JP3126660B2 - フェンス外構構造 - Google Patents

フェンス外構構造

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JP3126660B2
JP3126660B2 JP08099803A JP9980396A JP3126660B2 JP 3126660 B2 JP3126660 B2 JP 3126660B2 JP 08099803 A JP08099803 A JP 08099803A JP 9980396 A JP9980396 A JP 9980396A JP 3126660 B2 JP3126660 B2 JP 3126660B2
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裕介 武智
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フェンス外構構
造に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、
外観性、そして施工性にも優れた、新しいフェンス外構
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅などの外構には、自由柱
方式や主柱(中柱)方式によって支柱にフェンス面体等
を配設したフェンス外構がしばしば設置されている。自
由柱方式によるフェンス外構としては、たとえば図4に
例示したように、基礎となるコンクリートブロック
(ア)等の開口部に立設配置したアルミニウム製等の中
空の支柱(イ)に、屈曲部を持つ受金具(オ)と頂部押
え金具(エ)とによってフェンス面体(ウ)を係止して
取付けるようにしたものが知られている。
【0003】また、主柱(中柱)方式によるフェンス外
構としては、たとえば図5に例示したように、基礎とな
るコンクリートブロック(ア)等の開口部に立設配置し
たアルミニウム製等の中空の支柱(イ)に対し、その左
右両側に対称配置されているタッププレート(ク)と押
え金具(ケ)とによってフェンス面体(ウ)端部を取付
け固定するようにしたものが知られている。
【0004】また、上記の各方式において、その支柱
(イ)の下部中空内には、雨水などがコンクリートブロ
ック(ア)等の基部に浸入することを防ぐために発泡ス
チロール(キ)を挿入したり、支柱(イ)の下部表面
に、水抜き穴(カ)を設けるなどの工夫が施されてもい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフェンス外構には、それぞれ、外観性や施工
性の点において解決すべき問題があった。すなわち、図
4に例示した自由柱方式によるフェンス外構には、フェ
ンス面体(ウ)を受金具(オ)と押え金具(エ)とによ
り上下から挟むように係止して支柱(イ)に取付けてい
るためフェンス面体(ウ)の横長さ寸法に関係なく支
柱(イ)を自由位置に配置することができるという利点
があるものの、フェンス面体(ウ)を支柱(イ)の片面
のみに取付けているため、隣地との境界に施工した場
フェンス外構に裏と表ができ、これにより外観が損
なわれ、また、コンクリートブロック(ア)の基部の
中心とフェンス面体(ウ)の中心がずれフェンス面体
(ウ)が基部の幅からはみ出たり、フェンス面体(ウ)
の重量によりフェンス外構傾くといった問題があっ
た。
【0006】また、図5に例示したような主柱(中柱)
方式によるフェンス外構では、フェンス面体(ウ)をそ
の側端部で支柱(イ)の左右両側に取付けているために
フェンス外構に裏表が生じないという利点があるもの
の、隣接するフェンス面体(ウ)の相互の間に支柱
(イ)を配置する必要があるため、フェンス面体(ウ)
の横長さ寸法によって支柱(イ)の配置位置が決まり、
フェンス外構の施工に制約が生じるといった問題があっ
た。このため、施工予定現場の状況によっては、実際
上、施工できないという問題があった。
【0007】この発明は、以上のとおりの事情に鑑みて
なされたものであり、従来のフェンス外構の問題点を解
決し、外観性と施工性が共に良好な、新しいフェンス外
構構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、一対の断面C字形支柱部材が溝
部を対向させて配置され、各々の断面C字形支柱部材
の下部に断面H字形支柱補強材の平行板部が挿入さ
れ、断面H字形支柱補強材には、その平行板部の表面部
に、断面C字形支柱部材の溝部内の下端に形成されたタ
ッピングホールを受け入れる凹部が形成されており、ネ
ジをネジ込み、タッピングホールをその凹部内において
広げることにより、断面H字形支柱補強材が一対の断面C
字形支柱部材間に固定され、この断面H字形支柱補強材
の上部で、一対の断面C字形支柱部材の対向する溝部
フェンス面体が挟持され断面C字形支柱部材の頂
部が押え金具により固定されることを特徴とするフェン
ス外構構造を提供する。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に沿って実施
例を示し、この発明の実施の形態についてさらに詳しく
説明する。
【0011】
【実施例】図1は、この発明のフェンス外構構造の一実
施例を示した分解斜視図であり、図2(a)(b)は
各々、施工後のフェンス外構を示した斜視図および断面
図である。たとえばこれら図1および図2(a)(b)
に示したように、この発明のフェンス外構構造では、ア
ルミ押出材等からなる一対の断面C字形支柱部材(2)
をそのC字形断面を構成する溝部(21)が対向するよ
うに配置し、各々の断面C字形支柱部材(2)の溝部
(21)の下部に、断面H字形支柱補強材(3)H字形
断面を構成する平行板部(31)を挿入する。この状態
において断面C字形支柱部材(2)および断面H字形支柱
補強材(3)は、基礎となるコンクリートブロック
