JP3125288B2 - トンネルインバートの施工方法とトンネルインバート用プレキャスト板 - Google Patents
トンネルインバートの施工方法とトンネルインバート用プレキャスト板Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルの底部に
設けるトンネルインバートの施工方法とインバート用プ
レキャスト板に関する。
設けるトンネルインバートの施工方法とインバート用プ
レキャスト板に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】山岳トンネルの掘削に
際し、吹付けコンクリート、または吹付けコンクリート
とロックボルトによるNATM(New Austia
n TunnelingMethod)で支保工を施工
することにより、従来の現場打ちコンクリート覆工に代
えて薄くて軽量なプレキャスト板による覆工、いわゆる
PCL工法(Precast Concrete Li
ning)が注目されるようになっている。このPCL
工法は現場打ちコンクリート覆工に比べ掘削断面の縮小
などによる工費の節減,施工速度の向上,品質及び管理
の向上などの利点を有している。また、アーチ形などの
トンネルでは、アーチ部分の強度を向上するためにイン
バートを用い、例えば特公平7−45799号公報の図
面には、トンネルの底面を掘削してアーチ部分の両端を
連結するインバートを設けたものが示されており、この
ようにトンネルを拡張した場合等では、インバートを設
けて土圧に対する強度の向上が図られる。
際し、吹付けコンクリート、または吹付けコンクリート
とロックボルトによるNATM(New Austia
n TunnelingMethod)で支保工を施工
することにより、従来の現場打ちコンクリート覆工に代
えて薄くて軽量なプレキャスト板による覆工、いわゆる
PCL工法(Precast Concrete Li
ning)が注目されるようになっている。このPCL
工法は現場打ちコンクリート覆工に比べ掘削断面の縮小
などによる工費の節減,施工速度の向上,品質及び管理
の向上などの利点を有している。また、アーチ形などの
トンネルでは、アーチ部分の強度を向上するためにイン
バートを用い、例えば特公平7−45799号公報の図
面には、トンネルの底面を掘削してアーチ部分の両端を
連結するインバートを設けたものが示されており、この
ようにトンネルを拡張した場合等では、インバートを設
けて土圧に対する強度の向上が図られる。
【0003】ところで、上記インバートの施工では、ト
ンネルの底面を掘削する必要があるため、この間、通行
を遮断しなければならない。また、従来の現場打ちコン
クリートによる施工では、トンネル内という比較的狭い
空間で、配筋や型枠の作業を行うため、作業能率が低
く、工事期間が長くなるという問題がある。
ンネルの底面を掘削する必要があるため、この間、通行
を遮断しなければならない。また、従来の現場打ちコン
クリートによる施工では、トンネル内という比較的狭い
空間で、配筋や型枠の作業を行うため、作業能率が低
く、工事期間が長くなるという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、工期の短縮が可能で、
片側交通を確保することができるトンネルインバートの
施工方法を提供することを目的とし、また、工期の短縮
が可能で、施工性に優れたトンネルインバート用プレキ
ャスト板を提供することを目的とする。
片側交通を確保することができるトンネルインバートの
施工方法を提供することを目的とし、また、工期の短縮
が可能で、施工性に優れたトンネルインバート用プレキ
ャスト板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の施工方法は、
トンネルの底部にコンクリート製のインバートを設ける
トンネルインバートの施工方法において、前記インバー
トをトンネルの幅方向に二分割した形状を有するプレキ
ャスト板を複数形成し、前記トンネルの幅方向一側に複
数の前記プレキャスト板を設置した後、前記トンネルの
幅方向他側に複数の前記プレキャスト板を設置する施工
方法であり、トンネル幅方向の一側に複数のプレキャス
ト板を設置し、他側の通行を確保し、トンネル幅方向の
他側に複数のプレキャスト板を設置し、一側の通行を確
保する。
トンネルの底部にコンクリート製のインバートを設ける
トンネルインバートの施工方法において、前記インバー
トをトンネルの幅方向に二分割した形状を有するプレキ
ャスト板を複数形成し、前記トンネルの幅方向一側に複
数の前記プレキャスト板を設置した後、前記トンネルの
幅方向他側に複数の前記プレキャスト板を設置する施工
方法であり、トンネル幅方向の一側に複数のプレキャス
ト板を設置し、他側の通行を確保し、トンネル幅方向の
他側に複数のプレキャスト板を設置し、一側の通行を確
保する。
【0006】請求項2のプレキャスト板は、トンネルの
