JP3127145B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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Description
コイン遊技機あるいはスロットマシーンなどで代表され
る遊技機に関し、詳しくは、画像が表示されるとともに
該画像の表示状態が変化可能な可変表示装置を有し、該
可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態
様となった場合に、所定の遊技価値を付与可能となる遊
技機に関する。
的に知られているものに、たとえば、数字や絵柄等から
なる複数種類の識別情報を可変表示して表示状態が変化
可能な可変表示装置が設けられ、その可変表示装置が可
変開始された後停止制御され、その停止時の表示結果が
予め定められた特定の表示態様(たとえば777)とな
った場合に、所定の遊技価値を付与可能となるように構
成されたものがあった。
技機においては、大当り制御中は、可変表示装置の表示
状態が変化しないために、今一歩面白味に欠ける遊技と
なっていた。
のであり、その目的は、大当り制御中においても可変表
示装置の表示制御が可能となるようにし、可変表示装置
の表示結果を有効に遊技に反映して遊技の興趣を向上す
ることである。
は、画像が表示されるとともに該画像の表示状態が変化
可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結果
が予め定められた特定の表示態様となった場合に、所定
の遊技価値を付与可能となる遊技機であって、前記可変
表示装置を制御する可変表示制御手段を含み、 該可変表
示制御手段は、大当り制御中、前記可変表示装置でゲー
ムを行なわせる画像表示制御を行なうキャラクタ表示制
御手段を含み、 該キャラクタ表示制御手段は、大当り制
御が終了した後に特別な遊技価値を付与する場合には、
前記ゲームの結果を前記特別な遊技価値付与用の所定の
結果にすることを特徴とする。
載の発明の構成に加えて、前記特別な遊技価値は、前記
表示結果が前記特定の表示態様となる確率を向上させる
ものであることを特徴とする。
載の発明の構成に加えて、可変表示動作の後、表示結果
を導出表示する普通可変表示部と、該普通可変表示部の
表示結果が特定の表示態様となった場合に、遊技者にと
って所定期間有利な状態となる普通可変入賞球装置とを
さらに含み、前記特別な遊技価値は、前記普通可変表示
装置の表示結果による利益度合いを向上させたものであ
ることを特徴とする。
画像が表示されるとともに該画像の表示状態が変化可能
な可変表示装置を含み、該可変表示装置の表示結果が予
め定められた特定の表示態様となった場合に、所定の遊
技価値を付与可能となる。可変表示制御手段の働きによ
り可変表示装置が制御される。その可変表示制御手段に
含まれているキャラクタ表示制御手段の働きにより、大
当り制御中、前記可変表示装置でゲームを行なわせる画
像表示制御が行なわれる。そのキャラクタ表示制御手段
の働きにより、大当り制御が終了した後に特別な遊技価
値を付与する場合には、前記ゲームの結果が前記特別な
遊技価値付与用の所定の結果となる。
1に記載の発明の作用に加えて、前記特別な遊技価値
は、前記表示結果が前記特定の表示態様となる確率を向
上させるものである。
1に記載の発明の作用に加えて、可変表示動作の後表示
結果を導出表示する普通可変表示部と、その普通可変表
示部の表示結果が特定の表示態様となった場合に、遊技
者にとって所定期間有利な状態となる普通可変入賞球装
置とが備えられている。そして、前記特別な遊技価値
は、前記普通可変表示装置の表示結果による利益度合い
を向上させたものである。
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態におい
ては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本
発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機等であって
もよく、表示状態が変化可能な可変表示装置を有する遊
技機一般に適用可能である。
した図である。遊技盤1の前面側の区画レール2で囲ま
れた部分が遊技領域3である。遊技者が図示しない打球
操作ハンドルを操作することにより、パチンコ玉が1つ
ずつ区画レール2を通って遊技領域3内に打込まれる。
遊技領域3内には、数値および図柄等からなる複数種類
の識別情報を可変表示可能とし、所定のキャラクタを表
