JP3126437U - 配管支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易で低コストな構成であり、取付面の影響を受け難く、軸方向・横方向への動きをスムースに許容した状態での配管支持が可能な配管支持装置を提供する。
【解決手段】配管を軸方向及び横方向への動きを許容した状態で支持する配管支持装置において、該配管支持装置が、床や天井の如き取付面に固定される長尺状の台座と、該台座に起立する一対の支柱ボルトと、前記一対の支柱ボルト間に架設される上板状部材と下板状部材とを有し、該上板状部材と下板状部材の一方又は両方が、配管接触方向に開放部を有する略コ字状に折曲形成されることで横長方形の配管抱持部を形成しており、該横長方形配管抱持部である前記上板状部材の下面と下板状部材の上面に低摩擦係数部材からなる滑性シートが配設される。
【選択図】図1

Description

本考案は配管支持装置に関し、詳しくは配管を軸方向及び横方向への動きを許容した状態で支持する支持装置に関する。
温排水を流す系統に塩ビ管を用いた場合、温度変化に伴う配管の伸縮や捩れが生じるので、配管及び継ぎ手の破損防止並びに静音の観点から、軸方向及び横方向への動きを許容した状態で配管を支持する必要がある。
そこで、配管を軸方向及び横方向への動きを許容した状態で支持する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2006−380079 特開2005−48849
特許文献1に記載の技術は、配管保持具を支える支柱を支持部材に横方向移動可能な状態で配設し、更に該支持部材を架台に軸方向移動可能な状態で配設する構成を有している。
しかしこの技術では、軸方向への動きを許容する構成と横方向への動きを許容する構成とを別構成としているため、構造が複雑で部品点数が多く、コスト高である。さらに、取付面積が大きいと共に取付面が水平ではない場合には軸方向及び横方向への動きが制限されてしまうという欠点を有している。
特許文献2に記載の技術は、横方向への移動は配管を上方から抱持するΩ字状バンドと一緒に移動し、軸方向への動きは配管を下方から支持する座板と一緒に移動する構成を有している。
しかしこの技術では、配管を上方から抱持するΩ字状のバンドは軸方向へ移動を許容する構成とはなっていないので、配管が軸方向へ移動する場合に該配管と前記Ω字状のバンドの接触部が擦れてしまい摺動音や摩擦熱が生じたり、動きの程度によっては当該部分が損傷してしまう虞を有している。また、配管と共に横方向に移動するΩ字状のバンドは両端の平板部に穿設されている透孔に挿通したボルトによって台座部分に揺動可能に取り付けられているため、横方向へ移動する際に透孔とボルト部分との接触音や摺動音等のガタツキ音が生じやすいという欠点を有している。
そこで本考案の課題は、簡易で低コストな構成であり、取付面の影響を受け難く、軸方向・横方向への動きをスムースに許容した状態での配管支持が可能な配管支持装置を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は下記構成を有する。
1.配管を軸方向及び横方向への動きを許容した状態で支持する配管支持装置において、
該配管支持装置が、床や天井の如き取付面に固定される長尺状の台座と、該台座に起立する一対の支柱ボルトと、前記一対の支柱ボルト間に架設される上板状部材と下板状部材とを有し、
該上板状部材と下板状部材の一方又は両方が、配管接触方向に開放部を有する略コ字状に折曲形成されることで横長方形の配管抱持部を形成しており、該横長方形配管抱持部である前記上板状部材の下面と下板状部材の上面に低摩擦係数部材からなる滑性シートが配設された構成であることを特徴とする配管支持装置。
