JP2764020B2 - エアバッグを膨張させるための装置 - Google Patents

エアバッグを膨張させるための装置

Info

Publication number
JP2764020B2
JP2764020B2 JP7228747A JP22874795A JP2764020B2 JP 2764020 B2 JP2764020 B2 JP 2764020B2 JP 7228747 A JP7228747 A JP 7228747A JP 22874795 A JP22874795 A JP 22874795A JP 2764020 B2 JP2764020 B2 JP 2764020B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
container
fluid chamber
inflation fluid
airbag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7228747A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0885410A (ja
Inventor
ジェス・エイ・キューヴァス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEII AARU DABURYUU Inc
Original Assignee
TEII AARU DABURYUU Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEII AARU DABURYUU Inc filed Critical TEII AARU DABURYUU Inc
Publication of JPH0885410A publication Critical patent/JPH0885410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2764020B2 publication Critical patent/JP2764020B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/268Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas
    • B60R21/272Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas with means for increasing the pressure of the gas just before or during liberation, e.g. hybrid inflators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/276Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow with means to vent the inflation fluid source, e.g. in case of overpressure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の衝突を示
す突然の減速が起こったときに自動車の乗員を拘束する
エアバッグのような膨張可能な装置を膨張させるための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の乗員を拘束するための、エアバ
ッグのような膨張可能な装置を膨張させるための装置が
米国特許第5,131,680号に開示されている(以
後、これを' 680特許と呼ぶ)。' 680特許に開示
された装置は、乗員拘束装置を膨張させるためのガスを
貯蔵する容器を含む。この装置は、更に、火工材料製の
本体及びこの火工材料製の本体に点火するための点火器
アッセンブリを有する。点火器アッセンブリは、比較的
高温で迅速に燃焼し、熱及び火炎を発生する点火材料を
含む。点火材料が発生した熱及び火炎が、火工材料製の
本体に点火する。火工材料製の本体が燃焼するとき、火
工材料製の本体が放出した高温の燃焼生成物が、貯蔵さ
れたガスを加圧し、これを補う。
【0003】' 680特許に開示された装置は、自動車
の衝突を示す減速に応じて作動するアクチュエータアッ
センブリを更に有する。アクチュエータアッセンブリ
は、点火器アッセンブリを作動させるように作動し、更
に、バーストディスクを破って容器からのガスの流れを
解放する。アクチュエータアッセンブリは点火材料を含
み、この点火材料は、点火時に圧力を発生してこれをピ
ストンのヘッドに作用し、ピストンを移動する。移動す
るピストンは、バーストディスクを破り、点火器アッセ
ンブリを打撃し、点火器アッセンブリ内の点火材料に点
火する。次いで、点火器アッセンブリ内の点火材料が容
器内の火工材料製の本体に点火する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上掲
の' 680特許に開示された装置を改善した、自動車の
衝突を示す突然の減速が起こったときに自動車の乗員を
拘束するエアバッグのような膨張可能な装置を膨張させ
