JP3127300B2 - エア・クッション用のインフレータおよびエア・クッション装置 - Google Patents

エア・クッション用のインフレータおよびエア・クッション装置

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JP3127300B2 JP03507394A JP50739491A JP3127300B2 JP 3127300 B2 JP3127300 B2 JP 3127300B2 JP 03507394 A JP03507394 A JP 03507394A JP 50739491 A JP50739491 A JP 50739491A JP 3127300 B2 JP3127300 B2 JP 3127300B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、エア・クッション、エア・バッグ等を膨ら
ませるための装置に関するものである。
背景技術 膨張式バッグによる抑制システムが、自動車事故にお
いて生じる傷害の重さ及び死亡者数の減少につながるこ
とが明らかになってきた。エア・バッグを膨張させるた
めに選択的に解放されるある量だけ貯えられたガスを利
用するといった、エア・クッションまたはエア・バッグ
を膨張させるための手段がいくつか存在する。代替案と
して、点火すると、エア・バッグを膨張させるのに十分
な量のガスを発生する、アジ化ナトリウムのようなガス
発生材料推進剤から得られるガス供給源もある。第3の
タイプのガス供給源は、貯えられた圧縮ガスとガス発生
または増強材料の組み合わせから得られるものである。
この最後の装置は、増補ガスまたはハイブリッド・イン
フレータと呼ばれることが多い。米国特許第3,756,621
号及び第3,895,821号に例示のような各種ハイブリッド
・インフレータが、これまでに示されている。米国特許
第3,756,621号に示すインフレータは、別個になった導
火線または起爆剤を用いて、推進剤に点火し、アクチュ
エータを利用して、出口通路を開き、圧縮ガスの流出を
開始させるものである。米国特許第3,895,821号は、圧
力容器の加圧環境外に単一の導火線を取り付けて、推進
剤に点火するものである。該発明の場合、単一の導火線
及び推進剤室またはハウジングが、圧縮不活性ガス環境
内に配置される。推進剤の反応を開始させると、高温ガ
スと微粒子からなる加熱媒体が発生し、吐き出しノズル
によって、破裂可能なディスクに隣接した狭い混合キャ
ビティまたは室に送り込まれて、これを破裂させ、エア
・バッグへのガスの流入が開始する。高温ガスは、引き
続き、推進剤室から放出され、狭い混合室において低温
の加圧ガスと混合してから、引き続き、エア・バッグに
送り込まれて、これを膨張させる。本発明では、漏出通
路の数が減少し、電気リード線が膨張ガスの過酷な環境
からシールドされ、膨張速度が制御されるという点で、
先行技術に関連した利点が得られる。
発明の目的 本発明の目的は、自動車の衝突状況において、クッシ
ョンまたはエア・バッグを膨張させるのに十分な量のガ
スを急速かつ有効に発生することの可能なハイブリッド
・インフレータを提供することにある。本発明のもう1
つの目的は、先行技術の欠点を改良した、エア・クッシ
ョンまたはエア・バッグ用のインフレータを提供するこ
とにある。
発明の開示 従って、本発明は、実施例の1つでは、両端がピロテ
クニック(pyrotechnic)・アクチュエータ・アセンブ
リによって密閉された、中空で、円筒形のスリーブから
なる、クッション用ハイブリッド・インフレータから構
成される。密閉されたスリーブは、ある量のアルゴンの
ような加圧不活性ガスを貯えるための圧力容器から構成
される。圧力容器の漏れテストを容易にするため、微量
のヘリウムを入れておく場合もある。第1のアクチュエ
ータ・アセンブリは、アクチュエータ、第1のアクチュ
エータ・アセンブリに連係したフロー・オリフィスにガ
スを流すことができるようにするため、脆いディスク部
材を破壊する衝撃波を発生する雷管、または、導火線か
ら構成される。第2のアクチュエータ・アセンブリは、
第1のアクチュエータ・アセンブリの反対側に配置され
ており、ある量の推進剤の燃焼を開始させるためのもう
1つの雷管、起爆剤、導火線等を含んでいる。推進剤
は、貯えられている不活性ガスの温度を上昇させ、その
体積を増してから、エア・クッションを膨張させる。本
発明の実施例の1つでは、圧力容器の一部をなす第2の
脆いディスクが、推進剤に向かい合って配置されてお
り、破壊されると、推進剤によって発生する熱が圧力容
器に入り込めるようにする。本発明のもう1つの実施例
では、第2のディスクを破壊すると、第2の流路が形成
され、圧力容器から出る加熱された膨張ガスの排出を可
能にする。本発明の実施例の場合、脆いディスクが破壊
されると、貯えられていたガスが、ほぼ推進剤の方向に
加圧容器から流出できるようにする、単一のアクチュエ
ータ・アセンブリだけしか用いられない。本発明には、
さらに、インフレータを支持し、エア・クッションへの
流路を形成するディフューザが含まれている。ディフュ
ーザは、エア・クッションも支持している。ディフュー
ザは、圧力容器のガス出口の下流に比較的大きい容積の
領域が形成されるように、インフレータを包囲してい
る。この設計によって、ガスの乱流が減少し、加熱され
た膨張ガスとディフューザの間における熱伝導の量が減
少する。
本発明の他の多くの目的及び目標については、図面に
関する下記の詳細説明から明らかになる。
図面の簡単な説明 図1には、本発明の正面断面図が示されている。
図2には、本発明の側端面図が示されている。
図3には、発生器ハウジング・アセンブリの代替実施
例が示されている。
