JP3126799U - 保持機能付きスライドレールユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 インナレールをアウタレールに収納する際に、大きな押圧力を与えることなくアウタレールに自動的に引き込み、引き込んだ状態を保持することが可能であり、しかも少ない部品点数で簡易に且つ低コストで生産することが可能なスライドレールユニットを提供する。
【解決手段】 第1のレール1に対してその長手方向及び幅方向へ移動自在に立設された保持ピン72と、この保持ピン72を第2のレール3のストローク終端に向けて付勢する弾性部材73と、第1のレール1に設けられ、弾性部材73の付勢力に抗して保持ピン72をストローク終端から離れた待機位置に係止すると共に、待機位置から離脱した保持ピン72を前記付勢力に伴ってストローク終端へ向けて案内するピン誘導部材70と、前記第2のレール3に設けられ、前記ピン誘導部材70と重なるにつれて保持ピン72をピン誘導部材70の待機位置から離脱させて係止するカム部材71とを備えている。
【選択図】 図4

Description

本考案は、例えば家具類における引き出しや複写機におけるペーパトレイ等、所定方向に沿って相対的に往復動する一対の部材の間に設けられて、これら部材の相対的な進退運動を支承するスライドレールユニットに係り、特に、かかる進退運動のストロークの終端において可動部材を該終端方向へ向けて付勢し、終端位置に保持することが可能なスライドレールユニットに関する。
従来、家具やシステムキッチンにおける引き出し等の可動部材の進退運動を支承する案内部材として、固定レールと移動レールとを備えたスライドレールユニットが知られている(特開平11−201158号公報等)。具体的には、長手方向に沿って一対のボール転走部を曲げ起こしてチャネル状に形成された固定レールと、この固定レールよりも一回り小さく形成され、やはり一対のボール転走部を曲げ起こしてチャネル状に形成された移動レールと、これら固定レールのボール転走部の内側と移動レールのボール転走部の外側を転走する多数のボールと、前記固定レールと移動レールとの間でボールを所定の間隔で整列させるリテーナとから構成されており、例えば、前記固定レールを家具本体に、移動レールを引き出しの両側面に固定して使用される。
前記移動レールはボールを介して固定レールの内側に嵌合していることから、かかる移動レールを固定レールの内部から自在に引き出すことが可能であり、移動レールの引き出しに伴って前記ボールがリテーナと共に固定レール内を移動するようになっている。これにより、引き出しを家具本体から自在に引き出し、あるいは家具本体へ引き込むことが可能となっている。
また、このスライドレールユニットとしては、閉めた筈の引き出しの半開き状態を解消すると共に、地震等によって引き出しが勝手に開いてしまう不都合を解消するため、移動レールを固定レール内にある程度まで収納すると、かかる移動レールに対してこれを固定レール内に引き込む付勢力が作用し、この付勢力によって移動レールを固定レール内に引き込み、そのまま保持するタイプのものも提案されている(特開平6−245830号公報、特開平11−206489号公報、特開2004−344188号公報)。
特開平6−245830号公報に開示されるスライドレールユニットでは、移動レール側に設けられたローラが固定レール上を転走し、これによって移動レールが固定レールに沿って自在に進退可能となっているが、移動レールを固定レールに引き込む際、前記ローラが固定レール側に設けられた板ばねを乗り越えるように構成されており、かかる板ばねによってローラが移動レールの引き込み方向へ付勢されるようになっている。また、ローラが板ばねを逆方向へ乗り越えないと移動レールを固定レールから引き出すことはできず、移動レールを固定レールから引き出す方向に関しては軽い係止力が作用している。
また、特開平11−206489号公報に開示されるスライドレールユニットでは、固定レール内に板ばねからなる規制体が回動可能に、且つ、所定の姿勢に付勢された状態で配置される一方、移動レールには前記規制体に係合する係合軸が固定的に立設されている。移動レールを固定レール内に押し込むと前記係合軸が規制体を押圧し、最初は前記規制体が移動レールを押し戻す方向へ付勢力を発揮するが、この付勢力に抗して移動レールを押し込むと、前記規制体が死点を乗り越えて回転し、今度は規制体が移動レールを固定レール内に引き込む方向へ付勢力を及ぼすようになる。また、移動レールを固定レールから引き出す際には、前記規制体が再度死点を乗り越えて回転しなければならない。これにより、移動レールを固定レールから引き出す方向に関しては軽い係止力が作用することになる。