るための装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1ー3に記載の発
明はエアバッグを膨張させるための装置であり、膨張流
体により満たされた膨張流体室を形成する部分と該膨張
流体室に隣接してマニホールド室を形成する部分とを備
えた容器構造体と、マニホールド室内に配置され点火可
能な材料を収容している可動容器であって膨張流体室の
内部に移動できかつ膨張流体室とマニホールド室とを分
離する壁の少なくとも一部を形成する部分を有したもの
と、可動容器内の点火可能な材料を点火し、可動容器を
膨張流体室内において所定の方向に推進させるための推
進力を発生させ、また可動容器が膨張流体室内を所定の
方向に推進させられる間に膨張流体室内の膨張流体を加
熱しかつ加圧する熱を含んだ燃焼生成物を発生させる点
火手段と、容器構造体のマニホールド室を形成する部分
に設けられ膨張流体を膨張流体室からエアバッグに指向
させる手段と、を備えている。 この発明においては、可
動容器が膨張流体室を移動するときに逆行しないよう
に、タブ手段が設けられている。このタブ手段は、容器
構造体のマニホールド室を形成する部分の側壁に係合す
る状態から、容器構造体の膨張流体室を形成する部分の
側壁に係合する状態まで、可動容器の移動方向にほぼ直
交する方向でかつ外方に移動できる。
【0006】請求項4に記載の発明も、エアバッグを膨
張させるための装置であり、膨張流体により満たされた
第1のチャンバを構成するための第1の容器と、第1の
チャンバに隣接する第2のチャンバを構成するための第
2の容器と、第2のチャンバに収容されまた点火可能な
材料を収容し第1のチャンバ内へ移動できる第3の容器
と、を備え、該第3の容器は第1のチャンバと第2のチ
ャンバとの間を分離する壁の少なくとも一部を形成する
部分を有し、さらに、第3の容器内の点火可能な材料に
点火し第3の容器を第1のチャンバ内で所定方向に推進
するための推進力を発生させ第1のチャンバ内の膨張流
体を加熱し且つ加圧するための熱を含む燃焼生成物を発
生させ第3の容器が第1のチャンバ内で所定方向に推進
させられるときに膨張流体の温度及び圧力を高めるよう
にする第2のチャンバ内に設けられた点火器手段を有し
ている。また、膨張流体を第1のチャンバからエアバッ
グに差し向けるための手段も設けられている。 そして、
請求項4に記載の発明では、第3の容器内の点火可能な
材料は、点火器手段を少なくとも部分的に取り囲む構成
となっている。 また、請求項5−7に記載の発明は、タ
ブ手段を要件としないことを除き、請求項1の発明と同
じ構成を有する。 そして、請求項5及び6に記載の発明
では、容器構造体の膨張流体室を形成する部分は、
(i)可動容器が膨張流体室内へ推進されるときに破れ
る第1の予め定めた部分及び第1の予め定めた部分が破
れておらず、前記膨張流体室内の圧力が所定圧力を越え
たときに破れて第1のチャンバ内の圧力を逃がす第2の
予め定めた部分を持つ、破ることのできる壁を有してい
る。 また、請求項7に記載の発明では、点火器手段及び
可動容器内の点火可能な材料は、互いに別々であり且つ
互いから間隔を隔てられている。
【0007】本発明の以上の特徴及び他の特徴は、本発
明が関連した技術分野の当業者には、本発明の以下の説
明を添付図面を参照して読むことによって明らかになる
であろう。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2に概略に示すよう
に、自動車の乗員を拘束するための装置10は、一般に
エアバッグと呼ばれる膨張可能な乗員拘束体12を含
む。装置10は、図1に示すようにエアバッグ12が折
畳まれた状態で収納された未作動状態と、図2に示すよ
うにエアバッグ12を膨張させた作動状態とを有する。
装置10は、自動車の衝突を示す少なくとも所定の大き
さの減速に応じて作動する。この場合、エアバッグ12
は、収納された折畳まれた状態から乗員の移動を拘束す
る膨張状態まで膨張し、自動車の乗員が自動車の部品に
よって強く打撃されないように保護する。
【0009】装置10は、圧力容器14を更に有する。
圧力容器14は、タンク15及びアクチュエータアッセ
ンブリ16を含む。タンク15及びアクチュエータアッ
センブリ16は、エアバッグ12を膨張させるための好
ましくはガスである膨張流体を収容する膨張流体室とし
て機能する密封チャンバ18を構成する。アクチュエー
タアッセンブリ16は、自動車の衝突を示す減速が生じ
たときにチャンバ18からガスを放出するように作動す
る。タンク15は、円筒形側壁部分20、環状端壁面2
2、及び側壁部分20の面22と反対側に配置された端
壁部分24を有する。タンク15の端壁部分24の表面
には、端壁部分24を貫通した開口部(図示せず)が形
成されている。
【0010】端キャップ(図示せず)がタンク15の端
壁部分の開口部にぴったりと嵌めてある。端キャップに
はガスをチャンバ18内に導入する通路が設けられてい
る。チャンバ18が所望圧力のガスで充填されている場
合には、端キャップの通路は閉鎖されている。端キャッ
プには、更に、チャンバ18内のガス圧を監視し、ガス
圧が所定レベル以下に下がったときに自動車の乗員に警
告する従来の圧力スイッチを設けることができる。