(1)等の開口部(6)に挿入される。また、この発明
のフェンス外構構造では、断面H字形支柱補強材(3)
の上部で、一対の断面C字形支柱部材(2)の対向する
溝部(21)間に、フェンス面体(5)を、たとえば
の下枠断面H字形支柱補強材(3)の上端に載せる
うに配置するなどして挟持し、さらに断面C字形支柱部
材(2)の頂部を押え金具(4)により固定する。押え
金具(4)には、この実施例に示したような両端に屈曲
片部(41)を有するものが例示され、この実施例にお
いて断面C字形支柱部材(2)の頂部は、押え金具
(4)の屈曲片部(41)により挟み込まれている。
のようにして、図2(a)(b)に示したようフェン
外構が形成される
【0012】押え金具(4)による断面C字形支柱部材
(2)の頂部の固定についてさらに説明すると、この実
施例では、押え金具(4)は、断面C字形支柱部材
(2)の溝部(21)内の上端に形成されているタッピ
ングホール(7)にネジ(8)で固定されている。この
ネジ(8)によるタッピングホール(7)へのネジ込み
によ、押え金具(4)は、断面C字形支柱部材(2)
にしっかりと取付固定され、また、屈曲片部(41)が
断面C字形支柱部材(2)に当接する。このため、フェ
ンス面体(5)は、一対の断面C字形支柱部材(2)の
対向する溝部(21)間に確実に挟持される。この実施
例では、さらに押え金具(4)の下面に歯形凹凸部(4
2)設けられており、この歯形凹凸部(42)により
フェンス面体(5)の上枠の滑りなどの動きを抑え、
ェンス面体(5)より強固固定を実現している。こ
ような押え金具(4)は、アルミニウム材等の金属の
出成形品や板金物などとすることができる。
【0013】断面H字形支柱補強材(3)は、図3に例
示したように、断面C字形支柱部材(2)の溝部(2
1)の下部に平行板部(31)を挿入することで、位置
レなくしっかりと組合される。そして、この発明のフ
ェンス外構構造では、図3に例示したように、断面H字
形支柱補強材(3)には、その平行板部(31)の表面
部に、断面C字形支柱部材(2)の溝部(21)内の
端に形成されタッピングホール(9)を受け入れる凹
部(32)が形成されており、図1に示したようにネジ
(10)をネジ込み、タッピングホール(9)をその凹
部(32)内において広げることにより、断面H字形支
柱補強材(3)を一対の断面C字形支柱部材(2)間
強固に固定される。なお、断面H字形支柱補強材(3)
の断面C字形支柱部材(2)への固定には、図3に例示
したように、さらに断面C字形支柱部材(2)の外面か
らネジ(11)をネジ込んだりあるいは断面H字形支
柱補強材(3)と断面C字形支柱部材(2)と下端に
おいてかしめたりするなどが可能で、より強固固定
可能である
【0014】この断面H字形支柱補強材(3)は、一
の断面C字形支柱部材(2)の間にフェンス面体(5)
が入る程度の間隔を持たせるための部材である。また、
断面H字形支柱補強材(3)は、その上に配置される
フェンス面体(5)の上枠が押え金具(4)の歯形凹凸
部(42)に当接するように位置決めすることや、断
C字形支柱部材(2)のコンクリートブロック(1)
への挿入部分の強度を確保することにおいて有効ともな
【0015】もちろん、この発明は以上の例に限定され
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明のフェンス外構
構造では、一対の断面C字形支柱部材の対向する溝部
にフェンス面体を挟持するため、フェンス外構に裏表が
できず外観性が良く、しかもフェンス面体の横長さ寸
法に関係なく支柱を自由な位置に配置させることがで
施工性に優れるまた、基礎となるコンクリートブ
ロック等の基部の中心とフェンス面体の中心が一致し、
フェンス面体が基部の幅からはみ出たりすることはな
く、また、フェンス面体の重量によりフェンス外構が傾
くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のフェンス外構構造の一実施例を示
た分解斜視図である。
【図2】(a)(b)は、各々、施工後のフェンス外構
を示した斜視図および断 面図である。
【図3】断面C字形支柱部材と断面H字形支柱補強材との
結合部を例示した断面図である。
【図4】従来の自由柱方式によるフェンス外構を例示し
た斜視図である。
【図5】従来の主柱(中柱)方式によるフェンス外構を
例示した斜視図である。
【符号の説明】
1 コンクリートブロック 2 断面C字形支柱部材 3 断面H字形支柱補強材 4 押え金具 5 フェンス面体 6 開口部 7 タッピングホール 8 ネジ 9 タッピングホール 10 ネジ 11 ネジ 21 溝部 31 平行板部32 凹部 41曲片部 42 歯形凹凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 17/00 - 17/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の断面C字形支柱部材が溝部を対向
    させて配置され、各々の断面C字形支柱部材の溝の下
    部に断面H字形支柱補強材の平行板部が挿入され、断面H
    字形支柱補強材には、その平行板部の表面部に、断面C
    字形支柱部材の溝部内の下端に形成されたタッピングホ
    ールを受け入れる凹部が形成されており、ネジをネジ込
    み、タッピングホールをその凹部内において広げること
    により、断面H字形支柱補強材が一対の断面C字形支柱部
    材間に固定され、この断面H字形支柱補強材の上部で
    対の断面C字形支柱部材の対向する溝部間にフェン
    ス面体が挟持され断面C字形支柱部材の頂部が押え金
    具により固定されることを特徴とするフェンス外構構
    造。
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