JP3125891B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に実装密度が高く、放熱性、電気特性および実装性に優
れた樹脂封止型半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来TABテープキャリアを用いたパッ
ケージは、例えば図1のTABテープキャリア1にLS
Iチップ6を搭載しそれを直接プラスチックモールドし
た形状のものが試作されている。また、放熱を高めるた
めにモールド厚さを0.5mmまで薄くした構造等も提
案されている(日経マイクロデバイシズ1991年2月
号第65〜66頁参照)。ところで、これら従来構造の
パッケージの問題点は、アウターリードが強度の弱い銅
でありしかも25〜35μmの薄い箔により作られてい
るため、プリント回路基板(PCB)に基板実装した時
にリード破断(物理的)、銅箔の半田中への溶解による
リードの消失(銅食われ)、プリント回路基板(PC
B)とパッケージの熱膨張係数の相違によるリードの温
度サイクル疲労破断等が問題になっている。
【0003】このため、TABテープキャリアにリード
フレーム(0.1〜0.15mmt)を連結した構造の
複合型リードフレームが別に提案されている(例えば、
特開昭61−95539号公報、特開平2−9158号
公報、同2−22850号公報、同2−121343号
公報等参照)。この複合型フレームはリードを補強でき
る点で、その効果が高く評価され、一部実用化されてい
る。
【0004】しかし、最近搭載するLSIの消費電力が
日増しに増大して、高速度の演算を行わせようとしてい
る。例えば、従来0.5〜1Wクラスのものに2〜3W
の素子を搭載する要求が出てきた。これに対応するため
にリードフレームに金属板を取付けて、これを放熱板と
誘導電流を排除するグランドプレーン(接地板)の両方
に使用した構造の例が発表されている(例えば、特開平
2−164056号公報および日経マイクロデバイシズ
1991年4月号第73〜74頁参照)。この方法は放
熱性と電気特性の両方にすぐれ、かつリードフレーム構
造なのでアウターリードの強度が高くその効果が評価さ
れて、広く実用化に至ろうとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近演算容量
を1個のLSIでできる限り高めようとする傾向がます
ます高まり、それにともなってパッケージのI/Oピン
数が急増している。このピン数のうち、300ピン(p
in)程度まではワイヤボンディング(W/B)で対応
できるが300ピンをこえるとワイヤボンディング(W
/B)の時間が長くなり、スループットが低下する問題
がでてきた。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、放熱性と電気特性にすぐれ、かつ組立が容易な
半導体装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者は種々検討の結果、グランドプレーン(接
地板)付きのTABテープキャリアに放熱板付きのリー
ドフレームを連結した構造が、放熱性、電気特性および
実装性に優れることの他に、300ピン以上のLSI電
極にギャングボンディング方式で一括でインナーリード
を接続できることを知見し、本発明に至ったものであ
る。
【0008】すなわち、本発明は、半導体素子をパッケ
ージする半導体装置において、少なくとも2層の配線構
造を有するTABテープキャリアのインナーリードと前
記半導体素子の電極とが接続され、前記半導体素子を搭
載するダイパッドを有する金属製リードフレームと前記
TABテープキャリアのアウターリードとが連結され、
前記ダイパッドの前記半導体素子を搭載していない側の
面は樹脂封止されていない面であり、さらに前記ダイパ
ッドの前記半導体素子を搭載していない側の面には、放
熱用小片が取り付けられていることを特徴とする半導体
装置を提供するものである。
【0009】ここで、前記TABテープキャリアは、接
地層および電源層を有する3層配線構造を有するもので
あるのが好ましく、また、前記TABテープキャリアの
アウターリードと前記リードフレームの接合は、Au−
Snの加圧加熱接合であるのが好ましい。
【0010】
【発明の作用】本発明の半導体装置は、以下の構造によ
って、放熱性、電気特性および実装性の向上を得ること
ができる。 1.ワイヤボンディング(W/B)を省略するためにギ
ャングボンディング(G/B)可能なTABテープキャ
リアをリードフレームと連結する。 2.放熱性を向上させるためにリードフレームには半導
体素子、例えばLSIの取付部(ダイパッド)を設け
る。 3.TABテープキャリアには1個または複数個のLS
I素子の取付が可能なように1個または複数個のデバイ
スホールを有する。 4.TABテープキャリアには、リードフレームと連結
するためのアウターリードを有する。 5.TABテープキャリアに半導体素子をギャングボン
