JP3124901U - 鈴おもちゃ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造にして、コンパクトで安価に実施できるとともに、電池で回転するモータ等の特別な動力を使用することなくきれいな音色を楽しむことができる鈴おもちゃを提供する。
【解決手段】容器の上部に音放散用窓が形成され、当該容器の内部空間に発音体を組み込んでなり、発音体は容器内に対峙して立設された支持ポストに両端部を合成樹脂製紐若しくは弾性紐からなる吊持用紐で1つ又は複数の金属片を支持し、容器の揺動により前記金属片を打ち合わせて発音可能に構成した。
【選択図】図1

Description

本考案は鈴おもちゃに関するものである。
一般に鈴おもちゃとしては、風鈴がよく知られている。
この種の風鈴はガラスや陶器等の比較的高音のきれいな音色を発する器を風で揺れる錘で打って音を出すようになっている。
風鈴はその名の通り、風を動力としてきれいな音色を発する器を叩くもので、風がない場所では用をなさないものとなる。
そこで、こうした風がないような場所でも風鈴を人工的に揺らしてきれいな音を出すようにしたものが提案されている。
この先の提案にかかるものは、電池で駆動されるモータによりゆっくり回転する円板に有する爪が揺らし機の基部を弾く振動によって風鈴がゆらされる構造のものである。
一方、浴室は略密閉された空間となり、その中での声や音は反響し、残響等もあることから、楽しく、綺麗に聞こえることから、浴室内で風鈴のようなきれいな音色を鳴らすと一層趣のある音となる。
ところが、浴室内では風がないことから、先の提案にかかる人工的に風鈴を揺らす装置を設けることも考えられるが、風鈴を揺らす装置が電池やモータ、円板等からなることから装置が大型化してしまい高価になってしまうという問題があった。
しかも、浴室内は湿度が高いことから、防錆や防湿構造が難しい先の提案にかかる人工的に風鈴を揺らす装置を浴室内で使用するのは不向きであるという問題もあった。
特願平9−281971号公報
そこで、上記問題点に鑑みて提案されたもので、鈴おもちゃを、簡単な構造にして、コンパクトで安価に実施できるとともに、電池で回転するモータ等の特別な動力を使用することなくきれいな音色を楽しむことができる鈴おもちゃを提供できるようにすることを目的とするものである。
上記目的を達成するために本考案にかかる鈴おもちゃは、容器の上部に音放散用窓が形成され、当該容器の内部空間に発音体を組み込んでなり、発音体は容器内に対峙して立設された支持ポストに両端部を合成樹脂製紐若しくは弾性紐からなる吊持用紐で1つ又は複数の金属片を支持し、容器の揺動により前記金属片を打ち合わせて発音可能に構成したことを最も主要な特徴とするものである。
また、本考案にかかる鈴おもちゃは、発音体の金属片が矩形若しくは多角形の板状に形成され、複数の金属片の側縁部分を近接させて設けたこと、鈴おもちゃが平面上に置かれたとき、鈴おもちゃの底部と当該平面とが点接触若しくは線接触するように鈴おもちゃの底部を形成したことや、容器が下部部材と上部部材との上下2部材で形成され、周縁部を接合固定して構成したことも特徴とするものである。
本考案にかかる鈴おもちゃは、容器の上部に音放散用窓が形成され、当該容器の内部空間に、対峙して立設された支持ポストに両端部を合成樹脂製紐若しくは弾性紐からなる吊持用紐で金属片を支持し、容器の揺動により前記金属片を打ち合わせて発音可能に構成した発音体を設けるようにしてあるので、おもちゃを簡単な構造で安価に実施できながら、壊れることも少なく、耐久性にすぐれたものにすることができる。
しかも、本考案にかかる鈴おもちゃの発音体を駆動するのは池に浮かべ、風で水面が揺れたり、雨滴等が当たりして鈴おもちゃが揺れたりする時や、浴槽の水面に浮かべ、入浴時に水面が波立って鈴おもちゃが揺れたり、さらには机等に置かれたものを指ではじいて鈴おもちゃが揺れたりすると、音が出る。