【0011】チャンバ18内の膨張流体は、単一のガス
であってもよいし、ガスの混合物であってもよい。チャ
ンバ18内の膨張流体は、好ましくは、チャンバ18内
で点火可能であったり燃焼可能である成分を本質的に含
まないガス又はガスの混合物である。エアバッグ12を
膨張させるのに適したこのようなガス又はガスの混合物
の組成は、当該技術分野で周知である。例えば、エアバ
ッグを膨張させるための好ましいガスとしてアルゴンが
知られている。
【0012】アクチュエータアッセンブリ16は、マニ
ホールド40及び電気回路42を含む。マニホールド4
0は、円筒形側壁部分44、環状第1端壁部分46、及
び環状第2端壁部分48を有する。マニホールド40
は、更に、円筒形側壁部分44と第1端壁部分46との
間から外方に突出したリップ部分47を有する。マニホ
ールド40のリップ部分47は、タンク15の端壁面2
2に当接し且つこれに溶接された環状縁面26を有す
る。マニホールド40の円筒形側壁部分44は、ガス流
開口部51からなる周方向に延びるアレイを構成する複
数の環状内縁面50を更に有する。上述のようにマニホ
ールド40はタンク15と結合されて、これらマニホー
ルド40とタンク15とは1つの容器構造体を形成し、
この容器構造体が膨張流体室即ちチャンバ18を形成す
る部分と、マニホールド室を形成する部分とを備えてい
ることが理解されよう。
【0013】ディフューザー180は、向き合った環状
端部分182、184、及びこれらの向き合った環状端
部分を相互連結する側壁部分186を含む。端部分18
2は、タンク15の側壁部分20に溶接されており、端
部分184は、マニホールド40の側壁部分44に溶接
されている。エアバッグ12は、ディフューザー180
の端部分182、184に周知の方法で取り付けられて
いる。端部分182、184は、これらの端部分18
2、184間に配置されたディフューザーチャンバ18
3を部分的に構成する。ディフューザー180の側壁部
分186には複数のガス流開口部188が設けられ、こ
れらの開口部を通して、膨張流体をディフューザーチャ
ンバ183からエアバッグ12に流入させることができ
る。
【0014】マニホールド40の第1端部分46は、円
形のガス出口開口部54を構成する環状内縁面52を有
する。ガス出口開口部54は、破ることのできる壁56
で閉鎖されている。破ることのできる壁56は、中央部
分58及び環状リム部分60を有する。中央部分58
は、ガス出口開口部54に亘って延びている。破ること
のできる壁のリム部分60は、マニホールド40の第1
端壁部分46の環状縁面49に溶接されている。かくし
て、破ることのできる壁56は、マニホールド40で支
持され、ガスがチャンバ18からガス出口開口部54、
マニホールド40のガス流開口部51、及びディフュー
ザー180のガス流開口部188を通ってエアバッグ1
2内に外に流出しないようにブロックする。
【0015】長手方向中央軸線66を持つ燃焼キャニス
タ64がマニホールド40内に支持されている。キャニ
スタ64は、円形ベース部分68及びこの円形ベース部
分68から軸線66に沿って延びる円筒形キャニスタ部
分70を含む。リップ部分72が円形ベース部分68の
半径方向外方に延びている。円形ベース部分68は、中
空中央部分75及び通路77を有し、通路77は、図1
に示すように、円筒形キャニスタ部分70とマニホール
ド40の側壁部分44との間のリップ部分72と隣接し
た環状空間79と中空中央部分75との間を延びる。
【0016】複数のタブ部材99がキャニスタ64のキ
ャニスタ部分70の外周に溶接等で取り付けられてい
る。タブ部材99はばね鋼製であり、キャニスタ部分7
0の外方に押圧されている。任意の適当な数のタブ部材
99を使用できるが、好ましくは、キャニスタ部分70
の周囲に亘って等間隔に間隔を隔てられた四つのタブ部
材が設けられる。タブ部材99は、図1には引っ込めら
れた状態で示してある。タブ部材99が図1に示す引っ
込められた状態にある場合には、タブ部材99はマニホ
ールド40の円筒形側壁部分44の内周面に押し付けら
れている。
【0017】燃焼キャニスタ64の環状端部分74は、
円筒形キャニスタ部分70のベース部分68とは反対側
の端部から半径方向内方に延びている。環状端部分74
は、後方に面する開口部91をキャニスタ64のキャニ
スタ部分70に構成する。更に、環状端部分74は、キ
ャニスタ64のキャニスタ部分70内のチャンバ69の
一部を構成する。セラミック製リング形状断熱体76が
チャンバ69内に環状端部分74と隣接して配置されて
いる。断熱体76は、適当な接着剤で環状端部分74に
固定されている。
【0018】点火可能な推進剤80がキャニスタ64の
キャニスタ部分70のチャンバ69に配置されている。
点火可能な推進剤80は、好ましくは、BKNO3 であり、
好ましくはリング状に形成されており、このリングは、
図1に示すように、セラミック製断熱体76と円形ベー
ス部分68との間でキャニスタ64のキャニスタ部分7
0に当たった状態でチャンバ69内にぴったりと嵌まっ
ている。かくして、点火可能な推進剤80は、キャニス
タ64のキャニスタ部分70の長手方向中央軸線66に
沿って延びる円筒形の内面82を有する。
【0019】キャニスタ64とは別体の点火器90がマ
ニホールド40の第2端壁部分48の開口部を通って延
びている。点火器90は、更に、キャニスタ部分70の
後方に面する開口部91を通って延びている。図1に示
すように、点火器90及びキャニスタ64のキャニスタ
部分70(キャニスタ部分70のチャンバ69内に収容
された点火可能な推進剤80を含む)は、互いに間隔を
隔てられている。キャニスタ部分70のチャンバ69内
に収容された点火可能な推進剤80は、図1に示すよう
に、点火器90を取り囲んでいる。点火器90は周知の
構造であり、点火器90内の一対の電導性のピン92間
に電流を通したときに作動して燃焼生成物を放出する。
点火器90は、溶接、クリンプ止め、等でマニホールド
40の第2端壁部分48に固定されている。
【0020】電気回路42は、好ましくは自動車のバッ
テリーである電源150及び常開のスイッチ152を含
む。スイッチ152は、好ましくは、自動車の減速セン
サ154の一部である。減速センサ154は、自動車の
衝突を示す減速を検知し、スイッチ152を自動車のこ
うした減速に応じて閉じる。このような減速センサは当
該技術分野で周知である。電気回路42は、ピン92間
で点火器90を通って延びている。
【0021】自動車が衝突すると、自動車の衝突による
減速を減速センサ154が検知し、スイッチ152を閉
じる。スイッチ152を閉じたとき、電流が点火器90
のピン92間に通る。そのとき、点火器90が作動して
燃焼生成物を放出する。燃焼生成物はキャニスタ64の
キャニスタ部分70内に移動する。点火器90が放出し
た燃焼生成物は、点火可能な推進剤80の管状本体の円
筒形内面82に向かって移動し、点火可能な推進剤80
の管状本体をその長さに沿って点火する。点火可能な推
進剤80が燃え、熱、火炎、高温の粒子及び高温のガス
を含む燃焼生成物をキャニスタ64のキャニスタ部分7
0のチャンバ69内に放出する。
【0022】点火可能な推進剤80が放出した燃焼生成
物は、最初は、キャニスタのキャニスタ部分70のチャ
ンバ69内に収容されている。チャンバ69内の燃焼生
成物のガス状成分及びガスは、点火可能な推進剤80が
燃えるにつれて圧力を増大する。チャンバ69内でのガ
ス圧の増大が円形ベース部分68に対して軸線方向に作
用する。
【0023】チャンバ69内でのガス圧の増大が所定の
高いレベルに至ったとき、円形ベース部分68に及ぼさ
れるガス圧の力は、破ることのできる壁56を破るのに
十分強くキャニスタ64を破ることのできる壁56に対
して移動するのに十分大きくなる。破ることのできる壁
56がかくして破られたとき、円形ベース部分68に対
して軸線方向に作用するチャンバ69内のガス圧は、キ
ャニスタ64を推進して第2端壁部分48から軸線方向
に遠ざけ、チャンバ18に入れるスラスト即ち推進力
して作用する。かくして、キャニスタ64は圧力容器1
4を開放してガスをチャンバ18から解放する。上述の
ように、キャニスタはその中に点火可能な材料である推
進剤80を収容する容器として機能しており、またチャ
ンバ18内において移動可能な可動容器を構成してい
る。
【0024】点火可能な推進剤80が放出した熱、火
炎、高温の粒子及び高温のガスを含む燃焼生成物は、キ
ャニスタ64がチャンバ18内のガスを通って推進され
るとき、開口部91から出る(図2に矢印28で示
す)。かくして、チャンバ18内のガスをチャンバ18
に亘って実質的に均等に且つ迅速に加熱し更に大きく加
圧するのに十分なだけ燃焼生成物をチャンバ18内のガ
ス中に分散させる。燃焼生成物がチャンバ18内のガス
を加熱し更に大きく加圧するが、チャンバ18内のガス
は上述のように点火不能であるため、点火しない。
【0025】チャンバ18内の更に大きく加圧されたガ
スは、ガス出口開口部54及びガス流開口部51を通っ
て(図2に矢印線30で示すように)ディフューザーチ
ャンバ183に流入する。このとき、ディフューザー1
80は、ガスをディフューザーチャンバ183からエア
バッグ12内に流れるように差し向け、エアバッグ12
を一杯に且つ迅速に膨張させる。かくして、マニホール
ド40及びディフューザー180の両方は、膨張流体を
チャンバ18からエアバッグ12に差し向けるように作
用する。キャニスタ64が図1に示す位置から図2に示
す位置まで移動するとき、タブ部材99が図1に示す引
っ込められた状態から図2に示す延ばされた状態まで移
動する。タブ部材99は、図2に示す延ばされた状態に
あるとき、側壁部分20の内面と摩擦係合し、キャニス
タ64が図1に示す位置に向かって後方に移動しないよ
うにする。
【0026】図3を参照すると、装置10が作動前の状
態で示してあるが、この状態では、チャンバ18内は、
圧力が異常に高い。チャンバ18内の圧力が異常に高い
場合には、破ることのできる壁56が図3に示すように
その中央部分で破れる。破ることのできる壁56が、図
3に示すように、その中央部分で破れた場合には、チャ
ンバ18内の膨張流体は、(図3に矢印32で示すよう
に)円形ベース部分68の中空中央部分75に流入し、
次いで、通路77を通ってキャニスタ部分70の環状空
間79に流入する。膨張流体は、次いで、マニホールド
40の開口部51を通過し、これによってチャンバ18
内の圧力を解放する。
【0027】本発明が属する分野の当業者は、以上の説
