JP3124690B2 - 磁気特性および耐脆化特性に優れた鉄基非晶質合金およびその製造方法 - Google Patents
磁気特性および耐脆化特性に優れた鉄基非晶質合金およびその製造方法Info
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Description
耐脆化特性にも優れた鉄基非晶質合金およびその製造方
法に関するものである。
公報および同57−137451号公報に開示されているよう
に、Fe−B−Si系等の溶融合金を単ロール法等に従い、
高速で回転する冷却ロールの表面に射出し 105〜106 ℃
/s程度の冷却速度で急冷凝固させると、板厚が数十μ
m 程度で、原子の配列が無秩序ないわゆる非晶質合金薄
帯が得られる。このような非晶質合金薄帯は、磁化され
易く、鉄損等いわゆる磁気特性に優れることから、トラ
ンス用鉄心材料として一部実用化されるに至っている。
非晶質合金薄帯は、ある程度低い鉄損値は得られるもの
の、その改善効果には限度があり、3元系ではそれ以上
低い鉄損は期待できないという問題があった。
成分として種々の元素の添加が試みられている。例え
ば、特公平1-54422号公報には、鉄損が低くかつ絶縁被
膜処理性に優れた鉄基非晶質合金として、Fe−B−Si系
にMn, Ni等を 0.5〜3at%添加したものが提案されてい
る。しかしながら、Mnを 0.5at%以上添加すると、材料
の脆化という新たな問題が生じた。また、磁束密度の低
下が実用上問題となった。
−Si系にCr, Mo, Ta, Mn, Ni, Co,V,NbおよびWのう
ちから選んだ1種または2種以上を0.05〜5at%含有さ
せ、さらに圧延等の処理により表面粗さを調整した非晶
質合金が提案されている。しかしながら、特開昭62−19
2560号公報では、材料の脆化に考慮が払われておらず、
たとえ製板後に圧延等の処理によって表面粗さを調整し
たとしても、脆化の低減に役立つかは疑問であり、また
少なくともかかる表面粗さ調整処理を別途に加えること
は工業的に極めて非能率的なだけでなく、製造コストの
面でも不利も著しい。
題を有利に解決するもので、磁気特性に優れるのはいう
までもなく、耐脆化特性に優れた鉄基非晶質合金を、そ
の有利な製造方法と共に提案することを目的とする。
−Si系鉄基非晶質合金の鉄損の改善には、該合金中にMn
を少量添加することが有効であるが、Mnの添加は磁束密
度の低下を招き、また材料の脆化を助長するという不利
を伴う。そこで発明者らは、この不利を克服すべく、鋭
意検討を重ねたところ、以下の知見を得た。 (1) Mn含有量が 0.2at%以上、 0.5at%未満であれば、
磁束密度をさほど低下させることなしに鉄損が改善でき
る。 (2) 溶湯の急冷凝固処理を還元性雰囲気中とくに少量の
H2を含む CO2雰囲気中で行うと、大気中で行った時より
も薄帯の表面粗さが大幅に改善され、合金の冷却速度が
増大すると共に、薄帯表面の酸化状態も併せて改質され
る結果、割れの起点となるクラックが生じにくくなり、
材料の脆化が効果的に抑制される。 (3) 表面粗さが改善されると、表面の凹凸に起因して生
じる磁極による反磁界が減少するので、磁束密度が向上
する。 (4) 従って、急冷凝固処理を(H2+CO2)雰囲気中で行っ
て薄帯の表面性状を改善してやれば、Mn添加に伴う磁束
密度の低下や脆化の進行といった不利は、完全に解消さ
れる。 この発明は、上記の知見に立脚するものである。
線平均粗さRaで 0.8μm以下(ただし 0.8μm は除く)
であることを特徴とする磁気特性および耐脆化特性に優
れた鉄基非晶質合金(第1発明)である。
合金を製造するに際し、該急冷凝固処理を1〜4%のH2
を含む CO2雰囲気下で行うことを特徴とする磁気特性お
よび耐脆化特性に優れた鉄基非晶質合金の製造方法(第
2発明)である。
果に基づき、この発明を具体的に説明する。図1に、Fe