底部に設けられるコンクリート製のトンネルインバート
用プレキャスト板であって、前記インバートをトンネル
の幅方向に二分割した形状を有するプレキャスト板を複
数形成し、このプレキャスト板の下面に、トンネル幅方
向の梁部とトンネル長さ方向の梁部とを設けたものであ
り、インバートをプレキャストコンクリートにするた
め、品質が安定し、また、梁部を設けることによりプレ
キャスト板の強度が高められると共に、軽量化が図られ
る。
底部に設けられるコンクリート製のトンネルインバート
用プレキャスト板であって、前記インバートをトンネル
の幅方向に二分割した形状を有するプレキャスト板を複
数形成し、このプレキャスト板の下面に、トンネル幅方
向の梁部とトンネル長さ方向の梁部とを設けたものであ
り、インバートをプレキャストコンクリートにするた
め、品質が安定し、また、梁部を設けることによりプレ
キャスト板の強度が高められると共に、軽量化が図られ
る。
【0007】また、請求項3のプレキャスト板は、請求
項1記載のトンネルインバートの施工方法に用いるトン
ネルインバート用プレキャスト板であって、このプレキ
ャスト板の下面に、トンネル幅方向の梁部とトンネル長
さ方向の梁部とを設け、前記プレキャスト板にその上下
を連通する裏込め材用充填孔を穿設した施工方法であ
り、施工においては、片側通行を確保することができ、
インバートをプレキャストコンクリートにするため、品
質が安定し、梁部と梁部を設けることによりプレキャス
ト板の強度が高められると共に、軽量化が図られる。ま
た、複数のプレキャスト板を設置した後、裏込め用充填
孔からプレキャスト板の下部に充填材を充填することが
できる。
項1記載のトンネルインバートの施工方法に用いるトン
ネルインバート用プレキャスト板であって、このプレキ
ャスト板の下面に、トンネル幅方向の梁部とトンネル長
さ方向の梁部とを設け、前記プレキャスト板にその上下
を連通する裏込め材用充填孔を穿設した施工方法であ
り、施工においては、片側通行を確保することができ、
インバートをプレキャストコンクリートにするため、品
質が安定し、梁部と梁部を設けることによりプレキャス
ト板の強度が高められると共に、軽量化が図られる。ま
た、複数のプレキャスト板を設置した後、裏込め用充填
孔からプレキャスト板の下部に充填材を充填することが
できる。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施例を添付図面を
参照して説明する。図1乃至図11は本発明の一実施例
を示し、同図に示すように、図1は既設あるいは既設の
トンネルを拡張したアーチ形トンネル1の断面を示し、
アーチ形に組んだ山側壁体2と内壁体3とによりアーチ
形構造体4を形成しており、これら山側壁体2及び内壁
体4は現場打ちコンクリートあるいはプレキャストコン
クリート板により形成される。また、前記アーチ形構造
体4の下部をインバート5により連結し、このインバー
ト5は左右対をなす彎曲状のプレキャスト板6,6によ
り形成されている。
参照して説明する。図1乃至図11は本発明の一実施例
を示し、同図に示すように、図1は既設あるいは既設の
トンネルを拡張したアーチ形トンネル1の断面を示し、
アーチ形に組んだ山側壁体2と内壁体3とによりアーチ
形構造体4を形成しており、これら山側壁体2及び内壁
体4は現場打ちコンクリートあるいはプレキャストコン
クリート板により形成される。また、前記アーチ形構造
体4の下部をインバート5により連結し、このインバー
ト5は左右対をなす彎曲状のプレキャスト板6,6によ
り形成されている。
【0009】前記プレキャスト板6はコンクリートから
なり、図6ないし図11に示すように、前記インバート
5をトンネル幅方向に2分割した形状をなし、上面に頂
版部11を有し、この頂版部11の下面にトンネル幅方向の
ウエブたる梁部12とトンネル長さ方向の大,小梁部13,
14とを一体に有し、その大梁部13がトンネル中央側に設
けられ、小梁部14は複数設けられている。また、前記梁
部12の断面形状は、図11に示すように、前記大,小梁
部13,14と同様に略台形に形成され、前記プレキャスト
板6はトンネル1の周方向にT形断面が連続している。
前記梁部12の左右方向の外端面12Aはほぼ垂直に形成さ
れ、また、大梁部13の内端面13Aが、左右のプレキャス
ト板6,6の突き合わせ面となる。さらに、前記頂版部
11には、複数の裏込め材用充填孔15が穿設され、頂版部
11の中央側には、後述する仮土留め杭を挿通する杭挿通
孔16が穿設されている。また、前記プレキャスト板6
は、その梁部12の外側に高さ調整部17が設けられ、その
大梁部13の前後に前記高さ調整部17,17がそれぞれ設け
られており、この高さ調整部17は、プレキャスト板6に
穿設した段付き孔18と、この段付き孔18にインサート成
型により固定された鍔19A付の雌筒19と、この雌筒19に
螺合する高さ調整ボルト20とからなる。尚、据付けを行
う図中、左側のプレキャスト板6には、必ずしも杭挿通
