JP3125287U - 流量調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一般工具を用いただけでは、蛇口から簡単に回転取り外しすることのできない流量調節装置を提供する。
【解決手段】 蛇口開放端104の外周ねじ部(雄螺子105)に螺合可能な内筒3と、流量調節構造5と、外筒7と、抜け止め構造9と、を含めて構成してあり、外筒7が、少なくとも内筒3外周面3wに対する回転力を付加不能、かつ、内筒3の一方及び/又は他方の端面の少なくとも一部を露出可能な形状に形成してあり、一方及び/又は他方の端面の露出させた部分には、凹部又は凸部を形成してあり、当該内筒3が、当該凹部又は凸部に嵌合可能な凸部又は凹部を備える工具17によって当該開放端から回転方向の外力を付加可能に構成してある。そのため、一般工具を用いただけでは蛇口から簡単に回転取り外しすることのできない流量調節装置を提供できる。
【選択図】 図10

Description

本考案は、蛇口の吐出口(開放端)にねじ結合して使用する流量調節装置に関するものである。
特許文献1には、流体配管内に設置して流量を調節する流量調節装置(以下、「従来装置」という。)が開示されている。従来の装置は、流量調節装置自身の紛失や盗難等を防止する目的で開発されたものであり、その全体形状は「略円筒形状」に形成されている。略円筒形状に形成されたのは、配管工事等で一般に用いられる工具(例えば、プライヤー、ペンチ、レンチ、及びスパナ等)を使用しても、簡単に取り外しできないようにするためである。上記工具例のうち、プライヤーを取り上げて説明すると、従来の装置表面にプライヤーのあごをあてることが出来ても、ナットやボルトのような多角形のものとは違いそれが円筒形状であるため回転に十分な摩擦力を加えることができない。つまり、プライヤーが滑ってしまい、回転力を加えることができない。回転力を受けない従来の装置が容易に取り外されることはなく、これが、紛失や盗難等を防止する。
特開2001−65016号(第3頁第16〜27行、第11図)
上述した従来装置には次の問題がある。従来装置によれば、確かに一般工具では容易に取り外しできないと言うこともできよう。しかし、取り外しが、単に容易でないだけである。プライヤー等の一般工具によって、装置を取り外しできないわけではない。すなわち、プライヤー等の一般工具を用いれば、従来装置の着脱用に開発された専門工具に比べて時間や手間は多少かかるかもしれないが、また、専門工具ではないから傷付けてしまうことはあるかもしれないが、いずれ取り外しできてしまう。さらに、流量調節装置が取り付けられた蛇口の使用者の中には、たとえば、タクシードライバーや運送トラック等の運転手等がいる。これらの使用者は、自分が乗った車を洗浄しないと、一日の仕事が終わったと言えない。できるだけ早く洗浄を終えたいと、誰もが思う。自動車等の洗浄を早く終えたいと思う者にとって、水流を少なくする流量調節装置は、無用の長物に他ならない。蛇口から出る水量が多ければ多いほど、汚れを流しやすく自動車を短時間で洗浄できるからである。他方、流量調節装置の設置者、一般的には上記運転手等の雇用者は、水の使用量を控えさせたい。控えさせた分、経費を削減できるからである。ここで、運転手等と設置者との間の利害が対立する。設置者の目が常に届くわけではないから、運転手は、車の洗浄効率をよくするために取り外しが容易でなくても、多少強引に流量調節装置を取り外してしまうことがある。
本考案が解決しようとする課題は、上述した問題を解決することにある。すなわち、本考案が解決しようとする課題は、一般工具を用いただけでは、蛇口から簡単に回転取り外しすることのできない流量調節装置を提供することにある。
上記課題を解決するために考案者は、提供する流量調節装置用に開発した専用工具を用いなければ容易に取り付け取り外しすることのできない流量調節装置を開発した。その詳しい内容については、項を改めて説明する。なお、何れかの請求項に係る考案の説明において行う用語の定義等は、その性質上可能な範囲において他の請求項に係る考案にも適用されるものとする。
(請求項1に記載した考案の構成及び特徴)
請求項1記載の考案に係る流量調節装置(以下、適宜「請求項1の装置」という)は、一方と他方の端面を有するとともに蛇口開放端の外周ねじ部に螺合可能な内筒と、当該内筒内に配した流量調節構造と、当該内筒を囲み、当該内筒に対して回転自在な外筒と、当該外筒から当該内筒が抜けるのを当該外筒の回転を妨げずに防止するための抜け止め構造と、を含めて構成してある。当該外筒が、少なくとも当該内筒外周面に対する回転力を付加不能、かつ、当該内筒の一方及び/又は他方の端面の少なくとも一部を露出可能な形状に形成してあり、当該一方及び/又は他方の端面の露出させた部分には、凹部又は凸部を形成してあり、当該内筒が、当該凹部又は凸部に嵌合可能な凸部又は凹部を備える工具によって当該開放端部から回転方向の外力を付加可能に構成してあることを特徴とする。
