JP3126907B2 - 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法 - Google Patents
熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法Info
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Description
系樹脂発泡成形体の製造方法に関するものである。
れをPATと略称する)は、無色透明であって、抗張
力、耐衝撃性などの機械的性質にすぐれ、耐熱性及び耐
候性も良好であるために、色々な形に成形して日用品と
して使用されている。そのうちでも多いのは、ブロー成
形による液体容器であって、飲料水、醤油、化粧品など
を入れる壜として広く用いられている。この壜は、商品
を販売するための容器として一時的に用いられるに過ぎ
ないから、家庭で商品を消費したあとでは使い途がな
い。そこで、これらの容器は廃棄される。廃棄された容
器は、耐候性が良いから風化することもなくそのまま残
り、従って環境を汚染することとなる。そこでこれを回
収して再使用する必要があった。
熱性の容器などとしても利用される。ところが、PAT
は本来発泡させにくい樹脂である。それは、PATが結
晶性の樹脂であるからである。PATはこれを加工のた
めに加熱して行くと、結晶性のために融点近くで急に溶
融するという特性を持っている。従って、PATを発泡
させようとして加熱したとき、PATは発泡に適した粘
度を示す温度範囲が極めて狭い。このために、PATを
押出機内で溶融し、これに発泡剤を含ませて発泡性溶融
物として押し出しても、溶融物は粘度が低過ぎたり高過
ぎたりする。粘度が低いときは発泡剤たるガスがすぐに
逸散して溶融物が発泡するに至らず、逆に粘度が高いと
きは発泡剤たるガスが溶融物中で気泡を生成するに至ら
ず、従って発泡体とすることが困難である。
るために架橋剤が加えられる。架橋剤は、ときには増粘
剤又は分岐剤と呼ばれることもある。架橋剤としては色
々なものが用いられる。例えば、多官能エポキシ化合
物、1分子中に2箇以上の酸無水物基を持った有機化合
物、オキサゾリン化合物、多官能イソシアネート等が架
橋剤として用いられる。
て、PATを押し出し発泡により発泡シートにし、さら
にこれを成形してPAT発泡成形体とされるようになっ
た。ところが、ペットボトル等として一度使用されたP
ATの回収品をこのような発泡シートの製造に使用する
ことは嫌われた。なぜならば、PATの回収品は素性の
わからない色々のグレード品を含んでいるために、溶融
粘度の調整が容易でないからである。
T発泡成形体を作る場合には、成形体にされた部分の周
縁にあったものがトリミングロスと呼ばれてスクラップ
とされる。このスクラップはその量が多くて成形体の3
0%以上、時には成形体に匹敵するほどの量となる。そ
こで、発泡シートの成形の際に生じるスクラップも再使
用に供する必要があった。
うなPATの回収品並びにPATのスクラップを回収し
て再使用に供し、これによってPATの発泡シートを効
率よく製造できるようにしようとするものである。
定形の連続体として得られる場合が多い。このスクラッ
プはこれを加熱すれば溶融させることができるから、こ
のスクラップの再使用には、まずこれを加熱し溶融して
ペレットに再生し、再生ペレットを使用に供するのが好
都合であるように見える。ところが、このスクラップを
加熱溶融するとPATが熱と水分の影響を受け劣化して
品質が低下する。そのため、水分による劣化を防ごうと
して高価な乾燥装置を用い、水分が200ppm以下と
なるように乾燥して来たが、この乾燥は煩瑣である。ま
た、スクラップを加熱溶融しただけでは、PAT中にな
お大量の気泡が含まれていてPATの定量供給が困難で
