JP3126785B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3126785B2
JP3126785B2 JP1301392A JP1301392A JP3126785B2 JP 3126785 B2 JP3126785 B2 JP 3126785B2 JP 1301392 A JP1301392 A JP 1301392A JP 1301392 A JP1301392 A JP 1301392A JP 3126785 B2 JP3126785 B2 JP 3126785B2
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道夫 梅沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に関し、より詳細には、インクジェット記録装置にお
ける記録ヘッドの信頼性維持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置において、記録
ヘッドからのインク吐出状態を良好に維持し、且つ不使
用の際に記録ヘッド面を覆うための信頼性維持機構が、
記録ヘッドのホームポジションの近傍に配置されてい
る。このような信頼性維持機構は、パージ行程,キャッ
プ行程,ワイプ行程,インク吸引行程等を行う作動機構
を有し、従来、この信頼性維持機構が複雑化すると共に
該機構の占めるスペースが大きくなり、インクジェット
記録装置が大型化する傾向にある。そして、信頼性維持
機構を作動させるための駆動モータとの関連が複雑化し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、インクジェ
ット記録装置における信頼性維持機構の従来の欠点を解
消し、信頼性維持機構をプラテン軸上に配置し、記録ヘ
ッドを載置したキャリッジの移動位置によって、信頼性
維持機構の各要素を作動制御できる手段を提供すると共
に、信頼性維持機構の作動をキャリッジ駆動モータ又は
紙送りモータにより効率的に制御し、狭いスペースにお
いて確実な動作をなしうる手段を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、キャリッジに載置された記録ヘッドが印
字の移動始点となるホームポジションから一側方に往復
移動して印字動作を行い、前記ホームポジションの他側
方近傍に配置した信頼性維持機構により、記録ヘッドの
信頼性を維持するための動作を行うインクジェット記録
装置において、前記キャリッジのホームポジションから
の第1段階の移動動作で作動するパージ受け部材と、前
記キャリッジの第2段階の移動動作で作動するキャップ
と、前記キャリッジの第3段階の移動動作で作動するイ
ンク吸引機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0005】本発明は、前記パージ受け部材、キャップ
はプラテン軸上に回動可能な回転部材に支承され、イン
ク吸引機構はプラテン軸上に前記回転部材に隣接して配
置され、キャリッジの移動動作に連動する回転部材をプ
ラテン軸上で回動・摺動して、各段階の移動動作に応じ
て、パージ受け部材,キャップ,インク吸引機構を作動
させることを特徴とするものである。
【0006】更に、本発明は、プラテン軸上に回動可能
な回転部材に支承された前記パージ受け部材は、キャリ
ッジの第1段階の移動動作に連動してプラテン軸を回動
し、記録ヘッドのノズル部と対応する位置とインク転移
部材と当接する位置とに移動することを特徴とし、プラ
テン軸上に回動可能な回転部材に支承された前記キャッ
プは、キャリッジの第2段階の移動動作に連動して、記
録ヘッドのノズル部を密閉する位置に移動し、シール部
の外側に、シール部よりも突出したワイパー部を設けた
ことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、回転部材に隣接してプラ
テン軸上に配置された前記インク吸引機構は、キャリッ
ジの第3段階の移動動作に連動して紙送りモータとのク
ラッチを接続し、記録ヘッドのノズル部のインクを所定
量吸引することを特徴とし、キャリッジの第3段階の移
動動作に連動して紙送りモータからプラテン軸への駆動
が断たれ、インク吸引機構のバキュームポンプを駆動す