孔16を形成する必要はない。また、前記プレキャスト板
6の前記大,小梁部13,14には、その長さ方向にダクト
21が形成されている。
なり、図6ないし図11に示すように、前記インバート
5をトンネル幅方向に2分割した形状をなし、上面に頂
版部11を有し、この頂版部11の下面にトンネル幅方向の
ウエブたる梁部12とトンネル長さ方向の大,小梁部13,
14とを一体に有し、その大梁部13がトンネル中央側に設
けられ、小梁部14は複数設けられている。また、前記梁
部12の断面形状は、図11に示すように、前記大,小梁
部13,14と同様に略台形に形成され、前記プレキャスト
板6はトンネル1の周方向にT形断面が連続している。
前記梁部12の左右方向の外端面12Aはほぼ垂直に形成さ
れ、また、大梁部13の内端面13Aが、左右のプレキャス
ト板6,6の突き合わせ面となる。さらに、前記頂版部
11には、複数の裏込め材用充填孔15が穿設され、頂版部
11の中央側には、後述する仮土留め杭を挿通する杭挿通
孔16が穿設されている。また、前記プレキャスト板6
は、その梁部12の外側に高さ調整部17が設けられ、その
大梁部13の前後に前記高さ調整部17,17がそれぞれ設け
られており、この高さ調整部17は、プレキャスト板6に
穿設した段付き孔18と、この段付き孔18にインサート成
型により固定された鍔19A付の雌筒19と、この雌筒19に
螺合する高さ調整ボルト20とからなる。尚、据付けを行
う図中、左側のプレキャスト板6には、必ずしも杭挿通
孔16を形成する必要はない。また、前記プレキャスト板
6の前記大,小梁部13,14には、その長さ方向にダクト
21が形成されている。
【0010】前記プレキャスト板6の中央でトンネル長
さ方向中央には、周方向連結部22が設けられ、この周方
向連結部22は、上面に形成した凹部23と、この凹部23に
インサート成型により固定されたコ字形の連結金具24
と、この連結金具24の両端側に挿通されて埋設された補
強用鉄筋25と、前記連結金具25に穿設された一対の連結
孔26,26と、この連結孔26に挿通するボルト・ナットな
どの連結部材27とからなる。
さ方向中央には、周方向連結部22が設けられ、この周方
向連結部22は、上面に形成した凹部23と、この凹部23に
インサート成型により固定されたコ字形の連結金具24
と、この連結金具24の両端側に挿通されて埋設された補
強用鉄筋25と、前記連結金具25に穿設された一対の連結
孔26,26と、この連結孔26に挿通するボルト・ナットな
どの連結部材27とからなる。
【0011】また、トンネル1の周方向に彎曲をなす前
記プレキャスト板6の長さ方向端面には、複数の小梁部
13に長さ方向連結部28が設けられ、この長さ方向連結部
28は、上面に形成した凹部29と、この凹部29にインサー
ト成型により固定されたコ字形の連結金具30と、この連
結金具30の中央に穿設された連結孔31と、この連結孔31
に挿通するボルト・ナットなどの連結部材32とからな
る。
記プレキャスト板6の長さ方向端面には、複数の小梁部
13に長さ方向連結部28が設けられ、この長さ方向連結部
28は、上面に形成した凹部29と、この凹部29にインサー
ト成型により固定されたコ字形の連結金具30と、この連
結金具30の中央に穿設された連結孔31と、この連結孔31
に挿通するボルト・ナットなどの連結部材32とからな
る。
【0012】次に、前記プレキャスト板6を用いたトン
ネルインバートの施工方法につき説明すると、まず、図
2に示すように、トンネル1の道路41の中央やや他側寄
りに安全柵42を設け、この安全柵42の下部には、道路41
に設置するH型鋼等からなる脚部42Aが設けられ、前記
安全柵42により道路他側(図中左側)の通行を確保す
る。また、前記安全柵42の一側に、土留め用のBH杭43
を打ち込み、このBH杭43は、トンネル1の道路41の中
央やや他側寄りで、道路長さ方向に所定間隔で打ち込ま
れる。前記BH杭43は、後述する掘削面より下部まで打
ち込まれ、図3に示すように、そのBH杭43の打ち込み
が終了した箇所から、道路41の一側を、該一側に配置し
たブレーカーやバックホーなどの掘削機械44により掘削
し、この掘削と同時に前記BH杭43に横矢板45を設置し
て道路他側の土留めを行う。尚、前記BH杭43と鋼矢板
45により他側土留め壁を構成している。そして、掘削面
46の整形が完了した後、道路41の一側にプレキャスト板
6を据え付ける。
ネルインバートの施工方法につき説明すると、まず、図
2に示すように、トンネル1の道路41の中央やや他側寄
りに安全柵42を設け、この安全柵42の下部には、道路41
に設置するH型鋼等からなる脚部42Aが設けられ、前記
安全柵42により道路他側(図中左側)の通行を確保す
る。また、前記安全柵42の一側に、土留め用のBH杭43
を打ち込み、このBH杭43は、トンネル1の道路41の中
央やや他側寄りで、道路長さ方向に所定間隔で打ち込ま
れる。前記BH杭43は、後述する掘削面より下部まで打