あって再使用に支障を来す。ところが、このスクラップ
を冷却後粉砕して粉砕物にすると、樹脂の劣化がなくて
再使用が容易になることが判明した。とくに、粉砕物を
15mmのパンチ穴スクリーンを通過する程度の大きさ
にすると、再使用が一層容易となることが判明した。ま
た、このスクラップを未使用のPATと混合して使用す
るときは、スクラップと未使用PATとは同じ1つの押
出機に投入するにしても、初めは別々に配合して別々に
押出機に投入するのが、スクラップの再使用を容易にす
る手段であることが判明した。
収して、これからPAT発泡シートを作ろうとする場合
には、特殊な二軸押出機を用いるのが好都合であること
が見出された。特殊な二軸押出機とは押出機のバレルの
一部に開口が設けられていて、この開口から吸引脱気で
きる機構のものである。このような機構の押出機を用い
て、PAT以外の熱可塑性樹脂発泡体を作ることは、既
に知られており、特公昭60−54850号公報に記載
されている。
た樹脂発泡体の製造方法は、もともとスチレン系樹脂や
オレフィン系樹脂のように、樹脂自体が熱に対して安定
であって、また発泡させ易い樹脂を対象として開発され
たものである。ところが、この公報に記載された発泡方
法及び装置が、発泡させにくい樹脂の代表であるPAT
に、また分解し易くて水分を0.03重量%以下に除去
しなければならないとされたPATに、適用できること
は意外なことである。
形体を作るときに生じるトリミングロスと呼ばれるスク
ラップを粉砕して粉砕物とし、この粉砕物を原料として
使用すること、未使用のPAT(すなわちPATの規格
品)を同時に原料として使用するときは、これに架橋剤
等を混合する工程をPAT回収品への添加剤の混合工程
と別に行うこと、その後これらの混合物を二軸押出機に
供給し、二軸押出機のバレルに設けた開口から減圧吸引
して、溶融したPATから樹脂中に溶解している揮発分
を取り除くこと、及びその後に別の押出機に入れ、発泡
剤を圧入して押し出し発泡を行うこと、の組み合わせに
よってPATの回収品からPAT発泡成形体を製造する
ことを骨子とするものである。
軸押出機に供給し、二軸押出機内でPATを加熱溶融
し、二軸押出機のバレルの一部に設けた開口から溶融P
AT中の揮発分を取り除き、次いでPAT中に発泡剤を
圧入し、PATを混練し押し出し発泡させて発泡体と
し、その後にこの発泡体を成形し、次いで切断して成形
体とその余の部分とに分け、その余の部分を粉砕して得
た粉砕物を回収品として上記二軸押出機に供給すること
を特徴とする、PAT発泡成形体の製造方法を提供する
ものである。
PATの規格品とPATの回収品とである。PATの規
格品とは、市販されている未使用のPATであって、例
えば押出用のPATとして販売されている樹脂である。
PATの回収品とは、ペットボトルのような非発泡の成
形品として使用されたあとで回収された物である。その
ほか、PATの回収品は、PATを発泡シートとし、こ
の発泡シートを成形してのち切断して、成形品とその余
の部分とに分けたとき生じるトリミングロスも含んでい
る。
新原料であるから、一般に分子量のバラツキが少ない。
これに対し、回収品は色々なグレードのものを含んでい
るから、一般に性質のバラツキが大きい。その上に、回
収品は一般に熱劣化を受けているから、さらに性質のバ
ラツキが大きい。この発明では、回収品を用いるから、
PATとして性質にバラツキの大きいものを使用するこ
とになる。
れぞれを別々に架橋剤その他の添加剤と混合して、この
混合物を別々に押出機に投入することが好ましい。それ
は、規格品と回収品とが性質及び形状を異にし、これに
混合すべき添加剤の種類と量とを大きく異にしているか
らである。云いかえると、規格品には規格品に適した量
の架橋剤を混合してこの混合物を押出機に投入すること
