JP3124895U - 管路点検カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 地中等に埋設された各種サイズのパイプの管路内を視認性良く点検することができる管路点検カメラを提供する。
【解決手段】 伸縮自在の操作棒2と、この操作棒2の下端2bに延設されたガイド部材17,18、このガイド部材17,18に摺接するスライド部材19およびこのスライド部材19を所要位置で前記ガイド部材17,18に固定するストッパー8を備えた保持具3と、前記スライド部材19側に保持されたCCDカメラ4と、このCCDカメラ4の上部側に配置されたライト5,6と、前記CCDカメラ4を遠隔操作する操作部30と、前記CCDカメラ4の撮像画像を画面10bに表示するモニタ10と、を備えてなる。
【選択図】 図4

Description

本考案は、上下水道、各種パイプ、トンネル等の内部を撮像して外部から容易に点検可能とし得る管路点検カメラに関する。
地中に埋設された上下水道管等の内部を点検する場合、従来、操作棒にミラーやライトを装着した管路点検具を用いていた。
この管路点検具は、操作棒の下端にミラーを傾斜させて取り付け、その周囲にライトを配置したものである。
この管路点検具を使用する際は、作業員が操作棒を把持し、ライトを点灯させた状態でマンホールの縦管内に挿入する。そして、下部側が水道管の底部寄りに位置したときにライトおよびミラーを横管側に向ける。
すると、ライトが管路内を照らし出すので、マンホール側からミラーを覗き込むことにより、管路内を点検するものである。
しかしながら、上記管路点検具は、操作棒の下端にミラーを取り付けているだけなので、管路内をライトで照らしながらミラーで覗き見する程度であった。
このため、管径が大きく全体が長いものであると、奥の方を視認することができず、点検範囲には限界が生じていた。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、地中等に埋設された各種サイズのパイプの管路内を視認性良く点検することができる管路点検カメラを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本考案の管路点検カメラは、伸縮自在の操作棒と、この操作棒の下端に延設されたガイド部材、このガイド部材に摺接するスライド部材およびこのスライド部材を所要位置で前記ガイド部材に固定するストッパーを備えた保持具と、前記スライド部材側に保持されたCCDカメラと、このCCDカメラの上部側に配置されたライトと、前記CCDカメラを遠隔操作する操作部と、前記CCDカメラの撮像画像を画面に表示するモニタと、を備えてなることを特徴としている。
請求項2に記載の考案は、前記スライド部材が、略U字状に形成され、このスライド部材の左右両側板の間に前記CCDカメラおよびライトが保持されていることを特徴としている。
また請求項3に記載の考案は、前記スライド部材が、CCDカメラより下方に臨出するように略U字状に形成され、しかも、CCDカメラの上下方向中心位置でCCDカメラに保持されるとともに、スライド部材は、CCDカメラに対して上下方向に保持位置を変更可能とされてなることを特徴としている。
本考案による管路点検カメラは、地中に埋設されたパイプの管路内を点検する場合、マンホールの近傍にモニタを配置し、パイプのほぼ中心にCCDカメラが位置するように、スライド部材を調整した後、保持具側を縦管またはマンホール内に挿入し、パイプの管路内をライトの光により照らし出させた状態でCCDカメラを遠隔操作し管路内を撮像すると、その撮像画像がモニタの画面に表示される。
よって、作業者は、マンホールの近傍で地中に埋設された各種サイズのパイプ内を詳しく点検することができる効果がある。
請求項2に記載の考案は、スライド部材の左右両側板の間にCCDカメラが保持され、その上部にライトが配置されているので、管路内が奥の方まで照らし出され、CCDカメラの撮像に支障が生じることなく正確な画像の撮像を行うことができる。
また請求項3に記載の考案は、前記スライド部材が、CCDカメラより下方に臨出するように略U字状に形成され、しかも、CCDカメラの上下方向中心位置でCCDカメラに保持されるとともに、スライド部材は、CCDカメラに対して上下方向に保持位置を変更可能とされてなることにより、CCDカメラの上下方向位置を管路の底面から適正な高さ位置に設定することが可能であり、CCDカメラより下方部分が管路内の流体の流れを阻害することがない。
以下、本考案の管路点検カメラの実施形態について、図面を参照しながら詳述する。
