JP3127021U - 廃材搬送用コンテナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】家庭のごみ、廃棄物、汚泥、残土などの廃材をコンテナ1を介して、運搬車2に搭載するようにした廃材搬送用コンテナであって、上記コンテナ1の下部両側のコーナー部4を所定の曲率半径をもつ曲面形状の曲面に鉄鋼板で形成しているとともに、強固な曲面形状を折曲して形成するために、上記した下部両側部のコーナー部4の鉄鋼板に端面の排出扉4に垂直なコンテナ1の長手方向にそって10〜50mmの所定間隔で逐次押圧した押圧折曲部11を設けて形成している。
【選択図】図5
Description
ナに収容して、運搬車で搬送できるようにした廃材搬送用コンテナに関するものである。
U字状の箱型で、その後部に排出扉が取り付けられ、コンテナに廃材を収容したり、排出
できるようにしている。そして、コンテナを運搬車に積卸しクレーンや油圧装置で積んだ
り、卸したりして、家庭ごみ、廃棄物、汚泥、残土などの廃材を廃却場に搬送して廃却で
きるようにしている。
その内面部材の両側の下方部が直角状であったり、所定の角度に屈曲して形成されている
。そのため、コンテナを運搬車で傾斜したりして収容物を排出しているが、上記した両側
のコーナー部に家庭ごみや廃棄物、汚泥、残土等の廃材が付着して廃材が円滑に落下しな
く、または付着した廃材によってコーナー部が腐食しやすいものであった。また、廃材を
コンテナに投入する場合にも、廃材がコンテナの側面や下部のコーナー部に当たって内面
部材が変形したりして損傷しやすいものであった。
部に付着せずに円滑に排出でき、また廃材の投入によってできるだけ損傷を受けずに耐久
化がはかれることが望まれるものであった。
円滑な曲面形状としたコンテナを開発し、市場に提供し、好評を博してきた。
、高さが1200〜1900mmといった大きなものなので、その両側面の下部側面部を
所定径の100〜300mmRの曲面形状に成形するのに大出力の大掛かりなプレス成形
装置を必要とし、また成形したコンテナが使用中に型崩れを生じたり、変形しやすいもの
で、できるだけ小出力の簡易なプレス成形装置で、型崩れや変形しにくいコンテナとする
のが課題となっていた。
、廃棄物、汚泥、残土などの廃材をコンテナを介して、運搬車に搭載するようにした廃材
搬送用コンテナであって、上記コンテナの下部両側部のコーナー部を所定の曲率半径をも
つ曲面形状の曲面に鉄鋼板で形成しているとともに、強固な曲面形状に形成するために上
記した下部両側部のコーナー部の曲面部の鉄鋼板に端面の排出扉に垂直なコンテナの長手
方向にそって10〜50mmの所定間隔で逐次押圧した押圧折曲部を形成していることを
特徴とする廃材搬送用コンテナを提供するにある。
曲面部の鉄鋼板に端面の排出扉に垂直なコンテナの長手方向にそって10〜20mmの所
定間隔で逐次押圧した押圧折曲部を形成した廃材搬送用コンテナを提供するにある。
である廃材搬送用コンテナを提供するにある。
ンテナの長手方向にそって50〜100mmの所定幅で垂直部を補強するための押圧して
変形した押圧変形部を設けた廃材搬送用コンテナを提供するにある。
をもつ曲面形状の曲面に鉄鋼板で形成しているとともに、強固な曲面形状に形成するため
に上記した下部両側部のコーナー部の曲面部の鉄鋼板に端面の排出扉に垂直なコンテナの
長手方向にそって10〜50mmの所定間隔で逐次押圧した押圧折曲部を形成しているこ
とによって、所定の大出力のプレス成形装置を必要とせずに、比較的小出力のプレス成形
装置を介して鉄鋼板を所定の間隔で順次プレスして所要の曲面形状に折曲して成形でき、
かつこれらの押圧折曲部が曲面部を補強できるので、使用中の型崩れや変形するのを防止
できて耐久性よく利用できる。
曲面部の鉄鋼板に端面の排出扉に垂直なコンテナの長手方向にそって10〜20mmの所
定間隔で逐次押圧した押圧折曲部を形成することによって、コンテナの両側の曲面部をで
きるだけ円滑な形状に成形でき、かつこれらの押圧折曲部で曲面部を補強できて、上記の
ように使用中の型崩れや変形するのを防止できて耐久性よく利用できる。
&nbs
とすることによって、コンテナをできるだけ軽量で、強度の強いものにできる。
ンテナの長手方向にそって50〜100mmの所定幅で垂直部を補強するための押圧して
変形した押圧変形部を設けることによって、コンテナの両側の垂直面も補強でき、使用中
の型崩れや変形するのを防止できて耐久性よく利用できる。
