JP2528596B2 - 膨張器アセンブリ - Google Patents

膨張器アセンブリ

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JP2528596B2
JP2528596B2 JP4251517A JP25151792A JP2528596B2 JP 2528596 B2 JP2528596 B2 JP 2528596B2 JP 4251517 A JP4251517 A JP 4251517A JP 25151792 A JP25151792 A JP 25151792A JP 2528596 B2 JP2528596 B2 JP 2528596B2
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/268Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas
    • B60R21/272Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas with means for increasing the pressure of the gas just before or during liberation, e.g. hybrid inflators

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  • Fluid Mechanics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアバッグのような自動
車乗員拘束器を膨張させる場合に使用される新しく改良
された装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグを膨張させるための膨張アセ
ンブリは、米国特許第3,723,205号に開示され
ている。
【0003】膨張アセンブリは加圧ガスを保持する容器
を含む。エアバッグが膨張されるとき、ガス発生材料を
点火するために雷管が電気的に作動される。ガス発生材
料が燃焼すると、容器の圧力はガス発生材料が燃焼する
ことによって発生されたガス及び熱によって増大され
る。所定の圧力に達すると、ガスが容器からエアバッグ
に流れることができるようにバーストディスクが破裂す
る。
【0004】エアバッグを膨張させるための膨張アセン
ブリは、1991年3月19日に出願され、本出願の譲
受人に譲受された「膨張器アセンブリ」と題された米国
特許第671,947号に開示されている。米国特許出
願第671,947号はガスを収容する容器内に配置さ
れた点火可能な点火材料の本体を開示する。点火アセン
ブリは、点火材料を点火するために点火可能である。こ
の点火材料は、点火材料の本体の燃焼を始める熱及び炎
を発生する比較的に高い温度で迅速に燃焼する点火材料
を含む。
【0005】前述したアプリケーションは点火アセンブ
リを作動させ、ガス流を容器から解放するためにバース
トディスクを破裂させるために作動可能なアクチュエー
タアセンブリを開示する。このアクチュエータアセンブ
リは、点火したときに、ピストンのヘッド端部を加圧し
てピストンを移動させる圧力を発生するための点火剤を
含む。この移動ピストンはバーストディスクを破裂さ
せ、点火アセンブリを打ち、点火アセンブリの点火材料
を点火する。点火材料は、容器内に配置された点火剤を
点火する。容器内の点火剤が燃焼すると、炎と熱い燃焼
生成物が燃えるとき、炎と熱い燃焼生成物は容器に入
り、ガスが供給される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はエアバッグのよ
うな自動車乗員拘束器を膨張させるための新しく改良さ
れた膨張器に関する。膨張アセンブリは、点火剤の本体
ような点火可能な材料を点火するために作動可能な作動
アセンブリを含む。アクチュエータアセンブリは自動車
点火回路からの電流によって点火される点火剤のような
他の点火可能な材料を含む。この回路は自動車の減速が
突然発生したときに作動する。
【0007】点火剤が点火したとき、ピストンが引き込
み位置から伸長位置まで移動する。ピストンが伸長位置
まで移動するときにピストンの端部が点火剤の本体に隣
接する。ピストンを通って通路が軸線方向に伸びてい
る。従って、点火剤の燃焼から生じる熱い燃焼生成物は
ピストンを通って導入され点火材料の本体を点火する。
引っ込み位置から伸長位置までのピストンの移動によっ
て加圧ガスの容器を破裂させる。容器が破裂すると、容
器内に収容されたガスは自動車乗員拘束器に流れる。点
火材料の本体の燃焼は容器内のガスを加熱し、容器内に
ガスを供給するために発生したガスを加える。
【0008】その伸長位置からその引き込み位置に戻る
ようにアクチュエータピストンのリバウンドを防止する
ことが有利である。本発明の1つの実施例において、こ
れはピストンを伸長位置に保持するために点火材料の本
