JP3125690B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3125690B2
JP3125690B2 JP08266241A JP26624196A JP3125690B2 JP 3125690 B2 JP3125690 B2 JP 3125690B2 JP 08266241 A JP08266241 A JP 08266241A JP 26624196 A JP26624196 A JP 26624196A JP 3125690 B2 JP3125690 B2 JP 3125690B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
受信した音声データ及び画像データを一時記憶可能であ
り、その一時記憶された音声データを再生させたり、一
時記憶された画像データに基づいて画像を形成させたり
することが可能な通信装置に関し、特にそれらのデータ
の記憶有無や再生済みかどうかなどを示す発光手段に特
徴のある通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、例えば通信装置の一種であるファクシミリ装置にお
いて、音声メッセージとファクシミリメッセージとを共
に一時記憶しておく機能を持ったものがある。これは、
ファクシミリ送受信の機能に加えて通常の電話機として
の機能を兼ね備えたものであり、別々の送信元からきた
音声メッセージ及びファクシミリメッセージを記憶して
おいたり、あるいは同じ送信元の場合にはファクシミリ
メッセージに関連した音声メッセージも残せるため、非
常に使い勝手がよい。
【0003】そして、このようにメッセージが記憶され
ている場合には、例えばLED(発光ダイオード)など
を用いた発光手段を点灯させることにより利用者に報知
する。発光手段が点灯していることによってメッセージ
が記憶されていることを知った利用者は、メッセージを
再生させるためのボタンを操作して音声メッセージを再
生させたり、ファクシミリメッセージをプリントアウト
させたりしていたのである。
【0004】ところで、音声メッセージとファクシミリ
メッセージとを共に一時記憶しておく機能を持つ場合に
は、音声メッセージが記憶されている場合に点灯してそ
のことを報知するランプとファクシミリメッセージが記
憶されている場合に点灯してそのことを報知するランプ
というように各メッセージ種類毎に発光手段が設けられ
ていた。これは、音声メッセージの場合には再生させて
もメッセージデータ自体はそのまま残しておくためその
後もランプは点灯状態であるが、ファクシミリメッセー
ジの場合にはプリントアウトするとメッセージデータ自
体を消去してしまうことが多く、その場合ランプは消灯
状態となる。このような再生後の処置の違いなどもあっ
て、個別の発光手段が設けられていた。
【0005】本発明は、音声で再生するためのメッセー
ジと画像で再生するためのメッセージとを共に一時記憶
しておく機能を持つ通信装置であっても、それら2種類
のメッセージの記憶の有無や再生・未再生の状態を適切
に利用者に報知可能としながら、使用する発光手段は1
つでよいようにして、構成の簡素化に寄与することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1に記載の通信装置
は、通信回線を介して受信した音声データ及び画像デー
タを一時記憶するための一時記憶手段と、該一時記憶手
段に記憶された音声データに基づいて音声を再生可能な
音声再生手段と、前記一時記憶手段に記憶された画像デ
ータに基づいて画像を形成可能な画像形成手段とを備え
る通信装置であって、視覚によって識別可能な少なくと
も3種類の発光状態を取り得る発光手段と、前記音声再
生手段による未再生の音声データ及び前記画像形成手段
による未形成の画像データのうち少なくとも一方が前記
一時記憶手段に記憶されている第1の記憶状態と、前記
音声データ及び画像データのうち少なくとも一方が前記
一時記憶手段に記憶されているものの前記未再生の音声
データや未形成の画像データは存在しない第2の記憶状
態と、前記音声データ及び画像データのいずれもが前記
一時記憶手段に記憶されていない第3の記憶状態とが、
前記発光手段の前記少なくとも3種類の発光状態のうち
相異なる発光状態にそれぞれ対応付けられており、前記
一時記憶手段の記憶状態に対応する発光状態で前記発光
手段を発光させる制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】本通信装置によれば、通信回線を介して受
信した音声データと画像データは一時記憶手段に一時記
憶される。そして、音声再生手段によって音声の再生が
され、画像形成手段によって画像の形成がされることで
その一時記憶された内容を利用者が知ることができるの
であるが、このように音声で再生するためのメッセージ
と画像で再生するためのメッセージの記憶の有無や再生
・未再生の状態を発光手段によって次のように報知す
る。
【0008】すなわち、発光手段は視覚によって識別可
能な少なくとも3種類の発光状態を取り得るようにされ
ており、次の3状態、すなわち、音声再生手段による
未再生の音声データ及び画像形成手段による未形成の画
像データのうち少なくとも一方が一時記憶手段に記憶さ
れている第1の記憶状態、音声データ及び画像データ