ディングにより取付後リードフレームと連結する。 6.TABテープキャリアは電気特性改良用のグランド
層または電源層を有する2層配線あるいはグランド層と
電源層とを別個にした3層配線構造とする。 7.半導体素子取付用ダイパッドの裏側は、完全密閉モ
ールドされるか、あるいは放熱性向上のために露出され
るか、あるいは露出面に放熱促進用の小片を取付ける。 8.TABテープキャリアとリードフレームの接合は、
Au−Snの加圧加熱接合とする。
【0011】
【実施例】本発明に係る半導体装置を添付の図面に示す
好適実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明
の半導体装置の一実施例の分解斜視図であり、図2は、
その断面模式図である。
【0012】これらの図に示すように、本発明の半導体
装置は、パッケージ内に半導体素子としてLSI6を2
個実装するもので、TABテープキャリア1と2個のL
SIチップ6,6と金属製リードフレーム8とモールド
レジン14とからなる。
【0013】TABテープキャリア1は、ポリイミドフ
ィルム21をベースとし、両周辺部にTABテープキャ
リア1を送るための列状の送り穴(スプロケットホー
ル)2、中央部分にLSIチップ6を2個収容するため
の2つのデバイスホール4,4およびデバイスホール
4,4の両側にTABテープキャリア1のアウターリー
ドとリードフレーム8のインナーリード11とを加圧加
熱接続するためのアウターリードボンディングホール
3,3が穿孔され、表面側には銅箔等の金属箔のエッチ
ングなどによって表面配線パターン20が形成され、裏
面側には接地層(グランドプレーン)18が形成された
2層配線構造を有している。表面配線パターン20は、
デバイスホール4に突出するインナーリード5,5′と
アウタリードボンディングホール3上に懸架されるアウ
ターリード17,17′とからなる。LSIチップ6の
電極と接続されるインナーリードには信号用インナーリ
ード5と接地用インナーリード5′の両方があり、信号
用インナーリード5と信号用アウターリード17とは一
体的に形成されているのに対し、接地用インナーリード
5′は、ポリイミドフィルム21を貫通するスルーホー
ル19を通って裏面側の接地層18に接続され、アウタ
ーリード側で、再びスルーホール19を通して接地用ア
ウターリード17′に接続される。ここで、接地層18
を電源層として用いてもよいし、電源層を接地層18と
別個に絶縁層を介して設け、TABテープキャリアを3
層配線構造としてもよい。
【0014】LSIチップ6の電極には、例えば金めっ
き等によりバンプ7が形成されている。また、リードフ
レーム8は、剛性の高い金属製であって、中央部分であ
って、TABテープキャリア1のデバイスホール4,4
に対応した位置に設けられたダイパッド(タブ)9,9
と、1つのダイパッド9を支持する片側2本の両側で4
本の吊りリード22と、TABテープキャリア1のアウ
タリードボンディングホール3におけるアウターリード
17,17′に対応した位置に設けられるリードフレー
ムインナーリード11と、モールドレジン14から突出
するリードフレームアウターリード13とからなり吊り
リード22およびリードフレームインナーリード11は
対応するリードフレームアウターリード13とタイバー
23によってすべて連結される。
【0015】接続前、TABテープキャリア1のインナ
ーリード5,5′およびアウターリード17,17′に
は錫めっきが施され、一方、リードフレーム8のインナ
ーリード11の先端には金めっきが施され、ダイパッド
9上には粘着性のAgペーストがディスペンサー等によ
り塗布されている。
【0016】まず、TABテープキャリア1にバンプ7
付きのLSIチップ6を2個、加圧加熱法によりAu−
Sn反応を生じさせて接続する。この時、LSIチップ
6のバンプ7の金めっきはチップ割れを防ぐため厚めっ
きとするのがよい。次に、TABテープキャリア1のア
ウターリード17,17′とリードフレーム8のインナ
ーリード11とを位置合わせして加圧加熱法によってA
u−Sn反応させAu−Sn接合部16によって接続す
る。この後、ベークして、ダイパッド9上にLSIチッ
プ6を接着している粘着性Agペーストを硬化して、L
SIチップ6をダイパッド9上に固着する。次に、図2
に示すようにLSIチップ6、TABテープキャリア1
およびリードフレーム8のインナーリード11側をモー
ルドレジン14によってモールド(樹脂封止)する。次
に、タイバー23および両側辺を切断して取り除いて、
プリント回路基板12に実装する。こうして本発明の半
導体装置が得られる。
【0017】この時、ダイパッド9の裏側(LSIチッ
プ6が搭載されていない側)の面はモールドレジン14
によって覆われていてもよいが、放熱性を向上させるた
めにはレジンモールドせず露出させておくのが好まし
い。より放熱性を向上させるためには、特に、LSIチ
ップ6の消費電力が大きい場合には、図2に示すように