更に、特開2004−344188号公報に開示されるスライドレールユニットでは、固定レールに対してスプリングで付勢された駒部品の案内ケースが取り付けられており、このケース内をスライドする駒部品に対して移動レール側に立設されたピンを係合あるいは離脱させることで、移動レールを固定レールに対して引き込み、引き込んだ移動レールを固定レール内に保持するように構成されている。前記駒部品は移動レール側のピンが係合又は離脱することから、合成樹脂によって所定形状に形成されて、ばね性を与えられており、前記ケース内で弾性的に変形することによって、前記ピンの係合及び離脱を許容している。
特開平6−245830号公報 特開平11−206489号公報 特開2004−344188号公報
しかし、特開平6−245830号公報、特開平11−206489号公報に開示されるスライドレールユニットにおいては、移動レールを固定レール内に収納する際に、板ばねの付勢力に真っ向から対向して移動レールを固定レール内に押し込む必要があり、例えば家具本体に対して引き出しを押し込む際に、大きな押圧力が必要になるといった不都合があった。また、板ばねを用いた移動レールの付勢では、かかる付勢力が作用する距離を長く設定することができず、短い距離で急激に付勢力が作用してしまうので、引き出しを開閉する際の使用感が悪いものになってしまうといった不都合もあった。
更に、特開2004−344188号公報に開示されるスライドユニットにおいては、合成樹脂製の駒部品やそれを案内するためのケース等が必要となり、組み立てに手間がかかる他、生産コストが嵩んでしまうといった不都合があった。また、前記駒部品はその弾性変形によって移動レール側のピンの係合又は離脱を可能としているため、材質の選択が限定されてしまい、この点においても生産コストが嵩んでしまうといった不都合があった。
本考案はこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、移動レールを固定レールに収納する際に、大きな押圧力を与えることなく該移動レールを固定レールに自動的に引き込み、引き込んだ状態を保持することが可能であり、しかも少ない部品点数で簡易に且つ低コストで生産することが可能な保持機能付きスライドレールユニットを提供することにある。
すなわち、本考案のスライドレールユニットは、第1のレールと、この第1のレールの長手方向に沿ってストローク自在な第2のレールと、この第2のレールのストローク終端の近傍において該第2のレールをストローク終端に向けて付勢する終端付勢手段とから構成されている。この終端付勢手段は、例えば第2レールを第1レールに引き込んだ際に、その移動ストロークの終端付近において第2レールをストローク終端に向けて付勢し、第2レールの引き込みを介助すると共に、終端まで引き込んだ状態維持する保持力を発揮する。これにより、このスライドレールユニットを用いて支持した家具の引き出しなどにおいては、かかる引き出しが閉塞時の反動によって半開き状態となってしまったり、地震によって意図せずして開いてしまったりといった不都合を回避することができるようになっている。
この終端付勢手段は、第1のレールに対してその長手方向及び幅方向へ移動自在に立設された保持ピンと、この保持ピンを第2のレールのストローク終端に向けて常に付勢する弾性部材と、前記第1のレールに設けられ、前記弾性部材の付勢力に抗して前記保持ピンをストローク終端から離れた待機位置に係止すると共に、前記待機位置から離脱した保持ピンを前記付勢力に伴って前記ストローク終端へ向けて案内するピン誘導部材と、前記保持ピンの先端を受け入れる案内溝を備えると共に前記第2のレールに固定されるカム部材とから構成されている。
前記保持ピンは第1のレールに設けられると共に弾性部材を引き延ばした状態でピン誘導部材の待機位置に係止されており、常に弾性部材の付勢力が作用している。従って、待機位置から離脱すると前記弾性部材の付勢力によって第2のレールのストローク終端に向けて移動するようになっている。
一方、前記カム部材の案内溝には、第1のレール側のピン誘導部材と重なるにつれて前記保持ピンを待機位置から離脱させる作用部と、離脱後の保持ピンを係止するピン留置部が形成されている。