とし、これとは別に回収品には回収品に適した量の添加
剤を混合して、この混合物を押出機の別々の口から投入
することが好ましい。
と二価アルコールとが縮合反応を起こすことによって生
成された高分子量のポリエステルである。その代表的な
ものは、テレフタール酸とエチレングリコールとの縮合
によって生じたポリエチレンテレフタレートである。そ
のほか、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート等もPATに属する。
が、架橋剤としては色々なものを用いることができる。
前述のように、多官能エポキシ化合物、1分子中に2箇
以上の酸無水物基を含んだ有機化合物、オキサゾリン化
合物、多官能イソシアネートのほか、1分子中に3箇以
上のカルボキシル基を含んでいる有機化合物を使用する
ことができる。これらの中では、取り扱いの容易性及び
人体に対する衛生面から、多官能エポキシ化合物、1分
子中に2箇以上の酸無水物基又は3箇以上のカルボキシ
ル基を含んだ有機化合物を用いるのが好ましく、とりわ
け2箇以上の酸無水物基を含んだ化合物すなわち酸二無
水物を用いることが好ましい。架橋剤の好ましい使用量
はPAT100重量部に対し0.01〜5重量部であ
る。
ット酸、ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸二無水物、シクロペンタンテ
トラカルボン酸二無水物を用いることができ、また3箇
以上のカルボキシル基を含んだ化合物としてはピロメリ
ット酸、トリメリット酸を用いることができる。架橋剤
として酸二無水物を使用する場合には、これとともに周
期律表の第1族、第2族又は第3族に属する金属の化合
物を併用することが好ましい。その中でも、とくに第1
族又は第2族に属する金属の化合物を用いることが好ま
しい。これらの金属化合物は、有機物であっても無機物
であってもよい。その中では、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム又は炭酸リチウムをPAT100重量部に対し、
0.01〜5重量部の割合で用いることが好ましい。ま
た、特公表5−507762号公報が記載しているよう
に、このような化合物をPATの重合過程で添加して、
改良したPATとして用いることもできる。
PATを発泡に適したものとするのに発泡指数という概
念を用いると好都合である。発泡指数とは、PAT分子
のすべての末端基に対するヒドロキシル末端基の割合
と、極限粘度とを測定することによって得られる値であ
る。PATの極限粘度は、例えば0.300gのPAT
を25mlのオルソクロロフェノールに140℃で1時
間撹拌して溶解し、この溶液を35℃の恒温槽中でオス
トワルド粘度計により溶融粘度を測定して、これを算出
することができる。
ドロキシル末端基の割合は、次のようにして算出する。
まず、前述の極限粘度から次の式により平均分子量Mn
を求める。 Mn={極限粘度/(3.07×10-4)}1/0.77 次に、Mnの値からポリマー106 gあたりの全末端基
数を次の式から求める。 全末端基数(eq/T)=106 /Mn×2
次の方法により求める。約100mgのPATを取り、
これを10mlのベンジルアルコールに200℃で溶解
し、この溶液をフェノールレッドを指示薬として1/5
0規定のNaOH/エタノール溶液で滴定して、カルボ
キシル末端基の数を算出する。この値をポリマー106
g当たりのカルボキシル基当量の数に換算する。最後
に、全末端基数からカルボキシル末端基数を差し引くこ
とによりヒドロキシル末端基数を求める。こうしてヒド
ロキシル末端基の比率は、 ヒドロキシル末端基数÷全末端基数 として求める。発泡指数は、 極限粘度×ヒドロキシル末端基の比率 として得られる。
4以上のPATを選んで用いるか、又は発泡指数が0.
