JP3126118U - プリント回路軟硬複合板構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリント回路軟硬複合板構造を提供する。
【解決手段】少なくとも一表面に被覆層が設置されるガラス繊維布基板(FR4)から構成される軟板ユニットと、被覆層上に設置される結合層と、少なくとも、軟板ユニットの一側に設けられ、また、結合層上に堆積され、一面上に、ソルダレジストインクが被覆される複数の導体がある硬基板があり、当該硬基板上に、複数の硬板ユニットと結合層及び軟板ユニットを貫通する貫通孔が貫設され、当該貫通孔の両端にある孔縁と内孔壁に、導通部が延伸する硬板ユニットと、が含有される。これにより、軟硬複合板が、より良い使用特性を持つだけでなく、作製が容易で、大幅に軟硬複合板の作製コストを低減できる。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも一表面に被覆層が設置されるガラス繊維布基板(FR4)から構成される軟板ユニットと、被覆層上に設置される結合層と、少なくとも、軟板ユニットの一側に設けられ、また、結合層上に堆積され、一面上に、ソルダレジストインクが被覆される複数の導体がある硬基板があり、当該硬基板上に、複数の硬板ユニットと結合層及び軟板ユニットを貫通する貫通孔が貫設され、当該貫通孔の両端にある孔縁と内孔壁に、導通部が延伸する硬板ユニットと、が含有される。これにより、軟硬複合板が、より良い使用特性を持つだけでなく、作製が容易で、大幅に軟硬複合板の作製コストを低減できる。
【選択図】図1
Description
本考案は、プリント回路軟硬複合板構造に関し、特に、軟硬複合板が、より良い使用特性を持つだけでなく、作製が容易で、大幅に軟硬複合板の作製コストを低減できるものに関する。
一般の軟硬複合プリント回路板は、軟板部分に、ポリイミド(polyimide、PI)やポリエステル(polyester、PET)、ポリエチレン−2,6−ナフタレート(polyethylene−2,6−naphthalate、PEN)或いはポリフェニレンサルファイド(polyphenylene sulfide、PPS)等の化学材料からなる絶縁基材と、現像エッチング方式により形成され、絶縁基材の一面に粘着される銅箔と銅メッキ回路層と、PIやPET材質のカバーレイ(Coverlay)やLiquid Photoimageable Solder Resist Inkからなり、当該銅メッキ層と絶縁基材の表面に被覆する被覆層と、被覆層と硬板領域から露出し、ニッケル−金メッキやすずメッキ或いは銀メッキ等の表面処理された銅回路と、が含有される。これにより、軟硬複合プリント回路板の軟板構造が構成される。
しかしながら、上記の軟板構造は、作製手順が複雑で、また、絶縁基材が、ポリエステル(polyester、PET)やポリエチレン−2,6−ナフタレート(polyethylene−2,6−naphthalate、PEN)或いはポリフェニレンサルファイド(polyphenylene sulfide、PPS)である場合、現像エッチング工程の信頼性が悪いため、現像エッチング製程の信頼性を追及するには、絶縁基材として、一般が、ポリイミド(polyimide、PI)を利用し、そのため、作製コストが高くなる。
本考案の主な目的は、少なくとも一表面に被覆層が設置されるガラス繊維布基板(FR4)から構成される軟板ユニットにより、軟硬複合板が、より良い使用特性を持つだけでなく、作製が容易で、大幅に軟硬複合板の作製コストを低減できるプリント回路軟硬複合板構造を提供する。
本考案は、上記の目的を達成するために、少なくとも一表面に被覆層が設置されるガラス繊維布基板(FR4)から構成される軟板ユニットと、被覆層上に設置される結合層と、少なくとも、軟板ユニットの一側に設けられ、また、結合層上に堆積され、一面上に、ソルダレジストインクが被覆される複数の導体がある硬基板があり、当該硬基板上に、複数の硬板ユニットと結合層及び軟板ユニットを貫通する貫通孔が貫設され、当該貫通孔の両端にある孔縁と内孔壁に、導通部が延伸する硬板ユニットと、が含有されるプリント回路軟硬複合板構造である。
図1は、本考案の第1の実施例の断面状態の概念図である。図のように、本考案は、プリント回路軟硬複合板構造であり、少なくとも、軟板ユニット1と結合層2及び硬板ユニット3、3aから構成され、軟硬複合板がより良い使用特性を持つだけでなく、作製が容易で、大幅に軟硬複合板の作製コストを低減できる。
上記の軟板ユニット1は、ガラス繊維布基板(FR4)11が含有され、当該ガラス繊維布基板11の厚さが、0.05mm〜0.5mmの間であり、また、当該ガラス繊維布基板11の二つの表面に被覆層12、12aが設けられ、当該被覆層12、12aが、少なくとも、ポリイミド(PI)材質である薄膜と、ソルダレジストインクと、フィルムシートとから構成され、また、当該被覆層12、12aの局部や全部が、内側へ0〜50mm延伸してガラス繊維布基板11上に被覆し、また、当該ガラス繊維布基板11と被覆層12、12aとの間に、複数の導体13が設けられ、当該複数の導体13が、銅や銅メッキである。
当該結合層2は、上記の軟板ユニットの被覆層12、12a上に設置され、当該結合層2が、純ゴム(BONDING FILMやBONDING SHEET)やガラス繊維布フィルムシート(PREPREG)である。
当該硬板ユニット3、3aは、少なくとも、上記の軟板ユニット1の両側に設けられ、当該硬板ユニット3、3aに、結合層2上に堆積された硬基板31、31aがあり、当該硬基板31、31aが、FR4やFR5、CEM3及び一般プリント回路板材質であり、また、当該硬基板31、31aの一面上に、複数の銅や銅メッキである導体32、32aがあり、当該導体32、32aに、ソルダレジストインク33、33aが被覆され、また、当該硬基板31、31a上に、複数の硬板ユニット3、3aと結合層2及び軟板ユニット1を貫通する貫通孔34、34aが貫設され、当該貫通孔34、34aの両端にある孔縁と内孔壁に、導通部35、35aが延伸し、当該導通部35、35aが、銅や銅メッキである。上記の構造により、新規のプリント回路軟硬複合板構造が構成される。
図2は、本考案の第2の実施例の断面状態の概念図である。図のように、本考案に係わる軟板ユニット1のガラス繊維布基板11の両面に、それぞれ、被覆層12、12aが設置され、当該被覆層12、12aの局部か全部が、ガラス繊維布基板11上に被覆し、また、当該ガラス繊維布基板11と被覆層12、12aとの間に、複数の導体13が設けられ、また、当該被覆層12、12a上に、それぞれ、結合層2が設置され、また、当該軟板ユニット1の一側(必要に応じて、左側か右側を選択することができる)に、硬板ユニット3が設置され、当該硬板ユニット3に、結合層2上に堆積される硬基板31、31aがあり、また、当該硬基板31、31aの一面上に、複数の銅や銅メッキである導体32があり、当該導体32に、ソルダレジストインク33が被覆され、当該硬基板31上に複数の硬板ユニット3と結合層2及び軟板ユニット1を貫通する貫通孔34が貫設され、当該貫通孔34の両端にある孔縁と内孔壁に、導通部35が延伸し、これにより、実用的な他の形態の軟硬複合板が構成される。
図3は、本考案の第3の実施例の断面状態の概念図である。図のように、本考案は、軟板ユニット1のガラス繊維布基板11の両面に、それぞれ、被覆層12、12aが設置され、当該被覆層12、12aの局部や全部が、ガラス繊維布基板11上に被覆し、当該ガラス繊維布基板11と被覆層12、12aとの間に、複数の導体13があり、また、当該被覆層12の一面上に、結合層2があり、そして、当該軟板ユニット1の一側(必要に応じて、左側か右側を選択することができる)に、硬板ユニット3が設置され、当該硬板ユニット3に、結合層2上に堆積される硬基板31があり、また、当該硬基板31の一面上に、複数の銅や銅メッキである導体32があり、当該導体32に、ソルダレジストインク33が被覆され、また、当該硬基板31上に、複数の硬板ユニット3と結合層2及び軟板ユニット1を貫通する貫通孔34が貫設され、当該貫通孔34の両端にある孔縁と内孔壁に、導通部35が延伸し、これにより、実用的な他の形態の軟硬複合板が構成される。
図4は、本考案の第4の実施例の断面状態の概念図である。図のように、本考案は、軟板ユニット1のガラス繊維布基板11の両面に、それぞれ、被覆層12、12aが設置され、当該被覆層12、12aの局部や全部が、ガラス繊維布基板11上に被覆し、当該ガラス繊維布基板11と被覆層12、12aとの間に、複数の導体13があり、また、当該被覆層12の一面上に、結合層2があり、そして、当該軟板ユニット1の両側に、それぞれ、硬板ユニット3、3aが設置され、当該硬板ユニット3、3aに、結合層2上に堆積される硬基板31があり、各硬基板31の一面上に、複数の銅や銅メッキである導体32、32aがあり、当該導体32、32aに、ソルダレジストインク33、33aが被覆され、また、当該硬基板31上に、複数の硬板ユニット3、3aと結合層2及び軟板ユニット1を貫通する貫通孔34、34aが貫設され、当該貫通孔34、34aの両端にある孔縁と内孔壁に、導通部35、35aが延伸し、これにより、実用的な他の形態の軟硬複合板が構成される。