ち込まれ、図3に示すように、そのBH杭43の打ち込み
が終了した箇所から、道路41の一側を、該一側に配置し
たブレーカーやバックホーなどの掘削機械44により掘削
し、この掘削と同時に前記BH杭43に横矢板45を設置し
て道路他側の土留めを行う。尚、前記BH杭43と鋼矢板
45により他側土留め壁を構成している。そして、掘削面
46の整形が完了した後、道路41の一側にプレキャスト板
6を据え付ける。
【0013】この据え付け作業は、前記プレキャスト板
6を前記掘削面46に並べ、この場合、プレキャスト板6
は、梁部12及び梁部13,14を有する構造により軽量であ
るため、据付機械が小型で済む。プレキャスト板6を並
べた後は、すべての作業を道路41の一側で行うことがで
きる。それらプレキャスト板6の高さを前記高さ調整ボ
ルト20を操作して調整し、また、隣合うプレキャスト板
6,6は、長さ方向連結部28,28のコ字形金具24,24を
連結部材27により連結し、さらに、道路長さ方向に複数
並んだプレキャスト板6,6…のダクト21,21…に横締
用PC鋼材47を挿通し、この横締用PC鋼材47をポスト
テンション方式により緊張定着する。また、プレキャス
ト板6の高さ調整後は、図7に示すように、前記段付き
孔18の上部には、無収縮モルタル18Aを充填する。さら
に、図5に示すように、各プレキャスト板6の前記杭挿
通孔16に、仮土留め杭48を挿入して立て、この仮土留め
杭48は、下端がほぼ前記掘削面46の位置、上端がほぼ道
路41の上面位置となる長さを有する。前記仮土留め杭48
を立設し、この仮土留め杭48に横矢板(図示せず)を設
置する。そして、前記仮土留め48と横矢板により一側土
留め壁を構成している。前記仮土留め杭48を立てた後、
裏込め材用充填孔15からプレキャスト板6と掘削面46と
の間に裏込めコンクリート49を充填する。この裏込めコ
ンクリート49の充填後、道路41の一側を埋戻し、この埋
戻した埋戻し部50の上部に仮道路面51を形成する。この
場合、プレキャスト板6が裏込めコンクリート49の型枠
となるため、その裏込めコンクリート49の充填後、この
コンクリート49の養生期間が不要とあり、直ぐに埋戻し
部50の施工を行うことができ、図5に示すように、前記
安全柵42を、トンネル1の道路41の中央やや一側よりに
移動して設置し、道路41の一側の通行を確保することが
できる。このようにして、道路41の一側へのプレキャス
ト板6の施工及び埋め戻しが終了したら、次に、道路41
の他側にプレキャスト6を据付ける。
6を前記掘削面46に並べ、この場合、プレキャスト板6
は、梁部12及び梁部13,14を有する構造により軽量であ
るため、据付機械が小型で済む。プレキャスト板6を並
べた後は、すべての作業を道路41の一側で行うことがで
きる。それらプレキャスト板6の高さを前記高さ調整ボ
ルト20を操作して調整し、また、隣合うプレキャスト板
6,6は、長さ方向連結部28,28のコ字形金具24,24を
連結部材27により連結し、さらに、道路長さ方向に複数
並んだプレキャスト板6,6…のダクト21,21…に横締
用PC鋼材47を挿通し、この横締用PC鋼材47をポスト
テンション方式により緊張定着する。また、プレキャス
ト板6の高さ調整後は、図7に示すように、前記段付き
孔18の上部には、無収縮モルタル18Aを充填する。さら
に、図5に示すように、各プレキャスト板6の前記杭挿
通孔16に、仮土留め杭48を挿入して立て、この仮土留め
杭48は、下端がほぼ前記掘削面46の位置、上端がほぼ道
路41の上面位置となる長さを有する。前記仮土留め杭48
を立設し、この仮土留め杭48に横矢板(図示せず)を設
置する。そして、前記仮土留め48と横矢板により一側土
留め壁を構成している。前記仮土留め杭48を立てた後、
裏込め材用充填孔15からプレキャスト板6と掘削面46と
の間に裏込めコンクリート49を充填する。この裏込めコ
ンクリート49の充填後、道路41の一側を埋戻し、この埋
戻した埋戻し部50の上部に仮道路面51を形成する。この
場合、プレキャスト板6が裏込めコンクリート49の型枠
となるため、その裏込めコンクリート49の充填後、この
コンクリート49の養生期間が不要とあり、直ぐに埋戻し
部50の施工を行うことができ、図5に示すように、前記
安全柵42を、トンネル1の道路41の中央やや一側よりに
移動して設置し、道路41の一側の通行を確保することが
できる。このようにして、道路41の一側へのプレキャス
ト板6の施工及び埋め戻しが終了したら、次に、道路41
の他側にプレキャスト6を据付ける。
【0014】この据付けは、上述した道路41の一側の施
工と同様に、掘削により他側に掘削面46Aを形成すると
共に、前記BH杭43を撤去し、前記掘削面46Aの整形を
行った後、プレキャスト板6を据付け、長さ方向連結部
28による連結作業を行い、同時に一側と他側のプレキャ
スト板6,6相互の内端面13A,13Aを突き合わせ、周
方向連結部22により連結する。また、横締め用PC鋼材