図4には、用いられる推進剤の断面図が示されてい
る。
図5は、典型的な溶接接合部の拡大図である。
図6は、ディフューザの部分投影図である。
図7には、先行技術によるディフューザが示されてい
る。
図8は、エア・バッグが折り畳まれた、ディフューザ
の側面図である。
図9は、エア・バッグの略図である。
図10には、本発明の一部の代替構成が示されている。
図11には、膨張曲線のグラフが示されている。
図12には、本発明の代替実施例が示されている。
図13には、本発明のもう1つの代替実施例が示されて
いる。
発明を実施するための最良の形態 図1を参照すると、自動車の乗員を拘束する安全シス
テム内において用いることの可能なエア・バッグのよう
なエア・クッションを膨張させるためのハイブリッド・
インフレータが示されている。このインフレータ10は、
中空のスリーブ22を含む、全体が20で示された圧力タン
クから構成される。空間24内の圧力タンク20には、アル
ゴンのような不活性ガスが充填され、それによって加圧
されている。このガスは、アルゴンと、ヘリウムのよう
な別の不活性ガスとの混合物でも可能である。ヘリウム
の量は、アルゴン・ガスの量の約2%になるように意図
されている。第2の不活性ガスを利用する目的は、漏れ
を生じさせるハイブリッド・インフレータの各種溶接接
合部における欠陥を検出するための手段を提供すること
にある。当該技術においては、質量分析計のようなヘリ
ウムの存在を検知するための装置は、周知のところであ
る。圧力容器、とりわけ、スリーブ22は、それぞれの端
部26及び28が、圧力容器20の一部とみなすことの可能
な、起爆剤ハウジング・アセンブリ30、及び、発生器ハ
ウジング・アセンブリ80によって密閉されている。
起爆剤ハウジング・アセンブリ30には、直径の短縮さ
れた狭い部分34と、広くなった端部36から成る起爆剤ハ
ウジングが含まれている。狭い部分34には、既知の構造
の雷管40を収容するための中央開口部を備えたスペーサ
またはハウジング38が、ねじ込んで挿入されている。雷
管から、作動リード線またはワイヤ42が延びている。O
リング44が、雷管40とスペーサ38の間を密封している。
アセンブリ30の一部をなす起爆剤ハウジング32には、
マニホルド・アセンブリ50が取り付けられている。マニ
ホルド・アセンブリは、例えば溶接によって(番号54参
照)起爆剤ハウジング32に取り付けられた外部円筒形部
分52を有する。マニホルド・アセンブリ50には、さら
に、前記外側部分52に対して引っ込んだ、より直径の短
い円筒形部分56が含まれており、スリーブ22の一方の端
部26とかみ合い、受けるようになっている。スリーブ22
及びマニホルド・アセンブリ50は、例えば、周囲溶接部
58で取り付けられている。マニホルド・アセンブリに
は、さらに、破裂ディスク62のような脆い部材によって
密閉された、大形のフラットなエッジ・オリフィス60が
含まれている。適用する破裂ディスク62は、ニッケルま
たはステンレス鋼で製造することができる。破裂ディス
クは、加圧ガスに面した、周囲プラズマ溶接部63におい
て、マニホルド・アセンブリ50に固定されている。
雷管40の中心と同軸をなす中央開口部68のまわりに配
置された、複数の開口部66を設けた有孔スクリーン64
が、直径の短い部分の壁面に対して圧入されている。ア
センブリ時、スクリーン64は、起爆剤ハウジング32の狭
い部分34によって少し内側に変形し、がたつきが防止さ
れる。スクリーン64は、ディスク62の一部のような大き
い物体がエア・バッグに侵入するのを防止する。マニホ
ルド・アセンブリ50の外側円筒部分52には、直径方向に
おいて反対側に位置し、中立スラストを生じる少なくと
も2つのオリフィス70a及びbが含まれており、オリフ
ィス70a及びbの総フロー面積は、開口部60の面積より
大幅に狭い。雷管40が作動すると、圧力、すなわち、衝
撃波が生じ、脆い部材すなわちディスク62が破壊され
て、少なくとも、膨張ガスが圧力容器20から放出され
る。この初期膨張は、低温膨張と呼ばれる場合もある。
本発明の場合、狭いオリフィス70a及び70bによって、
圧力容器20を出た膨張ガスの流量が調整される。破裂デ
ィスク62が取り付けられているオリフィス60は、そのサ
イズが大きいため、圧力降下はあまり生じない。この構
成によって、モデルのサイズ毎に、インフレータの設計
の標準化の利点が得られる。破裂ディスク62とオリフィ
ス70a及び70bとの直径の関係によって、誤使用による圧
力容器の過熱または平坦化によって過度の圧力が生じた
ときの、安全な逃し装置または弁としての破裂ディスク
62の破壊点が設定される。
ガス発生器ハウジング・アセンブリ80は、圧力タンク
20のスリーブ22のもう一方の端28とかみ合う拡大された
端部84を備えるステップ式ハウジング82を有する。スリ
ーブ22及びハウジング82は、周囲溶接部87で接合されて
いる。ハウジング82は、その内側端部86に、一般にステ
ンレス鋼から製造される薄い破裂ディスク90によってカ
バーされた、中央開口部88が設けられている。ディスク
90は、上述のようにハウジングに溶接されている。
図3には、発生器ハウジング・アセンブリの代替実施
例が示されているが、この場合、端部86には、前述の開
口部88位置に、破裂ディスク90によってカバーされた、
複数のより小さい開口部92が設けられている。この実施
例の場合、開口部92の間のハウジング82の材料によっ
て、破裂ディスク90に対する支持が付加されるので、図
1に示す破裂ディスク90に比べて大幅に薄くすることが
可能になる。この状況における破裂ディスク90の典型的
な厚さは、0.1mmである(ステンレス鋼)。図1に戻る
と、ハウジング82の中空の内部には、複数の開口部96を