請求項1の装置によれば、蛇口に取り付けることによって流量調節構造の機能に基づき蛇口から出る水の量を調整することができる。他方、蛇口に取り付けた装置は、一般工具を用いる限り簡単に取り外すことはできない。すなわち、プライヤー等の一般工具で挟んで回転できるほど、外筒から内筒の一方及び/又は他方の端面の少なくとも一部を露出させていない。内筒を挟むことが出来ないから、外筒を挟んで装置を取り外すしかない。しかし、この外筒は、内筒に対して回転自在になっている。つまり、外筒を挟んで、外筒を回転させても外筒が空回りするだけで内筒を回転させることはできない。内筒を回転させることができないから、内筒を含む装置全体を回転取り外しできない。すなわち、外筒を回転させることはできても内筒を回転させることができないから、装置の取り外しを有効に防ぐことが出来る。他方、専用工具を使用すれば、取り外しは容易に行うことができる。具体的には、内筒の露出部分に形成した凹部又は凸部に、凸部又は凹部を嵌合させた状態で工具(すなわち、専用工具)を回転させることにより、内筒に回転力を付与することができ、これによって内筒を含む装置全体の取り外しを可能とする。装置全体の取り付けは、上記工具を用いて取り外し方向とは逆方向に回転させることによって行う。なお、抜け止め構造の作用により、内筒が、その周りを囲む外筒から抜け出ることはない。このため、外筒から内筒を抜き出してその外周面に回転力を付与することもできない。以上のとおり、請求項1の装置を使用すれば、専用工具を持っている設置者又は設置者から委託を受けた作業者であれば、一旦取り付けた装置を容易に取り外しができる一方、専用工具を持たない者は、装置を簡単に取り外すことができない。
(請求項2に記載した考案の構成及び特徴)
請求項2記載の考案に係る流量調節装置(以下、適宜「請求項2の装置」という)は、一方と他方の端面を有するとともに蛇口開放端の外周ねじ部に螺合可能な内筒と、当該内筒内に配した流量調節構造と、当該内筒を囲み、当該内筒に対して回転自在な外筒と、当該外筒から当該内筒が抜けるのを当該外筒の回転を妨げずに防止するための抜け止め構造と、を含めて構成してある。当該内筒外周には凹部が少なくとも1つ形成してあり、当該外筒には当該内筒凹部を露出可能にする貫通孔が少なくとも1つ形成してあり、かつ、当該貫通孔を除いて当該内筒外周面に対する回転力を付加不能な形状に形成してあり、当該貫通孔を介して当該内筒凹部に嵌合可能な凸部を備える工具を差し込んで回転させることにより、当該内筒を当該外筒と一体回転可能に構成にしてあることを特徴とする。
請求項2の装置によれば、蛇口に取り付けることによって流量調節構造の機能に基づき蛇口から出る水の量を調節することができる。他方、蛇口に取り付けた装置は、一般工具を用いる限り簡単に取り外すことはできない。すなわち、プライヤー等の一般工具で挟んで回転できるほど、外筒の貫通孔から内筒の凹部を露出させていない。内筒を挟むことが出来ないから、外筒を挟んで装置を取り外すしかない。しかし、この外筒は内筒に対して回転自在になっている。つまり、外筒を挟んで、外筒を回転させても、外筒が空回りにするだけで内筒を回転させることはできない。内筒を回転させることができないから、内筒を含む装置全体を回転取り外しできない。すなわち、外筒を回転させることはできても内筒を回転させることができないから、装置の取り外しを有効に防ぐことができる。他方、専用工具を使用すれば、取り外しは容易に行うことができる。具体的には、内筒の外周に形成した凹部を、外筒に形成した貫通孔を介して、嵌合させた状態で工具(すなわち、専用工具)を回転することにより、内筒に回転力を付与することができ、これよって内筒を含む装置全体の取り外しを可能とする。装置全体の取り付けは、上記工具を用いて取り外し方向と逆方向に回転させることによって行う。なお、抜け止め構造の作用により、内筒が、その周りを囲む外筒から抜け出ることはない。このため、外筒から内筒を抜き出してその外周面に回転力を付与することもできない。以上のとおり、専用工具を持っている設置者又は設置者から委託を受けた作業者であれば、一旦取り付けた装置を容易に取り外しができる一方、専用工具を持たない者は装置を簡単に取り外すことができない。
(請求項3に記載した考案の構成及び特徴)
