JP3127357B2 - 乾燥処理装置及び乾燥処理方法 - Google Patents

乾燥処理装置及び乾燥処理方法

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JP3127357B2
JP3127357B2 JP08195460A JP19546096A JP3127357B2 JP 3127357 B2 JP3127357 B2 JP 3127357B2 JP 08195460 A JP08195460 A JP 08195460A JP 19546096 A JP19546096 A JP 19546096A JP 3127357 B2 JP3127357 B2 JP 3127357B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば半導体ウ
エハやLCD用ガラス基板等の被処理体を乾燥ガスに接
触させて乾燥する乾燥処理装置及び乾燥処理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製造装置の製造工程にお
いては、半導体ウエハやLCD用ガラス基板等(以下に
ウエハ等という)の被処理体を薬液やリンス液(洗浄
液)等の処理液が貯留された処理槽に順次浸漬して洗浄
を行う洗浄処理方法が広く採用されている。また、この
ような洗浄処理装置においては、洗浄液槽で洗浄した被
処理体を乾燥する乾燥処理装置を備えているものもあ
る。
【0003】上記乾燥処理装置は、例えばIPA(イソ
プロピルアルコール)等の揮発性を有する溶剤を沸点温
度(例えば82℃)まで加熱して蒸気を発生させる乾燥
ガス生成手段を具備し、この乾燥ガス生成手段にて生成
された乾燥ガスを洗浄されたウエハ等の被処理体に接触
させると共に、乾燥ガスの蒸気を凝縮させて、被処理体
の水分の除去及び乾燥を行うようにしたものである。
【0004】したがって、この種の乾燥方法において
は、乾燥ガスの量や濃度と被処理体の接触面積によって
乾燥度合いが大きく作用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の乾燥処
理装置においては、乾燥ガスの発生量や濃度を調整する
には、例えば加熱温度を調整するか、IPA等の溶剤の
接触面積を調整するなどの方法が考えられるが、上述し
たように、溶剤の沸点温度が一定(IPAの場合は82
℃)であるため、加熱温度を調整して蒸発速度を調整す
ることは可能であるが、乾燥ガスの発生量を短時間例え
ば2〜3秒間で変化させることは不可能である。したが
って、従来のこの種の乾燥処理装置においては、乾燥ガ
スの発生量や濃度を正確にコントロールすることができ
ず、そのため乾燥精度を高めることができないという問
題があった。また、乾燥ガスの発生量や濃度が正確にコ
ントロールできないため、乾燥に供される乾燥ガスの量
を多く生成させる傾向が生じるため、乾燥ガスすなわち
溶剤の消費量が多くなるという問題もあった。
【0006】また、乾燥ガスの発生量を調整する手段と
して、溶剤の加熱面積を調整することが考えられるが、
これにおいても乾燥ガスの発生量を短時間例えば2〜3
秒間で変化させることは不可能である。しかも、乾燥ガ
スの発生量を多くするには溶剤の受皿を大きくする必要
があり、そのため装置が大型になるという問題もある。
【0007】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、乾燥ガスの発生量及び濃度を制御して、被処理体と
乾燥ガスの接触により被処理体の乾燥を行えるようにし
た乾燥処理装置及び乾燥処理方法を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、被処理体を収容する処理室
を有する処理部と、溶剤を乾燥用ガスに生成する乾燥ガ
ス生成手段と、この乾燥ガス生成手段に供給される溶剤
の供給手段と、上記乾燥ガス生成手段で生成される乾燥
ガスを上記処理室内に供給すべく乾燥ガス生成手段に供
給される不活性ガス供給手段とを具備し、上記乾燥ガス
生成手段と溶剤の供給手段とを接続する供給管路に、溶
剤の流量調整手段を介設してなる、ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の乾
燥処理装置において、上記処理部が、被処理体を洗浄す
る洗浄液を貯留し排出する洗浄槽と、この洗浄槽の上方
に位置する処理室とを具備し、処理室に被処理体に接触