従って、従来の先の提案にかかるもののように電池で回転するモータ等の特別な動力を使用することなく、コンパクトにまとめられ、浴室内できれいな音色を楽しむことができる利点がある。
また、発音体の金属片が矩形若しくは多角形の板状に形成され、複数の金属片の側縁部分を近接させて設けたものでは、複数の金属片から発生する音が協和音となり、先の提案のような単一の音より趣の深いものとなる利点もある。
容器が下部部材と上部部材との上下2部材で形成され、周縁部を接合固定して構成したものでは、下部部材と上部部材とを材質を異ならせることができ、例えば上部部材を衝撃に強い材質にすると、ドラムのようにスチックなどで叩いて音を出すこともでき楽器としても使用することができる利点もある。
以下、本考案にかかる鈴おもちゃの好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は鈴おもちゃの分解の斜視図であって、図中符号1は鈴おもちゃを全体的に示す。
この鈴おもちゃ1は、ポリプロピレン樹脂でインジェクション成形により形成された底板(下部部材)2とこの上方を覆う蓋部材(上部部材)3の上下二部材からなる容器4と、この容器4の内方に組み込まれた発音体5とを備えてなる。
上記容器4は、全体の形状が雫状の形状にしてあり、底板2の底部分の形状は半球状若しくは断面が円弧状に形成され、鈴おもちゃ1が机等に平面上に置かれたときに、その底部が平面のその設置面に対して点接触若しくは線接触するようになっている。
また、底板2の上部を覆うように取り付けられる蓋部材3は底板2と同様のポリプロピレン樹脂で、インジェクション成形により上方で収束する膨らんだ円錐状に形成されている。
また、蓋部材3の上端部近傍部分には水滴形をした複数の透孔からなる音放散用窓6が形成されている。
上記蓋部材3を底板2に嵌着してその周囲の接合面を高周波により溶着して一体化したときに底板2の自重と後述する発音体5等の重さにより常時、垂直に立ち上がる「起き上がり小法師」のようになっている。
そして、容器4の内方に組み込まれる発音体5は、図1乃至図3に示すように、底板2の上面に複数(図上四個)の支持ポスト7・7・・・を前後に所定間隔を空けて対峙する状態で立設し、アルミ二ウム合金製の矩形に形成された複数(図上二つ)の金属片8・8のそれぞれ両端部から延出された伸縮可能なウレタン糸(合成樹脂製紐若しくは弾性紐からなる吊持用紐)9を前後の支持ポスト7・7・・・に夫々支持させて、隣接する金属片8・8の端円同士が当接乃至は近接する状態で設けて構成してある。
また、図上二つの金属片8・8はその高さを異ならせるために支持ポスト7・7・・・の高さを上下に異ならせてある。
尚、上記伸縮可能なウレタン糸9は、図1に示すように各金属片8・8の両端寄り部分に穿設した小孔10を通じ、支持ポスト7・7・・・を捲回して1筆書き状にして二つの金属片8・8を吊持するようにしてある。
本考案にかかる鈴おもちゃ1の製作は、先ず、二つの金属片8・8の両端部から延出されたウレタン糸9を前後の支持ポスト7・7・・・に渡って捲回し、二つの金属片8・8を、高さが異なる状態で、且つ側縁部分が近接する状態で支持ポスト7・7・・・に吊持して発音体5を形成する。
次に、発音体5を覆うように蓋部材3を底板2に嵌着してその接合面を高周波で溶着して一体化すると鈴おもちゃ1が完成する。
しかる後、図2に示すようにこの鈴おもちゃ1を入浴時に浴槽のお湯19に浮かべ、入浴する。
このとき、底板2の自重と後述する発音体5等の重さにより「起き上がり小法師」のように常時、垂直に立ち上がった状態になる。
この状態で入浴により浴槽内の水面12が昇降・波打ちすると、水面12に浮かぶ鈴おもちゃ1が揺す振られる。
斯くして鈴おもちゃ1が揺れると、ウレタン糸9で吊持された二つの金属片8・8が衝突・接触してその金属音が発生する。この金属音は蓋部材3に穿設された音放散用窓9から放出され、浴室内で反響して耳に届く。