請求項3記載の考案に係る流量調節装置(以下、適宜「請求項3の装置」という)は、請求項1又は2の装置の基本構造に加え、前記抜け止め構造が、前記内筒の外周面に形成してある環状溝と、前記外筒の内周面から周方向所定間隔毎に突き出させた複数の抜け止め突起と、から構成してある。当該抜け止め突起各々の先端部を、当該環状溝内に臨ませてあることを特徴とする。
請求項3の装置によれば、請求項1又は2の作用効果に加え、次の作用効果を奏することができる。すなわち、環状溝内に臨む抜け止め突起先端部は、この抜け止め突起(すなわち、外筒)を環状溝幅方向に移動させようとしても、環状溝を挟む両壁に阻まれて環状溝の幅寸法以上の移動が規制される。この規制によって、内筒の外筒からの抜けが防止される。他方、抜け止め突起は内筒に対する外筒の回転を妨げないから、外筒を回転させようとしても空回りするだけで内筒を回転させることはできない。
(請求項4に記載した考案の構成及び特徴)
請求項4記載の考案に係る流量調節装置(以下、適宜「請求項4の装置」という)は、請求項1乃至3のいずれかの装置の基本構造に加え、前記抜け止め突起各々が、前記外筒外側から打ち込み内側に突き出させた抜け止めピンにより構成してあることを特徴とする。
請求項4の装置によれば、請求項1乃至3のいずれかの作用効果に加え、次の作用効果を奏することができる。すなわち、外筒内周面を加工しようとすれば外筒周空部に工具(たとえば、旋盤装置のバイト)を差し込んで行う必要があるため、たいへん煩雑であり効率もよくない。外筒内周面から周方向に所定間隔毎に複数の抜け止め突起を形成するよりも、外筒の外側から抜け止めピンを打ち込んで内側に突き出させた方が、簡単にかつ効率よく抜け止め突起を形成できるのでたいへん便利である。
本考案によれば、一般工具を用いただけでは蛇口から簡単に回転取り外しすることのできない流量調節装置を提供できる。
次に、各図を参照しながら、本考案の実施の形態(以下、「本実施形態」という。)について説明する。図1は、流量調節装置と専用工具を示す斜視図である。図2は、内筒の(a)平面図、(b)断面図、(c)底面図である。図3は内筒の(a)平面方向から見た斜視図、(b)底面方向から見た斜視図である。図4は、外筒の(a)平面図、(b)断面図、(c)底面図である。図5は、外筒の(a)平面方向から見た斜視図、(b)底面方向から見た斜視図である。図6は、抜け止め構造を示す部分拡大図である。図7は、流量調節構造を流量調節装置に取り付けた(a)平面図、(b)A−A断面図、(c)底面図である。図8は、専用工具の斜視図であり、(a)平面方向から見た斜視図、(b)底面方向から見た斜視図である。図9は、専用工具の(a)平面図、(b)断面図、(c)底面図である。図10は、流量調節装置の取り付けを示す図である。図11は、流量調節装置の取り外しを示す図である。図12は、図11のB−B断面図である。図13は、流量調節装置の変形例を示す断面図である。図14は、図13の流量調節装置に使用する専用工具を示す図である。
(流量調節装置の設置例)
図1を参照しながら、本実施形態に係る流量調節装置の設置例について説明する。流量調節装置1は、たとえば、一般家庭や、工場、洗車場に設けられる水道や湯沸かし器(ボイラー)の蛇口(バルブ)に設置される。蛇口102の開放端104外周には雄螺子105(図12参照)が形成されていて、この雄螺子105に螺合させることによって流量調節装置1を取り付けるようになっている。取り付けるための具体的構造については、後述する。流量調節装置1を設置する主目的は、蛇口102から吐出される水の量を少なくすることにより、節水を図るためである。なお、蛇口102の直径は様々であり、流量調節装置1の寸法が、そのような様々な直径の蛇口に対応するように設定されるものであることは言うまでもない。さらに、図1に示すような下方に開口する蛇口ばかりでなく、図示は省略するが、たとえば、壁面から垂直に突き出した蛇口や、水のみ用の蛇口のように上方に開口する蛇口もある。本実施形態に係る流量調節装置1は、いずれの蛇口にも適用可能である。
(流量調節装置の構造)
図1乃至12を参照しながら、流量調節装置の構造について説明する。流量調節装置1は、蛇口に直接取り付け可能な内筒3と、内筒3の中に配された流量調節構造5と、内筒3の外周を囲む外筒7と、内筒3と外筒7との間に形成された抜け止め構造9と、から概ね構成されている。以下、それぞれについて説明する。
(内筒の構造)