する乾燥ガスの供給部を具備することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の乾
燥処理装置において、上記溶剤の流量調整手段を、処理
室内の乾燥ガスの濃度検出手段からの検出信号に基づい
て制御する、ことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の乾
燥処理装置において、上記乾燥ガス生成手段は、密閉容
器と、この密閉容器内に垂直方向に適宜間隔をおいて多
段に配設されると共に上段部には下段への流下口を有す
る溶剤用受皿と、上記密閉容器に配設される加熱手段と
を具備する、ことを特徴とする。この場合、加熱手段
は、密閉容器に配設されるものであれば、その配設位置
は任意でよいが、好ましくは加熱手段を、密閉容器の底
部、側壁部及び溶剤用受皿の支柱部に配設する方がよい
(請求項5)。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1又は3記
載の乾燥処理装置において、上記溶剤の流量調整手段
を、ベローズとボールねじ機構とを有する定量電動モー
タ駆動式ベローズポンプにて形成してなる、ことを特徴
とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1記載の乾
燥処理装置において、上記乾燥ガス生成手段と不活性ガ
スの供給手段とを接続する不活性ガス供給管に、加熱手
段を介設してなる、ことを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1記載の乾
燥処理装置において、上記溶剤供給手段に、ポンプとフ
ィルタを有する循環管路を具備する、ことを特徴とす
る。
【0015】請求項9記載の発明は、乾燥ガス生成手段
で生成された乾燥ガスを、被処理体に接触させて被処理
体を乾燥させる乾燥処理方法において、上記乾燥ガス生
成手段に供給される溶剤の供給量を制御して、上記被処
理体に接触する乾燥ガスの濃度を調整する、ことを特徴
とする。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
乾燥処理方法において、乾燥初期時に乾燥ガス濃度を高
めに供給する工程と、その後、それよりも低い濃度で一
定に供給する工程と、乾燥終了付近に乾燥ガス濃度を高
めに供給する工程とを有することを特徴とする。
【0017】請求項11記載の発明は、被処理体を洗浄
液に浸漬して洗浄した後、被処理体と洗浄液とを相対的
に移動させると共に、乾燥ガス生成手段で生成された乾
燥ガスを被処理体の露出面に接触させて、被処理体を乾
燥させる乾燥処理方法において、上記乾燥ガス生成手段
に供給される溶剤の供給量を、上記被処理体、被処理体
と被処理体用保持部あるいは処理槽内部で洗浄液より露
出する部分の全ての洗浄液からの露出面積に応じて調整
可能に制御して、被処理体に接触する乾燥ガスの濃度を
調整する、ことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、溶剤の流量調整手段に
よって乾燥ガス生成手段に供給される溶剤量を調整する
ことにより、乾燥ガスの発生量を短時間内に変化させて
調整することができると共に、乾燥ガスと不活性ガスと
の混合比すなわち乾燥ガスの濃度を調整することができ
る。したがって、被処理体の形状や面積等に応じて乾燥
ガス量及び濃度を変えて被処理体に接触させて、被処理
体の水分の除去及び乾燥を行うことができるので、乾燥
ガス及び溶剤の有効利用が図れると共に、溶剤の消費量
を可及的に少なくすることができる(請求項1,3,6
〜10)。
【0019】また、処理部が、被処理体を洗浄する洗浄
液を貯留し排出する洗浄槽と、この洗浄槽の上方に位置
する処理室とを具備し、処理室に被処理体に接触する乾
燥ガスの供給部を具備することにより、洗浄処理された
被処理体を同一処理部で乾燥処理することができる(請
求項2)。この場合、乾燥ガス生成手段に供給される溶
剤の供給量を、被処理体、被処理体と被処理体用保持部
又は処理槽内部で洗浄液より露出する部分の全てのうち
の少なくとも被処理体の洗浄液からの露出面積に応じて
調整可能に制御して、被処理体に接触する乾燥ガスの濃
度を調整することにより、乾燥ガス及び溶剤の有効利用
が図れると共に、乾燥効率の向上を図ることができる
請求項11)。
【0020】また、乾燥ガス生成手段に、密閉容器と、
この密閉容器内に垂直方向に適宜間隔をおいて多段に配
設されると共に上段部には下段への流下口を有する溶剤
用受皿と、密閉容器に配設される加熱手段とを具備する
ことにより、乾燥ガス生成手段を小型にすることができ
ると共に、溶剤を効率良く加熱して乾燥ガスの蒸気を生
成することができる(請求項4)。この場合、加熱手段
を、密閉容器の底部、側壁部あるいは溶剤用受皿の支柱
部に配設することにより、更に溶剤を効率よく加熱する
ことができる(請求項5)。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。この実施形態では半導
体ウエハの乾燥処理装置に適用した場合について説明す
る。
【0022】図1はこの発明に係る乾燥処理装置の一例
を示す概略断面図である。
【0023】上記乾燥処理装置は、被処理体である半導
体ウエハW(以下にウエハという)を乾燥処理する処理
室12を有する処理部10と、処理室12に乾燥ガス例
えばIPAガスの供給管15を介して接続する乾燥ガス
生成手段例えば乾燥ガス生成器20と、この乾燥ガス生
成器20に溶剤すなわちIPAの供給管路25を介して
接続する溶剤供給手段である溶剤タンク26(IPAタ
ンク)と、乾燥ガス生成器20で生成される乾燥ガスを
処理室12内に供給すべく乾燥ガス生成器20に不活性
ガス例えばN2ガスを供給するN2ガス供給源27とで主
に構成されており、IPAの供給管路25には、IPA
の流量を調整する流量調整手段28が介設されている。
【0024】この場合、上記処理部10は、下方側にウ
エハWを洗浄処理する洗浄槽11と、この洗浄槽11の
開口部からオーバーフローする洗浄液例えば純水1を受
け止める底部12aを有する処理室12とを有してお
り、また、処理室12の上端開口部には、オーバーフロ
ー槽13が設けられると共に、このオーバーフロー槽1
3を含む開口部を開閉する蓋体14が開閉可能に装着さ
れている。なおこの場合、洗浄槽11の底部には純水供
給ノズル11aが配設されており、この純水供給ノズル
11aに純水供給管16を介して純水供給源17が接続
されている。純水供給管16には、ポンプ18及び開閉
弁19が介設されている。また、洗浄槽11の底部中央
には排液口11bが設けられており、この排液口11b
に開閉弁11cを介して排液管11dが接続されてい
る。一方、洗浄槽11からオーバーフローした純水1を
受け止める底部12aには排液口12bが設けられてお
り、この排液口12bに開閉弁12cを介してドレン管
12dが接続されている。これと同様に、オーバーフロ
ー槽13の底部にも排液口13aが設けられており、こ
の排液口13aに開閉弁13bを介してドレン管13c
が接続されている。なお、洗浄槽11の開口端部及び処
理室12の上端の開口端部にはそれぞれ適宜間隔をおい
て案内用の切欠11e,12eが設けられている(図2
参照)。
【0025】上記のように構成される処理室12には、
ウエハWを保持(把持)して処理室12内に搬送する搬
送手段例えばウエハチャック40から受け取ったウエハ
Wを保持して純水1に浸漬する保持手段例えばウエハボ
ート30が配設されている。このウエハボート30は、
図2に示すように、処理室12の外側に配設される昇降
機構31に連結される取付部材32にボルト32aをも
って固定される一対の(図面では一方のみを示す)逆T
字状の支持部材33と、これら支持部材33の間の中央
下端部に架設される中央保持棒34と、支持部材33間
の左右両側端部に互いに平行に架設される2本の側部保
持棒35とで構成されており、昇降機構31の駆動によ
って処理室12内を昇降し得るように構成されている。
なおこの場合、中央保持棒34及び側部保持棒35には
それぞれ長手方向に適宜間隔をおいて複数個例えば50
個の保持溝34a,35aが設けられている。これら保
持棒34,35は、耐食性、耐熱性及び耐強度性に優れ
た材質、例えばポリエーテルエーテルケトン(PEE
K)製あるいは石英製部材にて形成されている。
【0026】また、処理室12を開閉する蓋体14に
は、乾燥ガス供給口14aが設けられており、この乾燥
ガス供給口14aに乾燥ガス供給管15を介して上記乾
燥ガス生成器20が接続されている。乾燥ガス生成器2
0は、図1及び図3に示すように、例えば石英にて形成
される密閉容器21と、この密閉容器21内に多段状に
配設される複数例えば5段のIPA用受皿22と、IP
Aタンク26から密閉容器21内に供給されて受皿22