4以上となるように調整して用いる。
はポリオレフィン樹脂特に低密度ポリエチレン樹脂中
に、2〜10重量%のマスターバッチとして混合したも
のを用いることができる。そのほか、この発明では、P
AT中に四弗化エチレン樹脂の粉末を添加して得られた
発泡体における気泡の均一性及び微細性等の外観、並び
に発泡体の引張強度及び延び率等を改善することができ
る。
を二軸押出機に入れる。二軸押出機にはPATの規格品
を入れるための供給口とPATの回収品を入れるための
供給口とを別々に設けるのが好ましい。各供給口には定
量供給装置を取り付ける。定量供給装置としては、ベル
トの移動、スプリングの振動又はスクリュの回転によっ
て落下する固体量を調節できる機構のものが市販されて
いるが、その何れをも用いることができる。また、各供
給口では、PATと架橋剤とを別々に計量して混合物と
して供給することが好ましいが、PATと架橋剤とを予
め混合したものを定量供給装置によって供給するように
してもよい。
合っている形式のものを用いる。とくに、2本のスクリ
ュが同方向に回転する形式のものが好ましい。また、押
出量/回転数の比としては、0.28〜1.67の範囲
のものを用い、中でも0.33〜1.43のものが好ま
しく、さらには0.42〜1.25のものが最も好まし
い。
られている。この開口は、咬み合っているスクリュ間隙
を中心にしてスクリュ軸の中心線の真上あたりまでバレ
ルの幅方向に拡がり、押出方向には幅方向の広がりと同
程度又はそれ以下の大きさになっていることが好まし
い。この開口は、PATが溶融された状態になっている
ところに位置することが必要である。また、この開口は
接近して2個設けることが好ましい。開口は一般にベン
ト口と呼ばれている。
この場合、スクリュ側からベント口へ入る空気を遮断し
て減圧装置を働かせると、ベント口には20Torr以
下の強い減圧状態が発生することが好ましく、さらには
10Torr以下の減圧状態となることが好ましい。
押出機の樹脂供給口に接続される。第2の押出機は二軸
押出機であってもよいが単軸押出機であることが好まし
い。第2の押出機は、バレルの途中に発泡剤圧入口が設
けられている。発泡剤圧入口からは発泡剤が圧入され
る。
発泡剤を用いることができる。発泡剤は大きく分けると
物理発泡剤と化学発泡剤とになるが、その中では物理発
泡剤を用いることが好ましい。物理発泡剤は、さらに不
活性ガス、飽和脂肪族炭化水素、飽和脂環族炭化水素、
ハロゲン化炭化水素、エーテル、ケトン等に分類される
が、この発明ではその何れをも使用することができる。
代表的な例を述べると、不活性ガスとしては炭酸ガス、
窒素を使用することができ、飽和脂肪族炭化水素として
はプロパン、ノルマル又はイソブタン、ノルマル又はイ
ソペンタン、又はこれらの混合物を使用することがで
き、飽和脂環族炭化水素としてはシクロヘキサンを使用
することができ、ハロゲン化炭化水素としては塩化メチ
ル、テトラフルオロエタンを使用することができ、エー
テルとしてはメチルターシャリブチルエーテル、ケトン
としてはアセトンを使用することができる。これらは単
独で用いることもできるが、また混合して用いることも
できる。
は、そのスクリュが一部にダルメージ又はピンのような
発泡剤を分散させるに役立つ機構を備えていることが好
ましい。また、そのスクリュは、先端にある安定化部分
の長いことが好ましく、安定化部分のL/Dすなわち長
さと直径との比が5以上、とりわけ7以上であることが
好ましい。また、その安定化部分は、フルフライトでピ
ッチと深さとが変化しないことが好ましい。
る。金型は、PATをシート状に押し出すための直線状
又は円環状のオリフィスを備えている。オリフィスが直
線状のものであるときは、PATは平坦なシートとして
押し出されるから、平板又はロール上を進行させて発泡
させるようにすれば足りるが、オリフィスが円環状であ
る場合には、その先に円環状のマンドレルを付設してP
ATを円筒状に保持して発泡させ、冷却して円筒を切り
開いて平板状とする。
て成形される場合と、一旦これをロールに巻き取って暫
