JP2001309801A - 履物及び履物用中敷 - Google Patents

履物及び履物用中敷

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JP2001309801A
JP2001309801A JP2000131311A JP2000131311A JP2001309801A JP 2001309801 A JP2001309801 A JP 2001309801A JP 2000131311 A JP2000131311 A JP 2000131311A JP 2000131311 A JP2000131311 A JP 2000131311A JP 2001309801 A JP2001309801 A JP 2001309801A
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Yoshihiro Sato
義弘 佐藤
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィット性に優れ、装着感にも優れた履物及
び履物用中敷を提供することを目的とする。 【解決手段】 各足指3の各付け根を結び、且つ、第5
指の付け根位置に合わせて下がった形状となるように形
成され、前記段部4の少なくとも一部に、足指3の腹側
の形状に合わせた傾斜面4aを形成し 前記段部4の少
なくとも一部に、足指3の形状に合わせた傾斜面4aを
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単靴、長靴、スキ
ー、スケート、サッカー、ゴルフ、野球等のスポーツ
靴、或いはサンダル、スリッパ等の履物及び履物の底内
側に装着される履物用中敷に係り、特に足の疲労を和ら
げ履き心地を向上させることのできる履物及び履物用中
敷に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、履物としては、革又は布製の単
靴、長靴、スキー、スケート、サッカー、ゴルフ、野球
等の運動靴、或いはサンダル、スリッパ等があるが、こ
れらのうち前者の靴類は、足が履物内において隙間なく
フィットするよう設計されている。しかし、足の大きさ
には個人差があるため、足と履物内の隙間が大きい場合
にはその隙間をなくすために適当な厚みの足裏全体の形
状の中敷を入れて調整するようにしている。
【0003】後者のサンダル、スリッパでは、底板の先
端側に足先を被覆すると共に足先を係止する被覆部を取
り付け、足を底板に載せて足先を被覆部に突っ掛けて履
くようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
靴等の履物では、履物内に隙間をなくすように設計され
ており、靴等の足指部に空間がないため、足指部は自由
に屈曲できず足底部の靱帯や筋肉が伸びた状態となるこ
とから足の姿勢が緊張し、且つ圧迫感が生じ血液循環も
悪くなるという問題がある。
【0005】特に、車の運転時には、靴の足指部に隙間
がないため、足指を屈曲することができず、足底部の靱
帯や筋肉が伸びた状態となっており、精神的にも緊張し
て疲労し易いという問題がある。
【0006】また、歩行時には足の関節を結ぶ筋肉及び
靱帯は、親指を軸心として指の付け根において「く」の
字状に所定の角度しなりながら左右の足を踏み出すよう
にしているが、靴底が平らで足指部に隙間のない靴では
歩行時に足に圧迫感を与えるばかりでなく、特に親指の
付け根に大きな衝撃がかかり、足の痛みや疲労の原因と
なるという問題がある。特に、最近の歩行場所はアスフ
ァルト道路、プラスチック製床材等歩行面が堅いため足
指にかかる負担も大きく疲労し易い。
【0007】さらに、歩行中等に人や物にぶつかった場
合に、足指先端部に足指を屈曲する隙間がないため、足
指を屈曲することができず、衝突の負荷が直接足指に作
用するため骨折、脱臼、捻挫をし易いという問題があ
る。
【0008】また、野球、ゴルフ等ではスパイクシュー
ズが使用されるが、身体の軸心をねじると同時に打球の
瞬間、足指を内側に屈曲させてグリップを行うが、スパ
イクシューズのスパイクが地面に差し込まれてはいるも
のの足指先に隙間がないため足が靴の中でずれてしまい
回転軸がずれるという問題がある。
【0009】また、ゴルフ等の運動をする場合、しゃが
む姿勢をとることも多いが、このときに足指を長時間屈
曲させるため足指の付け根にも負担がかかり疲労し易い
という問題がある。
【0010】ところで、後者の履物のスリッパ、サンダ
ルの場合には単に足先を突っ掛けて履くようにしている
ため履いているうちに脱げやすく、またパタパタという
音がするために他人に耳障りな音がするという問題があ
る。さらに、小走りをするような場合には、脱げ易いた
め転んだりする等の問題がある。
【0011】そして、本発明者は、このような事情に、
内部の底に段差を設けた履物が対応しうることを知見し
たが、更に検討した結果、フィット性や装着感を更に向
上させたほうがより良好な履物が得られることを見出し
た。
【0012】また、靴などの履物においては、装着中に
靴の内部が蒸れるという問題がある。このため、スポー
ツ用の靴には、靴の表面側には蒸れ防止用の通気孔など
が形成されているものの、足指側及び/又は靴底側に
は、蒸れ防止用の機構が設けられておらず、装着中に蒸
れ、水虫等の原因となるという課題が十分に解消されて
いなかった。
【0013】従って、本発明は、歩行中、運転時又は着
席時等の足の疲労を和らげ、履き心地を向上させること
ができ、野球、ゴルフ等の打球時の足指のグリップを行
う際にも回転軸がずれることのなく、履物がスリッパ、
サンダルの場合にも脱げにくく、且つ音もせず履き心地
が良く、更には、フィット性に優れ、装着感にも優れた
履物及び履物用中敷を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、内部の蒸れが防止された
靴などの履物を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明(以下、第1発明という)の履
物は、靴、スリッパ、サンダル等の履物(1,10)の
底内側における足指の付け根に対応する部位に段部
(4)が設けられており、該段部(4)の前側と履物
(1,10)の底内側の先端部分との間に形成される凹
部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能となされ
た履物であって、前記段部(4)は、各足指の各付け根
を結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて下がった
形状となるように形成され、前記段部(4)の少なくと
も一部に、足指の腹側の形状に合わせた傾斜面(4a)
を形成したことを特徴とする。
【0016】かかる構成により、足指が自由に下方に屈
曲でき、従来のような圧迫感がなくなり、血液循環も良
くなり、歩行時にも、段部(4)の高さ分だけ足指の付
け根のしなり角度を小さくすることができ、親指付け根
の関節、靱帯及び筋肉にかかる負担を軽減し、足の痛み
や疲労の原因を軽減でき、また、歩行中等に人や物にぶ
つかった場合に、足指先端部の凹部(5)の隙間におい
て、足指を屈曲することができ足指に直接衝撃が作用す
るのを防止できるため、従来のように骨折、脱臼、捻挫
をし易いということもない。更に、ゴワゴワした感じが
するなどの違和感がなく、フィット性に優れると共に、
装着感にも優れる。特に、前記段部(4)の少なくとも
一部に傾斜面(4a)を形成したことにより、傾斜面
(4a)が足指の腹側の形状に適合するものであるた
め、足指側に違和感なく、さらに、フィット性及び装着
感にも優れる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記傾斜面(4a)は、前記段部(4)の
上部側のみに形成されている履物を提供する。
【0018】かかる構成により、請求項1の効果がさら
に向上される。すなわち、足指の実際の形状に適合する
ため、さらに、フィット性及び装着感にも優れる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記傾斜面(4a)は、前記段部
(4)の下部側のみに形成されている履物を提供する。
【0020】かかる構成により、請求項1の効果がさら
に向上される。すなわち、傾斜面(4a)を下向きに形
成した場合には、靴の装着及び歩行時に、足指の重みや
圧力により先端部分が矢印方向に折れ曲がり(撓み)、
これにより、フィット性や装着感を向上させることがで
きる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載
の発明において、前記傾斜面(4a)は、第1指部分の
みに該第1指の付け根形状に合わせて湾曲した凹部を形
成した履物を提供する。
【0022】かかる構成により、歩行時などに最も力の
入る親指部分を、第1指の付け根形状に合わせて、足の
基部側及び鉛直方向に湾曲した凹部を形成するように加
工したことで、請求項1の効果をより効率的に得ること
ができると共に、さらなるフィット性や装着感の向上が
可能である。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1〜4記載
の発明において、前記凹部(5)は、第1指から第5指
側に行くに従ってその凹部の窪みを小さくするようにし
た履物を提供する。
【0024】かかる構成により、請求項1の効果がさら
に向上される。すなわち、実際の指の鉛直方向側の厚み
も第1指から第5指側に行くに従って小さくなるため、
実際の足指の形状に適合しているため、さらなるフィッ
ト性や装着感の向上が可能である。
【0025】請求項6記載の発明(以下、「第2発明」
という)の履物は、靴、スリッパ、サンダル等の履物
(1,10)の底内側における足指の付け根に対応する
部位に段部(4)が設けられており、該段部(4)の前
側と履物(1,10)の底内側の先端部分とにより形成
される凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能
となされた履物であって、前記段部(4)は、各足指の
各付け根を結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて
下がった形状となるように形成され、前記凹部(5)
に、足指の上方に移動可能なゲル化状物質が挿入されて
いることを特徴とする。
【0026】かかる構成により、着用者の足指の形状に
応じてゲル状物質が移動して、良好なフィット性の下に
足指を固定することができ、請求項1の効果が更に向上
される。
【0027】請求項7記載の発明(以下、「第3発明」
という)の履物は、靴、スリッパ、サンダル等の履物
(1,10)の底内側における足指の付け根に対応する
部位に段部(4)が設けられており、該段部(4)の前