2.前記上板状部材が、前記一対の支柱ボルトの夫々に螺合する上ナットによって上方から位置固定され、
前記下板状部材の下方に、前記一対の支柱ボルト間に架設されると共に該一対の支柱ボルトの夫々に螺合する下ナットによって下補強部材が配設され、
該下補強部材が、前記下板状部材の下面に当接して該下板状部材を位置固定状態で支持する構成であることを特徴とする上記1に記載の配管支持装置。
3.前記上板状部材又は下板状部材に形成されている支柱ボルト挿通孔の少なくとも1つが配管軸方向に開口部を有する切欠孔であり、該切欠孔の近傍には前記支柱ボルトから前記切欠孔が脱落するのを防止する掛止部が設けられている構成であることを特徴とする上記1又は2に記載の配管支持装置。
4.前記掛止部が、前記支柱ボルトに挿通された状態で前記上板状部材又は下板状部材の上方又は下方から掛止する板状部材であって、前記切欠孔が形成された上板状部材又は下板状部材の該切欠孔の開口部を有していない側の端部に引掛かる折曲部が設けられている構成であることを特徴とする上記3に記載の配管支持装置。
5.前記掛止部が、前記上板状部材及び下板状部材の一方又は両方の一部を折曲げ・湾曲・プレス・切り起こし、又は別部材の固着の如き形成手段による構成であることを特徴とする上記3に記載の配管支持装置。
6.配管を軸方向及び横方向への動きを許容した状態で支持する配管支持装置において、
該配管支持装置が、床や天井の如き取付面に固定される長尺状の台座と、該台座に起立する一対の支柱ボルトと、前記一対の支柱ボルト間に架設される上板状部材と下板状部材と該下板状部材の下面に当接して下方から位置固定状態で支持する下補強部材とを有し、
前記上板状部材が、前記一対の支柱ボルトの夫々に螺合する上ナットによって上方から位置固定され、
前記下補強部材が、前記一対の支柱ボルトの夫々に螺合する下ナットによって下方から位置固定され、
前記下板状部材が、配管接触方向に開放部を有する略コ字状に折曲形成されることで横長方形の配管抱持部を形成しており、該横長方形配管抱持部である前記上板状部材の下面と下板状部材の上面に低摩擦係数部材からなる滑性シートが配設され、
前記上板状部材又は下板状部材に形成されている支柱ボルト挿通孔の少なくとも1つが配管軸方向に開口部を有する切欠孔であり、
該切欠孔の近傍に前記支柱ボルトから前記切欠孔が脱落するのを防止する掛止部が設けられており、
該掛止部が、前記支柱ボルトに挿通された状態で前記上板状部材又は下板状部材の上方又は下方から掛止する板状部材であって、前記切欠孔が形成された上板状部材又は下板状部材の前記切欠孔の開口部を有していない側の端部に引掛かる折曲部が設けられている構成である、
ことを特徴とする配管支持装置。
請求項1に示す考案によれば、一対の支柱ボルト間に架橋される上板状部材の下面と下板状部材の上面に配設された滑性シートで動きを許容した状態で支持する構成は簡易で低コストな構成であり、しかも低摩擦係数部材からなる滑性シートによる支持は軸方向・横方向への動きをスムースに許容した状態での配管支持が可能である。また、上板状部材と下板状部材とで構成される横長方形配管抱持部は、取付面に固定される台座とは別体であるため、配管支持が取付面の影響を受け難い構成となっている。
請求項2に示す考案によれば、配管支持位置は一対の支柱ボルトに螺合する上ナットとしたナットにより極めて容易に調整することができる。また、下板状部材を下方から支持する下補強部材により、下板状部材の撓みや歪みを防止し、安定した状態での配管支持を得ることができる。
請求項3に示す考案によれば、一部のナットの支柱ボルトに対する螺合を弛め、配管軸方向に開口部を有する切欠孔を有する部分を支柱ボルトに対する挿通を外すことで、全てのナットを支柱ボルトに螺合した状態のまま配管取付作業を行うことができるので作業性が極めて高い。しかも、支柱ボルトから前記切欠孔が脱落するのを防止する掛止部が設けられていることにより、ウォーターハンマー現象等によりナットが多少弛んでしまっても前記切欠孔が支柱ボルトから脱落してしまうことがなく、配管を常に安定した状態で支持することができる。
請求項4及び5に示す考案によれば、前記掛止部が極めて簡易に形成することができる。
請求項6に示す考案によれば、一対の支柱ボルト間に架橋される上板状部材の下面と下板状部材の上面に配設された滑性シートで動きを許容した状態で支持する構成は簡易で低コストな構成であり、しかも低摩擦係数部材からなる滑性シートによる支持は軸方向・横方向への動きをスムースに許容した状態での配管支持が可能である。また、上板状部材と下板状部材とで構成される横長方形配管抱持部は、取付面に固定される台座とは別体であるため、配管支持が取付面の影響を受け難い構成となっている。また、請求項6に示す考案によれば、配管支持位置は一対の支柱ボルトに螺合する上ナットとしたナットにより極めて容易に調整することができる。また、下板状部材を下方から支持する下補強部材により、下板状部材の撓みや歪みを防止し、安定した状態での配管支持を得ることができ、しかも、一部のナットの支柱ボルトに対する螺合を弛め、配管軸方向に開口部を有する切欠孔を有する部分を支柱ボルトに対する挿通を外すことで、全てのナットを支柱ボルトに螺合した状態のまま配管取付作業を行うことができるので作業性が極めて高いだけでなく、支柱ボルトから前記切欠孔が脱落するのを防止する掛止部が設けられていることにより、ウォーターハンマー現象等によりナットが多少弛んでしまっても前記切欠孔が支柱ボルトから脱落してしまうことがなく、配管を常に安定した状態で支持することができる。
本考案に係る吊り金具用補強金具の詳細について、添付の図面に基づき説明する。
図1は本考案に係る配管支持装置の一実施例を示す正面図、図2は図1の要部構成を説明する拡大斜視図、図3は図2に示す要部構成の他の実施例を示す拡大斜視図、図4は掛止部の他の実施例を示す要部拡大斜視図、図5は係止部の他の実施例を示す要部拡大正面図、図6は本考案に係る配管支持装置の他の実施例を示す正面図、図7は本考案に係る配管支持装置の更に他の実施例を示す正面図である。
本考案に係る配管支持装置1は、配管Pを軸方向及び横方向への動きを許容した状態で支持するものであり、図1に示すように、床や天井の如き取付面2に固定される長尺状の台座3と、該台座3に起立する一対の支柱ボルト4・4と、前記一対の支柱ボルト4・4・間に架設される上板状部材5と下板状部材6とを有し、該上板状部材5と下板状部材6の一方又は両方(本実施例は下板状部材6)が、配管P接触方向に開放部を有する略コ字状に折曲形成されることで横長方形の配管抱持部7を形成しており、該横長方形配管抱持部7である前記上板状部材5の下面と下板状部材6の上面に低摩擦係数部材からなる滑性シート8が配設された構成となっている。
低摩擦係数部材からなる滑性シート8としては、四弗化エチレン樹脂等の低摩擦係数部材で形成されたシートが挙げられる。低摩擦係数部材としては、PVC、架橋ポリオレフィン、オレフィン系樹脂、PET、シリコン樹脂、フッ素樹脂等であり、好ましくは四弗化エチレン樹脂である。
滑性シート8の上板状部材5の下面及び下板状部材6の上面への配設は、接着剤・粘着剤・接着シート等の接着手段を介して接着することで配設することが好ましい。
上板状部材5の下面と下板状部材6の上面に配設された滑性シート8によって、横長方形配管抱持部7に抱持した配管Pは、軸方向・横方向への動きをスムースに許容した状態で支持することが可能とある。また、上板状部材5と下板状部材6とで構成される横長方形配管抱持部7は、取付面2に固定される台座3とは別体であるため、配管支持が取付面2の凹凸等の影響を受け難い。
上板状部材5は、前記一対の支柱ボルト4・4の夫々に螺合する上ナット9・9によって上方から位置固定されている。
下板状部材6は、該下板状部材6の下方に、前記一対の支柱ボルト4・4間に架設されると共に該一対の支柱ボルト4・4の夫々に螺合する下ナット10・10によって配設された下補強部材11が、前記下板状部材6の下面に当接して該下板状部材6を位置固定状態で支持している。下補強部材11が、下板状部材6を下方から支持することにより、該下板状部材6の撓みや歪みを防止し、安定した状態での配管支持を得ることができる。
図2に示すように、上板状部材5に形成されている支柱ボルト挿通孔12・12の1つは配管軸方向に開口部12Aを有する切欠孔12Bとなっており、該切欠孔12Bの近傍には前記支柱ボルトから前記切欠孔が脱落するのを防止する掛止部13が設けられている。尚、配管軸方向に開口部12Aを有する切欠孔12Bは、挿通孔12の1つに限らず両方が切欠孔であってもよいし、また、上板状部材5に限らず下板状部材6の挿通孔12が開口部12Aを有する切欠孔12Bであってもよい(図3に、開口部12Aを有する切欠孔12Bを下板状部材6に形成した態様を示す)。
挿通孔12の少なくとも1つを配管軸方向に開口部12Aを有する切欠孔12Bとすることで、該切欠孔12Bが挿通される支柱ボルト4に螺合する上ナット9及び/又は下ナット10を弛めることで、切欠孔12Bを有する部分を支柱ボルト4に対する挿通を外すことができるので、全てのナット9・9・10・10を支柱ボルト4・4に螺合した状態のまま配管取付作業を行うことができる。従って、作業性が極めて高い。
図2に示すように、掛止部13は、前記支柱ボルト4に挿通された状態で前記上板状部材5の上方から掛止する板状部材であって、前記切欠孔12Bが形成された上板状部材5の該切欠孔12Bの開口部12Aを有していない側の端部12Cに引掛かる折曲部13Aが設けられた構成である。尚、折曲部13Aを有する板状部材からなる掛止部13は、本実施例のように上板状部材5の上方から掛止する構成に限定されず、下板状部材6の下方から掛止する構成であってもよい。
支柱ボルト4から前記切欠孔12Bが脱落するのを防止する掛止部13が設けられていることにより、ウォーターハンマー現象等により上ナット9及び/又は下ナット10が多少弛んでしまっても前記切欠孔12Bが支柱ボルト4から脱落してしまうことがなく、配管Pを常に安定した状態で支持することができる。
以上の構成を有する配管支持装置1の各構成部材、台座3、一対の支柱ボルト4・4、上板状部材5、下板状部材6、下補強部材11の材質としては、この種の配管支持装置に用いられる公知公用の材質を挙げることができる。また、一対の支柱ボルト4・4、上ナット9・9、下ナット10・10についても、この種の配管支持装置に用いられる公知公用のボルト・ナットを用いることができる。
以上、本考案に係る配管支持装置1の実施例について説明したが、本考案は上記した実施例に限定されず、本考案の範囲内において種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では、上板状部材5及び下板状部材6とは別部材の板状部材の掛止部13を、図4及び図5に示すように上板状部材5及び/又は下板状部材6と一体構成としてもよい。
図4(A)に示す掛止部13は、上板状部材5の切欠孔12Bの近傍の一部を下方に折曲形成して掛止片13Bを形成し、下板状部材6に前記掛止片13Bが掛止する被掛止孔13Cを形成し、該被掛止孔13Cに前記掛止片13Bが入り込んで掛止する構成である。
図4(B)に示す掛止部13は、下板状部材6の挿通孔12の近傍の一部を上方に切り起こし形成して掛止片13Bを形成し、上板状部材5に前記掛止片13Bが掛止する被掛止孔13Cを形成し、該被掛止孔13Cに前記掛止片13Bが入り込んで掛止する構成である。
