JP3127389U - 棒材研磨装置 - Google Patents

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隆 羯磨
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インターナショナルアロイ株式会社
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Abstract

【課題】 棒材の支持ブレードを、安価で、破損し難く、破損あるいは摩耗が生じた場合には、交換が容易であるものとして、研磨加工コストの削減に寄与する棒材研磨装置を提供する。
【解決手段】 砥石11,12間に配置される棒材の支持ブレードを、緊張させて両端部を支持部2に固定した上部が平面に形成されたワイヤー1としたもので、好ましくは、前記上部が平面に形成されたワイヤー1が長尺であり、巻取り及び緊張させてその適位置を支持部2に固定自在とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、精密細物(φ0.7〜φ3.0mm)研磨棒鋼、その他の棒材の研磨に使用される棒材研磨装置に関する。
従来、精密機器、その他、各種の用途に使用される精密細物研磨棒鋼等の棒材を製造するため、線材を直線状に矯正する装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、前記線材は、生産現場からコイル状に巻かれて提供されており、曲がり癖がついているため、前記精密機器、その他の各種用途に使用するに先立って直線状に矯正する必要があった。また、前記線材は、加工及び取扱いの容易化のために所定の長さに切断され(例えば、特許文献2参照)、さらに周面を研磨し、精密細物研磨棒鋼等の棒材として精密機器メーカー等に提供されている。
特開2005‐177857号公報 特許第2869626号公報 従来、前記棒材の研磨は、図4に示すように、上端部を薄く加工した板状ブレード10を、図5に示すように、研磨砥石11と調整砥石12と間に配置し、前記板状ブレード10の上端部に前記棒材Wを支持、搬送及び回転させる等して行っている。
しかしながら、前記板状ブレード10は、特別注文品とされ、製作にきわめて時間と手数を要とし、高価であるという問題が残されていた。また、前記板状ブレード10は、研磨する棒材Wの径が小さくなればなるほどその上端部は薄く加工されて破損し易くなるものであった。
さらに、前記棒材Wの径が小さくなると、前記板状ブレード10と前記研磨砥石11及び前記調整砥石12との間隔の調整が難しくなり、該調整砥石12あるいは前記研磨砥石11が前記板状ブレード10に接触して該板状ブレード10を破損することがあった。
また、前記板状ブレード10と前記研磨砥石11及び調整砥石12との間隔が広すぎると、前記板状ブレード10と前記研磨砥石11あるいは前記調整砥石12との間に前記棒材Wが落ち込み、前記板状ブレード10の上端部のみならず側面部を破損したり、前記研磨砥石11あるいは前記調整砥石を12に割れを生ぜしめる場合があった。
前記板状ブレード10が破損した場合、あるいは前記研磨砥石11及び前記調整砥石12の割れが生じた場合には、交換する必要があり、特に、前記板状ブレード10は高価であるため、その交換は研磨加工のコストアップを招くものであった。
また、前記板状ブレード10の破損及び前記研磨砥石11あるいは調整砥石12に割れが生じた場合には、破損片及び割れ片が飛散して危険を伴う場合があった。
本考案は、前記事情に鑑み、安価で、破損し難く、破損あるいは摩耗が生じた場合にも交換が容易で、安全であり、研磨加工のコスト削減に寄与する棒材研磨装置を提供することを目的とする。
前記目的達成のために、本考案は、砥石間に配置される棒材の支持ブレードを、緊張させて両端部を支持部に固定した上部が平面に形成されたワイヤーとしたことを特徴とする(請求項1)。
前記本考案によれば、上部が平面に形成されたワイヤーであるため、従来の板状ブレードのごとく、多くの材料及び面倒な加工を必要とせず、安価に提供することができる。さらにワイヤーの下方は空間であるため仮に棒材が落ち込んでも前記従来の板状ブレードにように側面の破損等を招くことがなく、破損し難く、破損あるいは摩耗が生じた場合にも緊張させて両端を固定するだけでよく交換が容易である。