図1は、本考案の一実施形態に係る管路点検カメラを示す正面図、図2は、CCDカメラおよびライトを示す斜視図、図3は、同CCDカメラおよびライトを示す側面図であり、図5は図3の中央縦断面図である。
本実施形態の管路点検カメラ1は、操作棒2に保持具3を介してCCDカメラ4やライト5,6を装着し、このCCDカメラ4を遠隔操作等する操作部30、及び画面10bに撮像画像を表示させるモニタ10を備えている。
操作棒2は、管径の異なる長さ約1mのグラスファイバー製パイプを4本用いて形成される。
各パイプは、管端にゴムカバーを有したジョイント2cを設けており、大径のパイプに小径のパイプを挿入すると、大径パイプ内に他のパイプが収納される。
一方、この大径パイプから小径のパイプを順次引き出し、ジョイント2cの摩擦によって引き出し位置で固定させることができる。
また、この操作棒2は、上端2a側の側周面にケーブル9を挿入する挿入穴2dを設けてある。
このケーブル9は、図1および図4に示すように、一端9aがCCDカメラ4に接続され、他端9bの端子部9cがモニタ10側に接続される。
さらに、操作棒2の下端2bにおける端面には、接着により支持部材13が取り付けられている。
この支持部材13は、上下部が大小異径の略円盤状で、小径部13aの内径を操作棒2の下端2bに接着し、大径部13bの側周面に2箇所のネジ孔を形成してある。
大径部13bの各ネジ孔にガイド部材17,18の上端を沿わせ、このガイド部材17,18の上端に設けたネジ挿通孔からネジ16を螺入してネジ孔に螺入し、支持部材13にガイド部材17,18が支持される。
保持具3は、ガイド部材17,18と、スライド部材19およびストッパー8などを備えて構成されている。
ガイド部材17,18は、上下に細長の金属板からなり、長さ方向下端部にボルト穴17a,18aが形成されている。
スライド部材19は、略U字状の金属板からなり、前記ガイド部材17,18のボルト穴17a,18aに対向する位置に上下方向に長いガイド溝20が設けられている。ガイド溝20から一側方向に凹所を等間隔に連接した係合部20a〜20dが設けられている。ガイド部材17とガイド部材18の各係合部20a〜20dは、向かい合う位置に形成されている。
CCDカメラ本体4cは、円筒状のケース4bに収納されている。さらに、ケース4bの軸方向中央部には、短円筒状のバンド21が設けられている。バンド21は、締付けネジ23によってケース4bの外周に取付けられている。
ストッパー8は、ボルト8aと蝶ナット8bからなり、ワッシャ8cを備えている。ボルト8aは、CCDカメラ4のケース4bの側面のボルト穴26に固定されている。このストッパー8は、ボルト8aを、バンド21およびガイド部材17,18を貫通してスライド部材19のガイド溝20に挿通され、係合部20a〜20dの何れかに係合し、突出したネジ部にワッシャ8cを入れて蝶ナット8bを螺入することにより固定する。
これにより、ガイド部材17,18に沿ってスライド部材19を上下方向に摺動させ、係合部20a〜20dの何れかで止めた位置で、ガイド部材17,18に対するスライド部材19の高さ調整を行うことができ、スライド部材19の高さを調整することによってCCDカメラとスライド部材の下面19cすなわち管路底面からの適正高さを設定することができ、しかもスライド部材19は板材を略U字形に形成しているので管路内の流体の流れを阻害することがない。
CCDカメラ4は、撮像素子にカラーCCDを用いており、繊細なカラーでの撮像が可能である。
また、光学ズームとデジタルズームの両機能を備えていて、オートフォーカス時に適正な自動合焦を行えるようになっている。さらに、焦点距離は、1cmから10mまで、小刻みに任意設定することもできる。
このCCDカメラ4は、ガイド部材17,18に取り付けたバンド21により、レンズ4a側が操作棒2の長さ方向に直交するように固定されている。
ライト5,6は、高出力のクセノンランプを使用しており、10000キャンドルの光量を放光できる。また、電源には、リチウム電池を内蔵してあり、連続で約50分間の点灯が可能である。なお、このライト5,6は、水深約10mに耐える防水処理を施している。
このライト5,6は、2台を1組とし、バンド21に取り付けたバンド22により、CCDカメラ4と同一方向に向くよう固定されている。
これにより、ライト5,6は、CCDカメラ4の上部側で安定性よく保持され、点灯時に被写体を鮮明に浮かび上がらせることができる。
図4に示すように、モニタ10の表示画面10bを備えるとともに、操作部30を備え、操作部30は、ズーム用キー、フォーカス用キーを有している。
表示画面10bは、高画質の液晶で、5〜6インチサイズを採用しており、CCDカメラ4による撮像画像を鮮明に表示可能である。
