JP3974886B2 - 放熱ファンの風排出口の気流導引構造 - Google Patents

放熱ファンの風排出口の気流導引構造 Download PDF

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Description

本発明は、放熱ファンの風排出口の気流導引構造に関するもので、特に放熱ファンの風排出口には少なくとも一個の気流導引リングが形成され、気流導引リングにより気流の流動方向と風圧を増やすことができる放熱ファンの風排出口の気流導引構造に係るものである。
従来の放熱ファンの框体構造としては、図14を参照するように、框体10、風進入口11、風排出口12、基座13および複数個のリブ14が含まれる。框体10の両側には風進入口11と風排出口12が形成される。基座13はリブ14により框体10の風排出口12に固く形成され、基座13にステータ(図示せず)を固設してファンホイール(図示せず)を結合することができる。これにより、ファンホイールが回転した時、放熱ファンは気流を風進入口11から吸入し、そして風排出口12から排出することにより、放熱しようとする物件(例えば、放熱フィンまたは中央処理器)に対して放熱を行うことができるようにとしたものがある。
また、従来の放熱ファンの框体構造としては、框体、複数個の軸方向のフィンおよび複数個の軸方向の開口部が含まれる。框体には風進入口と風排出口が設けられ、框体にステータとローターを収容することができ、複数個の軸方向のフィンは框体の風進入口側から垂直に延伸してなるもので、複数個の軸方向の開口部は軸方向のフィンの間に形成される。ローターが回転すると、ローターの複数個の羽根は風進入口と軸方向の開口部から同時に流動方向の一致した気流を吸入することにより、風進入量を増やすと共に、騒音の音量を抑えることができるようにとしたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
中華民国公告番号第545874号
上記のような従来の放熱ファンの框体構造においては、放熱の功能を有しているが、上記放熱ファンの気流は通常としてただ框体10の軸方向に沿って風排出口12を経て勢いよく排出することにより、風排出口12の真下方の位置に対して放熱を行うだけである。しかし、放熱しようとする物件が風排出口12の真下方の位置に位置することができない場合、上記放熱しようとする物件は多数の放熱気流を接収することができないため、放熱が不均一になって実際の放熱の効率に影響を与えてしまうという問題点があった。また、上記放熱しようとする物件が限られて組立ての空間(例えばノートパソコン)により基座13の真下方または風排出口12の外径の範囲に結合できない場合、或いは上記放熱しようとする物件は比較的大きいサイズを有するため、完全に放熱ファンの真下方に位置することができない場合、実際の放熱の効率に大きく影響を与えてしまうという問題点があった。さらに、気流がリブ14を通過した時、乱流になり易くなると共に、騒音が生じて放熱の効率を下げてしまうという問題点があった。
また、上記のような従来の放熱ファンの框体構造においては、上記同様に放熱の功能を有しているが、放熱しようとする物件が風排出口の真下方の位置に位置することができない場合、上記放熱しようとする物件は多数の放熱気流を接収することができないため、放熱が不均一になって実際の放熱の効率に影響を与えてしまうという問題点があった。このように、上記のような従来のゴルフクラブヘッドと重りの結合構造をさらに改良しなければならない。
本発明はこのような問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、放熱ファンの風排出口には少なくとも一個の気流導引リングが形成される。上記気流導引リングは上記風排出口の複数個のリブに形成され、上記気流導引リングは放熱ファンの風排出口の軸方向に相対して外径方向または内径方向へ傾斜するように形成されることにより、気流を区分することができると共に、気流を集中することができ、或いは気流をいかなる放熱しようとする位置に導引することができ、さらに風圧を相対的に増やすことができるため、放熱の範囲、気流の集中、エアによる騒音、全体的な放熱効率および組立における設計の自由度を高めることができる放熱ファンの風排出口の気流導引構造を提供しようとするものである。
本発明の第一の目的は、放熱ファンの風排出口には少なくとも一個の気流導引リングが形成され、上記気流導引リングにより風排出口の気流を区分することができるため、気流を集中したり導引したりすることができると共に、風圧を増やしたりエアによる騒音を減らしたり、さらに全体的な放熱効率を高めたりすることができる放熱ファンの風排出口の気流導引構造を提供しようとするものである。