図2及び3を参照しながら、内筒3の構造について説明する。内筒3は、内周面3mと外周面3wとを有する中空の略円筒形状であり、一方の端面3aと他方の端面3bを有している。内筒3の一方の端面3a側(図2において上側)の内周面3mには、蛇口開放端104(図12参照)の雄螺子105(図12参照)に螺合可能な雌螺子106が形成してある。つまり、内筒3は、蛇口開放端104に直接取り付けられるようになっている。また、内筒3の他方の端面3bには、複数の凹部11,11が形成してある。各凹部11は、少なくとも1個あれば足りるが、複数個(本実施形態では2個)の凹部11,11を端面3bの円周方向に等間隔で配してある。凹部11の個数を複数としたのは、受ける回転力を複数の凹部11,11に分担させて各凹部11が受ける負担を軽くするためであり、円周方向等間隔に配したのは、分散させた回転力を円周方向に均等配置させることによってバランスよく(偏らせると工具が外れやすい)回転作業を行わせるためである。内筒3の内部には、流量調節構造5を収納させるための中空部3fが形成してある(図7参照)。蛇口から吐出された水(流体)は、流量調節構造5を通過して内筒3の下端から外部へ吐出されるようになっている。各凹部11の形状は、図2に示されるように、正面から見て略矩形に形成してある。矩形に形成したのは、後述する専用工具17の凸部となる工具ピン43(図9参照)との嵌合及びその解除を行いやすく、嵌合させた状態で工具を回転したときに容易に嵌合解除されないようにするためである。各凹部11の形状は、工具ピン43の形状を考慮したうえで、図1の紙面下方から上方に向けて嵌合可能、かつ、反対方向に解除可能とする形状であれば、本実施形態で採用したような矩形に限るものではない。内筒3の中空部3fには、大径部3hと小径部3rが形成してある。大径部3hには一方の端面3a側から内周を切り欠いて作った段部3gが形成してある。小径部3rには、他方の端面3b側に流量調節構造5が抜け出さないように係止部3qが形成してある。この段部3g、係止部3qには、流量調節構造5を載置可能とする。さらに、内筒3外周には、図2(b)に示されるように外周を一回りする環状溝23が形成してあり、この環状溝23と、抜け止め突起(後述)とあわせて抜け止め構造9を構成する。この抜け止め構造9については後述する。内筒3は、加工性の良さ、適度な硬さを有する金属から構成され、そのような金属として、たとえば、真鋳がある。また、加工成形し易く、適度な硬さ、耐久性のある、樹脂から構成してもよい。なお、内筒3に形成する凹部11について本実施形態では前述したように一方の端面3aに形成したが、一方の端面3aに限らず、他方の端面3bに形成してもよい。この凹部11の代わりに凸部(図示せず)を形成してもよい。また、段部3g、係止部3qは、上記形状に限られるものでなく、流量調節装置1の形状に合わせて任意の形状に形成してもよい。
(外筒の構造)
図3及び4を参照しながら、外筒7の構造について説明する。外筒7は内周面7mと外周面7wとを有する中空の略円筒形状であり、一方の端面7aと他方の端面7bを有している。外筒7の内部は、内筒3を収納するための中空部7fが形成してある。外筒7の中空部7fには、大径部7hと小径部7rが形成してある。大径部7hと小径部7rの間には、段部7gが緩やかな角度に形成してあり、外筒7を回転し易くしている。直角の角度に段部7gを形成すると、摩擦が大きくなるため内筒3に対して回転しづらくなる。また、段部7gを鋭角に形成すると、内筒3を収納できなくなるからである。外筒7の他方の端面7b側で、外筒外周面7wから厚み方向内周面7mに貫通孔27を形成してあり、この貫通孔27と抜け止めピン29と内筒3の環状溝23と合わせて抜け止め構造9を構成してある(図6参照)。なお、この抜け止め構造9については後述する。外筒7は、内筒3を収納できる所定の大きさに形成してある。すなわち、外筒7は内筒3を囲むことができ、かつ、内筒3の一方の端面3a及び/又は3bの少なくとも一部を露出できるように形成してある。内筒3の一方の端面3a及び/又は他方の端面3bの少なくとも一部が露出できない場合には、専用工具17の工具ピン43を嵌合することができない。つまり、流量調節装置1の取り付け取り外しができない。外筒7は、加工性のよさ、適度な硬さを有する金属から構成され、そのような金属として、たとえば、真鋳等がある。また、加工成形し易く、適度な硬さを有し、耐久性のある、樹脂から構成してもよい。
外筒7は、内筒3の外周面を完全に囲むもののほか、長さ方向にスライドさせたときに外筒7の上端又は下端から、最大1ミリ前後の長さだけ内筒3を露出させることは許容範囲であり、本件考案の特徴を損なわない。1ミリ前後の露出であれば、その露出部分にプライヤー等の一般工具のあご部を当てることはできても取り外しに充分な回転力を付加することができないからである。外筒7の他方の端面7bから露出可能となれば、内筒3の凹部11に専用工具17を取り付け易い。ただし、一方の端面3aから1ミリよりも大きく露出しないように形成する。一般工具で取り外し可能になるおそれがあるからである。