明から、改善、変更、及び変形を思いつくであろう。本
発明が属する分野のこのような改善、変更、及び変形
は、添付の特許請求の範囲の範疇に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って製作された乗員拘束装置の未作
動状態の概略図である。
【図2】図1の装置の作動状態での概略図である。
【図3】過度に加圧された未作動状態の図1の装置の図
である。
【符号の説明】
12 エアバッグ 15 第1容器 18 第1チャンバ 64 第2容器 69 第2チャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−2045(JP,A) 特開 平7−9943(JP,A) 特開 平7−2046(JP,A) 米国特許5160163(US,A) 米国特許5388859(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/26 PCI(DIALOG)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグを膨張させるための装置にお
    いて、 膨張流体により満たされた膨張流体室(18)を形成す
    る部分と、該膨張流体室に隣接してマニホールド室を形
    成する部分(40)とを備えた容器構造体(15、4
    0)と; 前記マニホールド室内に配置され点火可能な材料(8
    0)を収容している可動容器(64)であって、前記膨
    張流体室の内部に移動できかつ前記膨張流体室と前記マ
    ニホールド室とを分離する壁の少なくとも一部を形成す
    る部分(68)を有した、前記可動容器と; 前記可動容器内の前記点火可能な材料を点火し、前記可
    動容器を前記膨張流体室内において所定の方向に推進さ
    せるための推進力を発生させ、また前記可動容器が前記
    膨張流体室内を前記所定の方向に推進させられる間に前
    記膨張流体室内の膨張流体を加熱しかつ加圧する熱を含
    んだ燃焼生成物を発生させる点火手段(90)と;を有
    し、 前記容器構造体の前記マニホールド室を形成する部分は
    前記膨張流体を前記膨張流体室からエアバッグに指向さ
    せる手段を備え、 前記可動容器はタブ手段(99)を備えており、該タブ
    手段は、前記容器構造体の前記マニホールド室を形成す
    る部分の側壁に係合する状態から、前記容器構造体の前
    記膨張流体室を形成する部分の側壁に係合する状態ま
    で、前記所定の方向にほぼ直交する方向でかつ外方に移
    動し、前記可動容器が前記所定の方向とは逆の方向に移
    動することに対して抵抗するように設けられている、 エアバッグを膨張させるための装置。
  2. 【請求項2】 前記容器構造体(15、40)の膨張流
    体室(18)を形成す部分は、破られると前記膨張流体
    が通過して前記膨張流体室から外方に流れる出口開口部
    (54)を構成する破ることのできる壁(56)を有
    し、前記可動容器(64)は、その内部の点火可能な材
    料(80)に点火されたとき、前記破ることのできる壁
    に向かって押し付けられ、この破ることのできる壁を破
    る、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記タブ手段(99)は、前記可動容器
    (64)の外方に向け付勢された複数のタブ部材からな
    り、これらのタブ部材は、前記可動容器の外周に沿って
    配置されている、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 エアバッグを膨張させるための装置にお
    いて、 膨張流体により満たされた第1のチャンバ(18)を構
    成するための第1の容器(15)と; 前記第1のチャンバに隣接する第2のチャンバを構成す
    るための第2の容器(40)と; 前記第2のチャンバに収容され、また、点火可能な材料
    (80)を収容し、前記第1のチャンバ内へ移動できる
    第3の容器(64)と;を有し、 該第3の容器は前記第1のチャンバと第2のチャンバと
    の間を分離する壁の少なくとも一部を形成する部分(6
    8)を有し、さらに、 前記第3の容器内の前記点火可能な材料に点火し、前記
    第3の容器を前記第1のチャンバ内で所定方向に推進す
    るための推進力を発生させ、前記第3の容器が前記第1
    のチャンバ内で前記所定方向に推進させられるときに前
    記第1のチャンバ内の前記膨張流体を加熱し且つ加圧す
    るための熱を含む燃焼生成物を発生させるように、前記
    第2のチャンバ内に設けられた点火器手段(90)と、 前記膨張流体を前記第1のチャンバから前記エアバッグ
    に差し向けるための手段(50)と、を有し、 前記第3の容器内の前記点火可能な材料は、前記点火器
    手段を少なくとも部分的に取り囲んでいる、 エアバッグを膨張させるための装置。
  5. 【請求項5】 エアバッグを膨張させるための装置にお
    いて、 膨張流体により満たされた膨張流体室(18)を形成す
    る部分と、該膨張流体室に隣接してマニホールド室を形