備えた粒子トラップ94が配置されており、噴出して開口
部96に入り込む燃焼した推進剤100を食い止めるように
なっている。粒子トラップの上流には、ある量の押し出
しまたは成形推進剤100が配置されている。推進剤100
は、参考までに本書に組み込まれている、米国特許第3,
723,205号に開示のような物質とすることが可能であ
る。
推進剤100には、波形ワッシャ102によって、粒子トラ
ップ94に押しつけるようにバイアスがかかっている。弾
性部材すなわち波形ワッシャ102の厚さは、推進剤100の
さまざまな長さに適応するように変えることが可能であ
る。ハウジング82には、その終端が円錐形の末広ノズル
108にくる中央開口部106を備えたハウジング104が、ね
じ込むようにして納められている。開口部106には、複
数の電気リード線112が取り付けられた、既知の設計の
もう1つの雷管または起爆剤110が納められている。末
広ノズル108内には、炎の温度及び量が推進剤100に瞬時
に点火するのに適したホウ素、硝酸カリウムから成る点
火増進材料109が納められている。
図4を参照すると、この図には、推進剤100の断面図
が示されている。推進剤100の外部120は、クローバの葉
のタイプのパターンをなすように形成されており、各ク
ローバの葉には、中央開口部122が設けられている。こ
の構造の目的は、比較的一定した推進剤の燃焼速度を可
能にすることにある。推進剤100の燃焼時、その露出表
面は、ほぼ一定のままである、すなわち、推進剤の外部
が燃焼するにつれて、その外部表面積は、減少するが、
円筒形開口部122のそれぞれの表面積は、増大するの
で、均一な燃焼面積が得られ、結果として燃焼速度の制
御が可能である。燃焼速度は、さらに、中央開口部92ま
たは88のフロー面積によって制御される。開口部92また
は88によって決まる発生器ハウジング82(推進剤100を
収容している)内の圧力も、推進剤の燃焼時間全体を制
御する上で有効なのは、明らかである。
インフレータ10には、さらに、エンド・キャップ132
及び134と、主要部分140から構成されるディフューザ13
0が含まれている。各エンド・キャップの形状は、図2
に示されている。エンド・キャップ132及び134は、それ
ぞれ、起爆剤ハウジング32及びガス発生器ハウジング80
に固定されている。この固定は、ガス発生器ハウジング
82に複数の突起またはセレーション150を設け、これを1
34のようなエンド・キャップの開口部152を通して延ば
すことによって行うことができる。これらの突起150
は、アセンブリ時に曲げられ、エンド・キャップ134、
ディフューザ130、及び、圧力容器20を所定の位置に保
持する。もう1つのエンド・キャップ132は、開口部158
を通ってエンド・キャップ内に挿入される、同様の複数
の突起またはセレーション156によって、起爆剤ハウジ
ング32に固定される。
ガス発生器ハイジング・アセンブリ80、代替案とし
て、起爆剤ハウジング・アセンブリには、さらに、不活
性ガスと圧力容器20の内部を通じさせる、通常の構造の
充填管160を設けることも可能である。圧力容器にガス
を充填すると、充填管160は、162のような位置に波形が
形成され、位置163で密封される。漏れ止め溶接工程に
続いて、膨張ガスまたはテスト・ガスが溶接された、ま
たは、密封された接合部(位置163)に直接通じるよう
にするため、充填管160の波形になった部分162を機械的
に圧搾し、これを再度開くことができる。
58のような一般的な溶接接合部をしめす図5を参照す
る。下記は、54及び87といったインフレータ10内で用い
られる他の溶接接合部にも当てはまる。とりわけ、図5
には、マニホルド・アセンブリ50に対するスリーブ22の
左側端部26の接合部が示されている。各種アセンブリ30
及び80の製作時、及び、製作を完了して、インフレータ
10にガスを充填した後、溶接接合部58及び87のそれぞれ
について、漏れテストが実施される。こうしたテストを
容易化し、かつ、これら溶接接合部のそれぞれについて
効力を確実なものにするため、本発明の企図するところ
によれば、こうした溶接の前に、溶接される各種金属片
にサイジングを施し、互いに合わせてみて、溶接部の近
くしか接触しないようにするので、長い締めしろ、ねじ
込み式接触領域、または、圧入接触領域の利用がほぼ回
避されることになる。図5自体においては、マニホルド
50の一部56が、スリーブ22から少し間隔をあけて配置さ
れている(番号166参照)。この方法の場合、貯えられ
た加圧ガスまたは代替案としてのテスト・ガスは、比較
的差し障りのないようにして、58のような溶接箇所まで
移動させることが可能になる。各種コンポーネントの取
り付けをこのように構成することによって、溶接部の欠
陥によって生じる漏れは、圧力容器のテスト時に、簡単
に検出することができる。この構成は、ねじ込み式の相
互接続部、代替案としての、締まりばめ及び圧入接続の
利用を教示した、先行技術とは対照的である。ねじ込み
式の接続または圧入接続の利用は、貯えたガスまたはテ
スト・ガスの溶接ポイントへの移動を妨げることにな
り、また、先行技術のインフレータで実施される漏れテ
スト自体、溶接ポイントへのガスの移動が大幅に制限さ
れるので、すなわち、圧力容器のテストの実施時まで
に、ガスが溶接ポイントに到達できなかったので、必ず
しも、溶接部の欠陥を検出するというわけにはいかなか
った。先行技術におけるこの欠陥は、結果として、乳児
死亡率タイプの故障と呼ばれる事態を生じることになっ
た。ねじ込み式接続が必要になるか、あるいは、所望の
場合、ネジの全長にわたって延びるぎざぎざの付いたス
ロット254(図9)によって、ガスが制限を受けずにテ
