JP3127416U - メガネフレームのツル用簡易カバー及びそのツル用カバーシート - Google Patents

メガネフレームのツル用簡易カバー及びそのツル用カバーシート Download PDF

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Abstract

【課題】各種ツル形状に対応可能であると共に使い捨て可能なメガネフレームのツル用簡易カバー及びツル用カバーシートを提供する。
【解決手段】
2枚のシート材を重ね合わせて作ったカバーであって、メガネフレームのツルを収納するポケット部と、一方のシート材の一部を除去することで形成したポケット蓋部とからなる構造を有するメガネフレームのツル用簡易カバー、及びそれに用いるツル用カバーシート。
【選択図】図1

Description

本考案は、毛染め染料あるいは薬品などからメガネフレームのツルを守るために便利に使用することが出来るメガネフレームのツル用簡易カバー及びそのツル用カバーシートに関する。
メガネフレームに対しては、単に軽くて疲れがたいといった機能性ばかりでなく、ファッション性も必要とされる。そのため、装飾・デザインをツルに施すことが一般的に行われている。例えばばね性に優れたチタン材をツル芯とし、これにモダンといわれる装飾・デザインを施すことが高級なメガネフレームではある。モダンは図形や模様が外側から見えるようにツル芯の回りに樹脂層を形成したもので、図4に示すツルWの先端部W1に設けている。またツル全体、すなわち、ツルWの基部W2から先端部W1までの間を鼈甲製とした高級メガネフレームも市場に出回っている。図4中、UはサイドフレームVとツルWの基部W2とを接続するヒンジ部を示す。ヒンジ部Uにもヒンジを覆うカバーが配置され、見栄えを良くするために図形や模様などの装飾がカバーに施されている。
このようなメガネフレームのツルWの部分に、毛染め染料あるいは薬品などが付着してしまうことを効果的に防ぐことが出来るカバーがあれば便利に使用できるが、使い捨てでき、種々のツル形状に対応可能な簡易ツル用カバーが見あたらない。
例えば、柔軟性のあるチューブをツル芯に挿通したメガネフレーム用ツルが開示されている(特許文献1)。このチューブは、ツル芯の外径よりも大きな中心孔を有し、この中心孔は貫通せずに先端を閉じ、反対側には開口(ツル芯挿入口)を形成し、中心孔とツル芯間には僅かな隙間を残すように形成されている。
登録実用新案 登録番号第3010788号
しかし、特許文献1記載のメガネフレーム用ツルは、チューブの中心孔とツル芯間に僅かな隙間を残して装着するものであり、そのチューブを、毛染め染料あるいは薬品などが付着してしまうことを防ぐメガネフレームのツル用簡易カバーとして適用するには以下の問題点がある。
(1)チューブの中心孔とツル芯間に僅かな隙間を残して装着するもので、図形や模様が外側から見える樹脂層をツル芯の回りに形成した各種モダンツルやツル全体を鼈甲製としたツルなど、種々の断面形状のツルに同じ形状のチューブで対応するのが難しい。
(2)種々の断面形状のツルに対応しようとすると、それに応じて多種類のチューブを用意する必要がある。
(3)チューブ材として、柔軟性のあるゴムや変形ポリエステルエラストマーが用いられるため、使い捨てすると環境負荷が大きい。
そこで本考案は、種々の断面形状のツルに対応可能であると共に使い捨て可能なメガネフレームのツル用簡易カバー及びそれに用いるツル用カバーシートを提供する。
本考案は、2枚のシート材を重ね合わせて作ったカバーであって、メガネフレームのツルを収納するポケット部と、一方のシート材の一部を除去することで形成したポケット蓋部とからなるツル用簡易カバーである。このカバーのポケット蓋部はその長手方向反開口側の端からポケット部の開口部近くにまで達するスリットを形成された構造を有してもよいし、スリットが形成されていない構造としてもよい。
また本考案は、前記ポケット蓋部に、それで前記ポケット部の開口の蓋をしたときに、剥離可能な接着部が形成されている構造を有することことが好ましく、前記ポケット部はメガネフレームのヒンジ部を含むツルを全長にわたり収納可能な長さに形成されてなる構造を有することが好ましい。また前記カバーが重ね方向から見て矩形状に形成されてなることが好ましい。
また本考案は、2枚のシート材を重ね合わせて作ったカバーシートであって、メガネフレームのツルを収納するポケット部と、一方のシート材の一部を除去することで形成したポケット蓋部とからなるカバーが分離可能に複数幅方向に並べて配置されてなる構造をもつことを特徴とするメガネフレームのツル用カバーシートである。
本考案のメガネフレームの簡易ツル用カバーによれば、種々の断面形状のツルに対応可能であると共に使い捨て可能である。このため、毛染め染料あるいは薬品などからメガネフレームのツルを守るために便利に使用することが出来る。また本考案のツル用カバーシートによれば、メガネフレームの簡易ツル用カバーを容易に作成することが出来る。
本考案の実施例を図により説明する。図1(a)は、実施例の簡易ツル用カバー1及びツル用カバーシート8を示す斜視図、同(b)、(c)は、ポケット部2とポケット蓋部3とからなる簡易ツル用カバー1の平面図である。また図2は、実施例の簡易ツル用カバー1の使用方法を示す斜視図である。
実施例のポケット部2は、後述するシート材1A、1Bを重ね合わせ、周囲を熱融着で接合することで形成し、ポケット蓋部3は一方のシート材を除去して形成してなる。またポケット蓋部3の長手方向反開口側には接着部6が形成されている。この接着部6は、ポケット蓋部で前記ポケット部の開口の蓋をしたときに、剥離可能な低粘度の糊などを付けて形成される。図1(b)、(c)中、4は熱融着で形成された底部、5は開口を示す。
本考案の簡易ツル用カバー1には、図1(b)のように、ポケット蓋部3の箇所にスリットが形成されていなくてもよいし、図1(c)のように、スリット7が形成されてなる構造を有してもよい。ポケット蓋部3の箇所にスリット7が形成されてなる構造とする場合、その長手方向反開口側の端からポケット部2の開口部近くにまで達するようにするとよい。