47により複数のプレキャスト板6,6…をトンネル長さ
方向に緊張一体化し、裏込めコンクリート49の充填、埋
戻し部50Aの施工を行い、さらに道路41の舗装工事を行
う。この場合、前記埋戻し部50Aの施工時に、前記仮土
留め杭48を撤去する。尚、前記プレキャスト板6の頂版
部11の外端面には、複数の連結用鉄筋61が突設され、こ
の連結用鉄筋61は前記プレキャスト板6の彎曲方向全長
に埋設されており、前記連結用鉄筋61を内壁体4のコン
クリートに埋め込むことにより、前記プレキャスト板6
とアーチ形構造体4とを一体化する。
工と同様に、掘削により他側に掘削面46Aを形成すると
共に、前記BH杭43を撤去し、前記掘削面46Aの整形を
行った後、プレキャスト板6を据付け、長さ方向連結部
28による連結作業を行い、同時に一側と他側のプレキャ
スト板6,6相互の内端面13A,13Aを突き合わせ、周
方向連結部22により連結する。また、横締め用PC鋼材
47により複数のプレキャスト板6,6…をトンネル長さ
方向に緊張一体化し、裏込めコンクリート49の充填、埋
戻し部50Aの施工を行い、さらに道路41の舗装工事を行
う。この場合、前記埋戻し部50Aの施工時に、前記仮土
留め杭48を撤去する。尚、前記プレキャスト板6の頂版
部11の外端面には、複数の連結用鉄筋61が突設され、こ
の連結用鉄筋61は前記プレキャスト板6の彎曲方向全長
に埋設されており、前記連結用鉄筋61を内壁体4のコン
クリートに埋め込むことにより、前記プレキャスト板6
とアーチ形構造体4とを一体化する。
【0015】このように本実施例では、請求項1に対応
して、トンネル1の底部にコンクリート製のインバート
5を設けるトンネルインバートの施工方法において、イ
ンバート5をトンネルの幅方向に二分割した形状を有す
るプレキャスト板6,6を複数形成し、トンネル1の幅
方向一側に複数のプレキャスト板6を設置した後、トン
ネル1の幅方向他側に複数のプレキャスト板6を設置す
る施工方法であるから、他側の通行を確保しながら、ト
ンネル幅方向の一側に複数のプレキャスト板を設置し、
一側の通行を確保しながら、トンネル幅方向の他側に複
数のプレキャスト板を設置するため、施工期間中におい
ても、通行を確保することができ、また、プレキャスト
板6を用いたインバート6の施工を行うため、作業能率
の向上を図ることができると共に、安定した品質のイン
バート5を形成することができる。
して、トンネル1の底部にコンクリート製のインバート
5を設けるトンネルインバートの施工方法において、イ
ンバート5をトンネルの幅方向に二分割した形状を有す
るプレキャスト板6,6を複数形成し、トンネル1の幅
方向一側に複数のプレキャスト板6を設置した後、トン
ネル1の幅方向他側に複数のプレキャスト板6を設置す
る施工方法であるから、他側の通行を確保しながら、ト
ンネル幅方向の一側に複数のプレキャスト板を設置し、
一側の通行を確保しながら、トンネル幅方向の他側に複
数のプレキャスト板を設置するため、施工期間中におい
ても、通行を確保することができ、また、プレキャスト
板6を用いたインバート6の施工を行うため、作業能率
の向上を図ることができると共に、安定した品質のイン
バート5を形成することができる。
【0016】このように本実施例では、請求項2に対応
して、トンネル1の底部に設けられるコンクリート製の
トンネルインバート用プレキャスト板であって、インバ
ート5をトンネル1の幅方向に二分割した形状を有する
プレキャスト板6,6を複数形成し、このプレキャスト
板6の下面に、トンネル幅方向の梁部12とトンネル長さ
方向の大,小梁部13,14とを設けたものであるから、イ
ンバート5をプレキャストコンクリートにするため、品
質が安定し、また、梁部12と大,小梁部13,14を設ける
ことによりプレキャスト板6の強度が高められると共
に、軽量化が図られる。
して、トンネル1の底部に設けられるコンクリート製の
トンネルインバート用プレキャスト板であって、インバ
ート5をトンネル1の幅方向に二分割した形状を有する
プレキャスト板6,6を複数形成し、このプレキャスト
板6の下面に、トンネル幅方向の梁部12とトンネル長さ
方向の大,小梁部13,14とを設けたものであるから、イ
ンバート5をプレキャストコンクリートにするため、品
質が安定し、また、梁部12と大,小梁部13,14を設ける
ことによりプレキャスト板6の強度が高められると共
に、軽量化が図られる。
【0017】また、このように本実施例では、請求項3
に対応して、請求項1記載のトンネルインバートの施工
方法に用いるトンネルインバート用プレキャスト板であ
って、このプレキャスト板6の下面に、トンネル幅方向
の梁部12とトンネル長さ方向の大,小梁部13,14とを設
け、プレキャスト板6にその上下を連通する裏込め材用
充填孔15を穿設したものであるから、施工においては、
片側通行を確保することができ、また、インバート5を
プレキャストコンクリートにするため、品質が安定し、