スト下の接合部まで送られるようにすることが可能であ
る。図9には、ネジ接合部を示す本発明の一部の代替取
り付けが表されている。スリーブ22の端部28のネジ252
にかみ合うネジ250を備えた発生器ハウジング82が示さ
れている。1組のネジの一方には、ガスが直接溶接接合
部87まで移動できるようにするため、ぎざぎざの付いた
スロット254が設けられている。スロット254は、ハウジ
ング82と、圧力容器20のスリーブ22のどちらに設けても
かまわないのは、もちろんである。
図2及び図6には、ディフューザ130の異なる図が示
されている。図6には、ディフューザを形成する主要コ
ンポーネントの一部に関する部分投影図が示されてい
る。ディフューザ130は、圧力容器20を受けて、支持す
るように設計された特定の形状のカンである。ディフュ
ーザ130もエア・バッグを支持しているのは、明からで
ある。ディフューザ130は、また、圧力容器と協働し
て、膨張ガスをエア・バッグに通じさせる導管を形成し
ている。図6に示すディフューザ130には、図1に示す
主要部分140、及び、エンド・キャップ132及び134が含
まれている。主要部分140は、下方アセンブリ180及び上
方アセンブリ182から製作することができる。上方アセ
ンブリ182及び下方アセンブリ180は、それぞれ、圧力容
器20との3位置軸方向締まりばめを可能にする。断面に
おいて、ディフューザ130の形状は、3点が圧力容器20
と接触する、三角形に近い形状である。その形状は、デ
ィフューザの後方(すなわち、図6に示す下方部分)に
向かって、円筒形圧力容器の形状をほぼなぞっている。
ディフューザは、その前方に向かって、すなわち、膨張
するエア・バッグの方向に、圧力容器から離れていき、
容積183a及びbを形成している。下方アセンブリは、そ
の下方端に、縦方向に延びる溝184を備えた開放構造か
ら構成される。下方アセンブリには、さらに、上方アセ
ンブリに形成された同様の複数の開口部188にはまるよ
うに設計された複数のタブ186が含まれている。タブ186
は、曲げたり、波形にしたり、あるいは、別様にして、
所定位置に固定される。断面において、壁面190a及びb
は、内側にテーパ状をなし、少なくとも、線接触部192a
及び192bに沿って、円形圧力容器20と交差している。壁
面190a及び190bは、図6により明確に示すように、弧状
をなし、圧力容器20のより広い領域との締まりばめを可
能にしている。インフレータ10及びエア・バッグ202を
車体構造の協働部分に取り付け、先行技術に用いられた
ような、ディフューザ及びインフレータを保持するため
の追加ハウジング(図7参照)の必要をなくすのに有効
な、複数の取り付けラグ204が、溝184内に配置され、そ
こから突き出している。当該技術においては、ラグ204
を下方アセンブリ180に取り付けるための各種技法が知
られている。
上方アセンブリ182には、縦方向に延びる中央の溝194
を形成し、圧力容器20に沿って196に少なくとも点接触
部(または接触領域)が形成されるようにすることがで
きる。溝194は、図2に示す弧状とし、図6に示す圧力
容器のより広い領域に接触させることが可能である。軸
方向に延びる溝によって、ディフューザ130に剛性が与
えられ、軽量の材料を用いることが可能になる。溝194
は、本発明にとって、必須のものではなく、除去すれ
ば、ディフューザの前部193(または図6に示す上部)
は、ほぼ平面構造になる。上方アセンブリ182には、さ
らに、まわりに配置されたエア・バッグ202に膨張ガス
を分配する複数の開口部200を設けることができる。ホ
ール200の配向は、アセンブリ182の上部193に沿って軸
方向(虚線で示す)に、あるいは、半径方向に、あるい
は、これらを組み合わせて伸ばすことも可能である。ホ
ールの場所及び位置は、膨張ガスの発生時に、ディフュ
ーザ130に生じる可能性のある変形を制限する助けとな
るように、かつ、発生したガスがエア・クッションまた
はエア・バッグの内部に均等に分配されるように選択さ
れる。
増大した(空き)容積、すなわち、183a、bの利点、
及び、ディフューザ130の上部193における開口部200の
利用によって、膨張ガスが圧力容器を出て、ディフュー
ザ130に流れる際に生じる膨張ガスの乱流が減少する。
一般的には、円形の断面(図7参照)であった先行技術
によるインフレータ/ディフューザの特性は、膨張ガス
が圧力容器を出る際に生じる膨張ガスの乱流の程度が激
しいということであった。この乱流が、加熱された膨張
ガスと先行技術によるディフューザの間に多大の熱伝導
が生じるのを助けた。膨張ガスから熱が失われると、そ
の体積が縮小し、従って、エア・バッグを膨張させる効
率が低下することになる。先行技術におけるこの影響を
補償するには、多量の貯えられたガスと推進剤の両方ま
たは一方の利用が必要であった。これに対し、本発明で
は、乱流が減少し、ディフューザにおける圧力降下が減
少し、熱伝導が減少するので、より効率のよい性能が得
られる。先行技術を表した図7には、間隔を密にして配
置された円筒形のディフューザ130′内に取り付けられ
た典型的な円筒形インフレータ10′が示されている。イ
ンフレータは、本発明のようなハイブリッド・タイプで
も、あるいは、代替案として、当該技術において既知の
アジ化ナトリウムをベースにしたインフレータでもかま
わない。220のような開口部を出た膨張ガスは、乱流を
生じながらディフューザ130′を通り、略図で示したエ
ア・バッグ202を膨張させる。ディフューザ130′、イン
フレータ10′、及び、エア・バッグは、一般に、反応カ
ン222内に固定されており、反応カンは、さらに、計器
板のような車体の一部に固定されている。反応カン222