体に隣接したピストンの前端部を把持することによって
達成される。本発明の他の実施例において、アクチュエ
ータアセンブリ内の点火剤に隣接してピストンのヘッド
端部がピストンを伸長位置に保持するために把持され
る。
【0009】
【実施例】膨張器アセンブリ10はエアバッグのような
自動車乗員拘束器を膨張させる。この膨張アセンブリ1
0は、ほぼ円筒形の容器12、ほぼ円筒形のディフュー
ザ14及びマニフォルドアセンブリ16を含む。このマ
ニフォルドアセンブリ16は摩擦接合部18によって容
器の一端部に固定され、容器から軸線方向に離れるよう
に及び容器内に軸線方向に入り込むように突出してい
る。このディフューザ14は容器12より直径が大きく
容器及びマニフォルドアセンブリの双方を包囲するよう
に取り付けられている。またこのディフューザ14は、
ほぼマニフォルドアセンブリ16の全体の長さにわたっ
て、及び容器12のかなりの長さ部分にわたって伸びて
いる。
【0010】容器12は、ほぼ円筒形のチャンバ22を
形成している。このチャンバ22は加圧ガスで充満さ
れ、このガスは端部キャップ24を通ってチャンバ内に
導入されている。端部キャップ24はマニフォルドアセ
ンブリ16と反対側の容器12の端部の開口部を通って
伸びており、摩擦接合部26によって容器12に接続さ
れている。この端部キャップ24はガスをチャンバ22
内に導入する通路(図示せず)を含む。チャンバ22が
所望の圧力のガスで満たされると、通路が閉鎖される。
またこの端部キャップ24は、チャンバ22内の圧力が
設定圧以下に低下するとき自動車内の乗客に警告するた
めに監視することができる従来の圧力スイッチ(図示せ
ず)を含む。
【0011】収容されるガスは好ましくはアルゴンであ
る。このアルゴンガスは、ほぼ2000から3500p
siの圧力でコンテナ内に収容することが好ましい。し
かしながら、このコンテナ12は異なる圧力で他のガス
を収容することもできる。例えば、このコンテナ12
は、空気または窒素を収容することができる。
【0012】容器12は室22を形成するほぼ円筒形の
1体のスチール製の壁28を有する。1体のスチール壁
28は長さが約230ミリメートルであり、外径が約5
9ミリメートルであり、厚さが約2.5ミリメートルで
ある。前述した壁28の特定の寸法は説明を簡単にする
目的でのみここに説明したことを理解すべきである。膨
張器アセンブリ10は前述したものとかなり違う寸法及
び材料で作ってもよい。
【0013】ディフューザ14は容器の外側に取り付け
られている。このディフューザ14は一端に環状の、半
径方向内側の方向を向いたリップ34を含む。このリッ
プ34は壁28の円筒形の外側面にきつく係合してい
る。端部キャップ36が内側に曲がったリップ34と反
対側のディフューザ管32の端部に取り付けられてい
る。端部キャップ36はマニフォルドアセンブリ16の
外端部分に接続されている。取り付けスタッド38が端
部キャップ36に隣接したディフューザ32と接続され
ている。取り付けスタッド38は膨張器10を取自動車
の所望の場所に取り付けられる引き込みカンにり付ける
ために使用される。
【0014】マニフォルドアセンブリ16は端部キャッ
プ24と反対の容器の端部に容器12の壁28を通って
伸びている。容器12内のマニフォルドアセンブリ16
の部分は、発火する点火材料を支持している。図1に示
す本発明の実施例において、発火可能な点火材料は、点
火材料のブースターチャージ44と本体材料を含む。容
器12の外側のマニフォルドアセンブリの部分はアクチ
ュエータアセンブリ48を支持する。アクチュエータア
センブリ48及びブースターチャージ44の間に容器1
2を密封するバーストディスク52がある。
【0015】突然の自動車の減速を検出したときに、ア
クチュエータアセンブリ48はチャンバ22から収容ガ
スを解放し、ブースターチャージ44及び点火材料の本
体46を点火するために作動される。作動したときにア
クチュエータアセンブリ48は金属製の破裂バーストデ
ィスク52を破裂させてチャンバ22から収容されたガ
スを解放する。その後、アクチュエータアセンブリ48
は点火材料の本体46を点火するブースター材料44を
点火する。点火材料の本体46が燃焼すると、点火材料
の本体46の燃焼によって生成された熱いガスによって
室22内のガスが加熱され、それに加えられ、それによ
ってガスの圧力を増加させる。
【0016】バーストディスク52の破裂時に、マニフ
ォルドアセンブリ16を介して室22からガスが流れ
る。このガスはディフューザ14及びマニュフォルドア
センブリ16及び容器12の外壁によって形成されたチ
ャンバ54に流れる。このディフューザ14はガスがエ
アバッグに向かう開口部56を有する。
【0017】マニフォルドアセンブリ16(図2参照)
は、一部が容器12の外側に配置されたほぼ円筒形の金
属マニフォルドプラグ58を含む。このマニフォルドプ
ラグ58は中空であり、ほぼ円筒形の内部キャビティ6