このため、第1のレールに対して第2のレールがストロークし、前記ピン誘導部材に対してカム部材が徐々に重なっていくと、保持ピンがピン誘導部材の待機位置から離脱すると共にカム部材のピン留置部に引っ掛かり、前記弾性部材の付勢力によって第2のレールがストローク終端に向けて引っ張られることになる。これにより、第2のレールを第1のレールに対して自動的に引き込み、引き込んだ状態を保持することが可能となる。
このとき、待機位置に設定されていた保持ピンはカム部材によってその設定位置を変更されるだけであるから、かかる保持ピンを待機位置から離脱させるにあたり、前記第2のレールに対しては弾性部材の付勢力に抗した押圧力を与える必要はなく、第2のレールを軽く移動させるだけで、第2のレールを第1のレールに対して自動的に引き込むことが可能となる。また、前記カム部材としては、保持ピンに対して作用するカム溝を第2のレールに形成しさえすれば足り、少ない部品点数で簡易に且つ低コストで生産することが可能である。
更に、前記カム部材には前記第2のレールの背面に沿って延びるフランジ部が突設され、かかるカム部材は前記フランジ部を第2のレールに固着することにより第2のレールに固定されている。
以下、添付図面を用いて本考案のスライドレールユニットを詳細に説明する。
図1及び図2は本考案を適用したスライドレールユニットの実施の形態の一つを示すものである。このスライドレールユニットは、固定レール1と、この固定レール1に沿って移動可能な中間レール2と、この中間レール2に沿って移動可能な移動レール3と、前記固定レール1と中間レール2との間、中間レール2と移動レール3との間に配列された複数のボール4と、これらボール4を所定間隔で整列させるリテーナ5とから構成されている。
このスライドレールユニットは、例えば、図3に示すように家具本体60に対する引き出し61のスライド機構として利用され、固定レール1が家具本体50に、移動レール3が引き出し61に固定され、かかる引き出し61を家具本体60に対して滑らかに出し入れすることができるようになっている。
前記固定レール1は鋼板をロールフォーミング加工により精密成形したものであり、取付け部11の長手方向に沿って一対のボール転走部12,12を曲げ起こすことによりチャネル状に形成されている。また、前記ボール転走部12の内側面には前記ボール4の球面に近似した曲率のボール転走面13が形成されている。
また、前記移動レール3も同様にして鋼板から成形され、取付け部31の長手方向に沿って一対のボール転走部32,32を曲げ起こすことによりチャネル状に形成されている。この移動レール3はその長手方向に垂直な断面は前記固定レール1と略同一に形成されている。
一方、前記中間レール2は一対のインナレールをスポット溶接で背面合わせに接合することにより形成されている。各インナレールはロールフォーミング加工によって鋼板から成形され、ベース部21の長手方向に沿って一対のボール転走部22,22を曲げ起こすことによりチャネル状に形成されている。但し、各インナレールは固定レール1のボール転走部12,12の間、または移動レール3のボール転走部32,32の間に収納され、該固定レール1や移動レール3との間にボール4を配列することから、固定レール1及び移動レール3よりも一回り小さく形成されると共に、前記ボール転走部22の外側面にボール転走面23が形成されている。
固定レール1及び移動レール3の取付け部11,31には取付けねじが貫通するねじ孔(図示せず)が夫々開設されており、例えば固定レール1は取付けねじを用いて家具本体60に、移動レール3は取付けねじを用いて引き出し61に夫々固定される。
また、前記リテーナ5は鋼板をプレス加工により成形し、あるいは合成樹脂を型内に射出して成形したものであり、図2に示すように、固定レール1と中間レールとの間、中間レールと移動レール3との間に挿入されてこれらレールの間を転走する多数のボール4を等間隔で整列させ、互いに隣接するボール同士の接触を防止している。
そして、このように構成されたスライドレールユニットにおいては、固定レール1と中間レール2とが前述の如く多数のボール4を介して嵌合しており、更に、中間レール2と移動レール3とが前述の如く多数のボール4を介して嵌合していることから、かかるボール4の転動により、前記固定レール1内に収納された中間レール2を該固定レール1内からスムーズに引っ張りだすことができると共に、中間レールの外側に嵌合する移動レールを該中間レールに対してスムーズに引っ張りだすことができる。これにより、図3に示すように、移動レール3が取り付けられた引き出し61を固定レール1が取り付けられた家具本体60から完全に引き出すことができ、引き出し61の内部スペースに対する物品の出し入れを容易に行うことができるようになっている。