本発明の第二の目的は、放熱ファンの風排出口には少なくとも一個の気流導引リングが形成され、上記気流導引リングは放熱ファンの風排出口の軸方向に相対して傾斜するように形成されるため、気流を導引したり風圧を増やしたりエアによる騒音を減らしたり、さらに全体的な放熱効率を高めたりすることができる放熱ファンの風排出口の気流導引構造を提供しようとするものである。
本発明の第三の目的は、放熱ファンの風排出口には少なくとも一個の気流導引リングが形成され、上記気流導引リングの傾斜方向を変えることにより、気流をいかなる放熱しようとする位置に導引して放熱を集中したり放熱の範囲を拡大したりすることができるため、全体的な放熱効率および組立における設計の自由度を高めることができる放熱ファンの風排出口の気流導引構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明による放熱ファンの風排出口の気流導引構造は、下記のようになるものである。すなわち、
放熱ファンの框体の風排出口には基座、複数個のリブおよび少なくとも一個の気流導引リングが設けられる。基座はファンホイールを載置するのに用いられ、ファンホイールには複数個の羽根が形成される。複数個のリブは半径方向で框体と基座の間に連接される。少なくとも一個の気流導引リングはリブに固設され、気流導引リングが風排出口側における軸方向の長さは半径方向の幅より大きくなるように形成されることにより、ファンホイールが回転した時、気流導引リングにより気流を区分したり、気流を集中したり、さらに気流の流動方向を導引したりするのに用いられることができる。
本発明による放熱ファンの風排出口の気流導引構造は、気流導引リングは放熱ファンの風排出口の軸方向とは平行になるように形成されることもできる。また、気流導引リングは放熱ファンの風排出口の軸方向に相対して外径方向へ傾斜するように形成されることもできる。また、気流導引リングは放熱ファンの風排出口の軸方向に相対して内径方向へ傾斜するように形成されることもできる。また、気流導引リングは放熱ファンの風排出口の軸方向に相対して同時に外径方向と内径方向へ傾斜するように形成され、すなわち気流導引リングの断面は三角形になるように形成されることもできる。また、リブはファンホイールの羽根の送風方向に沿って傾斜するように形成されることもできる。また、リブは気流導引リングの内側と外側においてそれぞれ異なる傾斜角度になるように形成されることもできる。また、気流導引リングの風進入口に近い上端には円弧状の気流導引部が形成されることもできる。
本発明の放熱ファンの風排出口の気流導引構造によれば、放熱ファンの風排出口には少なくとも一個の気流導引リングが形成され、上記気流導引リングにより風排出口の気流を区分することができるため、気流を集中したり導引したりすることができると共に、風圧を増やしたりエアによる騒音を減らしたり、さらに全体的な放熱効率を高めたりすることができるという利点がある。
本発明の放熱ファンの風排出口の気流導引構造によれば、放熱ファンの風排出口には少なくとも一個の気流導引リングが形成され、上記気流導引リングは放熱ファンの風排出口の軸方向に相対して傾斜するように形成されるため、気流を導引したり風圧を増やしたりエアによる騒音を減らしたり、さらに全体的な放熱効率を高めたりすることができるという利点がある。
本発明の放熱ファンの風排出口の気流導引構造によれば、放熱ファンの風排出口には少なくとも一個の気流導引リングが形成され、上記気流導引リングの傾斜方向を変えることにより、気流をいかなる放熱しようとする位置に導引して放熱を集中したり放熱の範囲を拡大したりすることができるため、全体的な放熱効率および組立における設計の自由度を高めることができるという利点がある。
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による斜視図で、図2は本発明の実施例1の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による平面図で、図3Aは図2のA−A線に沿った断面図で、図3Bは図3Aの局部拡大図で、図4は本発明の実施例2の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による斜視図で、図5は本発明の実施例2の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による平面図で、図6は図5のB−B線に沿った断面図で、図7は本発明の実施例3の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による断面図で、図8は本発明の実施例4の