JP3126006U - 寿司様昆布じめ - Google Patents

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Abstract

【課題】素材の相性が良く食するまで押しが効いて熟成を伴う風味が凝縮して美味しく、また、日持ちが良いためにお土産としても好適であり、しかも、栄養的にも優れ、開封していつでもどこでも手軽に食することのできる寿司様昆布じめを提供する。
【解決手段】昆布じめ用の具を介して昆布1及び昆布じめの味をご飯に移行させてなる。特に、寿司が詰まる曲げ物の容器1の身と蓋11とを左右において上下一対の竹割棒13で挟み、上下竹割棒の両端をそれぞれ輪ゴム15掛けにより締められるパッケージであって、寿司として身には鮨飯3を詰めるとともにその上に昆布じめした魚介類の刺し身5を並べてその上を昆布7で被覆し、これらを蓋の上から重しを掛けて押してなり、さらに、押しを前記輪ゴムの締めによりパッケージ中も持続さる。
【選択図】図1

Description

この考案は、寿司様昆布じめに関する。例えば、外装が富山名産の鱒寿司に似ていて丸い曲げもの容器に詰めたものであるが、中身が昆布じめの趣向を取り入れた新規な寿司様昆布じめに関する。
現在駅弁としてファンも多い鱒寿司は、1〜2日が食べごろとなる早寿司の一種であって、簡単に作り方で言えば、曲げもの容器の底に笹の葉を重ねながら放射状に敷き並べ、その底に鱒のスライスした切り身を一面に敷きつめ、それから容器に鮨飯を入れて平らにならし、その上にさらに鱒の切り身を敷きつめてから周囲に食み出ている笹の葉を折り返し、蓋をして上から重しをする。重しが取られた後は、上下に一対ずつ割竹棒を並べ、輪ゴムで上下割竹棒を締めたパッケージで販売されるので、消費されるまで押しの状態が持続される。
昆布じめは、これも重しを要し、白身魚を平たい造り身にし昆布に挟んでしめたもので、白身魚にはタラ、サス、ヒラメなどが主に使われ、軽く重しをして一晩ほどしめると食べごろになり、昆布のうまみと塩味が加わるとともに、昆布が水分を取るので、身に弾力性が増しておいしくなると同時に、その脱水により保存が効くので、造り置きができ重宝され、富山県では最も好まれる郷土料理の一つである。食膳においては、一般的に、昆布を剥がして身を箸で摘んで食し、昆布は出汁などの他の用途に使われることが多い。
鱒の寿司は、酢の入った鮨飯と軽く塩を振った鱒が防腐性を有する笹の葉で包まれているため、日持ち(保存性)が良くしかも重しが食べるまで効いて熟成の味が凝縮して美味しいために、お土産として好適であるばかりでなく、パッケージの特性から車中でも手軽に広げて食べやすく弁当にしても最適である。しかし、角度を変えて見ると好みの多様化から、これらとは異なった風味も求められている。一方、昆布じめは、どこのスーパーでも見かけられるありふれた食品であるが、普通にはラップで厳重に被覆されているため、家庭では食卓に出しやすいが、車中等で手軽に食べることができなかった。
この考案は、上記のような実情に鑑みて、素材の相性が良く食するまで押しが効いて熟成を伴う風味が凝縮して美味しく、また、日持ちが良いためにお土産としても好適であり、しかも、栄養的にも優れ、開封していつでもどこでも手軽に食することのできる寿司様昆布じめを提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、この考案は、昆布じめ用の具を介して昆布及び昆布じめの味をご飯に移行させてなることを特徴とする寿司様昆布じめを提供する。特に寿司が詰まる曲げ物の容器の身と蓋とを左右において上下一対の竹割棒で挟み、上下竹割棒の両端をそれぞれ輪ゴム掛けにより締められるパッケージであって、寿司として身には鮨飯を詰めるとともにその上に昆布じめした魚介類の刺し身を並べてその上を昆布で被覆し、これらを蓋の上から重しを掛けて押してなり、さらに、押しを前記輪ゴムの締めによりパッケージ中も持続させてなることを特徴とする寿司様昆布じめを提供するものである。
寿司様昆布じめを上記のように構成したから、魚介類の刺し身が通常のご飯や鮨飯(以下、鮨飯で代表する)の具となるだけでなく、昆布の風味がしみ込んで磯の香りとともに例えようもなく絶妙な風味となるだけでなく、昆布が吸水して刺し身や鮨飯などの保存性を高めるので日持ちが良くなり、しかも、昆布の滋養成分が浸透しているため、昆布を食するか否かにかかわらずその成分を摂取できる。また、食するときには、輪ゴムを外して容易に蓋を開けることができる。
昆布は、ご飯や魚介類とは相性が良く、また、海のものとして磯の香りがあり、滋養成分としては、血圧を下げたりコレステロールを減らす効果のあるアルギン酸やカリウムが多く、胃の粘膜保護や抗ガンに効果のあるフコイダンを含んでおり、これらが鮨飯や刺し身に浸透する。