このスライドレールユニットでは、移動レール3が固定レール1と完全に重なった状態、すなわち中間レール2を固定レール1及び移動レール3内に完全に引き込んだ状態において、全長がもっとも短くなるように構成されており、例えば前述した引き出し61を家具本体60内に完全に収納した状態がこの状態に相当する。そのような使用において、引き出し61を家具本体60内に確実に収納し、且つ、その状態を保持するため、このスライドレールユニットには固定レール1に対する移動レール3の引き込みを補助するための機構7が設けられている。この機構7は移動レール3を固定レール1内に引き込む際に、かかる移動レール3のストロークの終端位置の僅かに手前側で作用し、弾性部材としての引っ張りばねの付勢力を用いて移動レール3を固定レール1内に引き込むように構成されている。
図4は前記補助機構、すなわち本考案における終端付勢手段7を示すものである。この終端付勢手段7は、固定レール1の端部の外側に装着されたピン誘導部材70と、このピン誘導部材70に対応して移動レール3の端部の外側に装着されたカム部材71とから構成されている。尚、図4では固定レール1及び移動レール3を省略して描いてあるが、図1には固定レールに装着されたピン誘導部材70、移動レール3に装着されたカム部材71が描かれている。また、ピン誘導部材70は、固定レール1に対して移動自在に設けられた保持ピン72と、この保持ピン72を固定レールに対する移動レール3の引き込み方向へ常に付勢している弾性部材73とを備えている。前記カム部材71には前記保持ピン72の先端部を受け入れる案内溝74が形成されており、移動レール3の引き込みに応じて前記ピン誘導部材70とカム部材とが重なると、その重なり具合に応じて前記案内溝74が前記保持ピン72を移動させる働きをする。すなわち、固定レール1に対して移動レール3を引き込むと、移動レール3側に設けられたカム部材71が固定レール1側の保持ピン72と係合し、弾性部材73の引っ張り力(付勢力)が保持ピン72を介して移動レール3に作用するので、この付勢力によって移動レール3を固定レール1に対して完全に引き込むことができるようになっている。
前記ピン誘導部材70及びカム部材71は合成樹脂から成形されている。図5に示すように、前記カム部材71はプレート状に形成されており、移動レール3の背面、すなわち取付け部31に沿って延びるフランジ部71aが突設されている。このフランジ部71aを移動レール3に対してねじ止めすることで、カム部材71が移動レール3に固定されるようになっている。また、前記カム部材71における案内溝74の形成部位と前記フランジ部71aとの間には段部が形成されており、かかる段部はカム部材71を移動レール3のボール転走部32に突き当て固定するための位置決め面71bを提供している。このカム部材には前記保持ピン72を介して弾性部材73の付勢力が作用するため、かかるカム部材71は移動レール3に対して強固に固定することが必要とされる。しかし、前述のようなフランジ部71a及び位置決め面71bを利用して移動レール3に対する固定を行うことにより、金属製のバックアッププレート等を用いることなく、かかるカム部材71を移動レール3に対して強固に固定することが可能となる。
一方、ピン誘導部材70は内部に空間を有する略矩形状に形成されており、前記空間が保持ピン72の移動空間となっている。このピン誘導部材70の外側面には複数の脚部(図示せず)が形成されており、これら脚部を固定レール1のボール転走部12に設けた貫通孔に嵌合させることで、ピン誘導部材70が固定レール1のボール転走部12の外側に固定されるようになっている。前記カム部材71と対向する正面プレートには前記保持ピン72の移動を規制する誘導溝75が形成されており、保持ピン72はその先端が誘導溝75に挿入され、カム部材71に向けて突き出している。一方、前記保持ピン72は円盤状のベース部(図示せず)を有しており、このベース部がピン誘導部材70の空間内を自在に移動可能となっている。従って、保持ピン72はその先端を前記誘導溝75から突き出した状態で固定レール1に対して自在に移動可能であり、かかる先端に対して外力が作用すると、その方向に応じて誘導溝75内を移動する。
