JP3127052U - 電子装置の冷却ファン - Google Patents
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Abstract
【課題】電子装置の冷却ファンを提供する。
【解決手段】ファンホイール載置台21から放射状に伸びる複数の第1支持部材23、環状に配置される第2支持部材、更にファンホイール22を収容する空間を形成する第3支持部材26によりフレーム縁24に接続して、該フレーム縁を発熱部材27に固定する。ファンホイール22は、該載置台下面に取付けられ、発熱部材27に直接相対して配置されることにより、冷却流体はこれらの支持部材間を経て発熱部材に直接導かれることにより、圧力損失を低減し、冷却効率を向上する。
【選択図】図4
【解決手段】ファンホイール載置台21から放射状に伸びる複数の第1支持部材23、環状に配置される第2支持部材、更にファンホイール22を収容する空間を形成する第3支持部材26によりフレーム縁24に接続して、該フレーム縁を発熱部材27に固定する。ファンホイール22は、該載置台下面に取付けられ、発熱部材27に直接相対して配置されることにより、冷却流体はこれらの支持部材間を経て発熱部材に直接導かれることにより、圧力損失を低減し、冷却効率を向上する。
【選択図】図4
Description
本考案は、「電子装置のファン」に関し、特に、ファンフレーム内に吊り下げ、ファンホイールと発熱部材との間の距離を短縮するファンに関する。
従来技術のファン構造は、図1〜図3に示すように、フレーム11およびファンホイール12からなり、そのうち、フレーム11は、ファンホイールを収容する円形状の連続した壁面を形成し、その中心部に設けられたファンホイール載置台111は外方に向かって延伸する複数のリブ112を介してフレーム11の内壁に接続してファンホイール載置台111をフレーム11の中央に支持し、また、ファンホイール12は、ファンホイール載置台111上にピン接合して、フレーム11内に設置される。
上記のフレーム11のファンホイール載置台111を設ける側では、ファンホイール載置台111の外周とフレーム11内壁との間に形成される排気口113を通して流体を流出させ、フレーム11の排気口113の反対側に形成される吸気口114を通して流体を流入させる。
続いて、上記ファンが発熱部材13(例えば:ヒートシンク)と組み合わせて搭載される時、フレーム11のファンフレーム載置台111を設けた側を発熱部材13に対応させ、複数の固定部材14をフレーム11に貫通して発熱部材13上に固定し、排気口113を発熱部材13に垂直に向かい合わせる。
但し、上記技術は使用上に問題が存在し、発熱部材13に直面する排気口113は複数のリブ112が障害となり、ファンホイール12から出て来る流体が排気口113を通る時に流体の1部はリブに衝突し、流体に乱流を発生して排気口113から流出する流体量に影響を及ぼし、冷却効果が悪くなり、更には、騒音を発生させる。
また、ファン12と発熱部材13との間には、ファンホイール載置台111およびリブ112があるため、これらの構造によりホイール12と発熱部材13との間の距離が長くなり、冷却流体がファンホイール12から出て発熱部材にいたるまでにこれらの影響による圧力損失のため、発熱部材13に対して熱交換の冷却効果が大幅に低下する。
特許第2665197号
上述の問題を解決する為、本考案は、発熱部材に対応する排気口に如何なる障害物もなく、流体を円滑に障害なく発熱部材上に作用させるファンを提供することを目的とする。
本考案は、更に、ファンホイールのファンホイール載置台と反対側に発熱部材を対応させ、ファンホイールと発熱部材との距離を短縮し、冷却流体の圧力損失を減少させることを目的とする。
本考案は、更に、ファンホイールを密閉されていない支持部材中に設置し、ファンホイールに吸引される流体が、各支持部材の間から流入し、流量を増加するとともに、回転中のファンに外部の物体が誤って接触することを防止する構造を備えることを目的とする。
上述およびその他の目的を達成する為、本考案が提供する「電子装置の冷却ファン」は、ファンホイール載置台、複数の第1支持部材、フレーム縁を含むものであり、前記ファンホイール載置台上はファンホイールをピン接合してなり、前記複数の第1支持部材はそれぞれ、第1部位および第2部位を有し、該第1部位はファンホイール載置台周囲に沿って配置するとともに、輻射状に外部に向かって延伸し、該第2部位は第1部位の延伸する端に接続するとともに、第1部位に対して軸方に延伸してなり、前記フレーム縁は排気口を定義するとともに、第2部位の延伸する端に接続し、フレーム縁は発熱部材に対応し接し、排気口およびファンホイールのファンホイール載置台と反対側を発熱部材に直面させる。
本考案は下記の長所を有する:
1.発熱部材27に対応する排気口241には、冷却流体に対する障害がなく、排気口から発熱部材27に向かって流動する流体を流出させ、円滑な流動を得て、従来技術において流体がリブに衝突して乱流を発生する問題を改善する。
2.ファンホイール22のファンホイール載置台21の反対側を発熱部材に対応させ、ファンホイール22を発熱部材27に直接相対して配置してその間の距離を短縮し、流圧の損失を減少する。
3.ファンホイール22が密閉せずに第1,2,3支持部材23,25,26中にピン接合し、ファンホイール22に冷却流体を吸引させ、各支持部材間から流入させ、流量を増加するとともに回転運動中のファンホイール22を外部との接触から保護する。
1.発熱部材27に対応する排気口241には、冷却流体に対する障害がなく、排気口から発熱部材27に向かって流動する流体を流出させ、円滑な流動を得て、従来技術において流体がリブに衝突して乱流を発生する問題を改善する。
2.ファンホイール22のファンホイール載置台21の反対側を発熱部材に対応させ、ファンホイール22を発熱部材27に直接相対して配置してその間の距離を短縮し、流圧の損失を減少する。
3.ファンホイール22が密閉せずに第1,2,3支持部材23,25,26中にピン接合し、ファンホイール22に冷却流体を吸引させ、各支持部材間から流入させ、流量を増加するとともに回転運動中のファンホイール22を外部との接触から保護する。
