JP3125015B2 - 直交型ロボットの駆動制御装置 - Google Patents

直交型ロボットの駆動制御装置

Info

Publication number
JP3125015B2
JP3125015B2 JP02328702A JP32870290A JP3125015B2 JP 3125015 B2 JP3125015 B2 JP 3125015B2 JP 02328702 A JP02328702 A JP 02328702A JP 32870290 A JP32870290 A JP 32870290A JP 3125015 B2 JP3125015 B2 JP 3125015B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
axes
speed
load
deviation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02328702A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04197095A (ja
Inventor
芳文 船橋
和也 門田
栄樹 石塚
健一 佐藤
誠 河井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP02328702A priority Critical patent/JP3125015B2/ja
Publication of JPH04197095A publication Critical patent/JPH04197095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3125015B2 publication Critical patent/JP3125015B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、Y軸方向への負荷の移動を2つの平行な軸
にそれぞれ設けられたモータを同期して駆動することに
より行なわせる形式の直交型ロボットの駆動制御装置に
関するものである。
従来の技術 近年、直交ロボット等の高速,高精度化にともない、
特に長尺のロボット等ではロボットの両端を駆動する両
軸駆動が用いられるようになってきている。
以下、その構成,動作について図面を参照しながら説
明する。
第3図は従来の両軸駆動制御装置の構成を示すもので
ある。ここで両軸とはY1軸、Y2軸の2つの平行な軸であ
る。第3図において、1は指令パルス発生部であり、2,
3はそれぞれY1軸,Y2軸の偏差カウンタΔ1,Δ2であり、
それぞれの位置フィードバックP1,P2により負帰還を行
い位置ループを構成する。4,5は速度アンプA1,A2であ
り、速度フィードバックS1,S2により負帰還を行い速度
ループを構成する。6は位置偏差補償装置であり、前記
偏差カウンタΔ1,Δ2の偏差A,Bから補償値K1,K2を算出
している。速度指令R1,R2はそれぞれの偏差A,Bと補償値
K1,K2を加えた値であり、前記速度アンプA1,A2に入力さ
れる。
以上のように構成された両軸駆動制御装置について、
以下その動作について説明する。まず、指令パルスが入
力されると、7,8のモータM1,M2が動作し、2,3の偏差カ
ウンタΔ1,Δ2には偏差A,Bがたまる。ここで、前記偏
差A,Bの値が等しければ、両軸の偏差は零となるが、両
軸の速度ループゲイン,位置ループゲインの違い,外乱
等により偏差A,Bが異なった値となると、6の位置偏差
補償装置で偏差A,Bの差を積分し、符号の異なる補償値K
1,K2を算出し、偏差A,Bに加算し、速度指令R1,R2を得、
モータM1,M2を駆動すると両軸の位置偏差が積分補償さ
れ、定常偏差が零になり、両軸位置偏差がなくなるもの
である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、両軸の位置偏差
を積分補償していたため、外乱や速度ループゲインの違
い等による過渡的な変化に対して十分な補償ができなか
った。また、両軸の速度ループゲインを一様に調整して
も、X軸の負荷が移動することにより両軸の負荷のバラ
ンスが変化し、両軸の速度ループゲインが変化し、加速
度の変化点等で過渡的な両軸位置偏差が発生していた。
本発明は上記課題を解決するもので、X軸の負荷の移
動に対する補償機能を有した両軸駆動制御装置を提供す
ることを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、Y軸方向への負
荷の移動を2つの平行な軸にそれぞれ設けられたモータ
を同期して駆動することにより行なわせる形式の直交型
ロボットであって、前記2つの平行な軸である両軸のモ
ータを駆動し、位置決めを行なうために速度、位置の負
帰還を行なう検出器及びアンプと、前記両軸の各軸の位
置偏差により両軸位置偏差補償を行なう補償器と、前記
両軸の駆動により駆動されるX軸の負荷の位置検出値に
応じてゲインが変化する可変ゲイン速度アンプを備えた
ものである。
作用 本発明は上記の構成により、両軸それぞれの速度アン
プのゲインをX軸の負荷の位置検出値の値により変える
ことにより、前記負荷の位置が変っても両軸の速度ルー
プゲインを一定にし、両軸の位置偏差を小さくするもの
である。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は本発明の一実施例における両軸駆動制御装置
の構成図を示すものである。ここで両軸とはY1軸、Y2軸
の2つの平行な軸である。第1図において、1は指令パ
ルス発生部、2,3は偏差カウンタΔ1,Δ2、6は位置偏
差補償装置、7,8はモータM1,M2で、これらは従来例の構
成と同じである。さらに偏差カウンタΔ1,Δ2の偏差A,
Bと位置偏差補償装置の補償値K1,K2を加算値である速度
指令R1,R2が4,5可変ゲイン速度アンプAD1,AD2に入力さ
れ、速度ループを構成し、14位置検出器の位置検出値は
前記可変ゲイン速度アンプに入力されている。
以上のように構成された両軸駆動制御装置について動
作を説明する。まず、第2図に示すように7,8モータM1,
M2の負荷イナーシャはX軸上の負荷の位置が変化すると
それぞれ増加または減少する。この時、第1図の4,5可
変ゲイン速度アンプのゲインが一定であれば、それぞれ
の速度ループゲインが減少または増加するが、X軸上の
13負荷の位置を14位置検出器の位置検出値に応じて前記
可変ゲイン速度アンプのゲインを変化させれば、それぞ
れの軸の速度ループゲインを一定にすることができ、両
軸の速度ループゲインの違いによる過渡的な両軸位置偏
差をなくすことができる。
また、両軸の位置ループゲインは前記負荷の位置によ
って変化しないので、初期の設定で一定にすることがで
き、両軸の位置ループゲイン,速度ループゲインをとも
に一定にすることができる。
以上のように本実施例によればX軸の負荷の位置検出
値によりゲインが変化する可変ゲイン速度アンプを両軸
に備え、速度ループゲインを一定にすることにより、両
軸偏差の小さい両軸駆動制御を実現することができる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば負
荷の位置に応じて両軸の速度アンプのゲインを上げ下げ
することにより、速度ループゲインを一定にすることが
でき、両軸偏差の小さい両軸駆動制御装置を提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の両軸駆動制御装置の構成
図、第2図は両軸駆動軸の負荷の位置対負荷イナーシャ
特性図、第3図は従来の両軸駆動制御装置の構成図であ
る。 1……指令パルス発生部、2……偏差カウンタΔ1、3
……偏差カウンタΔ2、4……可変ゲイン速度アンプAD
1、5……可変ゲイン速度アンプAD2、6……位置偏差補
償装置、7……モータM1、8……モータM2、9……Y1
軸、10……Y2軸、11……モータX、12……ボールネジ
X、13……負荷、14……位置検出器、15……速度アンプ
A1、16……速度アンプA2。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 健一 大阪府門真市大字門真1006番番 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 河井 誠 大阪府門真市大字門真1006番番 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−274486(JP,A) 特開 昭64−16284(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Y軸方向への負荷の移動を2つの平行な軸
    にそれぞれ設けられたモータを同期して駆動することに
    より行なわせる形式の直交型ロボットであって、前記2
    つの平行な軸である両軸のモータを駆動し、位置決めを
    行なうために速度、位置の負帰還を行なう検出器及びア
    ンプと、前記両軸の各軸の位置偏差により両軸位置偏差
    補償を行なう補償器と、前記両軸の駆動により駆動され
    るX軸の負荷の位置検出値に応じてゲインが変化する可
    変ゲイン速度アンプを備えた直交型ロボットの駆動制御
    装置。
  2. 【請求項2】2つの平行な第1の軸(Y1軸)と第2の軸
    (Y2軸)にそれぞれ設けられた第1のモータ及び第2の
    モータを同期して駆動するとともに、前記第1の軸と第
    2の軸の駆動によりY軸方向により移動するX軸とを備
    えた直交型ロボットであって、前記第1の軸と第2の軸
    のモータを駆動し、位置決めを行なうために速度、位置
    の負帰還を行なう検出器及びアンプと、前記第1の軸と
    第2の軸における各軸の位置偏差により両軸位置偏差補
    償を行なう補償器と、前記X軸上の負荷のX軸方向にお
    ける位置検出値に応じてゲインが変化する可変ゲイン速
    度アンプを備えた直交型ロボットの駆動制御装置。
JP02328702A 1990-11-27 1990-11-27 直交型ロボットの駆動制御装置 Expired - Fee Related JP3125015B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02328702A JP3125015B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 直交型ロボットの駆動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02328702A JP3125015B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 直交型ロボットの駆動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04197095A JPH04197095A (ja) 1992-07-16
JP3125015B2 true JP3125015B2 (ja) 2001-01-15