内に貯留するIPAを加熱するヒーター23とを具備し
ている。
【0027】この場合、受皿22は、熱伝導率の良い耐
食性に富む材質例えばステンレス鋼製あるいは石英製部
材にて形成されている。また、受皿22は、密閉容器2
1の中央部に立設する石英製の円筒状の支柱21aによ
って垂直方向に適宜間隔をおいて配設されており、かつ
上端の受皿22には下段の受皿22へのIPAの流下口
22aが設けられている。この流下口22aは各段毎に
交互に設けられて、再上段の受皿22に受け止められた
IPAを順次下段の受皿22に蛇行して流れるようにな
っている。また、ヒーター23は、密閉容器21の底
部、側壁部及び支柱21aの中空部内に配設されてお
り、各ヒーター23の背部にはそれぞれ断熱材24が配
設されている。
【0028】上記のように構成される乾燥ガス生成器2
0において、IPAタンク26から供給されたIPA2
が最上段の受皿22から順次下段の受皿22に流下する
過程において、ヒーター23により加熱されて、IPA
蒸気(IPAガス)が生成され、ガス化されないIPA
が順次下段側の受皿22に流下して順次ガス化される。
したがって、受皿22を多段化することにより、乾燥ガ
ス生成器20を小型にすることができると共に、IPA
を効率良くガス化することができる。
【0029】上記乾燥ガス生成器20で生成された乾燥
ガスは、不活性ガス例えばN2ガス供給源27から密閉
容器21内に供給されるN2ガスによって乾燥ガス供給
管15を介して上記処理室12内に供給されるようにな
っている。なおこの場合、N2ガス供給源27と密閉容
器21とを接続するN2ガス供給管27aの途中には、
N2ガス加温用ヒーター27bが設けられており、乾燥
ガス生成器20に供給されるN2ガスを所定温度に加温
するようになっている。
【0030】また、上記IPAタンク26は、例えばフ
ッ素樹脂等の耐薬品性に富む材質の容器にて形成されて
おり、このIPAタンク26内に収容されるIPA2中
に含有されるパーティクル等の不純物等を除去するため
に、ポンプ26aとフィルタ26bを有する循環管路2
6cが接続されている。
【0031】一方、IPA供給管路25に介設される流
量調整手段28は、図3に示すように、べローズ28a
とボールねじ機構28bとを有する定量電動モータ駆動
式べローズポンプにて形成されており、パルスモータ2
8cによって駆動されるボールねじ機構28bの駆動に
よってべローズ28aが往復動することにより、例えば
1秒間に0.01〜2c.cのIPA2を乾燥ガス生成
器20に供給できるようになっている。また、この流量
調整手段28は、上記処理室12内に配設されて処理室
12内の乾燥ガス濃度を検出する濃度センサ50からの
検出信号に基づいて制御可能に構成されている。すなわ
ち、濃度センサ50によって検出された検出信号を制御
手段例えば中央演算処理装置60(CPU)に送り、C
PU60にて予め記憶された情報と比較演算された出力
信号によって流量制御手段すなわちべローズポンプ28
のパルスモータ28cが駆動してIPAタンク26から
所定量のIPA2を乾燥ガス生成器20に供給すること
ができるようになっている。
【0032】なお、乾燥ガス供給管15には、開閉弁1
5a及びフィルタ15bを介して処理室12内のパージ
用のN2ガスの供給源15cが接続されている。また、
乾燥ガス生成器20の密閉容器21内には、温度計29
が設置されて、乾燥ガス生成器20内の温度を常時観測
し得るようになっている。更に、乾燥ガス生成器20の
密閉容器21の底部にはドレン管20aが接続されて、
密閉容器21内に溜まる排液等を排除し得るようになっ
ている。
【0033】次に、上記乾燥処理装置を用いた乾燥処理
方法について図4を参照して説明する。なお、図4で
は、処理方法を判りやすくするためにウエハチャック4
0、ウエハボート30及び純水供給ノズル11aを省略
してある。まず、図4(a)に示すように、洗浄槽11
及び処理室12内に純水1を供給して処理室12内に純
水1をオーバーフローさせると共に、ウエハボートを純
水中に待機させる。次に、図4(b)に示すように、ウ
エハチャックによってウエハWを処理室12内の純水1
に浸漬すると共に、ウエハボートに受け渡す。その後、
ウエハチャックは上方へ後退し、蓋体14が閉じて処理
室内が密閉され、図4(c)に示すように、ウエハボー
トが下降してウエハWが洗浄槽11内に移動されると共
に、処理室12内のウエハWが浸漬する以外の純水1が