側と履物(1,10)の底内側の先端部分とにより形成
される凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能
となされた履物であって、前記段部(4)は、各足指の
各付け根を結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて
下がった形状となるように形成され、足指の上面側が当
接する部位には、クッション材からなる緩衝部が設けら
れていることを特徴とする。かかる構成により、足指を
しっかりと固定できるので、激しい運動に際しても、効
果的に請求項1と同様の効果を発揮できる。
【0028】請求項8記載の発明(以下、「第4発明」
という)の履物は、底内側の足指に対応する先方部
(7)を軟質材料を用いて形成し、足指以外の足裏に対
応する基部(8)を硬質材料で形成し、先方部(7)
は、各足指の各付け根を結び、且つ、第5指の付け根位
置に合わせて下がった形状となるように形成されたこと
を特徴とする。
【0029】かかる構成により、請求項1の発明と同様
の効果が奏される。すなわち、先方部(7)が軟質材料
であり、且つ各足指の各付け根を結び、且つ、第5指の
付け根位置に合わせて下がった形状となるように形成さ
れているため、実際に段部(4)を設けなくても、装着
時及び歩行時に足指がその付け根に沿って下方に屈曲す
るのに対応して、先方部(7)を沈ませることが可能と
なるため、より装着感及びフィット感が向上する。
【0030】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、前記先方部(7)は、第1指側よりも第5
指側の方が硬くなるような材質で形成されている履物を
提供する。
【0031】かかる構成により、請求項1の発明と同様
の効果が効果的に奏される。すなわち、前記先方部
(7)は、第1指側よりも第5指側の方が硬くなるよう
な材質で形成されているため、先方部(7)の重み及び
圧力による沈み量が、第1指側よりも第5指側に行くに
従って、小さくなるため、実際の指の鉛直方向側の厚み
も第1指から第5指側に行くに従って小さくなるので、
実際の足指の形状に適合しているため、さらなるフィッ
ト性や装着感の向上が可能である。
【0032】請求項10記載の発明(以下、「第5発
明」という)の中敷は、履物(1,10)の底内側に装
着される中敷(20)において、中敷(20)の先端部
(24)は、各足指の各付け根を結び、且つ、第5指の
付け根位置に合わせて下がった形状となるように形成さ
れ、中敷(20)装着時に、中敷(20)の先端部(2
4)と履物(1,10)底内側の先端部分との間に形成
される凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能
とされており、前記先端部(24)の少なくとも一部
に、足指の腹側の形状に合わせた傾斜面(4a)を形成
したことを特徴とする。
【0033】かかる構成により、請求項1の発明と同様
の効果が奏される。特に、前記先端部(24)の少なく
とも一部に傾斜面(4a)を形成したことにより、傾斜
面(4a)が足指の腹側の形状に適合するものであるた
め、足指側に違和感なく、さらに、フィット性及び装着
感にも優れる。
【0034】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明において、前記傾斜面(4a)は、前記段部
(4)の上部側のみに形成されている中敷を提供する。
かかる構成により、請求項2の発明と同様の効果が奏さ
れる。
【0035】請求項12記載の発明は、請求項10記載
の発明において、前記傾斜面(4a)は、前記段部
(4)の下部側のみに形成されている中敷を提供する。
かかる構成により、請求項3の発明と同様の効果が奏さ
れる。
【0036】請求項13記載の発明は、請求項10記載
の発明において、前記傾斜面(4a)は、第1指部分の
みに第1指の付け根形状に合わせて湾曲させて形成した
中敷を提供する。かかる構成により、請求項4の発明と
同様の効果が奏される。
【0037】請求項14記載の発明は、請求項10記載
の発明において、前記凹部(5)は、第1指から第5指
側に行くに従ってその凹部の窪みが小さくなるようにし
た中敷を提供する。かかる構成により、請求項1の発明
と同様の効果が奏される。
【0038】請求項15記載の発明(以下、「第6発
明」という)の中敷は、履物(1,10)の底内側に装
着される中敷(20)において、足指に対応する中敷
(20)の先方部(27)を、軟質材料を用いて形成
し、足指以外の足裏に対応する中敷(20)の基部(2
8)を硬質材料で形成したことを特徴とする。かかる構
成により、請求項1の発明と同様の効果が奏される。
【0039】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の発明において、前記先方部(27)は、第1指側より
も第5指側の方が硬くなるように形成されている中敷を
提供する。かかる構成により、請求項1の発明と同様の
効果が奏される。
【0040】請求項17記載の発明(以下、「第7発
明」という)の履物は、靴、スリッパ、サンダル等の履
物(1,10)の底内側における足指の付け根に対応す
る部位に段部(4)が設けられており、該段部(4)の
前側と履物(1,10)の底内側の先端部分とにより形
成される凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可
能となされた履物であって、前記段部(4)は、各足指
の各付け根を結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせ
て下がった形状となるように形成され、靴内部の空気を
底構造部の内部に流通させる空気流通機構(30)が設
けられていることを特徴とする。かかる構成により、請
求項1の発明と同様の効果が奏される他、空気流通機構
(30)により靴内部の空気を底構造部の内部に流通さ
せることができるため、蒸れ防止効果も奏される。
【0041】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の発明において、前記空気流通機構(30)は、靴底に
一体化された第1底部(31)と、該第1底部(31)
より所定高さ上方に位置された支持部材(32)と、
支持部材(32)に支持され、着用者の足裏に当接し、
且つ前記段部(4)が形成された第2底部(33)と、
該第2底部(33)に設けられた複数の通気孔(3
4)とにより形成されている履物を提供する。かかる構
成により、通気孔(34)を介して、第1底部(31)
及び第2底部(33)間の空気が効果的に流通すること
となるため、靴内部の空気を底構造部の内部に流通させ
ることができる。
【0042】請求項19記載の発明は、請求項17又は
18記載の発明において、前記支持部材(32)が、前
記第2底部(33)の外周縁から垂下して設けられた外
周壁部(32a)と、該第2底部(33)の内方側に複
数設けられた柱部(32b)とからなり、前記通気孔
(34)は、前記柱部(32b)が設けられていない部
位に配されている履物を提供する。かかる構成により、
請求項17の発明と同様の効果を効果的に奏される。
【0043】請求項20記載の発明は、請求項18又は
19記載の発明において、前記支持部材(32)が、前
記第2底部(33)の外周縁から垂下して設けられた外
周壁部(32a)と、該第2底部(33)の内方側にお
いて該第2底部(33)及び前記第1底部(31)の間
を履物の長手方向に区分するように設けられたしきり壁
部(32c)とからなり、しきり壁部(32c)によ
り、履物の長手方向に少なくとも1以上の空気流通溝
(35)が形成されており、前記通気孔(34)は、前
記各空気流通溝(35)に対応して形成されている履物
を提供する。かかる構成により、請求項17の発明と同
様の効果が奏される。すなわち、しきり壁部(32c)
により、履物の長手方向に少なくとも1以上の空気流通
溝(35)が形成されているため、空気流通溝(35)
を介して、かかと側から足指側に空気を効果的に流通さ
せることができる。
【0044】請求項21記載の発明は、請求項18〜2
0記載の発明において、前記第2底部(33)の先端部
から垂下して設けられた外周壁部(32a)の足指部側
である前方部(32d)に、前方通気孔(32e)が設
けられている履物を提供する。かかる構成により、請求
項17の発明と同様の効果が奏される。すなわち、前方
通気孔(32e)が設けられているため、前方通気孔
(32e)から空気を連通、排気させることが可能とな
るため、最も、蒸れやすい足指側に空気を流通させるこ
とができるため、装着時及び歩行時にも快適な感触を得
ることができる。
【0045】請求項22記載の発明は、請求項17記載
の発明において、前記支持部材(32)が、前記第2底
部(33)の外周縁から垂下して設けられ、第1底部
(31)及び第2底部(33)間を密閉する外周壁部
(32a)と、該第2底部(33)の内方側に複数設け
られた柱部(32b)とからなり、前記通気孔(34)
は、それぞれかかと側における前記柱部(32b)が設
けられていない部位に配されており、それぞれ逆止弁
(34a)を内部側に有する吸気穴であり、前記先端部
から垂下して設けられた外周壁部(32a)の足指側で
ある前方部(32d)には、前方通気孔(32e)が設
けられており、前記前方部(32d)の内方には、複数
の逆止弁(36b)を有する排気用の排気穴(36a)
を有し、外周壁部(32a)の内方を第2底部(33)
の幅方向に仕切るように配置された内方壁部(36)が
設けられている履物を提供する。
【0046】かかる構成により、請求項17の発明と同
様の効果が奏される。すなわち、靴を装着及び歩行中
に、踵側に力が入ると、これにより通気孔(34)が押
されて逆止弁(34a)を下方方向に押し下げ、第1底
部(31)と第2底部(33)との間に空気を流入させ
る。このように空気が流入することにより、内方壁部
(36)の逆止弁(36b)が前方側に押され、余分な
空気が前方側の足指側より連通、排出される。このよう
にして、空気が流通し、靴の内部の蒸れを効果的に防止
することができる。
【0047】請求項23記載の発明(以下、「第8発
明」という)の中敷は、履物(1,10)の底内側に装
着される中敷(20)において、中敷(20)の先端部
(24)は、各足指の各付け根を結び、且つ、第5指の
付け根位置に合わせて下がった形状となるように形成さ
れ、中敷(20)装着時に、中敷(20)の先端部(2
4)と履物(1,10)底内側の先端部分との間に形成
される凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能
とされており、 靴内部の空気を中敷の内部に流通させ
る空気流通機構(30)が設けられていることを特徴と
する。かかる構成により、請求項17の発明と同様の効