のうち少なくとも一方が一時記憶手段に記憶されている
ものの前記未再生の音声データや未形成の画像データは
存在しない第2の記憶状態、音声データ及び画像デー
タのいずれもが一時記憶手段に記憶されていない第3の
記憶状態が、発光手段の少なくとも3種類の発光状態の
うち相異なる発光状態にそれぞれ対応付けられており、
一時記憶手段の記憶状態に対応する発光状態で発光手段
を発光させるのである。
【0009】したがって、例えば留守録機能付きのファ
クシミリ装置において音声メッセージとファクシミリメ
ッセージの両方が記憶可能な場合に、未再生のメッセー
ジがある場合には発光手段を点滅させ、メッセージはあ
るが再生済みの場合には発光手段を点灯させ、メッセー
ジがない場合には発光手段を消灯させるようにすれば、
その発光手段の発光状態を見た利用者はメッセージの記
憶の有無や再生・未再生の状態を知ることができる。そ
して、このように2種類のメッセージを対象としていな
がら発光手段は1つで構わない。
【0010】また、発光手段によって実現させる少なく
とも3つの発光状態としては、例えば、消灯状態、点滅
状態及び点灯状態であることが考えられる。なお、ここ
では発光状態の1状態として、「発光していない状態」
であることを示す「消灯状態」も含めることとする。
【0011】さらに、消灯状態を利用せずに3つの発光
状態を実現することも可能である。例えば、第1の点滅
状態、第2の点滅状態及び点灯状態で実現すればよい。
この場合、例えば第1の点滅状態と第2の点滅状態とで
点滅周期などを異なるように制御すれば、それだけで視
覚によって識別区別な2種類の発光状態が得られること
となる。
【0012】また、点滅と点灯という状態ではなく、少
なくとも第1の色及び第2の色の2種類の色で発光可能
な発光手段を用いれば、消灯状態、第1の色での発光状
態及び第2の色での発光状態によって上述の3種類の発
光状態を実現することができる。
【0013】さらに、消灯状態を利用せず、第1の色、
第2の色及び第3の色の3種類の色で発光可能な発光手
段を用いれば、第1の色での発光状態、第2の色での発
光状態及び第3の色での発光状態によって上述の3種類
の発光状態を実現することができ、消灯状態を利用しな
くても実現できる。
【0014】なお、3種類の発光状態を実現するのに、
上述した点滅と点灯、あるいは色の違いによって行なう
以外にも、例えば輝度の違いによって実現することも可
能である、但し、輝度の違いよりも点滅と点灯や色の違
いによる方が報知効果が高いと考えられる。
【0015】また、第1の記憶状態は、未再生の音声デ
ータ及び未形成の画像データのうち少なくとも一方が記
憶されている状態であるが、これをさらに、未再生の音
声データのみ記憶されている状態、未形成の画像データ
のみ記憶されている状態、両データが記憶されている状
態をそれぞれ区別可能なように発光手段を制御すること
も考えられる。例えば、点滅状態によって識別させる場
合には、その点滅周期などを変更することで実現可能で
ある。また、色を変更できる場合にはそれぞれに対応し
た色を割り当てることも考えられる。同様に、輝度を変
更することによっても実現可能である。
【0016】このようにして、音声データ、画像データ
が記憶されていることやその再生がまだであることが認
識できた利用者は、その内容を知りたい場合には音声の
再生や画像の形成を指示することとなるが、それらのう
ち少なくとも一方の処理を実行させる操作手段を設ける
場合には、発光手段の近傍に配設することが操作上から
好ましいと考えられる。
【0017】なお、操作手段によって処理の実行が指令
された場合の再生制御の手法としては種々考えられる。
例えば、音声の再生及び画像の形成のうちいずれか一方
の処理を実行させた後に続けて他方の処理の実行させる
ようにしてもよい。この場合には、上述したファクシミ
リ装置において音声とファクシミリのメッセージの再生
をワンタッチで行えるため非常に便利である。
【0018】なお、音声の再生及び画像の形成いずれの
処理を先に実行しても構わないが、これらのいずれか一
方だけを再生したい場合もある。例えば自分が内容を知
りたいのは音声メッセージだけであれば、ファクシミリ
メッセージの方も自動的にプリントアウトされてしまう
のは好ましくない場合も考えられる。そのような点を考
慮して次のようにすることもできる。つまり、音声の再
生及び画像の形成のいずれか一方の処理を実行させた
後、他方の処理を実行させるか否かを利用者に選択させ
るようにし、その選択結果に基づいて必要であれば他方
の処理を実行させるようにしてもよい。また、再生が指
示された場合には、音声の再生及び画像の形成の両方
の処理を実行させる処理モード、音声の再生のみを実
行させる処理モード及び画像の形成のみを実行させる
処理モードの3つの処理モードのいずれかを利用者に選
択させ、その選択結果の処理モードに応じた所定の処理
を実行するようにしてもよい。
【0019】なお、再生処理に関連してさらに説明すれ
ば、一時記憶手段に記憶されている画像データに基づい
て画像形成手段による画像の形成が実行された場合に
は、その画像データを一時記憶手段から消去る構成とし
てもよい。これは、画像データの場合には相対的にデー
タ量が大きいため、いつまでも残しておくと次にきたデ
ータを新規に記憶できない状況が生じる可能性があるた