(抜け止めの構造)
図6、7を参照しながら、抜け止め構造について説明する。抜け止め構造9は、内筒3の外周面3wに形成してある環状溝23と、外筒7の内周面7mから周方向に所定間隔毎に設けてある複数の抜け止め突起とから構成してあり、本実施形態の抜け止め突起は、外筒7の外から中心に向かって突き出させた抜け止めピン29である。環状溝23は内筒3の外周面上に形成してある(図2、3参照)。抜け止めピン29は、外筒7の外周面7wから内周面7mに向けて所定方向間隔毎に、外筒7の外側から打ち込み、内側に突き出し可能なように形成してある(図6、7(b)参照)。環状溝23と、抜け止めピン29との位置関係は、環状溝23内に、抜け止めピン29の先端部29aが突き出すようにしてある。抜け止めピン29の長さは、環状溝23の溝底に接触して外筒7の回転を妨げない、すなわち、環状溝23の溝底に接触させない長さに形成してある。次は、抜け止めピン29の取り付け方法について説明する。本実施形態では、外筒外周面7wから外筒の厚み方向へ貫通する貫通孔27が形成してある。貫通孔27を形成したのは、外筒7の内周面7mに突起を形成することに比べて抜け止めピン29を突き出させる方が作業がし易やすく、さらに、抜け止めピン29の環状溝23内への突き出し量を調整し易くするためである。すなわち、貫通孔27を外筒7の厚さ方向に貫通させて、貫通孔27の中心から内筒3の中心部に向けて水平線を延ばした際に、環状溝23の最深底部(図示せず)に届く位置になるよう貫通孔27は形成するとよい。これにより、抜け止めピン29を適切な位置に突き出させることができる。抜け止めピン29の形状は、たとえば、円錐上でも円柱形状でも、三角錐等の形状でもよい。なお、環状溝23は、環状溝23内に抜け止めピン29を突き出させて遊びができるように形成してある。
(流量調節構造)
図7を参照しながら、流量調節構造について説明する。流量調節構造5は、泡沫器53と節水コマ55とから構成している。ここで、泡沫器とは、蛇口先端の吐出口から排出する流体を泡沫上にするものをいう。また、節水コマとは、流体の流量を調節し、節水の目的で蛇口の流水量を少なくする部品のことをいう。本実施形態では、泡沫器53の外周面上に環状フランジ53aを形成し、環状フランジ53aを内筒3の係止部3qに載せて泡沫器53全体を載置可能としている。泡沫器53の上端には(内筒3の一方の端面側)、直接、スペーサー57を置くと泡沫器53とスペーサー57が互いに擦れたりして、キズが生じてしまう。このため、環状フランジ53aの上端に環状パッキン59を置き、環状パッキン59の上にスペーサー57を載置している。スペーサー57は、平面視円筒形であり、一方の端面と他方の端面を有している。他方の端面は、前述の環状パッキン59を載置してある。スペーサー57の内部には、スペーサー段部57gが形成してある。スペーサー段部57gにより、スペーサー内の適切な位置に節水コマ55を安定して載置できる。さらに内筒3の段部3gに、環状パッキン61を載置することにより、内筒3内において節水コマ55、泡沫器53等が動かないようにしてある。環状パッキン59,61やスペーサー57は流量調節構造5には含まれないが、使用する節水コマ55や泡沫器53の形状に合わせて適宜使用する。適宜使用するのには、たとえば次の理由がある。節水コマ55の直径が内筒3の直径に対して小さい程、吐出する水流の勢いがよくなる。しかし、節水コマ55が内筒の内径に対して小さくなった分、内筒3と節水コマ55との隙間が空くことにもなる。その空いた隙間を流体が通ってしまうと、節水コマ55を取り付けて節水するという効果も落ちるため、節水コマ55と内筒3の隙間を無くす必要がある。このため、隙間が空かないようにスペーサー57や環状パッキン61等を使用している。また、環状パッキン61等を入れて内筒3の段部3gに引っ掛けて使用すれば取り外し可能に固定できる。なお、流量調節装置1内に載置する流量調節構造5は、任意の形態とすることができる。また、流量調節構造5は泡沫器53又は節水コマ55のどちらか一方のみから構成してもよい。
(工具の構造)