78-aB13Si9 Mna 組成の鉄基非晶質合金薄帯のMn量と鉄
損W13/50(周波数:50 Hz 、磁束密度:1.3 Tのとき
における鉄損値)との関係について調べた結果を示す。
上記非晶質合金薄帯の製造に際し、合金溶湯の急冷凝固
処理は、大気中および最大4%のH2 を含む CO2雰囲気
中で行った。得られた急冷薄帯の寸法は、厚み:25μm
、幅:20mmであり、この薄帯に 400℃, 1hの磁場中
焼鈍を施した後の鉄損値を測定した。また図2には、同
じ組成の鉄基非晶質合金の、Mn量と磁束密度B10(1000
A/mの磁界における磁束密度)の関係について調べた結
果を示す。なお、図2中で、Mn量に対して磁束密度に幅
があるのは、試料の表面粗さにばらつきがあるためであ
り、表面粗さが小さいほど磁束密度は高い。
量添加することによって、鉄損を低減できることがわか
る。また図2より、Mn添加に伴って磁束密度は低下する
傾向にあるが、表面性状が良好であればその分磁束密度
が改善されるので、Mnの含有量が 0.5at%までであれ
ば、実質的な磁束密度の低下はないことがわかる。
基非晶質合金における、Mn量と鉄損W13/50 および磁束
密度B10との関係について調べた結果をそれぞれ、図
3,図4に示す。なお、この組成の非晶質合金薄帯は、
急冷凝固後、 360℃,1hの磁場中焼鈍を施した後の特
性について調査した。図4中における磁束密度のばらつ
きは、図2の場合と同様、表面粗さの影響によるもので
ある。図3,4より明らかなように、この場合もMnを適
量添加することによって、鉄損を低減でき、かつ磁束密
度の低下を抑制できることがわかる。なおとくに、この
合金組成のようにFeを80%を超えて多量に含有させた場
合には、Mn添加による鉄損低減効果が一層向上する利点
もある。
れ示したFe78-aB13Si9 Mna 組成およびFe81-aB12Si7
Mna 組成の鉄基非晶質合金のMn量が 0.3 at %の場合に
おけ中心線平均粗さRaと磁束密度との関係について調べ
た結果を示す。ここに、Raは、板幅中央部の急冷ロール
接触面を、JIS B 0601(1994)に従い板幅方向に3回測
定した値の平均値である。同図より明らかなように、薄
帯の表面粗さが改善されるに従って磁束密度は向上し、
とくにRaが 0.8μm 以下(ただし 0.8μm は除く)の範
囲でその効果は著しい。
質合金薄帯(板厚:30μm )の急冷凝固処理を、大気中
および(3%H2+CO2)雰囲気中で行った場合の脆化特性に
ついて調べた結果を、Mn添加量と臨界曲げ高さとの関係
で図6に示す。ここに臨界曲げ高さとは、材料の脆化程
度の指標の一つであり、150 mm長さの薄帯をロール接触
面を外側にして曲げていった時に薄帯に割れが生じる直
前の薄帯の内側の表面間の距離であり、とくに、臨界曲
げ高さが0mmのとき、密着曲げが可能という。同図に示
したとおり、急冷凝固処理を大気中で行った場合(破
線)には、Mn量が 0.1at%から臨界曲げ高さに反応があ
らわれ、Mn量の増加に伴ってその値は大きくなる。すな
わち、脆化が進行する。これに対し、急冷凝固処理を3
%のH2を含む CO2雰囲気中で行った場合(実線)には、
得られる非晶質合金薄帯の臨界曲げ高さ曲線は大幅に下
方に移行し、脆化が効果的に改善されていることが判
る。
質合金薄帯の脆化特性について、同様にして調査した結
果を図7に示す。図6の場合と同様に、3%のH2を含む
CO2雰囲気中で急冷凝固処理を行った場合には、得られ
る非晶質合金薄帯の臨界曲げ高さは低減し、脆化が効果
的に改善されていることがわかる。
帯性状の差異は、表面性状に良く現れていて、大気中で
急冷凝固した場合における薄帯のロール面の表面粗さは
Raで0.8〜1.2 μm であったのに対し、3%のH2を含む
CO2雰囲気中で急冷凝固した場合におけるそれは 0.4〜
0.8 μm であった。
界曲げ高さ)との関係を示すが、Raが小さいほど臨界曲