る機構を備えたことを特徴とするものである。
【0008】本発明は、前記インク吸引機構は、非使用
状態で放置された時間を計時し、この計時時間に応じて
予め定められた手順に従ってインク吸引機構のポンプの
回転を制御し、インクの吸引状態を変化させることを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の構成により、記録ヘッドが所定行数の
印字を行い、キャリッジはホームポジションから第1段
階の移動動作に相当する距離だけ移動すると、パージ受
け部材は待機位置から記録ヘッドのノズル部と対向する
位置に移動し、全ノズルからインクを噴射してパージ行
程を実施し、キャリッジのホームポジション側への移動
で、パージ受け部材もインク転移部材と当接する待機位
置に戻る。
【0010】そして、印字が終了した場合において、キ
ャリッジはホームポジションから第2段階の移動動作に
相当する距離移動すると、キャップは記録ヘッドのノズ
ル部を覆う位置に移動し、更に、吸引行程が指令される
と、キャリッジはホームポジションから第3段階の移動
動作に相当する距離移動し、インク吸引機構のバキュー
ムポンプは紙送りモータと連結され、所定量のインクを
記録ヘッドのノズル部から吸引する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例である小型インクジェ
ットプリンタについて説明する。図1は小型インクジェ
ットプリンタにおける信頼性維持機構の配置を明らかに
する平面図であり、図2及び図3は図1に示された前記
小型インクジェットプリンタにおける信頼性維持機構A
の部分を詳細に示した平面図及び断面図である。
【0012】記録ヘッド1を載置したキャリッジ2は、
公知のように、キャリッジ駆動モータ3の作動により、
タイミングベルト4を駆動し、機枠5に横架されたメイ
ンシャフト6、サブシャフト7に案内され、図2に示さ
れるキャリッジ2の位置である印字の起動始点(ホーム
ポジション)から右方向に向かって往復移動を行う。前
記印字のホームポジションは、キャリッジ2に設けられ
たシャッタ(図示していない)がホームポジションセン
サ8を遮断する位置から所定寸法左側に寄った位置であ
る。記録紙は紙送りモータ10の駆動により、プラテン
ローラ19と押圧ローラ12を作動して搬送される。
【0013】図1において、13は紙有無センサ、14
はカバーである。15は信頼性維持機構Aを作動させる
ための回動レバーであり、回動レバー15はキャリッジ
2の移動により回動させられて信頼性維持機構Aの各要
素を所定の位置に設定する手段となる。
【0014】記録ヘッド1はキャリッジ駆動モータ3に
より駆動を制御されるキャリッジ2に着脱可能に載置さ
れており、実施例では、インクを吐出するノズル部1c
を備えたヘッド突出部1aと、インク供給源となるイン
クタンク1bとを一体化してキャリッジ2に着脱自在と
したカートリッジ形式のものであり、インクが消費され
ると他の記録ヘッドと交換される。ヘッド突出部1aに
は、インクに対して吐出エネルギーを与える電気熱変換
部又は電気機械変換部が設けられており、ノズル部1c
からインクが吐出される。
【0015】記録ヘッド1は印字を行う際には、ノズル
部1cからインクを噴射するが、ノズル部1cには、使
用頻度の高いノズルと使用頻度の低いノズルがあり、使
用頻度の低いノズルにおけるインクの粘性は上昇し、次
の噴射に際して不具合が起きないように、所定行数,例
えば10行〜20行に対して1回位のパージ行程を行っ
ている。 本発明の記録ヘッド1に関しても、印字の途
中において、所定時間又は所定行数印字すると、次の行
を印字する前に、パージのサイクルを行う。すなわち、
パージ行程を行う指令が発生すると、現在印字中の行の
印字が終わると、キャリッジ2はホームポジションより
左側(図1)へ移動する。
【0016】ホームポジションより左側の位置には、信
頼性維持機構Aが配置されている。信頼性維持機構Aの
詳細については、図2及び図3に示されている。信頼性
維持機構Aは、本発明において、キャリッジ2の移動に
より制御されるキャップ21及びパージ受け部材22
と、キャリッジ2の移動と紙送りモータ10とにより制
御されるインク吸引機構29とからなる。よって、本発
明の信頼性維持機構Aはキャリッジ駆動モータ3と紙送