め、消去するタイミングとして、画像の形成により一応
消去してもよいと判断するのである。また、音声データ
については、相対的にデータ量が小さいため、特にこの
ような消去処理を自動的に実行するようにはせず、逆に
利用者が消去したいと意図した場合に消去できるような
機能をもたせておく方が好ましい。
【0020】なお、画像形成手段は、一時記憶手段に記
憶された画像データに基づいて画像を形成可能であれば
よく、その形成対象を限定するものではない。したがっ
て、例えば通常のファクシミリ装置のように記録紙など
の記録媒体上に画像を形成する構成でもよいし、表示装
置の表示面上に画像を形成する構成でもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図3は本発明の通信装置が適
用された実施形態としてのファクシミリ装置(電話機能
付)の説明図であって、図1は外観を示す斜視図、図2
はファクシミリ装置の上面側に設けられている操作パネ
ル部分の説明図、図3は電気的構成ブロック図である。
【0022】図1に示すように、ファクシミリ装置1の
本体1aの側部には、受話器21が取り付けられ、上面
の前部には操作パネル22が設けられている。また、本
体1aの上面後部には、図示しない記録紙カセットを着
脱自在に装着するためのカセット装着部や原稿台などが
形成されている。
【0023】ファクシミリ装置1は、ネットワーク・コ
ントロール・ユニット(以下、NCUという)2と、制
御手段としてのCPU3と、モデム4と、バッファ5
と、ROM6と、RAM8と、画像メモリ9と、音声メ
モリ10と、音声LSI11、符号化部12と、スキャ
ナ13と、復号化部14と、プリンタ15と、操作パネ
ル22と、アンプ25とを備えており、これらは信号バ
スライン20を介して接続されている。
【0024】ファクシミリ装置1の中核となるCPU3
は、回線制御用のNCU2を介して送受信される各種信
号に従って、信号バスライン20により接続された装置
各部を制御してファクシミリ動作又は電話動作つまりデ
ータ通信を実行するものである。このCPU3が本発明
における「制御手段」に相当する。
【0025】また、モデム4は、画情報を変調・復調し
て伝送すると共に伝送制御用の各種手順信号を送受信す
るものであり、バッファ5は、相手側のファクシミリ装
置との間で送受信される符号化された画情報を含むデー
タを一時的に格納するものである。
【0026】ROM6は、CPU3が実行するための制
御プログラムを格納したメモリである。また、RAM8
は、動作実行時の各種データを一時格納するためのメモ
リであり、音声メッセージや画像メッセージの再生状態
を管理するための情報(後述)を一時記憶する再生状態
管理エリア8a等を備えている。
【0027】画像メモリ9は、ダイナミックRAM(D
RAM)等により構成され、画像データを記憶する画像
データ記憶エリア9a、及び記録のためのビットイメー
ジを記憶するビットイメージ記憶エリア9bを備えてい
る。また、音声メモリ10は、DRAM等により構成さ
れ、発呼側へ送出すべき応答メッセージであるOGM
や、発呼側から送られてきた入来メッセージであるIC
M等を記憶するメッセージエリア10a、音域の異なる
複数の呼出音を記憶する呼出音エリア10b(出力形態
記憶手段)等を備えている。なお、画像メモリ9及び音
声メモリ10が本発明における「一時記憶手段」に相当
する。
【0028】音声LSI11は、NCU2によって受信
されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する
と共に、このファクシミリ装置1の内部で生成されたデ
ジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してNCU2
に出力するものである。符号化部12は、送信する画情
報の符号化を行うものであり、スキャナ13は、原稿台
に載置された原稿から画像を読み取るためのものであ
る。復号化部14は、バッファ5または画像メモリ9の
画像データ記憶エリア9aに記憶・書き込みされた受信
画像データを記録のために読み出して復号化を行うもの
であり、プリンタ15は受信画像データを用紙に記録す
るものであり、本発明における「画像形成手段」に相当
する。そして本実施形態では、レーザ光により感光体に
潜像を形成し、それをトナーを用いて現像し、記録紙に
転写する静電電子写真記録方式を用いている。なお、画
像データは、例えばランレングス法で圧縮符号化されて
送受信される。
【0029】アンプ25は、呼出音や再生したICMを
スピーカ26を介して出力させるためのものである。こ
のアンプ25及びスピーカ26は「音声再生手段」に相
当する。操作パネル22は、このファクシミリ装置1の
動作状態をディスプレイ39(図1,2参照)に表示す
ると共にオペレータが各種操作を行うためのものであ
り、その操作のために各種ボタンや表示装置などを備え
ている。図1,2を参照して、その内のいくつかの機能
について説明する。
【0030】まず、ダイヤルボタン31は、ダイヤル操
作用の0〜9までの数字等からなっている。なお、カナ
や英字などを割り当てて、文字入力をするために利用す
ることも可能である。留守ボタン33は、留守モードへ
の設定・解除を行なうためのもので、留守モードに設定
した場合には、留守ボタン33が点灯すると共に、受信