内のトラップ容積226が図示されている符号224を参照す
る。この容積は、エア・バッグ202をしっかり折り畳ん
で入れることができないので、有効活用されなかった。
本発明に関して、図8には、インフレータ10まわりに
固定されたエア・バッグ202の概略が示されている。す
なわち、エア・バッグ202は、ディフューザ130を受ける
開放端210を具備している(図10参照)。エア・バッグ2
02には、その端部210に近接して、それを通って延びる
取り付けラグ204と重なるように(図8参照)、ディフ
ューザ130まわりにはまる複数の延長フラップ212a及び
bが設けられている。エア・バッグ202は、図8にドッ
ト・ラインで示す薄い引き裂くことの可能なカバー214
でこれを包囲することによって、その折り畳んだ形状に
維持することが可能である。この特徴によって、中間ハ
ウジングまたは反応カンを必要とせずに、車体の取り付
け構造に直接取り付けることが可能になる。この場合、
自動車の計器板に、図7に示す反応カンと同様のキャビ
ティまたは形状を設けることができる。これに対し、ほ
ぼ円筒形のインフレータ10または圧力容器20に対する本
ディフューザ130の非円形断面は、装置全体のパッケー
ジ・サイズに影響のないようにして、膨張ガスがさらさ
れる表面積を最小限に抑え、また、圧力降下を最低限に
抑えて、熱の損失を減少させるように構成されている。
図1及び図6から明らかなように、出口オリフィス70a
及びbによって、膨張ガスは、ディフューザ130の容積1
83a及びbに直接送り込まれる。さらに、本発明のもう
1つの利点が、エア・バッグを折り畳み、ディフューザ
に対してその位置決めを行う態様に関連して得られる。
ディフューザのほぼフラットな上部表面193を利用する
ことによって、エア・バッグを折り畳むことの可能な理
想の表面が得られる。
以上を勘案し、ディフューザ130は軽量の材料で製造
することができるように考えられている。すなわち、下
方のアセンブリ180は、アルミニウムで作ることが可能
であり、一方、上方のアセンブリ182は、強度の高い低
合金鋼で作ることができる。
図1、とりわけ、アクチュエータ40及び起爆剤110か
ら延びる電気ワイヤまたはリード線42及び112の配向を
参照する。図1から明らかなように、これらのリード線
またはワイヤ42及び112は、圧力容器の外部にあり、そ
れ自体は、励起時にアクチュエータ40または起爆剤110
によって発生する熱を受けない。ワイヤ42は、図1に示
すように、インフレータ10の右側から左側端部に送ら
れ、その左側端部においてカバー134の開口部220から出
るように考えられている。この構成によって、コントロ
ーラに対する取付が容易になり、ゆるんだり、ぶら下が
ったりするワイヤをなくし、必要な電気コネクタの数が
減少することになる。異物の分解(内部ワイヤの融解に
よるような)が阻止されて、毒物学的な懸念を緩和する
ことにもなる流出物の管理が向上するので、本発明にお
いて発生するガスの清浄さが、相応じて、高められる。
米国特許第3,756,621号に示されるような先行技術の場
合、ワイヤは、圧力容器を通って延びるため、100のよ
うな推進剤が活性化されると発生する極めて過酷な環境
にさらされることになった。
以下では、インフレータ10をアセンブルし、テストす
るために利用することの可能な、典型的な製造プロセス
について簡単に述べることにする。起爆剤ハウジング・
アセンブリ30は、利用する場合、マニホルド・アセンブ
リ50内においてスクリーン64の位置決めを行い、マニホ
ルド・アセンブリを位置54において起爆剤ハウジング32
に溶接することによって組み立てられる。破裂ディスク
62は、プラズマ溶接プロセスを利用して、開口部60のま
わりで溶接される。この時点で、このサブ・アセンブリ
には、アクチュエータ40及びスペーサ38は、含まれてい
ない。このアセンブリの内部は、テスト室において真空
排気されて、真空になり、ヘリウムのようなテスト・ガ
スが、破裂ディスク62の圧力容器側にさらされる。漏れ
テストは、破裂ディスクを横切るヘリウムの移動につい
てテストすることによって行われる。ヘリウム・テスト
・ガスは、破裂ディスクの片面に作用し、該ディスクが
溶接されている表面から持ち上げようとする。テスト・
ガスを反対側に作用させると、テスト・ガスは、破裂デ
ィスクをこれらの表面に保持し、漏れを遮蔽しようとす
る。次に、スリーブ22が、マニホルド・アセンブリにア
センブルされ、58の位置で溶接される。発生器ハウジン
グ・アセンブリ80が、同様に、スリーブに取り付けら
れ、87において溶接される。アルゴン及びわずかなパー
センテージのヘリウムから成る作動ガスが、完成された
圧力容器20内に納められ、約300psiの動作圧になるまで
充填される。次に、位置58及び87の溶接部に、漏れテス
トが施される。引き続き、起爆剤ハウジング32内に、ス
ペーサ38及びアクチュエータ40がねじ込まれる。起爆剤
ハウジング・アセンブリを構成する各種コンポーネン
ト、すなわち、微粒子トラップ94、推進剤100、バネ・
ディスク102、ハウジング104、及び、起爆剤110が、発
生器ハウジング82にアセンブルされる。このアセンブリ
技法に従うことによって、圧力容器が漏れテストに不合
格になる場合、各種ピロテクニック関連コンポーネント
を廃物にしなくてすむことになる。さらに、本発明は、
ピロテクニック要素が溶接時に取り付けられないので、
広範囲にわたる溶接技法に十分に対応する。先行技術の
場合、溶接技法は、取り付けられたピロテクニック要素
に点火しないように、熱による影響のあるゾーンが最小
限ですむ技法に限定された。一般に、電子ビームが利用
されたが、この技法は、費用が高く、大量生産には適合
しない。インフレータ10が最終的にアセンブルされる