りモータ10により制御される。
【0017】ここで、本発明の信頼性維持機構Aの制御
機構に関して説明する。図2のホームポジションにある
キャリッジ2が、信頼性維持機構A側に移動する際、キ
ャリッジ2と関連する構成について述べる。キャリッジ
2の移動する下側の基板25上には、キャリッジ2の移
動に関連して作動される回動レバー15と、該回動レバ
ー15により作動されるスライダー16が配置されてい
る。
【0018】信頼性維持機構Aは、プラテン軸19a上
に嵌合して回動自在且つ摺動自在に設けられた回転部材
20に支持されたキャップ21と、該回転部材20に一
端を枢支されたパージ受け部材22と、該回転部材20
に隣接して配置されたインク吸引機構29とからなって
いる。そして、キャップ21を取付け、パージ受け部材
22を枢支した前記回転部材20は、図示されていない
付勢力によりプラテン軸19a上に後述するワイヤ18
の引張方向と反対方向に付勢されると共に、図示されて
いない付勢力によりプラテン軸19a上を側壁23側に
当接するように付勢されて配置され、プラテン軸19a
の回転と無関係に設定されている。
【0019】キャップ21は、回転部材20の一対の腕
部20a,20a間に、キャップホルダ21aを支持し
て回転部材20に取付けられ、パージ受け部材22は、
図3に示されるように、回転部材20の下方に設けた軸
部20bに、パージ受け部材22の一端を枢支すると共
に、パージ受け部材22の他端を図示されていないスプ
リングにより、図3において反時計方向に付勢し、パー
ジ受け部材22に形成したピン22aを図5に示すよう
に、側壁23に形成した曲面23aに当接させている。
ピン22a1 〜22a3 は前記曲面23aに沿って移動
する軌跡を示す。
【0020】そして、キャップ21とパージ受け部材2
2とを支持した回転部材20は、通常の印字状態におい
て、図3に示されるように、キャップ21の面が垂直に
位置すると共に、パージ受け部材22の面は略45度に
傾斜しており、パージ受け部材22の面は、この位置に
配置されたインク転移部材24の面に当接している。こ
のキャップ21とパージ受け部材22との関係は、この
状態を正面からみた図6に示されており、パージ受け部
材22の中心位置はキャップ21の中心位置よりずれて
いる。すなわち、キャリッジ2が信頼性維持機構A側へ
の移動の際、先ず、記録ヘッド1のヘッド突出部1aに
設けられたノズル部1cに対してパージ受け部材22が
対向し、更に僅かにキャリッジ2が移動すると、キャッ
プ21がノズル部1cに対向するように、両者の中心軸
はパージ受け部材22の方が図5に示されるように左側
に位置している。
【0021】この図3に示されるキャップ21とパージ
受け部材22の位置から、パージ行程を行う図4に示さ
れるパージ受け部材22の面が垂直となる位置に、回転
部材20は回動される。図4には、キャップ21は示さ
れていないが、回転部材20が約60度反時計方向に回
転されるため、キャップ21も約60度回動した位置に
移動されている。
【0022】次に、信頼性維持機構Aの各要素の行程に
ついて、具体的構成と作動の態様に関して説明する。 パージ行程 ここで、パージ行程を説明しながら、信頼性維持機構A
の要素であるパージ受け部材22とキャップ21と、こ
れらを支持した回転部材20の構成及び作動を明らかに
する。
【0023】前述したように、印字中に所定行数印字す
る毎に、記録ヘッド1を載置したキャリッジ2はホーム
ポジションを通過して信頼性維持機構側へ移動する。こ
のキャリッジ2の移動に伴い、キャリッジ2の右端の下
面に形成された突部(図示なし)が、回動レバー15の
ピン15aと係合し、回動レバー15は回動支軸15b
を中心として反時計方向に回動される。
【0024】回動レバー15の側縁15cには、スライ
ダー16に植設されたピン16aが係合している。この
スライダー16は図2において基板25に形成されたレ
ール(図示なし)により基板25上をプラテン軸側に接
離自在に摺動可能に支持されており、常時、図示しない
スプリングによってスライダー16をプラテン軸側に付
勢されている。そして、スライダー16のピン16aは
回動レバー15の側縁15cに係合している。スプリン
グ17の一端はスライダー16に係合され、スプリング
17の他端はワイヤ18の一端18aに固定され、ワイ