した音声データを音声メモリ10に自動記憶させる留守
番メモリ機能が発揮される。
【0031】再生ボタン35は、音声メモリ10のメッ
セージエリア10aに一時記憶されている音声メッセー
ジを再生させ、アンプ25及びスピーカ26を通じて外
部に発音させたり、画像メモリ9の画像データ記憶エリ
ア9aに一時記憶されているファクシミリメッセージに
関するデータに基づいて画像データを再生させ、プリン
タ15を介してプリントアウトさせるためのものであ
る。この再生ボタン35が請求項6に示す「操作手段」
に相当する。
【0032】なお、ファクシミリメッセージは、データ
を受信したらそのままプリンタ15によって記録紙にプ
リントアウトするのが通常である。この場合は、他の通
信装置18から送信される画像データの所定容量分だけ
バッファ5に記憶し、復号化部14にて復号化したもの
を画像メモリ9のビットイメージ記憶エリア9bに1ペ
ージ単位での記録のためにビットイメージに展開して書
き込む。そして、所定の解像度によりビット展開し、こ
れをプリンタ15に送って1ページ単位で印刷する。但
し、記録紙がない場合にはプリントアウトできないの
で、その場合には送信されたファクシミリメッセージの
全てが画像メモリ9のビットイメージ記憶エリア9bに
一時記憶されることとなる。また、記録紙がある場合で
あっても、所定のモード設定をしておくことにより、受
信したものをそのままプリントアウトするのではなく、
画像メモリ9に記憶させておくようにすることもでき
る。
【0033】したがって、このような場合には、再生ボ
タン35を操作することによってファクシミリメッセー
ジをプリントアウトさせることとなる。なお、このよう
に画像メモリ9に記憶されていたファクシミリメッセー
ジをプリントアウトさせた場合には、そのファクシミリ
メッセージは画像メモリ9の画像データ記憶エリア9a
から消去される。一方、音声メモリ10に記憶されてい
る音声メッセージは、再生ボタン35を操作して再生さ
せた場合でも音声メモリ10からは消去されない。この
音声メッセージを消去するために消去ボタン37が設け
られている。
【0034】また、上述したように音声メッセージやフ
ァクシミリメッセージが記憶されている場合には、再生
ボタン35の近傍に設けられた再生ランプ36が点滅ま
たは点灯するようになっている。この再生ランプ36
は、本発明における「発光手段」に相当し、例えば発光
ダイオード(LED)などで構成されている。そして、
この再生ランプ36は、音声メッセージあるいはファク
シミリメッセージが新規記憶されており、それらについ
ての再生がまだなされていない場合には「点滅状態」と
なる。そしてそれらのメッセージを再生させ終ると点灯
または消灯となる。つまり、未再生のメッセージがある
状態では点滅状態となるのである。そして、ファクシミ
リメッセージについては上述したように再生すると画像
メモリ9から消去されるので、音声メッセージが音声メ
モリ10に記憶されていない場合には、再生ランプ36
は「消灯状態」となる。但し、音声メッセージが音声メ
モリ10に記憶されている場合には、その音声メッセー
ジは再生されても消去はされないので、このような状態
を再生ランプ36を「点灯状態」にして示す。
【0035】これら消灯状態・点滅状態・点灯状態を再
生ランプ36による3つの発光状態とし、そのいずれか
の発光状態に制御するのであるが、その詳しい制御処理
内容については、図8の再生ランプ制御処理として後述
する。また、ディスプレイ39は、年月日・時刻・宛先
・電話番号・各動作状態やエラーメッセージを表示する
ためのものであるが、音声メッセージあるいはファクシ
ミリメッセージが記憶されている場合には、そのメッセ
ージ数を表示するようにされている。例えば、音声メッ
セージが3件記憶され、ファクシミリメッセージが2件
記憶されている場合には、図5に示すように「オンセ
イ:03 ファクス:02」と表示される。
【0036】また、メッセージ再生に関係するボタンと
して、右矢印ボタン41と左矢印ボタン42がある。こ
れらのボタンは他の操作にも用いられるが、音声メッセ
ージの再生時においては、もう一度再生し直したいとき
に左矢印ボタン42を操作する。また、音声メッセージ
が複数ある場合にはメッセージ間に所定の音という電子
音)が鳴るのであるが、この音が鳴っているときに左矢
印ボタン42を操作すると、1つ前の音声メッセージを
再生させることができる。また、次の音声メッセージを
再生させる場合には右矢印ボタン41を操作する。
【0037】かかるファクシミリ装置1は、図3に示す
ように、NCU2を介して電話回線16に接続されてい
る。この電話回線16は交換機17に接続され、この交
換機17は他の通信装置18(ファクシミリ装置や電話
機等)に接続されている。そして、このファクシミリ装
置1には、他の通信装置18のダイヤル操作に応じて当
該他の通信装置18から交換機17を介して呼出信号が
入来する。このとき、ファクシミリ装置1及び他の通信
装置18の所有者が発呼者側電話番号受信サービスの加
入者であるとして交換機17に登録しているならば、最
初の呼出信号と次の呼出信号の間の無音区間において、
交換機17を介して発呼者側電話番号(Caller ID )が
ファクシミリ装置1に送られる交換システムになってお
り、アメリカではアナログの交換システムにおいてすで