ここで、上記二つの金属片8・8の大きさや厚さ等を変更すしたり、材質を異ならせたりすることによりその固有振動数(音色)を異ならせると、発音時に協和音(合成音)となって、音放散用窓6から放出されるので趣の深いものとなる。
尚、上記実施の形態では、金属片8・8を二つ設けるようにしてあるが、1つにしてその近傍に金属片8が衝突・接触する部材を形成したり、三つ以上の金属片8を設けたりすることができるのは勿論のことである。
また、金属片8を吊持するウレタン糸9を他の合成樹脂フィラメントやゴム糸や天然繊維を用いることができるが、この場合、耐水性や防蝕性を有するものその加工を施すことが望ましい。
更に、上記実施の形態では、浴室での使用を例示してあるが、池に浮かべて風等による水面の波立ちにより、あるいは雨だれにより、鈴おもちゃ1が揺られて発音体5を作動させるようにしても良いし、
底板2の自重と後述する発音体5等の重さにより「起き上がり小法師」のように常時、垂直に立ち上がった状態になる性質を利用すれば、つきえの上に飾り、これを指で突いたりはじいたりして鈴おもちゃ1を揺るようにすることもできる。
加えて、上記実施の形態では、鈴おもちゃ1の全体の形状を、雫状の形状にしてあるが、こうしたものに限られず、愛玩用動物は勿論のこと、貝や木等の形状、さらには船等の形状にすることができるし、容器4を成形する樹脂はポリエチレン樹脂に限られないことはいうまでもないことである。
加えて、音放散用窓6を形成する複数の水滴状の透孔は、こうした水滴形状に限られず星型や円形、楕円形や正方形、ハート形等の種々の形状の透孔にすることができる。
また、上記実施の形態では上部部材と下部部材とをポリプロピレン樹脂でインジェクション成形により形成するようにしてあるが、こうした同一の材質に限られず、例えば上部部材を対衝撃性の高いABS樹脂にすると、スチックで叩いて出す発音体5の音色と叩打音とを楽しめるドラム楽器としても使用することができる。
は、本考案にかかる鈴おもちゃの分解斜視図である。 は、本考案にかかる鈴おもちゃの使用状態を示す側面図である。 は、本考案にかかる鈴おもちゃの蓋部材を取り除いた状態の平面図である。
符号の説明
1・・・鈴おもちゃ
2・・・下部部材(底板)
3・・・蓋部材(上部部材)
4・・・容器
5・・・発音体
6・・・音放散用窓
7・・・支持ポスト
8・・・金属片
9・・・ウレタン糸(合成樹脂製紐若しくは弾性紐からなる吊持用紐)

Claims (4)

  1. 容器の上部に音放散用窓が形成され、当該容器の内部空間に発音体を組み込んでなり、発音体は容器内に対峙して立設された支持ポストに両端部を合成樹脂製紐若しくは弾性紐からなる吊持用紐で1つ又は複数の金属片を支持し、容器の揺動により前記金属片を打ち合わせて発音可能に構成したことを特徴とする鈴おもちゃ
  2. 発音体の金属片が矩形若しくは多角形の板状に形成され、複数の金属片の側縁部分を近接させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の鈴おもちゃ。
  3. 鈴おもちゃが平面上に置かれたとき、鈴おもちゃの底部と当該平面とが点接触若しくは線接触するように鈴おもちゃの底部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の鈴おもちゃ。
  4. 容器が下部部材と上部部材との上下2部材で形成され、周縁部を接合固定してなる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の鈴おもちゃ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017126016A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社小泉製作所 鈴装置
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