ヤ18に常に一定のテンションを与えている。ワイヤ1
8の他端18bは、プラテン軸19aを中心として回動
しうる回転部材20の腕部20cに支持されている。
【0025】回転部材20は、前述したように図示しな
いスプリングにより、プラテン軸19a上においてワイ
ヤ18の引張方向と反対方向に付勢されると共に、図示
されていない付勢力によりプラテン軸19a上で側壁2
3側に付勢されているため、スライダー16の移動に伴
うワイヤ18の作動により、図3の状態から、回転部材
20はプラテン軸19aを中心に反時計方向に、図5に
示されるようにパージ受け部材22のピン22aが側壁
23の曲面23aに沿って、図4の位置まで回動する。
【0026】この図4の位置において、パージ受け部材
22は垂直に配置され、記録ヘッド1のノズル部1cと
対向する状態に回動される。キャリッジ2はこの位置
(キャリッジのパージ位置という)で停止する。そし
て、記録ヘッド1のノズル1cからインクを噴射するべ
く、記録ヘッド1は作動される。各ノズル1cからパー
ジ受け部材22に向かって、数滴のインクを噴射し、パ
ージ行程を行う。
【0027】パージ行程を完了すると、通常、キャリッ
ジ2は図2において右方向のホームポジション側へ移動
して、印字を再開する状態に戻される。このキャリッジ
2の移動に伴い、回動レバー15も反時計方向に移動
し、回転部材20は図4の位置から、図3の位置に回動
し、キャップ21及びパージ受け部材22は元の位置で
ある図3の状態に戻る。
【0028】パージ受け部材22が元の位置に戻ると、
基板25上に設置されたインク転移部材24の表面と適
当な圧力をもって当接し、パージ受け部材22にパージ
ングされたインクはインク転移部材24に受け渡され
る。パージ受け部材22及びインク転移部材24は、イ
ンク吸収性の良いスポンジ状の材料で構成されている。
その材料としては、例えば、ポリビニルアルコール,ポ
リウレタン等のフォーム材が良い。又、インク転移部材
はパージ受け部材よりも、吸水性の高い材料で構成する
と、高いインク転移性能が得られる。
【0029】キャップ行程 液体噴射記録装置の電源をオフにした場合や、印字デー
タ待ち状態を含む待機状態にある場合、記録ヘッド1の
ノズル部1cにおける水分の蒸発を防止するため、ノズ
ル部1cにはキャップ21が装着される。本発明の構成
において、印字が終了した後、一定時間、印字の情報が
入力されない場合について、記録ヘッド1のノズル部1
cに対して、キャップ21が装着される行程を説明す
る。
【0030】キャリッジ2は、前述したキャリッジのパ
ージ位置,すなわち、記録ヘッド1のノズル部1cがパ
ージ受け部材22に対応した図4の位置を越えて、更
に、キャリッジ2が図2において僅かに左方向に移動す
る。記録ヘッド1のノズル部1cがパージ受け部材22
に対応した位置は、図2において、回動レバー15の側
縁15cが反時計方向に点線15c´で示される位置迄
回動された位置に相当する。
【0031】この位置からキャリッジ2が僅かに移動
し、回動レバー15を回動すると、回動レバー15の回
動先端部15dが基板25に植設された突起部26に当
接すると共に、この突起部26に乗り上げる。この結
果、回動レバー15はスライダー16の面から離れる方
向に浮き上がり、回動レバー15の側縁15cとスライ
ダー16に形成されたピン16aとの係合が外れる。前
記係合が断たれると、元々回転部材20は図示されてい
ないスプリングにより、図3で時計方向に付勢されてい
るため、図4の位置から図3の位置に戻り、同時にスラ
イダー16も最初の位置(図2の位置)に戻る。
【0032】このキャリッジ2の移動は、キャリッジに
載置されている記録ヘッド1のノズル部1cがキャップ
21と対向する位置において停止する。この停止位置を
キャリッジのキャップ位置という。このキャップ21は
ゴム状部材で形成されており、キャップホルダー21a
に取付けられている。キャップホルダー21aは、回転
部材20の一対の腕部20a,20a間に支持され、こ
の位置において図示されていないスプリングによって、
キャップホルダー21aは記録ヘッド方向に付勢される
ように、摺動可能に組み込まれている。
【0033】このような構成によって、キャップ21は
記録ヘッド1のノスル1cの面に密着することができ、
キャップの密閉性が確保される。この記録ヘッド1のノ