に実用化されている。
【0038】次に、このように構成されたファクシミリ
装置1における動作について説明する。図6は音声再生
処理を示すフローチャート、図7はプリントアウト処理
を示すフローチャート、そして図8は再生ランプ制御処
理を示すフローチャートである。なお、これらの処理は
プログラムの一部としてROM6内に格納されている。
【0039】本案は、再生ランプ36に対する制御であ
る再生ランプ制御処理(図8)に大きな特徴があるが、
その前提としての音声メッセージあるいはファクシミリ
メッセージの再生・プリントアウト処理について先に説
明する。これらの再生に関する制御処理は、操作パネル
22の再生ボタン35を操作することによって実行され
る。音声メッセージが記憶されていれば図6の音声再生
処理を実行し、ファクシミリメッセージが記憶されてい
れば図7のプリントアウト処理を実行するのである。
【0040】音声メッセージが記憶されているかどうか
は、音声メモリ10のメッセージエリア10a内に記憶
されているかどうかという意味であるが、実際には、R
AM8内の再生状態管理エリア8aの管理情報に基づい
て判断することができる。この点について補足説明す
る。再生状態管理エリア8aには図4に示すような管理
テーブルがあり、これは音声メッセージ用とファクシミ
リメッセージ用に分かれている。各メッセージについ
て、それぞれデータ番号とデータ有無、そしてその状態
フラグを記憶するようになっている。データ番号は、音
声メモリ10及び画像メモリ9に記憶されているメッセ
ージデータの番号に対応しており、その番号のメッセー
ジデータが有る場合にはデータ有として「1」が設定さ
れ、メッセージデータが無い場合にはデータ無として
「0」が設定される。また、状態フラグは、そのメッセ
ージデータが再生されたかどうかを示すものであり、ま
だ再生されていない場合には未再生を示す「0」に設定
され、再生されると再生済みを示す「1」が設定される
ようになっている。
【0041】したがって、図4の管理テーブルにおける
音声メッセージ用のデータ有無の欄を参照して、「1」
の設定されたものがあれば音声再生処理(図6)を実行
することとなる。図6の最初のステップ(以下、単にS
と記す)11にて参照するデータ番号を1としてから、
S12において、再生状態管理エリア8aの管理テーブ
ル(図4参照)における音声メッセージ用の状態フラグ
の欄を再生済み(=1)にセットする。続くS13で
は、該当するデータ番号(最初はS11で設定した
「1」がデータ番号となる)の音声メッセージを音声メ
モリ10内のメッセージエリア10aから読み出し、ア
ンプ25及びスピーカ26を通じて再生出力する。
【0042】その後、S14にてデータ番号をインクリ
メントし、S15にてそのデータ番号のデータがあるか
どうかを判断する。これは、図4の管理テーブルにおけ
る音声メッセージ用のデータ有無の欄を参照して「1」
が設定されているかどうかで判断するのであるが、例え
ば、S11にてデータ番号が1に設定され、S14が1
回実行された場合にはデータ番号は2となるので、図4
の管理テーブルにおいて音声メッセージ用のデータ番号
2に対応するデータ有無の欄が「1」となっているかど
うかを判断することとなる。図4に示す例ではデータが
あるので(S15:YES)、S12へ戻り、同様に状
態フラグを1にセットしてから、そのデータ番号2の音
声メッセージを再生出力する(S13)、このようにし
て順番に再生出力していき、例えば図4に示す場合で
は、データ番号4に対応するデータ有無の欄は「0」と
なっているので、データが無いこととなり(S15:N
O)、これで本音声再生処理を終了する。
【0043】次に図7を参照してプリントアウト処理に
ついて説明する。この場合も上述の音声再生処理と同様
に、図4の管理テーブルにおけるファクシミリメッセー
ジ用のデータ有無の欄を参照して、「1」の設定された
ものがあればプリントアウト処理(図7)を実行するこ
ととなる。
【0044】図7のS21にて参照するデータ番号を1
としてから、S22において、再生状態管理エリア8a
の管理テーブル(図4参照)におけるファクシミリメッ
セージ用の状態フラグの欄を再生済み(=1)にセット
する。そして、続くS23では、該当するデータ番号
(最初はS21で設定した「1」がデータ番号となる)
のファクシミリメッセージを画像メモリ9内の画像デー
タ記憶エリア9aから読み出し、プリンタ15によって
プリントアウトさせる。詳しくは、画像データ記憶エリ
ア9aから読み出した画像データの所定容量分だけバッ
ファ5に記憶し、復号化部14にて復号化したものを画
像メモリ9のビットイメージ記憶エリア9bに1ページ
単位での記録のためにビットイメージに展開して書き込
む。そして、所定の解像度によりビット展開し、これを
プリンタ15に送って1ページ単位で印刷することとな
る。
【0045】その後、S24にてそのプリントアウトさ
せたデータを画像データ記憶エリア9aから消去させ
る。これは、ファクシミリメッセージにかかるデータの
場合には相対的にデータ量が大きいため、いつまでも残
しておくと次にきたデータを新規に画像メモリ9に記憶
できない状況が生じる可能性があるため、消去するタイ
ミングとして、記録紙へのプリントアウトにより一応消
去してもよいとしたためである。
【0046】続くS25では、データ番号をインクリメ