また、前記保持ピン72のベース部には弾性部材としての引っ張りばね73の一端が固定されており、この引っ張りばね76の他端は前記ピン誘導部材70の空間内に設けられたスタッド73aに固定されている。このスタッド73aは誘導溝75に対して固定レール1の端部側、すなわち固定レール1に対する移動レール3の引き込み方向の端部に位置している。保持ピン72が誘導溝75のどの位置に設定されていても、前記引っ張りばね73は伸張された状態にあり、保持ピン72には引っ張りばね73の付勢力が固定レール1の端部方向、すなわち移動レール3の引き込み方向に向けて常に作用している。
一方、前記誘導溝75は、引っ張りばね73の付勢力に抗して保持ピン72を係止するための係止凹部76と、この係止凹部76から連続すると共に固定レール1の長手方向に沿って形成された引っ張りガイド部77とを有している。前記係止凹部76は移動レール3を固定レール1から引き出した際に前記保持ピン72が設定される待機位置であり、保持ピン72が係止凹部76に設定されているときに、前記引っ張りばね73は最も伸張した状態にある。従って、前記カム部材71の働きによって保持ピン72が待機位置である係止凹部76から抜け出すと、かかる保持ピン72は引っ張りばね73の付勢力によって前記引っ張りガイド部77を一気に移動して、かかる引っ張りガイド部77の終端にまで移動することになる。
また、前記スタッド73aに近接した引っ張りガイド部77の端部には、移動レール3側のカム部材71の移動に関係なく待機位置(係止凹部76)から離脱してしまった保持ピン72を該待機位置に再設定する際に利用する退避凹部78が形成されている。この退避凹部78は引っ張りガイド部77と斜めに交わるようにして形成されている。この退避凹部78の詳しい利用方法については後述する。
次に、移動レール3側に設けられた前記カム部材71について説明する。前記案内溝74は固定レール1に対する移動レール3の移動に応じて前記保持ピン72の設定位置を変更する所謂カム溝として構成されており、待機位置に設定された保持ピン72の先端を受け入れて、かかる保持ピン72を固定レール1の幅方向(図2における紙面上下方向)へ移動させて前記待機位置から離脱させる作用部80と、この作用部80を通過した保持ピン72を係止しておくピン留置部81とを備えている。このピン留置部81はピン誘導部材70の引っ張りガイド部77と対向しており、保持ピン72はピン留置部81に係止された状態で前記引っ張りガイド部77を移動することが可能となっている。
移動レール3を固定レール1に向けて引き込むと、前記ピン誘導部材70と前記カム部材71とが徐々に重なり合い、ピン誘導部材70から突き出した保持ピン72の先端は前記カム部材71の案内溝74に挿入される。
図6の分図a〜fは、移動レール3を固定レール1に引き込む際の前記保持ピン72の動作を時経過を追って示したものである。分図aに示すように、移動レール3が固定レール1から引き出され、カム部材71がピン誘導部材70の誘導溝75と完全に分離している状態において、前記保持ピン72は待機位置、すなわち前記誘導溝75の係止凹部76に設定されている。この状態において保持ピン72には引っ張りばね73の引っ張り力が作用しているが、保持ピン72は係止凹部76に入り込んで係止されており、待機位置に設定された状態を維持している。ここで、移動レール3が固定レール1に引き込まれ、分図bに示すようにカム部材71が誘導溝75に重なってくると、保持ピン72は案内溝74内に入り込み、そのまま移動レール1の引き込みが進行すると、分図cに示すように作用部80に突き当たる。この作用部80は移動レール3の移動方向に対して斜めに設けられていることから、このまま移動レール3の引き込みが進行すると、分図dに示すように保持ピン72は移動レール3の移動方向(図中の矢線方向)と直交する方向へ偏寄させられ、誘導溝75の係止凹部(待機位置)76から離脱することになる。また、カム部材71の案内溝74では保持ピン72が作用部80を通過してピン留置部81に入り込み、かかる保持ピン72はこのピン留置部81で係止される。
前述したように、カム部材71のピン留置部81は誘導溝75の引っ張りガイド部77と対向していることから、分図eに示すように保持ピン72がカム部材71のピン留置部81に設定されると、引っ張りばね73の付勢力により、保持ピン72は引っ張りガイド部77の内部を移動レール3の引き込み方向へ一気に移動することになる。そして、このとき保持ピン72はカム部材71のピン留置部81に係止されているので、引っ張りばね73の引っ張り付勢力は保持ピン72を介してカム部材71、ひいては移動レール3に作用し、移動レール3が固定レール1内に自動的に引き込まれることになる。これにより、分図fに示すように、移動レール3はストローク範囲の終端位置にまで引き込まれ、引っ張りばね73の付勢力によってその位置に保持される。