図8、9を参照しながら、本実施形態の工具(専用工具)の構造について説明する。専用工具17は、連結部49と駆動部51とが一体となる二部構造から構成してある。連結部49は、環状フランジ31と、環状フランジ31により形成される開口部33と、底部35とからなる。図8の斜視図に示されるように、底部35の中央には、駆動部51に連通する中央貫通孔37が形成してある。中央貫通孔37を中心とする対称位置には、駆動部51に連通するピン貫通孔39が形成してある。ピン貫通孔39には、連結部49の開口部33側から工具ピン43を圧入する。この圧入した工具ピン43は、内筒3の凹部11に嵌合できるよう、その先端部分を底部35から開口部33側に突き出させている。この突き出させている工具ピン43の先端部分が本実施形態の凸部として機能する。なお、専用工具17の使用方法は、流量調節装置の使用方法で後述する。駆動部51は、底面視略六角形の筒形状からなり、その側面中央付近には、反対側に位置する面へ向けて側面貫通孔41が貫通形成してある。側面貫通孔41には、回し棒45(図10参照)を挿入できるように形成し、内筒3(外筒7)の周方向に回し棒45を回転させて、流量調節装置の取り付け取り外しを行う。なお、この回し棒45の代わりに、たとえば、ドライバー等の工具を挿入して内筒3を回転させてもよい。専用工具17は、加工性のよさ、適度な硬さを有する金属から形成され、そのような金属として、たとえば、真鋳がある。また、加工成形し易く、適度な硬さ、耐久性のある、樹脂から構成してもよい。なお、駆動部51は、図6、7では、底面視略六角形状に形成してあるが、この形状に限られず、たとえば、底面視五角形等の形状でもよい。専用工具17の使用の際に、駆動部51はグリップ部分になるため、握り易い形状であればよいからである。また、中央貫通孔37は、軽量化のために形成しており、軽量化する必要がなければ形成しなくてもよい。また、この底面視六角形状に限られず、例えば底面視、三角形、四角形、多角形等でもよい。
(流量調節装置の使用方法)
図1、10乃至12を参照しながら、流量調節装置1の使用方法について説明する。流量調節装置1は、次のように取り付ける。蛇口102開放端104の雄螺子105に、内筒3の雌螺子106を手で軽く巻いて仮止めする。仮止めは、手を離したときに開放端104から流量調節装置1が落ちない程度でよい。仮止めしたら、流量調節装置1に専用工具17を取り付けする。専用工具17の取り付けは、以下の手順で行う。専用工具17のピン貫通孔39には、予め駆動部51側から工具ピン43を圧入してある。したがって、内筒3の凹部11の位置を確認しながら、凹部11に工具ピン43を挿入する。専用工具17を挿入したら、側面貫通孔41に回し棒45を挿入し、内筒3(外筒7)の周方向へ回転させる(図11の矢印と反対方向)。この回転は、内筒3が開放端104に完全に螺合するまで行う。これにより、流量調節装置1の取り付けは完了する。流量調節装置1の取り外しの場合には、取り付け時と同様に専用工具17を取り付けする。専用工具17の取り付け後、側面貫通孔41に回し棒45を挿入し、回し棒45を取り付け時と反対の周方向に回転させる(図11の矢印と同一方向)。反対回転させることにより羅合していた内筒3は、開放端104から外れ、流量調節装置1を取り外しできる。これにより、流量調節装置1の取り外しは完了する。なお、外筒7の他方の端面7bの外周面7w上にOリング47を取り外し可能に装着してもよい。Oリングを取り付けた場合には、取り付けたOリング47に、環状フランジ31を引っ掛けるように嵌め込むとよい。後は、Oリングを取り付けていない場合と同様に、専用工具17を使って流量調節装置1の取り付け取り外しをする。Oリング47を取り付けることにより、外筒7と専用工具17との摩擦が生じなくなり、キズがつかなくなる。
(流量調節装置の変形例)
図13を参照しながら、流量調節装置の変形例である流量調節装置1Aについて説明する。ここでは、本実施形態に係る流量調節装置1と相違する点についてのみ説明し、両者が共通する点については、図1乃至6に用いた符号と同じ符号を図13において使用するに止め、それらの点についての説明は省略する。流量調節装置1と流量調節装置1Aとは、内筒73の外周面73w上に凹部75を形成し外筒外周面77wから内部に形成した貫通孔79から専用工具81を取り付けて、内筒73を外筒77とともに一体回転させ流量調節装置を取り外す点で相違する。すなわち、流量調節装置1Aでは、内筒73の外周面上に2つの凹部75,75を形成し、外筒77の肉厚方向に2つの貫通孔79,79を形成し、貫通孔79を介して内筒73の凹部75を露出可能にしている。凹部75は、後述する専用工具81の凸部として機能する固定ピン87及び可動ピン89の先端部と相応する形状、すなわち、固定ピンと可動ピンとが凹部75を挟み込んで内筒73を回転可能にする形状であればよい。そのような凹部75の形状は、たとえば、ゴルフボールの表面に形成してあるディンプル形状のような浅い窪みでもよく、平面視略円形状、三角形状、四角形状等であってもよい。外筒77の貫通孔79は、平面視略円形に貫通形成してあり、専用工具81の固定ピン87及び可動ピン89を突き出し抜き出し可能にする。なお、貫通孔79の平面視形状は専用工具81の固定ピン87及び可動ピン89を出し入れできればよいから、たとえば、三角形、四角形、多角形等の平面視形状に貫通形成してもよい。ただし、過度に貫通孔79の断面直径(又は、寸法)が大きいと一般工具を使用して取り外しできるおそれもあるため、適度な大きさであることが望ましい。