ントし、S26にてそのデータ番号のデータがあるかど
うかを判断する。これは、図4の管理テーブルにおける
ファクシミリメッセージ用のデータ有無の欄を参照して
「1」が設定されているかどうかで判断する。データが
あれば(S26:YES)、S22へ戻り、同様に状態
フラグを1にセットしてから、そのデータ番号のファク
シミリメッセージをプリントアウトする(S23)。こ
のようにして順番に再生出力していき、例えば図4に示
す場合では、データ番号3に対応するデータ有無の欄は
「0」となっているので、データが無いこととなり(S
26:NO)、これで本プリントアウト処理を終了す
る。
【0047】このように、本ファクシミリ装置1によれ
ば、音声メッセージとファクシミリメッセージが両方記
憶されている場合であっても、利用者が再生ボタン35
を操作すれば、音声メッセージの再生及びファクシミリ
メッセージのプリントアウトを実行させることができる
のであるが、その再生を指示するためには、利用者自身
が、ファクシミリ装置1にメッセージが記憶されている
ことを知ったり、そのメッセージを再生する必要がある
かどうかを判断するために未再生のメッセージがあるか
どうかを知る必要がある。
【0048】そこで、音声及びファクシミリのメッセー
ジの記憶有無や再生・未再生の状態を再生ランプ36の
状態によって利用者に報知するため、図8に示すような
再生ランプ制御処理を実行する。図8の最初のステップ
S31においては、音声メッセージがあるかどうかを判
断する。この判断は、上述したように、図4の管理テー
ブルにおける音声メッセージ用のデータ有無の欄を参照
して、「1」の設定されたものがあるかどうかで判断す
ればよい。
【0049】音声メッセージがない場合には(S31:
NO)、S32へ移行して、音声メッセージに対応する
点灯bitである「bit0」を0にセットし、音声メ
ッセージに対応する点滅bitである「bit1」も0
にセットする。一方、音声メッセージがある場合には
(S31:YES)、S33へ移行し、その音声メッセ
ージ中の未再生のものがあるかどうかを判断する。上述
の音声再生処理(図6)にて説明したように、再生され
た音声メッセージについては、再生状態管理エリア8a
の管理テーブル(図4参照)における音声メッセージ用
の状態フラグの欄が再生済み(=1)にセットされてい
るため、このS33では、その状態フラグの欄が「0」
であり、かつデータ有無の欄が「1」であるものが存在
するかどうかで、未再生メッセージがあるかどうかを判
断する。
【0050】そして、未再生メッセージがある場合には
(S33:YES)、S34へ移行して、音声メッセー
ジ点灯bitである「bit0」を0にセットし、音声
メッセージ点滅bitである「bit1」は1にセット
する。また、未再生メッセージがない場合には(S3
3:NO)、S35へ移行して、音声メッセージ点灯b
itである「bit0」を1にセットし、音声メッセー
ジ点滅bitである「bit1」は0にセットする。
【0051】S32,S34,S36の処理後はそれぞ
れS36へ移行する。S36〜S40の処理はファクシ
ミリメッセージに対する処理で、S31〜S35での音
声メッセージに対する処理と同様である。つまり、ファ
クシミリメッセージがなければ(S36:NO)、S3
7へ移行して、ファクシミリメッセージ点灯bitであ
る「bit2」及びファクシミリメッセージ点滅bit
である「bit3」を共に0にセットする。
【0052】一方、ファクシミリメッセージがあり(S
36:YES)、未出力の(つまりプリントアウトされ
ていない)ものがあれば(S38:YES)、S39へ
移行して、ファクシミリメッセージ点灯bitである
「bit2」を0にセットし、ファクシミリメッセージ
点滅bitである「bit3」は1にセットする。そし
て、ファクシミリメッセージはあるが(S36:YE
S)、未出力メッセージがない場合には(S38:N
O)、S40へ移行して、ファクシミリメッセージ点灯
bitである「bit2」を1にセットし、ファクシミ
リメッセージ点滅bitである「bit3」は0にセッ
トする。
【0053】上述のS31〜S40の処理によって得た
音声メッセージ及びファクシミリメッセージに対応する
点灯及び点滅bitであるbit0,bit1,bit
2,bit3の値に基づき、S41〜S45にて再生ラ
ンプ36の状態を、点滅・点灯・消灯のいずれかに制御
する。
【0054】具体的には、S41にて、音声メッセージ
点滅bitである「bit1」あるいはファクシミリメ
ッセージ点滅bitである「bit3」のいずれかが1
にセットされているかどうかを判断する。もしも、「b
it1=1」あるいは「bit3=1」のいずれかが成
立していれば(S41:YES)、S42へ移行して、
再生ランプ36を点滅させる。
【0055】「bit1=1」あるいは「bit3=
1」のいずれかも成立していない場合には(S41:N
O)、S43へ移行し、今度は、音声メッセージ点灯b
itである「bit0」あるいはファクシミリメッセー
ジ点灯bitである「bit2」のいずれかが1にセッ
トされているかどうかを判断する。もしも、「bit0
=1」あるいは「bit2=1」のいずれかが成立して
いれば、S44へ移行して、再生ランプ36を点灯させ
る。
【0056】そして、「bit0=1」あるいは「bi