このように本考案のスライドレールユニットでは、移動レール3を固定レール1に引き込む際に、かかる移動レール3がそのストローク範囲の終端に近傍に到達すると、移動レール3側のカム部材71の働きによって保持ピン72が待機位置から離脱し、保持ピン72に作用している弾性部材73の付勢力が一気に作用して、移動レール3を固定レール1内に自動的に引き込むことが可能となっている。また、引き込んだ状態で弾性部材73の付勢力が保持力として作用するので、意図せずして移動レール3が固定レール1から飛び出すのを防止することができ、例えば引き出しの案内機構にこのスライドレールユニットを使用した場合には、かかる引き出しの半開きの状態を解消することが可能となる。
一方、移動レール3を固定レール1から引き出す際には、図6の分図a〜fと全く逆の順序で保持ピン72が待機位置に設定される。すなわち、保持ピン72がカム部材71のピン留置部81に係止された状態で移動レール3が固定レール1から引き出されるので、保持ピン72は引っ張りばね73の付勢力に抗して引っ張りガイド部77を係止凹部76に向けて移動する。引っ張りガイド部77から係止凹部76にかけての誘導溝75は移動レール3の引き出し方向に対して斜めに形成されていることから、更に移動レール3を固定レール1から引き出すと、かかる誘導溝75がカム溝として保持ピン72に作用し、保持ピン72は移動レール3の移動方向と直交する方向に偏寄して係止凹部76に設定される。また、このとき保持ピン72はカム部材71のピン留置部81から抜け出し、作用部80を経て案内溝74の入口に達する(分図cの状態)。これにより、保持ピン72をカム部材71から抜き出すことが可能となり、移動レール3側のカム部材71を固定レール1側のピン誘導部材70から分離し、移動レール3を固定レール1から引き出すことが可能となる。また、保持ピン72は弾性部材73を伸張させた状態で誘導溝75の係止凹部(待機位置)76に設定され、次に移動レール3が固定レール1内に引き込まれる際には、再び図7分図a〜fに示す手順で移動レール3の引き込みを介助することが可能となる。
このように、通常、移動レール3を固定レール1から引き出した状態では、保持ピン72が誘導溝75の係止凹部76に設定されているのだが、固定レール1に衝撃が作用する等して、意図せずして保持ピン72が係止凹部76から抜け出してしまうこともあり、その場合には保持ピンが図7の分図aに示すように引っ張りガイド部77の終端位置にまで落ち込んでしまう。このような位置に保持ピン72が意図せずして設定されている場合、保持ピン72を係止凹部76に復帰させなくては、かかる保持ピン72が障害となって移動レール3を固定レール1内に完全に引き込むことができなくなってしまう。このため、このスライドレールユニットでは保持ピン72を係止凹部(待機位置)76に復帰させる機構が設けられている。
具体的には、カム部材71に対してテーパ状の掬い上げ部82を形成すると共に、この掬い上げ部82とピン留置部81との間に保持ピン72を一時的に収容する仮止め凹部83を形成した。この仮止め凹部83はピン留置部81と同様にピン誘導部材70の引っ張りガイド部77と対向している。また、ピン誘導部材70の誘導溝75には、前述したように、引っ張りガイド部77の端部から連続する退避凹部78を形成した。この退避凹部78はカム部材71における案内溝74の入口付近に形成されている。
図7の分図a〜fは、意図せずして待機位置から離脱してしまった保持ピン72を待機位置に復帰させる際の該保持ピン72の一連の動きを示すものである。分図aに示すように、移動レール3が固定レール1から引き出された状態で保持ピン72が待機位置から離脱し、引っ張りガイド部77に存在している場合、移動レール3を固定レール1に一旦引き込み、再び移動レール3を固定レール1から引き出すことで、かかる保持ピン72を待機位置に設定し直すことが可能となっている。分図a及び分図bに示すように、移動レール3を固定レール1に対して引き込み、カム部材71が固定レール1側の誘導溝75に重なってくると、保持ピン72はカム部材71の掬い上げ部82によって移動レール3の引き込み方向と直交する方向へ偏寄させられ、そのまま誘導溝75の退避凹部78に入り込む(分図c参照)。退避凹部78は移動レール3の引き込み方向に対して斜めに形成されていることから、保持ピン72はカム部材71の掬い上げ部82によって偏寄させられている際も、引っ張りばね73の引っ張り力によって誘導溝75の引っ張りガイド部77に戻ろうとしている。このため、移動レール3の引き込みが更に進行し、分図cに示すように保持ピン72が前記掬い上げ部82を通過すると、かかる保持ピン72はカム部材71に設けられた仮止め凹部83に入り込み、この位置でカム部材71に係止されることになる(分図d参照)。