示可能として可変表示装置4が設けられている。その可
変表示装置4の下方には始動入賞口9が配設されてお
り、この始動入賞口9に入賞した始動入賞玉が始動入賞
玉検出器10により検出される。この始動入賞玉検出器
10の検出信号に基づいて、可変表示装置4の表示状態
が変化開始される。可変表示装置4は、前記識別情報お
よび前記キャラクタを表示する領域である可変表示部5
を有している。この可変表示装置4に表示される識別情
報およびキャラクタの一方または両方の表示結果が予め
定められた表示結果になれば特定遊技状態が発生して可
変入賞球装置11が開成して遊技者にとって有利な第1
の状態とする大当り制御が開始される。なお、本発明で
いうキャラクタとは、画像表示に登場する人物,動物あ
るいは宝箱等の物を表わす図柄をいう。
板12が設けられており、通常時においてはソレノイド
13が励磁されていないために開閉板12が閉成状態と
なっているが、特定遊技状態が発生したことに基づいて
ソレノイド13が励磁されて開閉板12が開成する。こ
の開閉板12は、所定期間(たとえば30秒間)または
所定個数(たとえば10個)のパチンコ玉の入賞のうち
いずれか早い方の条件が成立したことにより閉成して遊
技者にとって不利な第2の状態となる。この可変入賞球
装置11内に入賞した入賞玉の合計個数が入賞個数表示
器14により表示される。また、可変入賞球装置11内
に形成された特定入賞領域(Vポケット)にパチンコ玉
が入賞すれば繰返し継続条件が成立して、その回の可変
入賞球装置11の第1の状態が終了するのを待って可変
入賞球装置11を再度第1の状態にする繰返し継続制御
が行なわれる。
a,6b,6cが設けられており、この通過口6a,6
b,6cを通過したパチンコ玉は、左右1対の振分装置
8にまで誘導される。この振分装置8は、向かって左側
の振分装置8が時計回り方向に常時回転し、向かって右
側の振分装置8は反時計回り方向に常時回転している。
この振分装置8の回転周期はたとえば3.200秒であ
る。この振分装置8により、通過口6a,6b,6cを
通過して来たパチンコ玉が始動入賞口9側あるいは始動
入賞口9から遠ざかる側に振分けられる。可変表示装置
4が可変表示中に再度パチンコ玉が始動入賞口9に入賞
して始動入賞玉検出器10により検出されれば、その始
動入賞が記憶される。その始動入賞記憶の上限個数はた
とえば「4」と定められている。その始動入賞記憶の個
数が始動記憶表示LED7により表示される。そして、
可変表示装置4の変化表示が停止して再度可変表示装置
4が変化開始可能な状態となった場合に、始動入賞記憶
に基づいて可変表示装置4が再度変化開始される。
7,19,15,風車ランプ16,肩ランプ18,袖ラ
ンプ20,サイドランプ21が設けられている。図中2
3はレール飾りランプである。
回路を示すブロック図である。パチンコ遊技機の制御回
路は、各種機器を制御するためのプログラムに従って、
遊技機制御を行なうマイクロコンピュータを含む基本回
路50と、電源投入時に基本回路50をリセットする初
期リセット回路52と、基本回路50から与えられるク
ロック信号を分周して定期的(たとえば2msec毎)
にリセットパルスを基本回路50に与えるための定期リ
セット回路53と、各スイッチやセンサに接続され、与
えられるアドレス信号によって選択されるスイッチから
の信号を基本回路50に与えるためのスイッチ回路54
と、基本回路50等に接続され、基本回路50から与え
られるアドレス信号をデコードして基本回路50等に与
えるためのアドレスデコード回路51とを含む。さら
に、パチンコ遊技機の制御回路には、基本回路50によ
って制御されるLED回路55,LCD回路58と、基
本回路50によって制御されるモータ回路56およびソ
レノイド回路57と、大当り情報や可変表示装置の表示
状態を変化開始するのに利用される始動入賞個数に関す
る情報である有効始動情報等を遊技場におけるホストコ
ンピュータであるホール用管理コンピュータに出力する
情報出力回路59とを含む。また、制御回路は、基本回
路50からの制御信号を受けて図3に示す基本回路66
のサブCPUに指令信号を出力するためのサブCPUコ
マンド出力回路60を含む。
ット信号と定期リセット回路52からのリセット信号や
クロック信号とが基本回路66のサブCPUに出力され
る。
10が接続されており、始動入賞玉の検出信号が入力さ
れる。また可変入賞球装置11内に入賞したすべての入
賞玉を検出する10カウント検出器62の検出信号がス
イッチ回路54に入力される。さらに、可変入賞球装置