果が奏される。
【0048】請求項24記載の発明は、請求項23記載
の発明において、前記空気流通機構(30)は、靴底内
面側に対応する第1底部(31)と、該第1底部(3
1)より所定高さ上方に位置された支持部材(32)
と、支持部材(32)により上面に支持され、着用者の
足裏に当接し、且つ前記先端部(24)が形成された第
2底部(33)と、該第2底部(33)に設けられた複
数の通気孔34とにより形成されている中敷を提供す
る。かかる構成により、請求項17の発明と同様の効果
が奏される。
【0049】請求項25記載の発明は、請求項24記載
の発明において、前記支持部材(32)が、前記中敷の
第2底部(33)の外周縁から垂下して設けられた外周
壁部(32a)と、該中敷表面部の内方側において該中
敷第2底部(33)及び前記第1底部(31)の間を履
物の長手方向に区分するように設けられたしきり壁部
(32c)とからなり、 しきり壁部(32c)により
長手方向に向けて少なくとも1以上の空気流通溝(3
5)が形成されており、 前記通気孔(34)は、前記
各空気流通溝(35)に対応して形成されている中敷を
提供する。かかる構成により、請求項17の発明と同様
の効果が奏される。
【0050】請求項26記載の発明は、請求項25記載
の発明において、前記支持部材(32)が、前記中敷の
第2底部(33)の外周縁から垂下して設けられた外周
壁部(32a)と、該中敷表面部の内方側に複数設けら
れた柱部(32b)とからなり、前記通気孔(34)
は、前記柱部(32b)が設けられていない部位に配さ
れている中敷を提供する。かかる構成により、請求項1
7の発明と同様の効果が奏される。
【0051】請求項27記載の発明は、請求項23〜2
6記載の発明において、前記中敷の第2底部(33)の
先端部から垂下して設けられた外周壁部(32a)の前
方部(32d)には、前方通気孔(32e)が設けられ
ている中敷を提供する。かかる構成により、請求項17
の発明と同様の効果が奏される。
【0052】請求項28記載の発明は、請求項23記載
の発明において、前記支持部材(32)が、前記中敷の
第2底部(33)の外周縁から垂下して設けられ、且つ
第1底部(31)及び第2底部(33)間を密閉するた
外周壁部(32a)と、該中敷の第2底部(33)の内
方側に複数設けられた柱部(32b)とからなり、前記
通気孔(34)は、それぞれかかと側における前記柱部
(32b)が設けられていない部位に配されており、そ
れぞれ逆止弁(34a)を有する吸気穴であり、前記先
端部から垂下して設けられた外周壁部(32a)の前方
部(32d)には、前方通気孔(32e)が設けられて
おり、前記外周壁の前方部(32d)の内方には、複数
の逆止弁(36b)を有する排気用の排気穴(36a)
を有し、外周壁の内方を中敷の第2底部(33)の幅方
向に仕切るように配置された内方壁部(36)が設けら
れている中敷を提供する。かかる構成により、請求項1
7の発明と同様の効果が奏される。
【0053】請求項29記載の発明(以下、「第9発
明」という)の中敷き用カバーは、履物(1,10)の
底内側に装着される中敷(20)を被覆する中敷き用カ
バーにおいて、中敷(20)は、その先端部(24)
が、各足指の各付け根を結び、且つ、第5指の付け根位
置に合わせて下がった形状となるように形成され、中敷
(20)装着時に、中敷(20)の先端部(24)と履
物(1,10)底内側の先端部分とにより形成される凹
部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能とされて
おり、該履物用中敷を敷設した履物の内部底面のほぼ全
面を被覆できるようになされたことを特徴とする。かか
る構成により、中敷が剥がれたり、外れたりするのを防
止できる。
【0054】請求項30記載の発明(以下、「第10発
明」という)の中敷は、履物(1,10)の底内側に装
着される中敷(20)において、中敷(20)の先端部
(24)は、各足指の各付け根を結び、且つ、第5指の
付け根位置に合わせて下がった形状となるように形成さ
れ、中敷(20)装着時に、中敷(20)の先端部(2
4)と履物(1,10)底内側の先端部分とにより形成
される凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能
とされており、 中敷(20)のかかと部分に履物内面
に適合可能なウイングを設けたことを特徴とする。かか
る構成により、フィット性や装着感をより向上させるこ
とができる。
【0055】請求項31記載の発明(以下、「第11発
明」という)の中敷は、履物(1,10)の底内側に装
着される中敷(20)において、中敷(20)の先端部
(24)は、各足指の各付け根を結び、且つ、第5指の
付け根位置に合わせて下がった形状となるように形成さ
れ、中敷(20)装着時に、中敷(20)の先端部(2
4)と履物(1,10)底内側の先端部分とにより形成
される凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能
とされており、中敷(20)は、かかと側の方が足先側
よりも高さが高くなるように形成されていることを特徴
とする。かかる構成により、フィット性や装着感をより
向上させることができる。
【0056】請求項 32記載の発明(以下、「第12
発明」という)の中敷は、履物(1,10)の底内側に
装着される中敷(20)において、中敷(20)の先端
部(24)は、各足指の各付け根を結び、且つ、第5指
の付け根位置に合わせて下がった形状となるように形成
され、中敷(20)装着時に、中敷(20)の先端部
(24)と履物(1,10)底内側の先端部分とにより
形成される凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲
可能とされており、中敷(20)の先端側に、履物内の
足先形状に合わせており、且つ中敷(20)の高さより
も低い中敷(20)の動きを防止するための足先部を設
けたことを特徴とする。かかる構成により、フィット性
や装着感をより向上させることができる。
【0057】請求項33記載の発明は、請求項10〜1
6,23〜28,30〜32記載の発明において、中敷
(20)は少なくとも表面がコルク,桐等の木材製とし
た中敷を提供するものである。かかる構成により、フィ
ット性や装着感をより向上させることができる。すなわ
ち、中敷(20)は少なくとも表面がコルク,桐等の木
材製とすることにより、硬さも適度であり、吸湿性、肌
の感触が向上し、さらに、グニャグニャと撓むことがな
いので製造しやすいので、プレス成形が可能となる。
【0058】請求項34記載の発明は、請求項10〜1
6,23〜28,30〜33記載の発明において、中敷
(20)に磁気マグネットを埋設した中敷を提供するも
のである。かかる構成により、フィット性や装着感をよ
り向上させる他に、磁気効果により、疲労回復効果も奏
する。
【0059】請求項35記載の発明は、請求項10〜1
6,23〜28,30〜34記載の発明において、中敷
(20)表面側に複数のいぼ状の突起を形成した中敷を
提供するものである。かかる構成により、フィット性や
装着感をより向上させる他に、装着時につぼが刺激され
て、疲労回復効果も奏する。
【0060】請求項36記載の発明は、請求項10〜1
6,23〜28,30〜35記載の発明において、中敷
(20)は、椰子がら活性炭等の消臭材により消臭作用
を有する中敷を提供するものである。かかる構成によ
り、フィット性や装着感をより向上させる他に、椰子が
ら活性炭等の消臭材による消臭効果も奏するため、快適
に装着できる。
【0061】請求項37記載の発明は、請求項10〜1
6,23〜28,30〜36記載の発明において、中敷
(20)は、つち踏まず部分に、硬質素材で、湾曲形状
のなだらかな突起を形成した中敷を提供するものであ
る。かかる構成により、フィット性や装着感をより向上
させる他に、つち踏まずが突起により刺激されるため、
気持ち良く、且つ疲労回復効果も奏する。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に基づ
いて説明する。ここで、図1は、第1発明(第5発明)
の実施の形態を示す履物(中敷)の断面構成図であり、
(a)は、履物を履いた状態の断面を示す図であり、
(b)は図1(a)のB部拡大図である。図2(a)、
(b)は、それぞれ第1発明の履物の中底及び第5発明
の中敷の先端部分の断面形状を説明する断面図である。
図3は、第1発明の履物の中底及び第5発明の中敷の先
端部分の断面形状を説明する断面図である。
【0063】図4は、第1発明の実施形態としての履物
の中底及び第5発明の中敷の形状を説明する平面図であ
る。図5(a)、(b)は、第1発明の実施形態として
の履物の中底及び第5発明の中敷の形状を説明する平面
図である。図6は、第1発明の実施形態としての履物の
中底及び第5発明の中敷の形状を説明する平面図であ
る。図7は、第1発明の他の実施の形態としてのスリッ
パを上面視して示す構成図である。図8は、足指の型の
種類を説明する概要図であり、(a)は直線型、(b)
はへの字型、(c)は丸形を示す図である。図9(a)
及び(b)は、それぞれ、本発明の作用・効果を説明す
るための足の裏の表面図である。
【0064】図10(a)及び(b)は、それぞれ、第
2発明の実施形態を示す断面図である。図11は、第3
発明の実施形態を示す断面図である。
【0065】図12は、第4発明(第6発明)の実施形
態を示す平面図である。図13(a)〜(f)は、それ
ぞれ、第4発明の実施形態を示す断面図である。図14
は、第4発明(第6発明)の他の実施形態を示す平面図
である。図15(a)〜(c)は、それぞれ、第4発明
(第6発明)の他の実施形態を示す断面図である。
【0066】図16は、第7発明及び第8発明の実施形
態を示す図で、(a)は、平面図、(b)は、図16
(a)のb−b線断面図、(c)は、図16(a)のc
−c線断面図である。図17は、第7発明及び第8発明
の他の実施の形態を示す図で、(a)は、平面図、
(b)は、図17(a)のb−b線断面図、(c)は、
内部透視平面図である。図18は、第7発明及び第8発
明の他の実施の形態を示す図である。
【0067】図19は、第7発明及び第8発明の他の実
施の形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は、内部
透視平面図である。図20は、図19(b)のX−X断
面図である。
【0068】図21は、第9発明の実施の形態を示す断
面図である。図22は、第10〜12発明の実施の形態
を示す図で、(a)は、平面図、(b)は、底面図、
(c)は、側面図である。
【0069】(第1発明の実施の形態)図1に示す本実
施形態の履物は、靴1であり、その底内側における足指
3の付け根に対応する部位に段部4が設けられており、
該段部4の前側と靴1の底内側の先端部分とにより形成