Family

ID=18213225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02328702A Expired - Fee Related JP3125015B2 (ja) 1990-11-27 1990-11-27 直交型ロボットの駆動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3125015B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199777A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Juki Corp マウンタのタンデム駆動装置
JP2014215813A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 株式会社安川電機 2軸同期駆動装置及び2軸同期駆動方法
WO2017195578A1 (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータ制御システム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6391489B2 (ja) * 2015-02-10 2018-09-19 山洋電気株式会社 モータ制御装置
JP7049754B2 (ja) * 2015-02-13 2022-04-07 山洋電気株式会社 モータ制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199777A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Juki Corp マウンタのタンデム駆動装置
JP2014215813A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 株式会社安川電機 2軸同期駆動装置及び2軸同期駆動方法
WO2017195578A1 (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータ制御システム
US11003154B2 (en) 2016-05-10 2021-05-11 Panasonic Intellectual Property Managenent Co., Ltd. Motor control system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04197095A (ja) 1992-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0717331B1 (en) Tandem control method using digital servo
JP3217522B2 (ja) 精密位置決め装置
JPH0683403A (ja) 適応pi制御方式
JP3125015B2 (ja) 直交型ロボットの駆動制御装置
JPH09282008A (ja) サーボ制御装置
JP2000218577A (ja) ロボット制御装置
JP3194246B2 (ja) X−yステージの制御装置
JPS61201304A (ja) ロボツトの位置制御法
JP3446595B2 (ja) サーボ装置
CN112828609B (zh) 龙门机构线上惯量匹配同步控制方法
JP2001263444A (ja) フリクションフリー・ドライブシステム
JPH08278821A (ja) サーボ制御系の制振方法
JPS6140616A (ja) 位置制御方式
JP2003047269A (ja) サーボ制御装置
JPS616711A (ja) ロボツトの位置サ−ボ制御装置
JPH104692A (ja) 電動機の位置制御装置
JPS63201705A (ja) マニピユレ−タの防振制御装置
JP2728697B2 (ja) 電動機のトルク制御方式
JPS62259968A (ja) 張力制御装置
JPS6257008A (ja) 位置決め制御方式
JPH07323945A (ja) 張力制御方法
JPH0550005B2 (ja)
GB2314427A (en) Controlling servomechanism
JPS622647Y2 (ja)
JPS61208513A (ja) 移動体制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees