JP3125979U - 左右異色眼鏡 - Google Patents

Abstract

【課題】人体色視覚の左右非対称を体感する左右異色眼鏡を提供する。
【解決手段】通常の眼鏡形として眼鏡フレーム１には突起２を形成し左、右着色光透過性形成物４，６の切り込み３を差し込んで固定する。鼻あてパット５はフレーム１につけても良いが視界内の遮蔽物を減らすために眼前配置物６，４につけても良く、それらによって装着位置を決めて使用する。
【選択図】図１

Description

本考案は視覚に左右異種の色調視野を得るための顔面装着具に関するものである。

人体視覚を人為的に操作することで、立体映像等の特殊な体感を得られた。それは左右視野情報の合成機能を利用したものであった。しかし、左右色視覚を非対称性にして、人為的操作するものは無かった。

人体において、手、指等の動作で左右非対称運動を行ない運動機能の確認を行うこと等は広く知られているが、視覚への同様の運動を行なう時、色によって体感が変化する人間の性質を利用して、色による視覚の左右非対称を体感できる器具によって同様の確認手段を提供することを、課題とする。

頭部に本体を固定し、顔面に装着する形態で、左右の眼前に着色光透過性材料で形成した物を左右分離して配置して、装着具本体より着脱可能で交換自由にし、左右視野の色調が多種の非対称になることを手段とする。

本器具を装着する事によって視野が左右異種類の色になり、左右視覚の色の識別が眼球の動きと違った意識の中で識別可能となる事を体感出来、又、色の混合と分離を体感する事によって、左右色視覚の非対称運動が行なえる。

通常の眼鏡の形態を用いて行なうことが考えられるが、使用者が眼鏡等を用いている場合は、眼鏡の上から使用出来るように、カチューシャ形状のバンドを固定具として用いて、それに左右眼前の着色光透過性配置物を脱着可能にして、又、左右の着色光透過性配置物は裏表が無い形成物を用いて、反転して入れ替え可能にした組み合わせによって使用範囲を広げる。又、本器具を装着して、着色印刷された物や電子映像を使って、図形や文字等を見分ける事によっても効果的である。

以下添付図によって説明する。図１は通常の眼鏡形として眼鏡フレーム１には突起２を形成し左、右着色光透過性形成物４，６の切り込み３を差し込んで固定する。鼻宛パッ５はフレーム１につけても良いが視界内の遮蔽物を減らすために眼前配置物６、４につけても良く、それらによって装着位置を決めて使用する。

図２は頭部の自由位置に取り付ける形態に用いるカチューシャ形状の物である。フレーム１に取り付ける着色光透過性形成物６、４はフレーム１に形成した差込み部２に差し込んでキャップ７を被せて固定する。又、着色光透過性形成物６、４は左右の入れ替え、裏表反転も可能な形状、材質で形成する。

眼鏡型非対称色装着具を分解した図である。 カチューシャ型左右非対称色視覚体感顔面装着具を分解した図である。

符号の説明

１ フレーム
２ 脱着受け突起
３ はめ込み穴
４ 右着色光透過性形成物
５ 鼻宛パッド
６ 左着色光透過性形成物
７ キャップ

Claims (1)

1. 顔面に装着し、左右眼前を覆い、視覚を操作する器具に於いて、眼前の光透過性配置物を左右に分け、それぞれ異なる色にし、その左右配置物を器具より着脱可能にし、簡便に入れ替可能にした色視覚体感器具。

Images