く放置したのちに成形される場合とがある。何れにして
も、発泡シートは加熱工程で加熱されて軟化した状態と
され、引き続いて成形工程で成形型に押しつけられて成
形される。加熱は赤外線セラミックヒーターを複数個配
置した加熱炉に入れられ、ここでPATのガラス転移点
(約70〜75℃)以上で結晶化温度(約130℃)以
下に加熱される。成形型は、凸型又は凹型のうちの何れ
か一方だけから成るものであってもよいが、好ましいの
はその両方から成るものである。成形された発泡シート
は、成形体の間に成形されなかった部分、すなわち余剰
部分を含んでいる。
持したまま、結晶化温度(約130℃)以上で、融点
(約250〜260℃)以下の温度に加熱してトリミン
グ装置へ入れられる。トリミング装置とは、成形体の部
分とその余の部分とを切断する装置である。切断によっ
て分けられた成形体とその余の部分とは、別々に冷却さ
れて成形体と余剰部分とに分けられる。成形体はそのま
ま商品とされる。
が不規則な連続体を呈しているときは、まずこれを短く
切断し、こうして得られた短片を粉砕する。粉砕には、
ロールクラッシャ、ロッドミル、ボールミル、ハンマミ
ル等を使用することができる。こうして粉砕されたPA
T粉末を15mmφのパンチ穴に通し通過したものを回
収品として使用するのが好ましい。
反面、熱による劣化を受けて、最初に用いた原材料とは
異なった性質のものとなっている。そこで、回収品には
また改めて架橋剤を加えて混合物として、これを前述の
二軸押出機に供給する。
ほかに、必要に応じて色々な添加物を用いることができ
る。例えば発泡用核剤、難燃剤、帯電防止剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、着色剤等を添加してこの発明方法を
行うことができる。これらの添加物は、これを二軸押出
機の供給口からPATとともに加えることにより、PA
Tに一様に分散させることが容易となる。
もに図面によって模型的に示すと、図1及び図2に示し
たようになる。図1では、PATの規格品がホッパー1
に入れられ、PATの回収品がホッパー20に入れら
れ、架橋剤がホッパー2に入れられ、それぞれが別々に
定量供給装置3及び3′から原料投入口4及び4′を経
由して、二軸押出機6に投入される。二軸押出機6は2
個のベント口5を備えており、ここから吸引される。二
軸押出機6内で溶融し混練されたPATは、ギヤポンプ
7により第2の押出機8に送られ、ポンプ9により送ら
れた発泡剤を圧入され、金型11から円筒状に押し出さ
れ、円筒状マンドレル12上で冷却され、カッター13
により切断されて発泡シート15となる。発泡シート1
5は引取ロール14により引き取られロール状に巻かれ
て卷回体とされる。
21へ入れられ、巻き戻されて発泡シート15となり、
発泡シート15は非発泡のPATフィルム22と貼り合
わされ、次いで加熱炉16へ入りここで加熱されて軟化
状態となり、成形装置17で成形され、トリミング装置
18で成形体とその余の部分とに切断され、粉砕機で粉
砕されて粉末19となり、ホッパー20へ送られて再使
用される。
が、図2では発泡シート15が卷回体とされないで、得
られた直後に加熱炉16に入って加熱される点で、図1
の方法と異なっている。
を粉砕して二軸押出機に供給するので、回収品が熱劣化
を受けることなく効率よく二軸押出機に食い込まれ、二
軸押出機内でよく混練される。また、二軸押出機のバレ
ルの一部に開口を設け、この開口から溶融樹脂中の揮発
分を取り除くこととしているから、PATは効率よく発
泡をするに適した粘度を持つこととなる。次いでこの溶
融樹脂をさらに混練するとともに樹脂に発泡剤を圧入す
るので、PATは発泡するに適した状態となる。この状
態で樹脂を押し出し発泡させて発泡シートとするので、
発泡シートは希望するように発泡したものとなる。ま
た、PATとして回収品とともに規格品を使用するとき
は、回収品への添加剤の添加工程と、規格品への架橋剤
の配合工程とを別のところで行ってから二軸押出機に供
給するので、回収品と規格品とを併用しても一様な発泡