11内の特定入賞領域に入賞した入賞玉を検出する特定
入賞玉検出器61の検出信号がスイッチ回路54に入力
される。
れた入賞個数表示器14と始動入賞記憶表示器7とV入
賞表示器65とが接続されており、10カウント検出器
62の検出信号に基づいて可変入賞球装置11内に入賞
した入賞個数が入賞個数表示器14により表示され、始
動入賞検出器10による検出信号に基づいて始動入賞記
憶の個数が始動入賞記憶表示器7により表示され、特定
入賞玉検出器61の検出信号に基づいてV入賞表示器6
5によりその旨が表示される。モータ回路56には振分
装置8を駆動するためのモータ29が接続されている。
ソレノイド回路57には可変入賞球装置11の開閉板1
2を開閉駆動するためのソレノイド13が接続されてい
る。LCD回路58には、可変表示装置4を構成するL
CD表示装置が接続されている。
セット回路52,初期リセット回路53からの信号が基
本回路66に入力される。さらに基本回路66から与え
られるアドレス信号をデコードして基本回路66等に与
えるためのアドレスデコード回路67が設けられてい
る。基本回路66には、さらにLED回路68とランプ
回路69と音発生,増幅回路70とが接続されている。
LED回路68は、基本回路66からの指令信号に基づ
いて各種飾りLEDを点灯または点滅制御する。ランプ
回路69は、基本回路66からの指令信号に基づいて各
種ランプを点灯または点滅制御する。音発生,増幅回路
70は、基本回路66からの指令信号に基づいてスピー
カ等から効果音などを発生させるための制御信号を出力
する。なお、図2,図3の制御回路には、電源回路71
からの所定の直流電流が与えられる。
ためのプログラムが記憶されたROMやRAMを有して
おり、遊技制御や可変表示装置4を制御するための種々
のランダムカウンタの機能を有している。パチンコ玉の
始動入賞時における当りはずれ決定用ランダムカウンタ
の値がたとえば「3」のときに大当りを発生させるよう
に事前決定され、その決定に従って、可変表示装置4の
変化停止時の表示結果が特定の表示態様となるように制
御される。この当りはずれ決定用ランダムカウンタは0
〜239の範囲内で2msec毎に1ずつ加算されるも
のであるために、大当りとなる確率は1/240とな
る。
D回路58より、識別情報表示制御手段およびキャラク
タ表示制御手段を含む可変表示制御手段が構成されてい
る。
実施の形態のパチンコ遊技機における、可変表示装置4
の可変表示部5の表示状態の変化時および停止時の1つ
の態様が示されている。まず、始動入賞があったことに
よって、可変表示部5には、識別情報である複数種類の
数値の組合せよりなる第1特別図柄5a,第2特別図柄
5b,第3特別図柄5cが、可変表示部5の左,中,右
の各領域に大きい寸法でのスクロール表示を開始する。
そして、所定時間の経過により、第1特別図柄5aと第
2特別図柄5bとが順に停止する。
うに第1特別図柄5aおよび第2特別図柄5bがそれぞ
れたとえば「7」となった場合には、リーチ状態が発生
する。なお、その後、後述するような手順で第3特別図
柄5cが[7」となれば大当りが発生することとなる。
発生すると、可変表示部5の表示画像は、図4(b)に
示されるようなキャラクタ画面に切換わる。このキャラ
クタ画面では、第1特別図柄5a〜第3特別図柄5cが
リーチ状態のまま画面中央部上隅に小さい寸法で表示さ
れ、その下方の画面右側には、勇者を示す勇者キャラク
タ5dが表示され、その画面左側には、モンスターを示
すモンスターキャラクタ5eが表示される。また、勇者
キャラクタ5d,モンスターキャラクタ5eのそれぞれ
の上方には、各々のキャラクタ5d,5eの生命力を棒
グラフで示す生命力グラフ5f,5gが表示される。
ャラクタ画面に切換わると、勇者キャラクタ5dとモン
スターキャラクタ5eとの間で武器や魔法などを使って
相手の生命力を減少させる戦闘のシーンが表示される。
この戦闘においては、先に相手の生命力を無くした方の
キャラクタが勝ちとなる。そして、この戦闘で勇者キャ
ラクタ5dが勝った場合は、図4(c)に示されるよう
に、モンスターキャラクタ5eが倒れた態様と、「モン
スターは倒れた!」というメッセージとが表示されて、
第3特別図柄5cが「7」となり、大当りが発生する。
一方、勇者キャラクタ5dが負けた場合は、勇者キャラ
クタ5dが負けたことを示すキャラクタの状態とメッセ
ージとが表示され、第3特別図柄5cには「7」以外の
数値が表示される。また、両方のキャラクタ5d,5e
の生命力が同時に無くなった場合には、第3特別図柄5
cは、1/2の確率で「7」となる。