上記のように、本考案に係わるプリント回路軟硬複合板構造は、有効に従来の様々の欠点を改善でき、少なくとも一表面に被覆層が設置されるガラス繊維布基板(FR4)から構成される軟板ユニットにより、軟硬複合板は、より良い使用特性を持つだけでなく、作製が容易で、大幅に軟硬複合板の作製コストが低減できるため、より実用的なものであり、そのため、法に従って、実用新案登録請求を出願する。
以上は、ただ、本考案のより良い実施例であり、本考案は、それによって制限されず、本考案に係わる実用新案登録請求や明細書の内容に従って行う等価の変更や修正は、全てが、本考案に係わる実用新案登録請求の範囲内に含まれる。
1 軟板ユニット
11 ガラス繊維布基板
12、12a 被覆層
13 導体
2 結合層
3、3a 硬板ユニット
31、31a 硬基板
32、32a 導体
33、33a ソルダレジストインク
34、34a 貫通孔
35、35a 導通部
11 ガラス繊維布基板
12、12a 被覆層
13 導体
2 結合層
3、3a 硬板ユニット
31、31a 硬基板
32、32a 導体
33、33a ソルダレジストインク
34、34a 貫通孔
35、35a 導通部
Claims (4)
- 少なくとも一表面に被覆層が設けられるガラス繊維布基板(FR4)がある軟板ユニットと、
上記軟板ユニットの被覆層上に設置される結合層と、
少なくとも、上記の軟板ユニットの一側に設けられ、また、結合層上に堆積され、一面上に、ソルダレジストインクが被覆される複数の導体がある硬基板があり、当該硬基板上に、複数の硬板ユニットと結合層及び軟板ユニットを貫通する貫通孔が貫設され、当該貫通孔の両端にある孔縁と内孔壁に、導通部が延伸する硬板ユニットと、
が含有される、
ことを特徴とするプリント回路軟硬複合板構造。 - 当該ガラス繊維布基板の厚さが、0.05mm〜0.5mmの間であることを特徴とする請求項1に記載のプリント回路軟硬複合板構造。
- 当該ガラス繊維布基板と被覆層との間に、複数の導体があることを特徴とする請求項1に記載のプリント回路軟硬複合板構造。
- 当該被覆層は、少なくとも、ポリイミド(PI)材質薄膜と、ソルダレジストインクと、フィルムシートとから構成されることを特徴とする請求項1に記載のプリント回路軟硬複合板構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006006238U JP3126118U (ja) | 2006-08-02 | 2006-08-02 | プリント回路軟硬複合板構造 |
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JP2006006238U JP3126118U (ja) | 2006-08-02 | 2006-08-02 | プリント回路軟硬複合板構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3126118U true JP3126118U (ja) | 2006-10-12 |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107072042A (zh) * | 2017-06-09 | 2017-08-18 | 深圳市爱升精密电路科技有限公司 | 电池保护软硬结合板及其制作方法 |
CN113954485A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-01-21 | 中建科技集团有限公司 | 复合板结构 |
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2006
- 2006-08-02 JP JP2006006238U patent/JP3126118U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN107072042A (zh) * | 2017-06-09 | 2017-08-18 | 深圳市爱升精密电路科技有限公司 | 电池保护软硬结合板及其制作方法 |
CN107072042B (zh) * | 2017-06-09 | 2023-06-30 | 深圳市爱升精密电路科技有限公司 | 电池保护软硬结合板及其制作方法 |
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