t2=1」のいずれかも成立していない場合には(S4
3:NO)、S45へ移行して、再生ランプ36を消灯
させる。このように制御することによって、利用者は、
再生ランプ36が点滅していれば未再生のメッセージが
あることが判り、その内容を知りたい場合には再生ボタ
ン35を操作すれば上述の音声再生処理(図6)やプリ
ントアウト処理(図7)を実行させることができる。ま
た、再生ランプ36が点灯していれば、メッセージはあ
るがいずれも再生済みであることが判るので、その内容
を再度知りたい場合でなければ、そのまま再生ボタン3
5は操作しないでよくなる。また、再生ランプ36が消
灯していればメッセージ自体がないので、当然何もしな
くてよくなる。
【0057】このように音声とファクシミリという2種
類のメッセージの記憶の有無や再生・未再生の状態を利
用者が知ることができるのであるが、再生ランプ36は
1つで構わず、ファクシミリ装置1の構成の簡素化に寄
与することができる。以上、本発明はこのような実施形
態に何等限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱
しない範囲において種々なる形態で実施し得る。
【0058】例えば上記実施形態では、再生ランプ36
を消灯状態、点滅状態、点灯状態に制御すること
で3つの発光状態を実現していたが、少なくとも2種類
の色での発光が可能な発光ダイオードを用い、2種類の
色での点灯状態に制御して、消灯状態も加えた3状態を
実現してもよい。また、消灯状態を利用せず、例えば点
滅周期の異なる2種類の点滅状態と点灯状態で3状態を
実現してもよいし、3つの色での点灯状態で3状態を実
現してもよい。
【0059】なお、3種類の発光状態を実現するのに、
上述した点滅と点灯、あるいは色の違いによって行なう
以外にも、例えば輝度の違いによって実現することも可
能である、但し、輝度の違いよりも点滅と点灯や色の違
いによる方が報知効果が高いと考えられる。
【0060】また、上記実施形態では、未再生の音声メ
ッセージあるいは未プリントアウトのファクシミリメッ
セージのいずれか一方でもあれば再生ランプ36を点滅
させるようにしていたが、未再生のメッセージがある場
合、それが音声メッセージのみ、ファクシミリメッ
セージのみ、音声メッセージ・ファクシミリメッセー
ジの両方が記憶されている状態をそれぞれ区別可能なよ
うに再生ランプ36を制御することも考えられる。例え
ば、点滅状態によって識別させる場合には、その点滅周
期などを変更することで実現可能である。また、色を変
更できる場合にはそれぞれに対応した色を割り当てるこ
とも考えられる。同様に、輝度を変更することによって
も実現可能である。
【0061】また、未再生の音声メッセージや未プリン
トアウトのファクシミリメッセージがある場合には、再
生ボタン35を操作してその再生を指示するようにされ
ているが、本実施形態では、図1,2に示すようにこの
再生ボタン35が再生ランプ36の近傍に設けられてい
るため、操作が便利である。つまり、再生ランプ36で
状態を認識した後ですぐに再生の指示をしたい場合に有
効だからである。
【0062】なお、再生ボタン35にて再生させる場合
の再生制御の手法としては種々考えられる。例えば、音
声メッセージの再生及びファクシミリメッセージのプリ
ントアウトのいずれか一方の処理を実行させた後に続け
て他方の処理の実行させるようにしてもよい。この場合
には、両方のメッセージがあった場合にワンタッチで再
生を行えるため非常に便利である。
【0063】また、音声メッセージの再生及びファクシ
ミリメッセージのプリントアウトのいずれの処理を先に
実行しても構わないが、これらのいずれか一方だけを再
生したい場合もある。例えば自分が内容を知りたいのは
音声メッセージだけであれば、ファクシミリメッセージ
の方も自動的にプリントアウトされてしまうのは好まし
くない場合も考えられる。そのような点を考慮して次の
ようにすることもできる。つまり、音声メッセージの再
生及びファクシミリメッセージのプリントアウトのいず
れか一方の処理を実行させた後、他方の処理を実行させ
るか否かを利用者に選択させるようにし、その選択結果
に基づいて必要であれば他方の処理を実行させるように
してもよい。また、再生ボタン35が操作されてモード
が指定された場合に、音声データの再生及び記録紙へ
の画像形成の両方の処理を実行させる処理モード、音
声データの再生のみを実行させる処理モード及び画像
形成のみを実行させる処理モードの3つの処理モードの
いずれかを利用者に選択させ、その選択結果の処理モー
ドに応じた所定の処理を実行するようにしてもよい。こ
れは、例えばディスプレイ39にその選択候補を表示し
てダイヤルボタン31などで選択結果を入力させるよう
にすれば実現できる。
【0064】なお、本発明の通信装置としては、ファク
シミリ装置に限らず、通信回線を介して送信された音声
データ及び画像データを一時記憶しておき、利用者が操
作することによって再生及び画像再生できるような機構
を備えるものであれば同様に適用可能である。したがっ
て、上記実施形態ではファクシミリ装置1として説明
し、「記録媒体」としての記録紙上に画像を形成するよ
うにしたが、それ以外にも表示装置の表示面上に画像を
形成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のファクシミリ装置の外観を示す斜