と、エア・バッグ202が固定される。
発生器ハウジング・アセンブリは、上述の方法で、破
裂ディスク90と発生器ハウジング82の界面に漏れがない
かについてのテストも受ける。その後、エンド・カバー
132及び134と、上部アセンブリ180及び下部アセンブリ1
82が、インフレータに取り付けられる。
本発明の二重ピロテクニックは、エア・バッグ202の
膨張速度を制御することができるので、フレキシビリテ
ィになる。膨張の初期速度は、エア・バッグが、乗員、
とりわけ、立っている子供のような位置のずれた乗員
に、あまり強すぎる衝撃を加えないように制御すること
が望ましい。これに関して、アクチュエータ40と起爆剤
110を同時に始動させることによって、インフレータを
作動させることができる。このタイプの始動によって、
最も強力なエア・バッグの充填が可能になる(図11の曲
線A参照)。代替案として、貯えられているアルゴン膨
張ガスが、フロー・オリフィス70a及びbを出て、エア
・バッグ202を膨張させ始めると(図11の曲線B参
照)、アクチュエータ40を始動させて、ディスク62を破
壊する衝撃波を発生し、初期低温ガス膨張を生じさせる
ことも可能である。次に、例えば、7、10、または、16
ミリ秒の時間遅延後、起爆剤110を作動させて、推進剤
を燃焼させ、さらに、圧力容器内に貯えられた残りのガ
スの温度を上昇させて、エア・バッグを膨張させるのに
利用可能なガスの体積を増大させる。こうして、初期低
温ガス膨張によって、当初はエア・バッグ膨張速度を緩
やかにして、位置のずれた乗員との接触を比較的穏やか
にし、引き続き、起爆剤110の作動によって、エア・バ
ッグの膨張を急速にする。アクチュエータ30及び起爆剤
110の両方または一方の作動シーケンスは、かなりの程
度まで、車体の設計及び車室のサイズによって決まる。
例えば、傾向として衝突のエネルギの吸収が少なく、従
って、乗員のその多くが伝達される、特定の自動車のフ
レームまたは他の支持構造について考察を行うことにす
る。この状況の場合、いっそう急激な膨張速度の曲線A
が要求されることになる。自動車が衝突エネルギの多く
を吸収するようになっていれば、当初は、曲線Bのよう
な緩やかな膨張速度によって、乗員を徐々に包み込むこ
とが可能である。しかし、図11のグラフに基づいて明ら
かなように、最大のエア・バッグ膨張は、膨張手順が曲
線Aと曲線Bのいずれに合わせたものになろうと、ほぼ
同じポイントで得られることになる。
状況によっては、実際には、起爆剤110の作動をおそ
らくは25ミリ秒以上にわたって遅延させることが望まし
い場合もある。図1のインフレータ10を利用する場合、
この延長される時間遅延期間の間に、貯えられている、
かなりの量の低温の膨張ガスが圧力容器20に残ることに
なるのは明らかである。図12には、時間延長による遅延
作動期間を必要とする膨張形態に適合したインフレータ
300を示す、本発明の代替実施例が示されている。図12
には、こうしたインフレータ300の左側部分が示されて
いる。もちろん、右側部分は、図1のものと同一であ
る。インフレータ300は、スリーブ22′に対する周囲溶
接接合部305において、スリーブ28′に対して溶接され
た第2のマニホルド・アセンブリ304を備える、発生器
ハウジング・アセンブリ80′から構成される。第2のマ
ニホルド・アセンブリ304は、円筒形であり、鋭いエッ
ジ開口部308を備えた凹端部306に終端をなしている。端
部306は、第2の破裂ディスク310を支持する。第2のマ
ニホルド・アセンブリ304内には、推進剤100、起爆剤11
0等から成る発生器ハウジング82が配置されている。ハ
ウジング82の開口部88を密閉するために以前用いられた
破裂ディスク90が、除去されているのはもちろんであ
る。開口部308には、スクリーン64と同様の312のような
オプションのスクリーンを配置することができる。マニ
ホルド・アセンブリ304には、さらに、ほぼ中立のスラ
スト状態になるように配置された第2の組をなすガス・
フロー・オリフィス320a及びbが含まれている。スリー
ブ22′には、上述のディフューザ130が取り付けられ
る。本発明のこの実施例の場合、フロー・オリフィス32
0a及び320bには、マニホルド50内に作られたフロー・オ
リフィス70a及び70bよりも大きくなるようにサイジング
が施されている。すなわち、フロー領域は、3対2の比
率にすることが可能である。例えば、オリフィス70a及
び70bの全フロー領域が、約0.32平方センチメートル
(0.05平方インチ)とすれば、オリフィス320a及び320b
の全フロー領域は、約0.97平方センチメートル(0.15平
方インチ)にすることができる。衝突状況を表す信号に
応答し、アクチュエータが作動すると、破裂ディスクが
開放され、貯えられていた膨張ガスがオリフィス70a及
び70bを出る際、エア・バッグの低温膨張が生じ、結果
として、図11の曲線Cの傾斜の緩い部分が生じることに
なる。次に、起爆剤110が作動し、推進剤100によって、
第2の破裂ディスクを焼き払い、貯えられていた残りの
ガスが圧力容器を出るための第2の流路が形成される。
破裂ディスク310が除去されると、貯えられていた残り
のガスが、開口部308、オプションのスクリーン312を通
り、さらに、大きい方のオリフィス320a及び320bを通っ
て圧力容器から出ていくので、貯えられていたガスが圧
力容器を出る速度が上昇し、結果として、曲線Cの傾斜
部分が急になる。膨張ガスは、開口部308を出ると、推
進剤によって発生する熱を直接横切って通過するので、
圧力容器を出て、エア・バッグまたはクッションに流入
する際には、その体積が増大することになる。
図13には、さらに、インフレータ110のような単一の