梁部12と大,小梁部13,14を設けることによりプレキャ
スト板6の強度が高められると共に、軽量化が図られ
る。また、複数のプレキャスト板6を設置した後、プレ
キャスト板6が型枠の代わりとなって裏込め用充填孔15
からプレキャスト板6の下部に充填材たる裏込めコンク
リート49を充填することができ、その後埋め戻しを直ぐ
に行うことができる。
に対応して、請求項1記載のトンネルインバートの施工
方法に用いるトンネルインバート用プレキャスト板であ
って、このプレキャスト板6の下面に、トンネル幅方向
の梁部12とトンネル長さ方向の大,小梁部13,14とを設
け、プレキャスト板6にその上下を連通する裏込め材用
充填孔15を穿設したものであるから、施工においては、
片側通行を確保することができ、また、インバート5を
プレキャストコンクリートにするため、品質が安定し、
梁部12と大,小梁部13,14を設けることによりプレキャ
スト板6の強度が高められると共に、軽量化が図られ
る。また、複数のプレキャスト板6を設置した後、プレ
キャスト板6が型枠の代わりとなって裏込め用充填孔15
からプレキャスト板6の下部に充填材たる裏込めコンク
リート49を充填することができ、その後埋め戻しを直ぐ
に行うことができる。
【0018】また、実施例上の効果として、プレキャス
ト板6に高さ調整部17を設けることにより、掘削面46,
46Aに敷設した後、プレキャスト板6の高さ合わせを容
易に行うことができる。また、プレキャスト板6の道路
長さ方向にダクト21を形成し、このダクト21に横締用P
C鋼材47を挿通して複数のプレキャスト板6を緊張一体
化できるから、インバート5の強度を効果的に向上する
ことができる。さらに、プレキャスト板6の上面側に露
出して周方向連結部22と長さ方向連結部28とを設けるこ
とにより、左右のプレキャスト板6,6の連結作業を容
易にできると共に、道路長さ方向に並ぶプレキャスト板
6,6…の連結作業を容易に行うことができる。しか
も、周方向連結部22の連結金具24に補強用鉄筋25を設け
ることにより、プレキャスト板6に連結金具24を強固に
設けることができる。また、プレキャスト板6には、予
め杭挿入孔16を設けることにより、プレキャスト板6の
設置後、仮土留め杭48を設けることができ、この後の左
右のプレキャスト板6,6の連結作業を容易に行うこと
ができる。さらに、BH杭43及び仮土留め杭48を打ち込
むことにより、通行の安全を確保することができる。ま
た、プレキャスト板6の外端面から、連結用鉄筋61を突
設したから、構造体との一体化を容易に行うことができ
る。
ト板6に高さ調整部17を設けることにより、掘削面46,
46Aに敷設した後、プレキャスト板6の高さ合わせを容
易に行うことができる。また、プレキャスト板6の道路
長さ方向にダクト21を形成し、このダクト21に横締用P
C鋼材47を挿通して複数のプレキャスト板6を緊張一体
化できるから、インバート5の強度を効果的に向上する
ことができる。さらに、プレキャスト板6の上面側に露
出して周方向連結部22と長さ方向連結部28とを設けるこ
とにより、左右のプレキャスト板6,6の連結作業を容
易にできると共に、道路長さ方向に並ぶプレキャスト板
6,6…の連結作業を容易に行うことができる。しか
も、周方向連結部22の連結金具24に補強用鉄筋25を設け
ることにより、プレキャスト板6に連結金具24を強固に
設けることができる。また、プレキャスト板6には、予
め杭挿入孔16を設けることにより、プレキャスト板6の
設置後、仮土留め杭48を設けることができ、この後の左
右のプレキャスト板6,6の連結作業を容易に行うこと
ができる。さらに、BH杭43及び仮土留め杭48を打ち込
むことにより、通行の安全を確保することができる。ま
た、プレキャスト板6の外端面から、連結用鉄筋61を突
設したから、構造体との一体化を容易に行うことができ
る。
【0019】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、本発明の容易の範囲内において、種々の変
形実施が可能である。例えば、実施例においては、既設
のトンネルに適用する例で説明したが、新設のトンネル
に用いることもできる。また、梁部の大きさ形状等は適
宜選定可能である。さらに、プレキャスト板は必ずしも
一側と他側が同じ大きさのものに限らない。また、充填
孔の形状個数等は適宜選定可能であり、また、隣合うプ
レキャスト板の接合箇所にそれぞれ切欠を設け、これら
隣合う切欠を合わせることにより充填孔を構成してもよ
い。
のではなく、本発明の容易の範囲内において、種々の変
形実施が可能である。例えば、実施例においては、既設
のトンネルに適用する例で説明したが、新設のトンネル
に用いることもできる。また、梁部の大きさ形状等は適
宜選定可能である。さらに、プレキャスト板は必ずしも
一側と他側が同じ大きさのものに限らない。また、充填
孔の形状個数等は適宜選定可能であり、また、隣合うプ
レキャスト板の接合箇所にそれぞれ切欠を設け、これら