0を有する。円形の出口開口部62はマニフォルドプラ
グ58の円筒形の側壁64に円形のアレイになるように
配置されている。マニュフォルドプラグ58の一端部は
容器12の外側から容器の壁28を通って伸びており、
溶接部18で壁28に摩擦接続されている。
【0018】このバーストディスク52は容器12の内
部に表れるマニュフォルドプラグ58の端部に固定され
ている。このバーストディスク52はマニュフォルドプ
ラグ58に固定され、バーストディスクがアクチュエー
タアセンブリ48によって破裂されるまで室22からの
ガス流を阻止する。このバーストディスク52は円形の
ドームまたはふくらんだ中央部分70を有する。この中
央部分70はバーストディスクの中央から半径方向外側
に伸びているスコアラインによって6つの等しいセグメ
ントに分割することが望ましい。バーストディスク52
が破裂するときに、セグメント72(図3参照)はマニ
フォルドプラグ58の台形の内側面74を平坦化し、バ
ーストディスク52に比較的に大きな開口部80を形成
するようになっている。
【0019】マニフォルドプラグ58の外端(図2参
照)は円形の端部壁82によって閉鎖されている。アク
チュエータアセンブリ48は端壁82に取り付けられて
いる。この端部壁82はマニフォルドプラグキャビティ
60、円形開口部66及びバーストディスク52の中央
軸線と同軸の長手方向の中央軸線を有するアクチュエー
タアセンブリ48を支持する。アクチュエータアセンブ
リ48の直径及び長さはバーストディスク52が破裂す
るときにガスがチャンバ52からキャビティ60を通っ
て開口部62に流れるキャビティ60の長さ及び直径よ
りかなり小さい。またこのマニフォルドアセンブリ16
はマニフォルドプラグ58と同軸であり、容器12内に
配置された中空の円筒形金属ホルダ86(図3)を含
む。このホルダ86はバーストディスク52及びマニフ
ォルドプラグ58の端部に溶接された不活性ガス(TI
G)タングステンである。この円形バーストディスク5
2はマニフォルドプラグ58の内側端部とホルダ86の
外側端部との間にのびている平坦な環状リム部分88を
有する。バーストディスク52のマニフォルドプラグ5
8、ホルダ86及びリム部分88は均一なマニフォルド
アセンブリ16を形成するためにともに溶接されたガス
不活性のタングステンである。
【0020】複数の円形の入り口開口部92(図2及び
3)は、ホルダ86の側壁94内で円形のアレイ状に配
置されている。この開口部92はチャンバ22とホルダ
86のほぼ円筒形のキャビティ96を有する。このバー
ストディスク52はバーストディスクがアクチュエータ
アセンブリ48によって破裂されるまでキャビティ96
からマニフォルドプラグ58に流れる液体を阻止する。
【0021】ブースターチャージ44(図3)は、バー
ストディスク52と反対側のホルダ86の端部に形成さ
れた円筒形のチャンバ98内に配置されている。アクチ
ュエータアセンブリ48の操作の前に、このチャンバ9
8はほぼ円筒形の開口部102を通ってチャンバ96と
液体連通するように接続されている。このチャンバ98
及び開口部102はバーストディスク52とアクチュエ
ータアセンブリ48と同軸である。開口部102はほぼ
円筒形の形状であるが、開口部はキャビティ96に隣接
した広い端部分からわずかに内側に傾斜した傾斜部を有
する。
【0022】点火可能な材料 上述したように、点火可能な材料42は同軸の関係で配
置されたブースターチャージ44と点火剤の本体46を
含む(図3)。このブースターチャージ44は本体46
を点火するために容易に点火可能である。このブースタ
ーチャージ44はチャンバ内に固定的に配置されかつブ
ースターチャージが燃焼したときに破壊されるポリマー
材料のカバーによって包囲されている。ブースターチャ
ージ44を形成する点火可能な材料は硝酸ホウ素が好ま
しいが、所望ならば異なる成分を有する。
【0023】アクチュエータアセンブリ48の操作時
に、ブースターチャージ44がホルダ86の中央開口部
102を通って点火される。このブースターチャージ4
4は点火剤の本体46の燃焼を初期化するための熱及び
炎を発生するために比較的に高温で迅速に燃焼する。
【0024】ほぼ円筒形の金属製のハウジング106が
点火材料の本体46を包囲している。ハウジング106
の一端はホルダ86に隣接して配置され、ネジ山付き内
周面を有する。ハウジング106のネジ付き面はホルダ
の内面上にハウジングを取り付けるためにホルダ86上
のネジ付き外周面に係合する。ホウジング106は室9
8とホルダ86のブースターチャージ44と同軸であ
る。
【0025】点火材料の本体46はハウジング106内
の円筒形チャンバ108内に配置されている(図3参
照)。点火材料の本体46は3つのローブの断面形状を
有する。このローブは本体の軸線形状を通って伸びてい
る。直線的な円筒形通路(図示せず)が互いに平行に本
体46の各ローブを通って平行に伸びている。この本体
46のローブは円筒形ハウジングチャンバ108内にし