流量調節装置1Aは、抜け止め構造の遊びを利用している。抜け止め構造の遊びとは、外筒77の一方の端面77a側に外筒77をスライド可能にすることである。すなわち、流量調節装置1Aを蛇口102の雄螺子105に仮止めすると、外筒77は自らの重みより、地上に引っ張られ、外筒77は抜け止め構造9に設けた遊びの分だけ、地上方向にスライドする。つまり、スライドした貫通孔79は、凹部75と重ならない。したがって、流量調節装置1Aを仮止めした後は、装置の外筒77に形成した貫通孔79を内筒73の凹部75に重ね合わせる必要がある。具体的には次のとおりである。外筒77を内筒73の一方の端面73a側にスライドさせ、外筒77を円周方向に回転させる。外筒77の回転にともない、貫通孔79の外筒77の円周方向に移動(回転)するから、所定の位置で、貫通孔79の中心を凹部75の中心に重ね合わすことができる。流量調節装置1Aを取り外すには、外筒77を長さ方向に、抜け止め構造の遊び分だけスライドさせて、図13に示すように貫通孔79の中心と凹部75の中心とを重ね合わせる。このスライドは、抜け止め構造の遊び分、すなわち、環状溝の溝幅から抜け止めピン29等の厚み分を控除した寸法分を利用している。この装置を使用すれば、凹部の位置を発見しづらく、設置者以外の取り外しを困難にする。なお、専用工具81については次項で説明する。
(変形例の専用工具)
図14を参照しながら、流量調節装置1Aの専用工具について説明する。専用工具81は、ハンドル83と、略半円支持片85と、略半円支持片85に取り付けた固定ピン87と、復帰可能に動くことが出来る可動ピン89と、から構成してある。ハンドル83は、専用工具81のグリップ部分となるから、持ち易い適度な長さと太さを備えていることが望ましい。図14に示すように、ハンドル83には、略半円支持片85が、ハンドル83の略中央位置で固定してある。略半円支持片85は、略半円形の板状部材であって、ハンドル83を基準にすると、円周方向に一方の支持端面85aと他方の支持端面85bとを有している。一方の支持端面85aには固定ピン87が、他方の支持端面85bには可動ピン89が、固定されている。時計でいえば、3時の位置に固定ピン87があり、9時の位置に可動ピン89がある。固定ピン87と可動ピン89は向かい合い、両ピンの先端中央から直線を延ばせば、直径方向に対向する。この固定ピン87はビス、ネジ構造を有さないピン等が該当する。可動ピン89は、その指の摘み部分にローレット90を掛けてある、雄螺子(又は雌螺子)を使用する。ローレット90を掛ければ手で回す際に便利だからである。可動ピン89は、たとえば、ネジ込み式のネジやスプリング式のピンで構成してもよい。ネジやピンの突き出しの長さを調節しやすいからである。ネジ込み式ネジであれば、たとえば蝶バネ等が該当する。スプリング式なら、スプリングの押圧により出し入れ可能なピン等が該当する。固定ピン87は、略半円支持片85に取り付け孔等を設け圧入、溶接可能なものであれば溶接等の方法により固定する。可動ピン89の略半円支持片85への固定方法は次の通りである。略半円支持片85に取り付け孔(図示せず)を設け、その取り付け孔等にネジ溝(または、ネジ山)を形成する。取り付け孔(図示せず)の前後にナット91をそれぞれ置き、可動ピン89を螺合させる。このように、凹部75に合わせるためのネジの長さ調節は、可動ピン89だけで十分だから、固定ピンのみ固定してある。この固定ピン87と可動ピン89により、貫通孔79を介して内筒73の凹部75を挟み込み、内筒73を回転させることができる。この専用工具81は、加工性のよさ、適度な硬さを有する金属から構成され、そのような金属として、たとえば、真鋳がある。また、加工成形し易く、適度な硬さ、耐久性のある、樹脂から構成してもよい。なお、ハンドルと略半円支持片85は、溶接等の方法により結合固定してある。
流量調節装置と専用工具を示す斜視図である。 内筒の(a)平面図、(b)断面図、(c)底面図である。 内筒の(a)平面方向から見た斜視図、(b)底面方向から見た斜視図である。 外筒の(a)平面図、(b)断面図、(c)底面図である。 外筒の(a)平面方向から見た斜視図、(b)底面方向から見た斜視図である。 抜け止め構造を示す部分拡大図である。 流量調節構造を流量調節装置に取り付けた状態の(a)平面図、(b)A−A断面図、(c)底面図である。 専用工具の斜視図であり、(a)平面方向から見た斜視図、(b)底面方向から見た斜視図である。 専用工具の(a)平面図、(b)断面図、(c)底面図である。 流量調節装置の取り付けを示す図である。 流量調節装置の取り外しを示す図である。 図11のB−B断面図である。 流量調節装置の変形例を示す断面図である。 図13の流量調節装置に使用する専用工具を示す図である。