図4(C)に示す掛止部13は、下板状部材6の一部であって且つ上板状部材5の切欠穴12Bの開口部12Aが設けられていない配管軸方向側に上方に折曲形成する掛止片13Bを形成し、該掛止片13Bに上板状部材5の側面が引掛かることで掛止する構成である。
図4(D)に示す掛止部13は、切欠孔12B近傍の上板状部材5及び下板状部材6の
一部を湾曲加工することで掛止凸部13D及び被掛止凹部13Eを形成し、該被掛止凹部13Eに前記掛止凸部13Dが入り込んで掛止する構成である。
図4(E)に示す掛止部13は、上板状部材5の端部を下方に折曲形成して掛止片13Bを形成し、下板状部材6の端部を切欠形成して被掛止部13Fを形成し、該被掛止部13Fに前記掛止片13Bを引掛けて掛止する構成である。
図4(F)に示す掛止部13は、下板状部材6の一部であって且つ上板状部材5の切欠穴12Bの開口部12Aが設けられていない配管軸方向側に上方に折曲形成する掛止片13Bを形成し、更に、上板状部材6の一部であって且つ切欠穴12Bの開口部12Aが設けられた配管軸方向側に下方に折曲形成する掛止片13Gを形成し、前記掛止片13Bが上板状部材5の側面に、前記掛止片13Gが下板状部材6の側面に互いに引掛かることで掛止する構成である。尚、この態様の場合、図4(F)に示すように、開口部12Aを有する切欠孔12Bは上板状部材5側だけでなく下板状部材6側に前記切欠孔12Bとは逆向きの開口部12Cを有する切欠孔12Dを形成して、下板状部材6についても切欠孔12Dを有する部分を支柱ボルト4に対する挿通を外すことができる。
図4(G)に示す掛止部13は、上板状部材5の切欠孔12Bの近傍の下面に別部材からなる掛止片13Hを固着し、下板状部材6に前記掛止片13Hが挿通可能な被掛止孔13Cを形成し、該被掛止孔13Cに前記掛止片13Hが挿通されて掛止する構成である。
図5に示す掛止部13は、切欠孔12B近傍の上板状部材5及び下板状部材6の
一部をプレス加工することで掛止凸部13I及び被掛止凹部13Jを形成し、該被掛止凹部13Jに前記掛止凸部13Iが入り込んで掛止する構成である。
また、上記実施例では、下補強部材11が下板状部材6の下面に当接して該下板状部材6を位置固定状態で支持する構成を有しているが、本考案はこれに限定されず、図6に示すように、下補強部材11を用いることなく、下板状部材6を下ナット10・10によって位置固定する構成とすることもできる。
更に、上記実施例では、下板状部材6が配管P接触方向に開放部を有する略コ字状に折曲形成されることで横長方形の配管抱持部7を形成する構成を有しているが、本考案はこれに限定されず、図7に示すように、上板状部材5についても配管P接触方向に開放部を有する略コ字状に折曲形成し、該上板状部材5と下板状部材6双方の開放部によって横長方形配管抱持部7を形成する構成とすることもできる。また、この態様の場合、前記実施例のように、下板状部材6を下補強部材11によって下方から支持する構成とすることもできる。
更にまた、横長方形配管抱持部7は、上板状部材5のみが配管P接触方向に開放部を有する略コ字状に折曲形成することで構成することもできる。
本考案に係る配管支持装置の一実施例を示す正面図 図1の要部構成を説明する拡大斜視図 図2に示す要部構成の他の実施例を示す拡大斜視図 掛止部の他の実施例を示す要部拡大斜視図 係止部の他の実施例を示す要部拡大正面図 本考案に係る配管支持装置の他の実施例を示す正面図 本考案に係る配管支持装置の更に他の実施例を示す正面図
符号の説明
1 配管支持装置
2 取付面
3 台座
4 一対の支柱ボルト
5 上板状部材
6 下板状部材
7 横長方形配管抱持部
8 滑性シート
9 上ナット
10 下ナット
11 下補強部材
12 挿通孔
12A 開口部
12B 切欠孔
12C 逆向きの開口部
12D 切欠孔
13 掛止部
13A 折曲部
13B 掛止片
13C 被掛止孔
13D 掛止凸部