以上説明したように、この考案の寿司様昆布じめによれば、昆布の成分が押しの持続で十分に浸透し、熟成を伴ってそれが凝縮して独特の風味や旨味が生み出され、また、日持ちが良いためにお土産としても好適であり、しかも、昆布の滋養成分がしみ込んで栄養的にも優れ、開封していつでもどこでも手軽に食することのできるという優れた効果がある。
図面は一実施の形態を示したもので、その寿司様昆布じめは、容器1に鮨飯3と、魚肉の刺し身5と、昆布7等を詰め、重しを掛けて作られている。以下、図示のものを説明し、併せて他の実施形態も説明する。
容器1は、木の薄片を使用して作った所謂箱形の曲げ物であって、身9と蓋11とからなる他に、両方を左右でそれぞれ上下に挟む竹割棒13,13,・・と、各上下一対の竹割棒13,13を両端でそれぞれ締める輪ゴム15,15が使用され、蓋11には一対の桟状の摘み12,12が設けられる。この容器1の形態は、富山名産として駅弁となっている鱒寿司の容器と同じパッケージである。ちなみに、鱒寿司が全国に知られるようになったのは、この形態が殊に駅弁として受けたからであり、現在各製造業者がこの形態のパッケージを使用している。寿司様昆布じめの素材は次の通りである。
(1)鮨飯3の作り方について、少しかために炊き上げたご飯を熱いうちに桶に移し入れ、酢、砂糖、塩で作った合わせ酢を振りかけ、手早くしゃもじで混ぜ合わせる。
(2)魚介類の刺し身5としては特に限定しないが白身魚が良く、例えば、魚ではマダラ、ヒラメ、スズキ、タイ、シイラなどが良く、フクラギも使用できる。また、カイ類やエビの身を使っても美味しくなる。
(3)昆布7は、砂を落とし、固く絞ったぬれぶきんで拭いて汚れと塩を取り除く。このとき少し塩水に浸して柔らかくしても良い。
容器1には、基本的には鮨飯3を詰めて均し、その上に刺し身5又は昆布をしめた具を並べ、その上に昆布7の切れ片を並べる。図示の場合は、鮨飯3と刺し身5とを全体的に包むように容器1の底にも昆布7又は昆布の切れ片を敷いた。そうして、身9に蓋11を被せてから、多数の容器1,1,・・を積んで重しを掛け、2,3日置くと食べごろになる。その間に昆布7が刺し身5の水分を吸収しているために、刺し身5が水分の減少で保存性が良くなる。また、昆布7が鮨飯3からも吸水しやすく、刺し身5と刺し身5との間を図示の如く離しておくと、昆布7が鮨飯3と直接触れる箇所もできるので、鮨飯3も水分が取られやすくなり保存性も良くなる。図示の場合であると、鮨飯3は底面に近い下面においてその部分の昆布7によっても水分の減少が促進される。
刺し身5は予め昆布じめされているものを使用しても良い。また、昆布7及び/又は刺し身5がサンドイッチ状に鮨飯3間に配列されていてもよく、さらには、容器1の底面上に配列されていてもよいことは当然である。
蓋11を開けると、身9上に昆布7が表れるので、食するときには、昆布7を剥がして、鮨飯3を切りわけながら刺し身5と共に食することができる。このとき、昆布7の滋養成分や香りが刺し身5と鮨飯3にしみ込んでいるので、滋養成分の摂取とともにその独特の風味を楽しむことができ、とろけるような舌さわりと口に広がる磯の香りは爽快そのものであった。また、昆布7の下に生姜や柚子などのみじん切りを振りかけておけば、さらに風味を増すことができた。
鮨飯3の上の昆布7は取り除くが、吸水により柔らかくなっているので、これも食することによりその滋養成分を直接摂取することができる。また、昆布7には、おぼろ昆布や刻みこんぶ、細切れの味昆布を使用することもでき、そうすれば、鮨飯3や刺し身5と共に切りわけながら同時に口にすることができる。なお、容器の形状は円形であっても、角形であっても良いことは当然である。
この考案の寿司様昆布じめをパッケージの分解状態で示す一部切欠した斜視図である。 同寿司様昆布じめをパッケージ状態で示す断面図である。
符号の説明
1 容器
3 鮨飯
5 刺し身
7 昆布
9 身
11 蓋
13 竹割棒
15 輪ゴム

Claims (2)

  1. 昆布じめ用の具を介して昆布及び昆布じめの味をご飯に移行させてなることを特徴とする寿司様昆布じめ。
  2. 寿司が詰まる曲げ物の容器の身と蓋とを左右において上下一対の竹割棒で挟み、上下竹割棒の両端をそれぞれ輪ゴム掛けにより締められるパッケージであって、寿司として身には鮨飯を詰めるとともにその上に昆布じめした魚介類の刺し身を並べてその上を昆布で被覆し、これらを蓋の上から重しを掛けて押してなり、さらに、押しを前記輪ゴムの締めによりパッケージ中も持続させてなることを特徴とする請求項1記載の寿司様昆布じめ。























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