ダイパッド9の裏側の面に放熱促進用小片15を取り付
けるのが好ましい。放熱促進用小片15を取り付ける場
合は、ダイパッド9の裏側の面は露出させても、露出さ
せなくてもよい。
【0018】また、本発明の半導体装置においては、図
3に示すようにリードフレーム8のダイパッド9の外側
の吊りリード22に放熱フィン10を形成し、LSIチ
ップ6からの輻射による放熱をより向上させるようにし
てもよい。さらに、図示例の半導体装置においては、2
個のLSIチップ6を搭載するものであるが、本発明は
特にこれに限定されるわけではなく、搭載する半導体素
子の数は1個であっても3個以上であってもよい。ま
た、図示例の半導体装置は、DIP(Dual In-line Pac
kage) 構造であるが、本発明はこれに限定されるわけで
はなく、QFP(Quad Flat Package)構造など樹脂封止
型半導体装置に適用される種々の構造であってもよい。
【0019】以下、本発明の半導体装置を具体的実施例
につき具体的に説明する。 (実施例1)図1および図2に示すような半導体装置を
試作した。まず、LSIチップ6を2個搭載できるTA
Bテープキャリア1を製作した。このTABテープキャ
リア1はグランドプレーン18を有しており、電気特性
を向上させた構造となっていた。また、LSI電極との
接続用のインナーリードは信号用のインナーリード5と
グランド用のインナーリード5′の両方があり、グラン
ド用のインナーリード5′はスルーホール19を通して
裏側のグランド層18に接続されて、またアウターリー
ド部17′では再びスルーホールで表側配線に戻り、信
号用のアウターリード17と平面上に並ぶ構造となって
いた。LSIチップ6と接続するインナーリード5,
5′は全部で132ピンを有し、LSIチップ6を2個
搭載するので、全部で264点の接続点を持っていた。
従って、アウターリードは片側で132本を配列して、
ピッチ0.3mmで0.3×133=39.9mmのパ
ッケージとした。吊りリード22が片側で4本含まれ、
全ピン134ピン、ピッチ133個になった。このTA
B構造では多ピン構造程ワイヤボンディング(W/B)
方式と比較して有利であるが、実施例1では形状試作の
ためDIP構造で264ピンのパッケージを試作した。
【0020】TABテープキャリア1にバンプ7付きの
LSIチップ6を2個接続後、リードフレーム8上に配
置し接続した。接続の方法はTABテープキャリア1の
アウターリード17,17′とリードフレーム8のイン
ナーリード11とを位置合わせして、加圧加熱方法によ
り接続を行った。すなわち、TABテープキャリア1側
にはインナーリード5,5′とアウターリード17,1
7′に約0.5μmの錫めっきが施されており、またリ
ードフレーム8のインナーリード11先端には約5μm
の金めっきが施されており、加圧加熱法によりAu−S
n反応により容易に接続できた。TABテープキャリア
1のインナーリード5,5′とLSIバンプ7との接続
ではバンプ7は金めっき20μmが施されているため、
錫めっきされたインナーリード5,5′と加圧加熱法に
より接続できた。LSIチップ6の場合、チップ割れを
防ぐために20μmの厚い金めっきがなされていた。リ
ードフレーム8に接続する前にリードフレーム8側では
ダイパット9上にAgペーストがディスペンサーにより
塗布されており、これは粘着性のペーストであり、リー
ドフレーム8を加圧加熱接続後、約200℃で3時間ベ
ークして硬化した。
【0021】接続後にモールドして、図2に断面構造と
して示すように、基板12に実装した。モールドはチッ
プ裏側を露出した構造とし、裏側に放熱促進用の銅製の
1.0mmtの小片15をエポキシ系接着剤で接合し
た。この小片15は放熱促進用に取付けたものであり、
チップの消費電力が3W以上の場合に効果的であるが、
それ未満では単に露出させるか、また露出させない構造
でも十分な放熱性を有していた。すなわち、本発明の特
徴は、ダイパッド9が放熱プレートを兼ねていることで
あり、単にTABテープのみをパッケージした構造とは
著しく異なる点である。熱はダイパッド吊りリード22
の4本を伝って流れるが、その割合は全体の放熱量の3
0%(放熱促進用の小片15がなく単に露出させた場合
の計算値を占めた。これは伝熱放熱が輻射に比し、断面
積が小さくても効果的なことを示すものであった。
【0022】(実施例2)実施例1において168ピン
のLSI素子6を2個搭載した。この場合、336ピン
のリードはDIP構造では納らないために4方向引き出
しのQFP構造とした。QFP構造の場合、336ピン
を4方向で分担することになるので336÷4=84ピ
ンが一方向の配列数となった。アウターリードピッチは
0.3mmとし、85×0.3=25.2mmの1片の
アウターリード幅とした。吊りリードが1片2本含めて
86本、ピッチは85個になった。
【0023】(実施例3)実施例1において400ピン
のLSIチップ6を1個搭載したパッケージを組み立て
た。この場合ダイパッド9は1個であり、400ピンは