    成する部分(40)とを備えた容器構造体(15、4
    0)と; 前記マニホールド室内に配置され点火可能な材料(8
    0)を収容している可動容器(64)であって、前記膨
    張流体室の内部に移動できかつ前記膨張流体室と前記マ
    ニホールド室とを分離する壁の少なくとも一部を形成す
    る部分(68)を有した、前記可動容器と; 前記可動容器内の前記点火可能な材料を点火し、前記可
    動容器を前記膨張流体室内において所定の方向に推進さ
    せるための推進力を発生させ、また前記可動容器が前記
    膨張流体室内を前記所定の方向に推進させられる間に前
    記膨張流体室内の膨張流体を加熱しかつ加圧する熱を含
    んだ燃焼生成物を発生させる点火手段(90)と;を有
    し、 前記容器構造体の前記マニホールド室を形成する部分は
    前記膨張流体を前記膨張流体室からエアバッグに指向さ
    せる手段を備え、 前記容器構造体の膨張流体室を形成する部分は、(i)
    前記可動容器が前記膨張流体室内へ推進されるときに破
    れる第1の予め定めた部分、及び(ii)前記第1の予
    め定めた部分が破れておらず、前記膨張流体室内の圧力
    が所定圧力を越えたときに破れて前記膨張流体室内の圧
    力を逃がす第2の予め定めた部分を持つ、破ることので
    きる壁(56)を有している、 エアバッグを膨張させるための装置。
  6. 【請求項6】 前記可動容器(64)は、該容器内の点
    火可能な材料(80)に点火されたとき、前記破ること
    のできる壁(56)に向かって押し付けられ、前記第1
    の予め定めた部分を破る、請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 エアバッグを膨張させるための装置にお
    いて、 膨張流体により満たされた膨張流体室(18)を形成す
    る部分と、該膨張流体室に隣接してマニホールド室を形
    成する部分(40)とを備えた容器構造体(15、4
    0)と; 前記マニホールド室内に配置され点火可能な材料(8
    0)を収容している可動容器(64)であって、前記膨
    張流体室の内部に移動できかつ前記膨張流体室と前記マ
    ニホールド室とを分離する壁の少なくとも一部を形成す
    る部分(68)を有した、前記可動容器と; 前記可動容器内の前記点火可能な材料を点火し、前記可
    動容器を前記膨張流体室内において所定の方向に推進さ
    せるための推進力を発生させ、また前記可動容器が前記
    膨張流体室内を前記所定の方向に推進させられる間に前
    記膨張流体室内の膨張流体を加熱しかつ加圧する熱を含
    んだ燃焼生成物を発生させる点火手段(90)と;を有
    し、 前記容器構造体の前記マニホールド室を形成する部分は
    前記膨張流体を前記膨張流体室からエアバッグに指向さ
    せる手段を備え、 前記点火器手段及び前記可動容器内の前記点火可能な材
    料は、互いに別々であり且つ互いから間隔を隔てられて
    いる、 エアバッグを膨張させるための装置。
JP7228747A 1994-09-12 1995-09-06 エアバッグを膨張させるための装置 Expired - Lifetime JP2764020B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US30448794A 1994-09-12 1994-09-12
US304487 1994-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0885410A JPH0885410A (ja) 1996-04-02
JP2764020B2 true JP2764020B2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=23176734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7228747A Expired - Lifetime JP2764020B2 (ja) 1994-09-12 1995-09-06 エアバッグを膨張させるための装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5570904A (ja)
JP (1) JP2764020B2 (ja)
CA (1) CA2156362C (ja)
DE (1) DE19533293A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530163A (ja) * 2006-03-17 2009-08-27 エムビイビイ・インターナショナル・グループ・アーゲー 冷間ガス発生器

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5821448A (en) * 1994-03-18 1998-10-13 Oea, Inc. Compact hybrid inflator
