パネルの表示状態例を示す図である。 表示パネルの表示状態例を示す図である。 表示パネルの表示状態例を示す図である。 表示パネルの表示状態例を示す図である。 表示パネルの表示状態例を示す図である。 本考案の第2実施形態に係る測定機誤差補正装置の構成を示すブロック図である。 同測定機誤差補正装置における測定処理を示すフローチャート図である。 本考案の第3実施形態に係る測定機誤差補正装置の構成を示すブロック図である。 同測定機誤差補正装置における測定処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
10…制御部、11…推定ノミナル値算出部、12…補正量算出部、13…測定値補正部、14…ノミナル値記憶部、15…推定ノミナル値決定部、20…入力部、30…測定機、40…表示部、100,110,120…測定機誤差補正装置。

Claims (4)

  1. 原器となる基準スケールを測定する測定機と、
    前記測定機が測定した前記基準スケールの測定値の所定の位を四捨五入することで、前記基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値を算出する推定ノミナル値算出部と、
    前記測定機が測定した前記基準スケールの測定値と、前記推定ノミナル値算出部が算出した前記推定ノミナル値との誤差に応じて、前記測定機の誤差を補正するための補正量を算出する補正量算出部と、
    該補正量算出部が算出した前記補正量に応じて、前記測定機が測定した測定値を補正する測定値補正部と
    を備えることを特徴とする測定機誤差補正装置。
  2. 原器となる複数種類の基準スケールそれぞれのノミナル値をあらかじめ記憶するノミナル値記憶部と、
    前記複数種類の基準スケールのいずれかを測定する測定機と、
    前記ノミナル値記憶部に記憶されている複数種類のノミナル値のうち前記測定機が測定した基準スケールの測定値に最も近いノミナル値を、測定した基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値に決定する推定ノミナル値決定部と、
    前記測定機が測定した前記基準スケールの測定値と、前記推定ノミナル値決定部が決定した前記推定ノミナル値との誤差に応じて、前記測定機の誤差を補正するための補正量を算出する補正量算出部と、
    該補正量算出部が算出した前記補正量に応じて、前記測定機が測定した測定値を補正する測定値補正部と
    を備えることを特徴とする測定機誤差補正装置。
  3. 原器となる複数種類の基準スケールそれぞれのノミナル値と、各ノミナル値毎あるいは共通に定められたノミナル値の有効範囲とをあらかじめ記憶するノミナル値記憶部と、
    前記複数種類の基準スケールのいずれかを測定する測定機と、
    前記ノミナル値記憶部に記憶されている複数種類のノミナル値のうち前記測定機が測定した基準スケールの測定値に最も近いノミナル値を、当該測定値が当該ノミナル値の有効範囲内であることを条件に、測定した基準スケールのノミナル値と推定される推定ノミナル値に決定する推定ノミナル値決定部と、
    前記測定機が測定した前記基準スケールの測定値と、前記推定ノミナル値決定部が決定した前記推定ノミナル値との誤差に応じて、前記測定機の誤差を補正するための補正量を算出する補正量算出部と、
    該補正量算出部が算出した前記補正量に応じて、前記測定機が測定した測定値を補正する測定値補正部と
    を備えることを特徴とする測定機誤差補正装置。
  4. 前記ノミナル値記憶部に記憶されている複数種類のノミナル値のうち前記測定機が測定した基準スケールの測定値が、当該測定値に最も近いノミナル値の有効範囲外であった場合に、エラー出力を行うエラー出力部を更に備えたことを特徴とする請求項3記載の測定機誤差補正装置。
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