っかりと本体46を支持するためにハウジング106の
円筒形内側面112を有するインターフェイスフィット
を有する。
【0026】内側通路を備えた点火材料の本体46を提
供することによって、この本体46は直線的に進行する
燃焼特性を有する。さらに詳しく説明すると、本体46
を形成する点火材料が燃焼すると、熱とガスの発生の速
度は直線的に増加する。これは本体46が燃焼するにつ
れて燃焼している本体の全体の表面領域が直線的に増加
するからである。通路の表面領域が増加する間、本体4
6の外側の側面領域が減少する。この本体46は所望な
らば異なる燃焼特性を有する形状である。
【0027】マニフォルドアセンブリ16と反対側(図
1参照)の端部で、ハウジング106は円形のオリフィ
ス116を除いてほぼ閉鎖される。このオリフィス11
6はハウジングチャンバ108と点火材料の本体46と
同軸な関係で配置されている。ハウジングチャンバ10
8の内側は容器12のチャンバ22と流体連通するオリ
フィス116によって接続されている(図1参照)。こ
のオリフィス116はチャンバ22内に収納されたガス
が本体46の周りのハウジングチャンバ108に流れ込
むことができるように連続的に開放している。
【0028】点火材料の本体46とオリフィス116と
の間に平坦なバッフルプレート118、円形スクリーン
122、それを通って伸びるオリフィス(図示せず)を
有する平坦な円形のオリフィスのプレート120が配置
されている(図1参照)。本体46の燃焼中、本体46
の点火材料から燃焼生成物の流れがバッフルプレート1
18に当たる。このバッフルプレート118は燃焼生成
物用のハウジング106に曲がりくねった通路を提供
し、いくつかの粒子がハウジング中に補足される。燃焼
生成物はバッフルプレート118を通過した後、スクリ
ーン122、オリフィスプレート120、ハウジングオ
リフィス116を通ってチャンバ22に流れ込む(図1
参照)。また、本体46の燃焼中、炎はオリフィスプレ
ート120とハウジングオリフィス116を通ってチャ
ンバ22内に導入される。 点火材料の本体46の初期
燃焼中、オリフィスプレート120内の比較的小さい領
域の開口部はハウジングチャンバ108から燃焼生成物
の流れを制限する。これによって、本体46を形成する
点火材料の燃焼を推進するような方法でハウジングチャ
ンバ108内の圧力及び温度を増加させる。
【0029】点火材料の本体46は多くの異なる成分を
有するが、本発明の1つの特定の実施例において、本体
46を形成する点火材料は次の成分を有する。
【0030】 %重量 成分 73% 臭化塩素 8.7% アジピン酸ジオクチル 6.6% 亜塩素酸クロライド 0.05% 炭素 0.15% 安定剤(ホウ素、クロム) 11.5% 硝酸塩カリウム また点火材料の本体46は異なる大きさ及び形状を有す
る。本体46の大きさ及び形状は1991年3月19日
に出願されたテリーコルタス等による「膨張器アセンブ
リ」と題された米国特許出願第671,947号に完全
に説明されている。バッフルプレート118、スクリー
ン122及びオリフィスプレート120の構造は前述し
た米国特許出願第671,947号に開示されている。
【0031】アクチュエータアセンブリ48(図2)
は、バーストディスク52を破裂させ、ブースターチャ
ージ44を点火させるために動作可能である。このアク
チュエータアセンブリ48はピストン132と点火材料
の点火剤134が同軸の関係で配置されている円筒形ハ
ウジング128を含む。ハウジング128はほぼ円筒形
の金属外側ハウジング部材136、円筒形ケーシング1
38及び内側ハウジングメンバー140を含む。外側ハ
ウジング部材136はマニフォルドプラグ58の端壁8
2に固定され、バーストディスク52、ブースターチャ
ージ44及び点火材料の本体46と同軸の関係で配置さ
れる。ケーシング138は外側ハウジング部材136内
に配置され、円筒形の金属製の内側ハウジングメンバー
140のまわりに伸びている。ケーシング138は金属
外側ハウジングメンバー136から金属の内側ハウジン
グ部材140を電気的に絶縁する。図示したように、ケ
ーシング138はガラス補強ナイロンから形成されてい
る。しかしながら、ケーシング138は一連の樹脂で形
成してもよい。
【0032】内側ハウジングメンバー140はピストン
132と点火剤134が配置されている円筒形チャンバ
144を形成する。この内側ハウジング部材140は円
筒形チャンバ144に対する円形の開口部148を形成
する環状の端部フランジ146を有する。このピストン
132は、1つの金属から形成され、円筒形ヘッド端部
分152を有する。小さい直径の円筒形ピストンロッド
154はヘッド端部部分152から軸線方向に伸びてい
る。円筒形の中央通路156がピストンのヘッド部分1
52及びピストンロッド154を通って同軸に伸びてい
る。円筒形ピストンロッド154は外端部分に先端部分
164を有し、この先端部分164は開口部148を介
して伸びている。