ピロテクニック要素を備えた、本発明のもう1つの代替
実施例が示されている。このインフレータ350の構造
は、図12に示す代替実施例に基づいて作られている。す
なわち、このインフレータ350の左側部分は、図12の左
側部分と同じである。圧力容器のスリーブ部分302は、
その終端が、弧状、または、おそらく球状の表面354の
右側にくる。端部352には、溶接されたカップ状の構造3
56のような保持部材が、取り付けられている。この構造
356の端部358には、前述のように、ディフューザ132に
取り付けられたアクチュエータ・ハウジング32から延び
る156のようなタブが含まれている。端部352には、圧力
容器に不活性膨張ガスを充填するための充填管360が設
けられている。起爆剤110が活性化すると、破裂ディス
ク310が開放され、加熱された膨張ガスをオリフィス320
a及びbから出すことが可能になる。結果生じるこの単
一火工装置の膨張曲線は、図11の曲線Aをほぼなぞるこ
とになる。
本発明に関する上述の実施例に対し、その範囲を逸脱
することなく、多くの変更及び修正を加えることができ
るのはもちろんである。従って、その範囲は、付属の請
求項の範囲によってのみ制限されるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラウン,ロイ・ジイ アメリカ合衆国 71913 アーカンソー 州・ホット スプリングス・マリオン アンダーソン ロード・2101エイ (72)発明者 レンフロウ,ドナルド・ダブリュ アメリカ合衆国 22069 ヴァージニア 州・ヘイマーケット・ピイオーボックス 140・(番地なし) (72)発明者 ビショップ,ロバート・ジェイ アメリカ合衆国 48094 ミシガン州・ ワシントン・スプリングウッド ウェ イ・8575 (72)発明者 オッカー,クラウス・エフ アメリカ合衆国 48026 ミシガン州・ フレイザー・エリン・16286 (72)発明者 ローズ,ジェイムズ・エム アメリカ合衆国 22033 ヴァージニア 州・フェアファックス・マジェスティッ ク レイン・4225 (72)発明者 ベイジル,テレーサ・エル アメリカ合衆国 22003 ヴァージニア 州・アナデイル・スプリングブルック ドライブ・4828 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/26

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エア・クッション用のインフレータ(35
    0)であって: 一方の開いた端部(28′)および他方の閉じた端部(35
    2)を有する中空の円筒形スリーブ(22′)を備え、こ
    のスリーブ(22′)には、前記閉じた端部(352)を貫
    通していて膨張ガスを受け入れるための充填手段(36
    0)が設けられており; 前記スリーブ(22′)の前記開いた端部(28′)を閉じ
    る発生器ハウジング・アセンブリ(80′)を備え、この
    発生器ハウジング・アセンブリ(80′)は、中空のマニ
    ホルド・アセンブリ(304)および中空の発生器ハウジ
    ング(82)を含んでおり; 前記マニホルド・アセンブリ(304)は、一方で開放端
    となっている円筒状部分を有するとともに、この円筒状
    部分の他方で、前記円筒状部分にそれを閉じる形に固定
    され且つ前記スリーブ(22′)内への窪みとなる窪み部
    分を有し、この窪み部分と前記スリーブ(22′)とによ
    って膨張ガスを格納する圧力容器(20)が構成され、前
    記窪み部分には、破壊可能なディスク(310)から成る
    脆い部材によって閉じられたマニホルド開口部(308)
    が設けられ、前記円筒状部分には、前記圧力容器(20)
    からの膨張ガスの流れを制御するフロー制御手段(32
    0)が設けられており; 前記発生器ハウジング(82)は、前記マニホルド・アセ
    ンブリ(304)の中に延びていて第1及び第2のハウジ
    ング端部を有し、前記第1のハウジング端部は、前記マ
    ニホルド・アセンブリ(304)の前記円筒状部分の開放
    端に固定され、そして、前記第2のハウジング端部に
    は、前記マニホルド開口部(308)に全体として一致し
    ていてそれから離間している少なくとも1つの開口部
    (88)が設けられており、前記発生器ハウジング(82)
    には、前記第2のハウジング端部の近くに位置した複数
    のトラップ開口部(96)を持つ微粒子トラップ(94)
    と、推進剤(100)と、この推進剤を前記微粒子トラッ
    プ(94)へと押圧する弾性部材(102)と、この弾性部
    材(102)から離間して位置され、前記推進剤(100)を
    燃焼させるためのピロテクニック・アクチュエータ手段
    (110)とが設けられている、 エア・クッション用のインフレータ。
  2. 【請求項2】請求項1のインフレータにおいて、前記ス
    リーブ(22′)の前記閉じた端部(352)は内側にへこ
    んでおり、前記閉じた端部(352)と一致した形状部分
    を有する固定手段(356)であって、前記スリーブ(2
    2′)をディフューザ(130)に固定する固定手段(35
    6)をさらに備えている、ことを特徴とするインフレー
    タ。
  3. 【請求項3】請求項1のインフレータにおいて、前記ピ
    ロテクニック・アクチュエータ手段(110)には、前記
    推進剤(100)から離間して配置され、前記推進剤(10
    0)に向けられた末広がりのノズル(108)が含まれてい
