JP3125996U

JP3125996U - パット及びこのパットを用いた靴下

Info

Publication number: JP3125996U
Application number: JP2006005095U
Authority: JP
Inventors: 辰雄斎藤
Original assignee: 辰雄斎藤
Priority date: 2006-06-27
Filing date: 2006-06-27
Publication date: 2006-10-12
Anticipated expiration: 2009-07-16

Abstract

【課題】本考案は母趾以下小趾の横紋から横アーチの足底に底部の形のパットを作り、そのパットを靴下本体に張り合わせ、この靴下を履く事で足横アーチ底部が安定し足趾、足底の屈曲運動の出来るパット及び靴下を提供することを目的とする。
【解決手段】母趾以下小趾の横紋から母趾第1趾付根から第5趾付根横アーチの底部に、底形に成形したパットを靴下本体に張り合わせ、横アーチの安定と足趾、足底の屈曲運動の為に、穿孔有るかつ柔軟性を備えた事を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、足底、横アーチの形に穿孔されたパットを靴下に張り合わせ足趾、横アーチ、縦アーチの屈曲運動、矯正の出来るパットと、そのパットを靴下本体に張り合わせ屈曲運動、矯正の出来る靴下に関する。

履物の特に底部は色色の方法で、外反母趾、偏平足、開張足、O脚などの多くの方の悩みを少なくする為に、多様の研究をなされ作られている。靴下も同じく爪先部にパットを付けて滑らないパット付き靴下、靴下の底の外側部分にクッションパットを付けた物、足に合わせてフイットして履き心地を良くした物、足裏の土踏まずを刺激するパット付き靴下などなど数え切れない数であるが、すべて足趾、足底、足全体の固定と刺激の効果とその部分だけの為のパットの為、長時間の着用は難しい、思ったより効果的でない、違和感が多い、子供から高齢者まで安心して履けない、等など足趾、足底の屈曲運動、足底の筋肉強化、矯正に効果的な靴下は難しく従来の現状である。

この考案は、母趾以下、小趾の横シワ（横紋）から、第一趾付根より第五趾付根の横アーチの底部の形のパットを作り、そのパットを靴下本体に張り合わせその靴下を履く事で足趾、足底の屈曲運動、足底の筋肉強化、矯正の出来るパットを得る為に研究を重ねた。

母趾以下小趾の横シワ（横紋）から、第一趾付根より第五趾付根の横アーチの底部に密着するように、図1の様に成形されたパットを、靴下本体に、図2の様に張り合わせ、その靴下を履く事で横アーチの底部の安定と足趾、横アーチ、縦アーチの屈曲運動、足底の筋肉強化、矯正の目的に合うことを突き止め考案を完成することが出来た。

本考案はパットの付いた靴下を履く事で、横アーチの底部にパットが密着して横アーチが安定し足趾、横アーチ、縦アーチの屈曲運動が効果的に行い得る。よって足趾、横アーチ、縦アーチ、脚の筋肉強化につながる。

本考案のパット付き靴下を、足の横アーチに合わせて履く事で身体の重みでパットに横アーチ底部が密着し、さらには穿孔された穴に皮膚が押し出され、安定し横アーチを支軸に足趾、横アーチ、縦アーチの屈曲運動が自然にスムーズな行動が出来る。この屈曲運動は歩きながら或いは立ち姿勢、椅子に腰掛けた姿勢でも実施することが出来る。

図に基づいて説明する。図1は足底横アーチに合わせたパットに穿孔された一例の斜視図である。図2はパットを靴下に張り合わせた左底平面である。図1乃至図2に示す如くパットは母趾以下小趾横シワ（横紋）から母趾第1付根より第5趾付根の横アーチ底部の形に成形したパットに複数の穿孔、或いは突起、或いは幾何学状を施し靴下本体の横アーチ底部に張り合わせて完成した靴下を、足底横アーチに合わせて履くと穿孔されたパットに、足底の皮膚が体重で押し出され密着され靴下は動くことなく横アーチ足底部が安定し、その足底を支軸として第1趾から第5趾にかけての屈曲運動が容易に出来る。よって横アーチ縦アーチも屈曲運動が自発的な行為になる。さらには足親趾以下5趾の強化が一段と向上し足底全体の矯正にもつながる。それを要約すれば母趾以下小趾横シワ（横紋）から母趾第1付根より第5趾付根の横アーチ底部の形に成形し穿孔あるパットを靴下本体に張り合わせ足底、横アーチに合せて履く事で足底横アーチが安定し足趾、横アーチ縦アーチの屈曲運動が効果的に行い得るパット及び靴下である。

以下に他の実施形態を説明する。図1のパットは靴下に張り合わせるだけでなく履物中底（インソール、）中敷、スリッパ、サンダル、下駄等の横アーチ底部に張り合わせ実施すると実施形態の如く効果的に使うことが出来る。
パットは図1の成形、穿孔だけでなく多くの人の足底に合うように母趾以下小趾の横シワ（横紋）線上を直線或いは曲線に成形することも出来る。また図1の穿孔は大小の穿孔、大小の突起、凸凹の幾何状を効果的で使い易い方法を選択することが出来る。
図1のパットは基本的な形で穿孔されたパットで形や、穴、突起、幾何状だけでなくパットの厚みによって屈曲運動に多く関わってくる。好ましくは０．５ｍｍ一1ｍｍ後で短時間のトレーニングなどでは厚みの有るパットの方が足趾、特に親趾の動きがスムーズになり効果的な屈曲運動が出来足趾、足底の筋肉強化に適する。
パットの装着は被着、縫着、伸縮性接着剤、給糸本体一体、塗着も出来る。
パット素材は布、革、木肌、植物葉、紙、不織布製、ゴム、合成ゴム、発泡スチロール、漆、カシュ等で柔軟性の有る素材であれば任意出来る。

パットの一例の斜視図である。パットを靴下本体に張り合わせた右底平面図である。

符号の説明

1…パット 2…パットを張り合わせた靴下
3…穿孔

Claims

靴下の足底に張り合わせるシート状基体が、多数の穿孔若しくは突起或いは幾何状を有して柔軟性を有するパット。
母趾以下小指の付根の横シワ（横紋）から、第一趾付根より第五趾付根の横アーチの底部に密着するように形成されたパットを、靴下本体に張り合わせた靴下。