ズル部1cにキャップ21を装着した状態において、再
び印字開始の信号が与えられると、図2において記録ヘ
ッド1のノズル1cとキャップ21とが合致する位置ま
で移動しているキャリッジ2が、ほんの僅かだけ印字方
向に移動することにより、キャリッジ2の裏側に形成さ
れた突起(図示されていない)がスライダー16をB方
向に僅かに移動する。この図示されていない構成の動作
により、キャップ21は記録ヘッド1のノズル部1cか
ら離れる方向に移動する。
【0034】この状態を維持しながら、更に、キャリッ
ジ2がホームポジション側へ移動すると、回動レバー1
5も元の位置に戻る。そして、回動レバー15はスライ
ダー16に形成したピン16aの位置を越えた位置まで
回動すると共に、図示されていないストッパによって図
2に示される位置に停止する。
【0035】キャリッジ2は、更に、印字方向に移動す
ると、前述した図示されていないキャリッジ2の裏面に
形成された突起により僅かにB方向に押されていたスラ
イダー16は、前記突起から外れ、キャップ21は、回
動レバー15の側縁15cにスライダー16のピン16
aとが当接した位置に留まることになる。こうして、キ
ャリッジ2は信頼性維持機構Aから抜け出し、前述した
ホームポジションへと進み、印字指令により、印字を開
始することになる。
【0036】ワイプ行程 図1〜図6に示した実施例において、ワイパーは図示さ
れていない。最も簡単な構成を図7に示した。この構成
では、記録ヘッド1のノズル部1cのホームポジション
とキャップ21との間に配置されるプラテンケース27
の端部に、ゴムブレード状の柔軟部材28が突出固定さ
れて、記録ヘッド1のノズル部1cが信頼性維持機構A
に出入する際、ノズル部1cの面は該ゴムブレード状の
柔軟部材28により擦られる。ゴムブレード状の柔軟部
材28は、プラテンケース27に支持されるものとして
説明したが、プラテンケースに限ることなく、ホームポ
ジションとキャップ21との間に配置されている固定部
材であれば、他の部材でも良い。
【0037】又、他の実施例として、図8に示すよう
に、キャップ21の一方の端縁にワイパとなる柔軟部材
28aを突出形成することもできる。この場合、キャッ
プとワイパとが一体部品として構成でき、小型で低コス
ト化を可能とする。この場合の柔軟部材28aの突出量
は、キャップ21がノズル部1cから僅かに離れた状態
であっても、充分なワイピングができる突出量が必要で
ある。又、キャップがノズル部を覆った状態において、
ワイパとなる柔軟部材が記録ヘッド部分に当接する状態
にあると、キャップの密着性が損なわれ恐れがあるの
で、柔軟部材の先端部分は記録ヘッドに当たらないよう
に構成するのが望ましい。
【0038】吸引(バキューム)行程 インク吸引機構29は、回転部材20に隣接してプラテ
ン軸19a上に回動自在に配置されている。このインク
吸引機構29は、図2,図9に示されるように、フラン
ジ30aを形成したポンプハウジング30と、このハウ
ジング30と当接する側には、側面に前記フランジ30
aに相対するように複数のピン31aを植立した板状体
31と、前記ピン31aには回転自在のコロ32を嵌め
込み、前記ポンプハウジング30のフランジ30aと板
状体31のピン31aに嵌め込んだコロ32との間に設
けたチューブ33とからなり、この構成により、チュー
ビングポンプを形成している。
【0039】前記チューブ33の一端33aは、図10
に示すように、キャップ21のキャップホルダ21aの
側壁に形成した吸引口21bに接続されており、前記吸
引口21bはキャップ本体内部を通ってキャップ21に
設けた連通口21c(図6に示す)と連絡している。そ
して、他端33bは、図示していないインク吸収部材の
ところ迄引き出されている。よって、インク吸引機構2
9の作動により、記録ヘッド1のノズル部1cから吸引
されたインクは、前記連通口21cに吸引され、チュー
ブ33を経てインク吸収部材に吸収させられる。
【0040】このインク吸引機構29を作動させる手段
として、図2に示されるように、前記板状体31のピン
31aの面と反対側のクラッチ面31bには、クラッチ
としての歯部34を形成し、プラテン軸19aの軸端に
固定されたクラッチ板35に形成した歯部35aと相対
して配置されている。そして、常時はクラッチ面31b
とクラッチ板35との間に、スプリング36が設けら