そのまま4方向に分散配線し、アウターリードと接続し
た。吊りリードが1片2本含めて102本、ピッチは1
01個になった。
【0024】(実施例4)実施例1において、リードフ
レーム8に輻射による放熱をより向上させる目的で放熱
フィン10を形成させた。リードフレーム8はエッチン
グ加工あるいはプレス作業により作られるので、このよ
うな異形の加工は容易であった。この実施例では、この
放熱フィン上部はモールドレジンで封止されても輻射面
積が大きくなり放熱特性の向上が期待された。
【0025】(比較例)実施例1においてダイパッド9
のないリードフレームを用いて試作して熱放散性を比較
調査した。
【0026】実施例1、2、3、4および比較例につい
て熱抵抗を下記の測定方法により下記の測定条件で測定
した。その結果を表1に示す。 測定方法:半導体装置のパッケージ内に5Wのセラミッ
クヒーターと温度センサーを埋め込み、パッケージ内部
とアウターリード部の温度差を実測 測定条件:空気中、無風
【0027】表1から明らかなように、本発明の半導体
装置の実施例1〜4は、ダイパッドのない比較例に比べ
放熱性が大幅に優れていることがわかる。また、ダイパ
ッドの裏側を露出させたもの、放熱促進用小片を取り付
けたもの、さらに、放熱フィンを有するものは、さらに
放熱性が向上することもわかる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
2層の配線構造を有するTABテープキャリアのインナ
ーリードと前記半導体素子の電極とが接続され、前記半
導体素子を搭載するダイパッドを有する金属製リードフ
レームと前記TABテープキャリアのアウターリードと
が連結され、前記ダイパッドの前記半導体素子を搭載し
ていない側の面は樹脂封止されていない面であり、さら
に前記ダイパッドの前記半導体素子を搭載していない側
の面には、放熱用小片が取り付けられていることから、
放熱性および電気特性に優れ、かつ実装密度が高くても
組立が容易で実装性にも優れた樹脂封止型半導体装置を
提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る半導体装置の一実施例の分解斜
視図である。
【図2】 本発明に係る半導体装置の一実施例の模式的
断面図である。
【図3】 本発明に係る半導体装置の別の実施例の分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 TABテープキャリア 2 送り穴
(スプロケットホール) 3 アウターリードボンディングホール 4 デバイス
ホール 5,5′ インナーリード 6 LSIチ
ップ 7 バンプ 8 リードフ
レーム 9 ダイパッド(タブ9 10 放熱フ
ィン 11 リードフレームインナーリード 12 プリン
ト回路基板(PCB) 13 リードフレームアウターリード 14 モール
ドレジン 15 放熱促進用小片 16 Au・
Sn接合部 17,17′ TABアウターリード 18 グラン
ドプレーン 19 スリーホール 20 表面配
線パターン 21 ポリイミドフィルム 22 ダイパ
ッド吊りリード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−71648(JP,A) 特開 昭52−47375(JP,A) 特開 昭50−134577(JP,A) 特開 平2−235351(JP,A) 特開 平2−251159(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 311 H01L 23/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子をパッケージする半導体装置に
    おいて、少なくとも2層の配線構造を有するTABテー
    プキャリアのインナーリードと前記半導体素子の電極と
    が接続され、前記半導体素子を搭載するダイパッドを有
    する金属製リードフレームと前記TABテープキャリア
    のアウターリードとが連結され、前記ダイパッドの前記
    半導体素子を搭載していない側の面は樹脂封止されてい
    ない面であり、さらに前記ダイパッドの前記半導体素子
    を搭載していない側の面には、放熱用小片が取り付けら
    れていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記TABテープキャリアは、接地層およ
    び電源層を有する3層配線構造を有するものである請求
    項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記TABテープキャリアのアウターリー
    ドと前記リードフレームの接合は、Au−Snの加圧加
    熱接合である請求項1〜2のいずれかに記載の半導体装
    置。
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