生した場合に、キャラクタ画面が現われて所定のゲーム
が行なわれ、そのゲームの結果が識別情報の大当り発生
に大きな影響を与えるので、遊技者は、可変表示装置4
の表示を見飽きることなく楽しく遊技を行なうことがで
きる。
は、リーチ状態が発生した場合に切換わるキャラクタ画
面を、勇者対モンスターの戦闘シーンとしたが、これに
限らず、リーチ状態が発生した場合に、その他のキャラ
クタを用いたその他のゲームを実行するようにしてもよ
く、また、大当りの発生確率をレベル表示する画面を表
示するようにしてもよい。また、前述の勇者対モンスタ
ーの戦闘シーンにおいて出現するモンスターは、1種類
であるが、これに限らず、その強さ(たとえば生命力)
の異なる複数種類のものを予め用意しておき、これらの
モンスターのうちの1つを適宜選択的に出現させるよう
にしてもよい。このようにすると、遊技者は、弱いモン
スターが出現した場合に、その際の大当りの発生確率が
高いことを認識することができるので、遊技の興趣が盛
上がる。さらに、前述のキャラクタ画面においては、各
キャラクタの生命力を表示するようにしたが、これに限
らず、各キャラクタの生命力は表示させなくてもよい。
表示装置はLCD表示装置を用いたものを示したが、そ
の代わりにプラズマ,CRT等の表示装置からなるもの
であってもよい。
2の実施の形態は、第1の実施の形態における可変表示
装置4の可変表示部5の表示形式のその他の例を示すも
のである。
実施の形態のパチンコ遊技機における、可変表示装置4
の可変表示部5の表示状態の変化時および停止時の1つ
の態様が示されている。まず、始動入賞があったことに
よって、可変表示部5には、識別情報である複数種類の
数値,文字および絵柄などの図柄が、可変表示部5にお
ける3行×3列のマトリックス状の各部分でスクロール
表示開始される。そして、所定時間の経過により、各部
分の図柄が順次または同時に停止する。3行×3列のマ
トリックス状に表示された各図柄がこのマトリックスの
水平方向の3本のラインと、垂直方向の3本のライン
と、対角線の2本との合計8本の表示ラインのうちいず
れかの表示ライン上に、特別図柄5p(「1」,
「3」,「5」,「7」,「9」)が揃って停止表示
(たとえば「7,7,7」)されれば、大当りが発生す
る。また、図5(a)に示されるように、前記8本の表
示ラインのうちのいずれかの表示ライン(たとえば、図
中a−a線)上に特定図柄5q(「Fight」)が揃
って停止表示されれば、その可変表示部5の画像が図5
(b)に示されるようなキャラクタ画面に切換わる。
に、ボクシングの試合の挑戦者を示す挑戦者キャラクタ
5hが表示され、画面左側に、ボクシングの試合のチャ
ンピオンを示すチャンピオンキャラクタ5iが表示され
る。また、挑戦者キャラクタ5h,チャンピオンキャラ
クタ5iのそれぞれの上方には、各々のキャラクタ5
h,5iの生命力を棒グラフで示す生命力グラフ5f,
5gが表示される。
に切換わると、挑戦者キャラクタ5hとチャンピオンキ
ャラクタ5iとの間で、ボクシングの試合のシーンが表
示される。この試合では、先に相手の生命力を無くした
方のキャラクタが勝ちとなる。そして、この試合で挑戦
者が勝った場合は、図5(c)に示されるように、チャ
ンピオンキャラクタ5iが倒れた状態と、「OK」とい
うメッセージとが表示され、大当りが発生する。一方、
挑戦者キャラクタ5hが負けた場合および引分の場合
は、大当りは発生しない。
は、識別情報にて特定の表示態様が成立した場合に、キ
ャラクタ画面が現われて所定のゲームが行なわれ、その
ゲームの結果が大当たり発生に大きな影響を与えるの
で、遊技者は、可変表示装置4の表示を見飽きることな
く楽しく遊技を行なうことができる。
を行なう挑戦者キャラクタ5hおよびチャンピオンキャ
ラクタ5iはそれぞれ1種類であるが、これに限らずそ
の強さ(たとえば生命力)が異なる複数種類のものを予
め用意しておき、これらの挑戦者およびチャンピオンの
うちの1組を適宜選択的にキャラクタ画面に出現させる
ようにしてもよい。
は、各キャラクタの生命力を表示するようにしたが、こ
れに限らず各キャラクタの生命力は表示しなくてもよ
い。
3の実施の形態は、大当り制御中における可変表示装置
4の可変表示部5の表示の一例を示すものである。
のパチンコ遊技機における可変表示装置4の可変表示部
5の表示状態の1つの態様が示されている。
で説明したような大当りが発生した後の大当り制御中
に、可変表示装置4の可変表示部5に以下に示すような
表示がなされる。
とえば図6(a)に示されるような勇者キャラクタ5j
などの所定のキャラクタが山や洞窟等を冒険する。この