シートを得ることができる。
するか、又は一旦ロール巻きにして暫く放置したのちに
巻き戻して発泡シートとしてこれを加熱するかの方法に
より、発泡シートを軟化させ、成形型によって成形し、
次いで切断して成形体とその余の部分とに分け、その余
の部分を粉砕して粉砕物とし、この粉砕物を回収品とし
て上記二軸押出機に供給することとするので、成形体以
外の部分をすべて回収して成形体にすることができ、従
ってリサイクル法として有益である。
をさらに具体的に説明する。以下で、単に部というのは
重量部を意味している。
た。
み合い二軸押出機を用い、第2の押出機8としては口径
65mmの単軸押出機を用いた。
wという)が約70000のフレークと、成形後のトリ
ミングロスの回収品からなる粉砕物とを重量比で3:2
の割合で混合したものを、回収品の定量供給装置3′か
ら約45kg/Hrの割合で原料投入口4′を経由し
て、二軸押出機6へ連続的に供給した。これがPATの
回収品にあたる部分である。
チレンテレフタレート樹脂(以下、PETという)10
0部と、別にタルクが30重量%練り込まれたPET1
7部と、無水ピロメリット酸2部と、炭酸ソーダ0.2
5部と、四弗化エチレン樹脂粉末〔旭硝子(株)製、フ
ルオン L169J〕が10重量%練り込まれたPET
0.6部とを混合しながら、規格品定量供給装置3から
12kg/Hrの割合で原料投入口4を経由して、二軸
押出機6へ連続的に供給した。これがPETの規格品に
あたる部分である。
mとし、スクリュ回転数を84rpm、押出機シリンダ
ーの温度を240〜285℃に制御した。二軸押出機6
の途中に設けられた2箇のベント口5から4.5Tor
rの減圧度で押出機内の溶融樹脂から水分その他の揮発
分を減圧吸引して除去した。
てPETの溶融粘度を上昇させ、単軸押出機8に供給し
た。単軸押出機8のスクリュ回転数を39rpmとし、
シリンダー温度を265℃〜275℃に制御しながら、
発泡剤(n−ブタン/i−ブタン=6/4)を0.7部
の割合で、ポンプ9により押出機8のシリンダーの途中
から注入して発泡性樹脂とした。この発泡性樹脂を、口
径80mm、スリット幅0.5mmの円環状オリフィス
から大気中へ押し出した。このときの押出変動は3分ず
つ10回測定したところ、2.72%であった。
径205mmの冷却マンドレル12上を進行し、その間
温度を約200℃から65℃に低下させて円筒形に成形
された。円筒状発泡成形体の一箇所をカッター13で切
り、シート状に拡げて引取ロール14で引き取って30
0mをロール状に巻き取った。
c、厚さが1.43mm、発泡シートの押出方向の引張
破壊伸びが95.3%、幅方向のそれが87.5%、結
晶化度が7%であった。
状態で放置された。その後、このロール巻きの発泡シー
ト15を熱接着装置21に入れて、ここで巻き戻して発
泡シート15に非発泡のPETフィルムを貼り合わせて
積層シートとした。非発泡のPETフィルム22は、密
度が1.3、厚さが0.025mmで、無延伸のもので
あり、発泡シートに接する面には耐熱性インキによる模
様が印刷されていた。貼り合わせは、発泡シート15と
非発泡のフィルム22とを対をなすロール23と24及
び25と26との間に通して行った。これらロールのう
ち、上ロール23は155℃に加熱されており、下ロー
ル24は30℃に冷却されており、ロール25と26と
は何れも25℃に冷却されていた。こうして得られた積
層シートは加熱炉16の入口でおよそ60℃になってい
た。
ヒーターを複数個配置されていた。積層シートは必要な
面積部分が間歇的に加熱炉16中へ運ばれた。積層シー
トは加熱炉16内で表面が145〜160℃になるよう
に加熱された。
成る真空、圧空成形器であり、各型にはヒーターが付設
されていて型温度を調整可能とされていた。凸型27は
1kg/cm2 の圧空を供給でき、凹型28は−600
mmHgの真空引きができるようにされた。両型は油圧
装置により接近又は離間できるようにされた。各型は1
80℃に加熱されていた。
凹型28からの真空作用により成形するとともに凸型2