そして、前記仮止め凹部83は誘導溝75の引っ張りガイド部77と対向していることから、保持ピン72がカム部材71の仮止め凹部83に係止された状態で更に移動レール3を引き出すと、保持ピン72は引っ張りばね73の付勢力に抗して引っ張りガイド部77を係止凹部76に向けて移動する(分図e参照)。引っ張りガイド部77から係止凹部76にかけての誘導溝75は移動レール3の引き出し方向に対して斜めに形成されていることから、更に移動レール3を固定レール1から引き出すと、かかる誘導溝75がカム溝として保持ピン72に作用し、保持ピン72は移動レール3の移動方向と直交する方向に偏寄して係止凹部76に設定される。また、このとき保持ピン72はカム部材71の仮止め凹部83から抜け出す(分図fの状態)。これにより、保持ピン72をピン誘導部材70の係止凹部76に再設定すると共に、かかる保持ピン72をカム部材71から抜き出し、移動レール3を固定レール1から引き出すことが可能となる。
すなわち、このスライドレールユニットでは、移動レール3を固定レール1から引き出した状態下で、保持ピン72が意図せずして待機位置から離脱し、弾性部材73の付勢力によって引っ張りガイド溝77の終端位置にまで脱落してしまったとしても、移動レール3を固定レール1内に一旦引き込み、再度固定レール1から引き出すことで、前記保持ピン72を待機位置に復帰させることができるようになっており、その利便性に優れたものとなっている。
次に、図8は前記カム部材の移動レール3に対する取付け構造の他の例を示すものである。図4及び図5に示したカム部材71はねじ止めによって移動レールに固定されていたが、この図8に示すカム部材90はねじや接着剤等を用いることなく移動レール3に固定し得るようになっている。具体的には、フランジ部90aの移動レール3との対向面に一対の係止フック91が立設されており、更に、これら係止フック91の間にはばね性が与えられたロックプレート92が設けられている。また、図9に示すように、移動レール3の取付け部31には前記係止フック91挿入される一対の貫通孔93が形成される一方、これら貫通孔93の間には前記ロックプレート92が係合する係止孔94が形成されている。
カム部材90を移動レール3に装着する際には、先ず前記係止フック91を移動レール3の貫通孔93に適合させ、次にカム部材90を移動レール3に沿って僅かにスライドさせることにより、前記係止フック91が移動レール3の取付け部31に引っ掛かるようになっている。また、係止フック91を貫通孔93に適合させた際には、カム部材90のロックプレート92の先端は移動レール3の係止孔94に適合しておらず、かかるロックプレート92は自身のばね性によって撓んだ状態にあるが、係止フック91が移動レール3に引っ掛かるようにカム部材90をスライドさせると、ロックプレート92の先端突起と移動レール3の係止孔94が適合し、ロックプレート92の先端突起が係止孔94に入り込むように構成されている。そして、ロックプレート92の先端突起が移動レール3の係止孔94に適合すると、かかる係合状態を解除しない限り、カム部材90を元に位置にスライドさせることができず、かかるカム部材90をワンタッチで移動レール3に固定することが可能となる。
尚、図1に示したスライドレールユニットでは、移動レール3を固定レール1に引き込む際に保持ピン72が作用するように構成したが、前記ピン誘導部材70及びカム部材71の取付け位置及び取付け向きを変更することにより、移動レール3を固定レール1から引き出す際に保持ピン72が作用するように構成することも可能である。
また、この実施の形態に示した例では、ピン誘導部材70を固定レール1に、カム部材71を移動レール3に夫々固定したが、固定レール1にカム部材71を、移動レール3にピン誘導部材70を固定するように設計変更することも可能である。