13E 被掛止凹部
13F 被掛止部
13G 掛止片
13H 掛止片
13I 掛止凸部
13J 被掛止凹部
P 配管

Claims (6)

  1. 配管を軸方向及び横方向への動きを許容した状態で支持する配管支持装置において、
    該配管支持装置が、床や天井の如き取付面に固定される長尺状の台座と、該台座に起立する一対の支柱ボルトと、前記一対の支柱ボルト間に架設される上板状部材と下板状部材とを有し、
    該上板状部材と下板状部材の一方又は両方が、配管接触方向に開放部を有する略コ字状に折曲形成されることで横長方形の配管抱持部を形成しており、該横長方形配管抱持部である前記上板状部材の下面と下板状部材の上面に低摩擦係数部材からなる滑性シートが配設された構成であることを特徴とする配管支持装置。
  2. 前記上板状部材が、前記一対の支柱ボルトの夫々に螺合する上ナットによって上方から位置固定され、
    前記下板状部材の下方に、前記一対の支柱ボルト間に架設されると共に該一対の支柱ボルトの夫々に螺合する下ナットによって下補強部材が配設され、
    該下補強部材が、前記下板状部材の下面に当接して該下板状部材を位置固定状態で支持する構成であることを特徴とする請求項1に記載の配管支持装置。
  3. 前記上板状部材又は下板状部材に形成されている支柱ボルト挿通孔の少なくとも1つが配管軸方向に開口部を有する切欠孔であり、該切欠孔の近傍には前記支柱ボルトから前記切欠孔が脱落するのを防止する掛止部が設けられている構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の配管支持装置。
  4. 前記掛止部が、前記支柱ボルトに挿通された状態で前記上板状部材又は下板状部材の上方又は下方から掛止する板状部材であって、前記切欠孔が形成された上板状部材又は下板状部材の該切欠孔の開口部を有していない側の端部に引掛かる折曲部が設けられている構成であることを特徴とする請求項3に記載の配管支持装置。
  5. 前記掛止部が、前記上板状部材及び下板状部材の一方又は両方の一部を折曲げ・湾曲・プレス・切り起こし、又は別部材の固着の如き形成手段による構成であることを特徴とする請求項3に記載の配管支持装置。
  6. 配管を軸方向及び横方向への動きを許容した状態で支持する配管支持装置において、
    該配管支持装置が、床や天井の如き取付面に固定される長尺状の台座と、該台座に起立する一対の支柱ボルトと、前記一対の支柱ボルト間に架設される上板状部材と下板状部材と該下板状部材の下面に当接して下方から位置固定状態で支持する下補強部材とを有し、
    前記上板状部材が、前記一対の支柱ボルトの夫々に螺合する上ナットによって上方から位置固定され、
    前記下補強部材が、前記一対の支柱ボルトの夫々に螺合する下ナットによって下方から位置固定され、
    前記下板状部材が、配管接触方向に開放部を有する略コ字状に折曲形成されることで横長方形の配管抱持部を形成しており、該横長方形配管抱持部である前記上板状部材の下面と下板状部材の上面に低摩擦係数部材からなる滑性シートが配設され、
    前記上板状部材又は下板状部材に形成されている支柱ボルト挿通孔の少なくとも1つが配管軸方向に開口部を有する切欠孔であり、
    該切欠孔の近傍に前記支柱ボルトから前記切欠孔が脱落するのを防止する掛止部が設けられており、
    該掛止部が、前記支柱ボルトに挿通された状態で前記上板状部材又は下板状部材の上方又は下方から掛止する板状部材であって、前記切欠孔が形成された上板状部材又は下板状部材の前記切欠孔の開口部を有していない側の端部に引掛かる折曲部が設けられている構成である、
    ことを特徴とする配管支持装置。
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