【0033】ほぼ円筒形の端部キャップ162はピスト
ンロッド154の外側端部部分164と内側のハウジン
グ部材140を部分的に包囲する。円筒形端部キャップ
162はポリプロピレンで真空成形され、内側ハウジン
グ部材140とピストンロッド154の外側端部部分1
64上に挿入される。この端部キャップ162はケーシ
ング138と内側ハウジングメンバー140との間に接
着されている。この端部キャップ162はごみがピスト
ンの通路に入らないようにピストンの通路156を塞
ぐ。また、端部キャップ162は金属の内側ハウジング
部材140とピストンロッド154を電気的に絶縁す
る。
【0034】環状のOリング168は、ピストン132
のヘッド端部部分152上に配置され、内側ハウジング
部材140の円筒形の内側面170に対して係合し、シ
ールを形成する。ヘッド端部部分152及びOリング1
68は円筒形チャンバ144をロッド端部部分174と
ヘッド端部部分176に分割するように協働する。
【0035】点火剤134は円筒形チャンバ144のヘ
ッド端部部分176内に配置されている。雷管177が
点火剤134に隣接するように配置されている。電気的
に導体の2つのピン180及び182が雷管177に接
続されている。このピン180及び182はケーシング
138及び壁82に隣接したハウジングメンバー136
の端部の開口部を通って伸びている。このピン180及
び182は雷管177を作動させる電流用の通路を提供
する。
【0036】点火剤134は多くの異なる成分を有する
が、本発明の1つの特定の実施例において、点火剤はつ
ぎの成分を有する。
【0037】 重量% 成分 72% 硝酸ホウ素カリウム(BKNO3) 14% 水素チタニウム 14% 硝酸カリウム 自動車の減速が突然に発生したときに、公知の構造の減
速センサ(図示せず)は電流をアクチュエータアセンブ
リ48のピン180及び182に流すことができるよう
な電気回路を有する。ピン180及び182に伝達され
るこの電気回路は雷管177に点火剤134を点火させ
る。点火剤134の燃焼によって発生する熱い燃焼生成
物は、ピストン132のヘッド端部部分152を押し、
シリンダチャンバ144内でピストンを図2の引き込み
位置から図3に示す伸長位置まで移動させる。
【0038】ピストン132が移動すると、端部キャッ
プ162はピストンロッド154の外側端部部分164
によって破裂される。この破裂は端部キャップ162の
一部がピストンロッド154の外側端部部分164に重
なる場合に起こる。さらに、熱い燃焼生成物はピストン
通路156を通って導入され、ピストン通路156を阻
止する端部キャップ162の一部を破壊する。
【0039】ピストン132の運動は、そのロッド端部
部分154を円形の開口部148を通って移動させる。
ピストン132のロッド端部分154の外側端部すなわ
ち先端部164はバーストディスク52の中央またはそ
の近傍を打つ。ピストン132上の先端部分によってバ
ーストディスク52に加えられる力がバーストディスク
を破裂させる。容器12内の液圧は、収納されたガスが
チャンバ22から逃げるときにバーストディスク52を
軸線方向外側(図3参照)に変形させる。
【0040】容器チャンバ22のガスはマニフォルド入
り口開口部92を通ってホルダ94のチャンバ96まで
チャンバから流れる。ガスはピストン132のロッド端
部部分154の周りでバーストディスク52内の開口部
を通って、マニフォルドプラグ58内のキャビティ60
内に流れる。ガスはマニフォルドプラグキャビティ60
から開口部62を通ってデフューザンチャンバ54内に
流れ込む。このガスはデフューザチャンバ54から開口
部56(図1参照)を通ってエアバッグに流れる。
【0041】バーストディスク52が破裂した後(図
3)、点火剤134の燃焼の結果の燃焼生成物の影響の
下に、ピストン132は図3に示す伸長位置まで軸線方
向に移動する。ピストンロッド154の外側端部164
はホルダ86内のほぼ円筒形の開口部102内に移動
し、その結果ピストンロッドホルダは入れ子式の関係に
なる。点火剤134の燃焼から生じる熱い燃焼生成物は
ピストン通路156を通ってホルダ86の開口部102
に導入される。熱い燃焼生成物は流れて(図3に示すよ
うに)ブースターチャージ44の左側の端部部分に当た
り、ブースターチャージ44を点火する。
【0042】ブースターチャージ44を点火するとき
に、ブースターチャージは比較的に高温で燃焼し、点火
材料の本体46に向かう熱及び炎を発生する。ブースタ
ーチャージ44の燃焼からの熱及び炎は点火材料の本体
46を点火するのに有効である。
【0043】点火材料の本体46が燃え始めると、熱い
燃焼生成物及び炎はバッフルプレート118の周りに
(図1参照)流れ、スクリーン122、オリフィスプレ
ート120及びハウジングオリフィス116を介して収
容ガスを含むチャンバ22に流れる。点火材料の本体4
6の燃焼中、チャンバ108内の温度は約4000°F
に達する。この比較的高い温度は熱い燃焼生成物及び炎