れ、このスプリング36の付勢力はインク吸引機構29
を回転部材20側に押圧していると共に、クラッチを係
合しない状態に維持している。
【0041】回転部材20は、前述のように、キャップ
21とパージ受け部材22とを支承すると共に、キャリ
ッジ2の移動により、インク吸引機構29をスプリング
36に抗して、プラテン軸19a上を摺動させて、前記
クラッチの歯部34,35aとを噛み合わせるため、キ
ャリッジ2上のヘッドホルダ2aにより押圧される突出
腕部20dを形成している。
【0042】以上の構成において、吸引行程の指令によ
り、キャップ行程迄は、前述したと全く同じ動作を行
い、更に、キャリッジ2は図2において左方向に移動さ
れる。キャップ行程において、キャップ21が記録ヘッ
ド1のノズル部1cに当接した状態におけるキャリッジ
のキャップ位置は、図2においてキャリッジ2のヘッド
ホルダ2aが回転部材20の突出腕部20dに当接する
直前の位置である。
【0043】キャップ行程を完了した前述の位置から、
キャリッジ2が更に左方向に移動すると、該ヘッドホル
ダ2aは回転部材20の突出腕部20dを左方向に押し
ながら一緒に移動する。このため、回転部材20はイン
ク吸引機構29と一体的にスプリング36を圧縮しなが
ら、プラテン軸19a上を図2において左方向へ摺動す
る。
【0044】このキャリッジ2の左方向への移動は、イ
ンク吸引機構29の板状体31の歯部34がクラッチ板
35に形成した歯部35aに係合する位置において停止
する。クラッチが係合し、キャリッジ2の移動が停止す
ると、プラテン軸19aの回転は、一体に結合されたク
ラッチ板35を介して板状体31を図9に示す矢印F方
向に回転させる。
【0045】したがって、図9に示されるように、板状
体31のピン31aに装着されたコロ32は、ポンプハ
ウジング30のフランジ30a面にチューブ33を間欠
的に圧縮しながら移動し、インクをキャップ側からチュ
ーブ33を経てインク吸引部材側に搬送する。インクの
吸引量は任意に設定することができるが、インクの消費
を増やさないため、必要最小限に設定する。必要な量の
インクが吸引されると、プラテン軸19aを駆動する紙
送りモータ10は停止され、そして、キャリッジ2は、
前述した動作により一旦、印字を開始するため、ホーム
ポジションの位置迄、右方向に駆動され、通常のルーチ
ンに戻る。前記移動の際にも、ワイピング動作が行わ
れ、ノズル1c面のインクの垂れは除かれる。
【0046】次に、本発明のインク吸引機構の他の実施
例を図11により説明する。この実施例においては、プ
ラテン軸を駆動する紙送りモータが、吸引行程において
インク吸引機構を作動させる構成としているが、この実
施例では、インク吸引機構を作動させる場合には、プラ
テン軸を駆動しない構成としている。前記実施例と相違
するクラッチ部分の構成について説明する。紙送りモー
タ10からの駆動は駆動ギヤ37に伝達され、該駆動ギ
ヤ37にはスライドギヤ38が係合している。スライド
ギヤ38は、インク吸引機構29の板状体31とプラテ
ン軸19a端部に固定されたクラッチ板39との間にお
いて、プラテン軸19a上に摺動自在に配置されてい
る。
【0047】そして、そのスライドギヤ38の各面に
は、インク吸引機構29の板状体31の歯部34及びク
ラッチ板39の歯部39aの各々と係合できる歯部38
aと歯部38bとを備えている。また、キャリッジの走
行経路には、機枠に回動可能に枢支40aされたレバー
40の一端40bが配置され、そのレバー40の他端4
0cをスライドギヤ38に係止している。
【0048】上記構成において、印字状態では、スライ
ドギヤ38は、スライドギヤ38と板状体31との間に
配置されているスプリング36によって、クラッチ板3
9側に移動し、歯部38bと歯部39aとが係合し、プ
ラテン19を駆動することができる。吸引行程のため
に、図示されていないキャリッジがキャップ位置を越え
て左方へ移動すると、キャリッジのヘッドホルダ部分が
レバー40の一端40bに当接し、レバー40は枢支軸
40aを中心に時計方向に回転させる。図示の状態は、
スライドギヤ38はプラテン19を回動させる位置から
離れ、板状体31側へ移動する中間位置まで動いた状態
であり、更に、キャリッジが左方へ移動することによ
り、スライドギヤ38は、その歯部38aを板状体31