本考案の「電子装置の冷却ファン」を図4〜5に示す。ファンホイール載置台21および該載置台を支持する複数の支持部材を備え、ファンホイール載置台21にはファンホイール22をピン接合し、複数の第1支持部材23はそれぞれ第1部位231および第2部位232を有し、第1部位231がファンホイール載置台21の周囲に沿って設置され、輻射状に外部に向かって延伸し、第2部位232は第1部位231の延伸する端に接続されるとともに、前記第1部位231に対し軸方向に延伸し、第1部位231および第2部位232の間は90度に等しいかまたは90度より大きいかまたは90度より小さい相対挟み角にてなることができる。
フレーム縁24は、連続する密閉状であるとともに、排気口241を定義し、上記第2部位232の延伸する端に接続し、フレーム縁24上には、少なくとも1つの接続固定部242を設けてなる。
少なくとも1つの第2支持部材25(本図面中は2つ記載)は、各第1部位間に設けられ、各第1支持部材を接続する。
複数の第3支持部材26は、間隔を置いて配列されて第2支持部材25(図中の外側付近に表示)とフレーム縁24との間に接続し、第3支持部材26は、第2支持部材25に沿って外部に向かって延伸する第3部位261および第3部位261の延伸する端に接続する第4部位262を有し、第3部位261に相対し軸方向に延伸しフレーム縁24に接続する。
上記フレーム縁24を発熱部材27(本実施例の図中はヒートシンクを示す)に対応させ、ボルトなどの固定部材を接続固定孔242に通して、フレーム縁24を発熱部材上に固定する。
第1,2,3支持部材23,25,26により形成される空間内にファンホイールを収容してファンホイール載置台の下面にファンホイールを固定し、ファンホイールを直接発熱部材に相対して配置する。
第1,2,3支持部材23,25,26により形成される空間内にファンホイールを収容してファンホイール載置台の下面にファンホイールを固定し、ファンホイールを直接発熱部材に相対して配置する。
図6に示すように、ファンホイール22が回転すると、冷却流体がファンホイール載置台21の外周からファンフレーム24の間に侵入し、流体は第1,2,3支持部材23,25,26の間からファンホイール22に流入し、排気口241を通して発熱部材27に向かって流動し、発熱部材27を冷却する。
なお、本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
11 フレーム
111 ファンホイール載置台
112 リブ
113 排気口
114 吸気口
12 ファンホイール
13 発熱部材
14 固定部材
21 ファンホイール載置台
22 ファンホイール
23 第1支持部材
231 第1部位
232 第2部位
24 フレーム縁
241 排気口
242 接合固定部
25 第2支持部材
26 第3支持部材
261 第3部位
262 第4部位
27 発熱部材
111 ファンホイール載置台
112 リブ
113 排気口
114 吸気口
12 ファンホイール
13 発熱部材
14 固定部材
21 ファンホイール載置台
22 ファンホイール
23 第1支持部材
231 第1部位
232 第2部位
24 フレーム縁
241 排気口
242 接合固定部
25 第2支持部材
26 第3支持部材
261 第3部位
262 第4部位
27 発熱部材
Claims (7)
- ファンホイールの支持構造をファンホイール載置台、複数の支持部材、フレーム縁から構成し、
前記複数の支持部材は、該載置台から放射状に延長される第1部位と該第1部位からさらに軸方向に延長されてフレーム縁に接続する第2部位からなることにより、載置台下面のフレーム縁との間にファンホイールを収容する空間を形成し、
該フレーム縁は、冷却流体排気口となる開口を形成し、
該ァンホイールを上記載置台下面に取付けると共に該フレーム縁の開口を発熱部材に相対して固定することにより、ファンホイールを発熱部材に相対して配置して冷却流体を直接発熱部材に導くことを特徴とする、
電子装置の冷却ファン。 - 前記フレーム縁は、少なくとも1つの接続固定部を有し前記発熱部材と組み付けられることを特徴とする請求項1記載の電子装置の冷却ファン。
- 前記接続固定部と発熱部材との間は固定部材を貫通して接続されることを特徴とする請求項1記載の電子装置の冷却ファン。
- 前記複数の第1部位間にはこれらの間を接続する少なくとも1つの環状の第2の支持部材を設けてなることを特徴とする請求項1記載の電子装置の冷却ファン。
- 前記第2の支持部材と前記フレーム縁との間には間隔を置いて配列される第3支持部材を設けてなることを特徴とする請求項4記載の電子装置の冷却ファン。
- 前記第3支持部材は、前記第2支持部材から外方に向かって延伸する第3部位、および第3部位の延伸端から軸方向に延伸して前記フレーム縁に接続する第4部位からなることを特徴とする請求項5記載の電子装置の冷却ファン。
- 前記発熱部材は、ヒートシンクであることを特徴とする請求項1または2または3記載の電子装置の冷却ファン。
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JP2006007272U JP3127052U (ja) | 2006-09-07 | 2006-09-07 | 電子装置の冷却ファン |
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JP (1) | JP3127052U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05280382A (ja) * | 1992-03-30 | 1993-10-26 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | 内燃機関の圧縮比制御装置 |
-
2006
- 2006-09-07 JP JP2006007272U patent/JP3127052U/ja not_active Expired - Fee Related
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