次に、上記管路点検カメラによる点検作業について、図面を参照しつつ説明する。
本例では、地中に埋設された下水道管12の管路12a内を点検する場合について説明する。
まず、作業員は、図4に示すように、マンホール11の近傍にモニタ10を配置し、ケーブル9を接続しておく。そして、操作棒2を伸ばし、下水道管12のほぼ中心にCCDカメラ4およびライト5,6が位置するように、予めスライド部材19の停止位置を調整する。
ここでは、下水道管12の直径に合わせてスライド部材19を摺動させ、下水道管12の底部12bにスライド部材19の下面19cが接した状態で両者4,5,6がほぼ中心に位置すると、ストッパー8により移動を規制しておく。
つぎに、ライト5,6を点灯させ、操作棒2を把持して保持具3側からマンホール11内に挿入する。
この保持具3のスライド部材19が底部12bに接すると、下水道管12のほぼ中心にCCDカメラ4とライト5,6が位置するので、この下水道管12の管路12a内が照らし出される。
この際、スライド部材19の左右両側板19a,19bの間にCCDカメラ4が保持され、その上部にライト5,6が配置されているので、管路12a内が奥の方まで照らし出される。よって、CCDカメラ4の撮像に支障が生じることはない。
この状態で操作部30によりCCDカメラ4を遠隔操作し、管路12a内を撮像すると、モニタ10の液晶画面10bに管路12a内が映し出される。
これにより、作業者はマンホール11の近傍でモニタ10の画像を見ながら、地中に埋設された下水道管12の管路12a内を詳しく点検することができる。
このときは、液晶画面10bの表示状態に応じてズーム用キーやフォーカス用キーを操作し、最適な合焦状態に調整する。そして、必要に応じて録画用キーを操作し、管路内の撮像画像を光ディスクに記録させる。
この後、点検作業が終了し不具合箇所等を再確認したい場合は、再生用キーを操作してモニタ10の画面10bに記録画像を表示させる。
これにより、管路12a内を詳細に確認し、不具合箇所があれば最良の対応策を検討することができる。
なお、上記実施の形態では、下水道管12の管路12a内を点検する場合について説明したが、各種サイズの配管やパイプ、空調ダクト、トンネル、その他危険箇所等の内部を点検するのに好適である。
また、本考案は上記の各実施形態に限定されず、本考案の趣旨を逸脱しない
範囲で、種々の変更が可能である。
本考案の一実施形態に係る管路点検カメラを示す正面図である。 CCDカメラおよびライトを示す斜視図である。 同CCDカメラおよびライトを示す側面図である。 管路点検カメラによる点検作業の説明図である。 図3の中央縦断面図である。
符号の説明
1 管路点検カメラ
2 操作棒
2b 下端
3 保持具
4 CCDカメラ
5,6 ライト
8 ストッパー
10 モニタ
10b 画面
30 操作部

Claims (3)

  1. 伸縮自在の操作棒と、
    この操作棒の下端に延設されたガイド部材、このガイド部材に摺接するスライド部材およびこのスライド部材を所要位置で前記ガイド部材に固定するストッパーを備えた保持具と、
    前記スライド部材側に保持されたCCDカメラと、
    このCCDカメラの上部側に配置されたライトと、
    前記CCDカメラを遠隔操作する操作部と、
    前記CCDカメラの撮像画像を画面に表示するモニタと、
    を備えてなる管路点検カメラ。
  2. 前記スライド部材が、略U字状に形成され、このスライド部材の左右両側板の間に前記CCDカメラおよびライトが保持されていることを特徴とする請求項1に記載の管路点検カメラ。
  3. 前記スライド部材は、CCDカメラより下方に臨出するように略U字状に形成され、しかも、CCDカメラの上下方向中心位置でCCDカメラに保持されるとともに、スライド部材は、CCDカメラに対して上下方向に保持位置を変更可能とされてなる請求項2記載の管路点検カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013068504A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ロータディスクの翼溝部の探傷装置
JP2015090043A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 前澤工業株式会社 ゲート調査装置
JP2018205409A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社栗本鐵工所 遮光マスク、および、管内検査装置

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