US5787563A (en) * 1996-05-07 1998-08-04 Mst Automotive Of America Inc. Method for assembling a compressed air bag inflator
DE19631315B4 (de) * 1996-08-02 2006-03-09 Dynamit Nobel Gmbh Explosivstoff- Und Systemtechnik Hybrid-Gasgenerator
DE19739375B4 (de) * 1997-09-09 2005-07-28 Welz Industrieprodukte Gmbh Öffnungsvorrichtung für einen Gasdruckbehälter eines Airbags
DE19933556A1 (de) * 1999-07-16 2001-01-18 Autoliv Dev Aufblasvorrichtung für Kraftfahrzeug-Sicherheitseinrichtungen
DE19933551A1 (de) * 1999-07-16 2001-01-18 Autoliv Dev Aufblasvorrichtung vom Hybrid-Typ für Kraftfahrzeug-Sicherheitseinrichtungen
US6543806B1 (en) * 2000-08-03 2003-04-08 Nxgen Technologies Llc Inflator for vehicle protection apparatus
KR100461435B1 (ko) * 2002-11-11 2004-12-10 현대자동차주식회사 에어백용 인플레이터
TW595560U (en) * 2003-05-05 2004-06-21 Chung Shan Inst Of Science Combinative inflation device
EP1475283A1 (de) 2003-05-07 2004-11-10 Hirschmann Automotive GmbH Anzündeeinheit für ein Sicherheitssystem eines Fahrzeuges
DE202004016556U1 (de) * 2004-10-26 2005-03-17 Trw Airbag Sys Gmbh Gasgenerator
JP5242228B2 (ja) * 2008-04-17 2013-07-24 株式会社ダイセル 人員拘束装置用ガス発生器
JP2010023752A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Daicel Chem Ind Ltd 人員拘束装置用インフレータ
US7966920B2 (en) * 2009-02-04 2011-06-28 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Airbag deployment and disposal devices and methods
JP6054232B2 (ja) * 2013-04-15 2016-12-27 株式会社ダイセル ガス発生器
JP6251662B2 (ja) * 2014-09-29 2017-12-20 株式会社ダイセル ガス発生器
JP6312571B2 (ja) 2014-09-29 2018-04-18 株式会社ダイセル ガス発生器
CN107531209A (zh) * 2015-05-22 2018-01-02 株式会社大赛璐 气体发生器
JP2016222117A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 株式会社ダイセル ガス発生器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5160163A (en) 1989-09-27 1992-11-03 S.N.C. Livbag Impact-absorbing device for occupants of a motor vehicle and use of this device
US5388859A (en) 1993-11-09 1995-02-14 Trw Inc. Isolation member for air bag inflator

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3951428A (en) * 1973-03-27 1976-04-20 Toyota Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Gas bag inflating device
US5062367A (en) * 1988-12-05 1991-11-05 Nippon Koki, Co., Ltd. Air bag inflation gas generator
US4981534B1 (en) * 1990-03-07 1997-02-04 Atlantic Res Corp Occupant restraint system and composition useful therein