冒険中には、図6(a)に示されるようなモンスターキ
ャラクタ5k、川および岩などの様々な障害が出現す
る。勇者キャラクタ5jは、これらの障害を克服して冒
険を続ける。たとえば、モンスターキャラクタ5kが現
われた場合は、たとえば第1の実施の形態に示されるよ
うな戦闘シーンと同様の戦闘シーンが繰り広げられる。
(b)に示されるように勇者キャラクタ5jは、所定の
確率で宝箱5mを見付けることが可能となっている。こ
の宝箱5mは、勇者キャラクタ5jがモンスターキャラ
クタ5kとの戦闘で勝った場合および勇者キャラクタ5
jが冒険物語中の所定の場所に到着した場合に得られ
る。このようにして得られた宝箱5mの中には特別な遊
技価値が付与されるラッキーリング5n(図6(b)参
照)および特別な遊技価値の付与が中止される悪魔のリ
ングなどの品物が入っており、その品物が以後の遊技状
態に影響を与えるようになっている。
される前記特別な遊技価値とは以下のようなものであ
る。
が高くなる。 (2) 図1に示されるようなパチンコ遊技機に、パチ
ンコ玉が通過する通過口と、その通過口をパチンコ玉が
通過したことに応答して普通図柄(たとえば複数種類の
数値)の可変表示を行なう普通図柄可変表示部と、その
普通図柄可変表示部が停止した場合の図柄が所定の態様
となった場合に所定時間開放する電役である普通電役と
を付加的に備えたパチンコ遊技機において、前記普通図
柄が所定の表示態様となる確率を向上させる。
価値において、普通図柄が所定の停止態様になる確率を
変更せずに、前記普通電役の開放時間を通常の開放時間
よりも長くする。
チンコ遊技機で継続して遊技できるようにする。この場
合の遊技の継続の実行の判断は、パチンコ遊技機が自動
的に行なってもよく、また、パチンコ遊技機が、遊技者
がラッキーリングを得たことのみを表示して遊技場側の
判断で継続遊技させるようにしてもよい。
画面が現われて所定のゲームが行なわれ、そのゲームの
結果がそれ以後の遊技状態に大きな影響を与えるので、
遊技者は、大当り中も可変表示装置4の表示を見飽きる
ことなく楽しく遊技を行なうことができる。
り制御中の可変表示装置4の表示状態として冒険物語を
実行することとしたが、これに限らず、競馬および競輪
などのその他のゲームにしてもよい。このようなゲーム
を実行させる場合、そのゲーム結果が予め定められた結
果となった場合に、前記特別な遊技価値が付与されるよ
うにする。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
と図2および図3の回路とを構成するパチンコ遊技機に
より、画像が表示されるとともに該画像の表示状態が変
化可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結
果が予め定められた特定の表示態様(たとえば777)
となった場合に、所定の遊技価値を付与可能となる遊技
機が構成されている。LCD表示装置4により、前記可
変表示装置が構成されている。基本回路50とLCD回
路58とにより、前記可変表示装置を制御する可変表示
制御手段が構成されている。この可変表示制御手段は、
大当り制御中、前記可変表示装置でゲーム(冒険ゲー
ム)を行なわせる画像表示制御を行なうキャラクタ表示
制御手段を含んでいる。このキャラクタ表示制御手段
は、前述したように、大当り制御が終了した後に特別な
遊技価値を付与する場合には、前記ゲームの結果を前記
特別な遊技価値付与用の所定の結果(ラッキーリング5
nを取得する結果)にする。
前記表示結果が前記特定の表示態様(たとえば777)
となる確率を向上させるものである。
動作の後、表示結果を導出表示する普通可変表示部が構
成されている。前記普通電役により、前記普通可変表示
部の表示結果が特定の表示態様(停止した図柄が所定の
態様となった状態)となった場合に、遊技者にとって所
定期間有利な状態となる(所定期間開放する)普通可変
入賞球装置が構成されている。前記特別な遊技価値は、
前述したように、前記普通可変表示装置の表示結果によ
る利益度合いを向上させたもの(前記普通図柄が所定の
表示態様となる確率を向上させたもの,前記普通電役の
開放時間が延長したもの)である。
り制御中、可変表示装置でゲームを行なわせる画像表示
制御がなされ、大当り制御が終了した後に特別な遊技価
値を付与する場合には、前記ゲームの結果が前記特別な
遊技価値付与用の所定の結果となるために、遊技者が特
別な遊技価値が付与されるのではないかとの期待を持っ
て大当り制御中の可変表示装置でのゲームの表示を楽し
むことができる。