排出される。この際、純水1の上方の空間内に、パージ
用N2ガス供給源15からN2ガスを供給することによっ
て処理室12内等に付着するパーティクルを処理室12
内の純水1と共に排出し、更に洗浄槽11からオーバー
フローする純水1の界面に浮遊するパーティクルも排出
される。そして、処理室12内をN2ガスで置換する
(図4(d)参照)。
【0034】次に、図4(e)に示すように、処理室1
2内に乾燥ガス生成器20で生成された乾燥ガス3(具
体的にはIPAガスとN2ガスの混合ガス)(以下にI
PAガスという)を供給して処理室12内を乾燥ガス雰
囲気にした後、図4(f)に示すように、ウエハボート
を上昇させてウエハWを乾燥ガス雰囲気中に移動させ、
ウエハWと乾燥ガスとを接触させる(図4(g)参
照)。ウエハWと乾燥ガスとが接触することにより、乾
燥ガスの蒸気が凝縮あるいは吸着し、これに伴ないマラ
ンゴニー効果すなわち純水液面のIPA液あるいはIP
Aガス3が純水を移動(排除)する効果によってウエハ
W表面の水分が除去されると共に、乾燥が促される。
【0035】ウエハWを乾燥する際、処理室12内に供
給されるIPAガス3の濃度を、例えば図5に示すよう
に、乾燥初期時に高めに供給し、その後、それよりも低
い濃度で一定時間供給し、そして、乾燥終了付近に再び
IPAガスの濃度を高めに供給することにより、ウエハ
Wの乾燥処理を行う方法が好適である。その理由は、乾
燥開始時には乾燥ガス雰囲気を早く作るため、IPAガ
ス濃度を高めに設定し、また乾燥終了時も同様にウエハ
W以外の部品例えばウエハWを保持するウエハボート3
0の保持棒34,35及び洗浄槽11の内壁、底壁等の
表面積が大きいため、IPAガス濃度を高めにする方が
よいからである。
【0036】なお、上記説明では、処理室12内に供給
されるIPAガス濃度を乾燥開始時には高めに設定し、
その後、それより低い濃度で一定時間供給し、その後、
乾燥終了付近では再びIPAガス濃度を高めに設定する
場合について説明したが、IPAガス濃度の調整は、必
ずしもこのような調整のものに限定されるものではな
く、例えばウエハボート30の上昇位置を図示しない検
出手段にて検出して、ウエハWと純水1との境界面のウ
エハWの露出面積に応じて、図6に示すように、IPA
ガス濃度を次第に高め、ウエハWの中心部で最も高い濃
度にし、その後再び低い濃度にするような制御方法も好
適である。このようにウエハWの純水1の境界面の露出
面積に応じてIPAガス濃度を制御することにより、I
PAガス及びIPAの有効利用が図れると共に、IPA
ガス及びIPAの消費量を可及的に少なくすることがで
きる。
【0037】ここでは、ウエハWの露出面積に応じてI
PAガス濃度を制御する場合について説明したが、少な
くともウエハWの露出面積に応じてIPAガス濃度を制
御すればよく、更にウエハW以外に純水1から露出する
部分、例えばウエハボート30の保持棒34,35や洗
浄槽11の内壁、底壁等のように洗浄槽11内部で純水
1より露出する部分の全ての面積を考慮してIPAガス
濃度を制御すれば更にIPAガスの有効利用が図れると
共に、IPAガス及びIPAの消費量を可及的に少なく
することができる。
【0038】このようにして、ウエハWの乾燥処理が終
了した後、図4(h)に示すように、主処理槽11内の
純水1を排出し、図4(i)に示すように、処理室12
及び洗浄槽11内の純水1が全て排出されて所定時間経
過して乾燥が終了した後、蓋体14を開放してウエハチ
ャックによってウエハWを搬出する(図4(j)参
照)。
【0039】上記のように構成される乾燥処理装置は単
独の乾燥処理装置として使用できる他、ウエハの洗浄・
乾燥処理システムに組み込んで使用することができる。
上記ウエハの洗浄・乾燥処理システムは、例えば図7に
示すように、未処理のウエハWを収容する搬入部70a
と、ウエハWの洗浄処理及び乾燥処理を行なう洗浄・乾
燥処理部71と、乾燥処理後のウエハWを収容する搬出
部70bと、洗浄・乾燥処理部71の側方に配設されて
所定枚数例えば50枚のウエハWの搬送を行なう複数例
えば3基のウエハチャック40とで主要部が構成されて
いる。
【0040】上記洗浄・乾燥処理部71には、搬入部7
0aから搬出部70bに向かって直線状に順に、第1の
チャック洗浄・乾燥ユニット72、第1の薬液処理ユニ
ット73、第1の水洗処理ユニット74、第2の薬液例
えばアンモニア液処理ユニット75、第2の水洗処理ユ