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による断面図で、図9は本発明の実施例5の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による斜視図で、図10は本発明の実施例5の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による平面図で、図11は図10のC−C線に沿った断面図で、図12は本発明の実施例6の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による断面図で、図13は本発明の実施例7の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による断面図である。
本発明の放熱ファンの風排出口の気流導引構造の一部分の部材は図14に示す従来の放熱ファンの風排出口の気流導引構造と同じであり、両者の同じ部分の部材は同じ符号を採用して標示されているため、その構造および功能については再び詳細に説明しない。
図1、2、3A、3Bを参照すると、本発明の実施例1の放熱ファンの風排出口の気流導引構造には框体10、風進入口11、風排出口12、基座13、複数個のリブ14および気流導引リング15が含まれる。框体10はプラスチックまたは金属から製成することができる。風進入口11と風排出口12はそれぞれ框体10の両側に形成される。基座13は框体10の風排出口12に位置され、ファンホイール20(図3Aを參照)を収容することができる。リブ14は輻射状かつ同心で排列するように框体10と基座13の間に連接される。気流導引リング15はリブ14に環設されると共に、基座13と風排出口12の間に介在するように形成される。気流導引リング15は放熱ファンの風排出口12の軸方向とは平行になるように形成される。図3Bに示すように、気流導引リング15の風排出口12側における軸方向の長さLは好ましくは半径方向の幅Wより大きくなるように形成され、さらに気流導引リング15の風進入口11側に近い上端には円弧状の気流導引部151が形成されるため、乱流が生じるのを減らすことができる。また、リブ14もファンホイール20の複数個の羽根21の送風方向に沿って傾斜するように形成することができる。
図3Aを参照すると、本発明の実施例1の放熱ファンの風排出口の気流導引構造の作動図が掲示される。ファンホイール20が回転すると、ファンホイール20の羽根21は框体10の風進入口11から気流を吸入し、そして上記気流を風排出口12から排出することにより、放熱しようとする物件(図示せず、例えば放熱フィンまたは中央処理器)に対して放熱を行うことができる。上記気流が風排出口12の気流導引リング15とリブ14を通過した時、気流導引リング15により風排出口12を流れた気流を内、外二つの気流に区分することができるため、上記気流を風排出口12の中心に近い位置まで導引したり、或いは風排出口12の外径に近い範囲まで導引したりすることができる。これにより、放熱ファンは特定の位置に対して集中的に放熱を行うことができ、或いは限られた組立の空間(例えばノートパソコンの内部)において気流を風排出口12の真下方に位置していない放熱しようとする物件まで導引することができる。そのために、本発明の気流導引リング15は確かに気流を導引する効果を有している。
また、図1に示すように、リブ14が例えばファンホイール20の羽根21の送風方向に沿って傾斜するように形成された場合、リブ14も気流を導引する効果を有している。また、気流導引リング15の内、外側に位置するリブ14は使用上の需要性に応じて異なる傾斜角度を有するように形成されることもできる。
図4、5、6を参照すると、本発明の実施例2の放熱ファンの風排出口の気流導引構造には框体10、風進入口11、風排出口12、基座13、複数個のリブ14および気流導引リング15が含まれる。框体10はプラスチックまたは金属から製成することができる。風進入口11と風排出口12はそれぞれ框体10の両側に形成される。基座13は框体10の風排出口12に位置され、ファンホイール20(図6を參照)を収容することができる。リブ14は輻射状かつ同心で排列するように框体10と基座13の間に連接される。気流導引リング15はリブ14に環設されると共に、基座13と風排出口12の間に介在するように形成され、さらに気流導引リング15は放熱ファンの風排出口12の軸方向に相対して外径方向へ傾斜するように形成される。また、リブ14もファンホイール20の複数個の羽根21の送風方向に沿って傾斜するように形成することができる。