また更に、前述した実施の形態では固定レール、中間レール及び移動レールの間に多数のボールを介在させていたが、固定レールに対して中間レールを、中間レールに対して移動レールを、夫々、移動自在に支承することができるのであれば、これに限定されるものではなく、例えば一方のレールを走行する車輪を他方のレールに対して回転自在に取り付けても良いし、各レールの夫々に対して互いに摺接する滑り面を設けても良い。
本考案のスライドレールユニットの実施形態を示す側面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1に示すスライドレールユニットを家具本体に対する引き出しのスライド機構として適用した例を示す平面断面図である。 終端付勢手段としてのピン誘導部材及びカム部材の組み合わせを示す斜視図である。 カム部材を示す斜視図であり、図4に示すカム部材の裏面側を示している。 移動レールを固定レールに引き込む際の保持ピンの動きを順を追って示す説明図である。 保持ピンを待機位置に復帰させる際の該保持ピンの動きを順を追って示す説明図である。 カム部材の他の例を示す斜視図である。 図8に示したカム部材の移動レールに対する装着方法補を説明する断面図である。
符号の説明
1…固定レール、2…移動レール、3…ボール、70…ピン誘導部材、71…カム部材、71a…フランジ部、72…保持ピン、73…弾性部材、74…案内溝、75…誘導溝

Claims (6)

  1. 第1のレールと、この第1のレールの長手方向に沿ってストローク自在な第2のレールと、この第2のレールのストローク終端の近傍において該第2のレールをストローク終端に向けて付勢する終端付勢手段とから構成され、
    前記終端付勢手段は、第1のレールに対してその長手方向及び幅方向へ移動自在に立設された保持ピンと、この保持ピンを第2のレールのストローク終端に向けて常に付勢する弾性部材と、前記第1のレールに設けられ、前記弾性部材の付勢力に抗して前記保持ピンをストローク終端から離れた待機位置に係止すると共に、前記待機位置から離脱した保持ピンを前記付勢力に伴って前記ストローク終端へ向けて案内するピン誘導部材と、前記保持ピンの先端を受け入れる案内溝を備えると共に前記第2のレールに固定されるカム部材と、から構成され、
    前記カム部材の案内溝は、前記待機位置に設定された保持ピンを第1のレールの幅方向へ移動させて前記待機位置から離脱させる作用部と、この作用部を通過した保持ピンを係止するピン留置部とから構成され、更に、
    前記カム部材には、前記第2のレールの背面に沿って延びるフランジ部が突設され、かかるフランジ部を第2のレールに固着することにより前記カム部材が第2のレールに固定されていることを特徴とする保持機能付きスライドレールユニット。
  2. 前記フランジ部と前記案内溝の形成部位との間には前記第2のレールに対する突き当て位置決め面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の保持機能付きスライドレールユニット。
  3. 前記ピン誘導部材は前記保持ピンの先端が遊嵌する誘導溝を備えると共に前記第1のレールに固定され、かかる誘導溝は前記待機位置に対応する係止凹部を有すると共に、この係止凹部から離脱した保持ピンを第1のレールの長手方向へ案内する引っ張りガイド部を有していることを特徴とする請求項1記載の保持機能付きスライドレールユニット。
  4. 前記ピン誘導部材における誘導溝の係止凹部と反対側の一端には、当該位置に前記保持ピンを設定したまま前記カム部材の進入を許容する退避凹部が形成されていることを特徴とする請求項3記載のスライドレールユニット。
  5. 前記カム部材には前記係止凹部から離脱してしまった前記保持ピンを前記退避凹部へ強制的に設定する掬い上げ部が形成される一方、この掬い上げ部と作用部の間には前記保持ピンを一時的に収容する仮止め凹部が形成されていることを特徴とする請求項4記載のスライドレールユニット。
  6. 前記フランジ部には、第2のレールに引っ掛かる係止フックが立設されると共に、ばね性を有して前記第2のレールの係止孔に適合するロックプレートが設けられ、前記係止フックが第2のレールに引っ掛かった際に、前記ロックプレートが弾性的に前記係止孔に入り込み、前記係止フックの引っ掛かり状態を維持することを特徴とする請求項1記載のスライドレールユニット。
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