隣合う切欠を合わせることにより充填孔を構成してもよ
い。
【0020】
【発明の効果】請求項1の施工方法は、トンネルの底部
にコンクリート製のインバートを設けるトンネルインバ
ートの施工方法において、前記インバートをトンネルの
幅方向に二分割した形状を有するプレキャスト板を複数
形成し、前記トンネルの幅方向一側に複数の前記プレキ
ャスト板を設置した後、前記トンネルの幅方向他側に複
数の前記プレキャスト板を設置する施工方法であり、工
期の短縮が可能で、片側交通を確保することができるト
ンネルインバートの施工方法を提供することができる。
にコンクリート製のインバートを設けるトンネルインバ
ートの施工方法において、前記インバートをトンネルの
幅方向に二分割した形状を有するプレキャスト板を複数
形成し、前記トンネルの幅方向一側に複数の前記プレキ
ャスト板を設置した後、前記トンネルの幅方向他側に複
数の前記プレキャスト板を設置する施工方法であり、工
期の短縮が可能で、片側交通を確保することができるト
ンネルインバートの施工方法を提供することができる。
【0021】請求項2のプレキャスト板は、トンネルの
底部に設けられるコンクリート製のトンネルインバート
用プレキャスト板であって、前記インバートをトンネル
の幅方向に二分割した形状を有するプレキャスト板を複
数形成し、このプレキャスト板の下面に、トンネル幅方
向の梁部とトンネル長さ方向の梁部とを設けたものであ
り、工期の短縮が可能で、施工性に優れたトンネルイン
バート用プレキャスト板を提供することができる。
底部に設けられるコンクリート製のトンネルインバート
用プレキャスト板であって、前記インバートをトンネル
の幅方向に二分割した形状を有するプレキャスト板を複
数形成し、このプレキャスト板の下面に、トンネル幅方
向の梁部とトンネル長さ方向の梁部とを設けたものであ
り、工期の短縮が可能で、施工性に優れたトンネルイン
バート用プレキャスト板を提供することができる。
【0022】また、請求項3のプレキャスト板は、請求
項1記載のトンネルインバートの施工方法に用いるトン
ネルインバート用プレキャスト板であって、このプレキ
ャスト板の下面に、トンネル幅方向の梁部とトンネル長
さ方向の梁部とを設け、前記プレキャスト板にその上下
を連通する裏込め材用充填孔を穿設した施工方法であ
り、工期の短縮が可能で、片側交通を確保することがで
きるトンネルインバートの施工方法を提供することがで
きる。
項1記載のトンネルインバートの施工方法に用いるトン
ネルインバート用プレキャスト板であって、このプレキ
ャスト板の下面に、トンネル幅方向の梁部とトンネル長
さ方向の梁部とを設け、前記プレキャスト板にその上下
を連通する裏込め材用充填孔を穿設した施工方法であ
り、工期の短縮が可能で、片側交通を確保することがで
きるトンネルインバートの施工方法を提供することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例を示すトンネルのアーチ形構
造体とインバートの断面図である。
造体とインバートの断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すトンネルの一側にプレ
キャスト板を据付ける工程を説明する断面図である。
キャスト板を据付ける工程を説明する断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す掘削作業を説明するト
ンネルの断面図である。
ンネルの断面図である。
【図4】本発明の一実施例を示すBH杭と横矢板を説明
するトンネルの断面図である。
するトンネルの断面図である。
【図5】本発明の一実施例を示すトンネルの一側にプレ
キャスト板を据付ける工程を説明する断面図である。
キャスト板を据付ける工程を説明する断面図である。
【図6】本発明の一実施例を示すプレキャスト板の断面
図である。
図である。
【図7】本発明の一実施例を示すプレキャスト板の高さ
調整部の断面図である。
調整部の断面図である。
【図8】本発明の一実施例を示すプレキャスト板の平面
図である。
図である。
【図9】本発明の一実施例を示す一側と他側のプレキャ
スト板の連結箇所の平面図である。
スト板の連結箇所の平面図である。
【図10】本発明の一実施例を示す一側と他側のプレキ
ャスト板の連結箇所の断面図である。
ャスト板の連結箇所の断面図である。
【図11】本発明の一実施例を示すプレキャスト板の断
面図である。
面図である。
1 トンネル 5 インバート 6 プレキャスト板 12 梁部(トンネル幅方向の梁部) 13 大梁部(トンネル長さ方向の梁部) 14 小梁部(トンネル長さ方向の梁部) 15 裏込め材用充填孔
Claims (3)
- 【請求項1】 トンネルの底部にコンクリート製のイン
バートを設けるトンネルインバートの施工方法におい
て、前記インバートをトンネルの幅方向に二分割した形
状を有するプレキャスト板を複数形成し、前記トンネル
の幅方向一側に複数の前記プレキャスト板を設置した