    る、ことを特徴とするインフレータ。
  4. 【請求項4】請求項3のインフレータにおいて、前記ピ
    ロテクニック・アクチュエータ手段(110)には、前記
    末広がりのノズル(108)中に、前記推進剤の燃焼を急
    速に開始させる点火増進手段(109)が含まれている、
    ことを特徴とするインフレータ。
  5. 【請求項5】請求項1のインフレータにおいて、前記ピ
    ロテクニック・アクチュエータ手段(110)が、前記発
    生器ハウジング・アセンブリ(82)内に取り外し可能に
    収容されている、ことを特徴とするインフレータ。
  6. 【請求項6】請求項1のインフレータにおいて、前記第
    1のハウジング端部には、前記圧力容器(20)をディフ
    ューザ(130)に取り付ける取り付け手段が含まれてい
    る、ことを特徴とするインフレータ。
  7. 【請求項7】膨張ガスによって膨張可能なクッション
    (202)と、膨張ガスを発生させるインフレータ(350)
    と、前記インフレータからの膨張ガスを前記クッション
    へと向けるディフューザ(130)とを有するエア・クッ
    ション装置であって、 (a) 前記インフレータ(350)には、一方の開いた
    端部(28′)および他方の閉じた端部(352)を有する
    中空の円筒形スリーブ(22′)が備えられ、このスリー
    ブ(22′)には、前記閉じた端部(352)を貫通してい
    て膨張ガスを受け入れるための充填手段(360)が設け
    られ、前記インフレータ(350)には、前記スリーブ(2
    2′)の前記開いた端部(28′)を閉じる発生器ハウジ
    ング・アセンブリ(80′)が設けられ; この発生器ハウジング・アセンブリ(80′)は、中空の
    マニホルド・アセンブリ(304)および中空の発生器ハ
    ウジング(82)を含んでおり; 前記マニホルド・アセンブリ(304)は、一方で開放端
    となっている円筒状部分を有するとともに、この円筒状
    部分の他方で、前記円筒状部分にそれを閉じる形に固定
    され且つ前記スリーブ(22′)内への窪みとなる窪み部
    分を有し、この窪み部分と前記スリーブ(22′)とによ
    って膨張ガスを格納する圧力容器(20)が構成され、前
    記窪み部分には、破壊可能なディスク(310)から成る
    脆い部材によって閉じられたマニホルド開口部(308)
    が設けられ、前記円筒状部分には、前記圧力容器(20)
    からの膨張ガスの流れを制御するフロー制御手段(32
    0)が設けられており; 前記発生器ハウジング(82)は、前記マニホルド・アセ
    ンブリ(304)の中に延びていて第1及び第2のハウジ
    ング端部を有し、前記第1のハウジング端部は、前記マ
    ニホルド・アセンブリ(304)の前記円筒状部分の開放
    端に固定され、そして、前記第2のハウジング端部に
    は、前記マニホルド開口部(308)に全体として一致し
    ていてそれから離間している少なくとも1つの開口部
    (88)が設けられており、前記発生器ハウジング(82)
    には、前記第2のハウジング端部の近くに位置した複数
    のトラップ開口部(96)を持つ微粒子トラップ(94)
    と、推進剤(100)と、この推進剤を前記微粒子トラッ
    プ(94)へと押圧する弾性部材(102)と、この弾性部
    材(102)から離間して位置され、前記推進剤(100)を
    燃焼させるためのピロテクニック・アクチュエータ手段
    (110)とが設けられている、 (b) 前記ディフューザ(130)は前記フロー制御手
    段(320)と連通していて前記圧力容器(20)を支持す
    る支持アセンブリを含み、この支持アセンブリは、前記
    圧力容器(20)の下側部分を支持するための下方アセン
    ブリ部分(180)と、前記圧力容器(20)をその上部に
    沿って保持する上方アセンブリ部分(182)とを含み、
    この上方アセンブリ部分(182)には、膨張ガスの流れ
    を通過させ得る複数の開口部(200)が備えられ、そし
    て、前記上方アセンブリ部分(182)は、前記圧力容器
    (20)の上側部分との間に2つの容積領域(183a,183
    b)を形成して、前記フロー制御手段(320)から前記複
    数の開口部(200)までのガス通路を構成し、そのガス
    通路の断面が、膨張ガスの乱流を減少させ、膨張ガスに
    よる熱伝導を抑制するに十分な大きさにされている ことを特徴とする、エア・クッション装置。
  8. 【請求項8】請求項7のエア・クッション装置におい
    て、前記ディフューザ(130)には、その主要部分(14
    0)を閉じるエンド・キャップ(132,134)が含まれてい
    ることを特徴とする、エア・クッション装置。
  9. 【請求項9】請求項8のエア・クッション装置におい
    て、前記ディフューザ(130)には、ディフューザを車
    体の支持構造に直接取り付けるために、取り付け手段
    (204)を備えていることを特徴とする、エア・クッシ
    ョン装置。
  10. 【請求項10】請求項9のエア・クッション装置におい
    て、前記第2のハウジング端部の少なくとも1の開口部
    (88,92)には、スクリーン(312)が、前記マニホルド
    ・アセンブリ(304)に係合させて設けられている、こ
    とを特徴とする、エア・クッション装置。
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