の歯部34と噛み合わせる。
【0049】この状態において、紙送りモータに接続さ
れた駆動ギヤ37の回転は、スライドギヤ38を介して
板状体31へ伝えられ、前述した実施例の場合と同様
に、吸引行程が行われる。この実施例においては、吸引
行程の際、スライドギヤ38とクラッチ板39との連結
は断たれており、プラテン19は駆動されることがな
い。よって、モータに接続された駆動ギヤ37は、スラ
イドギヤ38を介して、プラテン駆動又はインク吸引動
作のいずれかを選択的に行うことができる。
【0050】後者の実施例では、インク吸引機構の作動
時にプラテンが回転することなく、記録紙が送り出され
るという不具合を起こすことはない。前者の実施例で
は、プラテンの回転に伴う不具合を解消するため、吸引
行程が終了したら、クラッチが外れた状態で、吸引のた
めに回転させた角度と同一角度だけ、プラテンを逆回転
させて記録紙を元の位置に戻すことが必要である。
【0051】吸引行程において、吸引時間を自動的に可
変にするための実施例について説明する。吸引行程を実
行する指令の出し方には、通常二通りの考え方がある。
その一つは、自動的には行わずに、オペレータが印字の
品質を見て必要と感じた時、押しボタンスイッチ等を操
作して実行させるものであり、他の一つは、目詰まり等
の発生する恐れがあると考えられる時間、装置が非使用
であった場合に、自動的に吸引動作を実行するものであ
る。
【0052】本実施例では、後者の自動的吸引動作とし
て実施するものである。すなわち、ノズルを使用せず、
長期間放置した場合に発生する噴射異常は、その放置時
間に比例して重症となる。そこで、噴射異常を回復させ
るための吸引動作も、その異常の程度により、必要な処
置レベルも変化する。
【0053】したがって、本発明では、装置の非使用状
態であった時間を測定し、その測定された時間に応じ
て、吸引動作の状態を変化させるものである。具体的に
は、例えば吸引ポンプのロータ部の回転数を、1/2回
転,1回転,3回転の3段階とし、放置時間が、150
時間から300時間の場合は、1/2回転とし、300
時間から700時間に場合は、1回転、700時間を超
えた場合は、3回転と夫々決めておく。又、別の方法と
して、ポンプ動作の回転速度を何段階か切換えても良
く、更に、これらを組合せても良い。
【0054】以上のように、装置の非使用時間をタイマ
ーにより測定し、そのタイマーにより計時された非使用
時間により、吸引ポンプをどういう状態で回転させるか
を判断させる手段を設け、その判断手段により吸引ポン
プの回転を制御する手段を備え、インクの吸引状態を変
化させることができる。
【0055】
【発明の効果】本発明の構成により、キャリッジの移動
に応じてプラテン軸上に配置した信頼性維持機構の各要
素を夫々作動させることができ、簡単で小型な信頼性維
持機構をキャリッジのホームポジション近傍に配置した
ことにより、インクジェット記録装置の小型化を可能と
し、記録ヘッドのノズル部を良好な状態に維持すること
ができる効果を有する。また、本発明では、プラテン軸
上に回転可能な部材にキャップ及びパージ受け部材を取
付け、パージ受け部材で吸収されたインクはインク転移
部材に吸収し、長時間の印字に対しても小型のパージ受
け部材で充分な機能を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型インクジェットプリンタにおける
信頼性維持機構の配置を明らかにする平面図である。
【図2】図1に示した小型インクジェットプリンタにお
ける信頼性維持機構の部分の平面図である。
【図3】同じく図1に示した小型インクジェットプリン
タにおける信頼性維持機構の部分の側面図である。
【図4】パージ受け部材が待機位置より作動位置に移動
した状態を示す側面図である。
【図5】パージ受け部材が図3から図4の作動位置に移
動する過程をピンと側壁との関連により示した側面図で
ある。
【図6】信頼性維持機構を正面から見た図面である。
【図7】信頼性維持機構においてプラテンケースにワイ
パを設けた平面図である。
【図8】信頼性維持機構においてキャップの側部にワイ
パを設けた平面図である。
【図9】信頼性維持機構のインク吸引機構における吸引
ポンプの部分を示す側面図である。
【図10】インク吸引機構の吸引ポンプのキャップ側と