次いで図2を用い、本考案の簡易ツル用カバー1(カバー体1ともいう)の使用方法を説明する。
図2(a)には、カバー体1にヒンジ部まで収納したとき、一方のシート材の一部を除去して接着部6を表面に出した状態を示した。
その一例の手順は、ポケット部2の開口5にツルの先端部W1を挿入し、次いでカバー体1をメガネフレームのフロント側に向けてずらせていき、カバー体1にヒンジ部まで収納する。そのとき、一方のシート材の一部を除去して接着部6を表面に出し、次いで図2(b)に示すように、ポケット蓋部3をレンズ側と反対方向、すなわちツルWの外側に向けて折り曲げ、絞っていく。ポケット蓋部3とポケット部2とが接触するまで絞り、接着部6でポケット蓋部3とポケット部2とを剥離可能に接着する。
このようにしてカバー体1に、メガネフレームのヒンジ部を含むツルWを全長にわたり収納した後、ポケット蓋部3を折り曲げ、接着部6でポケット蓋部3とポケット部2とを剥離可能に接着することでポケット部2の開口を塞ぐ。
その際、図1(b)のように、ポケット蓋部3の中央にスリットが形成されていない場合、ポケット蓋部3をツルWの外側に向けて折り曲げ、絞っていくとき、それをツルWが邪魔するため、ポケット部2内のツルWの位置を端に寄せてからでないと、ポケット蓋部3をツルWの外側に向けて折り曲げることができない。
一方、図1(c)のように、ポケット蓋部3の中央にスリット7が形成されてなる場合、ポケット蓋部3をツルWの外側に向けて折り曲げ、絞っていくとき、ポケット蓋部3の中央にはその長手方向反開口側の端からポケット部2の開口部近くにまで達するスリット7が形成されているため、その中央の分かれたところをツルWが通るため、ポケット部2内のツルWの位置を端に寄せず、ポケット蓋部3をツルWの外側に向けて折り曲げることができる。その結果として、ツルWがスリット7が形成されている中央の分かれたところに位置した状態で、ポケット蓋部3を外側に向けて折り曲げ、接着部6でポケット蓋部3とポケット部2とを剥離可能に接着することが出来る。
そしてカバー体1を使用した後、ポケット蓋部3を引っ張ることにより、ポケット部2の表面から容易に剥離することができるから、ポケット部2の開口5からポケット部2内に収納していたメガネフレームのツルWを引き出すことができる。
なおポケット部2はメガネフレームのヒンジ部を含むツルを全長にわたり収納可能な長さに形成されてなる構造を有することがその範囲を毛染め染料あるいは薬品などから守ることが出来るので好ましい。また前記カバー体1が重ね方向から見て矩形状に形成されてなることが製造が容易であるので好ましい。
なお、使い捨てする場合には、環境負荷を勘案したシート材を用いてカバー体1を製造することが重要である。例えばポリエチレンフィルムなどの樹脂フィルムや熱融着可能な布などがシート材として好適である。
図3により、2枚のシート材1A、1Bを重ね合わせたツル用カバーシート8の作り方を示す。図3中、9は両面接着テープを示す。一方のシート材1Bには幅方向一端から他端に達するカット線が入れてある。2枚のシート材1A、1B間の長手方向一端に両面接着テープ9を配置し、次いでシート材1A、1Bを重ね合わせる。重ね合わせ工程の後、熱で融着してポケット部を形成する融着工程と、長手方向一端から他端にわたり隣接するカバー体間にミシン目10を入れるミシン目付け工程を行う。
このような工程を経ることによって、2枚のシート材1A、1Bを重ね合わせて作ったカバーシートであって、メガネフレームのツルを収納するポケット部と、一方のシート材の一部を除去することで形成したポケット蓋部とからなるカバー体1が分離可能に複数幅方向に並べて配置されてなる構造のツル用カバーシートを製造することができる。両面接着テープ9に代え、低粘度の糊を用いることもできる。
このような構造のツル用カバーシートを製造するには、ツル用カバーシートがロール状あるいは折畳状に積層されてなるものとするのが安価にかつ容易に製造できるので好ましい。図5にはロール状のカバーシート積層体11、図6には折畳状のカバーシート積層体12を示した。
ここで、熱融着を利用してカバー体のポケット部を形成する場合、ポリエチレンフィルムや熱融着可能な布などがシート材として好適であるが、シート材の材料は使い捨て可能であれば限定されない。また接合方式も熱融着に限定されず、適宜な接着剤を用い、接合することでポケット蓋部を形成することができる。シート材の厚みは、シート材に応じて適宜とすることができるが、0.020〜0.1mmとするのが取り扱い易い。
厚みが0.03mmのポリエチレンフィルムを2枚重ね合わせた後、熱融着してポケット部を形成する融着工程と、長手方向一端から他端にわたり隣接するカバー体間にミシン目10を入れるミシン目付け工程を行うことで、図1(a)に示すようなツル用カバーシート8を作成した。なお一方のシート材には幅方向一端から他端に達するカット線を入れた。またポケット蓋部3の接着部6は、低粘度の糊を用いて形成した。そしてミシン目10で分離した後、使用前にスリットを形成し、ツル用簡易カバー1とした。ツル用簡易カバー1の寸法は平面で見てa=16mm、b=25mm、c=152mmとした(図1(c)参照)。
これを美容室で使用したところ、種々の断面形状のツルに対応可能であると共に使い捨て可能であるため、毛染め染料あるいは薬品などからメガネフレームのツルを守るために便利に使用することが出来た。
実施例の簡易ツル用カバー及びツル用カバーシートを示す斜視図(a)、平面図(b)、(c)である。 実施例の簡易ツル用カバーの使用方法を示す斜視図である。 実施例のツル用カバーシートの作り方を示す斜視図である。 メガネフレームのモダンツルを示す斜視図である。 ツル用カバーシートの好ましい積層体を示す斜視図である。 ツル用カバーシートの好ましい他の積層体を示す斜視図である。
符号の説明
1 ツル用簡易カバー(カバー体)
1A、1B シート材
2 ポケット部
3 ポケット蓋部
4 底部
5 開口
6 接着部
7 スリット
8 ツル用カバーシート
9 両面接着テープ
10 ミシン目
11、12 カバーシート積層体
W ツル
W1 先端部
W2 基部
V サイドフレーム
U ヒンジ部