図6を参照すると、本発明の実施例2の放熱ファンの風排出口の気流導引構造の作動図が掲示される。ファンホイール20が回転すると、ファンホイール20の羽根21は框体10の風進入口11から気流を吸入し、そして上記気流を風排出口12から排出することにより、放熱しようとする物件(図示せず、例えば放熱フィンまたは中央処理器)に対して放熱を行うことができる。上記気流が風排出口12の気流導引リング15とリブ14を通過した時、気流導引リング15が風排出口12の軸方向に相対して外径方向へ傾斜するように形成されるため、上記気流を風排出口12の外径の範囲まで導引することができる。これにより、放熱ファンは放熱の範囲を拡大することができ、或いは限られた組立の空間(例えばノートパソコンの内部)において気流を風排出口12の真下方に位置していない放熱しようとする物件まで導引することができ、或いは比較的大きいサイズを有した放熱しようとする物件に対して比較的均一な放熱を行うことができる。そのために、本発明の気流導引リング15は確かに気流を導引する効果を有している。
図6に示すように、気流導引リング15の傾斜方向に沿って気流導引リング15は風排出側の断面積を相対的に縮小することができるため、気流導引リング15により風圧を増やすことができる。また、風排出口12の外径の範囲に近い気流は気流導引リング15の外径方向の傾斜により風圧を増やすことができることにより、風排出口12の中心に近い気流が半径方向へ外へ向かって流動するのを促すことができるため、気流の流動の効率を増やすことができる。
また、図4に示すように、リブ14がファンホイール20の羽根21の送風方向に沿って傾斜するように形成された場合、リブ14も気流を導引する効果を有している。また、気流導引リング15の内、外側に位置するリブ14は使用上の需要性に応じて異なる傾斜角度を有するように形成されることもできる。
図7を参照すると、本発明の実施例3の放熱ファンの風排出口の気流導引構造が掲示される。実施例1、2と比較して、実施例3において気流導引リング15は風排出口12の軸方向に相対して内径方向へ傾斜するように形成されることにより、気流導引リング15により上記気流を風排出口12の基座13の真下方まで導引することができるため、基座13の真下方における放熱しようとする物件の放熱の効率を相対的に増やすことができる。また、気流導引リング15の傾斜方向に沿って気流導引リング15は風排出側の断面積を相対的に縮小することができるため、気流導引リング15により風圧を増やすことができる。また、風排出口12の中心に近い気流は気流導引リング15の内径方向の傾斜により風圧を増やすことができることにより、風排出口12の外径の範囲の気流が半径方向へ内へ向かって流動するのを促すことができるため、気流を集中して放熱を行うことができる。
図8を参照すると、本発明の実施例4の放熱ファンの風排出口の気流導引構造が掲示される。実施例1、2、3と比較して、実施例4において気流導引リング15’は風排出口12の軸方向に相対して同時に外径方向と内径方向へ傾斜するように形成され、すなわち気流導引リング15”の断面は三角形になるように形成される。これにより、気流導引リング15’により上記気流を同時に風排出口12の外径の範囲と基座13の真下方まで導引することができるため、放熱の範囲を拡大することができると共に、基座13の真下方における放熱しようとする物件の放熱の効率を相対的に増やすことができる。また、気流導引リング15’の傾斜方向に沿って気流導引リング15’は風排出側の断面積を相対的に縮小することができるため、気流導引リング15’により風圧を増やすことができる。
図9、10、11を参照すると、本発明の実施例5の放熱ファンの風排出口の気流導引構造が掲示される。実施例1、2、3、4と比較して、実施例5においてリブ14には第一気流導引リング15aと第二気流導引リング15bが設けられ、第二気流導引リング15aは第二気流導引リング15bの内側に位置するように形成される。第一気流導引リング15aは風排出口12の軸方向に相対して外径方向へ傾斜するように形成されるのに対し、第二気流導引リング15bは風排出口12の軸方向に相対して内径方向へ傾斜するように形成される。これにより、第一、第二気流導引リング15a、15bにより気流を第一、第二気流導引リング15a、15bの間の真下方まで導引することができるため、放熱の気流を集中することができると共に、上記位置の真下方における放熱しようとする物件の放熱の効率を相対的に増やすことができる。さらに、第一、第二気流導引リング15a、15bの傾斜方向に沿って風排出側の断面積を相対的に縮小することができるため、第一、第二気流導引リング15a、15bにより風圧を増やすことができる。さらに、第一、第二気流導引リング15a、15bの間の気流がすでに風圧を増やしたことにより、風排出口12の最大な外径範囲と最小な内径範囲に近い気流が第一、第二気流導引リング15a、15bの間の真下方へ流動するのを促すことができるため、気流を集中して放熱を行うことができる。