ナを介して、運搬車に搭載するようにした廃材搬送用コンテナであって、コンテナの下部
両側部のコーナー部を所定の曲率半径をもつ曲面形状の曲面に鉄鋼板で形成しているとと
もに、強固な曲面形状に形成するために上記した下部両側部のコーナー部の曲面部の鉄鋼
板に端面の排出扉に垂直なコンテナの長手方向にそって10〜50mmの所定間隔で逐次
押圧した押圧折曲部を形成していることを特徴としている。
や一体的に装着して搭載するもので、家庭ごみ、廃棄物、汚泥、残土などの廃材を収容し
て廃却場に廃却できるようにしており、コンテナ1はその側面部材3に図3、図4のよう
に下部両側面部のコーナー部4を開閉可能な排出扉5に垂直な軸方向に100〜300m
mRの所定の曲率半径をもつような曲面形状に形成して、廃材が付着したり、停滞しない
ようにしている。
をもつ曲面形状に形成するに際し、コーナー部4の曲面部の鉄鋼板に端面の排出扉5に垂
直なコンテナの長手方向にそって10〜50mmの所定間隔で、プレス成形によって図5
のように押圧していって、コーナー部4をそれぞれ折曲して強固な曲面形状に成形するよ
うにしている。
の断面を曲面形状とした凹部8を設け、上金型9に20〜50mmの所定幅の断面を曲面
形状とした凸部10を設け、所定厚、所定幅の鉄鋼板を10〜50mmずつ繰り出して上
金型9を下降して所定の出力で1〜2mm程加圧して鉄鋼板を前端から後端にわたって底
面から側面への90度に折曲して所要の曲面形状に成形するようにしている。
ス成形装置6を介して鉄鋼板を所要の曲面形状に折曲して側面部材3を成形でき、これら
の押圧折曲部11で曲面部を補強できるもので、使用中の型崩れや変形するのを防止でき
て耐久性よく利用できる。
定間隔で鉄鋼板を押圧した押圧折曲部11とすることが好ましく、コンテナ1の両側面の
曲面部をできるだけ円滑な形状に成形できて、ごみ等の付着も有効に防止できる。
ハルドックスやドメックス)、またはその相当強度の軟鋼や中硬鋼の鋼板とすることが好
ましく、この場合コンテナ1をできるだけ軽量で、強度の強いものとでき、できるだけ補
強材の付着を省略できる。
図7(a)〜(c)のように端面の排出扉5に垂直なコンテナ1の長手方向にそって50
〜100mmの所定幅で垂直部12を補強するために垂直部12を1ないし複数個所に押
圧して変形して押圧変形部13を設けることが好ましく、こうすることによってコンテナ
1を一層軽量で強度の強いものとできる。
宜な補強用の押圧変形部13を設けることができ、コンテナ1の容量に対して適切に採取
できる。この際、上記したような少ピッチの押圧折曲部11を適用した押圧変形部13と
することができる。
に200〜1000mm、好ましくは300〜500mmの所定の間隔で、小判状や弧状
等の押圧補強溝15を配設して補強することができる。
れ一枚の鉄鋼板で成形して中央部に底材14を接合して一体的にするのが製造しやすいが
、垂直部12とコーナー部4を別個に成形して一体的に溶接接合するなど、適宜に形成す
ることができる。
補強材16を上端に平行状に溶接したりして架設して使用でき、また上記コンテナ1の底
材14に従来のコンテナと同じ位置に図4のように両脚部17を直接的に底材14に溶接
したコンテナ取着部18を配設して、運搬車2に積み卸し可能や一体的に装着して搭載す
るようにでき、コンテナ1の前部および後部は、従来のものとほぼ同様に構成し、運搬車
2に違和感が生じなく、従来と同じようにして使用するようにできる。
トン用のもので、3.2mm厚さの耐摩耗鋼、高張力鋼板のスエーデン鋼板(ドメックス
ウェア)の側面部材3で、コンテナ1の両側の下部側面部を順次折曲して曲面状のコーナ
ー部4を一体的に成形したものである。この曲面のコーナー部4の成形としては、図6の
ように中央部分をやや凹ませた凹部8とした下金型7に所定長さのスエーデン鋼板を供給
し、下端の凸部10が50mmRの上金型9を所定の出力でスエーデン鋼板に押圧すると
ともに、鋼板を10mmずつ送って上金型9を逐次押圧して曲面形状としたものである。
コンテナ1の左側面と右側面とは、対称状にプレス施工した。そして、これらの曲面形状
とした鋼板に底板14を溶接接合し、さらに上端部にチャンネル材の補強材16を、底板
14にコンテナ取着部材18を一体的に接合し、図1、図2のように運搬車2に積み卸し
可能に搭載するようにした。
少なくでき、試用にあたっても、コンテナ1の型崩れや変形、歪みなどをきわめて縮小で