される凹部5に足指3が収容され且つ足指3が屈曲可能
となされている。
【0070】靴1には、内部の中底6の先端の足指3の
付け根に対応する部分に段部4を設けるようにしてい
る。本実施の形態では、更に中底6の土踏まずの部分
に、土踏まずの窪みに対応する緩やかなアーチ部が形成
されている。本実施の形態では、あらかじめ中底6が靴
1内に固定されているが、これに限定されるものではな
く、後述するように着脱自在な中敷20(図12参照)
を装着させるようにしても良い。
【0071】靴1の底内側、特に中底6は、抗菌作用及
び通気性のある材料とするのが好ましい。これにより、
靴1内を清潔で且つ蒸れにくく履き心地を向上させるこ
とができる。他の部材の形成材料は、通常、靴の形成材
料として用いられるものであれば特に制限なく用いるこ
とができる。
【0072】そして、本実施形態の靴1は、前記段部4
は、図4(a)に示すように、各足指3の各付け根を結
び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて下がった形状
となるように形成され、前記段部4の少なくとも一部
に、足指3の腹側の形状に合わせた傾斜面4aを形成し
前記段部4の少なくとも一部に、足指3の形状に合わ
せた傾斜面4aを形成したことを特徴とする。これは、
足指3は、大きく3種類に分類され、図8(a)に示す
ように、第1指から第5指までが直線的に小指側に下が
って傾斜して並んでいる直線型、図8(b)に示すよう
に、第1指が短く、第2指から第5指が直線的なへの字
型、図8(c)に示すように、全体が曲線的に並ぶ丸型
がある。いずれも、第5指が他の指に比べて、下がって
いるためである。なお、特にオーダーメード等で製造す
る場合には、実際の足指3の型に合うようにするのが好
ましい。
【0073】また、本実施形態の平面形状は第5指に対
応する部位のみ、第5指の付け根位置に合わせて下がっ
た形状となされている。このような形状となるのは、本
発明(第1〜第12発明の実施の形態)を通して共通で
ある。
【0074】本実施形態において、前記傾斜面4aは、
図1(b)に示すように、前記段部4の上部側のみに、
傾斜面4aが中底の上方を向くように形成されている。
即ち、本実施形態においては、傾斜面4aは、段部4の
高さ方向ほぼ中央から靴の内方側に向けて形成されてい
る。
【0075】本実施形態の靴1においては、中底6は、
段部4をその前方縁としており、段部4から先には、中
底6がなく、凹部5が底2の内方表面と段部4と靴の先
端部分内表面とにより形成されている。
【0076】また、本実施形態においては、段部4は、
第1指〜第5指(親指から小指)まで、足の幅方向全体
に亘って形成されている。なお、段部4の平面形状につ
いては、図4(a)に示す形状であり、図4に示す実施
形態の説明に際して後述する。
【0077】段部4の高さは約0.5〜1.2cm程度
とするのが好ましく、0.7〜0.8cmとするのが更
に好ましい。靴の用途、素材生地、足の大きさ等の諸条
件により適宜厚みを調整すると良い。
【0078】本発明において傾斜面4aの形態は、図1
に示す例に制限されず、種々の形態が採用可能である。
例えば、図2(a)に示すように、中底6の上面から下
端にかけて傾斜させたテーパ面に形態とすることができ
る。この場合には、段部4全体が傾斜面4aで形成され
ることになる。また、図2(b)に示すように、傾斜面
4aを平面でなく、湾曲状の凸状面とすることもでき
る。
【0079】また、図3(a)に示すように、中底6の
上端から下方に向けて、図2(a)と逆向きの傾斜面4
aを形成することもできる。この場合には、段部4全体
が傾斜面4aで形成されることになる。このように傾斜
面4aを下向きに形成した場合には、靴を履いた場合
に、足指3の重みや圧力により先端部分が矢印方向に折
れ曲がり(撓み)、フィット性や装着感を向上させるこ
とができる。また、図3(b)に示すように、前記段部
4の下部側のみに、傾斜面4aが、中底6の下方を向く
ように形成されている。即ち、本実施形態においては、
傾斜面4aは、段部4の高さ方向ほぼ中央から底2側に
向けて形成されている。これにより、たわみ量を図3
(a)の場合より小さく調整することができる。また、
図3(c)に示すように、傾斜面4aを下部側に設けた
場合でも、傾斜面4aを平面でなく、湾曲状の凸状面と
することもできる。これにより、図3(a)の場合より
も、たわみ量をゆるやかに調整することができる。
【0080】また、図4(a)及び(b)に示すよう
に、前記傾斜面4aは、親指部分のみに親指の付け根形
状に合わせて湾曲させて形成してもよい。このように、
構成した場合には、親指だけ傾斜面4aで親指全体がす
っぽり包まれることになる。これにより、歩行時などに
最も力の入る親指部分を、第1指の付け根形状に合わせ
て、足の基部側及び鉛直方向に湾曲した凹部を形成する
ように加工したことで、フィット性や装着感がより向上
する。
【0081】なお、本実施形態においては、他の部位
(第2指〜第5指)には傾斜がないものを例示して説明
したが、図4(a)の破線のように、他の部位(第2指
〜第5指)には傾斜面4aを形成することにより、より
装着感を向上させることができる。
【0082】また、図5(b)に示すように、各足指3
の形状に合わせて中底6の先端部を指毎に湾曲させて形
成された湾曲部を5つ形成することにより、前記段部4
を形成することもできる。各指毎の付け根形状に適合す
るため、より装着感を向上させることができる。
【0083】また、図6(a)及び(b)に示すよう
に、前記凹部5は、第5指側に行くに従ってその凹部5
の窪み深さを小さくすることもできる。具体的には、中
底6が、足指3以外の部位に対応し、厚みの厚い基部6
bと、足指3に対応し、基部6bよりも厚みが小さい先
端部6aとにより形成されており、凹部5は、該先端部
6aにより形成される。このように凹部5に中底6が存
在するように形成することは任意である。先端部6a段
部の高さを漸次小さくする傾斜率は、装着者の足の形状
などに適合させて任意である。実際の指の鉛直方向側の
厚みも第1指から第5指側に行くに従って小さくなるた
め、実際の足指3の形状に適合させることができる。ま
た、先端部6aの平面形状も、図6(c)に示すよう
に、装着者の足の形状などに応じて任意である。
【0084】また、図7に示すように、本発明は、スリ
ッパなどの靴以外の履物にも適用できる。スリッパで
は、特に、脱げにくくなり、足に適切に密着するため、
歩行時にペタペタという音を立てることも防止できる。
【0085】次に、本発明の作用について説明する。先
ず、歩行時の足指3の屈曲について説明する。歩行時
は、通常は、足の関節を結ぶ筋肉及び靱帯は親指を軸心
として「く」の字状に所定の角度しなりながら左右の足
を踏み出すようにしているが、本発明のように、段部4
及び傾斜面4aがある場合には、足を踏み出し時の状態
において、段部4の高さ分親指の付け根のしなる角度を
小さくすることができる。このため、足指3に大きな衝
撃がかかるのを防止できるので、足の痛みや疲労の原因
を軽減できる。
【0086】また、車の運転時には、従来の履物では、
足底は、靴1の底面に足裏全体が密着した状態で、足指
3も真っ直ぐ伸びた状態となり、足底部の靱帯や筋肉が
伸びた状態となっており、精神的にも緊張して疲労し易
いという問題がある。本発明では、段部4がある場合に
は、靴、スリッパ、サンダル等の靴1,10を履いた時
に、足指3は段部4と靴1、10底内側の先端部分とに
より形成される凹部5内に収容されるので足指3が自由
に屈伸でき、従来のような圧迫感がなくなり、血液循環
も良くなる。このため、精神的にもリラックスできる。
特に、運転時には、ブレーキ又はアクセルを踏むために
足首を屈曲させた状態を長時間持続しなければならない
ため、足指3を屈曲できると、足の緊張を解き疲労を軽
減することができる。
【0087】また、運動時にも、野球、ゴルフ等ではス
パイクシューズに本発明の中敷20を適用すると、打球
の瞬間、身体の軸心をねじると同時に足指3を内側に屈
曲させてグリップを行うが、段部4により靴1内の足指
3先に隙間ができるため、足指3を屈曲でき足が靴の中
でずれてしまうこともなく回転軸がずれることがない。
また、ゴルフ等の運動する場合、しゃがむ姿勢をとるこ
とも多いが、このときに足指3を長時間屈曲するが、足
指3のしなる角度を軽減できるので、足指3の付け根に
も大きな負担がかかるのを防止することができる。
【0088】更に、本発明のように構成した場合には、
従来、図9(a)に示すように、領域u(踵側)に体重
が掛かった後に、領域t、領域s(第1指側)へと体重
が移動して、力が抜けていたものを、領域u、tの後、
図9(b)に示すように、足指3全体の領域s’で体重
を受けて、力を抜くようにすることができる。即ち、足
指3全体で体重を受けることができる。このため、足の
指全ての靱帯及び筋力の強化が可能でありスポーツ選手
の訓練用途に特に好適である。また、体重を足指3全体
に分散させることができるため、領域s’における各足
指3にかかる力を分散軽減することができる。
【0089】(第2発明の実施の形態)以下の説明にお
いては、上述した第1発明の実施形態と異なる点につい
て特に詳述する。特に説明しない点について、上述した
第1発明の実施形態においてした説明が適宜適用され
る。
【0090】図10(a)、(b)に示す本実施形態の
履物は、靴1であり、第1発明の実施の形態と同様に、
段部4が、各足指3の各付け根を結び、且つ、第5指の
付け根位置に合わせて下がった形状となるように形成さ
れている。そして、図10(a)に示すように、前記凹
部(5)に、足指3の上方に移動可能なゲル化状物質9
aが挿入されている。
【0091】ゲル化状物質9aは、凹部5を覆って段差
がなくなる程度に、薄い膜からなる袋体(図示せず)に
封入され、挿入されている。そして、靴を履いて、足指
3をいれると、図10(b)に示すように、膜が破れて
ゲル化状物質9aが、足指3の隙間に入り込むようにな
されている。このようにゲル化状物質9aを挿入するこ
とにより、着用者の足指3の形状に応じてゲル化状物質
9aが移動して、良好なフィット性の下に足指3を固定
することができ、前述の第1発明の奏する効果が更に向
上される。
【0092】(第3発明の実施の形態)以下の説明にお
いては、上述した第1発明の実施形態と異なる点につい
て特に詳述する。特に説明しない点について、上述した
第1発明の実施形態においてした説明が適宜適用され
る。
【0093】図11に示す本実施形態の履物としての靴
1は、第1発明の実施の形態と同様に、前記段部4が各
足指3の各付け根を結び、且つ、第5指の付け根位置に
合わせて下がった形状となるように形成されている。そ
して、足指3の上面側が当接する部位には、クッション
材からなる緩衝部9bが設けられている。具体的には、
図11に示すように、足指3の先端部分と靴1の内表面