図12を参照すると、本発明の実施例6の放熱ファンの風排出口の気流導引構造が掲示される。実施例5と比較して、実施例6において第一気流導引リング15aは風排出口12の軸方向に相対して内径方向へ傾斜するように形成されるのに対し、第二気流導引リング15bは風排出口12の軸方向に相対して外径方向へ傾斜するように形成される。これにより、第一、第二気流導引リング15a、15bにより気流を基座13の真下方と風排出口12の外径の範囲まで導引することができる。これにより、放熱ファンは放熱の範囲を拡大することができ、或いは限られた組立の空間において気流を風排出口12の真下方に位置していない放熱しようとする物件まで導引することができ、或いは比較的大きいサイズを有した放熱しようとする物件に対して比較的均一な放熱を行うことができる。そのために、本発明の第一、第二気流導引リング15a、15bは確かに気流を導引する効果を有している。さらに、第一、第二気流導引リング15a、15bの傾斜方向に沿って風排出側の断面積を相対的に縮小することができるため、第一、第二気流導引リング15a、15bにより風圧を増やすことができる。さらに、基座13の真下方へ向かって流動する気流と風排出口12の外径の範囲へ向かって流動する気流がすでに風圧を増やしたことにより、第一、第二気流導引リング15a、15bの間の気流が基座13の真下方または風排出口12の外径の範囲へ向かって流動するのを促すことができるため、気流を集中して放熱を行うことができる。
図13を参照すると、本発明の実施例7の放熱ファンの風排出口の気流導引構造が掲示される。実施例5、6と比較して、実施例7において第一、第二気流導引リング15a、15bは同時に外径方向と内径方向へ傾斜するように形成され、すなわち第一、第二気流導引リング15a、15bの断面は三角形になるように形成される。これにより、第一、第二気流導引リング15a、15bにより気流を同時に風排出口12の外径の範囲、基座13の真下方および第一、第二気流導引リング15a、15bの間まで導引することができるため、放熱の範囲を拡大することができる。さらに、第一、第二気流導引リング15a、15bの傾斜方向に沿って第一、第二気流導引リング15a、15bは風排出側の断面積を相対的に縮小することができるため、上記三区間の風圧を増やすことができる。
その他に、図1から図13を参照すると、本発明においては少なくとも一個の気流導引リング15により気流を導引することができ、そして気流導引リング15の数量、傾斜方向と傾斜角度の大きさはファンホイール20の羽根21と放熱しようとする物件(例えば放熱フィン)のサイズ、設置の位置、形状と放熱の需要性により変化を行うことができるため、組立と設計の自由度を相対的に増やすことができる。
上述の如く、図14に示す従来の放熱ファンの框体構造によれば、風排出口において乱流が生じ易いため、気流の流動方向を導引することができず、さらに風圧を増やすことができないという問題点があったが、図1に示す本発明の放熱ファンの風排出口の気流導引構造によれば、框体の風排出口には少なくとも一個の気流導引リングが形成されることにより、本発明においては気流を区分することができると共に、気流を集中することができ、また気流をいかなる放熱しようとする位置に導引することができ、さらに風圧を相対的に増やすことができるため、放熱の範囲、気流の集中、エアによる騒音、全体的な放熱効率および組立における設計の自由度を高めることができる。
本発明は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
本発明の実施例1の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による斜視図である。 本発明の実施例1の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による平面図である。 図2のA−A線に沿った断面図である。 図3Aの局部拡大図である。 本発明の実施例2の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による斜視図である。 本発明の実施例2の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による平面図である。 図5のB−B線に沿った断面図である。 本発明の実施例3の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による断面図である。 本発明の実施例4の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による断面図である。 本発明の実施例5の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による斜視図である。 本発明の実施例5の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による平面図である。 図10のC−C線に沿った断面図である。 本発明の実施例6の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による断面図である。 本発明の実施例7の放熱ファンの風排出口の気流導引構造による断面図である。 従来の放熱ファンの框体構造の斜視図である。