きるものであった。特に、コンテナ1にスエーデン鋼を使用することで、コンテナ1を軽
量で強固なものにできたものである。
撃の分散がはかれるとともに、自然に真中から積み上げられる。また、図1のように傾斜
させて排出する場合にも、廃材が曲面にそって自然にかつ円滑にすべって、奇麗に排出で
きる。そのため、従来のようにコーナー部に廃材が付着し、雨水等を介して内面部材が錆
びるのを防止できて、耐久性を高めることができる。
の垂直部12に上記のようにして10mm毎の所定の押圧変形部13を設けて、垂直部1
2を強化するようにしたものである。
直状の補強押圧溝15を適宜の間隔で設け、垂直部12を強化するようにしたものである
。
ンプカー型、トラック型のものなどの2トン用、4トン用、10トン等の着脱式、固定式
のコンテナについてそれぞれ適用可能であり、本考案の趣旨にもとづいて適宜に変形態様
を実施することができる。
5…排出扉 11…押圧折曲部 12…垂直部 13…押圧変形部
Claims (4)
- 家庭のごみ、廃棄物、汚泥、残土などの廃材をコンテナを介して、運搬車に搭載するよ
うにした廃材搬送用コンテナであって、
上記コンテナの下部両側部のコーナー部を所定の曲率半径をもつ曲面形状の曲面に鉄鋼
板で形成しているとともに、強固な曲面形状に形成するために上記した下部両側部のコー
ナー部の曲面部の鉄鋼板に端面の排出扉に垂直なコンテナの長手方向にそって10〜50
mmの所定間隔で逐次押圧した押圧折曲部を形成していることを特徴とする廃材搬送用コ
ンテナ。 - 強固な曲面形状を折曲して形成するために、上記した下部両側部のコーナー部の曲面部
の鉄鋼板に端面の排出扉に垂直なコンテナの長手方向にそって10〜20mmの所定間隔
で逐次押圧した押圧折曲部を形成した請求項1に記載の廃材搬送用コンテナ。 - コンテナの鉄鋼板が3〜4mm厚さのスエーデン鋼またはその相当強度の鋼板である請
求項1または2に記載の廃材搬送用コンテナ。 - コンテナの下部面側部に連接する両側の垂直部に端面の排出扉に垂直なコンテナの長手
方向にそって50〜100mmの所定幅で垂直部を補強するための押圧して変形した押圧
変形部を設けた請求項1ないし3のいずれかに記載の廃材搬送用コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007225U JP3127021U (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 廃材搬送用コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007225U JP3127021U (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 廃材搬送用コンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3127021U true JP3127021U (ja) | 2006-11-16 |
Family
ID=43476765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006007225U Expired - Lifetime JP3127021U (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 廃材搬送用コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3127021U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015174718A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 新明和工業株式会社 | 塵芥収集車 |
-
2006
- 2006-09-06 JP JP2006007225U patent/JP3127021U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015174718A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 新明和工業株式会社 | 塵芥収集車 |
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