7からの圧空作用により成形した。成形プレス時間は、
DSC結晶化度が17〜30%に達する時間である7秒
とした。なお、各型は次のような寸法の成形体が得られ
るように調整した。サイズ125mm×155mm×3
0mm(深さ)のグラタン容器で、肉厚が底面で2.0
〜2.5mm、側面で1.30〜1.45mm
70〜75℃)以上、結晶化温度(約130℃)以下に
加熱して成形し、成形された形を維持したまま結晶化温
度以上で融点(約250〜260℃)以下に加熱し、次
いで冷却型(図示していない)で冷却し、トリミング装
置18へ送ってトリミングし、積層発泡シート製の耐熱
性容器を得た。同時にトリミングによって発生したスク
ラップを連続的に粉砕機へ送り、ここで10mmのパン
チ穴を通過するチップとし、そのままの形でこれを回収
品として押出機6の上部に取り付けたホッパー20へ送
って再使用に供した。
同じものを用い、図2に示したようにして実施した。
酸0.3重量%を加えて押し出し発泡させて得た発泡シ
ートのスクラップの粉砕物(Mwが約130000)を
回収品定量供給装置3′から約14kg/Hrの割合で
投入口4′を経由して連続的に二軸押出機6へ供給し
た。これがPATの回収品にあたる部分である。
0部と、別にタルク30重量%が練り込まれたPET
3.5部と、無水ピロメリット酸0.3部と炭酸ソーダ
0.05部と、四弗化エチレン樹脂粉末〔旭硝子(株)
製、フルオン L169J〕10重量%が練り込まれた
PET樹脂0.1部とを混合しながら、規格品定量供給
装置3から38kg/Hrの割合で原料投入口4を経由
して二軸押出機6へ連続的に供給した。これがPATの
規格品にあたる部分である。
m、押出機シリンダーの温度を240〜290℃に制御
した。二軸押出機6に設けられた2箇のベント口5から
4.5Torrの減圧度で押出機内の溶融樹脂から水分
その他の揮発分を減圧吸引して除去した。
45rpmで回転するギヤポンプ7により第2の押出機
8へ向かって流した。第2の押出機8ではスクリュの回
転数を28rpm、シリンダー温度を265℃〜280
℃に制御しながら、発泡剤としての窒素を約0.15部
の割合でポンプ9により樹脂中に圧入して発泡性樹脂と
した。この発泡性樹脂を口径95mm、スリット幅0.
5mmの円環状オリフィスから大気中へ押し出した。
径が205mmの冷却マンドレル12上を移動し、温度
を約200℃から68℃に下げて円筒形に成形された。
その円筒形成形体の一箇所をカッター13で切断して平
板状に広げ引取ロール14で引き取って発泡シートを得
た。この発泡シートは密度が0.36g/cc、押し出
し方向の引張破壊伸びが99.7%、幅方向のそれが8
5.6%、厚みが1.02mm、結晶化度が8%であっ
た。
ことなく直ちに加熱炉16に入れられ、ここで加熱され
た。加熱炉16は実施例1で用いたのと同じものであ
る。発泡シートは加熱炉の入口で57℃となっていた。
加熱炉16への搬送は、間歇的に移動させる方法を採っ
た。発泡シートは表面が145〜160℃となるように
加熱された。
入れられた。成形装置17は実施例1で用いたのと同じ
ものである。凸型27は0.9kg/cm2 の圧空を供
給し、凹型28は−550mmHgの真空引きができる
ようにされ、各型は180℃に加熱された。
作用により成形されるとともに、凸型27からの圧空作
用により7秒間成形されて、実施例1と同じ大きさのグ
ラタン容器に成形された。この容器の肉厚は、底面で
0.65〜0.95mm、側面で0.45〜0.60m
mであった。
ガラス転移点(約70〜75℃)以上、結晶化温度(約
130℃)以下に加熱して成形し、成形された形を維持
したまま結晶化温度以上で融点(約250〜260℃)
以下に加熱し、次いで冷却型(図示していない)で冷却
し、トリミング装置18へ送ってトリミングし、発泡シ
ート製の耐熱性容器を得た。同時にトリミングによって
発生したスクラップを連続的に粉砕機へ送り、ここで1
0mmのパンチ穴を通過するチップとしてそのままの形
でこれを回収品として押出機6の上部に取り付けたホッ