の関連を示すキャップホルダ部分の側面図である。
【図11】信頼性維持機構のインク吸引機構の他の実施
例を示す平面図である。
【符号の説明】
A 信頼性維持機構 1 記録ヘッド 1c ノズル部 2 キャリッジ 3 キャリッジ駆動モータ 10 紙送りモータ 15 回動レバー 16 スライダー 18 ワイヤ 19a プラテン軸 20 回転部材 21 キャップ 22 パージ受け部材 24 インク転移部材 28 ゴムブレード状の柔軟部材(ワイパー) 29 インク吸引機構 30 ポンプハウジング 31 板状体 31a ピン 31b クラッチ面 32 コロ 33 チューブ 34 歯部 35 クラッチ板 36 スプリング 37 駆動ギヤ 38 スライドギヤ 39 クラッチ板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/165 B41J 2/18 B41J 2/185 B41J 11/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジに載置された記録ヘッドが印
    字の移動始点となるホームポジションから一側方に往復
    移動して印字動作を行い、前記ホームポジションの他側
    方近傍に配置した信頼性維持機構により、記録ヘッドの
    信頼性を維持するための動作を行うインクジェット記録
    装置において、前記キャリッジのホームポジションから
    の第1段階の移動動作で作動するパージ受け部材と、前
    記キャリッジの第2段階の移動動作で作動するキャップ
    と、前記キャリッジの第3段階の移動動作で作動するイ
    ンク吸引機構とを備えたことを特徴とするインクジェッ
    ト記録装置。
  2. 【請求項2】 前記パージ受け部材、キャップはプラテ
    ン軸上に回動可能な回転部材に支承され、インク吸引機
    構はプラテン軸上に前記回転部材に隣接して配置され、
    キャリッジの移動動作に連動する回転部材をプラテン軸
    上で回動・摺動して、各段階の移動動作に応じて、パー
    ジ受け部材,キャップ,インク吸引機構を作動させるこ
    とを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装
    置。
  3. 【請求項3】 プラテン軸上に回動可能な回転部材に支
    承された前記パージ受け部材は、キャリッジの第1段階
    の移動動作に連動してプラテン軸を回動し、記録ヘッド
    のノズル部と対応する位置とインク転移部材と当接する
    位置とに移動することを特徴とする請求項2記載のイン
    クジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 プラテン軸上に回動可能な回転部材に支
    承された前記キャップは、キャリッジの第2段階の移動
    動作に連動して、記録ヘッドのノズル部を密閉する位置
    に移動し、シール部の外側に、シール部よりも突出した
    ワイパー部を設けたことを特徴とする請求項2記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 回転部材に隣接してプラテン軸上に配置
    された前記インク吸引機構は、キャリッジの第3段階の
    移動動作に連動して紙送りモータとのクラッチを接続
    し、記録ヘッドのノズル部のインクを所定量吸引するこ
    とを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録装
    置。
  6. 【請求項6】 キャリッジの第3段階の移動動作に連動
    して紙送りモータからプラテン軸への駆動が断たれ、イ
    ンク吸引機構のバキュームポンプを駆動する機構を備え
    たことを特徴とする請求項5記載のインクジェット記録
    装置。
  7. 【請求項7】 前記インク吸引機構は、非使用状態で放
    置された時間を計時し、この計時時間に応じて予め定め
    られた手順に従ってインク吸引機構のポンプの回転を制
    御し、インクの吸引状態を変化させることを特徴とする
    請求項2記載のインクジェット記録装置。
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