ニット76、第3の薬液例えばフッ化水素酸(HF水溶
液)処理ユニット77、第2のチャック洗浄・乾燥ユニ
ット78及び上記乾燥処理装置を具備する水洗乾燥処理
ユニット79が配設されている。
【0041】なお、上記実施形態では、上記処理室12
内でウエハWの洗浄処理と乾燥処理とを行なう場合につ
いて説明したが、この発明は、必ずしも処理室12内で
洗浄処理と乾燥処理とを行なう場合に適用されるもので
はなく、別の箇所で洗浄処理されたウエハWを処理室1
2内に搬送して乾燥処理するような場合にも適用できる
ことは勿論である。
【0042】また、上記実施形態では、この発明に係る
乾燥処理装置を半導体ウエハの乾燥処理装置に適用した
場合について説明したが、半導体ウエハ以外のLCD用
ガラス基板等の被処理体の乾燥処理にも適用できること
は勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、以下のような効果が得られる。
【0044】1)請求項1,3,6〜10記載の発明に
よれば、溶剤の流量調整手段によって乾燥ガス生成手段
に供給される溶剤量を調整することにより、乾燥ガスの
発生量を短時間内に変化させて調整することができると
共に、乾燥ガス濃度を調整することができるので、被処
理体の形状や面積等に応じて乾燥ガス量及び濃度を変え
て被処理体に接触させて、被処理体の水分の除去及び乾
燥を行うことができる。したがって、乾燥ガス及び溶剤
の有効利用が図れると共に、溶剤の消費量を可及的に少
なくすることができる。
【0045】2)請求項2記載の発明によれば、処理室
に、被処理体を洗浄する洗浄液を貯留し排出する洗浄槽
と、この洗浄槽の上方に位置して被処理体に接触する乾
燥ガスの供給部とを具備するので、洗浄処理された被処
理体を同一処理部で乾燥処理することができる。したが
って、装置の小型化が図れる共に、被処理体の洗浄・
乾燥処理の効率を高めることができる。
【0046】3)請求項4記載の発明によれば、乾燥ガ
ス生成手段に、密閉容器と、この密閉容器内に垂直方向
に適宜間隔をおいて多段に配設されると共に上段部には
下段への流下口を有する溶剤用受皿と、密閉容器に配設
される加熱手段とを具備することにより、乾燥ガス生成
手段を小型にすることができると共に、溶剤を効率良く
加熱して乾燥ガスの蒸気を生成することができる。
【0047】4)請求項5記載の発明によれば、加熱手
段を、密閉容器の底部、側壁部及び溶剤用受皿の支柱部
に配設するので、上記3)に加えて乾燥ガスの上記を更
に効率良く生成することができる。
【0048】5)請求項11記載の発明によれば、乾燥
ガス生成手段に供給される溶剤の供給量を、被処理体、
被処理体と被処理体用保持部あるいは処理槽内部で洗浄
液より露出する部分の全てのうちの少なくとも被処理体
の洗浄液からの露出面積に応じて調整可能に制御して、
被処理体に接触する乾燥ガスの濃度を調整することによ
り、上記1)及び2)に加えて更に乾燥ガス及び溶剤の
有効利用が図れると共に、乾燥効率の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る乾燥処理装置の一例を示す概略
断面図である。
【図2】この発明におけるウエハボートを示す斜視図で
ある。
【図3】この発明における乾燥ガス生成手段、溶剤供給
源及び溶剤の流量調整手段を示す断面図である。
【図4】この発明の乾燥処理方法の一例を示す概略断面
図である。
【図5】この発明における乾燥ガス濃度と乾燥時間との
関係を示すグラフである。
【図6】この発明における別の乾燥ガス濃度と乾燥時間
との関係を示すグラフである。
【図7】この発明に係る乾燥処理装置を組み込んだ洗浄
・乾燥処理システムの一例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ(被処理体) 1 純水 2 IPA(溶剤) 3 IPAガス(乾燥ガス) 10 処理部 11 洗浄槽 12 処理室 15 IPAガス供給管路(乾燥ガス供給管路) 20 乾燥ガス生成器(乾燥ガス生成手段) 21 密閉容器 21a 支柱 22 受皿 22a 流下口 23 ヒーター(加熱手段) 25 IPA供給管路(溶剤供給管路) 26 IPAタンク(溶剤供給源) 27 N2ガス供給源(不活性ガス供給源) 28 定量電動モータ駆動式べローズポンプ(IPA流
量調整手段) 50 濃度センサ(濃度検出手段) 60 CPU(制御手段)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を収容する処理室を有する処理