1に記載の発明の効果に加えて、特別な遊技価値とし
て、前記表示結果が前記特定の表示態様となる確率が向
上するために、以降遊技者の遊技意欲が刺激されて期待
を抱きながら面白味のある遊技を行なうことが可能とな
る。
1に記載の発明の効果に加えて、普通可変表示部の表示
結果に応じて、普通可変入賞球装置が遊技者にとって所
定期間有利な状態となり、前記特別な遊技価値として、
前記普通可変表示装置の表示結果による利益度合いが向
上するために、遊技の変化性が向上するとともに、遊技
者の遊技意欲が刺激されて期待を持った面白味のある遊
技を行なうことが可能となる。
る。
ック図である。
ロック図である。
を示す模式図である。
を示す模式図である。
を示す模式図である。
回路、58はLCD回路である。
Claims (3)
- 【請求項1】 画像が表示されるとともに該画像の表示
状態が変化可能な可変表示装置を有し、 該可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示
態様となった場合に、所定の遊技価値を付与可能となる
遊技機であって、前記可変表示装置を制御する可変表示制御手段を含み、 該可変表示制御手段は、大当り制御中、前記可変表示装
置でゲームを行なわせる画像表示制御を行なうキャラク
タ表示制御手段を含み、 該キャラクタ表示制御手段は、大当り制御が終了した後
に特別な遊技価値を付与する場合には、前記ゲームの結
果を前記特別な遊技価値付与用の所定の結果にする こと
を特徴とする、遊技機。 - 【請求項2】 前記特別な遊技価値は、前記表示結果が
前記特定の表示態様となる確率を向上させるものである
ことを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 可変表示動作の後、表示結果を導出表示
する普通可変表示部と、 該普通可変表示部の表示結果が特定の表示態様となった
場合に、遊技者にとって所定期間有利な状態となる普通
可変入賞球装置とをさらに含み、 前記特別な遊技価値は、前記普通可変表示装置の表示結
果による利益度合いを向上させたものであることを特徴
とする、請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10217959A JP3127145B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10217959A JP3127145B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 遊技機 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10108054A Division JPH10295894A (ja) | 1992-12-24 | 1998-04-17 | 遊技機 |
Publications (2)
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JPH1199254A JPH1199254A (ja) | 1999-04-13 |
JP3127145B2 true JP3127145B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=16712415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10217959A Expired - Lifetime JP3127145B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 遊技機 |
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JP (1) | JP3127145B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4822202B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2011-11-24 | サミー株式会社 | 遊技機 |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP10217959A patent/JP3127145B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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