との間に配されており、本実施形態においては、各足指
3に対応して設けられている。緩衝部9bの大きさは、
凹部5の大きさに対応した大きさとするのが、好まし
い。また、緩衝部9bの形成材料としては、スポンジ、
その他のクッション材等が挙げられる。足指3の上面側
に緩衝部9bを設けることにより、足指3が屈曲できる
と同時に、足指3の上側が適度な硬さで固定されるの
で、フィット性が良く、特に、スポーツ時に好適であ
る。
【0094】(第4発明の実施の形態)以下の説明にお
いては、上述した第1発明の実施形態と異なる点につい
て特に詳述する。特に説明しない点について、上述した
第1発明の実施形態においてした説明が適宜適用され
る。
【0095】図12に示す本実施形態の履物としての靴
1は、その底内側の足先側の凹部5の足指3に対応する
先方部7を軟質材料を用いて形成し、足指3以外の足裏
に対応する基部8を硬質材料で形成したことを特徴とす
る。先方部7は、前記の凹部5に相当する部分である。
すなわち、先方部7は、各足指3の各付け根を結び、且
つ、第5指の付け根位置に合わせて下がった形状となる
ように形成されている。また、基部8は、これ以外の足
指3以降の踵側の部位を意味する。
【0096】前記軟質材料としては、スポンジ、その他
のクッション材等、足指3を載せてその重量及び圧力に
より多少沈むような材質が好ましい。前記先方部7は、
第1指側よりも第5指側の方が硬くなるような材質であ
れば良い。前記先方部7及び先方部7の当接面と基部8
との当接面の形態は用途等により、種々のものとするこ
とができる。
【0097】即ち、図13(a)に示すように、先方部
7の厚みと基部8の厚みとを同じとし、先方部7の当接
面及び基部8の当接面には、基部8が段部4を有し、且
つテーパ状の傾斜面4aを有するようにした形態とする
ことができる。図13(b)に示すように、先方部7の
厚みと基部8の厚みとを同じとし、先方部7の当接面及
び基部8の当接面には、その高さ方向全体に亘ってテー
パ状の傾斜面4aが設けられている形態とすることがで
きる。図13(c)に示すように、先方部7の厚みと基
部8の厚みとを同じとし、先方部の当接面及び基部8の
当接面には、それぞれの高さ方向全体に亘って、基部8
の当接面が下向きのテーパ状の傾斜面4aが設けられて
いる形態とすることができる。
【0098】図13(d)に示すように、先方部7を断
面が上向き三角形状とし、先方部7と基部8との連設部
の上面側にて軟質材料と硬質材料とが硬質材料8を上に
して重なるように、基部8の当接面には、その高さ方向
全体に亘って下向きのテーパ状の傾斜面4aが設けられ
ている形態とすることができる。図13(e)に示すよ
うに、先方部7の厚みを基部8の厚みより小さく(本実
施の形態では、ほぼ半分程度)、先方部7の当接面と基
部8の当接面とは、それぞれ鉛直方向に接した形態とす
ることができる。図13(f)に示すように、先方部7
の厚みを基部8の厚みより小さく、先方部7の当接面と
基部8の当接面とは、それぞれ鉛直方向に向いた平面状
とし、更に、基部8の当接面側にテーパ状の傾斜面4a
を設けた形態とすることもできる。
【0099】また、本発明においては、図14に示すよ
うな形態とすることもできる。即ち、図14に示すよう
に、本実施形態の履物としての靴1は、第1発明の実施
の形態と同様に、前記段部4が、各足指3の各付け根を
結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて下がった形
状となるように形成されている。そして、本実施形態の
靴1は、足指3の付け根形状に対応し、段部4を形成す
る先方部7の所定幅の帯状の一部を軟質材料を用いて形
成し、足指3以外の足裏に対応する基部8を硬質材料で
形成したことを特徴とする。
【0100】更に、先方部7の当接面と基部8との当接
面の形態は種々のものとすることができる。即ち、図1
5(a)に示すように、先方部7の厚みと基部8の厚み
とを同じとし、先方部7の当接面と基部8の当接面と
を、それぞれの鉛直方向に接した形態とすることができ
る。
【0101】また、図15(b)に示すように、先方部
7の厚みと基部8の厚みとを同じとし、先方部7の当接
面及び基部8の当接面には、基部8の上方部のみにテー
パ状の傾斜面4aが設けられ、先方部7の当接面は傾斜
面4aと一致している形態とすることができる。また、
図15(c)に示すように、先方部7の厚みと基部8の
厚みとを同じとし、先方部7の当接面及び基部8の当接
面には、基部8の下方部のみに下向きのテーパ状の傾斜
面4aを設け、先方部7の当接面は傾斜面4aと一致し
ている形態とすることができる。
【0102】(第7発明の実施の形態)以下の説明にお
いては、上述した第1発明の実施形態と異なる点につい
て特に詳述する。特に説明しない点について、上述した
第1発明の実施形態においてした説明が適宜適用され
る。図16に示す本実施形態の履物は靴である。なお、
図16〜19においては説明の便宜上靴の中底6の部分
のみを図示して説明する。
【0103】本実施形態の靴1は、図16(a)に示す
ように、第1発明の実施の形態と同様に、段部4が、各
足指3の各付け根を結び、且つ、第5指の付け根位置に
合わせて下がった形状となるように形成されている。そ
して、図16(a)〜(c)に示すように、底内面側
に、靴内部の空気を底構造部の内部に通気孔34により
流通させる空気流通機構30が設けられていることを特
徴とする。
【0104】本実施形態においては、空気流通機構30
は、靴底に一体化された第1底部31と、該第1底部3
1より所定高さ上方に位置された支持部材32と、 支
持部材32により上面に支持され、着用者の足裏に当接
し、且つ前記段部4が形成された第2底部33と、 該
第2底部33に設けられた複数の通気孔34とにより形
成されている。本実施形態においては、前記支持部材3
2が、前記第2底部33の外周縁から垂下して設けられ
た外周壁部32a及び多数の断面方形状の支柱32cと
からなり、前記通気孔34は、第1底部31の踵側に所
定間隔を開けて1又は複数配されている。そして、第1
底部31と第2底部33との間は、中空になされてい
る。
【0105】さらに、本実施形態の中敷20において
は、中敷20の先端側に、ずれ防止板37が設けられて
いる。ずれ防止板37は、履物内の足先形状に合わせて
おり、且つ中敷20の高さより低く形成されている。ず
れ防止板37は、中敷20と一体成形でも、別体で成形
しても良い。
【0106】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。以下の説明においては、前述の実施形態と異なる
点を特に詳述する。特に説明しない点については、前述
の実施形態の説明における説明が適宜適応される。
【0107】本実施形態においては、空気流通機構30
は、図17(a)〜(c)に示すように、靴底に一体化
された第1底部31と、該第1底部31より所定高さ上
方に位置された支持部材32と、 支持部材32により
上面に支持され、着用者の足裏に当接し、且つ前記段部
4が形成された第2底部33と、 該第2底部33に設
けられた複数の通気孔34とにより形成されている。ま
た、第1底部31は、段部を形成する第2底部33の先
端よりも靴の前方側に向けて延出されている。
【0108】前記支持部材32は、図17(a)〜
(c)に示すように、第2底部33の外周縁から垂下し
て設けられた外周壁部32aと、該第2底部33の内方
側において該第2底部33及び前記第1底部31の間を
履物の長手方向に区分するように設けられたしきり壁部
32fと、しきり壁部32fに長手方向に形成された少
なくとも1以上の空気流通溝35とからなり、前記通気
孔34は、該第2底部33に、前記各空気流通溝35に
対応して開口形成されている。具体的には、本実施形態
においては、外周壁部32aは、しきり壁部32fと一
体的に形成されている。しきり壁部32fは、それぞれ
靴の長手方向に向けて5つ設けられている。
【0109】通気孔34は、長方形状で、4つ踵側に且
つ踵で塞がれない位置に設けられている。前記第2底部
33の先端部から垂下して設けられた外周壁部32aの
足指3部側である前方部32dに、前方通気孔32eが
設けられている。これにより、5つのしきり壁部32f
により区切られた、4つの細長の長方体状の隔室状の空
気流通溝35が設けられている。なお、しきり壁部32
fは、図18に示すように、靴の長手方向及び幅方向に
むけて、縦横に配置することもできる。この場合には、
第1底部31と第2底部33との間を空気が流通するよ
うに、踵側に通気孔34を適宜開口配置する必要があ
る。これにより、歩行時には、踵を第2底部33から上
げた時に、空気が流入し、踵が第2底部33を踏んだ時
に、空気流通溝35から空気が前方に流れて、前方通気
孔32eから空気が排出されて空気が流通する。
【0110】更に、本発明の他の実施形態について説明
する。以下の説明においては、前述の実施形態と異なる
点を特に詳述する。特に説明しない点については、前述
の実施形態の説明における説明が適宜適応される。
【0111】本実施形態においては、空気流通機構30
は、図19(a)〜(c)に示すように、靴底に一体化
された第1底部31と、該第1底部31より所定高さ上
方に位置された支持部材32と、 支持部材32により
上面に支持され、着用者の足裏に当接し、且つ前記段部
4が形成された第2底部33と、 該第2底部33に設
けられた複数の通気孔34とにより形成されている。前
記第2底部33の先端部から垂下して設けられた外周壁
部32aの足指3部側である前方部32dに、前方通気
孔32eが設けられている。
【0112】そして、本実施形態においては、図19
(a)〜(c)に示すように、前記支持部材32が、前
記第2底部33の外周縁から垂下して設けられ、第1底
部31及び第2底部33間を密閉する外周壁部32a
と、該第2底部33の内方側に複数設けられた柱部32
bとからなる。前記通気孔34は、それぞれ踵側におけ
る前記柱部32bが設けられていない部位に配されてお
り、それぞれ逆止弁34aを内部側に有する吸気穴であ
り、前記先端部から垂下して設けられた外周壁部32a
の足指3側である前方部32dには、前方通気孔32e
が設けられており、前記外周壁部32aの前方部32d
の内方には、複数の逆止弁36bを有する排気用の排気
穴36aを有し、外周壁部32aの内方を第2底部33
の幅方向に仕切るように配置された内方壁部36が設け
られている。
【0113】具体的には、柱部32bは、図19(b)
に示すように、それぞれ円柱体であり、それぞれ、所定
間隔を開けて規則的に配されている。そして、第1底部
31と第2底部33との間は、柱部32bが設けられて
いる以外は、中空になされている。通気孔34は、円形
である。そして、靴を装着中に、踵側に力が入ると、踵
が第2底部33を踏むと、これにより通気孔34が押さ
れて逆止弁34aを下方方向に押し下げ、第1底部31