げ高さは低くなり、特にRaが 0.8μm 以下(ただし 0.8
μmは除く)では臨界曲げ高さが0すなわち密着曲げが
可能となった。この理由は、表面が平滑になると、曲げ
た時にクラックの起点となる凹凸が極めて少なくなるこ
とから、それだけ割れにくくなるものと考えられる。ま
た、Raが小さいと、冷却ロールと合金との急冷凝固時に
おける熱伝達が効果的に行われるため、冷却速度が上昇
し、脆化に強い非晶質状態が実現されるものと考えられ
る。さらに、(H2+CO2)雰囲気が脆化の改善に有効な理
由としては、Raの改善による効果に加え、還元性雰囲気
としたことによって薄帯表面の酸化状態が改質されたこ
とによる効果もあると考えられる。
記の範囲に限定した理由について説明する。 Fe:75〜82at% Feは、磁性材料としての性質を決定する上で重要な元素
である。このFe含有量が75at%未満では、磁束密度が低
いので実用的でなく、一方82at%を超えると、鉄損が増
加し、また熱的安定性も劣化するので、Fe含有量は75〜
82at%の範囲に限定した。より好ましい含有量範囲は80
超〜82at%である。
が7at%に満たないと、アモルファス化しにくくなり、
一方15at%を超えると、磁束密度が下がり、キュリー温
度も低下するので、B含有量は7〜15at%の範囲に限定
した。より好ましい含有量範囲は9〜13at%である。
熱的安定性に有用な元素であるが、含有量が7at%に満
たないと、キュリー温度が低く実用的でなく、一方17at
%を超えると鉄損が増大するので、Si含有量は7〜17at
%の範囲に限定した。より好ましい含有量範囲は7〜10
at%である。
0.2at%未満では鉄損の改善効果に乏しく、一方 0.5at
%以上ではMn添加量の増加に伴って磁束密度の低下を招
くと同時に脆化も高まるので、Mn量は 0.2at%以上、
0.5at%未満の範囲に限定した。
急冷凝固処理することによって非晶質合金が得られる
が、その製造工程中とくに急冷凝固処理を大気中で行う
と、図6および図7に示したように、材料の脆化を生じ
る。この材料の脆化は、例えば巻きトランス製作時に薄
帯の破断等のトラブル発生の原因となる。このようなト
ラブル発生の防止には、材料の臨界曲げ高さが小さいほ
ど効果があり、密着曲げ可能なものが最も良い。例え
ば、密着曲げ可能な場合には、上記の巻きトランス製作
時における薄帯の破断等のトラブル発生率はゼロであ
る。ちなみに、臨界曲げ高さが0.10mmの場合の上記トラ
ブル発生率は 0.2%、また臨界曲げ高さが0.25mmの場合
のトラブル発生率は 0.8%であった。そこで、この発明
では、急冷凝固処理をH2を1〜4%の範囲で含む CO2雰
囲気中で行うことにより、表面粗さをRaで 0.8μm 以下
(ただし 0.8μm は除く)にすると共に、薄帯表面の酸
化を軽減することによって、材料の脆化を効果的に防止
し、併せて磁束密度を改善するのである。
成分を CO2ガスとしたのは、安価に得られる不活性ガス
であるのに加え、3元素気体であるため、輻射能が高
く、また比重も大きいので、ガス巻き込みによる表面粗
さの低減に効果的に働くとの理由による。また、この C
O2ガス中に混入すべきH2ガス量を1〜4%の範囲に限定
したのは、H2ガス量が1%に満たないと十分な還元性雰
囲気が得られないことから、表面粗さRaを 0.8μm 以下
(ただし 0.8μm は除く)とすることができないだけで
なく、表面酸化の軽減も不十分となり、一方4%を超え
ると爆発の危険性など取扱い上の問題が生じる他、H2ガ
ス量が多くなるとH2ガスが薄帯表面から侵入して脆くな
るからである。
って磁場中で歪取り焼鈍を施す。その際の処理温度は 3
00〜450 ℃程度とするのが好ましい。というのは、処理
温度が 300℃に満たないと歪を十分に取り去ることがで
きず、一方 450℃を超えると結晶化して磁気特性が劣化
するおそれが大きいからである。