    部と、溶剤を乾燥用ガスに生成する乾燥ガス生成手段
    と、この乾燥ガス生成手段に供給される溶剤の供給手段
    と、上記乾燥ガス生成手段で生成される乾燥ガスを上記
    処理室内に供給すべく乾燥ガス生成手段に供給される不
    活性ガスの供給手段とを具備し、 上記乾燥ガス生成手
    段と溶剤の供給手段とを接続する供給管路に、溶剤の流
    量調整手段を介設してなる、ことを特徴とする乾燥処理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の乾燥処理装置において、 上記処理部が、被処理体を洗浄する洗浄液を貯留し排出
    する洗浄槽と、この洗浄槽の上方に位置する処理室とを
    具備し、処理室に被処理体に接触する乾燥ガスの供給部
    を具備することを特徴とする乾燥処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の乾燥処理装置において、 上記溶剤の流量調整手段を、処理室内の乾燥ガスの濃度
    検出手段からの検出信号に基づいて制御する、ことを特
    徴とする乾燥処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の乾燥処理装置において、 上記乾燥ガス生成手段は、密閉容器と、この密閉容器内
    に垂直方向に適宜間隔をおいて多段に配設されると共に
    上段部には下段への流下口を有する溶剤用受皿と、上記
    密閉容器に配設される加熱手段とを具備する、ことを特
    徴とする乾燥処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の乾燥処理装置において、 上記加熱手段を、上記密閉容器の底部、側壁部及び上記
    溶剤用受皿の支柱部に配設してなる、ことを特徴とする
    乾燥処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は3記載の乾燥処理装置にお
    いて、 上記溶剤の流量調整手段を、ベローズとボールねじ機構
    とを有する定量電動モータ駆動式ベローズポンプにて形
    成してなる、ことを特徴とする乾燥処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の乾燥処理装置において、 上記乾燥ガス生成手段と不活性ガスの供給手段とを接続
    する不活性ガス供給管 に、加熱手段を介設してなる、こ
    とを特徴とする乾燥処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の乾燥処理装置において、 上記溶剤供給手段に、ポンプとフィルタを有する循環管
    路を具備する、ことを特徴とする乾燥処理装置。
  9. 【請求項9】 乾燥ガス生成手段で生成された乾燥ガス
    を、被処理体に接触させて被処理体を乾燥させる乾燥処
    理方法において、 上記乾燥ガス生成手段に供給される溶剤の供給量を制御
    して、上記被処理体に接触する乾燥ガスの濃度を調整す
    る、ことを特徴とする乾燥処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の乾燥処理方法におい
    て、 乾燥初期時に乾燥ガス濃度を高めに供給する工程と、そ
    の後、それよりも低い濃度で一定に供給する工程と、乾
    燥終了付近に乾燥ガス濃度を高めに供給する工程とを、
    有することを特徴とする乾燥処理方法。
  11. 【請求項11】 被処理体を洗浄液に浸漬して洗浄した
    後、被処理体と洗浄液とを相対的に移動させると共に、
    乾燥ガス生成手段で生成された乾燥ガスを被処理体の露
    出面に接触させて、被処理体を乾燥させる乾燥処理方法
    において、 上記乾燥ガス生成手段に供給される溶剤の供給量を、上
    記被処理体、被処理体と被処理体の保持部又は上記処理
    槽内部で洗浄液より露出する部分の全てのうちの少なく
    とも被処理体の洗浄液からの露出面積に応じて調整可能
    に制御して、被処理体に接触する乾燥ガスの濃度を調整
    する、ことを特徴とする乾燥処理方法。
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