符号の説明
1,1A 流量調節装置
3 内筒
3a 端面
3b 端面
3f 中空部
3g 段部
3h 大径部
3m 内周面
3q 係止部
3r 小径部
3w 外周面
5 流量調節構造
7 外筒
7a 端面
7b 端面
7f 中空部
7g 段部
7h 大径部
7m 内周面
7r 小径部
7w 外周面
9 抜け止め構造
11 凹部
17 工具(専用工具)
23 環状溝
27 貫通孔
29 ピン
29a 先端部
31 環状フランジ
33 開口部
35 底部
37 中央貫通孔
39 ピン貫通孔
41 側面貫通孔
43 工具ピン
45 回し棒
47 Oリング
49 連結部
51 駆動部
53a 環状フランジ
53 泡沫器
55 節水コマ
57 スペーサー
57g スペーサー段部
59,61 環状パッキン
73 内筒
73a 端面
73w 外周面
75 凹部
77 外筒
77a 端面
77w 外筒外周面
79 貫通孔
81 専用工具
83 ハンドル
85 略半円支持片
85a,85b 支持端面
87 固定ピン
89 可動ピン
90 ローレット
91 ナット
102 蛇口
104 開放端
104 蛇口開放端
105 雄螺子
106 雌螺子

Claims (4)

  1. 一方と他方の端面を有するとともに蛇口開放端の外周ねじ部に螺合可能な内筒と、
    当該内筒内に配した流量調節構造と、
    当該内筒を囲み、当該内筒に対して回転自在な外筒と、
    当該外筒から当該内筒が抜けるのを当該外筒の回転を妨げずに防止するための抜け止め構造と、を含めて構成してあり、
    当該外筒が、少なくとも当該内筒外周面に対する回転力を付加不能、かつ、当該内筒の一方及び/又は他方の端面の少なくとも一部を露出可能な形状に形成してあり、
    当該一方及び/又は他方の端面の露出させた部分には、凹部又は凸部を形成してあり、
    当該内筒が、当該凹部又は凸部に嵌合可能な凸部又は凹部を備える工具によって当該開放端から回転方向の外力を付加可能に構成してある
    ことを特徴とする流量調節装置。
  2. 一方と他方の端面を有するとともに蛇口開放端の外周ねじ部に螺合可能な内筒と、
    当該内筒内に配した流量調節構造と、
    当該内筒を囲み、当該内筒に対して回転自在な外筒と、
    当該外筒から当該内筒が抜けるのを当該外筒の回転を妨げずに防止するための抜け止め構造と、を含めて構成してあり、
    当該内筒外周には凹部が少なくとも1つ形成してあり、
    当該外筒には当該内筒凹部を露出可能にする貫通孔が少なくとも1つ形成してあり、かつ、当該貫通孔を除いて当該内筒外周面に対する回転力を付加不能な形状に形成してあり、
    当該貫通孔を介して当該内筒凹部に嵌合可能な凸部を備える工具を差し込んで回転させることにより、当該内筒を当該外筒と一体回転可能に構成にしてある
    ことを特徴とする流量調節装置。
  3. 前記抜け止め構造が、前記内筒の外周面に形成してある環状溝と、
    前記外筒の内周面から周方向所定間隔毎に突き出させた複数の抜け止め突起と、から構成してあり、
    当該抜け止め突起各々の先端部を、当該環状溝内に臨ませてある
    ことを特徴とする請求項1又は2の流量調節装置。
  4. 前記抜け止め突起各々が、前記外筒外側から打ち込み内側に突き出させた抜け止めピンにより構成してある
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの流量調節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010138647A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Inax Corp 吐水装置
JP2011122357A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Inax Corp 吐水装置
WO2011105357A1 (ja) * 2010-02-23 2011-09-01 エコライン株式会社 節水弁
JP2011247287A (ja) * 2010-05-22 2011-12-08 Aqualink:Kk 流量調整体の取付装置

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