後、前記トンネルの幅方向他側に複数の前記プレキャス
ト板を設置することを特徴とするトンネルインバートの
施工方法。 - 【請求項2】 トンネルの底部に設けられるコンクリー
ト製のトンネルインバート用プレキャスト板であって、
前記インバートをトンネルの幅方向に二分割した形状を
有するプレキャスト板を複数形成し、このプレキャスト
板の下面に、トンネル幅方向の梁部とトンネル長さ方向
の梁部とを設けたことを特徴とするトンネルインバート
用プレキャスト板。 - 【請求項3】 請求項1記載のトンネルインバートの施
工方法に用いるトンネルインバート用プレキャスト板で
あって、このプレキャスト板の下面に、トンネル幅方向
の梁部とトンネル長さ方向の梁部とを設け、前記プレキ
ャスト板にその上下を連通する裏込め材用充填孔を穿設
したことを特徴とするトンネルインバート用プレキャス
ト板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09019440A JP3125288B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | トンネルインバートの施工方法とトンネルインバート用プレキャスト板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09019440A JP3125288B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | トンネルインバートの施工方法とトンネルインバート用プレキャスト板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10220186A JPH10220186A (ja) | 1998-08-18 |
JP3125288B2 true JP3125288B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=11999369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09019440A Expired - Fee Related JP3125288B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | トンネルインバートの施工方法とトンネルインバート用プレキャスト板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125288B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3782000B2 (ja) * | 2001-11-07 | 2006-06-07 | 大豊建設株式会社 | トンネルにおけるインバート構築方法 |
DE102006039037B4 (de) * | 2006-08-19 | 2009-07-30 | Hochtief Construction Ag | Sondertübbing für den Tunnelausbau |
JP5208788B2 (ja) * | 2009-02-04 | 2013-06-12 | 東日本高速道路株式会社 | 道路トンネルにおけるインバート施工方法及びインバート |
JP5686693B2 (ja) * | 2011-07-26 | 2015-03-18 | 鹿島建設株式会社 | インバートの施工方法及びプレキャスト部材 |
JP6042708B2 (ja) * | 2012-12-05 | 2016-12-14 | 東日本高速道路株式会社 | 道路トンネルにおけるインバート施工方法及びインバート |
JP6648389B2 (ja) * | 2017-01-31 | 2020-02-14 | 日本サミコン株式会社 | トンネルインバートの施工方法とトンネルインバート用プレキャスト板 |
JP6809714B2 (ja) * | 2018-03-08 | 2021-01-06 | 日本サミコン株式会社 | トンネルインバートの施工方法 |
JP7090515B2 (ja) * | 2018-09-13 | 2022-06-24 | 株式会社安藤・間 | トンネルにおけるインバート施工方法 |
JP7248236B2 (ja) * | 2019-01-23 | 2023-03-29 | 鉄建建設株式会社 | 既設トンネルのトンネル改修工法及び改修装置 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP09019440A patent/JP3125288B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10220186A (ja) | 1998-08-18 |
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