JP3125024U - メガネの耳掛け部 - Google Patents
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Abstract
【課題】メガネフレームの保持の確実さとはずしやすさとを両立させる。
【構成】装用者の耳の後方上部に達する様に緩く弯曲し、前方側には軸芯に沿ってメガネフレームのテンプル後部を挿入する長孔が形成され、後方寄りの下部には軸受けを有する耳掛け部本体と;前記耳掛け本体とほぼ同じ曲率で弓形に弯曲し、外縁中央付近には前記軸受けに軸支される枢支部を有し、前記耳掛け部本体に対して60°〜100°の相対角度で揺動自在に軸支され、前方部分が固定手段によって耳掛け部本体下面に当接した状態において固定出来る様になっている耳掛け可動部;とからメガネの耳掛け部を構成した。
【選択図】図1
【構成】装用者の耳の後方上部に達する様に緩く弯曲し、前方側には軸芯に沿ってメガネフレームのテンプル後部を挿入する長孔が形成され、後方寄りの下部には軸受けを有する耳掛け部本体と;前記耳掛け本体とほぼ同じ曲率で弓形に弯曲し、外縁中央付近には前記軸受けに軸支される枢支部を有し、前記耳掛け部本体に対して60°〜100°の相対角度で揺動自在に軸支され、前方部分が固定手段によって耳掛け部本体下面に当接した状態において固定出来る様になっている耳掛け可動部;とからメガネの耳掛け部を構成した。
【選択図】図1
Description
この考案はメガネの耳掛け部、詳しくは、掛けはずしが容易であるにもかかわらず、耳への固定が確実強固に行えるメガネの耳掛け部に関するものである。
メガネフレームの多くは、円弧状に弯曲した耳掛け部を装用者の耳の上部から後方に掛け回すことにより、固定する構造となっている。
なし
なし
従来のメガネフレームにおいては、確実な保持とはずしやすさとは両立しないのが普通であり、確実な保持を意図して耳掛け部を耳の後方から下部にまで達する様に構成した場合は、はずすのが容易でなくなり、咄嗟の場合にはずせないという不都合もあった。一方、耳掛け部の弯曲範囲を小さくし、耳の後部上方までに止めた場合は、はずしやすくはなるが、保持が不十分となり、装用中の振動やショックなどによってメガネにずれや脱落が生じることもあった。
本考案者はメガネの耳掛け部に対する相反する要求、つまり確実な保持とはずしやすさという二つの要求を共に満足させることが出来る新しいメガネの耳掛け部を実現すべく、研究を行った結果、新しい便利なメガネの耳掛け部を開発することに成功し、本考案としてここに提案するものである。
装用者の耳の後方上部に達する様に緩く弯曲し、前方側には軸芯に沿ってメガネフレームのテンプル後部を挿入する長孔が形成され、後方寄りの下部には軸受けを有する耳掛け部本体と;前記耳掛け本体とほぼ同じ曲率で弓形に弯曲し、外縁中央付近には前記軸受けに軸支される枢支部を有し、前記耳掛け部本体に対して60°〜100°の相対角度で揺動自在に軸支され、前方部分が固定手段によって耳掛け部本体下面に当接した状態において固定出来る様になっている耳掛け可動部;とからメガネの耳掛け部を構成することにより、上記課題を解決した。
図1はこの考案に係るメガネの耳掛け部の装用時の側面図である。図中1は耳掛け部本体であり、メガネ装用者の耳の後方上部に達する様に緩く弯曲しており、前方側には軸芯に沿ってメガネフレームのテンプルの後部を挿入する為の長孔2が形成されている。又、その後方寄りの下部には、後記する耳掛け可動部3を軸支する軸受4が水平方向を向いて設けられている。
一方、3は耳掛け可動部であり、前記耳掛け部本体1とほぼ同じ曲率で弓形に弯曲しており、その外縁中央付近には前記軸受4に軸支される枢支部5が設けられており、前記耳掛け部本体1に対して60°〜100°の相対角度で揺動出来る様に軸支されている。
そして、耳掛け部本体1の下面寄りと、これに対応する耳掛け可動部3の外縁寄りには、それぞれ極性の異なる小さな磁石片6,7が固定されており、耳掛け可動部3の前方部分が耳掛け部本体1の下面に当接した状態で、両磁石片6,7が相互に吸着し、その状態を保持出来る様になっている。なお、これら磁石片6,7は、耳掛け可動部3の節度感を持った保持の為に用いられる固定手段であり、必ずしも磁石を用いなければならない訳ではなく、各種バネや合成樹脂材の弾性などを利用した固定手段を用いても良いことは、もちろんである。
この実施例は上記の通りの構成を有するものであり、この耳掛け部を用いたメガネを装用しようとするときは、図2に示す様に、耳掛け可動部3の前方部分を耳掛け部本体1から離脱した状態にしておき、この状態で装用者の耳の上方に移動させ、耳掛け可動部3を時計回り方向に回転させると、図1に示した状態になり、この耳掛け可動部3の後方部分は耳の後方から下部にまで回り込み、前方部分は耳掛け部本体1の下面に当接し、磁石片6と7とが吸着してその位置が固定される。この状態において、この耳掛けは装用者の耳に安定的に係止されたことになる。
一方、メガネははずすときは、装用者がテンプルを持って前方にメガネを引き出すと、耳掛け可動部3の後方部分には反時計回り方向の強い力が加わり、この力に抗し切れずに磁石片6と7とが離れると、耳掛け可動部3は反時計回り方向に回転し、図2に示した状態となり、装用者の耳から容易にはずすことが出来る様になる。この様に、装用中と取りはずし時とで、耳掛け可動部3は位置を変え、確実な保持と取りはずしの容易さとが実現されているが、磁石などの固定手段によって節度感を持って耳掛け可動部3の変位が行われるので、装用者は耳掛け可動部3の変位を常に確認しながら、かけはずしを行うことが出来、すぐれた装用感を有し、高い実用性を有するものである。
1 耳掛け部本体
2 長孔
3 耳掛け可動部
4 軸受
5 枢支部
6 磁石片
7 磁石片
2 長孔
3 耳掛け可動部
4 軸受
5 枢支部
6 磁石片
7 磁石片
Claims (1)
- 装用者の耳の後方上部に達する様に緩く弯曲し、前方側には軸芯に沿ってメガネフレームのテンプル後部を挿入する長孔が形成され、後方寄りの下部には軸受けを有する耳掛け部本体と;前記耳掛け本体とほぼ同じ曲率で弓形に弯曲し、外縁中央付近には前記軸受けに軸支される枢支部を有し、前記耳掛け部本体に対して60°〜100°の相対角度で揺動自在に軸支され、前方部分が固定手段によって耳掛け部本体下面に当接した状態において固定出来る様になっている耳掛け可動部;とからなることを特徴とするメガネの耳掛け部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004971U JP3125024U (ja) | 2006-06-23 | 2006-06-23 | メガネの耳掛け部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004971U JP3125024U (ja) | 2006-06-23 | 2006-06-23 | メガネの耳掛け部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3125024U true JP3125024U (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=43474923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006004971U Expired - Fee Related JP3125024U (ja) | 2006-06-23 | 2006-06-23 | メガネの耳掛け部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125024U (ja) |
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2006
- 2006-06-23 JP JP2006004971U patent/JP3125024U/ja not_active Expired - Fee Related
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