本考案の実施の一形態は、前記上部が平面に形成されたワイヤーが長尺であり、巻取り及び緊張させてその適位置を支持部に固定自在としたことを特徴とする(請求項2)。
この実施の一形態によれば、破損あるいは摩耗が生じた場合の交換がきわめて容易である。すなわち、予め、長尺に構成した前記上部が平面に形成されたワイヤーの一方を巻取り自在とし、他方を繰り出し自在としておけば、破損あるいは摩耗した部分を巻取り、新たな部分を緊張させてその適位置を固定するだけでよく、交換が前記実施例の場合に比べてさらに容易となる。
本考案に係る棒材研磨装置によれば、安価で、破損し難く、破損あるいは摩耗が生じた場合にも交換が容易で、安全であり、研磨コストの削減に寄与する効果が得られる。
以下に、本考案の実施の一形態を図面に基づいて説明する。図1は、本考案に係る棒材研磨装置のブレード部を表す側面図、図2は、図1の左側面図、図3は、本考案に係る棒材研磨装置の棒材研磨状態を表す拡大断面図、図4は、従来の板状ブレードの斜視図、図5は、従来の棒材研磨装置の棒材研磨状態を表す拡大断面図である。
本考案では、前記従来の板状ブレード10に代えて、上面が平面に形成されたワイヤー(以下単に「ワイヤーブレード1」という。)が使用される。なお、図面実施例では断面四角形とされている。
前記本考案のワイヤーブレード1は、図1に示す支持部2に緊張させて取り付けられる。前記支持部2は、従来の前記板状ブレード10を取り外した状態とほぼ同様に構成され、従来の前記板状ブレード10が取り外された部分、すなわち、図1の中央及び上部が空間Sとなっている。
前記支持部2の両端に形成された起立部3a及び3bの頂部には、前記ワイヤーブレード1が係合するプーリ4a及び4bが設けられる。さらに、前記支持部2の前記プーリ4a及び4bが設けられた前記起立部3a及び3bの外側端面部5a及び5bには、前記ワイヤーブレード1の両端部の固定部6a及び6bが設けられる。
図面実施の一形態では、前記ワイヤーブレード1の固定部6a及び6bは止めネジとされている。もっとも、前記固定部6a及び6bは、緊張させた前記ワイヤーブレード1の両端部を容易に固定及び解除できる構成であれば他の手段であってよい。
さらに、図面実施の一形態では、前記ワイヤーブレード1が長尺に形成されて巻取り自在に構成されている。すなわち、前記起立部3bの外側端面部5b側には、コイル状に巻かれた前記ワイヤーブレード1が配置され、該ワイヤーブレード1の一端が前記固定部6b部を通して前記プーリ4bに懸架され、さらに前記プーリ4aに懸架されて前記外側端面部5aの固定部6aを通されて巻き締め具7に連繋されている。
前記構成にあっては、前記固定部6bによって前記ワイヤーブレード1の動きを固定し、つぎに前記巻き締め具7を回転させて前記ワイヤーブレード1を緊張させた後、前記固定部6aによって、前記ワイヤーブレード1の動きを固定すればよい。
本考案によれば、安価で、破損し難く、破損あるいは摩耗が生じた場合にも交換が容易で、安全であり、棒材の研磨加工のコスト削減に寄与するもので、棒材研磨加工分野に極めて有用である。
本考案の実施の一形態を示し、本考案に係る棒材研磨装置のブレードを表す側面図である。 図1の左側面図である。 本考案に係る棒材研磨装置の棒材研磨状態を表す拡大断面図である。 従来の板状ブレードの斜視図である。 従来の棒材研磨装置の棒材研磨状態を表す拡大断面図である。
符号の説明
1 断面四角形のワイヤー(ワイヤーブレード)
2 支持部

Claims (2)

  1. 砥石間に配置される棒材の支持ブレードが、緊張させて両端部を支持部に固定した上部が平面に形成されたワイヤーであることを特徴とする棒材研磨装置。
  2. 前記上部が平面に形成されたワイヤーが長尺であり、巻取り及び緊張させてその適位置を支持部に固定自在としたことを特徴とする請求項1に記載の棒材研磨装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04112284U (ja) * 1991-01-31 1992-09-30 三星電子株式会社 映像表示器回転装置
US9377627B2 (en) 2010-03-29 2016-06-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Head-mountable display device with pivoting circuit support

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