視図である。
【図2】 実施形態のファクシミリ装置の上面側に設け
られている操作パネル部分の説明図である。
【図3】 実施形態のファクシミリ装置のブロック図で
ある。
【図4】 再生状態管理エリア内の管理テーブルの説明
図である。
【図5】 ディスプレイへの表示内容の説明図である。
【図6】 実施形態のファクシミリ装置が実行する音声
再生処理を示すフローチャートである。
【図7】 実施形態のファクシミリ装置が実行するプリ
ントアウト処理を示すフローチャートである。
【図8】 実施形態のファクシミリ装置が実行する再生
ランプ制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置 1a…本体 5…バッファ 8…RAM 8a…再生状態管理エリア 9…画像メモリ 9a…画像データ記憶エリア 9b…ビットイメー
ジ記憶エリア 10…音声メモリ 10a…メッセージエ
リア 10b…呼出音エリア 11…音声LSI 14…復号化部 15…プリンタ 16…電話回線 22…操作パネル 25…アンプ 26…スピーカ 31…ダイヤルボタン 33…留守ボタン 35…再生ボタン 36…再生ランプ 37…消去ボタン 39…ディスプレイ 41…右矢印ボタン 42…左矢印ボタン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−87221(JP,A) 特開 昭62−290947(JP,A) 特開 昭56−42280(JP,A) 実開 昭57−160184(JP,U) 実願 昭62−165890号(実開 平1− 70461号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/14 H04M 1/65 H04N 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して受信した音声データ及
    び画像データを一時記憶するための一時記憶手段と、該
    一時記憶手段に記憶された音声データに基づいて音声を
    再生可能な音声再生手段と、前記一時記憶手段に記憶さ
    れた画像データに基づいて画像を形成可能な画像形成手
    段とを備える通信装置であって、 視覚によって識別可能な少なくとも3種類の発光状態を
    取り得る発光手段と、 前記音声再生手段による未再生の音声データ及び前記画
    像形成手段による未形成の画像データのうち少なくとも
    一方が前記一時記憶手段に記憶されている第1の記憶状
    態と、前記音声データ及び画像データのうち少なくとも
    一方が前記一時記憶手段に記憶されているものの前記未
    再生の音声データや未形成の画像データは存在しない
    2の記憶状態と、前記音声データ及び画像データのいず
    れもが前記一時記憶手段に記憶されていない第3の記憶
    状態とが、前記発光手段の前記少なくとも3種類の発光
    状態のうち相異なる発光状態にそれぞれ対応付けられて
    おり、前記一時記憶手段の記憶状態に対応する発光状態
    で前記発光手段を発光させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記発光手段は、視覚によって識別可能
    な5種類の発光状態を取り得ることができ、その内の3
    種類の発光状態が、前記第1の記憶状態中の次の3つの
    状態、すなわち、未再生の音声データのみ記憶されてい
    る状態、未形成の画像データのみ記憶されている状態、
    両データが記憶されている状態にそれぞれ対応付けられ
    ており、 前記制御手段は、前記第1の記憶状態中の前記3つの状
    態に対応する発光状態で前記発光手段を発光させる こと
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記音声再生手段による音声の再生及び
    前記画像形成手段による画像の形成のうち少なくとも一
    方の処理を実行させる操作手段を更に備え、該操作手段
    は前記発光手段の近傍に配設されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記操作手段に対してなされた操作によ
    って、前記音声再生手段による音声の再生のみ実行、前
    記画像形成手段による画像の形成のみ実行、前記音声再
    生及び画像形成の両方実行の3つの処理モードが選択可
    能にされていることを特徴とする請求項3に記載の通信
    装置。
  5. 【請求項5】 前記一時記憶手段に記憶されている画像
    データに基づいて前記画像形成手段による画像の形成が
    実行された場合には、その画像データを前記一時記憶手
    段から消去する消去手段を備えたことを特徴とする請求
    項1〜のいずれかに記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段は、表示装置の表示面
    上に画像を形成することを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載の通信装置。
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