符号の説明
10 框体 11 風進入口
12 風排出口 13 基座
14 リブ 15 気流導引リング
15’ 気流導引リング 151 気流導引部
15a 第一気流導引リング 15b 第二気流導引リング
15a’ 第一気流導引リング 15b’ 第二気流導引リング
20 ファンホイール 21 羽根

Claims (9)

  1. 放熱ファンの框体(10)の風排出口(12)には基座(13)、複数個のリブ(14)および少なくとも一個の気流導引リング(15)が設けられ、基座(13)はファンホイール(20)を載置するのに用いられ、ファンホイール(20)には複数個の羽根(21)が形成され、複数個のリブ(14)は半径方向で框体(10)と基座(13)の間に連接され、少なくとも一個の気流導引リング(15)はリブ(14)に固設され、気流導引リング(15)が風排出口(12)側における軸方向の長さは半径方向の幅より大きくなるように形成されることにより、ファンホイール(20)が回転した時、気流導引リング(15)により気流を区分したり、気流を集中したり、さらに気流の流動方向を導引したりするのに用いられ、前記気流導引リング(15)は放熱ファンの風排出口(12)の軸方向に沿って互いに対向して外径方向および内径方向へ傾斜するように形成されて、該気流導引リング(15)の横断面が三角形形状になることを特徴とする放熱ファンの風排出口の気流導引構造。
  2. 前記リブ(14)はファンホイール(20)の羽根(21)の送風方向に沿って傾斜するように形成されることを特徴とする請求項1記載の放熱ファンの風排出口の気流導引構造。
  3. 前記リブ(14)は気流導引リング(15)の内側と外側においてそれぞれ異なる傾斜角度になるように形成されることを特徴とする請求項記載の放熱ファンの風排出口の気流導引構造。
  4. 放熱ファンの框体(10)の風排出口(12)には基座(13)、複数個のリブ(14)および少なくとも一個の気流導引リング(15)が設けられ、基座(13)はファンホイール(20)を載置するのに用いられ、ファンホイール(20)には複数個の羽根(21)が形成され、複数個のリブ(14)は半径方向で框体(10)と基座(13)との間に連接され、少なくとも一個の気流導引リング(15)はリブ(14)に固設され、気流導引リング(15)が風排出口(12)側における軸方向の長さは半径方向の幅より大きくなるように形成されることにより、ファンホイール(20)が回転した時、気流導引リング(15)により気流を区分したり、気流を集中したり、さらに気流の流動方向を導引したりするのに用いられ、前記リブ(14)はファンホイール(20)の羽根(21)の送風方向に沿って傾斜するように形成され、該リブ(14)は気流導引リング(15)の内側および外側においてそれぞれ異なる傾斜角度になるように形成されることを特徴とする放熱ファンの風排出口の気流導引構造。
  5. 前記気流導引リング(15)は放熱ファンの風排出口(12)の軸方向と平行になるように形成されることを特徴とする請求項4記載の放熱ファンの風排出口の気流導引構造。
  6. 前記気流導引リング(15)は放熱ファンの風排出口(12)の軸方向に関して外径方向へ傾斜するように形成されることを特徴とする請求項4記載の放熱ファンの風排出口の気流導引構造。
  7. 前記気流導引リング(15)は放熱ファンの風排出口(12)の軸方向に関して内径方向へ傾斜するように形成されることを特徴とする請求項4記載の放熱ファンの風排出口の気流導引構造。
  8. 前記気流導引リング(15)は放熱ファンの風排出口(12)の軸方向に沿って互いに対向して外径方向および内径方向へ傾斜するように形成されて、該気流導引リング(15)の断面が三角形形状になるように形成されることを特徴とする請求項4記載の放熱ファンの風排出口の気流導引構造。
  9. 前記気流導引リング(15)の風進入口(11)側の上端には円弧状の気流導引部(151)が形成されることを特徴とする請求項4記載の放熱ファンの風排出口の気流導引構造。
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