Claims (6)

  1. 2枚のシート材を重ね合わせて作ったカバーであって、メガネフレームのツルを収納するポケット部と、一方のシート材の一部を除去することで形成したポケット蓋部とからなる構造を有することを特徴とするメガネフレームのツル用簡易カバー。
  2. 前記ポケット蓋部に、それで前記ポケット部の開口の蓋をしたときに、剥離可能な接着部が形成されている構造を有することを特徴とする請求項1に記載のメガネフレームのツル用簡易カバー。
  3. 前記ポケット部はメガネフレームのヒンジ部を含むツルを全長にわたり収納可能な長さに形成されてなる構造を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のメガネフレームのツル用簡易カバー。
  4. 前記カバーが重ね方向から見て矩形状に形成されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のメガネフレームのツル用簡易カバー。
  5. 2枚のシート材を重ね合わせて作ったカバーシートであって、メガネフレームのツルを収納するポケット部と、一方のシート材の一部を除去することで形成したポケット蓋部とからなるカバーが分離可能に複数幅方向に並べて配置されてなる構造をもつことを特徴とするメガネフレームのツル用カバーシート。
  6. 前記ツル用カバーシートがロール状あるいは折畳状に積層されてなることを特徴とする請求項5に記載のメガネフレームのツル用カバーシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08308051A (ja) * 1995-05-09 1996-11-22 Denkenshiya:Kk ケーブル延線作業用ケーブル案内具

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