がオリフィスプレート120を部分的に溶融することが
でき、プレートのオリフィスの直径をハウジングオリフ
ィス116と同じ直径まで増大させることできる。
【0044】この炎及び熱い燃焼生成物はチャンバ22
内のガスを加熱する。また、点火材料の本体46を燃焼
することによって発生されたガスはチャンバ22内に収
容ガスを供給する。チャンバ22内のガスが加熱される
ときに、チャンバ内の流体圧力は増大する。この結果、
マニフォルドアセンブリ16を通ってディフューザーへ
及びディフューザーから膨張可能な拘束器へのガスの流
速が増大する。
【0045】本発明の1つの特定の実施例において、ア
クチュエータアセンブリ48の操作前にチャンバ22の
液体圧力は約3000psiである。ピストン132に
よってバーストディスク52が破裂するとき、チャンバ
22からの加熱されないガスの流れは容器12の流体圧
力をほぼ2500psiまで減ずる。ブースターチャー
ジ44の点火及び点火材料の本体46の燃焼の結果、加
熱されているチャンバ22内のガスがチャンバ内の圧力
を約6000psiまで増加させる。このように本体4
6を形成する点火材料の燃焼は、ガスの一部がチャンバ
から放出されていてもチャンバ22内の流体圧力にその
元の圧力をかなり増大させるのに十分である。この結果
ガスの比較的に大きな流れが乗員の拘束器を膨張させ
る。
【0046】このピストン132は図2の引き込み位置
から図3の伸長位置に迅速に移動する。ピストンが図3
の伸長位置に達するとき、ピストンは図2の引き込み位
置に向かって戻る傾向がある。これが起こるのを防止す
るために、ほぼ円筒形の開口部102はブースターチャ
ージ44に向かう方向に集約するわずかな軸線方向の傾
斜部を有する。ピストンロッド154の外端部分164
が開口部102内に移動するときに開口部102を形成
する軸線方向に傾斜した面はピストンロッド154の外
側端部分164に係合し、ピストンの軸線方向の運動を
阻止する。従って、ピストン132のヘッド端部部分1
52がアクチュエータアセンブリ48の内側ハウジング
部材140の端部フランジ146から離れているときで
もピストンは開口部102の周りの軸線方向に傾斜する
側壁面によって(図3で見て)さらに右側の運動が阻止
される。さらに、軸線方向に傾斜した側壁面はピストン
ロッド154の外側端部分164を把持して図3の延長
位置にピストン132をしっかりと保持する。
【0047】変形例 図1乃至図3に示す本発明の実施例において、点火可能
な材料42は点火材料のブースターチャージ44及び本
体46の双方を含む。
【0048】図4に示す本発明の実施例において、ブー
スターチャージは使用されない。図4に示す本発明の実
施例は、図1から3に示す本発明の実施例とほぼ同様で
あるから、同様の数字は同様の部品を指定するように利
用されるが、混乱を避けるためにサフィックス「a」は
図4の数字に関連する。
【0049】図4に示した本発明の実施例において、点
火可能な材料42aは火薬材料の本体46aによっての
み形成される。点火材料の本体46aは図1乃至3に示
す本発明の実施例で使用される点火材料の本体46と同
じ構造及び成分を有する。
【0050】突然の自動車の減速の発生において、アク
チュエータアセンブリ48aの点火剤(図示せず)が点
火される。点火剤が燃焼するにつれて、ピストン132
aは引き込み位置から図4に示す伸長位置まで移動され
る。ピストン132aが図4の伸長位置に達すると、点
火剤の燃焼から生じる燃焼生成物の流れは、ピストン通
路156aを通って導入され火薬材料の本体46に直接
当たる。熱い燃焼生成物は本体46aの点火剤を点火す
る。点火材料の本体46aが燃焼し始めると、熱い燃焼
生成物及び炎は収容ガスを含むチャンバ22a内に導入
される。この炎及び熱い燃焼生成物はチャンバ内のガス
を加熱する。さらに、火薬材料の本体46aの燃焼によ
って発生するガスは容器22a内に収容ガスを供給す
る。
【0051】図1乃至3に示す本発明の実施例におい
て、ピストンが図3の伸長位置に到達するとき、点火剤
134の影響によって、ピストン132の運動が停止す
る。図4に示す本発明の実施例において、ピストン13
2aの運動は内側ハウジングメンバー140aの内側面
170aの軸線方向に傾斜した部分によって停止され
る。従って、内側ハウジングメンバー140aの内側面
170aの(図4で見て)右側部分は軸線方向に傾斜し
ており、それが端部フランジ146aに向かって伸びる
につれて集束する。
【0052】ピストン132aのヘッド端部部分152
aが図4に示す伸長位置に達すると、内側ハウジングメ
ンバー140aの内側面170aの傾斜部分はピストン
の(図4で見て)右側の運動を停止するようにピストン
のヘッド端部分152aに摩擦的に係合する。ピストン
132aの前端部分164aがホルダ86a内の開口部
102a内に伸びているが、開口部102aを形成する
ホルダの側面は傾斜しておらず、ピストン132aの右
側の運動を停止するためにピストンロッドを把持しな
い。その代わり、内側ハウジングメンバー140aの半
径方向の内側に傾斜した内側面170aは図4に示す伸
長位置にピストンを保持するためにピストン132aの
ヘッド端部部分152aを把持する。
【0053】本発明のこれまでの説明から、当業者は改
良、変更及び変形を想起する。当業者のこのような改
良、変更及び変形は特許請求の範囲によってカバーされ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって製造された膨張器アセンブリの
断面図である。
【図2】図1の膨張器アセンブリの1部の拡大部分断面
図である。
【図3】図2の拡大部分断面図であるが、異なる位置の
部品を示す図面である。
【図4】本発明によって製造された膨張器アセンブリの
他の実施例の図3と同様の部分断面図である。
【符号の説明】 10…膨張器アセンブリ 12…ほぼ円筒形の容器 14…円筒形デヒューザ 16…マニュフォルドアセンブリ 22…チャンバ 24…端部キャップ 28…スチール壁 32…円筒形デヒューザ 34…リップ 36…端部キャップ 38…取り付けスタッド 44…ブースターチャージ 48…アクチュエータアセンブリ 52…バーストディスク 56…開口部 132…ピストン 134…点火剤 140…内側ハウジング部材 146…端部フランジ 152…ヘッド端部部分 154…ピストンロッド 164…外方端部分 170…内側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クライグ・エム・フィッシャー アメリカ合衆国ミシガン州48307,ロチ ェスター・ヒルズ,テニーソン 608 (72)発明者 ウィリアム・エフ・マックレオード アメリカ合衆国ミシガン州48066,ロー ズヴィル,ラッドランド 15435 (72)発明者 ポンジェット・ピー・ワイパシュラモン トン アメリカ合衆国ミシガン州48307,ロチ ェスター,エルム・ストリート 311 (72)発明者 ジェームズ・アール・ホッキング アメリカ合衆国ミシガン州48313,スタ ーリング・ハイツ,オーバーンデール・ ドライヴ 40932 (72)発明者 ダグラス・ジェイ・リッジ アメリカ合衆国ミシガン州48021,イー スト・デトロイト,リッジクロフト 24645 (56)参考文献 特開 昭48−6312(JP,A)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の点火可能な材料を保持するための
    チャンバ手段と、第2の点火可能な材料を保持するため
    の前記チャンバ手段に接続された手段と、前記チャンバ
    手段内に少なくとも部分的に配置されかつ前記第1のの
    点火可能な材料の点火から得られる流体圧の影響で引き
    込み位置から前記第2の点火可能な材料に隣接した伸長
    位置まで移動可能なピストンとを有し、 前記ピストンは前記ピストンが伸長位置にあるとき、第
    2の点火可能な材料を点火するために前記第1の点火可
    能な材料の点火から生じる燃焼生成物の流れを案内する
    ために前記ピストンを通って伸びる通路を備えている自
    動車の乗員の拘束器の膨張させるために使用する膨張器
    アセンブリ。
  2. 【請求項2】ガスを受けるための容器手段を含み、前記
    容器手段の一部は、前記容器手段からガスを開放するた
    めに引き込み位置から伸長位置への前記ピストンの運動
    中破裂可能である請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】ガスを受け取るための容器手段を含み、前
    記第2の点火可能な材料は、前記ピストンの通路を通っ
    て案内される燃焼生成物の流れによって前記第2の点火
    可能な点火時に前記容器内のガスを加熱する熱を発生す
    るための手段を含む請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記第2の点火可能な材料の点火を行うた
    めに前記ピストン内の通路を通って案内される燃焼生成
    物の流れによって点火可能なブースターチャージを含む
    請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記第2の点火可能な材料は乗員の拘束器
    の膨張のためにガスを提供するために点火可能な材料を
    含む請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】加圧下のガスを収容するための容器手段を
    含み、前記第2の点火可能な材料は前記第2の点火可能
    な材料の点火時に燃焼生成物を前記容器手段に開放する
    請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記容器手段は、バーストディスクを含
    み、前記装置は前記容器手段の流れを開放するために前
    記バーストディスクを破裂させるために引き込み位置か
    ら伸長位置に前記ピストンの運動を案内するための手段
    を含む請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記ピストンの伸長位置への運動時に、前
    記ピストンに係合し、前記ピストンを伸長位置に保持す
    るための手段を含む請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記ピストンは、前記チャンバ手段内に配
    置されたヘッド端部部分と、前記ヘッド端部部分から軸
    線方向に離れるように伸び、前記ピストンが伸長位置に
    あるとき前記第2の点火可能な材料を保持するために前
    記手段に係合するロッド端部部分を含む請求項1に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】前記通路は前記ピストンの前記ヘッド端
    部及び前記ロッド端部部分を通って伸び、前記ピストン
    が伸長位置にあるとき前記第2の点火可能な材料を保持
    するために前記チャンバ手段から前記手段に燃焼生成物
    の流れを案内する請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】前記ピストンの伸長位置への前記ピスト
    ンの運動時に前記ピストンを伸長位置に保持するために
    前記ヘッド端部部分を把持するための手段を含む請求項
    9に記載の装置。
  12. 【請求項12】前記ピストンの伸長位置への前記ピスト
    ンの運動時に前記ピストンを伸長位置に保持するために
    前記ロッド端部部分を把持するための手段を含む請求項
    9に記載の装置。
  13. 【請求項13】加圧ガスを収容するための容器手段を含
    み、前記第2の点火可能な材料を保持するための手段は
    前記容器手段内に配置され、前記ピストンは前記ピスト
    ンが引き込み位置にあるとき前記容器手段の外側に配置
    され、前記ピストンが伸長位置にあるときに前記ピスト
    ンを通る通路が前記容器手段の外側の位置から前記容器
    手段に燃焼生成物を案内することができるように配置さ
    れる請求項1に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記ピストンが引き込み位置にあると
    き、前記ピストンを通る通路を塞ぐための手段を有し、
    前記ピストンを通る通路を塞ぐための手段は、前記ピス
    トンが伸長位置にあるときに前記ピストンを通る通路を
    塞ぐ請求項1に記載の装置。
  15. 【請求項15】 加圧ガスを収容するための容器手段
    と、 第1の点火可能な材料を保持するため前記容器手段の外
    側に配置された手段と、 前記容器手段内に配置された第2の点火可能な材料を含
    む収容ガスを加熱するための手段と、 前記第2の点火可能な材料を点火するため前記容器手段
    に前記第1の点火可能な材料の点火から生じる燃焼生成
    物の流れを案内するための手段とを有し、 前記燃焼生成物の流れを案内するための手段は、前記容
    器手段の外側に配置された引き込み位置から前記ピスト
    ンが前記容器手段内に少なくとも1部が配置される伸長
    位置に移動可能なピストンを含み、前記ピストンは前記
    第1の点火可能な材料の点火から生じる燃焼生成物の流
    れを前記容器手段に案内するためピストンを通って伸び
    る通路を備えている自動車の乗員拘束器を膨張させるた
    めの装置。
  16. 【請求項16】 前記ピストンの運動が引き込み位置に
    向かって伸長位置から戻ることを防止する手段を有する
    請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記ピストンは引き込み位置から伸長
    位置の前記ピストンの運動中、前記容器手段の一部を破
    裂させるための面手段を含む請求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記ピストンが引き込み位置のあると
    きに前記ピストンを通る通路を塞ぐための手段を含み、
    前記ピストンを通る通路を塞ぐ手段は前記ピストンが伸
    長位置にあるとき、前記ピストンを通る通路を塞ぐよう
    に作用しない請求項15記載の装置。
  19. 【請求項19】前記ピストンが引き込み位置のあるとき
    に前記ピストンを通る通路を塞ぐための手段を含み、前
    記ピストンを通る通路を塞ぐ手段は前記ピストンが伸長
    位置にあるとき、前記ピストンを通る通路を塞ぐように
    作用しない請求項16に記載の装置。
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