パー20へ送って再使用に供した。
に実施したが、ただPAT樹脂等の原材料とその装置の
使用条件等の詳細を若干変更して実施した。その変更し
た点を主として説明すると次のとおりである。
粉砕して得た粉砕物で、重量平均分子量が約13万のも
のを図1の回収品用ホッパー20へ入れ、ここから約5
0kg/Hrの割合で二軸押出機6へ投入した。
重量%が練り込まれたPET100部に、無水ピロメリ
ット酸3部と、炭酸ソーダ0.5部と、四弗化エチレン
樹脂粉末が10重量%練り込まれたPET1.0部を加
え、この混合物を図1の規格品用ホッパー1から5kg
/Hrの割合で二軸押出機6へ投入した。
合で回転させながら、シリンダー温度を230℃から2
90℃に制御した。二軸押出機6に設けられた2箇のベ
ント口5から5.0Torrの減圧度で吸引し、溶融P
AT中の揮発分を取り除いた。
転するギヤポンプ7によって単軸押出機8へ供給した。
単軸押出機8ではスクリュを27rpmの割合で回転さ
せ、シリンダー温度を265℃から285℃に制御し
て、発泡剤(n−ブタン/i−ブタン=4/6)を発泡
剤圧入ポンプ9により0.55部の割合でPAT中に圧
入し、発泡性PETとした。
0.4mmの円環状スリットから大気中へ押し出した。
このときの押出変動は3分ずつ10回測定したところ、
2.91%であった。押し出されたPETは、発泡しな
がら直径205mmの冷却マンドレルに沿って進行し、
その間約200℃から70℃に冷却されて、円筒状成形
体となった。円筒状成形体の1ヶ所をカッター13で切
断し、シート状に広げて引取ロール14で引き取り、3
00mの長さ分だけロール状に巻き取った。
/cc、押出方向の引張破壊伸びが98.2%、幅方向
のそれが86.5%であり、厚みが1.00mm、結晶
化度が7%であった。
1と同様にしてグラタン容器に成形された。こうして得
られた容器は、底面の厚みが0.97〜1.35mm、
側面の厚みが0.65〜0.88mmであった。この容
器を切り取ったあとのスクラップは、実施例1と同様に
して粉砕され再使用に供せられた。こうしてスクラップ
をリサイクルすることによりPETを捨てるところなく
完全に使用することができた。
である。
のである。
Claims (4)
- 【請求項1】 熱可塑性ポリエステル系樹脂の回収品の
粉砕物を二軸押出機に供給し、二軸押出機内で樹脂を加
熱溶融し、二軸押出機のバレルの一部に設けた開口から
溶融樹脂中の揮発分を取り除き、次いで樹脂中に発泡剤
を圧入し、樹脂を混練し押し出し発泡させて発泡体と
し、その後にこの発泡体を成形し、切断して成形体とそ
の余の部分とに分け、その余の部分を粉砕して得た粉砕
物を回収品として上記二軸押出機に供給することを特徴
とする、熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡成形体の製造
方法。 - 【請求項2】 回収品に架橋剤を混合することを特徴と
する、請求項1の製造方法。 - 【請求項3】 回収品の粉砕物の大きさが15mmの穴
スクリーンをパスしたものであることを特徴とする、請
求項1又は請求項2の製造方法。 - 【請求項4】 架橋剤により改良された熱可塑性ポリエ
ステル系樹脂、または架橋剤を添加した熱可塑性ポリエ
ステル系樹脂と、熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体の
回収品の粉砕物を二軸押出機に供給し、二軸押出機内で
樹脂を加熱溶融し、二軸押出機のバレルの一部に設けた
開口から溶融樹脂中の揮発分を取り除き、次いで樹脂中
に発泡剤を圧入し、混練し押し出し発泡させて発泡体と
し、その後にこの発泡体を成形し切断して成形体とその
余の部分とに分け、その余の部分を粉砕して得た粉砕物
を回収品として上記二軸押出機に供給することを特徴と
する、熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方
法。
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