を、3%H2を含む CO2ガス雰囲気中で、高速で回転する
Cuロールの表面に射出し、厚み:25μm 、幅:20mmの非
晶質合金薄帯とした後、 340〜420 ℃、1時間の磁場中
焼鈍を施した。かくして得られた鉄基非晶質合金薄帯
の、鉄損値、磁束密度、ロール接触面の表面粗さおよび
脆化特性について調べた結果を、表1に併記する。
得られた非晶質合金薄帯はいずれも、低い鉄損値が得ら
れ、また磁束密度もトランス用として十分満足いく値が
得られた。しかもいずれも、臨界曲げ試験では密着曲げ
が可能で、耐脆化の面でも優れていた。これに対し、比
較例は、いずれも密着曲げは可能ではあったが、鉄損か
磁束密度の少なくともいずれかが劣っていた。
ら、実施例1と同様にして非晶質合金薄帯を製造した。
得られた鉄基非晶質合金薄帯の各種特性について調査し
た結果を、表2に併記する。
得られた薄帯はいずれも、低い鉄損を呈し、また耐脆化
の面でも良好であった。これに対し、比較例は、密着曲
げは可能ではあったが、鉄損か磁束密度の少なくともい
ずれかが劣っていた。
は、実施例1と同様にして、Fe80.6B12Si7Mn0.4組成の
鉄基非晶質合金薄帯(板厚:30μm )を製造した。得ら
れた各薄帯の各種特性について調べた結果を、表3に併
記する。
囲気の違いによって、薄帯の表面粗さおよび臨界曲げ高
さは変化し、この発明を満足する雰囲気で製造した場合
にはいずれも、中心線平均粗さRaは 0.7μm と小さく、
また耐脆化も密着曲げが可能なほど良好であった。これ
に対し、雰囲気中にH2を含んでいなかったり、雰囲気中
のH2量が1%に満たなかった場合には、中心線平均粗さ
Raが 0.8μm を超え、またRaが大きくなるに従って臨界
曲げ高さも高くなり、脆化が進行した。また、H2量が過
剰な場合には、Raは 0.7μm であったが、密着曲げは不
可能であった。
系非晶質合金につき、磁束密度の低下を招くことなし
に、鉄損を改善することができる。またこの発明では、
急冷凝固処理を少量のH2を含む CO2雰囲気中で行うこと
により、Mn添加に伴う材料の脆化を効果的に軽減して、
巻きトランス製作時における薄帯破断等のトラブル発生
を防止することができる。
Mn量と平均鉄損W13/50 との関係を示したグラフであ
る。
Mn量と磁束密度B10との関係を示したグラフである。
の、Mn量と平均鉄損W13/50 との関係を示したグラフで
ある。
の、Mn量と磁束密度B10との関係を示したグラフであ
る。
n0.3組成の鉄基非晶質合金薄帯の、中心線平均粗さと磁
束密度との関係を示したグラフである。
非晶質合金薄帯の、急冷凝固時における雰囲気の違いに
よる臨界曲げ高さを、Mn量との関係で示したグラフであ
る。
非晶質合金薄帯の、急冷凝固時における雰囲気の違いに
よる臨界曲げ高さを、Mn量との関係で示したグラフであ
る。
の、中心線平均粗さRaと臨界曲げ高さとの関係で示した
グラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】化学式:FeX BY SiZ Mna ここで、75≦X≦82 at % 7≦Y≦15 at % 7≦Z≦17 at % 0.2≦a<0.5 at% で示される組成になり、かつ急冷ままの表面粗さが中心
線平均粗さRaで 0.8μm以下(ただし 0.8μm は除く)
であることを特徴とする磁気特性および耐脆化特性に優
れた鉄基非晶質合金。 - 【請求項2】化学式:FeX BY SiZ Mna ここで、75≦X≦82 at % 7≦Y≦15 at % 7≦Z≦17 at % 0.2≦a<0.5 at% で示される組成になる合金溶湯を、急冷凝固して非晶質
合金を製造するに際し、該急冷凝固処理を1〜4%のH2
を含む CO2雰囲気下で行うことを特徴とする磁気特性お
よび耐脆化特性に優れた鉄基非晶質合金の製造方法。
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