US5060973A (en) * 1990-07-23 1991-10-29 General Electric Company Liquid propellant inflator for vehicle occupant restraint apparatus
US5100174A (en) * 1990-12-18 1992-03-31 Trw, Inc. Auto ignition package for an air bag inflator
US5131680A (en) * 1991-03-19 1992-07-21 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Inflator assembly
US5344186A (en) * 1992-12-24 1994-09-06 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Inflator assembly
US5356176A (en) * 1993-05-25 1994-10-18 Trw Technar Inc. Vehicle occupant restraint apparatus
US5364127A (en) * 1993-06-11 1994-11-15 Trw Inc. Inflator assembly
US5350192A (en) * 1993-08-11 1994-09-27 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Inflator assembly

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5160163A (en) 1989-09-27 1992-11-03 S.N.C. Livbag Impact-absorbing device for occupants of a motor vehicle and use of this device
US5388859A (en) 1993-11-09 1995-02-14 Trw Inc. Isolation member for air bag inflator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530163A (ja) * 2006-03-17 2009-08-27 エムビイビイ・インターナショナル・グループ・アーゲー 冷間ガス発生器

Also Published As

Publication number Publication date
US5570904A (en) 1996-11-05
CA2156362A1 (en) 1996-03-13
DE19533293A1 (de) 1996-03-14
CA2156362C (en) 1998-06-30
JPH0885410A (ja) 1996-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2764020B2 (ja) エアバッグを膨張させるための装置
US5364127A (en) Inflator assembly
EP0604001B1 (en) Inflator assembly
JP2620052B2 (ja) 膨張器具の膨張装置
US5350192A (en) Inflator assembly
JP2559190B2 (ja) 膨張装置
JP2609404B2 (ja) 点火器および膨張器
US6019389A (en) Air bag inflator
US6062599A (en) Air bag inflator
JP2528596B2 (ja) 膨張器アセンブリ
KR0179997B1 (ko) 팽창식 차량 탑승자 구속기구를 팽창시키는 팽창장치
KR100190892B1 (ko) 측면충격 에어백 팽창장치
JPH06191372A (ja) インフレータ
US6012737A (en) Vehicle occupant protection apparatus
US3532358A (en) Inflatable device
EP0616927B1 (en) Inflator assembly
JP2643881B2 (ja) 乗物乗員用の膨張可能な拘束手段の膨張装置
US6273462B1 (en) Air bag inflator
EP0658460B1 (en) Apparatus for inflating an inflatable vehicle occupant restraint
US5951042A (en) Vehicle occupant protection apparatus
US5584504A (en) Inflator assembly
US5429386A (en) Auto ignition device for an air bag inflator
US6161481A (en) Air bag inflator
US6168199B1 (en) Inflator for an inflatable vehicle occupant protection device
WO2002051675A1 (fr) Airbag et generateur de gaz pour air bag