JP3124989U

JP3124989U - ビス破断具

Info

Publication number: JP3124989U
Application number: JP2006005104U
Authority: JP
Inventors: 正行中野; 三佐雄菊地; 仁志桑原
Original assignee: 仁志桑原
Priority date: 2006-05-30
Filing date: 2006-05-30
Publication date: 2006-09-07
Anticipated expiration: 2016-05-30

Abstract

【課題】ねじ頭の無い固定されたビスで固定された製品を取り外す時、破損を解消するビス破断具の提供。
【解決手段】ねじ頭の無い固定されたビスを破断するための、外縁の一部が、略、くの字に切り欠かれて形成されたガイド部と、破断する為の刃部と、破断後器具を取りぬく為の穴を備えたビス破断具により、純正製品が破損される事が無く、且つ構造が変化して製品の性能低下にならない為、安全に流通する事が可能になる。
【選択図】図２

Description

本考案は、製品に固定されたねじ頭の無いビスを破断する器具に関する。

従来のねじ山の取れたビスを破断する方法は、既製品（ドリル等）を使用し、固定された製品を破損してペンチ等の作業スペースを確保後、ペンチ等を使用し取り外しを行っていた。

しかし、これでは、純正製品が破損され、且つ構造が変化して製品の性能低下につながり、製品の設置不認可にも発展します。

そこで、ねじ頭の無い固定されたビスを破断するための、外縁の一部が、略、くの字に切り欠かれて形成されたガイド部と、破断する為の刃部と、破断後器具を取りぬく為の穴を考案した（図１）。このビス破断具により、純正製品が破損される事が無く、
且つ構造が変化して製品の性能低下にならない為、安全に流通する事が可能になります。

よって、本考案のビス破断具により、ねじ頭の無いビスにより下地に固定された製品を取り外す時、ビスを破断するための外縁の一部が、略、くの字に切り欠かれて形成されたガイド部により、破断しようとする目的のビスに力点が移り、破断用の刃部でビスを破断して、純正製品が破損されることはなくなる。また、破断後器具を取りぬく為の穴を利用して、本考案の器具を取抜く事ができる。

本考案に係るビス破断具１０は、金属からなる板状で長尺の形状であり、一方に刃部、他方に穴を備え、図２に示すように、製品Ｓと製品固定用下地Ｔを固定しているねじ頭の無いビスＢを、破断具の、略、くの字に切り欠かれて形成されたガイド部１の奥にガイドされ、力点を保持する。そして、破断用の刃部２で、ビスの破断を行う。破断後、製品Ｓと製品固定用下地Ｔ及び破断されたビスにはさまれたビス破断具１０を取り抜く為、棒状工具挿入用の穴３に棒を挿入して、器具を取り抜く。

本考案に係るビス破断具１０を、製品Ｓと製品固定用下地Ｔを固定しているねじ頭の無いビスＢを略、くの字に切り欠かれていて形成された、ガイド部１にてガイドされ、力点を保持し、ビス破断用の刃部２で、ビスの破断を行う状態の上面図である。本考案に係るビス破断具１０を、製品Ｓと製品固定用下地Ｔを固定しているねじ頭の無いビスＢを略、くの字に切り欠かれていて形成された、ガイド部１にてガイドされ、力点を保持し、ビス破断用の刃部２で、ビスの破断を行う状態の側面図である。

符号の説明

１略、くの字に切り欠かれていて形成された、ガイド部
２ビス破断用の刃部
３棒状工具挿入用の穴
１０ビス破断具
Ｂねじ頭の無いビス
Ｓビスが食いついている製品
Ｔ製品固定用下地

Claims

ビスを破断する為のビス破断具であって、金属からなる板状の本体部と、
前記本体部の外縁の一部が、略、くの字に切り欠かれていて形成された、ビス破断用の刃部を備えることを特徴とする、ビス破断具。
前記本体部に、棒状工具挿入用の穴が設けられていることを特徴とする、ビス破断具。