と第2底部33との間に空気を流入させる。このように
空気が流入することにより、内方壁部36の逆止弁36
bが前方側に押され、余分な空気が排出される。このよ
うにして、空気が流通し、靴の内部の蒸れを防止でき
る。
【0114】(第5発明の実施の形態)次いで、本発明
の中敷20について説明する。以下の説明においては、
上述した第1発明の実施形態と異なる点について特に詳
述する。特に説明しない点について、上述した第1発明
の実施形態においてした説明が適宜適用される。本実施
形態の中敷は、図1に示すように、靴1等の履物の底内
側に装着されるものである。そして、本実施形態の中敷
において、中敷20の先端部24は、各足指3の各付け
根を結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて下がっ
た形状となるように形成され、中敷20装着時に、中敷
20の先端部24と履物底内側の先端部分とにより形成
される凹部5に足指3が収容され且つ足指3が屈曲可能
とされており、 前記先端部24の少なくとも一部に、
足指3の腹側の形状に合わせた傾斜面24aを形成した
ことを特徴とする。
【0115】中敷はクッション性を有する材料からなる
のが好ましい。例えば、ポリウレタン、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリアクリル、繊維集合体等がある。ま
た、中敷は、抗菌性、通気性及び吸汗性を有する材料と
するのが好ましい。中敷の厚みは、約0.5〜1.2c
m程度が好ましい。特に、0.7〜0.8cmがより好
ましい。
【0116】中敷の裏面には、履物底面に止着可能なベ
ルクロテープ等の面ファスナーを取り付けるのが好まし
い。なお、この場合には、特に図示していないが、履物
側にも中敷のベルクロテープ位置に対応する位置にベル
クロテープを取り付けることにより、吸着効果を向上さ
せることができる。ベルクロテープはその雄側と雌側を
中敷と履物の各々対応する箇所に取り付けるようにす
る。ベルクロテープは、足指3側及びかかと側に各々取
り付けるのが好ましく、このように2箇所にベルクロテ
ープを取り付けると、特に、運動靴等のように衝撃が大
きくかかる場合でもずれにくい。なお、通常の歩行等の
用途では、かかと側のみにベルクロテープを取り付ける
ようにしても良く、足指3側のみに取り付けるようにし
ても良い。
【0117】本実施形態の中敷は、スリッパの他、革、
合成ゴム又は布製等の単靴、長靴、スキー、スケート、
サッカー、ゴルフ、野球等のスポーツ靴、或いはサンダ
ルに適用できる。なお、スリッパ10に中敷20を装着
して使用する場合、左右の足の識別が可能なようにスリ
ッパ10に例えば、「R」「L」、又は左右が識別可能
な模様等のマークをつけるようにすると左右を誤認識す
ることがない。
【0118】そして、本発明の中敷20は、上述した各
発明の靴1における中底6と同様に構成することができ
る。即ち、図1(b)に示すように、前記傾斜面24a
を、前記先端部24の上部側のみに、傾斜面4aが中敷
20の上方を向くように形成することができる。図2
(a)に示すように、中敷20の下端から上方に向けて
形成されて、傾斜面24aを形態とすることができる。
図2(b)に示すように、傾斜面24aを平面でなく、
凸状面とすることもできる。図3(a)に示すように、
中敷20の上端から下方に向けて、傾斜面24aを形成
することもできる。図3(b)に示すように、前記先端
部24の下部側のみに、傾斜面24aが中敷20の下方
を向くように形成することができる。図3(c)に示す
ように、傾斜面24aを下部側に設けた場合でも、傾斜
面24aを平面でなく、凸状面とすることもできる。図
4(a)及び(b)に示すように、前記傾斜面24a
は、親指部分のみに親指の付け根形状に合わせて湾曲さ
せて形成してもよい。
【0119】図5(b)に示すように、各足指3の形状
に合わせて先端を湾曲させた湾曲部を5つ形成すること
により、先端部24を形成することもできる。図6
(a)及び(b)に示すように、前記凹部5は、第5指
側に行くに従ってその先端部6aの窪みが小さくなるよ
うにしてもよい。
【0120】(第6発明の実施の形態)図12に示すよ
うに、その底内側の足先側の凹部5の足指3に対応する
先方部27を軟質材料を用いて形成し、足指3以外の足
裏に対応する基部28を硬質材料で形成することもでき
る。この場合、更に、図13(a)〜(f)に示すよう
に、先方部27及び基部28の形状を適宜変更するよう
にしても良い。なお、図13(a)〜(f)の説明は、
上述した履物の場合と同様であるので、ここでは省略す
る。
【0121】また、図14に示すように、前記先端部2
4は、各足指3の各付け根を結び、且つ、第5指の付け
根位置に合わせて下がった形状となるように形成し、足
指3に対応し、先端部27を形成する一定幅の先方部を
軟質材料を用いて形成し、足指3以外の足裏に対応する
基部28を硬質材料で形成することもできる。この場
合、更に、図15(a)〜(c)に示すように、先端部
27及び基部28は、適宜変更することができる。な
お、図15(a)〜(c)の説明は、上述した履物の場
合と同様であるので、ここでは省略する。
【0122】(第8発明の実施の形態)また、中敷の場
合も、図16〜図19に示すように、底内面側に、靴内
部の空気を底構造部の内部に通気孔34により流通させ
る、各種の空気流通機構30を設けることもできる。な
お、図16〜図19の説明は、上述した履物の場合と同
様であるので、ここでは省略する。
【0123】(第9発明の実施の形態)なお、以下の説
明においては、上述した第1発明の実施形態と異なる点
について特に詳述する。特に説明しない点について、上
述した第1発明の実施形態においてした説明が適宜適用
される。本実施形態の中敷用カバー40は、図21に示
すように、靴1等の履物の底内側に装着される中敷20
に用いられるものである。そして、中敷20の先端部2
4は、各足指3の各付け根を結び、且つ、第5指の付け
根位置に合わせて下がった形状となるように形成されて
おり、 該履物用の中敷20を敷設した履物の内部底面
のほぼ全面を被覆できるようになされている。
【0124】具体的には、図21に示すように、履物と
しての靴1の底内側全面を覆うような大きさとなされて
いる。中敷き用カバー40を設けることにより、中敷2
0がずれることがなく、快適に装着することができる。
【0125】(第10〜12発明の実施の形態)なお、
以下の説明においては、上述した第1発明の実施形態と
異なる点について特に詳述する。特に説明しない点につ
いて、上述した第1発明の実施形態においてした説明が
適宜適用される。本実施形態の中敷20は、履物の底内
側に装着される。そして、図22に示すように、先端部
24は、各足指3の各付け根を結び、且つ、第5指の付
け根位置に合わせて下がった形状となるように形成さ
れ、中敷20装着時に、中敷20の先端部24と履物底
内側の先端部分とにより形成される凹部5に足指3が収
容され且つ足指3が屈曲可能とされているのは、上述の
実施の形態と同様であり、中敷20の踵部分に履物内面
に適合可能なウイング29aを設けたことを特徴とす
る。
【0126】具体的には、ウイング29aは、足の踵側
の側方を包むように土踏まず付近から踵側にかけて中敷
20の側方を上方に向けて延出させて形成されている。
ウイング29aを設けることにより、中敷20の装着性
が高まり、且つフィット感も向上する。
【0127】また、本実施形態においては、図22
(c)に示すように、踵側の方が足先側よりも高さが高
くなるように形成されている。これにより、装着時に、
履き心地が向上する。さらに、本実施形態の中敷20に
おいては、中敷20の先端側に、ずれ防止板37が設け
られている。ずれ防止板37は、履物内の足先形状に合
わせており、且つ中敷20の高さより低く形成されてい
る。ずれ防止板37は、中敷20と一体成形でも、別体
で成形しても良い。
【0128】また、中敷20は、少なくとも表面をコル
ク,桐等の木材製とすることができる。コルク等の材料
を用いることにより、吸湿性、肌の感触向上、硬さも適
度でグニャグニャしないので製造しやすいので、プレス
成形が可能となる。また、中敷20に磁気マグネットを
埋設することができる。さらに、中敷20の表面側に複
数のいぼ状の突起を形成することができる。また、中敷
20は、椰子がら活性炭等の消臭材により消臭作用を有
するようにすることができる。さらに、中敷20のつち
踏まず部分に、硬質素材で、湾曲形状のなだらかな突起
を形成しても良い。
【0129】なお、本発明は、上述の各実施形態に制限
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で、種々変更可能である。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の履物及び
履物用中敷は、歩行中、運転時又は着席時等の足の疲労
を和らげ、履き心地を向上させることができ、野球、ゴ
ルフ等の打球時の足指3のグリップを行う際にも回転軸
がずれることのなく、履物がスリッパ、サンダルの場合
にも脱げにくく、且つ音もせず履き心地が良く、更に
は、フィット性に優れ、装着感にも優れたものである。
【0131】具体的には、請求項1記載の発明は、足指
が自由に下方に屈曲でき、従来のような圧迫感がなくな
り、血液循環も良くなり、歩行時にも、段部(4)の高
さ分だけ足指の付け根のしなり角度を小さくすることが
でき、親指付け根の関節、靱帯及び筋肉にかかる負担を
軽減し、足の痛みや疲労の原因を軽減でき、また、歩行
中等に人や物にぶつかった場合に、足指先端部の凹部
(5)の隙間において、足指を屈曲することができ足指
に直接衝撃が作用するのを防止できるため、従来のよう
に骨折、脱臼、捻挫をし易いということもない。更に、
段部によるゴワゴワした感じがするなどの違和感がな
く、フィット性に優れると共に、装着感にも優れる。
【0132】請求項2及び3記載の発明は、請求項1の
効果がさらに向上される。請求項4記載の発明は、最も
力の入る親指部分を加工したことで、請求項1の効果を
より効率的に得ることができると共にさらなる向上が可
能である。また、このような形状に加工することによ
り、より加工性・生産性が向上される。
【0133】請求項5記載の発明は、請求項1の効果が
さらに向上され、しかも、加工性・生産性も向上され
る。請求項6記載の発明は、着用者の足指の形状に応じ
てゲル状物質が移動して、良好なフィット性の下に足指
を固定することができ、請求項1の効果が更に向上され
た効果が得られる。
【0134】請求項7記載の発明は、足指をしっかりと
固定できるので、激しい運動に際しても、更に効果的に
請求項1の効果を発揮できる。請求項8〜10記載の発
明は、請求項1と同様の効果が得られる。
【0135】請求項11記載の発明は、請求項2記載の
発明と同様の効果が得られる。請求項12記載の発明
は、請求項3記載の発明と同様の効果が得られる。請求
項13記載の発明は、請求項4記載の発明と同様の効果
が得られる。請求項14及び15記載の発明は、請求項
1記載の発明と同様の効果が得られる。
【0136】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の発明と同様の効果が得られる。請求項17記載の発明
は、請求項1記載の発明と同様の効果が得られると蒸れ
防止効果が奏される。請求項18〜28記載の発明は、
請求項17記載の発明と同様の効果が得られる。
【0137】請求項29記載の発明は、中敷が剥がれた
り、外れたりするのを防止できる。請求項30〜33記
載の発明は、フィット性や装着感をより向上させること
ができる。かかる構成により、フィット性や装着感をよ
り向上させることができる。
【0138】請求項34及び35記載の発明は、フィッ
ト性や装着感をより向上させる他に、疲労回復効果も奏
する。請求項36記載の発明は、フィット性や装着感を
より向上させる他に、消臭効果も奏する。請求項37記
載の発明は、フィット性や装着感をより向上させる他
に、疲労回復効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明(第5発明)の実施の形態を示す履物
(中敷)の断面構成図であり、(a)は、履物を履いた
状態の断面を示す図であり、(b)はB部拡大図であ
る。
【図2】(a)、(b)は、それぞれ第1発明の履物の
中底及び第5発明の中敷の先端部分の断面形状を説明す
る断面図である。
【図3】第1発明の履物の中底及び第5発明の中敷の先
端部分の断面形状を説明する断面図である。
【図4】第1発明の実施形態としての履物の中底及び第
5発明の中敷の形状を説明する平面図である。
【図5】第1発明の実施形態としての履物の中底及び第
5発明の中敷の形状を説明する平面図である。(a)
は、段部を足指を包絡線で結ぶなだらかな曲線とした場
合、(b)は、各指毎の付け根を結ぶようにした場合を
示す。
【図6】第1発明の実施形態としての履物の中底及び第
5発明の中敷の形状を説明する平面図である。
【図7】第1発明の他の実施の形態としてのスリッパを
上面視して示す構成図である。
【図8】足指の型の種類を説明する概要図であり、
(a)は直線型、(b)はへの字型、(c)は丸形を示
す図である。
【図9】(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の作用
・効果を説明するための足の裏の表面図である。
【図10】(a)及び(b)は、それぞれ、第2発明の
実施形態を示す断面図である。
【図11】第3発明の実施形態を示す断面図である。
【図12】第4発明(第6発明)の実施形態を示す平面
図である。
【図13】(a)〜(f)は、それぞれ、第4発明の実
施形態を示す断面図である。
【図14】第4発明(第6発明)の他の実施形態を示す
平面図である。
【図15】(a)〜(c)は、それぞれ、第4発明(第
6発明)の他の実施形態を示す断面図である。
【図16】第7発明(第8発明)の実施形態を示す図
で、(a)は、平面図、(b)は、(a)のb−b線断
面図、(c)は、c−c線断面図である。
【図17】第7発明(第8発明)の他の実施形態を示す
図で、(a)は、平面図、(b)は、(a)のb−b線
断面図、(c)は、内部透視平面図である。
【図18】第7発明(第8発明)の他の実施形態を示す
図である。
【図19】第7発明(第8発明)の他の実施形態を示す
図で、(a)は、平面図、(b)は、内部透視平面図で
ある。
【図20】図19(b)のX−X断面図である。
【図21】第9発明の実施形態を示す断面図である。
【図22】第10〜12発明の実施形態を示す図で、
(a)は、平面図、(b)は、底面図、(c)は、側面
図である。
【符号の説明】
1 靴(履物) 2 底 3 足指 4 段部 4a 傾斜面 5 凹部 6 中底 7 先方部 8 基部 10 スリッパ(履物) 20 中敷 24 先端部 24a 傾斜面 27 先方部 28 基部 30 空気流通機構 31 第1底部 32 支持部材 33 第2底部 34 通気孔 35 空気流通溝 37 ずれ防止板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A43B 17/02 A43B 17/02 17/18 17/18

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴、スリッパ、サンダル等の履物(1,
    10)の底内側における足指の付け根に対応する部位に
    段部(4)が設けられており、該段部(4)の前側と履
    物(1,10)の底内側の先端部分との間に形成される
    凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能となさ
    れた履物であって、 前記段部(4)は、各足指の各付け根を結び、且つ、第
    5指の付け根位置に合わせて下がった形状となるように
    形成され、 前記段部(4)の少なくとも一部に、足指の腹側の形状
    に合わせた傾斜面(4a)を形成したことを特徴とする
    履物。
  2. 【請求項2】 前記傾斜面(4a)は、前記段部(4)
    の上部側のみに形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の履物。
  3. 【請求項3】 前記傾斜面(4a)は、前記段部(4)
    の下部側のみに形成されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の履物。
  4. 【請求項4】 前記傾斜面(4a)は、第1指部分のみ
    に該第1指の付け根形状に合わせて湾曲させて凹部を形
    成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
    履物。
  5. 【請求項5】 前記凹部(5)は、第1指から第5指側
    に行くに従ってその凹部の窪みが小さくなるようになさ
    れていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
    の履物。
  6. 【請求項6】 靴、スリッパ、サンダル等の履物(1,
    10)の底内側における足指の付け根に対応する部位に
    段部(4)が設けられており、該段部(4)の前側と履
    物(1,10)の底内側の先端部分とにより形成される
    凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能となさ
    れた履物であって、 前記段部(4)は、各足指の各付け根を結び、且つ、第
    5指の付け根位置に合わせて下がった形状となるように
    形成され、 前記凹部(5)に、足指の上方に移動可能なゲル化状物
    質が挿入されていることを特徴とする履物。
  7. 【請求項7】 靴、スリッパ、サンダル等の履物(1,
    10)の底内側における足指の付け根に対応する部位に
    段部(4)が設けられており、該段部(4)の前側と履
    物(1,10)の底内側の先端部分とにより形成される
    凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能となさ
    れた履物であって、 前記段部(4)は、各足指の各付け根を結び、且つ、第
    5指の付け根位置に合わせて下がった形状となるように
    形成され、 足指の上面側が当接する部位には、クッション材からな
    る緩衝部が設けられていることを特徴とする履物。
  8. 【請求項8】 底内側の足指に対応する先方部(7)を
    軟質材料を用いて形成し、足指以外の足裏に対応する基
    部(8)を硬質材料で形成し、 先方部(7)は、各足指の各付け根を結び、且つ、第5
    指の付け根位置に合わせて下がった形状となるように形
    成されたことを特徴とする履物。
  9. 【請求項9】 前記先方部(7)は、第1指側よりも第
    5指側の方が硬くなるような材質で形成されていること
    を特徴とする請求項7記載の履物。
  10. 【請求項10】 履物(1,10)の底内側に装着され
    る中敷(20)において、 中敷(20)の先端部(24)は、各足指の各付け根を
    結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて下がった形
    状となるように形成され、 中敷(20)装着時に、中敷(20)の先端部(24)
    と履物(1,10)底内側の先端部分との間に形成され
    る凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能とさ
    れており、 前記先端部(24)の少なくとも一部に、足指の腹側の
    形状に合わせた傾斜面(4a)を形成したことを特徴と
    する履物用中敷。
  11. 【請求項11】 前記傾斜面(4a)は、前記先端部
    (24)の上部側のみに形成されていることを特徴とす
    る請求項10記載の履物用中敷。
  12. 【請求項12】 前記傾斜面(4a)は、前記先端部
    (24)の下部側のみに形成されていることを特徴とす
    る請求項10記載の履物用中敷。
  13. 【請求項13】 前記傾斜面(4a)は、第1指部分の
    みに第1指の付け根形状に合わせて湾曲させて形成した
    ことを特徴とする請求項10〜12の何れかに記載の履
    物用中敷。
  14. 【請求項14】 前記凹部(5)は、第1指から第5指
    側に行くに従ってその凹部の窪みが小さくなるようにな
    されていることを特徴とする請求項10〜13の何れか
    に記載の履物用中敷。
  15. 【請求項15】 履物(1,10)の底内側に装着され
    る中敷(20)において、 足指に対応する中敷(20)の先方部(27)を、軟質
    材料を用いて形成し、 足指以外の足裏に対応する中敷(20)の基部(28)
    を硬質材料で形成したことを特徴とする履物用中敷。
  16. 【請求項16】 前記先方部(27)は、第1指側より
    も第5指側の方が硬くなるように形成されていることを
    特徴とする請求項15記載の履物用中敷。
  17. 【請求項17】 靴、スリッパ、サンダル等の履物
    (1,10)の底内側における足指の付け根に対応する
    部位に段部(4)が設けられており、該段部(4)の前
    側と履物(1,10)の底内側の先端部分とにより形成
    される凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能
    となされた履物であって、 前記段部(4)は、各足指の各付け根を結び、且つ、第
    5指の付け根位置に合わせて下がった形状となるように
    形成され、 靴内部の空気を底構造部の内部に流通させる空気流通機
    構(30)が設けられている履物。
  18. 【請求項18】 前記空気流通機構(30)は、靴底に
    一体化された第1底部(31)と、該第1底部(31)
    より所定高さ上方に位置された支持部材32と、 支持部材(32)に支持され、着用者の足裏に当接し、
    且つ前記段部(4)が形成された第2底部(33)と、 該第2底部(33)に設けられた複数の通気孔(34)
    とにより形成されている請求項17記載の履物。
  19. 【請求項19】 前記支持部材(32)が、前記第2底
    部(33)の外周縁から垂下して設けられた外周壁部
    (32a)と、該第2底部(33)の内方側に複数設け
    られた柱部(32b)とからなり、 前記通気孔(34)は、前記柱部(32b)が設けられ
    ていない部位に配されていることを特徴とする請求項1
    7又は18記載の履物。
  20. 【請求項20】 前記支持部材(32)が、前記第2底
    部(33)の外周縁から垂下して設けられた外周壁部
    (32a)と、該第2底部(33)の内方側において該
    第2底部(33)及び前記第1底部(31)の間を履物
    の長手方向に区分するように設けられたしきり壁部(3
    2c)とからなり、 前記しきり壁部(32c)により、履物の長手方向に少
    なくとも1以上の空気流通溝(35)が形成されてお
    り、 前記通気孔(34)は、前記各空気流通溝(35)に対
    応して形成されていることを特徴とする請求項18又は
    19記載の履物。
  21. 【請求項21】 前記第2底部(33)の先端部から垂
    下して設けられた外周壁部(32a)の足指部側である
    前方部(32d)に、前方通気孔(32e)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項18〜20の何れかに記
    載の履物。
  22. 【請求項22】 前記支持部材(32)が、前記第2底
    部(33)の外周縁から垂下して設けられた外周壁部
    (32a)と、該第2底部(33)の内方側に複数設け
    られた柱部(32b)とからなり、 前記通気孔(34)は、それぞれかかと側における前記
    柱部(32b)が設けられていない部位に配されてお
    り、それぞれ逆止弁(34a)を内部側に有する吸気穴
    であり、 前記先端部から垂下して設けられた外周壁部(32a)
    の足指側である前方部(32d)には、前方通気孔(3
    2e)が設けられており、 前記前方部(32d)の内方には、複数の逆止弁(36
    b)を有する排気用の排気穴(36a)を有し、前記外
    周壁部(32a)の内方を第2底部(33)の幅方向に
    仕切るように配置された内方壁部(36)が設けられて
    いることを特徴とする請求項17記載の履物。
  23. 【請求項23】 履物(1,10)の底内側に装着され
    る中敷(20)において、 中敷(20)の先端部(24)は、各足指の各付け根を
    結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて下がった形
    状となるように形成され、 中敷(20)装着時に、中敷(20)の先端部(24)
    と履物(1,10)底内側の先端部分との間に形成され
    る凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能とさ
    れており、 靴内部の空気を中敷の内部に流通させる空気流通機構
    (30が設けられたことを特徴とする履物用中敷。
  24. 【請求項24】 前記空気流通機構(30は、靴底内面
    側に対応する第1底部(31)と、 該第1底部(31)より所定高さ上方に位置された支持
    部材(32)と、 支持部材(32)により上面に支持され、着用者の足裏
    に当接し、且つ前記先端部(24)が形成された第2底
    部(33)と、 該第2底部(33)に設けられた複数の通気孔(34)
    とにより形成されている請求項23記載の履物用中敷。
  25. 【請求項25】 前記支持部材(32)が、前記中敷の
    第2底部(33)の外周縁から垂下して設けられた外周
    壁部(32a)と、該中敷表面部の内方側において該中
    敷第2底部(33)及び前記第1底部(31)の間を履
    物の長手方向に区分するように設けられたしきり壁部
    (32c)とからなり、 しきり壁部(32c)により、長手方向に向けて少なく
    とも1以上の空気流通溝(35)が形成されており、 前記通気孔(34)は、前記各空気流通溝(35)に対
    応して形成されていることを特徴とする請求項24記載
    の履物用中敷。
  26. 【請求項26】 前記支持部材(32)が、前記中敷の
    第2底部(33)の外周縁から垂下して設けられた外周
    壁部(32a)と、該中敷表面部の内方側に複数設けら
    れた柱部(32b)とからなり、 前記通気孔(34)は、前記柱部(32b)が設けられ
    ていない部位に配されていることを特徴とする請求項2
    5記載の履物用中敷。
  27. 【請求項27】 前記中敷の第2底部(33)の先端部
    から垂下して設けられた外周壁部(32a)の前方部
    (32d)には、前方通気孔(32e)が設けられてい
    ることを特徴とする請求項23〜26の何れかに記載の
    履物用中敷。
  28. 【請求項28】 前記支持部材(32)が、前記中敷の
    第2底部(33)の外周縁から垂下して設けられ、且つ
    第1底部(31)及び第2底部(33)間を密閉するた
    外周壁部(32a)と、該中敷の第2底部(33)の内
    方側に複数設けられた柱部(32b)とからなり、 前記通気孔(34)は、それぞれかかと側における前記
    柱部(32b)が設けられていない部位に配されてお
    り、それぞれ逆止弁(34a)を有する吸気穴であり、 前記先端部から垂下して設けられた外周壁部(32a)
    の前方部(32d)には、前方通気孔(32e)が設け
    られており、 前記外周壁の前方部(32d)の内方には、複数の逆止
    弁(36b)を有する排気用の排気穴(36a)を有
    し、外周壁の内方を中敷の第2底部(33)の幅方向に
    仕切るように配置された内方壁部(36)が設けられて
    いることを特徴とする請求項23記載の履物用中敷。
  29. 【請求項29】 履物(1,10)の底内側に装着され
    る中敷(20)を被覆する中敷き用カバーにおいて、 前記中敷(20)は、その先端部(24)が、各足指の
    各付け根を結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて
    下がった形状となるように形成され、中敷(20)装着
    時に、中敷(20)の先端部(24)と履物(1,1
    0)底内側の先端部分との間に形成される凹部(5)に
    足指が収容され且つ足指が屈曲可能とされており、 該履物用中敷を敷設した履物の内部底面のほぼ全面を被
    覆できるようになされた中敷用カバー。
  30. 【請求項30】 履物(1,10)の底内側に装着され
    る中敷(20)において、 中敷(20)の先端部(24)は、各足指の各付け根を
    結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて下がった形
    状となるように形成され、 中敷(20)装着時に、中敷(20)の先端部(24)
    と履物(1,10)底内側の先端部分とにより形成され
    る凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能とさ
    れており、 中敷(20)のかかと部分に履物内面に適合可能なウイ
    ングを設けたことを特徴とする履物用中敷。
  31. 【請求項31】 履物(1,10)の底内側に装着され
    る中敷(20)において、 中敷(20)の先端部(24)は、各足指の各付け根を
    結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて下がった形
    状となるように形成され、 中敷(20)装着時に、中敷(20)の先端部(24)
    と履物(1,10)底内側の先端部分とにより形成され
    る凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能とさ
    れており、 中敷(20)は、かかと側の方が足先側よりも高さが高
    くなるように形成されていることを特徴とする履物用中
    敷。
  32. 【請求項 32】 履物(1,10)の底内側に装着さ
    れる中敷(20)において、 中敷(20)の先端部(24)は、各足指の各付け根を
    結び、且つ、第5指の付け根位置に合わせて下がった形
    状となるように形成され、 中敷(20)装着時に、中敷(20)の先端部(24)
    と履物(1,10)底内側の先端部分とにより形成され
    る凹部(5)に足指が収容され且つ足指が屈曲可能とさ
    れており、 中敷(20)の先端側に、履物内の足先形状に合わせて
    おり、且つ中敷(20)の高さよりも低い中敷(20)
    の動きを防止するための足先部を設けたことを特徴とす
    る履物用中敷。
  33. 【請求項33】 中敷(20)は少なくとも表面がコル
    ク,桐等の木材製としたことを特徴とする請求項10〜
    16,23〜28,30〜32のいずれかに記載の履物
    用中敷。
  34. 【請求項34】 中敷(20)に磁気マグネットを埋設
    したことを特徴とする請求項10〜〜16,23〜2
    8,30〜33のいずれかに記載の履物用中敷。
  35. 【請求項35】 中敷(20)表面側に複数のいぼ状の
    突起を形成したことを特徴とする請求項10〜〜16,
    23〜28,30〜34のいずれかに記載の履物用中
    敷。
  36. 【請求項36】 中敷(20)は、椰子がら活性炭等の
    消臭材により消臭作用を有することを特徴とする請求項
    10〜〜16,23〜28,30〜35のいずれかに記
    載の履物用中敷。
  37. 【請求項37】 中敷(20)は、つち踏まず部分に、
    硬質素材で、湾曲形状のなだらかな突起を形成したこと
    を特徴とする請求項10〜〜16,23〜28,30〜
    36のいずれかに記載の履物用中敷。
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